JP3976342B2 - 複数のエージェントから共用メモリに同時にアクセスできるようにする方法および装置 - Google Patents
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Description
本発明は、コンピュータ・システムの分野に関する。詳細には、本発明は、メモリ資源を共用するメモリ・コントローラおよびグラフィックス・コントローラを使用するコンピュータ・システムに関する。
発明の背景
マイクロプロセッサを使用するいくつかのコンピュータ・システムは、メモリ・コントローラおよびグラフィックス・コントローラを使用する。メモリ・コントローラは、マイクロプロセッサおよびその他の周辺集積回路からシステム・メモリへのアクセスを制御する。グラフィックス・コントローラは、フレーム・バッファを使用する陰極線管(CRT)などの表示画面上でのマイクロプロセッサから与えられたデータの表示を制御する。システム・メモリとフレーム・バッファは共に、通常、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(DRAM)のアレイを使用して実装される。いくつかの従来技術のシステムでは、メモリ・コントローラはシステム・メモリに排他的にアクセスし、グラフィックス・コントローラも同様にフレーム・バッファに排他的にアクセスする。
コストを抑えるために、いくつかのコンピュータ・システムは最近、統合メモリまたは共用メモリにフレーム・バッファおよびシステム・メモリを組み込みんでおり、したがって、コンピュータ機器の製造業者は、フレーム・バッファ用の独立のメモリを不要にすることによってコストを削減することができる。フレーム・バッファのすべての部分、あるいは場合によってはその一部を使用しないときにフレーム・バッファの未使用部分をシステム・メモリとして使用できるので、フレーム・バッファおよびシステム・メモリを共用メモリ内に組み込むことがさらに望ましい。グラフィックス・コントローラによって制御される独立のフレーム・バッファを用いる場合には、そのような効率を達成するのは容易ではない。
フレーム・バッファおよびシステム・メモリが共用メモリ資源内で実現されるコンピュータ・システム・アーキテクチャの一例として、カリフォルニア州サンタクララのIntel Corporationの共用メモリ・バッファ・アーキテクチャ(SMBA)(統合メモリ・アーキテクチャ(UMA)とも呼ばれる)がある。
前述の共用メモリ・アーキテクチャは、メモリ・コントローラとグラフィックス・コントローラの両方からアクセスできるDRAMのアレイを設けることによって実現される。この場合、DRAMアレイの関連メモリ空間はシステム・メモリとフレーム・バッファとの間が分離される。そのようなコンピュータ・システムでは、メモリ・コントローラは通常、フレーム・バッファとして指定された部分を含めて、共用メモリのすべての部分にアクセスすることができる。したがって、フレーム・バッファが必要とされない場合、メモリ・コントローラは、フレーム・バッファとして指定されたメモリの部分にアクセスし、メモリのその部分をシステム・メモリとして使用することができる。DRAMアレイがメモリ・コントローラとグラフィックス・コントローラによって共用されるので、コンピュータ・システムには通常、調停ユニット(またはアービタ)が設けられる。調停ユニットは、共用メモリ構成を使用して、メモリ・コントローラとグラフィックス・コントローラの両方がDRAMアレイに公平にかつ効率的にアクセスできるようにする。
共用メモリ構成を実現すると、コスト面でいくつかの利点が与えられるが、共用メモリはもはやグラフィックス・コントローラの専用資源でも、あるいはメモリ・コントローラの専用資源でもないので、このようなメモリ構成ではメモリ帯域幅が低下する。システム性能は、グラフィックスを多用しないアプリケーションを実行する際にはそれほど影響を受けないが、マルチメディア・アプリケーションなどグラフィックを多用するアプリケーションをコンピュータ・システムが実行するときには著しく影響を受ける恐れがある。そのような場合、グラフィックス・コントローラとメモリ・コントローラは、共用メモリへのアクセスを求めて激しく競合する。グラフィックス・コントローラが共用メモリに長時間アクセスしていると、メモリ・コントローラからシステム・メモリへのアクセス可能性が最大で50%低下する。このため、コンピュータ・システムの性能は著しく影響を受ける恐れがある。
本発明は、前述の共用メモリ構成の結果として生じる性能面の問題に対処するものである。
発明の概要
本発明の第1の態様によれば、メモリ・コントローラとグラフィックス・コントローラとを含むコンピュータ・システムが提供される。一実施態様では、このコンピュータ・システムは共用フレーム・バッファ・アーキテクチャを使用し、したがって、DRAMのバンクの形の共用メモリを有する。共用メモリには、メモリ・コントローラとグラフィックス・コントローラの両方からアクセスすることができる。共用メモリは、共用フレーム・バッファ(SFB)アパーチャが定義された少なくとも1つの共用DRAM行を含む。インタフェースによって、グラフィックス・コントローラまたはメモリ・コントローラから選択的にSFBアパーチャにアクセスすることができる。このため、グラフィックス・コントローラからSFBアパーチャにアクセスし、それと同時にメモリ・コントローラから残りのDRAM行にアクセスすることができ、その間にメモリ・コントローラは少なくとも1つの共用DRAM行にアクセスすることができる。少なくとも1つの共用DRAM行へのアクセスを求める競合が起こる可能性を低減するために、SFBアパーチャは好ましくは、共用メモリ内の低メモリ位置に決められる。
このインタフェースは、たとえば、マルチプレクサやQスイッチなどのセレクタ回路を含み、このセレクタ回路は、グラフィックス・コントローラおよびメモリ・コントローラのそれぞれからの専用バスを介して、それぞれのメモリ・アクセスを受け取り、かつこれらのコントローラからの信号を制御するように結合される。セレクタ回路は、SFBアパーチャが定義された共用DRAM行にどちらかのメモリ・アドレスを与えるように選択的に動作することができ、かつどちらかのコントローラがデータ・バスを介して共用DRAM行にアクセスできるように選択的に動作することができる。セレクタ回路は、論理回路から制御入力を受け取り、この入力は、メモリ・コントローラから受け取ったメモリ・アクセス要求が、少なくとも1つの共用DRAM行のアドレスに対する要求か、それとも残りのDRAM行のアドレスに対する要求かを決定する。
本発明の第2の態様によれば、グラフィックス・コントローラとメモリ・コントローラから共用メモリに同時にアクセスできるようにする方法が提供される。この場合、共用メモリは第1のメモリ部分と第2のメモリ部分とを含む。第1のメモリ部分は、たとえば単一のDRAM行であり、共用フレーム・バッファ(SFB)アパーチャを備える。第1のメモリ部分の第1のメモリ・アドレスへのアクセスを求める要求をグラフィックス・コントローラから受け取ると、グラフィックス・コントローラに第1のメモリ部分へのアクセスが許可される。第2のメモリ・アドレスへのアクセスを求める要求をメモリ・コントローラから受け取った場合、この第2のメモリ・アドレスが共用メモリの第1のメモリ部分に位置するか、それとも第2のメモリ部分に位置するかが判定される。次いで、第2のメモリ・アドレスが第2のメモリ部分に位置している場合、メモリ・コントローラに第2のメモリ・アドレスへのアクセスが許可され、したがって、グラフィックス・コントローラおよびメモリ・コントローラはそれぞれ、第1のメモリ部分および第2のメモリ部分に同時にアクセスすることができる。一方、第2のメモリ・アドレスが第1のメモリ部分に位置している場合、メモリ・コントローラから第1のメモリ部分へのアクセスが拒否されるか、あるいはグラフィックス・コントローラおよびメモリ・コントローラから第1のメモリ部分へのアクセスを求める競合する要求が、調停を受けるために調停ユニットに与えられる。
本発明の他の特徴は、添付の図面および以下の詳細な説明から明らかになろう。
【図面の簡単な説明】
本発明を制限としてではなく一例として添付の図面に示す。図面において、同じ参照符号は同様な要素を示す。
第1図は、本発明を実施することのできるコンピュータ・システムを示すブロック図である。
第2図は、本発明の第1の実施形態を組み込んだコンピュータ・システムを示すブロック図である。
第3図は、本発明の第2の実施形態を組み込んだコンピュータ・システムを示すブロック図である。
第4図は、本発明の第3の実施形態を組み込んだコンピュータ・システムを示すブロック図である。
第5図は、本発明による、第1のエージェントと第2のエージェントから共用メモリに同時にアクセスできるようにする方法を示すフローチャートである。
詳細な説明
複数のエージェントから共用メモリに同時にアクセスできるようにする方法および装置について説明する。以下の説明では、説明の都合上、本発明を完全に理解していただくために多数の特定の詳細について述べる。しかし、当業者には、これらの特定の詳細なしに本発明を実施できることが明白であろう。
まず第1図を参照すると、基本的な構成要素として、プロセッサ12と、メモリ・コントローラ14と、メモリ・アービタ16と、グラフィックス・コントローラ18と、共用メモリ20とを有するコンピュータ・システムがブロック図形で示されている。プロセッサ12は、様々な命令を実行し、ホスト・バス22に結合される。バス・ブリッジ24によって、ホスト・バス22と周辺バス22との間の通信が可能になる。周辺バス26は、1995年6月1日に発表されたPeripheral Components Interconnect(PCI) Local Bus Specification Revision 2.1に従って動作することができる。この場合、バス・ブリッジ24はホストPCI間ブリッジである。バス・ブリッジ24は、データ・パス・ユニット28とシステム・コントローラ30とを含む。メモリ・コントローラ14およびメモリ調停ユニット16は、システム・コントローラ30内に実装される。一実施形態では、データ・パス・ユニット28は82438VXデータ・パス・ユニットを備え、システム・コントローラ30は82437VXシステム・コントローラを備え、これらは共にカリフォルニア州サンタクララのIntel Corporationで製造されている。メモリ・コントローラ14およびメモリ調停ユニット16をシステム・コントローラ内に実装する必要はなく、これらはコンピュータ・システム10内の独立の機能ユニットでよい。バス・ブリッジ24は専用メモリ・バス32によって共用メモリ20に結合される。メモリ・バス32は制御・アドレス線32.1とデータ線32.2とを備える。具体的には、メモリ・コントローラから線32.1上に加えられる制御信号には、Write Enable(書込みイネーブル)信号(WE)と、Row Access Strobe(行アクセス・ストローブ)信号(RAS#)と、Column Address Strobe(列アドレス・ストローブ)信号(CAS#)が含まれる。メモリ・コントローラ14は制御・アドレス線32.1上にMemory Address(メモリ・アドレス)信号(MA)をドライブする。データは64ビット・データ線32.1上で共用メモリ20へ転送され、かつ共用メモリ20から転送される。グラフィックス・コントローラも同様に、バス34によって共用メモリ20に結合される。バス34は、メモリ・バス32の制御・アドレス線32.1に接続された制御・アドレス線34.1と、同様にデータ線32.2に接続されたデータ線34.2とを備える。
共用メモリ20は、DRAMのN個の行20.1ないし20.Nを備えるメモリとして示されており、DRAMの各行は、メモリ・バス32の線32.1上の制御信号およびアドレス信号を受け取り、メモリ・バス32のデータ線32.2上のデータを受け取りかつ出力するように結合される。したがって、DRAMの各行には、メモリ・コントローラ14とグラフィックス・コントローラ18のうちのどちらがメモリ・バス32を制御できるかに応じて、これらのエージェントのうちのどちらかからアクセスすることができる。DRAM行20.Nは、共用フレーム・バッファ・アパーチャ25を組み込んだ行として示されており、フレーム・バッファ・アパーチャ25は、グラフィックス・コントローラ18によって使用されるものとして指定される。フレーム・バッファ・アパーチャ25は、オペレーティング・システムに報告されるシステム・メモリ20の1番上に配置され、フレーム・バッファ25よりも上にあるメモリがオペレーティング・システムによって割り付けられることはない。共用メモリ20内のフレーム・バッファ25のサイズおよび位置が、定義可能であり、コンピュータ・システム10の要件に応じて修正できることが理解されよう。1組の制御・アドレス線32.1およびデータ線32.2のみによって、共用メモリ20が単一のポート・インタフェースを通してコンピュータ・システム10の他の構成要素に接続されることに留意されたい。
メモリ・コントローラ14は、プロセッサ12や、PCIマスタや、拡張バス・ブリッジなど、コンピュータ・システム10内のいくつかの構成要素からメモリ・アクセス要求を受け取るように結合される。この場合、メモリ・コントローラ14は、このようなメモリ・アクセス要求に応答して共用メモリ20からデータを読み取り、あるいは共用メモリ20にデータを書きこむことができる。DRAMリフレッシュなどいくつかの動作では、メモリ・コントローラ14は共用メモリ20のすべての部分にアクセスすることができる。メモリ・アクセス要求など他の動作では、メモリ・コントローラ14はシステム・メモリ部分(すなわち、共用メモリ20内の共用フレーム・バッファ・アパーチャ25に割り付けられていないアドレス可能なメモリ)にアクセスするだけでよい。他の動作では、メモリ・コントローラ14は共用フレーム・バッファ・アパーチャ25にアクセスする必要がある。
グラフィックス・コントローラ18は、周辺バス26に結合された陰極管(CRT)や液晶ディスプレイ(LCD)など表示装置(図示せず)上の最終的なディスプレイに関するグラフィックス・データを記憶するために共用メモリ20内の共用フレーム・バッファ・アパーチャ25にアクセスする。グラフィックス・コントローラ18は周辺バス26に結合され、周辺バス26を介してグラフィックス、データ、コマンドを受け取る。そのようなグラフィックス、データ、コマンドは、プロセッサ12、また周辺バス26に接続されたいくつかの他の装置または構成要素から、当技術分野で良く知られている方法で送られる。
当然のことながら、グラフィックス・コントローラ18とメモリ・コントローラ14は共に単一のメモリ・バス32を介して共用メモリ20にアクセスする。調停ユニット16は、「メモリ・アービタ」とも呼ばれ、メモリ・コントローラ14およびグラフィックス・コントローラ18からメモリ・バス32へのアクセスを調整するために設けられる。具体的には、調停ユニット16は、メモリ・コントローラ14およびグラフィックス・コントローラ18からメモリ・アクセス要求を受け取り、このアクセス要求の相対極性を判定し、次いで要求の相対極性に応じて、特定のエージェントまたは装置にアクセスを許可する。一実施形態では、メモリ・コントローラ14に、共用メモリ20にアクセスするためのメモリ・バス32のデフォルト制御が許可される。調停ユニット16は、線35を介してグラフィックス・コントローラ18からバス要求信号(MREQ#)を受け取るように結合される。この信号は、グラフィックス・コントローラ18がメモリ・バス32にアクセスする必要があることを調停ユニット16に示す。調停ユニット16は次いで、グラフィックス・コントローラ18のアクセス要求とメモリ・コントローラ14からの競合するアクセス要求との間の調停を行う。調停ユニット16は、グラフィックス・コントローラ18に共用メモリ20へのアクセス権を与えるべきであると判定した場合、線36上でメモリ・バス許可信号(MGNT#)をアサートする。調停ユニット16が機能するメモリ調停プロトコルは、1995年8月17日に出願された本出願人に譲渡された「Method and Apparatus for Arbitrating Access Requests to a Shared Computer System Memory by a Graphics Controller and a Memory Controller」と題する米国特許出願第08/516495号に記載されている。
さらに、調停ユニット16は、システム・コントローラ30内に組み込まれるように示されているが、独立の回路として実装することができる。
前述のコンピュータ・システム10では、グラフィックス・コントローラ18からのアクセス要求がメモリ・コントローラ14からのメモリ・アクセス要求と競合する。これらの要求は、コンピュータ・システム10内の他のいくつかの構成要素から発信することができる。さらに、グラフィックス・コントローラ18は実際には、共用フレーム・バッファ25を組み込んだ単一のDRAM行20.Nへのアクセスしか必要としないことに留意されたい。グラフィックス・コントローラ18は、そのようなアクセスを得るために、単一のメモリ・バス32を制御しなければならない。したがって、グラフィックス・コントローラ18がメモリ・バス32を制御できるとき、メモリ・コントローラ14は、それ自体の内部で生じたアクセス要求か、あるいは他のいくつかの装置のいずれか1つから受け取ったアクセス要求を発行することを妨げられる。したがって、共用メモリ構成のために起こるメモリ帯域幅の低下によってシステム性能が影響を受けることがある。
次に第2図を参照すると、メモリ・コントローラ214やグラフィックス・コントローラ218など少なくとも2つの2つのエージェントから共用メモリ220への同時アクセスを可能にする方法を実施するコンピュータ・システム210が示されている。説明を明確にするために、共用メモリ220は、DRAM行220.1およびDRAM行220.2の形の2つのメモリ部分のみを含むように示されている。共用フレーム・バッファ・アパーチャ225はDRAM行220.2に実装される。上記で第1図を参照して説明したコンピュータ・システムと同様に、コンピュータ・システム210はホスト・バス222に結合されたプロセッサ212を備える。プロセッサ212はバス・ブリッジ224を介して周辺バス226と通信する。バス・ブリッジ224はデータ・パス・ユニット228とシステム・コントローラ230とを組み込んでおり、システム・コントローラ230にはメモリ・コントローラ214およびメモリ調停ユニット216を実装することができる。調停ユニット216は、線235を介してグラフィックス・コントローラ218をからメモリ要求信号(MREQ#)を受け取り、線236上でメモリ・アクセス許可信号(MGNT#)を発行する。
コンピュータ・システム210はさらに、共用メモリ220とバス・ブリッジ224およびグラフィックス・コントローラ218との間に結合されたインタフェース240を組み込んでいる。インタフェース240はメモリ・バス232に結合され、メモリ・バス232は制御・アドレス線232.1とデータ線232.2とを備える。インタフェース240はフレーム・バッファ・バス234にも結合され、フレーム・バッファ・バス234は制御・アドレス線234.1とデータ線234.2とを備える。インタフェース240はさらに、他の2つのバス、すなわちバス242および244によって共用メモリ220に結合される。第2図に示したように、バス242は、共用フレーム・バッファ・アパーチャ225を含むDRAM行220.2にアドレス指定し、DRAM行220.2へのアクセスを可能にするためのみに使用される。バス244は、共用メモリ220内の残りのDRAM行(図の例では、DRAM行220.1のみを含む)へのアクセスを可能にする。
一実施形態では、インタフェース240は一対のQスイッチ246.1および246.2の形のセレクタ装置を備える。Qスイッチ246.2は制御線232.1およびアドレス線234.1から入力を受け取るように結合され、Qスイッチ246.1はデータ線232.2および234.2に結合される。Qスイッチ対は、線248上でシステム・コントローラ230によって生成される信号によって切り替えられる。具体的には、システム・コントローラ230は、以下で詳しく説明するように、メモリ・コントローラからのメモリ・アクセス要求を調べ、線248上で適切な信号を生成する論理回路231を組み込んでいる。論理回路231は、システム・コントローラ230内の機能ユニット内に含めることも、あるいは独立の機能ユニットまたは回路としてシステム・コントローラ230の外部で実現することもできることを理解されたい。論理回路231はインタフェース240自体内に配置することもでき好都合である。
メモリ・コントローラ214が共用メモリ220の第1の部分、すなわちDRAM行220.1内のメモリ位置へのアクセスを要求し、かつグラフィックス・コントローラ218が共用メモリ220の第2の部分、すなわちDRAM行220.2内のメモリ位置へのアクセスを要求すると、インタフェース240は、メモリ・コントローラ214およびグラフィックス・コントローラ218から共用メモリ220への同時アクセスを可能にする。メモリ・コントローラ214がDRAM220.1内のメモリ位置へのアクセスを必要とする場合は、線248上の適切な信号をアサートすることによって、インタフェース240内のスイッチ246.1および246.2が第1の状態に切り替えられる。この信号は、システム・コントローラ230内に組み込まれた論理回路231によって生成された信号である。Qスイッチ246.1はデータ線244.2とデータ線232.2との間のデータ・パスを形成し、データ・パス・ユニット228とDRAM行220.1との間でのデータの伝搬を可能にする。メモリ・コントローラ214は、制御・アドレス線244.2を介してDRAM行220.1にアドレス指定することができる。同様に、Qスイッチ246.2は制御線234.1とアドレス線242.1との間の信号パスを形成し、グラフィックス・コントローラ218がDRAM行220.2を制御しDRAM行220.2にアクセスすることを可能にする。この場合、データ線234.2を介してDRAM行220.2とグラフィックス・コントローラ218との間でデータを伝搬させることができる。このように、グラフィックス・コントローラ218がDRAM行220.2にアクセスするのと同時に、メモリ・コントローラ214はDRAM行220.1にアクセスすることができる。同様に、メモリ・コントローラ214がDRAM行220.1にアクセスするのと同時に、グラフィックス・コントローラ218はDRAM行220.2の共用バッファ・アパーチャ222にアクセスすることができる。
当然のことながら、DRAM行220.2の一部はシステム・メモリを備え、したがって、メモリ・コントローラ214はDRAM行220.2にアクセスする必要があり、DRAM行220.2へのアクセスを求めるメモリ・コントローラ216およびグラフィックス・コントローラ218からの競合する要求が生成されることがある。この場合、調停ユニット216は調停プロトコルを実行し、Qスイッチ246.1および246.2を適切な状態にすることによって適切なコントローラにアクセスを許可する。したがって、グラフィックス・コントローラからのメモリ・アクセス要求とメモリ・コントローラからのメモリ・アクセス要求は同じDRAM列220.2に対する要求であるので、同時アクセスは可能にならない。Qスイッチ246.1および246.2は、一方向電界効果トランジスタまたは二方向電界効果トランジスタ(FET)として実施することができ、マルチプレクサや三状態バッファなど適切なセレクタ手段で置き換えることができる。
本発明は、2つのDRAM行のみを組み込んだ共用メモリ220に限らない。本発明の代替実施形態を第3図に示す。コンピュータ・システム310の共用メモリ320はN個のDRAM行を組み込んでおり、共用フレーム・バッファ・アパーチャ325はDRAM行320.Nに実装される。DRAM行は、DRAMバンクの様々な組合せを使用して実装することができる。たとえば、DRAM行は単一の8MBバンクを備え、あるいは別法として2つの4MBバンクを備える。上記で第2図を参照して説明した原則に基づいて、グラフィックス・コントローラ318からDRAM行320.Nへのアクセスとメモリ・コントローラ314から共用メモリ320内の他のDRAM行へのアクセスとの同時アクセスが可能になるようにインタフェース340が結合されることを理解されたい。したがって、インタフェース340は、共用メモリ320を2つの部分、すなわち、共用フレーム・バッファ・アパーチャ322を組み込んだDRAM行320.Nと残りのDRAM行とに分割されたメモリとみなす。
第4図は、本発明の他の代替実施形態を示す。コンピュータ・システム410は128ビット・データ・パス・ユニット428を組み込んでおり、このデータ・パス・ユニットは、64ビット・データ線442.2および444.2上でデータを受け取りかつ送るように結合され、したがって、インタフェース・ユニット440内の2つのQスイッチを不要にする。データ・パス・ユニット428は、システム・コントローラ430から選択信号348を受け取り、したがって、データ・パス・ユニット428が、共用フレーム・バッファ・アパーチャ422を組み込んだDRAM行420.Nと共用メモリ420内の他のDRAM行とのどちらかと外部装置との間に選択的にデータ・パスを確立することを可能にするように結合される。さらに、共用フレーム・バッファ422は、第4図に示したのとは異なり、システム・メモリの1番上に配置する必要はない。オペレーティング・システムのロードおよびアクセスは多くの場合、メモリの1番上に位置するか、あるいはそれに隣接する位置に位置するメモリ・アドレスへのロードおよびアクセスであるので、メモリ420内のDOSアプリケーション領域のすぐ上のメモリ位置に共用フレーム・バッファ422を配置することが望ましい。共用フレーム・バッファ422をメモリ420内のより低い位置に配置することによって、メモリ・コントローラ414とグラフィックス・コントローラ418が同じDRAM行へのアクセスを要求する可能性は低減する。したがって、本発明の同時アクセス機能をより完全に利用することができる。
前述の実施形態は、グラフィックス・コントローラおよびメモリ・コントローラから共用フレーム・バッファ(SFB)を組み込んだ共用メモリへの同時アクセスを可能にすることに焦点を当てている。当然のことながら、三次元グラフィックスの表示に関する情報を含む、いわゆる「アルファ・バッファ」や「Zバッファ」など他のバッファを共用メモリ内に実装することもできる。したがって、本発明の教示は、上記のバッファを組み込んだ共用メモリ資源への同時アクセスを可能にすることを含むように拡張することができる。さらに、この同時アクセスを他の種類のコントローラ、および2つよりも多くのコントローラまたはエージェントに対して可能にすることができる。
上記の議論とは異なり、共用フレーム・バッファ(SFB)を単一のDRAM行内に配置する必要はなく、分割して複数のDRAM行上に配置することができることも理解されよう。この場合、本発明の教示は、グラフィックス・コントローラからSFBが存在するDRAM行へのアクセスと、メモリ・コントローラから他のDRAM行へのアクセスとの同時アクセスを可能にするように拡張することができる。
グラフィックス・コントローラとメモリ・コントローラなどの第1のエージェントと第2のエージェントから共用メモリへの同時アクセスを可能にする方法510について第5図および第6図を参照して論じる。まずステップ520で、たとえば、グラフィックス・コントローラなどのエージェントから共用メモリ・アクセス要求を受け取ったかどうかを判定する。アクセス要求を受け取っていない場合、方法はステップ505に進む。一方、グラフィックス・コントローラから共用メモリ・アクセス要求を受け取った場合、方法はステップ530に進み、処理論理が、メモリ・コントローラなど他のエージェントから事前の要求を受け取っているかどうかが判定される。メモリ・コントローラから事前の要求を受け取っていない場合、方法はステップ540に進み、グラフィックス・コントローラにメモリ・アクセスが許可される。ステップ530で、メモリ・コントローラから事前のメモリ・アクセス要求を実際に受け取っていると処理論理が判定した場合、方法はステップ550に進み、グラフィックス・コントローラ・アクセス要求が、メモリ・コントローラから受け取ったメモリ・アクセス要求のアドレスと同じDRAM行内のメモリ・アドレスに対する要求であるかどうかが判定される。それぞれのコントローラのメモリ・アクセス要求が同じDRAM行内のメモリ・アドレスへの要求である場合、方法は、アクセス要求同士の調停を行うステップ560に進む。調停ユニットは、調停が完了すると、ステップ540でグラフィックス・コントローラとメモリ・コントローラのどちらかにアクセスを許可する。別法として、ステップ550で、グラフィックス・コントローラ・アクセス要求が同じDRAM行にはないメモリ位置への要求であると判定された場合、ステップ570で両方のコントローラに共用メモリへの同時アクセスが許可される。
本発明は、共用メモリを使用する従来技術のコンピュータ・システムに勝るいくつかの利点を与える。最も顕著なこととして、本発明は、グラフィックス・コントローラとメモリ・コントローラなど少なくとも2つのエージェントから共用メモリへの同時アクセスを可能にすることによって、共用メモリを有するコンピュータ・システムの有効メモリ帯域幅を増加させる。したがって、総システム性能は、各要求側エージェントの専用メモリ資源を有するコンピュータ・システムのシステム性能に相当し、それに対して共用メモリから得られるコスト面の利益は維持される。この利点は、エージェントが共用メモリ資源にアクセスできる細分性または解像度を高めることによって達成される。したがって、2つのエージェントの間のメモリ・アクセス競合は、共用メモリ全体を求める競合ではなく、個々のメモリ行を求める競合に変形される。より細分性の低い共用メモリを提供する本発明の能力は、共用メモリの第1の部分および第2の部分に別々の制御入力を与えることによって部分的に達成される。具体的には、本発明は、共用バッファ・アパーチャを組み込んだDRAM行用の専用メモリ・バスと、残りのDRAM行用の専用メモリ・バスを設けることを提案する。本発明は、データ・パス・ユニットのピン数を増加させずに共用メモリとの完全な64ビット・インタフェースも確保する。
前述の明細書では、本発明についてその特定の例示的な実施形態を参照して説明した。しかし、添付の請求の範囲に記載した本発明の広い趣旨および範囲から逸脱せずに様々な修正および変更を加えられることは明白である。したがって、明細書および図面は、制限的なものではなく例示的なものとみなすべきである。
Claims (3)
- コンピュータ・システムであって、
メモリ・コントローラおよびグラフィックス・コントローラと、
サイズと位置が定義されることによって前記グラフィックス・コントローラのためのフレーム・バッファが定義されるメモリ部分とを有した、前記メモリ・コントローラ及びグラフィックス・コントローラによってアクセス可能に構成された共用メモリと、
前記フレーム・バッファが定義されていない第1の状態のときには、
(i)前記メモリ・コントローラと前記共用メモリとの間に第1のデータ・パスを形成し、
前記フレーム・バッファが定義されている第2の状態のときには、
(ii)前記メモリ・コントローラと、前記定義されたフレーム・バッファとを除いた共用メモリ部分との間に第2のデータ・パスを形成するとともに、
(iii)前記グラフィックス・コントローラと、前記定義されたフレーム・バッファとの間に第3のデータ・パスを形成する
スイッチ装置と
を有し、
これにより、前記第2の状態のときに前記メモリ・コントローラおよび前記グラフィックス・コントローラから、前記共用メモリへの同時アクセスを可能にすることを特徴とするコンピュータ・システム。 - サイズと位置が定義されることによってグラフィックス・コントローラのためのフレーム・バッファが定義される共用メモリであって、前記グラフィックス・コントローラとメモリ・コントローラとからアクセス可能な共用メモリ用のインタフェース装置であって、
前記メモリ・コントローラから第1のメモリ・アドレスを受け取るように結合された第1の入力と、
前記グラフィックス・コントローラから第2のメモリ・アドレスを受け取るように結合された第2の入力と、
前記フレーム・バッファが定義されている状態のときに該定義されたフレーム・バッファに前記第2のメモリ・アドレスを与え、それによって第1のアクセス・パスを介した前記メモリ・コントローラから前記共用メモリの前記フレーム・バッファを除いたメモリ部分へのアクセスと第2のアクセス・パスを介した前記グラフィックス・コントローラから前記定義されたフレーム・バッファへのアクセスとの同時アクセスを可能にするように選択的に動作し、かつ前記フレーム・バッファが定義されていない状態のときに前記共用メモリに第1のメモリ・アドレスを与え、それによって第3のアクセス・パスを介した前記メモリ・コントローラから前記共用メモリへの専用アクセスを可能にするように選択的に動作する、セレクタと
を備えることを特徴とするインタフェース装置。 - メモリ・コントローラとグラフィックス・コントローラから、サイズと位置が定義されることによってグラフィックス・コントローラのためのフレーム・バッファが定義された共用メモリへのメモリ・インタフェースを介する同時アクセスを可能にする方法であって、
(a)前記メモリ・インタフェースを、前記メモリ・コントローラが第1のアクセス・パスを介して前記フレーム・バッファを除くメモリ部分にアクセス可能にするとともに、前記グラフィックス・コントローラが第2のアクセス・パスを介して前記定義されたフレーム・バッファにアクセス可能にするステップと、
(b)前記メモリ・コントローラから前記共用メモリの前記定義されたフレーム・バッファを除くメモリ部分のメモリ位置へメモリ・アクセス要求を発するとともに、前記グラフィックス・コントローラから前記定義されたフレーム・バッファへメモリ・アクセス要求を発するステップと
を含むことを特徴とする方法。
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