JP2008170443A - デバッグ用信号処理回路 - Google Patents

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泰志 上田
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Abstract

【課題】LSIを装置基板に実装して機能評価する際の動作不具合が発生した場合、その原因解析は、内部回路の動作を詳細に把握できない為、非常に困難であり、この問題を解決するデバッグ用信号処理回路を提供する。
【解決手段】変換ブロック140において、選択ブロック120より出力された不具合の原因解明に有効と考えられる複数の内部信号を、タイミング生成ブロック130から出力された信号でラッチし、シリアルデータに変換して出力ブロック150に出力することで、少ない外部ピンでLSI内部の複数の信号を観測可能となり、LSIの動作不具合の解析を速やかにかつ確実に実行できる構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明はデバッグ用信号処理回路、特にLSI(大規模集積回路)の論理回路の動作不具合時にLSIの論理回路のタイミングを容易にデバッグすることを可能にするためのデバッグ用信号処理回路に関する。
LSIは、一般に極めて多数の回路が高密度に集積されている為に、設計試作段階で各回路が正常に動作するのみならず、回路相互間の動作も保証する必要がある。特に、これら回路への信号路には不可避的に伝播遅延等を伴うので、信号のタイミングのばらつきにより動作異常(不具合)を生じる場合がある。不具合が生じた場合には、デバッグを行い、その原因を究明して、解決する必要がある。従来のLSIの動作不具合のデバッグ技法としては、プログラムの手順とLSIの外部端子をロジックアナライザ等の測定器による波形観測から得られる限られた情報に基づき、内部状態を推定し、その状態が論理的に設計データに当てはまるか否か判断する。また、LSIの内部タイミング信号をあらかじめ複数の選択回路に入力しておき、LSI外部よりレジスタ設定されたレジスタの値をデコードして複数の選択回路に入力することにより、所望の信号を外部端子から直接観測できるような回路も提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−259441号公報(第1−4頁、第1図)
しかしながら、前記従来の技術にあっては、前者の場合には、LSIの内部状態を少ない情報に基づいて推定/仮定しなければならない為に、LSIの動作不具合の原因究明に多くの時間がかかるという問題があった。また、後者の場合、LSI内部の信号を直接外部に出力するため、原因を解析するためには多くの専用外部ピンが必要になるという問題があった。さらに、内部タイミング信号には高速に動作している信号が多いため、LSI外部で観測するためには、その速度に対応した計測器が必要となる問題もあった。また、内部タイミング信号単体では問題の解析を開始するためのトリガを発生出来ない場合があるという問題もあった。
本発明は、上記のような従来問題を解決するためになされたもので、選択された論理回路の内部信号について演算処理を行いデータを出力することにより、設計段階で想定していないタイミングのトリガ信号を解析時に生成することのできるデバッグ用信号処理回路を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、選択された論理回路の内部信号を、レジスタより設定された値と比較し、その結果をLSI外部に出力することにより、LSI内部の異常データ解析を可能にすることのできるデバッグ用信号処理回路を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の請求項1に記載のデバッグ用信号処理回路によれば、所望の論理機能を実現する論理回路を含むLSIの機能をデバッグするデバッグ用信号処理回路において、前記論理回路から出力される複数のタイミング信号、又は複数の状態信号から、所定の信号を選択して出力する選択ブロックと、前記選択ブロックで選択された所定の信号に基づいてトリガ信号を生成し出力するトリガ信号生成ブロックと、前記選択ブロックで選択された所定の信号、及び前記トリガ信号を外部に出力する出力ブロックと、を備えることを特徴とする。
これにより、設計段階で予め想定していなかったタイミングのトリガ信号を生成することが可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
また、本発明の請求項2に記載のデバッグ用信号処理回路は、請求項1に記載のデバッグ用信号処理回路において、前記トリガ信号生成ブロックが、前記選択ブロックで選択された所定の信号同士を論理演算して前記トリガ信号を生成することを特徴とする。
これにより、設計段階で予め想定していなかったタイミングのトリガ信号を生成することが可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
また、本発明の請求項3に記載のデバッグ用信号処理回路は、請求項2に記載のデバッグ用信号処理回路において、前記トリガ信号生成ブロックが、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記レジスタの値をもとに、予め定められた論理演算パターンの内のーつを選択して論理演算を行うことを特徴とする。
これにより、LSIが動作中においても自由に前記トリガ信号生成ブロックの論理演算方法を変更することが可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
本発明の請求項4に記載のデバッグ用信号処理回路は、請求項1に記載のデバッグ用信号処理回路において、前記トリガ信号生成ブロックが、前記選択ブロックで選択された所定の信号のレベルを判別し、その結果を前記トリガ信号として出力する信号レベル判別ブロックを備えることを特徴とする。
これにより、内部データバスやアドレスバスのような複数の信号の異常状態を検出することが可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
本発明の請求項5に記載のデバッグ用信号処理回路は、請求項4に記載のデバッグ用信号処理回路において、前記トリガ信号生成ブロックが、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記レジスタの値をもとに、該信号レベル判別ブロックの判別するレベルの値を変更することを特徴とする。
これにより、自由に前記信号レベル判別ブロックの判別するレベル値を変更することが可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
本発明の請求項6に記載のデバッグ用信号処理回路は、請求項1に記載のデバッグ用信号処理回路において、前記選択ブロックが、複数のLSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記複数のレジスタの値をもとに、前記トリガ信号生成ブロックに出力する信号と、前記出力ブロックに出力する信号と、をそれぞれ個別に選択して出力することを特徴とする。
これにより、トリガ信号生成に使用した信号、及びそれ以外の信号をLSI外部に出力することも可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
本発明の請求項7に記載のデバッグ用信号処理回路は、請求項1に記載のデバッグ用信号処理回路において、前記選択ブロックが、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記レジスタの値をもとに、前記論理回路から出力される複数のタイミング信号、又は複数の状態信号の選択を行うことを特徴とする。
これにより、LSIが動作中においても自由に前記選択ブロックの出力信号を変更することが可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
本発明の請求項8に記載のデバッグ用信号処理回路は、請求項1に記載のデバッグ用信号処理回路において、前記論理回路が、LSI外部から書き換え可能なレジスタと、前記レジスタの値に応じて、複数のタイミング信号、複数の状態信号、又は複数の基準信号の選択を行う選択回路と、を備えたことを特徴とする。
これにより、LSIが動作中においても自由に前記論理回路の出力信号を変更することが可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
本発明の請求項9に記載のデバッグ用信号処理回路は、請求項1に記載のデバッグ用信号処理回路において、前記出力ブロックが、デバッグ専用端子を用いて出力を行うことを特徴とする
これにより、LSIが実装された基板上であっても何の工夫もなくデバッグを行うことが可能となる。
本発明の請求項10に記載のデバッグ用信号処理回路は、請求項1に記載のデバッグ用信号処理回路において、前記出力ブロックが、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記レジスタの値をデコードすることによりLSIの既存の出力端子を用いて出力を行うことを特徴とする
これにより、デバッグ専用の外部ピンを削除することが可能となり、LSI内部に複雑な回路を組み込むことなく、比較的簡単かつ的確にデバッグを行うことができる。
また、本発明に係るデバッグ用信号処理回路によれば、所望の論理機能を実現する論理回路を含むLSIの機能をデバッグするデバッグ用信号処理回路において、前記論理回路から出力される複数のタイミング信号、又は複数の状態信号から、所定の信号を選択して出力する選択ブロックと、前記選択ブロックで選択された所定の信号に基づいてトリガ信号を生成し出力するトリガ信号生成ブロックと、前記選択ブロックで選択された所定の信号、及び前記トリガ信号を外部に出力する出力ブロックとを備えるようにしたので、設計段階で予め想定していなかったタイミングのトリガ信号を、デバッグに必要なときに、簡単に発生することができる効果が得られる。
また、本発明に係るデバッグ用信号処理回路によれば、LSI外部から書き換え可能なレジスタの保持している値と、選択ブロックで選択された複数の信号のレベルとを比較しその結果をLSI外部に出力する信号レベル判別ブロックを備えるようにしたので、非常に少ない出力端子で、LSI内部のデータバスやアドレスバスのような複数の信号の異常状態の検出を可能にする上、LSI動作中においても、前記レジスタの値の変更によって、比較基準値を自由に変更できるため、デバッグ効率を一層上げることができる効果が得られる。
即ち、本発明のデバッグ用信号処理回路によれば、ターゲットとなる装置に実装されたLSIにおいて、その内部回路から出力される内部タイミングや内部状態をLSI外部から確認し、LSI設計の検証時の論理シミュレーションにおけるデバッグの漏れを装置評価時に迅速に発見することができる。これにより、LSIの評価の為の工数を削減し、LSI開発にかかる開発時間を短縮することが可能となる。また、LSI評価時に検出されず、実際の使用環境の中で発生し得る潜在的なバグ解析をも可能にするデバッグ用信号処理回路を提供することが可能となる。
以下に、本発明の各実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施の形態1)
以下に、本発明の実施の形態1によるデバッグ用信号処理回路を、図1を用いて説明する。
図1は、本発明の実施の形態1によるデバッグ用信号処理回路の構成を示すブロック図である。図1において、100は本発明のデバッグ用信号処理回路を含んだLSI、110はLSIの主機能を実現する論理回路、111は論理回路110内部に設けられている、LSI外部より書き換え可能なレジスタ、112〜117は論理回路110内部の複数のタイミング信号群あるいは複数の状態信号群から所定の信号群を選択する選択回路、118は論理回路110内部の複数の基準信号群から所定の信号群を選択する選択回路、120は論理回路110から出力された信号群から所定の信号を選択する選択ブロック、121はLSI外部より書き換え可能なレジスタ、122〜127は論理回路110から出力された信号群から所定の信号を選択する選択回路、130は論理回路110から出力された基準信号群から所定の基準信号を選択するタイミング生成ブロック、131はLSI外部より書き換え可能なレジスタ、132は論理回路110から出力された基準信号群から所定の基準信号を選択する選択回路、140は選択ブロック120から出力されたパラレルデータをタイミング生成ブロック130から出力されたタイミングでシリアルデータに変換する変換ブロック、141はLSI外部より書き換え可能なレジスタ、142は選択ブロック120から入力された信号群から所定の信号を選択する選択回路、143は選択回路142から出力されたパラレルデータをタイミング生成ブロック130から出力されたタイミングでシリアルデータに変換するパラシリ変換回路、150は変換ブロック140から出力された信号をLSI外部に出力する出力ブロックである。
このように、本実施の形態1によるデバッグ用信号処理回路は、LSIの論理回路内に設けられている論理回路110内部の複数のタイミング信号群、状態信号群、基準信号群から所定の信号群を選択する選択回路群112〜118及びレジスタ111と、選択回路群122〜127及びレジスタ121を有する選択ブロック120と、選択回路132及びレジスタ131を有するタイミング生成ブロック130と、レジスタ141、選択回路142、及びパラシリ変換回路143を有する変換ブロック140と、出力ブロック150とによって構成されている。
次に、上記のように構成されている本実施の形態1によるデバッグ用信号処理回路の動作を、図1を参照しながら詳細に説明する。
論理回路110は、LSI100の主機能を実現する回路である。不具合が発生した場合、LSIの設計者は、LSIの設計時に論理回路110が正常に動作しないときに備えて、その不具合の解析、原因究明に有効と考えられる論理回路110の内部タイミング信号あるいは状態信号を予め複数選択して、選択ブロック120の選択回路群122〜127に接続する。また、原因解明に有効と考えられる複数の内部タイミング信号あるいは状態信号を取り込むための基準信号を予め複数選択しておいて、タイミング生成ブロック130の選択回路132に接続する。
通常の論理回路は、複数の動作条件と複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号から動作が決定されるため、動作条件とタイミング信号あるいは状態信号の組合せが無数に存在し得る。しかしながら、LSIの論理回路設計者は、限られた時間の中で、この無数に存在し得る動作条件の回路検証を、ある動作の回路検証に代表させて論理回路の検証を行う為、LSIの論理回路設計者が想定していない動作条件があると、不具合が出現することがある。この傾向は、LSIの回路規模が大きくなればなる程、そのLSIの動作が複雑となる為、このような不具合の出現が顕著になる。
この課題を解決するために、本実施の形態1では、論理回路110の内部にも選択回路群112〜118、及びLSI外部から書き換え可能なレジスタ111を設け、LSI外部から書き換え可能なレジスタ111の値によってその値をデコードすることにより各選択回路の出力信号群を選択可能にして、より多くの信号を効率よく選択することが可能となる。たとえば、論理回路110の機能ブロック毎に選択回路を設けたり、論理回路110の設計者毎に選択回路を設けることにより、論理回路110の中で機能ブロック毎、あるいは設計者毎に選択ブロック120に接続する複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号、及びタイミング生成ブロック130に接続する複数の基準信号を選択可能にして、デバッグ時の効率を向上させることが可能となる。
本実施の形態1では、選択ブロック120に接続された複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号を、選択回路群122〜127に接続するにあたっては、選択回路112の出力を選択回路122の入力に、選択回路113〜117のそれぞれの出力を選択回路123〜127の入力に接続しているが、どのような接続形態で選択ブロック120の選択回路群122〜127に接続してもデバッグ用信号処理回路を実現することは可能である。次に、選択ブロック120の選択回路群122〜127は、LSI外部から書き換え可能なレジスタ121の値によってその値をデコードすることにより各選択回路の出力信号を選択して、変換ブロック140に接続することができる。
また、タイミング生成ブロック130に接続された選択回路118の複数の基準信号出力は、選択回路132に接続される。選択回路132は、LSI外部から書き換え可能なレジスタ131の値によってその値をデコードすることにより選択回路の出力信号を選択して、変換ブロック140に接続する。
変換ブロック140は、パラシリ変換回路143において、選択ブロック120の選択回路群122〜127の出力信号の内、選択回路142で選択された信号を、タイミング生成ブロック130の選択回路132の出力信号でラッチし、ラッチしたデータを特定の順番でシリアルデータに変換して出力ブロック150に出力する。なお、デバッグ時に解析を容易にするために、出力ブロック150にデータを送出する際に、送出データに同期してストローブ信号を出力することも可能である。また、出力ブロック150にデータを送出する際に、送出データの前、又は後、又は前後ともに予め決めてあった基準信号を付加してデータを送出することも可能である。これにより送出データの有効範囲を容易に判断することが可能となる。
また、変換ブロック140において、選択ブロック120の選択回路群122〜127の出力信号の内、高速で変化する信号と、低速で変化する信号とを選択回路142で選択し、低速で変化する信号をパラシリ変換回路143に入力してパラレルシリアル変換し、高速で変化する信号をそのまま出力ブロック150に出力することも可能である。これにより、詳細なタイミングをデバッグする信号と、状態をデバッグする信号とを切り分けて少ない出力信号でLSI内部の複数の状態を観測することが可能となる。さらにLSI外部から書き換え可能なレジスタ141の値によってその値をデコードすることにより、選択ブロック120の選択回路群122〜127の出力信号を、パラシリ変換回路143に出力する信号と、そのまま出力ブロック150に出力する信号とに選択回路142で選択して出力することも可能である。
出力ブロック150は、変換ブロック140より出力されたデータ、又はストローブ信号をLSI100の外部に出力する。なお、出力ブロック150は、外部出力ピンをデバッグ専用ピンとして用いるものの他、LSI外部から書き換え可能なレジスタ151(図示しない)を備え、その値によってLSI100の既存のピンにマルチプレクスしてデータ、又はストローブ信号を出力することも可能である。
その後、出力ブロック150より出力されたデータ、又はストローブ信号をロジックアナライザ等の測定器を使用して観測することにより、デバッグを行う。問題のある、即ち不具合の原因となる内部タイミング信号、あるいは状態信号が判明するまで、LSI外部から書き換え可能なレジスタ111、121、131、141へ書込む値を順次変えてデバッグを行う。これにより、LSI100の内部タイミング信号、あるいは状態信号の動作不具合のデバッグを簡単に実現することができる。
このように、本実施の形態1によるデバッグ用信号処理回路では、LSIの論理回路内に配置されている論理回路の内部信号を選択して出力する選択回路群112〜118、及びLSI外部から書き換え可能なレジスタ111と、前記選択回路群112〜117からの出力信号を選択して出力する選択回路群122〜127、及びLSI外部から書き換え可能なレジスタ121を有する選択ブロック120と、前記選択回路118からの出力信号を選択して出力する選択回路132、及びLSI外部から書き換え可能なレジスタ131を有するタイミング生成ブロック130と、前記選択回路群122〜127からの出力信号を選択して出力する選択回路142、前記選択回路142からの出力信号を変換するパラシリ変換回路143、及びLSI外部から書き換え可能なレジスタ141を有する変換ブロック140と、前記変換ブロック140の出力信号をLSI外部へ出力する出力ブロック150とを備えるようにしたので、論理回路の複数の内部タイミング信号、状態信号、又は基準信号を効率よく選択して、デバッグ時の効率を向上させると同時に、パラシリ変換することにより、少ない外部ピンで非常に多くの論理回路の内部信号を観測することができる。
また、出力信号に基準信号を付加して出力し、あるいは同期してストローブ信号を出力することにより、送出データの有効範囲を容易に判断することができる。
また、変換ブロック140において、例えば低速で変化する信号をパラシリ変換信号として、その他の信号をそのままLSI外部に出力する信号として選択する選択回路を備えたので、詳細なタイミングをデバッグする信号と、状態をデバッグする信号とを切り分けて、少ない出力信号でLSI内部の複数の状態を観測することが可能となる。
また、論理回路110、選択ブロック120、タイミング生成ブロック130、及び変換ブロック140にLSI外部から書き換え可能なレジスタ111、121、131、141を設けるようにしたので、該レジスタ111、121、131、141の保持している値をデコードすることにより、LSIが動作中においても自由に当該回路又はブロックの出力信号を変更することができる。
さらに、本実施の形態1の出力ブロック150における外部出力ピンをLSIの専用出力ピンで実現することにより、LSIが実装された基板上であっても何の工夫もなくデバッグが可能である。また、出力ブロック150に、LSI外部から書き換え可能なレジスタを設けるようにすれば、該レジスタの保持している値をデコードすることにより、LSI既存の出力端子を用いて出力することもできる。これにより、デバッグ専用端子を設けなくてもデバッグが可能となり、デバッグ専用の外部ピンを削減することができる。
(実施の形態2)
以下に、本発明の実施の形態2によるデバッグ用信号処理回路を、図2を用いて説明する。
図2は、本実施の形態2によるデバッグ用信号処理回路の構成を示すブロック図である。図2において、160は選択ブロック120から入力されたデータを論理演算してトリガ信号を生成するトリガ信号生成ブロック、161はLSI外部より書き換え可能なレジスタ、162は選択ブロック120から出力されたデータを論理演算する論理演算回路である。本実施の形態2によるデバッグ用信号処理回路のその他の構成成分は、前述の実施の形態1によるデバッグ用信号処理回路の構成成分と同様なため、同様な符号を付してその説明を省略する。
次に、上記のような構成を有する本実施の形態2によるデバッグ用信号処理回路の動作を、図2を参照しながら詳細に説明する。
論理回路110は、LSI100の主機能を実現する回路である。不具合が発生した場合、LSIの設計者は、LSIの設計時に論理回路110が正常に動作しないときに備えて、その不具合の解析、原因究明に有効と考えられる論理回路110の内部タイミング信号あるいは状態信号を予め複数選択して、選択ブロック120の選択回路群122〜127に接続する。
通常の論理回路は、複数の動作条件と複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号から動作が決定されるため、動作条件とタイミング信号あるいは状態信号の組合せが無数に存在し得る。しかしながら、LSIの論理回路設計者は、限られた時間の中で、この無数に存在し得る動作条件の回路検証を、ある動作の回路検証に代表させて論理回路の検証を行う為、LSIの論理回路設計者が想定していない動作条件があると、不具合が出現することがある。この傾向は、LSIの回路規模が大きくなればなる程、そのLSIの動作が複雑となる為、このような不具合の出現が顕著になる。
この課題を解決するために、本実施の形態2では、論理回路110の内部にも選択回路群112〜117、及びLSI外部から書き換え可能なレジスタ111を設け、レジスタ111の値によってその値をデコードすることにより各選択回路の出力信号群を選択可能にして、より多くの信号を効率よく選択することが可能となる。たとえば、論理回路110の機能ブロック毎に選択回路を設けたり、論理回路110の設計者毎に選択回路を設けることにより、論理回路110の中で機能ブロック毎、あるいは設計者毎に選択ブロック120に接続する複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号を選択可能にして、デバッグ時の効率を向上させることが可能となる。
また、本実施の形態2では、選択ブロック120に接続された複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号を、選択回路群122〜127に接続するにあたっては、選択回路112の出力を選択回路122の入力に、選択回路113〜117のそれぞれの出力を選択回路123〜127の入力に接続しているが、どのような接続形態で選択ブロック120の選択回路群122〜127に接続してもデバッグ回路を実現することは可能である。選択回路群122〜127は、LSI外部から書き換え可能なレジスタ121の値によってその値をデコードすることにより各選択回路の出力信号を選択して、トリガ信号生成ブロック160、あるいは出力ブロック150に接続する。なお、デバッグを容易にするために選択ブロック120に、LSI外部から書き換え可能なレジスタを複数設け、選択ブロック120の選択回路群122〜127が複数本の出力信号を出力できるようにし、上記複数のレジスタの保持している値をデコードすることにより、トリガ信号生成ブロック160に入力した複数の信号とは、異なる別の信号を出力ブロック150に出力するようにしてもよい。
トリガ信号生成ブロック160において、選択ブロック120より出力された複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号は論理演算回路162に入力される。論理演算回路162は、LSI外部から書き換え可能なレジスタ161の値によってその値をデコードすることにより、入力された複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号を予め決定してあった論理式に基づいて論理演算を行う。たとえば、論理演算回路162に入力される信号が、A、B、C、D、E、レジスタ161の値を0から7の範囲で設定できるとすると、レジスタ161の値が0のとき“A&B”、レジスタ161の値が1のとき“A&B&C”、レジスタ161の値が2のとき“A&B&C&D”、レジスタ161の値が3のとき“A&B&C&D&E”、レジスタ161の値が4のとき“AorB”、レジスタ161の値が5のとき“AorBorC”、レジスタ161の値が6のとき“AorBorCorD”、レジスタ161の値が7のとき“AorBorCorDorE”というように論理式を予め論理演算回路162に設計しておくことにより、選択回路のレジス夕111、121の値を変更して所望の信号を論理演算回路162に入力して、デバッグに必要なトリガ信号を容易に発生することが可能になる。なお、論理演算されたトリガ信号は、出力ブロック150に入力され、LSI外部に出力される。
出力ブロック150は、トリガ信号生成ブロック160より出力されたトリガ信号と、選択ブロック120より出力された複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号をLSI100の外部に出力する。なお、出力ブロック150は、外部出力ピンをデバッグ専用ピンのとして用いるものの他、LSI外部から書き換え可能なレジスタ(図示しない)を備え、その値によってLSI100の既存のピンにマルチプレクスしてトリガ信号、あるいは複数のタイミング信号、あるいは複数の状態信号を出力することも可能である。
その後、出力ブロック150より出力されたトリガ信号、あるいは複数のタイミング信号、あるいは複数の状態信号をロジックアナライザ等の測定器を使用して観測することにより、デバッグを行う。問題のある、即ち不具合の原因となる内部タイミング信号あるいは状態信号が判明するまで、LSI外部から書き換え可能なレジスタ111、121、161へ書込む値を順次変えてデバッグを行う。これにより、LSI100の内部タイミング信号あるいは状態信号の動作不具合のデバッグを簡単に実現することができる。
このように本実施の形態2によるデバッグ用信号処理回路では、選択ブロック122〜127から出力された複数の信号を論理演算回路162をもって論理演算し、トリガ信号を出力するトリガ信号生成ブロック160を備えるようにしたので、設計段階で予め想定していなかったタイミングのトリガ信号を、デバッグに必要なときに、簡単に発生することができる。
また、トリガ信号生成ブロック160にLSI外部から書き換え可能なレジスタ161を設けたので、そのレジスタ161の保持している値をデコードすることにより、LSI動作中においても予め設定してあった論理演算のパターンのうち1つを自由に選択して演算を行うことができ、デバッグに必要なトリガ信号を生成することができる。
また、論理回路110、及び選択ブロック120にも、LSI外部から書き換え可能なレジスタ111、121を設けることで、該レジスタ111、121の保持している値をデコードすることにより、LSI動作中においても自由に当該回路又はブロックの出力信号を変更することができる。
さらに、本実施の形態2の出力ブロック150における外部出力ピンをLSIの専用出力ピンで実現することにより、LSIが実装された基板上であっても何の工夫もなくデバッグが可能である。また、出力ブロック150に、LSI外部から書き換え可能なレジスタを設けるようにすれば、該レジスタの保持している値をデコードすることにより、LSI既存の出力端子を用いて出力することもできる。これにより、デバッグ専用端子を設けなくてもデバッグが可能となり、デバッグ専用の外部ピンを削減することができる。
(実施の形態3)
以下に、本発明の実施の形態3によるデバッグ用信号処理回路を、図3を用いて説明する。
図3は、本実施の形態3によるデバッグ用信号処理回路の構成を示すブロック図である。図3において、170は選択ブロック120から出力された複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号の変化点を検出して信号処理を行う変化点反転ブロック、171はLSI外部より書き換え可能なレジスタ、172〜177は選択ブロック120の選択回路群122〜127から出力された信号から変化点を検出して信号処理を行う信号処理回路である。本実施の形態3によるデバッグ用信号処理回路のその他の構成成分は、前述の実施の形態1によるデバッグ用信号処理回路の構成成分と同様なため、同様な符号を付してその説明を省略する。
次に、上記のような構成を有する本実施の形態3によるデバッグ用信号処理回路の動作を、図1を参照しながら詳細に説明する。
論理回路110は、LSI100の主機能を実現する回路である。不具合が発生した場合、LSIの設計者は、LSIの設計時に論理回路110が正常に動作しないときに備えて、その不具合の解析、原因究明に有効と考えられる論理回路110の内部タイミング信号、あるいは状態信号を予め複数選択して、選択ブロック120の選択回路群122〜127に接続する。
通常の論理回路は、複数の動作条件と複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号から動作が決定されるため、動作条件とタイミング信号あるいは状態信号の組合せが無数に存在し得る。しかしながら、LSIの論理回路設計者は、限られた時間の中で、この無数に存在し得る動作条件の回路検証を、ある動作の回路検証に代表させて論理回路の検証を行う為、LSIの論理回路設計者が想定していない動作条件があると、不具合が出現することがある。この傾向は、LSIの回路規模が大きくなればなる程、そのLSIの動作が複雑となる為に、このような不具合の出現が顕著になる。
この問題を解決するために、本実施の形態3では、論理回路110の内部にも選択回路群112〜117、及びLSI外部から書き換え可能なレジスタ111を設け、レジスタ111の値によってその値をデコードすることにより各選択回路の出力信号群を選択可能にして、より多くの信号を効率よく選択することが可能となる。たとえば、論理回路110の機能ブロック毎に選択回路を設けたり、論理回路110の設計者毎に選択回路を設けることにより、論理回路110の中で機能ブロック毎、あるいは設計者毎に選択ブロック120に接続する複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号を選択可能にして、デバッグ時の効率を向上させることが可能となる。
また、本実施の形態3では、選択ブロック120に接続された複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号を、選択回路群122〜127に接続するにあたっては、選択回路112の出力を選択回路122の入力に、選択回路113〜117のそれぞれの出力を選択回路123〜127の入力に接続しているが、どのような接続形態で選択ブロック120の選択回路群122〜127に接続してもデバッグ用信号処理回路を実現することは可能である。選択回路群122〜127は、LSI外部から書き換え可能なレジスタ121の値によってその値をデコードすることにより、各選択回路の出力信号を選択して、変化点反転ブロック170に接続される。
変化点反転ブロック170は、選択ブロック120の選択回路群122〜127から出力された信号を信号処理回路群172〜177の対応する信号処理回路に入力する。信号が入力された信号処理回路群172〜177は、LSI外部から書き換え可能なレジスタ171の値によってその値をデコードすることにより、立ち上がりエッジで、あるいは立ち下がりエッジで、あるいは両エッジで出力信号の変化点を検出し、反転させて出力ブロック150に出力する。これらの設定は、LSI外部から書き換え可能なレジスタ171によって、各信号処理回路毎に設定可能であり、また個別に機能をオン/オフすることも可能である。
出力ブロック150は、変化点反転ブロック170より出力された信号をLSI100の外部に出力する。なお、出力ブロック150は、外部出力ピンをデバッグ専用ピンとして用いるものの他、LSI外部から書き換え可能なレジスタ(図示しない)を備え、その値によってLSI100の既存のピンにマルチプレクスして信号を出力することも可能である。
出力ブロック150より出力された信号をロジックアナライザ等の測定器を使用して観測することにより、デバッグを行う。問題のある、即ち不具合の原因となる内部タイミング信号あるいは状態信号が判明するまで、LSI外部から書き換え可能なレジスタ111、121、171へ書込む値を順次変えてデバッグを行う。これにより、LSI100の内部タイミング信号あるいは状態信号の動作不具合のデバッグを簡単に実現することができる。
このように、本実施の形態3によるデバッグ用信号処理回路では、選択ブロック120で選択された複数の信号のそれぞれに対して、対応する信号処理回路群172〜177をもって該信号の変化点を検出し、信号を反転させる変化点反転ブロック170を備えるようにしたので、高速に変化する信号を比較的容易に取り込むことができ、高速な信号でも観測できることとなり、デバッグ効率を大幅に改善することができる。
また、変化点反転ブロック170にLSI外部から書き換え可能なレジスタ171を設け、該レジスタ171の保持している値をデコードすることにより、LSI動作中にも、立ち上がりエッジ、立下りエッジ、又は両方のエッジのいずれかを解析を行いたいエッジとして自由に選択して信号の変化点を検出することができる。又は、該レジスタ171の保持している値をデコードすることにより、反転機能の実行をオン/オフにして、変化点を解析する必要の有無を信号ごとに選択することもできる。
また、論理回路110、及び選択ブロック120にも、LSI外部から書き換え可能なレジスタ111、121を設けることで、該レジスタ111、121の保持している値をデコードすることにより、LSI動作中においても自由に当該回路又はブロックの出力信号を変更することができる。
さらに、本実施の形態3の出力ブロック150における外部出力ピンをLSIの専用出力ピンで実現することにより、LSIが実装された基板上であっても何の工夫もなくデバッグが可能である。また、出力ブロック150に、LSI外部から書き換え可能なレジスタを設けるようにすれば、該レジスタの保持している値をデコードすることにより、LSI既存の出力端子を用いて出力することもできる。これにより、デバッグ専用端子を設けなくてもデバッグが可能となり、デバッグ専用の外部ピンを削減することができる。
(実施の形態4)
以下に、本発明の実施の形態4によるデバッグ用信号処理回路を、図4を用いて説明する。
図4は、本実施の形態4によるデバッグ用信号処理回路の構成を示すブロック図である。図4において、180は選択ブロック120から出力された複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号の変化点を検出して信号処理を行うパルス幅変更ブロック、181はLSI外部より書き換え可能なレジスタ、182〜187は選択ブロック120の選択回路群122〜127から出力された信号から変化点を検出して信号処理を行う信号処理回路である。本実施の形態4によるデバッグ用信号処理回路のその他の構成成分は、前述の実施の形態1によるデバッグ用信号処理回路の構成成分と同様なため、同様な符号を付してその説明を省略する。
次に、上記のような構成を有する本実施の形態4によるデバッグ用信号処理回路の動作を、図4を参照しながら詳細に説明する。
論理回路110は、LSI100の主機能を実現する回路である。不具合が発生した場合、LSIの設計者は、LSIの設計時に論理回路110が正常に動作しないときに備えて、その不具合の解析、原因究明に有効と考えられる論理回路110の内部タイミング信号あるいは状態信号を予め複数選択して、選択ブロック120の選択回路群122〜127に接続する。
通常の論理回路は、複数の動作条件と複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号から動作が決定されるため、動作条件とタイミング信号あるいは状態信号の組合せが無数に存在し得る。しかしながら、LSIの論理回路設計者は、限られた時間の中で、この無数に存在し得る動作条件の回路検証を、ある動作の回路検証に代表させて論理回路の検証を行う為、LSIの論理回路設計者が想定していない動作条件があると、不具合が出現することがある。この傾向は、LSIの回路規模が大きくなればなる程、そのLSIの動作が複雑となる為、このような不具合の出現が顕著になる。
この問題を解決するために、本実施の形態4では、論理回路110の内部にも選択回路群112〜117、及びLSI外部から書き換え可能なレジスタ111を設け、レジスタ111の値によってその値をデコードすることにより各選択回路の出力信号群を選択可能にして、より多くの信号を効率よく選択することが可能となる。たとえば、論理回路110の機能ブロック毎に選択回路を設けたり、論理回路110の設計者毎に選択回路を設けることにより、論理回路110の中で機能ブロック毎、あるいは設計者毎に選択ブロック120に接続する複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号を選択可能にして、デバッグ時の効率を向上させることが可能となる。
また、本実施の形態4では、選択ブロック120に接続された複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号を、選択回路群122〜127に接続するにあたっては、選択回路112の出力を選択回路122の入力に、選択回路113〜117のそれぞれの出力を選択回路123〜127の入力に接続しているが、どのような接続形態で選択ブロック120の選択回路群122〜127に接続してもデバッグ用信号処理回路を実現することは可能である。選択回路群122〜127は、LSI外部から書き換え可能なレジスタ121の値によってその値をデコードすることにより各選択回路の出力信号を選択して、パルス幅変更ブロック180に接続する。
パルス幅変更ブロック180は、選択ブロック120の選択回路群122〜127から出力された信号を信号処理回路群182〜187の対応する信号処理回路に入力する。信号の入力された信号処理回路群182〜187は、LSI外部から書き換え可能なレジスタ181の値によってその値をデコードすることにより、立ち上がりエッジで、あるいは立ち下がりエッジで、あるいは両エッジで信号の変化点を検出し、パルス幅を変更させて出力ブロック150に出力する。これらの設定は、LSI外部から書き換え可能なレジスタ181によって、各信号処理回路毎に設定可能であり、個別に機能をオン/オフすることも可能である。また、変更するパルス幅の変化量も設定することが可能である。
出力ブロック150は、パルス幅変更ブロック180より出力された信号をLSI100の外部に出力する。なお、出力ブロック150は、外部出力ピンをデバッグ専用ピンとして用いるものの他、LSI外部から書き換え可能なレジスタ(図示しない)を備え、その値によってLSI100の既存のピンにマルチプレクスして信号を出力することも可能である。
その後、出力ブロック150より出力された信号をロジックアナライザ等の測定器を使用して観測することにより、デバッグを行う。問題のある、即ち不具合の原因となる内部タイミング信号あるいは状態信号が判明するまで、LSI外部から書き換え可能なレジスタ111、121、181へ書込む値を順次変えてデバッグを行う。これにより、LSI100の内部タイミング信号あるいは状態信号の動作不具合のデバッグを簡単に実現することができる。
このように、本実施の形態4によるデバッグ用信号処理回路では、選択ブロック120で選択された複数の信号のそれぞれに対して、対応する信号処理回路群182〜187をもって該信号の変化点を検出し、信号のパルス幅を引き伸ばすパルス幅変更ブロック180を備えるようにしたので、高速に変化する信号を比較的容易に取り込むことができるため、高速な信号でも観測できることとなり、デバッグ効率を大幅に改善することができる。
また、パルス幅変更ブロック180にLSI外部から書き換え可能なレジスタ181を設け、該レジスタ181の保持している値をデコードすることにより、LSI動作中にも、立ち上がりエッジ、又は立下りエッジ、又は両方のいずれかを解析を行いたいエッジとして自由に選択して信号の変化点を検出することができる。又、該レジスタ181の保持している値をデコードすることにより、パルス幅の変更量を自由に選択して、解析に使用する計測器の分解能に合わせた信号処理が可能となる。さらに、該レジスタの保持している値をデコードすることにより、パルス幅変更機能の実行をオン/オフにして、信号ごとに変化点を解析する必要の有無を選択することもできる。
また、論理回路110、及び選択ブロック120にも、LSI外部から書き換え可能なレジスタ111、121を設けることで、該レジスタ111、121の保持している値をデコードすることにより、LSI動作中においても自由に当該回路又はブロックの出力信号を変更することができる。
さらに、本実施の形態4の出力ブロック150における外部出力ピンをLSIの専用出力ピンで実現することにより、LSIが実装された基板上であっても何の工夫もなくデバッグが可能である。また、出力ブロック150に、LSI外部から書き換え可能なレジスタを設けるようにすれば、該レジスタの保持している値をデコードすることにより、LSI既存の出力端子を用いて出力することもできる。これにより、デバッグ専用端子を設けなくてもデバッグが可能となり、デバッグ専用の外部ピンを削減することができる。
(実施の形態5)
以下に、本発明の実施の形態5によるデバッグ用信号処理回路を、図5を用いて説明する。
図5は、本実施の形態5によるデバッグ用信号処理回路の構成を示すブロック図である。図5において、190は選択ブロック120から入力された信号のレベルと設定された値とを比較判別する信号レベル判別ブロック、191はLSI外部より書き換え可能なレジスタ、192は選択ブロック120から入力された信号レベルとレジスタ191で設定された値とを比較判別するレベル判別回路である。本実施の形態5によるデバッグ用信号処理回路のその他の構成成分は、前述の実施の形態1によるデバッグ用信号処理回路の構成成分と同様なため、同様な符号を付してその説明を省略する。
次に、上記のような構成を有する本実施の形態5によるデバッグ用信号処理回路の動作を、図5を参照しながら詳細に説明する。
論理回路110は、LSI100の主機能を実現する回路である。不具合が発生した場合、LSIの設計者は、LSIの設計時に論理回路110が正常に動作しないときに備えて、その不具合の解析、原因究明に有効と考えられる論理回路110の内部タイミング信号あるいは状態信号を予め複数選択して、選択ブロック120の選択回路群122〜127に接続する。
通常の論理回路は、複数の動作条件と複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号から動作が決定されるため、動作条件とタイミング信号あるいは状態信号の組合せが無数に存在し得る。しかしながら、LSIの論理回路設計者は、限られた時間の中で、この無数に存在し得る動作条件の回路検証を、ある動作の回路検証に代表させて論理回路の検証を行う為、LSIの論理回路設計者が想定していない動作条件があると、不具合が出現することがある。この傾向は、LSIの回路規模が大きくなればなる程、そのLSIの動作が複雑となる為、このような不具合の出現が顕著になる。
この問題を解決するために、本実施の形態5では、論理回路110の内部にも選択回路群112〜117、及びLSI外部から書き換え可能なレジスタ111とを設け、レジスタ111の値によってその値をデコードすることにより各選択回路の出力信号群を選択可能にして、より多くの信号を効率よく選択することが可能となる。たとえば、論理回路110の機能ブロック毎に選択回路を設けたり、論理回路110の設計者毎に選択回路を設けることにより、論理回路110の中で機能ブロック毎、あるいは設計者毎に選択ブロック120に接続する複数のタイミング信号、あるいは複数の状態信号を選択可能にして、デバッグ時の効率を向上させることが可能となる。
また、本実施の形態5では、選択ブロック120に接続された複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号を、選択回路群122〜127に接続するにあたっては、選択回路112の出力を選択回路122の入力に、選択回路113〜117のそれぞれの出力を選択回路123〜127の入力に接続しているが、どのような接続形態で選択ブロック120の選択回路群122〜127に接続してもデバッグ回路を実現することは可能である。選択回路群122〜127は、LSI外部から書き換え可能なレジスタ121の値によってその値をデコードすることにより各選択回路の出力信号を選択して、信号レベル判別ブロック190、あるいは出力ブロック150に接続する。なお、デバッグを容易にするために選択ブロック120に、LSI外部から書き換え可能なレジスタを複数設け、選択ブロック120の選択回路群122〜127が複数本の出力信号を出力できるようにし、上記複数のレジスタの保持している値をデコードすることにより、信号レベル判別ブロック190に入力した複数の信号とは、異なる別の信号を出力ブロック150に出力するようにしてもよい。
信号レベル判別ブロック190において、選択ブロック120より出力された複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号はレベル判別回路192に入力される。レベル判別回路192は、LSI外部から書き換え可能なレジスタ191で設定された値と、入力された複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号のレベルとを比較判別し、レベル判別結果信号を出力ブロック150に出力する。なお、ここでは、選択回路122〜127からの出力にそれぞれ対応するレジスタ191の値と、選択回路122〜127からの出力値とがすべて一致する場合には、“1”を、それ以外の場合には“0”をレベル判別結果信号として出力ブロック150に出力するようにする。
具体的には、例えば、レジスタの値が“101101”(LSB側から選択回路122、123、124、125、126、127と対応する)であった場合に、選択回路122の出力が“1”、選択回路123の出力が“1”、選択回路124の出力が“0”、選択回路125の出力が“1”、選択回路126の出力が“1”、選択回路127の出力が“0”であったとすると、レジスタ191の値と、選択回路122〜127からの出力値とが一致していないため、“0”がレベル判別結果信号として出力ブロック150に出力される。
これにより、レジスタ111、121の値を変更して所望の信号を信号レベル判定回路192に入力し、レジスタ191の値を所望の値に変更することにより、デバッグに必要な信号を容易に発生することが可能になる。レベル判定されたレベル判別結果信号は、出力ブロック150に入力され、LSI外部に出力される。
出力ブロック150は、信号レベル判定ブロック190より出力されたレベル判別結果信号と、選択ブロック120より出力された複数のタイミング信号あるいは複数の状態信号とをLSI100の外部に出力する。なお、出力ブロック150は、外部出力ピンをデバッグ専用ピンとして用いるものの他、LSI外部から書き換え可能なレジスタ(図示しない)を備え、その値によってLSI100の既存のピンにマルチプレクスしてレベル判別結果信号、あるいは複数のタイミング信号又は複数の状態信号を出力することも可能である。
その後、出力ブロック150より出力されたレベル判別結果信号、あるいは複数のタイミング信号又は複数の状態信号をロジックアナライザ等の測定器を使用して観測することにより、デバッグを行う。問題のある、即ち不具合の原因となる内部タイミング信号あるいは状態信号が判明するまで、LSI外部から書き換え可能なレジスタ111、121、191へ書込む値を順次変えてデバッグを行う。これにより、LSI100の内部タイミング信号あるいは状態信号の動作不具合のデバッグを簡単に実現することができる。
このように、本実施の形態5によるデバッグ用信号処理回路では、LSI外部から書き換え可能なレジスタ191の保持している値と、選択ブロック120で選択された複数の信号のレベルとを比較しその結果をLSI外部に出力する信号レベル判別ブロック190を備えるようにしたので、非常に少ない出力端子で、LSI内部のデータバスやアドレスバスのような複数の信号の異常状態の検出を可能にする上、LSI動作中においても、前記レジスタの値の変更によって、比較基準値を自由に変更できるため、デバッグ効率を一層上げることができる。
また、論理回路110、及び選択ブロック120にも、LSI外部から書き換え可能なレジスタ111、121を設けることで、該レジスタ111、121の保持している値をデコードすることにより、LSI動作中においても自由に当該回路又はブロックの出力信号を変更することができる。
さらに、本実施の形態5の出力ブロック150における外部出力ピンをLSIの専用出力ピンで実現することにより、LSIが実装された基板上であっても何の工夫もなくデバッグが可能である。また、出力ブロック150に、LSI外部から書き換え可能なレジスタを設けるようにすれば、該レジスタの保持している値をデコードすることにより、LSI既存の出力端子を用いて出力することもできる。これにより、デバッグ専用端子を設けなくてもデバッグが可能となり、デバッグ専用の外部ピンを削減することができる。
本発明にかかるデバッグ用信号処理回路は、ターゲットとなる装置に実装されたLSIにおいて、その内部回路から出力される内部タイミングや内部状態をLSI外部から確認し、LSI設計の検証時の論理シミュレーションにおけるデバッグの漏れを装置評価時に迅速に発見する効果を有するものであり、LSIの評価の為の工数を削減し、LSI開発にかかる開発時間を短縮することができ、また、LSI評価時に検出されず、実際の使用環境の中で発生し得る潜在的なバグ解析をも可能にするデバッグ用信号処理回路として有用であり、特にLSI(大規模集積回路)の論理回路の動作不具合時のLSIの論理回路のタイミングを解析する手法として有用である。
本発明の実施の形態1によるデバッグ用信号処理回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2によるデバッグ用信号処理回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3によるデバッグ用信号処理回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態4によるデバッグ用信号処理回路の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態5によるデバッグ用信号処理回路の構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 LSI
110 論理回路
111、121、131、141、151、161、171、181、191 レジスタ
112〜118、122〜127、132、142 選択回路
120 選択ブロック
130 タイミング生成ブロック
140 変換ブロック
143 パラシリ変換回路
150 出力ブロック
160 トリガ信号生成ブロック
162 論理演算回路
170 変化点反転ブロック
172〜177、182〜187 信号処理回路
180 パルス幅変更ブロック
190 信号レベル判別ブロック
192 レベル判別回路

Claims (10)

  1. 所望の論理機能を実現する論理回路を含むLSIの機能をデバッグするデバッグ用信号処理回路において、
    前記論理回路から出力される複数のタイミング信号、又は複数の状態信号から、所定の信号を選択して出力する選択ブロックと、
    前記選択ブロックで選択された所定の信号に基づいてトリガ信号を生成し出力するトリガ信号生成ブロックと、
    前記選択ブロックで選択された所定の信号、及び前記トリガ信号を外部に出力する出力ブロックと、を備える、
    ことを特徴とするデバッグ用信号処理回路。
  2. 請求項1に記載のデバッグ用信号処理回路において、
    前記トリガ信号生成ブロックは、前記選択ブロックで選択された所定の信号同士を論理演算して前記トリガ信号を生成する、
    ことを特徴とするデバッグ用信号処理回路。
  3. 請求項2に記載のデバッグ用信号処理回路において、
    前記トリガ信号生成ブロックは、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記レジスタの値をもとに、予め定められた論理演算パターンの内のーつを選択して論理演算を行う、
    ことを特徴とするデバッグ用信号処理回路。
  4. 請求項1に記載のデバッグ用信号処理回路において、
    前記トリガ信号生成ブロックは、前記選択ブロックで選択された所定の信号のレベルを判別し、その結果を前記トリガ信号として出力する信号レベル判別ブロックを、備える、
    ことを特徴とするデバッグ用信号処理回路。
  5. 請求項4に記載のデバッグ用信号処理回路において、
    前記トリガ信号生成ブロックは、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記レジスタの値をもとに、該信号レベル判別ブロックの判別するレベルの値を変更する、
    ことを特徴とするデバッグ用信号処理回路。
  6. 請求項1に記載のデバッグ用信号処理回路において、
    前記選択ブロックは、複数のLSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記複数のレジスタの値をもとに、前記トリガ信号生成ブロックに出力する信号と、前記出力ブロックに出力する信号と、をそれぞれ個別に選択して出力する、
    ことを特徴とするデバッグ用信号処理回路。
  7. 請求項1に記載のデバッグ用信号処理回路において、
    前記選択ブロックは、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、前記レジスタの値をもとに、前記論理回路から出力される複数のタイミング信号、又は複数の状態信号の選択を行う、
    ことを特徴とするデバッグ用信号処理回路。
  8. 請求項1に記載のデバッグ用信号処理回路において、
    前記論理回路は、
    LSI外部から書き換え可能なレジスタと、
    前記レジスタの値に応じて、複数のタイミング信号、複数の状態信号、又は複数の基準信号の選択を行う選択回路と、を備えた、
    ことを特徴とするデバッグ用信号処理回路。
  9. 請求項1に記載のデバッグ用信号処理回路において、
    前記出力ブロックは、デバッグ専用端子を用いて出力を行う、
    ことを特徴とするデバッグ用信号処理回路。
  10. 請求項1に記載のデバッグ用信号処理回路において、
    前記出力ブロックは、LSI外部から書き換え可能なレジスタを備え、
    前記出力ブロックが、前記レジスタの値をデコードすることによりLSIの既存の出力端子を用いて出力を行う、
    ことを特徴とするデバッグ用信号処理回路。
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