JP2002340978A - 出力制御回路および出力制御方法 - Google Patents

出力制御回路および出力制御方法

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JP2002340978A
JP2002340978A JP2001140478A JP2001140478A JP2002340978A JP 2002340978 A JP2002340978 A JP 2002340978A JP 2001140478 A JP2001140478 A JP 2001140478A JP 2001140478 A JP2001140478 A JP 2001140478A JP 2002340978 A JP2002340978 A JP 2002340978A
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Sohei Tanaka
壮平 田中
Takuji Katsu
拓二 勝
Toru Nakayama
亨 中山
Akira Kuronuma
明 黒沼
Noriyuki Suzuki
範之 鈴木
Masafumi Wataya
雅文 綿谷
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/002Switching arrangements with several input- or output terminals

Abstract

(57)【要約】 【課題】 いずれの出力端子からでも任意の内部信号を
指定して出力させることができ、少ない数の出力端子で
あっても多くの内部信号をモニタできる出力制御回路を
提供する。 【解決手段】 大規模集積回路内に設けられたモニタ出
力制御部5は、同一のバスS1〜S5の内部信号群が入
力される5つの内部信号モニタ回路51、52、53、
54、55を有する。各内部信号モニタ回路は同一の回
路構成を有し、例えば、内部信号モニタ回路51は、内
部信号をモニタ出力線S7に選択的に出力する際、バス
選択レジスタ518によって複数のバスS1〜S5の中
から所定のバスを選択し、選択されたバスに対応する論
理演算回路512〜516を用い、信号選択レジスタ5
19によって選択された信号の論理演算を行い、その結
果の信号をモニタ出力線S7に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LSI等の集積回
路内に存在する複数の内部信号をモニタする出力制御回
路および出力制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体技術の著しい進歩により、
高集積度のLSIが実現され、従来、別チップで構成さ
れていた中央演算装置(CPU)、記憶素子、数十万規
模の論理回路等を1つのチップ上に搭載することが可能
となった。
【0003】このような高集積化は、LSIの評価やテ
ストを非常に困難にしている。すなわち、システムが正
常に動作しない場合、以前では、各半導体間の信号線を
観測することが容易であったので、不具合の箇所の発見
も比較的簡単であったが、1チップ化により内部信号線
が容易に観測できなくなった。
【0004】これに対し、特開昭64−41257号公
報および特開平5−302961号公報には、内部信号
を監視するために、複数の内部信号の中から選択された
1つの信号を、決められた出力端子から出力する回路が
示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の特開昭64−41257号公報および特開平5−3
02961号公報に示された回路では、選択される内部
信号が出力端子毎に固定されており、しかも1対1に対
応しているので、出力端子を複数設けても一度に観測で
きる内部信号は、設計された選択回路によって限定され
てしまう。また、多くの内部信号を同時に観測する場
合、その数だけ出力端子を設ける必要があった。
【0006】そこで、本発明は、いずれの出力端子から
でも任意の内部信号を指定して出力させることができ、
少ない数の出力端子であっても多くの内部信号をモニタ
できる出力制御回路および出力制御方法を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の出力制御回路は、集積回路内に設けられ、
該集積回路内に存在する複数の内部信号を複数の外部出
力端子に出力する出力制御回路において、同一の前記複
数の内部信号が入力される複数の信号出力回路を備え、
前記各信号出力回路は、前記複数の内部信号の中から所
定の信号群を選択する信号群選択回路と、該選択された
信号群に対して論理演算を行う論理演算回路と、前記論
理演算が行われた結果の信号を前記外部出力端子に出力
する外部出力回路とを備えたことを特徴とする。
【0008】また、前記論理演算回路は、前記選択され
た信号群を構成する各信号に対し、個別に論理演算を行
う複数の個別論理演算回路と、前記複数の個別論理演算
回路の中から1つを選択する論理演算選択回路とを備
え、前記外部出力回路は、前記選択された個別論理演算
回路によって行われた論理演算の結果の信号を前記外部
出力端子に出力することを特徴とする。
【0009】さらに、前記論理演算回路は、前記選択さ
れた信号群のうち、少なくとも1つがアクティブ状態に
あることを示す論理和演算を行うことを特徴とする。
【0010】また、前記論理演算回路は、前記選択され
た信号群のうち、全てがアクティブ状態にあることを示
す論理積演算を行うことを特徴とする。
【0011】さらに、前記論理演算回路は、前記選択さ
れた信号群のうち、少なくとも1つがアクティブ状態に
あることを示す論理和演算を行う論理和演算回路と、前
記選択された信号群のうち、全てがアクティブ状態にあ
ることを示す論理積演算を行う論理積演算回路と、前記
論理和演算回路および論理積演算回路のいずれかを選択
する演算選択回路とを備えたことを特徴とする。
【0012】本発明の出力制御方法は、集積回路内に存
在する複数の内部信号を複数の外部出力端子に出力する
出力制御方法において、同一の前記複数の内部信号が入
力される複数の信号出力回路では、それぞれ前記複数の
内部信号の中から所定の信号群を選択する工程と、該選
択された信号群に対して論理演算を行う工程と、前記論
理演算が行われた結果の信号を前記外部出力端子に出力
する工程とが行われることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の出力制御回路および出力
制御方法の実施の形態について図面を参照しながら説明
する。
【0014】[第1の実施形態]図1は第1の実施形態
における大規模集積回路(LSI)の内部構成を示すブ
ロック図である。図において、1はこのLSIの動作を
制御する中央演算装置(CPU部)であり、実行命令や
データテーブルが蓄えられた記憶装置(ROM部)2か
ら順次、CPU制御バスS1を介してデータを読み込
み、命令を実行する。
【0015】CPU制御バスS1には、論理回路部3が
接続されており、論理回路部3は、インターフェース線
S6を介して外部から入力したデータに対し、各種演算
処理を行う。また、各種演算処理を行う途中、一旦、R
AM制御バスS5を介してRAM部4にデータを蓄えた
り、RAM部4に蓄えられたデータを再び読み出して次
の演算処理を行い、インターフェース線S6から出力す
る。さらに、CPU部1は、割込信号バスS2を介して
割込制御部31から出力される終了割込信号により論理
回路部3の動作状況を判断する。これらの処理のため
に、論理回路部3は、割込制御部31、各種演算制御部
32およびRAM制御部33を有する。
【0016】各種演算制御部32は、5個のブロック3
2a、32b、32c、32d、32eから構成され
る。32aはインターフェース線S6から入力されたデ
ータをRAM部4に転送するブロックである。32b
は、インターフェース線S6から入力されたデータの個
数等を管理するブロックであり、初めのデータを受信し
た際、あるいは予め決められた個数のデータを受信した
際、CPU部1に対してその旨を通知するための割込信
号を発生する。
【0017】32cは、RAM部4に記憶されたデータ
に対して演算を行い、再びRAM部4に書き戻すブロッ
クであり、予め決められたデータ数の演算処理が終了し
た際、CPU部1に対してその旨を通知するための割込
信号を発生する。32dは、RAM部4に記憶されたデ
ータを予め決められた数だけデータ列に変換しながら読
み出し、インターフェース線S6に出力するブロックで
あり、処理の終了と同時にCPU部1に対してその旨を
通知するための割込信号を発生する。32eは、ブロッ
ク32dが読み込んだデータの中から特定のデータ列を
抽出して記憶するブロックである。
【0018】ブロック32a、32c、32dは、RA
M部4にアクセスする際、RAM制御部33に対し、R
EQ信号(REQa、REQc、REQd信号)を出力
してデータの読み出しもしくは書き込みを要求する。一
方、RAM制御部33は各ブロック32a、32c、3
2dからの要求に対して優先順位を付けながら、読み出
しもしくは書き込み可能なタイミングで、RAM部4の
制御バスS5を制御すると同時に、処理したブロックに
対し、ACK信号(ACKa*、ACKc*、ACKd
*信号)を返す。
【0019】このACK信号により、各ブロック32
a、32c、32dは、書き込みの終了もしくは読み出
しの終了を判断する。そして、各ブロック32b、32
c、32dは、予め決められた処理が終了したことをC
PU部1に伝える割込信号INTb、INTc、INT
dを割込制御部31に出力する。
【0020】このように、1個のLSI上にCPU部
1、ROM部2、RAM部4、論理回路部3が内蔵され
た場合、CPU制御バスS1、割込信号バスS2、RA
M制御バスS5等に何らかの外部からモニタする手段を
講じておかなければ、これらの動作の確認が困難とな
る。加えて、複数の演算制御部がRAM部4に対するア
クセスを同時に要求した場合、正常に処理が行われるか
をモニタしなければならない。このため、本実施形態で
は、モニタ出力制御部5を同じLSI上に搭載した。
【0021】モニタ出力制御部5は、同じ回路構成を有
する5つの内部信号モニタ回路51、52、53、5
4、55から構成され、各内部信号モニタ回路には、C
PU制御バスS1、割込信号バスS2、RAMアクセス
要求信号バスS3、RAMアクセス許可信号バスS4お
よびRAM制御バスS5が接続され、また、内部信号を
出力するモニタ出力線(外部出力端子)S7、S8、S
9、S10、S11が接続されている。
【0022】CPU制御バスS1は、RD*、WR*、
CS0*、CS1*、WAIT*信号の各信号線から構
成される。RD*信号は、CPU部1の読み取りタイミ
ングを示すアクティブ”Low”の信号である。WR*
信号は、CPU部1の書き込みタイミングを示すアクテ
ィブ”Low”の信号である。CS0*信号は、CPU
部1がROM部2をアクセスするタイミングを示すアク
ティブ”Low”の信号である。CS1*信号は、CP
U部1が論理回路部3内のレジスタ等あるいはRAM部
4をアクセスするタイミングを示すアクティブ”Lo
w”の信号である。WAIT*信号は、CPU部1の動
作を一旦、停止するためのアクティブ”Low”の信号
である。
【0023】図2はRD*、WR*、CS0*、CS1
*、WAIT*信号の変化を示すタイミングチャートで
ある。図中、区間Aは、”CS0の領域をRD”、すな
わちROM部2からデータを読み出しているタイミング
である。区間Bは、”CS1の領域にWR”、すなわち
LSI内部のレジスタ等にデータを書き込んでいるタイ
ミングである。区間Cは、”CS1の領域をRD”、す
なわち内部のレジスタ等からデータを読み込んでいるタ
イミングである。区間Dは、”CS1の領域にWRしよ
うとしたが、WAITがかかった”、すなわちCPU部
1がRAM部4にデータを書き込もうとしたが、RAM
部4のアクセスが遅いので、書き込みを待たされたタイ
ミングである。
【0024】割込信号バスS2は、INTb、INT
c、INTd信号の信号線から構成される。INTb信
号は、演算制御部32のブロック32bから出力される
アクティブ”Hi”の割込信号である。INTc信号
は、演算制御部32のブロック32cから出力されるア
クティブ”Hi”の割込信号である。INTd信号は、
演算制御部32のブロック32dから出力されるアクテ
ィブ”Hi”の割込信号である。図3はINTb、IN
Tc、INTd信号の変化を示すタイミングチャートで
ある。
【0025】RAMアクセス要求信号バスS3は、RE
Qa、REQc、REQd信号の信号線から構成され
る。REQa信号は、演算制御部32のブロック32a
から出力されるアクティブ”Hi”のRAMアクセス要
求信号である。REQc信号は、演算制御部32のブロ
ック32cから出力されるアクティブ”Hi”のRAM
アクセス要求信号である。REQd信号は、演算制御部
32のブロック32dから出力されるアクティブ”H
i”のRAMアクセス要求信号である。
【0026】RAMアクセス許可信号バスS4は、AC
Ka*、ACKc*、ACKd*信号の信号線から構成
される。ACKa*信号は、演算制御部32のブロック
32aに対して出力されるアクティブ”Low”のRA
Mアクセス許可信号である。ACKc*信号は、演算制
御部32のブロック32cに対して出力されるアクティ
ブ”Low”のRAMアクセス許可信号である。ACK
d*信号は、演算制御部32のブロック32dに対して
出力されるアクティブ”Low”のRAMアクセス許可
信号である。
【0027】図4はREQa、REQc、REQd信
号、ACKa*、ACKc*、ACKd*信号および出
力S515の信号の変化を示すタイミングチャートであ
る。図中、RAM制御部33は、タイミングaで各種演
算制御部(ブロック32a、32c、32d)が出力す
るREQ信号を確認し、演算制御部32のブロック32
aから出力されたREQa信号を受けてACKa*信号
を返す。
【0028】ACKa*信号が返された次のタイミング
bで、演算制御部32のブロック32c、32dから出
力されたREQc*、REQd*信号を確認する。ここ
で、予め優先順位がREQa信号>REQc信号>RE
Qd信号に設定されているので、REQc信号に応答し
てACKc*信号を返す。その間、演算制御部32のブ
ロック32dは待たされる。
【0029】続くタイミングcでREQd信号に応答
し、その後、ACKd*信号を返す。以下同様に、タイ
ミングdではREQc信号、タイミングeではREQ
a、REQd信号の中からREQa信号を選択し、タイ
ミングfではREQd信号に応答し、それぞれACKx
*信号(xは各REQ信号に対応する添字を示す)を返
す。タイミングg、h、iは、次のREQ信号が来るの
を待っている状態である。
【0030】RAM制御バスS5は、RAM部4として
DRAMが用いられているので、RAS*、CAS*、
OE*、WE*信号の各信号線から構成される。RAS
*信号は、RAM部4の行アドレス確定タイミングを示
すアクティブ”Low”の信号である。CAS*信号
は、RAM部4の列アドレス確定タイミングを示すアク
ティブ”Low”の信号である。OE*信号は、RAM
部4の読み出しタイミングを示すアクティブ”Low”
の信号である。WR*信号は、RAM部4の書き込みタ
イミングを示すアクティブ”Low”の信号である。
【0031】図5はRAS*、CAS*、OE*、WE
*信号の変化を示すタイミングチャートである。図中、
区間EはDRAMのリードタイミングである。区間Fは
ライトタイミングである。区間GはDRAMのリフレッ
シュタイミングである。区間Hはリードモディファイラ
イトタイミングである。区間Iは高速ページモードによ
る連続リードタイミングである。
【0032】つぎに、内部信号モニタ回路51の構成を
示す。内部信号モニタ回路51は、5つの論理演算回路
512、513、514、515、516、これら5つ
の論理演算回路の出力信号の中から1つを選択するバス
選択回路511、このバス選択回路511に対して設定
を行うための3ビットの選択レジスタR5、R6、R7
を有するバス選択レジスタ518、このバス選択レジス
タ518からの3ビット入力を5ビット出力に変換する
デコーダ517、および5つの論理演算回路の入力側に
共通に接続された5ビットの信号選択レジスタ519か
ら構成される。この信号選択レジスタ519は、5ビッ
トの選択レジスタR0、R1、R2、R3、R4を有す
る。
【0033】図6は論理演算回路512の構成を示す図
である。この論理演算回路512は、5つのインバータ
111、5つのNANDゲート113および1つの負論
理の5入力ORゲート115から構成される。論理演算
回路512には、CPU制御バスS1からの信号および
選択レジスタR0〜R4からの5ビットの設定可能な信
号が入力され、演算後の信号が出力S512に出力され
る。すなわち、選択レジスタR0〜R4の信号によって
選ばれたCS0*、CS1*、RD*、WR*、WAI
T*信号のうち、いずれか1つの信号でもアクティブ状
態”Low”である場合、出力S512の信号は”Lo
w”になる。
【0034】図7は論理演算回路513の構成を示す図
である。この論理演算回路513は、3つの2入力AN
Dゲート121および1つの3入力ORゲート122か
ら構成される。論理演算回路513には、割込信号バス
S2の信号INTb、INTc、INTdおよび選択レ
ジスタR0〜R2からの3ビットの設定可能な信号が入
力され、演算後の信号が出力S513に出力される。す
なわち、選択レジスタR0〜R2の信号によって選ばれ
た信号INTb、INTc、INTdのうち、いずれか
1つの信号でもアクティブ状態”Hi”である場合、出
力S513の信号は”Hi”になる。
【0035】図8は論理演算回路514の構成を示す図
である。この論理演算回路514は、3つの入力AND
ゲート131および1つの3入力ORゲート133から
構成される。論理演算回路514には、RAMアクセス
要求信号バスS3の信号REQa、REQc、REQd
および選択レジスタR0〜R2からの3ビットの設定可
能な信号が入力され、演算後の信号が出力S514に出
力される。すなわち、選択レジスタR0〜R2によって
選ばれたREQa、REQc、REQd信号のうち、い
ずれか1つの信号でもアクティブ状態”Hi”である場
合、出力S513の信号は”Hi”になる。
【0036】図9は論理演算回路515の構成を示す図
である。この論理演算回路515は、3つのインバータ
141、3つの2入力NANDゲート142および1つ
の負論理の3入力ORゲート143から構成される。論
理演算回路515には、RAMアクセス許可信号バスS
4の信号ACKa*、ACKc*、ACKd*および選
択レジスタR0〜R2からの3ビットの設定可能な信号
が入力され、演算後の信号が出力S515に出力され
る。すなわち、選択レジスタR0〜R2によって選ばれ
たACKa*、ACKc*、ACKd*信号のうち、い
ずれか1つの信号でもアクティブ状態”Low”である
場合、出力S515は”Low”になる。
【0037】図10は論理演算回路516の構成を示す
図である。この論理演算回路516は、4つのインバー
タ151、4つの2入力NANDゲート152および1
つの負論理の4入力ORゲート153から構成される。
論理演算回路516には、RAM制御バスS5の信号R
AS*、CAS*、OE*、WE*および選択レジスタ
R0〜R3からの4ビットの設定可能な信号が入力さ
れ、演算後の信号が出力S516に出力される。すなわ
ち、選択レジスタR0〜R3によって選ばれたRAS
*、CAS*、OE*、WE*信号のうち、いずれか1
つの信号でもアクティブ状態”Low”である場合、出
力S516は”Low”になる。
【0038】そして、バス選択レジスタ518の値が”
000”である場合、バス選択回路511によって、出
力S512に出力されたCPU制御バスS1の信号の中
から選択された信号がモニタされる。また、バス選択レ
ジスタ518の値が”001”である場合、バス選択回
路511によって、出力S513に出力された割込信号
バスS2の信号の中から選択された信号がモニタされ
る。また、バス選択レジスタ518の値が”010”で
ある場合、バス選択回路511によって、出力S514
に出力されたRAMアクセス要求信号バスS3の信号の
中から選択された信号がモニタされる。また、バス選択
レジスタ518の値が”011”である場合、バス選択
回路511によって、出力S515に出力されたRAM
アクセス許可信号バスS4の信号の中から選択された信
号がモニタされる。また、バス選択レジスタ518の値
が”100”である場合、バス選択回路511によっ
て、出力S516に出力されたRAM制御バスS5の信
号の中から選択された信号がモニタされる。
【0039】つぎに、図4、図8および図9を用いてレ
ジスタの設定およびその動作を示す。各種演算制御部3
2がRAM部4をアクセスするタイミングをモニタする
場合、REQa、REQc、REQd信号およびACK
a*、ACKc*、ACKd*信号を6本の各信号線に
出力する必要があるが、本実施形態では、5本のモニタ
出力線(外部出力端子(ピン))S7〜S11しか用意
されていない。
【0040】ここで、図4のREQ信号とACK*信号
との関係を見ると、REQ信号は、演算制御部32の各
ブロック32a、32c、32dによってそれぞれのタ
イミングで出力されるので、モニタする場合、3本のモ
ニタ出力線が必要であるが、ACK*信号は、RAM制
御部33が各REQ信号に応じて1つしか返さないの
で、ACKa*、ACKc*、ACKd*信号を全てま
とめた信号をモニタ出力することで判断可能であり、4
本のモニタ出力線で足りる。
【0041】具体的に、内部信号モニタ回路51内の信
号選択レジスタ519の各選択レジスタR0、R1、R
2、R3を全て”1”に設定し、バス選択レジスタ51
8にの値を”011”に設定することで、RAMアクセ
ス要求許可信号バスS4の信号をモニタ出力線S7に出
力する。すなわち、図4の最下行に示す信号が出力S5
15の信号としてモニタ出力線S7に出力される。
【0042】また、モニタ出力線S8にREQa信号を
出力する場合、内部信号モニタ回路52内の信号選択レ
ジスタ529(内部信号モニタ回路52、53、54、
55は全て回路51と同じであるので、各内部ブロック
の対応する符号をそれぞれ52xとし、添字xを用いて
説明する)の選択レジスタR0のみ”1”を設定し、他
の選択レジスタR1〜R4を”0”に設定し、バス選択
レジスタ528に”010”を設定することで、RAM
アクセス要求信号バスS3のREQa信号がモニタ出力
線S8に出力される。以下同様に、モニタ出力線S9、
S10にREQc、REQd信号を出力する場合、同様
のレジスタ設定を行う。
【0043】したがって、6本の信号線(モニタ出力
線)を用いることなく、4本の信号線だけを用いて内部
信号をモニタし、正常な動作をしているか否かを判断で
きる。
【0044】以上示したように、本実施形態では、いず
れのモニタ出力線(外部出力端子)からでも任意の内部
信号を指定して出力させることができる。したがって、
同時にモニタする必要な数だけ内部信号モニタ回路を用
意することで、少ない数のモニタ出力線(外部出力端
子)であっても多くの内部信号をモニタできる。
【0045】[第2の実施形態]前記第1の実施形態で
は、モニタする信号(例えば、CPU制御バスS1のC
S0*、CS1*、RE*、WR*、WAIT*からな
る5本のアクティブ”Low”信号)の中から複数選択
し、アクティブ状態のORゲート信号を出力する回路を
示したが、ORゲート信号を出力させる代わりに、AN
Dゲート信号を出力させるようにしてもよい。例えば、
図2に示すような、CS1領域にCPU部1がデータを
読み込むタイミングをモニタする場合、CS1*信号お
よびRD*信号のアクティブ状態のANDゲート信号を
出力させればよい。
【0046】図11は第2の実施形態における内部信号
モニタ回路の構成を示すブロック図である。前記第1の
実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付すことに
より、その説明を省略する。この内部信号モニタ回路6
1では、図1に示す内部信号モニタ回路51に対し、論
理演算回路B(612、613、614、615、61
6)、論理演算回路Aの出力と論理演算回路Bの出力と
を切り替える選択回路(617、618、619、62
0、621)、およびこれら5つの選択回路の選択値を
設定するレジスタ622が追加されている。
【0047】図12は論理演算回路B612の構成を示
す回路である。この論理演算回路B612は、5つのイ
ンバータ211、5つのNANDゲート213および1
つの負論理の5入力ANDゲート215から構成され
る。ここで、信号選択レジスタ519には、CS1*信
号およびRD*信号を選択するために、”00110”
を設定し、論理演算回路B612の出力を選択回路61
7の出力とするために、選択レジスタ622を”1”に
する。モニタ出力線S7にCPU制御バスS1の信号を
出力するために、バス選択レジスタ518に”000”
を設定する。
【0048】このように、第2の実施形態では、AND
ゲート信号を出力させることにより、内部信号のモニタ
を効率的に行うことができる。
【0049】以上が本発明の実施の形態の説明である
が、本発明は、これら実施の形態の構成に限られるもの
ではなく、特許請求の範囲で示した機能、または実施の
形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのよ
うなものであっても適用可能である。
【0050】例えば、上記実施形態では、5つの内部信
号モニタ回路の全てに同一のバスS1〜S5の信号群が
入力されているが、必ずしも同一の信号群を全ての内部
信号モニタ回路に入力しなくてもよく、各内部信号モニ
タ回路は、一部に固有の内部信号を入力してもよい。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、いずれの出力端子から
でも任意の内部信号を指定して出力させることができ、
同時にモニタする必要な数だけ信号出力回路を用意する
ことで、少ない数の出力端子であっても多くの内部信号
をモニタできる。
【0052】このように、少ない出力端子から多くの内
部信号を同時にモニタでき、回路の検証を容易に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における大規模集積回路(LS
I)の内部構成を示すブロック図である。
【図2】RD*、WR*、CS0*、CS1*、WAI
T*信号の変化を示すタイミングチャートである。
【図3】INTb、INTc、INTd信号の変化を示
すタイミングチャートである。
【図4】REQa、REQc、REQd信号、ACKa
*、ACKc*、ACKd*信号および出力S515の
信号の変化を示すタイミングチャートである。
【図5】RAS*、CAS*、OE*、WE*信号の変
化を示すタイミングチャートである。
【図6】論理演算回路512の構成を示す図である。
【図7】論理演算回路513の構成を示す図である。
【図8】論理演算回路514の構成を示す図である。
【図9】論理演算回路515の構成を示す図である。
【図10】論理演算回路516の構成を示す図である。
【図11】第2の実施形態における内部信号モニタ回路
の構成を示すブロック図である。
【図12】論理演算回路B612の構成を示す回路であ
る。
【符号の説明】
1 CPU部 5 モニタ出力制御部 51〜55、61 内部信号モニタ回路 511 バス選択回路 512〜516、612〜616 論理演算回路 517 デコーダ 518 バス選択レジスタ 519 信号選択レジスタ 617〜621 選択回路 S1 CPU制御バス S2 割込信号バス S3 RAMアクセス要求信号バス S4 RAMアクセス許可信号バス S5 RAM制御バス S6 インターフェース線 S7〜S8 モニタ出力線(外部出力端子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 亨 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 黒沼 明 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 鈴木 範之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 綿谷 雅文 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2G132 AA03 AA09 AB02 AB20 AD07 AH03 AK02 AK13 AK17 AK20 AL05 5B062 EE03 JJ06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路内に設けられ、該集積回路内に
    存在する複数の内部信号を複数の外部出力端子に出力す
    る出力制御回路において、 同一の前記複数の内部信号が入力される複数の信号出力
    回路を備え、 前記各信号出力回路は、 前記複数の内部信号の中から所定の信号群を選択する信
    号群選択回路と、 該選択された信号群に対して論理演算を行う論理演算回
    路と、 前記論理演算が行われた結果の信号を前記外部出力端子
    に出力する外部出力回路とを備えたことを特徴とする出
    力制御回路。
  2. 【請求項2】 前記論理演算回路は、前記選択された信
    号群を構成する各信号に対し、個別に論理演算を行う複
    数の個別論理演算回路と、 前記複数の個別論理演算回路の中から1つを選択する論
    理演算選択回路とを備え、 前記外部出力回路は、前記選択された個別論理演算回路
    によって行われた論理演算の結果の信号を前記外部出力
    端子に出力することを特徴とする請求項1記載の出力制
    御回路。
  3. 【請求項3】 前記論理演算回路は、前記選択された信
    号群のうち、少なくとも1つがアクティブ状態にあるこ
    とを示す論理和演算を行うことを特徴とする請求項1記
    載の出力制御回路。
  4. 【請求項4】 前記論理演算回路は、前記選択された信
    号群のうち、全てがアクティブ状態にあることを示す論
    理積演算を行うことを特徴とする請求項1記載の出力制
    御回路。
  5. 【請求項5】 前記論理演算回路は、前記選択された信
    号群のうち、少なくとも1つがアクティブ状態にあるこ
    とを示す論理和演算を行う論理和演算回路と、前記選択
    された信号群のうち、全てがアクティブ状態にあること
    を示す論理積演算を行う論理積演算回路と、前記論理和
    演算回路および論理積演算回路のいずれかを選択する演
    算選択回路とを備えたことを特徴とする請求項1記載の
    出力制御回路。
  6. 【請求項6】 集積回路内に存在する複数の内部信号を
    複数の外部出力端子に出力する出力制御方法において、 同一の前記複数の内部信号が入力される複数の信号出力
    回路では、それぞれ前記複数の内部信号の中から所定の
    信号群を選択する工程と、該選択された信号群に対して
    論理演算を行う工程と、前記論理演算が行われた結果の
    信号を前記外部出力端子に出力する工程とが行われるこ
    とを特徴とする出力制御方法。
  7. 【請求項7】 前記論理演算を行う工程は、前記選択さ
    れた信号群を構成する各信号に対し、個別に論理演算を
    行う複数の個別論理演算回路の中から1つを選択する工
    程を有し、 前記外部出力端子に出力する工程では、前記選択された
    個別論理演算回路によって行われた論理演算の結果の信
    号を前記外部出力端子に出力することを特徴とする請求
    項6記載の出力制御方法。
  8. 【請求項8】 前記論理演算を行う工程では、前記選択
    された信号群のうち、少なくとも1つがアクティブ状態
    にあることを示す論理和演算を行うことを特徴とする請
    求項6記載の出力制御方法。
  9. 【請求項9】 前記論理演算を行う工程では、前記選択
    された信号群のうち、全てがアクティブ状態にあること
    を示す論理積演算を行うことを特徴とする請求項6記載
    の出力制御方法。
  10. 【請求項10】 前記論理演算を行う工程は、前記選択
    された信号群のうち、少なくとも1つがアクティブ状態
    にあることを示す論理和演算を行う工程と、前記選択さ
    れた信号群のうち、全てがアクティブ状態にあることを
    示す論理積演算を行う工程と、前記論理和演算を行う工
    程および論理積演算を行う工程のいずれかを選択する工
    程とを有することを特徴とする請求項6記載の出力制御
    方法。
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