JP4899927B2 - テストパターン自動生成方法およびテストパターン自動生成プログラム - Google Patents

テストパターン自動生成方法およびテストパターン自動生成プログラム Download PDF

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本発明は、LSI(large scale integrated circuit)テスタでROM(read only memory)混在LSIをテストする場合に使用するテストパターンを自動生成するテストパターン自動生成方法およびテストパターン自動生成プログラムに関する。
LSIテスタでLSIをテストする場合に使用するテストパターンを自動生成するATPG(automatic test pattern generator)には、故障検出率の高いテストパターンを高速で生成することが求められている。スキャン設計されたLSIのテストパターンを自動生成するATPGは、回路情報としてゲートレベルのネットリストを扱うが、ゲートの種類は、ANDゲートやORゲート等、数種類のみであり、その動作は単純であるので、テストパターン自動生成のための処理を高速で行うことができる。
たとえば、図5に示す2入力のANDゲートの場合、出力ピンwに“0”を求める場合には、入力ピンa、bのどちらかに“0”を設定し、また、出力ピンwに“1”を求める場合には、入力ピンa、bの両方に“1”を設定するという処理をプログラムに組み込むようにすれば足りる。入力ピンが3ピン以上であっても、各入力ピンは同じ機能なので、処理上の負担は大きくない。
しかし、ROMの場合には、メモリセルに設定されている信号値によって動作が決まるため、ROM混在LSIのテストパターンを自動生成する場合、ROMをメモリセルに設定されている信号値の集合である真理値表のままで扱うことはテストパターン生成時間の増大につながる。
図6はROMの一例を示しており、ADR0〜ADR6はアドレスピン、DO0〜DO7は出力データピンである。このROMの場合、アドレス数は128であるから、128×8ビットの信号値が設定されることになる。ここで、たとえば、出力データピンDO0に“0”を求める場合には、ROMの真理値表を見て、出力データピンDO0が“0”となるアドレスピンADR0〜ADR6の信号値を探し出す必要がある。この処理は、アドレスピンの数が増えるほど、ATPGには大きな負担となる。
そこで、ROM混在LSIについては、ROMを縮退故障あるいはディレイ故障の対象外として扱うテストパターンを生成するという方法が使用されることもある。しかし、この場合は、ROMのピンの縮退故障や、ROMを通過するパスのディレイ故障を検出することができないことになる。
そこで、また、ROM混在LSIについては、ROMをANDゲート、ORゲート、NANDゲートおよびNORゲートを必要に応じて使用してなる組合せ回路に置き換えて、ATPGでテストパターンを自動生成する方法が使用されることもある。この手法では、ATPGで生成したテストパターンの検証(validation)は、オリジナルのネットリストで行われる。
図7はROMを組合せ回路に置き換えてATPGでROM混在LSIのテストパターンを自動生成する従来方法を示すフローチャートである。本例では、まず、ROMを真理値表で示すROM混載LSIのゲートレベルのネットリスト1を元に、CPUおよびレイアウト・プログラムによりレイアウト処理を行い、ディレイ情報2を作成する(ステップP1)。
次に、ネットリスト1を入力し、CPUおよびATPGにより、真理値表で示されているROMをANDゲート、ORゲート、NANDゲートおよびNORゲートを必要に応じて使用してなる組合せ回路に置き換えて、ネットリスト1をATPG用のゲートレベルのネットリスト3に変換する(ステップP2)。次に、ATPG用のネットリスト3を元に、CPUおよびATPGにより、入出力ピンの信号値のみからなるテストパターン4を生成する(ステップP3)。
次に、入出力ピンの信号値のみからなるテストパターン4およびタイミング定義ファイル5を元に、CPUおよびATPGにより、入出力ピンの信号値およびタイミング記述のあるテストパターン6を生成する(ステップP4)。次に、ネットリスト1およびディレイ情報2を元に、CPUおよびテストパターン検証プログラムにより、テストパターン6の検証を行う(ステップP5)。
図8は図7に示す従来のテストパターン自動生成方法の利点を説明するための図であり、(A)はネットリスト1が示すROM混在LSIの一部分を示し、(B)はATPG用のネットリスト3が示すROM混在LSIの一部分を示している。図8中、11はROM混在LSI、12はROM、13、14、15はANDゲート、16、17はスキャン・フリップフロップであり、ROM12は、ネットリスト1では真理値表で示され、ATPG用のネットリスト3では、ANDゲート14、15を含む組合せ回路で示される。
図7に示す従来のテストパターン自動生成方法によれば、ROM12は、ATPG用のネットリスト3では、組合せ回路で示されるので、ANDゲート13の出力ピンとROM12のアドレスピンとの間のネットの縮退故障検出用のテストパターンや、スキャン・フリップフロップ16、17間のディレイ故障検出用のテストパターンの自動生成が可能である。
特開平03−029868号公報
ところで、ATPGが作成したテストパターン6をオリジナルのネットリスト1で検証する場合、ROMの真理値表を使用してその出力信号を決定しているが、ROMについては、アドレスピンのいずれか1ピンの信号値が不定値(“0”とも“1”とも言えない状態)になれば、全出力データピンの信号値が不定値にならなければならないという条件がある。
ここで、たとえば、図6に示すROMがROM混在LSIに搭載されている場合、出力データピンDO0〜DO7の各々の信号の全てがアドレスピンADR0〜ADR6の7本の全ての信号の影響を受けているとは限らない。たとえば、出力データピンDO0の信号値が、アドレスピンADR0の信号値が“0”の場合でも“1”の場合でも、同じ信号値であれば、出力データピンDO0の信号値には、アドレスピンADR0は関与していないことになる。
このような場合、図6に示すROMを組合せ回路に置き換えた後のATPG用のネットリスト3においては、出力データピンDO0の入力ツリーにはアドレスピンADR0は含まれないことになる。したがって、アドレスピンADR0の信号値が不定値になっても、ATPGでは出力データピンDO0に“0”あるいは“1”が出力されることを前提にテストパターンが生成されてしまう。
このように、図7に示す従来のテストパターン自動生成方法においては、ATPGにより生成されるテストパターン6がオリジナルのネットリスト1を使用したテストパターン検証条件を満たさない場合が発生し、テストパターン検証工程(ステップP5)においてストローブエラーが発生してしまう場合があるという問題点があった。
本発明は、かかる点に鑑み、ゲートレベルのネットリストを扱うテストパターン自動生成ツールを使用してROM混在LSIのテストパターンを生成する場合であっても、生成されるテストパターンがオリジナルのネットリストを使用したテストパターン検証条件を満たすようにし、オリジナルのネットリストを使用したテストパターン検証工程においてストローブエラーが発生しないようにすることができるテストパターン自動生成方法およびテストパターン自動生成プログラムを提供することを目的とする。
本発明のテストパターン自動生成方法は、CPUにより、ROMを真理値表で示すROM混在LSIのゲートレベルの第1のネットリストをゲートレベルのネットリストを扱うテストパターン自動生成ツール用の第2のネットリストに変換するネットリスト変換工程と、前記第2のネットリストおよびタイミング定義ファイルを元に、前記CPUおよび前記テストパターン自動生成ツールにより、前記ROM混在LSIのテストパターンを生成するテストパターン生成工程を含むテストパターン自動生成方法であって、前記ネットリスト変換工程は、前記ROMを、前記真理値表を満足する組合せ回路と、アドレスピンのいずれかの信号値が不定値のときは、全出力データピンの信号値を不定値に設定する不定値発生回路を備える不定値発生回路付きROMに置き換える工程を含むものである。
本発明のテストパターン自動生成プログラムは、コンピュータに、ROMを真理値表で示すROM混在LSIのゲートレベルの第1のネットリストをゲートレベルのネットリストを扱うテストパターン自動生成ツール用の第2のネットリストに変換するネットリスト変換工程と、前記第2のネットリストおよびタイミング定義ファイルを元に、前記テストパターン自動生成ツールを使用して、前記ROM混在LSIのテストパターンを生成するテストパターン生成工程を実行させるプログラムを含むテストパターン自動生成プログラムであって、前記ネットリスト変換工程は、前記ROMを、前記真理値表を満足する組合せ回路と、アドレスピンのいずれかの信号値が不定値のときは、全出力データピンの信号値を不定値に設定する不定値発生回路を備える不定値発生回路付きROMに置き換える工程を含むものである。
本発明によれば、ネットリスト変換工程において、ROMは、その真理値表を満足する組合せ回路と、アドレスピンのいずれかの信号値が不定値のときは、全出力データピンの信号値を不定値に設定する不定値発生回路を備える不定値発生回路付きROMに置き換えられる。したがって、ゲートレベルのネットリストを扱うテストパターン自動生成ツールを使用してROM混在LSIのテストパターンを生成する場合であっても、生成されるテストパターンがオリジナルの第1のネットリストを使用したテストパターン検証条件を満たすようにし、オリジナルの第1のネットリストを使用したテストパターン検証工程においてストローブエラーが発生しないようにすることができる。
図1は本発明のテストパターン自動生成方法の一実施形態を示すフローチャートであり、本発明のテストパターン自動生成方法の一実施形態は、コンピュータを使用して実行されるものである。本発明のテストパターン自動生成方法の一実施形態では、まず、ROMを真理値表で示すROM混載LSIのゲートレベルのネットリスト21を元に、CPUおよびレイアウト・プログラムによりレイアウト処理を行い、ディレイ情報22を作成する(ステップS1)。
次に、ネットリスト21を入力して、CPUおよびATPG中の従来のネットリスト変換プログラムを改良したネットリスト変換処理プログラムにより、ROM混在LSI中のROMを、このROMの真理値表を満足させるように、ANDゲート、ORゲート、NANDゲートおよびNORゲートを必要に応じて使用して構成される組合せ回路と、アドレスピンのいずれかの信号値が不定値のときは、全出力データピンの信号値を不定値に設定する不定値発生回路を備える不定値発生回路付きROMに置き換えることにより、ネットリスト21をATPG用のネットリスト23に変換する(ステップS2)。
このように、本発明のテストパターン自動生成方法の一実施形態で使用するATPGは、ネットリスト変換プログラムとして、ROM混在LSI中のROMを、このROMの真理値表を満足させるように、ANDゲート、ORゲート、NANDゲートおよびNORゲートを必要に応じて使用して構成される組合せ回路と、アドレスピンのいずれかの信号値が不定値のときは、全出力データピンの信号値を不定値に設定する不定値発生回路を備える不定値発生回路付きROMに置き換えることにより、ネットリスト21をATPG用のネットリスト23に変換するネットリスト変換プログラムを有するものである。
次に、ATPG用のネットリスト23を元に、CPUおよびATPGにより、入出力ピンの信号値のみからなるテストパターン24を生成する(ステップS3)。次に、入出力ピンの信号値のみからなるテストパターン24およびタイミング定義ファイル25を元に、CPUおよびATPGにより、入出力ピンの信号値およびタイミング記述のあるテストパターン26を生成する(ステップS4)。次に、オリジナルのネットリスト21およびディレイ情報22を元に、CPUおよびテストパターン検証プログラムにより、テストパターン26の検証を行う(ステップS5)。
ここで、ネットリスト変換工程(ステップS2)で生成する不定値発生回路は、ROMのアドレスピンと出力データピンとの間に設けられ、たとえば、アドレスピンと同数の入力端子を有し、アドレスピンの信号値を並列入力する1段目の排他的論理和ゲート(以下、XORゲートという)と、第1、第2の入力端子を1段目のXORゲートの出力端子に接続した2入力の2段目のXORゲートと、ROMの真理値表を満足する組合せ回路の各出力端子に対応して設けられ、第1の入力端子を2段目のXORゲートの出力端子に接続し、第2の入力端子をROMの真理値表を満足する組合せ回路の対応する出力端子に接続した2入力の3段目の排他的論理和ゲートで構成される。
図2は不定値発生回路の構成例を説明するための図であり、(A)はネットリスト21が示すROM混在LSIの一部分を示し、(B)はATPG用のネットリスト23が示すROM混在LSI中の不定値発生回路付きROMを示している。図2中、31はROM混在LSI、32はROM、ADR0〜ADR2はROM32のアドレスピン、DO0〜DO2はROM32の出力データピン、33はROM32を置き換えてなる不定値発生回路付きROMであり、ROM32に不定値発生回路34を付加したものである。なお、ROM32は、ネットリスト21では真理値表で示され、ATPG用のネットリスト23では、ANDゲート35、36等を含み、ROM32の真理値表を満足する組合せ回路で示される。
図2の例では、不定値発生回路34は、アドレスピンADR0〜ADR2と出力データピンDO0〜DO2との間に設けられ、3入力のXORゲート37と、2入力のXORゲート38〜41で構成されている。XORゲート37は、第1の入力端子aをアドレスピンADR0に接続し、第2の入力端子bをアドレスピンADR1に接続し、第3の入力端子cをアドレスピンADR2に接続している。2段目のXORゲート38は、第1の入力端子aおよび第2の入力端子bをXORゲート37の出力端子wに接続している。
XORゲート39は、第1の入力端子aをXORゲート38の出力端子wに接続し、第2の入力端子bをROM32の出力端子42−0に接続し、出力端子wを出力データピンDO0に接続している。XORゲート40は、第1の入力端子aをXORゲート38の出力端子wに接続し、第2の入力端子bをROM32の出力端子42−1に接続し、出力端子wを出力データピンDO1に接続している。XORゲート41は、第1の入力端子aをXORゲート38の出力端子wに接続し、第2の入力端子bをROM32の出力端子42−2に接続し、出力端子wを出力データピンDO2に接続している。
図3は不定値発生回路34の動作を説明するための図であり、(A)は1段目のXORゲート37の真理値表、(B)は2段目、3段目のXORゲート38〜41の真理値表を示している。なお、Xは不定値、Zはハイ・インピーダンス状態を示している。ここで、アドレスピンADR0、ADR1、ADR2の信号値が“000”又は“111”の場合には、1段目のXORゲート37の出力値=“0”、2段目のXORゲート38の出力値=“0”となり、3段目のXORゲート39、40、41は、ROM32の出力端子42−0、42−1、42−2に出力される信号に対してバッファとして機能する。
また、アドレスピンADR0、ADR1、ADR2の信号値が“000”又は“111”以外の確定値の場合には、1段目のXORゲート37の出力値=“1”、2段目のXORゲート38の出力値=“0”となり、3段目のXORゲート39、40、41は、ROM32の出力端子42−0、42−1、42−2に出力される信号に対してバッファとして機能する。
これに対して、アドレスピンADR0、ADR1、ADR2の信号値のいずれかが不定値Xの場合には、1段目のXORゲート37の出力値=不定値X、2段目のXORゲート38の出力値=不定値Xとなり、3段目のXORゲート39、40、41の出力値は全て不定値Xとなる。したがって、ゲートレベルのネットリストを扱うテストパターン自動生成ツールであるATPGを使用してROM混在LSIのテストパターン26を生成する場合であっても、生成されるテストパターン26は、オリジナルのネットリスト21を使用したテストパターン検証条件を満足することになる。
図4は本発明のテストパターン自動生成方法の一実施形態を実施するためのコンピュータを示す図である。図4中、51はCPU、52はCPU51が演算に使用するメモリ、53は入力装置、54は表示装置、55は外部メモリであり、外部メモリ55は、本発明のテストパターン自動生成方法の一実施形態を実行する本発明のテストパターン自動生成プログラムの一実施形態を構成するレイアウト・プログラム56、ネットリスト変換プログラム57、テストパターン生成プログラム58、59およびテストパターン検証プログラム60の格納や、ネットリスト21、ディレイ情報22、ATPG用のネットリスト23、テストパターン24、タイミング定義ファイル25、およびテストパターン26の格納などに利用される。
なお、レイアウト・プログラム56は、CPU51をレイアウト処理手段として機能させてステップS1を実行させるためのものである。ネットリスト変換プログラム57は、CPU51をネットリスト変換手段として機能させてステップS2を実行させるためのものである。テストパターン生成プログラム58は、CPU51をテストパターン生成手段として機能させてステップS3を実行させるためのものである。テストパターン生成プログラム59は、CPU51をテストパターン生成手段として機能させてステップS4を実行させるためのものである。テストパターン検証プログラム60は、CPU51をテストパターン検証手段として機能させてステップS5を実行させるためのものである。
以上のように、本発明のテストパターン生成方法の一実施形態によれば、ATPGは、ROM混在LSI中のROMを、このROMの真理値表を満足させるように、ANDゲート、ORゲート、NANDゲートおよびNORゲートを必要に応じて使用して構成される組合せ回路と、アドレスピンのいずれかの信号値が不定値のときは、全出力データピンの信号値を不定値に設定する不定値発生回路を備える不定値発生回路付きROMに置き換えることにより、ネットリスト21をATPG用のネットリスト23に変換する(ステップS2)。
したがって、ゲートレベルのネットリストを扱うテストパターン自動生成ツールであるATPGを使用してテストパターン26を生成する場合であっても、生成されるテストパターン26がオリジナルのネットリスト21を使用したテストパターン検証条件を満たすようにし、オリジナルのネットリスト21を使用したテストパターン検証工程においてストローブエラーが発生しないようにすることができる。
本発明のテストパターン自動生成方法の一実施形態を示すフローチャートである。 本発明のテストパターン自動生成方法の一実施形態のネットリスト変換工程で生成する不定値発生回路の構成例を説明するための図である。 本発明のテストパターン自動生成方法の一実施形態で生成する不定値発生回路の動作を説明するための図である。 本発明のテストパターン自動生成方法の一実施形態を実施するためのコンピュータを示す図である。 ANDゲートの一例を示す図である。 ROMの一例を示す図である。 ROMを組合せ回路に置き換えてATPGでROM混在LSIのテストパターンを自動生成する従来方法を示すフローチャートである。 図7に示す従来のテストパターン自動生成方法の利点を説明するための図である。
符号の説明
1…ネットリスト
2…ディレイ情報
3…ATPG用のネットリスト
4…テストパターン
5…タイミング定義ファイル
6…テストパターン
11…ROM混在LSI
12…ROM
13、14、15…ANDゲート
16、17…スキャン・フリップフロップ
21…ネットリスト
22…ディレイ情報
23…ATPG用のネットリスト
24…テストパターン
25…タイミング定義ファイル
26…テストパターン
31…ROM混在LSI
32…ROM
33…不定値発生回路付きROM
34…不定値発生回路
35、36…ANDゲート
37〜41…排他的論理和ゲート(XORゲート)
51…CPU
52…メモリ
53…入力装置
54…表示装置
55…外部メモリ
56…レイアウト・プログラム
57…ネットリスト変換プログラム
58、59…テストパターン生成プログラム
60…テストパターン検証プログラム

Claims (2)

  1. CPUにより、ROMを真理値表で示すROM混在LSIのゲートレベルの第1のネットリストをゲートレベルのネットリストを扱うテストパターン自動生成ツール用の第2のネットリストに変換するネットリスト変換工程と、
    前記第2のネットリストおよびタイミング定義ファイルを元に、前記CPUおよび前記テストパターン自動生成ツールにより、前記ROM混在LSIのテストパターンを生成するテストパターン生成工程を含むテストパターン自動生成方法であって、
    前記ネットリスト変換工程は、前記ROMを、前記真理値表を満足する組合せ回路と、アドレスピンのいずれかの信号値が不定値のときは、全出力データピンの信号値を不定値に設定する不定値発生回路を備える不定値発生回路付きROMに置き換える工程を含み、
    前記不定値発生回路は、
    前記アドレスピンと同数の入力端子を有し、前記アドレスピンの信号値を並列入力する1段目の排他的論理和ゲートと、
    第1、第2の入力端子を前記1段目の排他的論理和ゲートの出力端子に接続した2入力の2段目の排他的論理和ゲートと、
    前記組合せ回路の各出力端子に対応して設けられ、第1の入力端子を前記2段目の排他的論理和ゲートの出力端子に接続し、第2の入力端子を前記組合せ回路の対応する出力端子に接続した2入力の3段目の排他的論理和ゲートを備えること
    を特徴とするテストパターン自動生成方法。
  2. コンピュータに、ROMを真理値表で示すROM混在LSIのゲートレベルの第1のネットリストをゲートレベルのネットリストを扱うテストパターン自動生成ツール用の第2のネットリストに変換するネットリスト変換工程と、前記第2のネットリストおよびタイミング定義ファイルを元に、前記テストパターン自動生成ツールを使用して、前記ROM混在LSIのテストパターンを生成するテストパターン生成工程を実行させるプログラムを含むテストパターン自動生成プログラムであって、
    前記ネットリスト変換工程は、前記ROMを、前記真理値表を満足する組合せ回路と、アドレスピンのいずれかの信号値が不定値のときは、全出力データピンの信号値を不定値に設定する不定値発生回路を備える不定値発生回路付きROMに置き換える工程を含み、
    前記不定値発生回路は、
    前記アドレスピンと同数の入力端子を有し、前記アドレスピンの信号値を並列入力する1段目の排他的論理和ゲートと、
    第1、第2の入力端子を前記1段目の排他的論理和ゲートの出力端子に接続した2入力の2段目の排他的論理和ゲートと、
    前記組合せ回路の各出力端子に対応して設けられ、第1の入力端子を前記2段目の排他的論理和ゲートの出力端子に接続し、第2の入力端子を前記組合せ回路の対応する出力端子に接続した2入力の3段目の排他的論理和ゲートを備えること
    を特徴とするテストパターン自動生成プログラム。
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