JP2003177958A - 特殊メモリデバイス - Google Patents

特殊メモリデバイス

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JP2003177958A
JP2003177958A JP2002170614A JP2002170614A JP2003177958A JP 2003177958 A JP2003177958 A JP 2003177958A JP 2002170614 A JP2002170614 A JP 2002170614A JP 2002170614 A JP2002170614 A JP 2002170614A JP 2003177958 A JP2003177958 A JP 2003177958A
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JP
Japan
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memory
processing unit
special
main processing
bank
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JP2002170614A
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Alon Ironi
アイオニ アロン
Shachaf Zak
ザク シャチャフ
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Emblaze Semiconductor Ltd
Original Assignee
Emblaze Semiconductor Ltd
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    • G06F13/14Handling requests for interconnection or transfer
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  • Microcomputers (AREA)
  • Memory System (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Dram (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】特定用途向け信号処理ユニット(ASSPU)
および主処理ユニットが同時にメモリにアクセス可能な
メモリを提供する。 【解決手段】少なくとも1つの特殊メモリバンクおよび
少なくとも1つの通常メモリバンクを含むメモリモジュ
ールと、少なくとも1つの特殊メモリバンクへのアクセ
スを行うASSPUと、少なくとも1つの特殊メモリバ
ンクおよび少なくとも1つの通常メモリバンクへの外部
主処理ユニットのアクセスを可能にするバスインタフェ
ースと、主処理ユニットによる少なくとも1つの通常メ
モリバンクの少なくとも1つのアクセスと同時に、AS
SPUによる少なくとも1つの特殊メモリバンクの少な
くとも1つのアクセスを可能にするトラフィック管理ユ
ニット(TMU)を含む特殊メモリデバイス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の属する技術分野]本発明は、並列
処理に関する。
【0002】[従来の技術]図1は、以下のモジュー
ル、すなわち、CPU110、カラーLCDモジュール
120、カメラ125、キーパッド130、CPUメモ
リ140、モデム150(たとえば、DSPを備えたモ
デム)、RFトランシーバ160、フラッシュメモリ1
70、EPROM180、SIMカード190およびオ
ーディオコーデック105を含む、ビデオ機能を備えた
携帯電話を具体化する従来技術のCPU搭載システム1
00のブロック図を示す。動作中、RFトランシーバ1
60およびモデム150を介して、受信されたビデオお
よび/またはグラフィックデータが受信され、CPU1
10により処理される。CPU110は、処理中一時的
な記憶を行なうメモリ140に、ビデオおよび/または
グラフィックデータを転送する。処理されたデータは、
LCD120に出力される。発信されるビデオおよび/
またはグラフィックデータがカメラ125から受信さ
れ、CPU110により処理される。CPU110は、
処理中一時的な記憶を行なうメモリ140に、ビデオお
よび/またはグラフィックデータを転送する。処理され
たデータは、モデム150およびRFトランシーバ16
0を介して送信される。フラッシュメモリ170および
EPROM180は、CPUプログラムおよび定数パラ
メータを格納する。
【0003】ビデオ機能を働かせるために、CPU11
0には、ビデオおよびグラフィックを取り扱うソフトウ
ェアが設けられなければならない。CPU110用に特
別な命令(マルチメディア拡張命令と呼ばれることが多
い)が設計され、ビデオ/グラフィック命令が、他の命
令に連続して実行される。さらに、ビデオ機能をもたな
いシステムのCPUと比較した場合、リアルタイム要求
を満たすように、CPU110の周波数は大きいもので
なければならない。増大されたクロック周波数は、電力
消費量を比例的に増大させる。
【0004】電力損失のさらなる原因として、CPU1
10のICとメモリ140のIC間の入力/出力ピン
(相互接続)間でのデータ転送があげられる。この種の
データトラフィックは、入力/出力バッファでの大容量
負荷の充電/放電を伴うため、電力消費量が多くなる。
定量的に、メモリIC140の入力/出力ピンで消費さ
れる電力量は、以下の式で表される。 P1=PID+PIC (式中、PIDは、データピンで消費される電力であり、
ICは、制御およびアドレスピンで浪費される電力であ
る。)典型的に、前者は、後者よりもかなり大きいもの
である。また、 PID=CIO *IO 2*0.5*IO (式中、CIOは、外部データバスの負荷容量(ファラッ
ド)であり、VIOは、メモリデバイスのI/Oの供給電
圧(ボルト)であり、BIOは、データバスでのトランザ
クション(データ処理)の有効帯域幅(ビット/秒)で
ある。)
【0005】たとえば、典型的なDRAMメモリICの
場合、消費電力は、以下の値に近似し得る。 CIO=10*10-12ファラッド VIO=2.5ボルト BIO=200*106ビット/秒 PID=10*10-12*2.52*0.5*200*106
6.25mW 故に、P1>6.25mW
【0006】図2に示すビデオ機能を備えた携帯電話の
別の従来技術のシステム200において、CPU210
と同じダイ(チップ)上に、ビデオおよびグラフィック
タスクを取り扱う信号処理コア215が埋め込まれてい
る。ビデオおよびグラフィックタスクがコア215によ
り取り扱われるため、CPU210のクロック周波数
を、ビデオ機能をもたない携帯電話のCPUの周波数よ
り高くする必要がないため、ビデオ機能により増大した
周波数により浪費されてきた電力が節約される。しかし
ながら、このような状況下でも、システム200は、電
力消費量の見地からあまり効率的なものではない。その
理由として、CPU210およびコア215を含むIC
が、メモリ140と大量のデータを交換しあうことに変
わりはないため、CPU210のICとメモリ140の
ICとのあいだの相互接続間で、大量の電力量(上記近
似値を参照)を消費する。
【0007】図3Aは、ビデオ機能を備えた携帯電話の
別の従来技術のシステム300を示す。CPU310の
外部には、一般用途向けまたは特定用途向けのディジタ
ル信号プロセッサ(DSP)385が配置される。DS
P385は、ビデオおよびグラフィックタスクを取り扱
い、その間、CPU310は、他のタスクを取り扱う。
したがって、ビデオ機能をもたない携帯電話のCPUと
比較した場合、CPU310のクロック周波数を上げる
必要がない。しかしながら、DSP385は、たとえ
ば、DRAMまたはRAM395などの追加のメモリ3
95を必要とし、これは、DSP385内に埋め込まれ
るか、または、DSP385の外部にある既成のメモリ
ICとして配置され、DSP385に接続され得る。
【0008】図3Bは、(図3Aの)DSP385およ
び(D)RAM395を特定用途向けCPU380およ
びSDRAM390に置き換えた同様のシステム320
を示す。
【0009】システム100および200と比較した場
合、システム300および320のICの総数は共に多
いため、サイズおよびコストが増大する。また、システ
ム300および320は、CPU310とメモリ140
とのあいだ、CPU310とDSP385または特定用
途向けCPU380とのあいだ、およびDSP385ま
たは特定用途向けCPU380とメモリ395または3
90とのあいだで、データを移動させなければならない
ことから、大量の電力が消費されるため、電力効率が悪
い。DSP385または特定用途向けCPU380とメ
モリ395または390とのあいだのデータ転送は、典
型的に(必然的ではないが)、システム300および3
20に対して上記にあげたデータ転送の最も高いトラフ
ィックであり、ビデオ圧縮/伸張アルゴリズムがデータ
への複数のアクセスを要求するため、電力を最も浪費す
る。
【0010】また、CPUメモリに埋め込まれたプロセ
ッサを含む関連技術のシステムがある。
【0011】Dowlingの米国特許第6,026,
478号には、VLIW CPUのDRAMとしても機
能するDRAM内蔵VLIW拡張プロセッサに接続され
るVLIW(超長命令語)プロセッサが記載されてい
る。米国特許第6,026,478号は、命令レベルで
CPUとエンベデッドDRAMプロセッサとのあいだで
タスクの割り当てを分割する。
【0012】命令レベルでプログラムを分割すること
で、CPUとエンベデッドDRAMプロセッサとのあい
だでデータ(この場合の「データ」は命令を含む)を交
換する量は、通常のCPU−DRAMの例に対して一定
量減少する。このシステムの欠点は、要求される複雑性
にある。たとえば、エンベデッドメモリ処理ユニット
は、CPUにより同時に実行される命令ストリームを感
知する必要があり、エンベデッドメモリ処理ユニット
は、CPUの命令キャッシュを共有する必要がある。さ
らに、命令レベルでの実行を同期するために、CPUと
DRAMとのあいだのデータ交換量は著しいものであ
る。
【0013】Iobst等の米国特許第5,396,6
41号には、DRAMと一体化した単一命令複数データ
(SIMD)および複数命令複数データ(MIMD)プ
ロセッサが記載されている。各タイプのプロセッサは、
外部DRAMインタフェースを有する(すなわち、DR
AMは、共通のDRAMとしてアクセスされ得る)。し
かしながら、外部「ホスト」からエンベデッドプロセッ
サを動作させる追加の制御ラインがある。
【0014】さらに、米国特許第5,396,641号
に開示されている発明は、同時に起こる内部処理および
外部データ転送をサポートしていない。メモリアクセス
サイクルがないときにのみ、内部計算サイクルが起こり
得る。このようなアプローチをとるかぎり、エンベデッ
ドDRAMプロセッサを、同時にエンベデッドDRAM
を主メモリとして使用するCPUとして使用することが
できない。
【0015】Pawate等の米国特許第5,678,
021号には、データ記憶領域と処理コアを含み、デー
タ記憶領域に格納された命令を実行するスマートメモリ
が開示されている。スマートメモリは、外部からは標準
的なメモリデバイスとして直接アクセス可能なものであ
る。しかしながら、スマートメモリは、同時に起こる内
部処理および外部データ転送をサポートしていない。メ
モリアクセスサイクルがないときにのみ、内部計算サイ
クルが起こり得る。このようなアプローチをとるかぎ
り、処理コアをデータ記憶領域を主メモリとして使用す
るCPUとして同時に使用することができない。
【0016】当技術で必要とされているものは、エンベ
デッドASSPU(特定用途向け信号処理ユニット)お
よび主処理ユニットが同時にメモリにアクセス可能な論
理エンベデッドメモリである。
【0017】[発明の開示]本発明により、少なくとも
1つの特殊メモリバンクおよび少なくとも1つの通常メ
モリバンクを含む少なくとも2つの別々のメモリバンク
を含んだメモリモジュールと、メモリモジュールと同じ
ダイ上に埋め込まれ、内部バスを介して少なくとも1つ
の特殊メモリバンクへの読取り/書込みアクセスを有
し、少なくとも1つの予め決定されたタスクを実行する
ように構成された特定用途向け信号処理ユニットASS
PUと、ASSPUにより実行可能な少なくとも1つの
所定のタスクの少なくとも1つに関連するデータに対し
て、少なくとも1つの特殊メモリバンクへの外部の主処
理ユニットのアクセスを可能にし、少なくとも1つの通
常メモリバンクへの主処理ユニットのアクセスを可能に
する、外部主処理ユニットをメモリモジュールに結合す
るバスインタフェースと、および主処理ユニットによる
少なくとも1つの通常メモリバンクの少なくとも1つへ
のアクセスと同時に、ASSPUによる少なくとも1つ
の特殊バンクの少なくとも1つへのアクセスを可能にす
るトラフィック管理ユニットTMUとを含む特殊メモリ
が提供される。
【0018】本発明により、主処理ユニットと、メモリ
モジュールと同じダイ上に埋め込まれた特定用途向け信
号処理ユニットASSPUとのあいだでメモリモジュー
ルのメモリを共有する方法であり、メモリモジュールに
は、主処理ユニットとASSPUにより共有される少な
くとも1つのバンクと、主処理ユニットによりアクセス
可能な少なくとも1つの通常バンクとが含まれるメモリ
共有方法であって、ASSPUにより実行可能な所定の
タスクに関連するデータに対して、主処理ユニットおよ
びASSPUにより共有されるメモリモジュールのバン
クへのアクセスを主処理ユニットが所望するかを決定す
ることと、決定が、メモリモジュールの非共有(通常)
バンクへのアクセスを主処理ユニットが所望することで
あれば、主処理ユニットによる非共有バンクへのアクセ
スを可能にし、共有バンクへのASSPUのアクセスを
同時に可能にすることとを含む方法がさらに提供され
る。
【0019】さらに、本発明により、少なくとも1つの
特殊メモリバンクを含むメモリモジュールと、メモリモ
ジュールと同じダイ上に埋め込まれ、内部バスを介して
少なくとも1つの特殊メモリバンクへの読取り/書込み
アクセスを有し、少なくとも1つの予め決定されたタス
クを実行するように構成された特定用途向け信号処理ユ
ニットASSPUと、少なくとも1つの特殊バンクの少
なくとも1つのアドレスにマッピングされるASSPU
の少なくとも1つのレジスタへの主処理ユニットのアク
セスを可能にする、主処理ユニットをメモリモジュール
に結合するバスインタフェースと、および少なくとも1
つのレジスタの少なくとも1つへの主処理ユニットによ
るアクセスと、少なくとも1つのアドレスの少なくとも
1つを含む少なくとも1つの特殊メモリバンクの少なく
とも1つへのASSPUによるアクセスとを同時に可能
にするトラフィック管理ユニットTMUとを含む特殊メ
モリが提供される。
【0020】さらに、本発明により、主処理ユニット
と、メモリモジュールと同じダイ上に埋め込まれ、少な
くとも1つの所定のタスクを実行するように構成された
特定用途向け信号処理ユニットASSPUとのあいだで
メモリモジュールのメモリを共有する方法であり、メモ
リモジュールには、少なくとも1つの特殊メモリバンク
が含まれるメモリ共有方法であって、少なくとも1つの
特殊メモリバンクの1つにある少なくとも1つの所定の
アドレスの1つへのアクセスを主処理ユニットが所望す
るかを決定することと、決定が、少なくとも1つの特殊
バンクの1つにある少なくとも1つの所定のアドレスの
1つへのアクセスを主処理ユニットが所望することであ
れば、主処理ユニットによる1つのアドレスへマッピン
グされるASSPUの少なくとも1つのレジスタへのア
クセスを可能にすることと、主処理ユニットのアクセス
中、ASSPUが所望すれば、1つのアドレスを含む1
つの特殊バンクへのASSPUのアクセスを可能にする
こととを含む方法が提供される。
【0021】本発明により、主処理ユニットと、メモリ
モジュールと同じダイ上に埋め込まれ、少なくとも1つ
の所定のタスクを実行するように構成された特定用途向
け信号処理ユニットASSPUとのあいだでメモリモジ
ュールのメモリを共有する方法であり、メモリモジュー
ルには、少なくとも1つの特殊メモリバンクが含まれる
メモリ共有方法であって、少なくとも1つの特殊メモリ
バンクの1つへのアクセスを主処理ユニットが所望する
かを決定することと、決定が、少なくとも1つの特殊バ
ンクの1つへのアクセスを主処理ユニットが所望するこ
とであれば、1つの特殊バンクへの主処理ユニットの間
接的なアクセスを可能にすることと、主処理ユニットの
アクセス中、ASSPUが所望すれば、1つの特殊バン
クへのASSPUの直接的なアクセスを可能にすること
とを含む方法が提供される。
【0022】本発明を理解し、本発明の実施方法を理解
するために、添付の図面を参照して、非制限的な例のみ
により、以下に好適な実施形態を記載する。
【0023】[発明の実施の形態] (用語集) 「ASSPU」:特定用途向け信号処理ユニット。プロ
グラマブルプロセッサを含むものであっても、含まない
ものであってもよく、1つまたは数個の特定の処理タス
クを取り扱うように最適化されたディジタル信号処理論
理ユニット。 「キャッシュ」:最も高い頻度のデータ処理に対してC
PUまたはDSPにより使用される比較的小さく非常に
高速のメモリブロック。キャッシュは、CPU(または
DSP)と、典型的に速度がより遅い主メモリとのあい
だの橋渡しをする。最も一般的なキャッシュの例は、高
速SRAM(追加の論理素子とともに)である。 「CPU」:中央演算処理装置。ICの全体または一部
を構成する装置であり、電子システムにある他の構成部
品のすべて(またはほとんど)を制御するソフトウェア
プログラムを起動および実行する装置。 「DRAM」:ダイナミックランダムアクセスメモリ。
内容を失わないために、不定期に「リフレッシュ」動作
を要するRAM。DRAMは、基本的に、あまり高価な
ものではなく、SRAMよりも電力を消費しない。より
安価なため、DRAMは、CPUの主メモリの一般的な
解決策である。 「DSP」:ディジタル信号プロセッサ。数値データの
数学的処理用に最適化された特別なタイプの処理ユニッ
ト。 「フラッシュメモリ」:永久記憶媒体のタイプ、すなわ
ち、電源に接続されていないときでも、データを保持す
るメモリ。フラッシュメモリは、半導体を基にしたもの
であり、RAMより遅いアクセスタイムをもつ(特に、
書込み時)が、ほとんどの他の永久記憶媒体より速い。 「IC」:集積回路。半導体のダイ(チップ)上に形成
された複合電子回路であり、より複雑な電子システムの
なかの1つの独立した物理的実体を構成する。 「LCD」:液晶ディスプレイ。可変振幅をもつ電界を
液晶にかけることに基づいたカラーイメージを電子表示
するための低電力メカニズム。この方法は、多くの低消
費電力機器である、ラップトップPC、パームPC、携
帯電話、ディジタルカメラなどで使用される。 「RAM」:ランダムアクセスメモリ。ディジタル情報
のビットを格納する単一のICまたはICのアレイ。情
報は、ランダムに(新しい情報の)読取りまたは書込み
用にアクセスされ得る。 「SRAM」:スタティックランダムアクセスメモリ。
電源に接続されているかぎり、内容を格納でき、「リフ
レッシュ」動作が不要なRAM。SRAMは、基本的に
より高価なものであり、DRAMより多くの電力を消費
するが、特に、シングルまたはデュアルデータワードの
トランザクションのより高速のデータ処理をサポートす
る。 「(ディジタルTV)セットトップボックス」:ケーブ
ル、衛生または地上回線を介して、圧縮され、任意に暗
号化されたマルチメディアディジタル信号を受信し、そ
の信号を処理し、それをモニタ上のディスプレイに送信
する電子機器。
【0024】本発明を適用する任意の実施形態には、主
処理ユニットICが含まれ、それとともに、同じIC上
にある他の周辺処理およびインタフェースおよび通信モ
ジュールが含まれてよく、さらに、エンベデッドASS
PUとともに主メモリICが含まれる。主処理ユニット
は、たとえば、2つのプロセッサ(CPU/DSP)、
CPU、または、DSPを有するコアであり得る。主メ
モリは、たとえば、DRAM、SRAM、または、DR
AMとSRAMを混載した組み合わせであり得る。説明
を容易にするために、以下の記載において、主処理ユニ
ットをCPUとし、主メモリをDRAMとする。また、
以下に記載するほとんどの実施形態において、処理され
たデータは、カラーLCDに出力されるが、好適な代替
実施形態においては、他の出力手段が使用されてよいも
のとする。
【0025】好適には、ASSPUは、CPUが他のタ
スクを扱うあいだ、メモリ集約的な1以上のシステムタ
スク(すなわち、機能)を扱う。したがって、CPUと
主メモリとのあいだのデータ交換量が減少し、電力消費
量が下がる。さらに、追加のICや、それに伴う付加的
なコストおよびサイズも追加されない。典型的であって
必然的ではないが、タスクは、命令レベルまたは命令グ
ループレベルではなく、サブアプリケーションレベル
(たとえば、フレームレベル)にある。ASSPUに割
り当てられる機能は、一般的には、CPUのプログラム
から除外または削除される。このような機能の一例は、
イメージの圧縮、イメージの伸張、ある色空間から別の
ものへのイメージの変換などであり得る。
【0026】割り当てが、命令レベルまたは命令グルー
プレベル以外の(より高い)レベルにあれば、ASSP
UがCPUの命令キャッシュを共有する必要がないた
め、ASSPUとCPUとのあいだの同期は、たとえ
ば、命令レベルでの割り当てと比較すると単純化される
ことがあることに留意されたい。
【0027】本発明の一つの好適な実施形態において、
CPUのICとDRAMのIC(ASSPUを含む)と
のあいだの物理インタフェースは、CPU ICと通常
のDRAM IC(ASSPUを含まない)とのあいだ
の物理インタフェースの業界標準に準拠する。本発明の
別の好適な実施形態において、専用の制御ラインおよび
/またはステータスラインが追加される。たとえば、C
PUへの割り込み信号用および/またはアクセスが通常
のメモリアクセスではなくASSPUにより実行される
タスクに関連することを示す信号用に、追加のピンが使
用され得る(アクセスのアドレスがアクセスタイプを区
別するために使用されない実施形態において)。
【0028】図4は、ビデオ機能を備えた携帯電話の本
発明の好適な実施形態を示す。CPU410が、ビデオ
機能をもたないCPUと異なる点は、CPU410に、
ロジック内蔵メモリ440内のASSPUと通信するた
めのソフトウェアデバイスドライバが必要となることで
ある。CPU410は、ビデオおよび/またはグラフィ
ックデータをロジック内蔵メモリ440に転送する。
【0029】本発明の好適な実施形態による、ロジック
内蔵メモリ440の内部構造を示す図5を参照する。ト
ラフィック管理ユニット510、ASSPU505、お
よび特殊データバンク520を除く残りのモジュール
は、DRAMデザインに一般的なものであるため、以下
に詳細に記載しない。この例では、4つのデータバンク
があるとされ、そのうち1つのデータバンク520は、
CPU410およびASSPU505によりアクセスさ
れ得る特殊バンクであり、他の3つのバンク530は、
CPU410にのみ使用される通常バンクである。たと
えば、CPU410は、キャッシュが的外れの場合、す
なわち、CPU410が読み取ろうとするデータがキャ
シュメモリになければ、通常バンク530にアクセス
し、バンク530からデータを読み取り得る。図5に示
す好適な実施形態は、特殊バンクと通常バンクの分割比
が1:3のものに制限されず、少なくとも1つの特殊バ
ンクと少なくとも1つの通常バンクさえあればよいこと
は明らかであろう。
【0030】特別なバス550が、ASSPU505と
特殊バンク520とを接続する。以下の記載および特許
請求の範囲において、「バス」および「バスインタフェ
ース」という用語は、複数の「バス」および「バスイン
タフェース」をそれぞれ含むように解釈されるものとす
る。典型的であって必然的ではないが、特別なバス55
0の幅が、論理エンベデッドメモリ440内の他のバス
580より広いことにより、ASSPU505が特殊バ
ンク520を最大限に利用でき、低周波数で動作でき
る。
【0031】ASSPU505は、たとえば、圧縮、伸
張、フィルタリングなどにより、イメージ/ビデオデー
タを処理する。その結果は、特殊バンク520に一時的
に格納される。
【0032】トラフィック管理ユニット(TMU)51
0により、CPU410およびASSPU505は、特
殊バンク520へのアクセスを共有できる。典型的であ
って必然的ではないが、CPU410は、ASSPU5
05に新しいデータを供給するか、またはASSPU5
05による処理結果を獲得する以外には、特殊バンク5
20にアクセスしない。TMU510は、ビデオおよび
/またはグラフィックデータと他のデータとを区別する
ため、CPU410は、好ましくはCPU410のメモ
リアドレスバスに示されたアドレスレンジまたはCPU
410と内蔵メモリ440(たとえば、制御論理540
に接続されたもの)とのあいだのインタフェース内の特
別な専用信号に応じて、通常バンク530ではなく特殊
バンク520にアクセスする。たとえば、専用信号は、
データがビデオ/グラフィックデータであることを示す
ようにCPU410によって高に設定された信号と、他
の(汎用)データを示すようにCPU410によって低
に設定された信号を含み得る。
【0033】図5を基にした一つの好適な実施形態にお
いて、CPU410は、コンフリクト(競合)が生じた
場合にプライオリティを有する。CPUの読取り中にコ
ンフリクトが生じると、TMU510は、ASSPU5
05に対して特殊バンク520へのアクセスを解放する
ように信号を出しながらサイクルを休止させる。CPU
410により特殊バンク520がアクセス可能にされる
と、CPUの読取りサイクルは完了し、待機中のASS
PU505がアクセスを再開できる。
【0034】CPUの書込みの場合、TMU510は、
ASSPU505に対して特殊バンク520へのアクセ
スを解放するように信号を出しながら、書込みデータを
バッファリングする。一旦、CPU410に特殊バンク
520がアクセス可能になると、TMU510は、一時
的にバッファリングされたデータからはじめて、CPU
の書込みサイクルをエミュレート(代行)する。同様
に、CPU410が特殊バンク520へのアクセスを最
初に行なえば、TMU410は、ASSPU505によ
るアクセスを防止する。
【0035】ある場合には、特定の用途に対してCPU
410を同期させることにより、コンフリクトが最小限
に抑えられるか、除去され得る。たとえば、ビデオ伸張
の場合、CPU410は、メモリ440にある所定のバ
ッファに圧縮データを書き込み、外部メモリインタフェ
ースを通して送られるコマンドデータワードを介して、
それをASSPU505に通知し、別のバッファに圧縮
データの新たなロードを書きこみ、ASSPU505に
通知し、以下同様の動作を行なうものであってもよい。
このような、二重または多重バッファの手法では、いく
つかの追加のメモリ空間が使用されるが、コンフリクト
状態を生むことなく、CPU410およびASSPU5
05へのメモリ部分の安全で持続的な運用が得られる。
【0036】図12に、内蔵メモリ440の内部構造の
別の好適な実施形態が示されている。この好適な実施形
態において、CPU410は、特殊バンク520の特定
のアドレスにマッピング(対応づけ)されたASSPU
505のレジスタ1215にアクセスするだけでよいた
め、CPU410は、特殊バンク520への「直接的
な」アクセスをもたない。その代わり、CPU410
は、ASSPU505のレジスタ1215からの値の書
込みおよび読取りを行なう。たとえば、レジスタ121
5は、CPU410が書込みを行なう入力FIFOレジ
スタ1230と、CPU410が読取りを行なう出力F
IFOレジスタ1240とを含み得る。この例をさらに
参照すると、レジスタ1215は、CPU410により
読取り可能な2つのさらなるレジスタ1280および1
290を含み、これらのレジスタは、FIFOレジスタ
1230および1240のそれぞれの満/空状態を示す
ものである。たとえば、入力FIFOレジスタ1230
の物理サイズが256バイトであり、FIFO1230
が20バイト満たされていると、CPU410は、オー
バーフローが生じる前に236バイトのみを書き込むこ
とができる。特別なバス1250が、ASSPU505
と特殊バンク520とを接続する。典型的であって必然
的ではないが、特別なバス1250の幅が、ロジック内
蔵メモリ440内の他のバス580より広いことによ
り、ASSPU505が特殊バンク520を最大限に利
用でき、低周波数で動作できる。特別なバス1250
が、入力レジスタ1230、出力レジスタ1240およ
びASSPU505により共有される。ASSPU50
5が特殊バンク520にアクセスしない場合、TMU1
210が、特殊バンク520から出力FIFO1240
へデータを読み取り、入力FIFO1230から特殊バ
ンク520へデータを書き込むための予備サイクルを用
いる。
【0037】TMU1210は、上述したように、アド
レスまたは制御ロジックに接続された専用信号のいずれ
かに基づいて、CPU410による通常バンク530へ
のアクセスと特殊バンク520へのアクセスとを区別す
る。
【0038】TMU1210は、デマルチプレクサ12
60およびマルチプレクサ1270を制御する。デマル
チプレクサ1260は、データ入力バッファ540から
の1つの入力と、TMU1210からの制御信号に応じ
て、データバス580またはFIFO入力レジスタ12
30への2つの出力を有する。マルチプレクサ1270
は、2つの入力(データバス580からの入力またはF
IFO出力レジスタ1240からの入力)と、データ出
力バッファ545への1つの出力を有する。TMU12
10からの制御信号が、2つの入力のいずれがデータ出
力バッファ545に転送されるかを選択する。図12に
示す好適な実施形態において、CPU410は、ASS
PU505が特殊バンク520にアクセスするのと同時
に、特殊バンク520の特定のアドレスにマッピングさ
れたレジスタ1215にアクセスし得る。
【0039】以下、図6を参照して、システム400に
よるビデオ伸張の例の工程を説明する。CPU410
は、工程602において、新しい圧縮フレームがメモリ
に入力され始めたことをASSPU505に通知する。
通知は、たとえば、メモリ440とCPU410とのあ
いだの外部インタフェースを通して送られるコマンドデ
ータワードを介したものであり得る。圧縮フレームは、
メモリへ入力され始める。典型的であって必然的ではな
いが、フレーム内のデータの順序は予め規定されている
が、アドレスがフレームのどの部分が書き込まれている
かを示すように使用されるか、または、特別なプレフィ
ックスがデータ用に使用され得る。好適な実施形態に応
じて、圧縮フレームは、特殊バンク520または入力F
IFOレジスタ1230に書き込まれる。工程604に
おいて、ASSPU505は、新しいフレームの伸張を
開始する。工程608において、ASSPU505は、
第1のビデオセグメントの準備が完了したこと(この例
では、伸張)をCPU410に通知するためのフラグを
立てる。たとえば、特殊バンク520にある制御メモリ
ロケーションへの書込みか、または特殊バンク520の
外部にあり、特殊バンク520の特定のアドレスにマッ
ピングされた制御レジスタへの書込みにより、フラグが
立てられ得る。CPU410は、これらの制御メモリロ
ケーションまたは制御レジスタを定期的にポーリング
(検索)する(工程606)。(図6に示されていな
い)別の例として、たとえば、CPU410を中断する
ために、CPU410とロジック内蔵メモリ440との
あいだのインタフェースに専用信号を用いることによ
り、データのある部分がすでに処理されていることを表
す信号をASSPU505がCPU410に出す。工程
610において、CPU410は、特殊バンク520ま
たは出力FIFOレジスタ1240から、好適な実施形
態に応じて、準備が完了した伸張セグメントを読み取
る。
【0040】読み取られたセグメントをCPU410が
さらに処理すること、たとえば、準備が完了したセグメ
ントへの送信、SIMカードまたはフラッシュ、ハード
ディスクなどの他のメモリタイプでのセグメントへの格
納、および/またはLCD120または同等のディスプ
レイモジュール上でのセグメントの表示は、本発明の範
囲外のものである。
【0041】フレームにあるつぎのセグメントのそれぞ
れに対して、工程610、612、614および616
が繰り返される。工程618において、CPU410
は、メモリへの現在のフレームの書込みを完了する。工
程620において、ASSPU505は、最後のセグメ
ントの準備が完了したことをCPU410に通知するフ
ラグを立てる。工程622において、CPU410は、
メモリへのつぎの圧縮フレームの書込みを開始する。つ
ぎの圧縮フレームの書込みは、前のフレームの最後に準
備が完了したセグメントを読み取る前に行なわれること
に留意されたい。工程624において、CPU410
は、メモリへの新しい圧縮フレームの入力が開始された
ことをASSPU505に通知する。工程626におい
て、ASSPU505は、新しいフレームの伸張を開始
し、このプロセスが再び開始される。
【0042】つぎの代替機能フローにおいては、CPU
410とASSPU505とのあいだに通知がまったく
ないか、またはほとんどない。このような場合、たとえ
ば図12に示すような内部構造の場合、CPU410は
出力FIFO1240と関連する空を表すレジスタ12
90を読み取ることにより、準備が完了したセグメント
が存在することを認識できる。同様に、ASSPU50
5が特殊バンク520へのフルアクセスを有するため、
ASSPU505は、処理を要する任意の新しいデータ
が特殊バンク520に入力されたか否かを定期的に確認
できる。したがって、この代替機能フローでは、工程6
08、614、620、624のうちの1以上の工程
と、工程602の通知部分が省略されてよい。さらに、
CPU410が出力FIFO1240と関連する空を表
すレジスタ1290を確認する工程と工程606を置き
換えることもできる。
【0043】図7は、表示するデータがCPU710に
よって読み取られず、その代わりとして、ロジック内蔵
メモリ740によりLCD120に直接送られる、本発
明によるビデオ機能を備えた携帯電話の別の好適な実施
形態を示す。データの読み取りおよびLCD120への
データの送信のタスクを軽減できるため、CPU710
のソフトウェアは、CPU410のソフトウェアよりも
単純なものになり得る。この好適な実施形態において、
ロジック内蔵メモリ740のICは、標準DRAMチッ
プのピン配列をもたず、アーキテクチャは、公知の従来
のアーキテクチャとは異なる(ロジック内蔵メモリ44
0のICの一つの好適な実施形態に対して)。たとえ
ば、一つの好適な実施形態において、標準DRAMのピ
ンに加え、ロジック内蔵メモリ740ICのピン配列
は、以下の追加のピンを含むものであってよい。 VLCK−ビデオピクセルクロック(出力) VS−垂直ビデオ同期信号(出力) HS−水平ビデオ同期信号(出力) データ[7:0]−ビデオピクセルデータ(8出力ピ
ン)
【0044】データを論理エンベデッドメモリ740に
書き込むCPU710のプロセスは、図6に示すプロセ
スに類似している。しかしながら、CPU710が、L
CD120へとさらに転送するためにロジック内蔵メモ
リ740からデータを読み取る代わりに、データは、ロ
ジック内蔵メモリ740からLCD120へ直接転送さ
れる。
【0045】図13は、本発明の好適な実施形態による
ロジック内蔵ドメモリ740の内部構造の一例を示す。
図14は、本発明の別の好適な実施形態によるロジック
内蔵メモリ740の代替的な内部構造を示す。
【0046】図13および図14において、ロジック内
蔵メモリ740は、データをLCD120に直接転送で
きるように、ASSPU505に結合された追加のLC
Dバス1310を含む。図13および図14に示す実施
形態において、ASSPU505およびTMU510ま
たはTMU1210が同じものであるということを前提
にして、LCDバス1310がない実施形態と同じ番号
を割り当てている。しかしながら、好適な代替実施形態
において、図13および図14の内部構造にあるASS
PUおよびTMUは、LCDバス1310がない実施形
態のものと異なるものであってよい。
【0047】本発明の好適な実施形態による、図7の構
造をもつ携帯電話のグラフィックアクセレータによる処
理を示す図8を参照する。CPU710がピクセル単位
でグラフィックを書き込む代わりに、CPU710は、
ASSPU505に全コマンドを送信し、ASSPU5
05がLCD120にピクセル単位でグラフィックを書
き込む。これにより、CPU−メモリバス上のトラフィ
ックの軽減を強調している。
【0048】本発明の特徴をもたない携帯電話システム
では、高レベルのグラフィックコマンドの処理からデー
タ交換までCPU内に行なわれるか、またはCPUとL
CDとのあいだをつなぐ特定用途向け信号プロセッサま
たはDSP ICにより行なわれることを想起された
い。いずれの場合も、グラフィック処理ロジックとメモ
リとのあいだのデータ交換は集約的であり、多くの電力
を消費する。本発明の携帯電話は、ロジック内蔵メモリ
ICの一部としてグラフィック処理ロジックを有する。
これにより、CPU ICとメモリICとのあいだの
「外部の」データ交換が、ASSPUと同じIC上のメ
モリアレイの一部とのあいだの「内部の」データ交換に
置き換えられる。「内部」になり、低周波数で行なわれ
ることで、これらの「内部」交換はあまり電力を消費し
ない。しかしながら、データをLCD120にわたすよ
うに、CPU410がメモリ440から結果的に得られ
た処理データを読み取る好適な実施形態においても、デ
ータは、入力/出力を通り、電力が消費される。一例と
して、LCD120では、毎秒60回更新されたデータ
が必要とされる。したがって、図7および図8に示す好
適な実施形態は、ロジック内蔵メモリ740をLCD1
20に直接接続することにより、消費電力をさらに低減
させることを目的としたものである。
【0049】本発明のロジック内蔵メモリは、以下の好
適な実施形態に提示される他の応用に使用され得る。
【0050】図9は、本発明の好適な実施形態による、
ビデオ機能を備えたディジタルカメラシステムを示す。
本発明により、ビデオ機能を備えたカメラが使用するチ
ップ数を、ビデオ機能をもたないカメラのものと同数に
することができる。カメラのバックエンドプロセッサC
BEP910とロジック内蔵メモリ440とのあいだの
相互接続は、図4を参照して記載するCPU410とロ
ジック内蔵メモリ440とのあいだの相互接続に類似し
ているため、図9は、簡潔に記載したものしか示してい
ない。CBEP910は、ビデオ、イメージおよび/ま
たはグラフィックデータをロジック内蔵メモリ440に
転送する。CBEPのメモリアドレスバス上に示される
アドレスレンジか、またはCBEP910とロジック内
蔵メモリ440とのあいだのインタフェース内の特別な
専用信号のいずれかにより、このようなデータは、CB
EP910とロジック内蔵メモリ440とのあいだで交
換される他の(汎用)データと区別される。イメージ/
ビデオデータは、ASSPU505(図5)により処理
され、特殊バンク520内に一時的に格納される。処理
は、特に、圧縮、伸張、フィルタリングおよび色−空間
の変換から1以上のものを含み得る。ASSPU505
は、たとえば、CBEP910を中断するために使用さ
れ得るCBEP910とロジック内蔵メモリ440との
インタフェースで専用信号を利用することにより、ある
セグメントがすでに処理されたことや、準備が完了した
という信号を、CBEP910に任意に出す。別の例と
して、ASSPU505は、ある所与のメモリロケーシ
ョン、たとえば、特殊バンク520にあるアドレスにマ
ッピングされた制御レジスタをCBEP910にポーリ
ングさせることにより、セグメントの準備が完了したと
いう信号を出し得る。その後、CBEP910は、これ
らの処理されたデータセグメントを読み取り得る。別の
代替例として、CBEP910は、出力FIFOレジス
タ1240に関連する空/満を表すレジスタ1290を
確認し得る。処理されたデータに対してCBEP910
が実行する動作、たとえば、パケットの送信、フラッシ
ュカード960、フラッシュメモリチップ170、もし
くは、たとえば、ハードディスクなどの他のタイプのメ
モリ上でのパケットの格納、または、LCD120、も
しくは同様のディスプレイモジュール上でのパケットの
表示は、本発明の範囲外のものである。好適な実施形態
において、CBEP910からの外部アクセスとASS
PU505からの内部アクセスとのあいだのコンフリク
ト(競合)は、図5を参照して上述したように解消され
る。別の好適な実施形態においては、CBEP910が
特殊バンク520の替わりにレジスタ1215にアクセ
スする図12に示すメモリ440の内部構造を利用し
て、コンフリクトが防止される。
【0051】CBEP910は、たとえば、CBEP9
10のキャッシュが「的外れ」の場合、オンスクリーン
ディスプレイ(OSD)のメモリ、グラフィックフレー
ムバッファなどへのアクセスなど、通常の(汎用)デー
タ交換を行なうために通常バンク530にアクセスす
る。図10は、表示するデータがCBEP1010によ
り読み取られないが、その替わりに、論理エンベデッド
メモリ740によりLCD120に直接送られる、本発
明によるビデオ機能を備えたディジタルカメラシステム
の第2の好適な実施形態を示す。データの読み取りおよ
びLCD120へのデータの送信のタスクを軽減できる
ため、CBEP1010のソフトウェアは、CPU71
0のソフトウェアよりも単純なものになり得る。ロジッ
ク内蔵メモリ740にデータを書き込むCBEP101
0のプロセスは、図9に示すプロセスに類似している。
しかしながら、LCD120にさらに転送を行なうた
め、ロジック内蔵メモリ740からデータを読み取るC
BEP1010の替わりに、データは、ロジック内蔵メ
モリ740からLCD120に直接転送されるため、上
述したように、省電力化が図られる。
【0052】図9または図10のシステムがビデオカメ
ラであるいくつかの実施形態において、システムは、フ
ラッシュカード960に追加して、またはその替わり
に、テープデバイス(図示せず)を含むものであっても
よい。
【0053】図11は、本発明の好適な実施形態によ
る、アナログとディジタルの両方の入力ビデオに対して
パーソナルビデオレコーディング機能を備えたセットト
ップボックスのブロック図である。当業界の一般的な傾
向では、ケーブルまたは衛星または地上放送のディジタ
ルTVセットトップボックスにディジタルフォーマット
のビデオ(およびオーディオ)を記録する機能が装備さ
れる。この特徴は、一般に、パーソナルビデオレコーデ
ィングと呼ばれている。
【0054】入力信号が圧縮ディジタルストリームであ
る場合、この特徴は、ファイルフォーマット化とレコー
ティングの動作を主に含む。しかしながら、発信源が従
来のアナログTV信号(NTSC/PAL/SECA
M)の場合、動作は、(ディジタル化および)高性能M
PEG2圧縮を伴う。
【0055】典型的であって必然的ではないが、ディジ
タルTVセットトップボックスストリームは、入力ビッ
トストリームを解析し、ビデオを伸張してそれをディス
プレイ用に送信し、オーディオを伸張してそれを再生
し、グラフィックユーザインタフェース、復号管理、電
子プログラミングガイドアプリケーションなどの他の機
能を果たすSTB統合プロセッサを有する。典型的であ
って必然的ではないが、ベースバンドプロセッサは、大
量のDRAM、たとえば、128メガビット以上を使用
する。
【0056】また、このプロセッサは、発信源がディジ
タルであり圧縮されている場合、ビデオ信号とオーディ
オ信号を記録する役割を果たす。アナログ信号から発信
されるビデオ信号の記憶をサポートするために、また
は、ディジタルストリームから発信されるビデオ信号の
ビットレート変換をサポートするためにも、ビデオ圧縮
が必要である。セットトップボックスシステムで使用さ
れる圧縮標準は、MPEG2である。この標準は、非常
にメモリ集約的であり、コンピュータにとって電力集約
的なプロセスのものである。
【0057】ロジック内蔵メモリ440を追加すること
により、ビデオ圧縮が可能になる。専用の特定用途向け
信号プロセッサと内部または外部DRAMを追加し、I
Cの総数、コスト、電力、さらに、DRAMが外部にあ
れば、DRAMの冗長性を増大させるという従来の解決
方法と比較すると、この解決方法は好適である。また、
MPEG2圧縮コアでSTB統合プロセッサを強化し、
MPEG2圧縮プロセスに対して充分にDRAMを増大
させることによりその結果、プロセッサとDRAMとの
あいだのデータスループットの問題を生み出す第2の従
来の解決方法と比較すると、この解決方法は好適なもの
である。第2の従来の解決方法において、2つのDRA
M ICを使用すること、すなわち、圧縮用のものと、
別々のバスがプロセッサをDRAM ICに接続する他
のタスク用のものとを使用することにより、この問題が
解決されるが、費用とDRAMの冗長性が犠牲になる。
【0058】図11を参照すると、ディジタルストリー
ムから発信されるビデオ信号を記録する場合、データ
は、RFレシーバ1102からモデム1104を介して
入力され、従来のアクセスデスクランブラ1106によ
り任意に復号された後、STEB統合プロセッサ111
0に入力され、ここで、データは復号され、ディスプレ
イ用に出力されるが、フォーマット化され、記憶媒体コ
ントローラ1124を介して最終的な記憶媒体1126
に送信される。図11において、最終的な記憶媒体11
26は、磁気ハードディスクであり、記憶媒体コントロ
ーラ1124は、ハードディスクコントローラであると
仮定するが、言い換えれば、最終的な記憶媒体1126
は、コントローラ1124が対応して適用された、DV
D(ディジタル多用途ディスク)、ディジタルテープな
どであり得る。
【0059】アナログ信号1116から発信されるビデ
オを記録する場合、アナログデータは、ディジタル化さ
れ、ビデオデコーダ1122により復号され、セットト
ップボックスSTB統合プロセッサ1110を介してロ
ジック内蔵メモリ440に転送される。ロジック内蔵A
SSPU505は、ビデオデータを圧縮する。STB統
合プロセッサ1110は、ロジック内蔵メモリ440か
らハードディスクコントローラ1124へ、さらにそこ
からハードディスク1126へデータを転送する。好適
な代替実施形態において、ビデオデコーダ1122は、
必要に応じて変更を加えて、STB統合プロセッサ11
10内に内蔵されてもよい。
【0060】上述したように、ビデオ信号源がディジタ
ルであっても、すなわち、ビデオ信号が圧縮されて入力
されても、たとえば、入力ビデオ信号のビットレートを
低減させて、よりコンパクトにした後に格納するため
に、MPEG2圧縮が必要なことがある。このために、
本発明のロジック内蔵メモリ440を利用した、ほぼ完
全なMPEG2プロセスが必要となる。
【0061】代替的に、ロジック内蔵メモリからの圧縮
ビデオ信号は、TVなどのディスプレイに直接出力し得
る。
【0062】高性能高密度の論理処理機能のデザイン
は、高性能高密度のメモリのデザインと異なる半導体プ
ロセスを要するが、ASSPUをもたないメモリと比較
して、メモリが最適化された半導体プロセスを使用して
ASSPUをもつメモリの製造にかかるコストの増大
は、論理回路の量がメモリの量よりも著しく少なけれ
ば、比較的小さいものであることに留意されたい。しか
しながら、データ交換がASSPUと特殊バンクとのあ
いだの内部であるため、省電力化の程度は比較的大き
い。省電力化をさらに示すために、以下に例をあげる。 P2=Cin *in 2*0.5*B ここで、Cinは、内部の容量負荷(ファラッド)であ
り、Vinは、内部の供給電圧(ボルト)であり、Bは、
データ処理の有効帯域幅(ビット/秒)である。典型的
な例として、Cin=1*10-12ファラッドとすると、 Vin=1.5ボルト B=200*106ビット/秒であることから、 P2=10-12*1.52*0.5*200*106=0.22
5mW となる。
【0063】前記に計算した本発明を用いない場合の
6.25mWを超えるものと比較して大きく省電力化で
ある。
【0064】さらに、ASSPU505がDRAMメモ
リに埋め込まれ、幅の広いバスをもつ場合、本発明によ
り、SRAMをDRAMと置き換えてSRAMを省くこ
とができ、これにより、DRAMがSRAMより高密度
であるため、コスト軽減が図れる。
【0065】本発明は、以下の1以上の工業的な条件下
で特に有益である。 1)システムが、低電力消費量、ICの総数の減少(お
よび/または小さな物理サイズ)、および低コストを示
すように要求され、 2)ディジタル信号処理機能(たとえば、ビデオ圧縮、
伸張など)の実行に要求される半導体領域が、CPUの
動作とディジタル信号処理機能の動作に要求される全メ
モリを実行するのに要求される半導体領域よりかなり小
さいものであり、および/または、 3)要求されるディジタル信号処理機能が、メモリとの
あいだで信号処理機能が要求するデータ交換量に対し
て、CPUとのあいだで多くのデータ交換量を必要とし
ない。
【0066】また、本発明によるシステムは、適切にプ
ログラムされたコンピュータであってよいことを理解さ
れたい。同様に、本発明は、コンピュータプログラムが
本発明の方法を実行するためのコンピュータにより読取
り可能なものであることを意図している。本発明は、さ
らに、機械読取り可能なメモリが本発明の方法を実行す
るための機械により実行可能な命令プログラムを具体化
することを意図している。
【0067】限定した数の実施形態に対して本発明を記
載してきたが、本発明の多くの変更、修正および他の適
用がなされてよいことを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビデオ機能を備えた従来技術の携帯電話のブロ
ック図である。
【図2】ビデオ機能を備えた他の従来技術の携帯電話の
ブロック図である。
【図3A】ビデオ機能を備えたさらに他の従来技術の携
帯電話のブロック図である。
【図3B】ビデオ機能を備えたさらに他の従来技術の携
帯電話のブロック図である。
【図4】本発明の好ましい実施の形態にかかわるビデオ
機能を備えた携帯電話のブロック図である。
【図5】本発明の好ましい実施の形態にかかわるロジッ
ク内蔵メモリの内部構造のブロック図である。
【図6】本発明の好ましい実施の形態にかかわるCPU
と内蔵ASSPUとのあいだの関数計算の流れ図であ
る。
【図7】本発明の他の好ましい実施の形態にかかわるビ
デオ機能を備えた携帯電話のブロック図である。
【図8】本発明の好ましい実施の形態にかかわる携帯電
話用グラフィックアクセレータによる典型的な処理を示
す図である。
【図9】本発明の好ましい実施の形態にかかわるビデオ
機能を備えたデジタルカメラのブロック図である。
【図10】本発明の他の好ましい実施の形態にかかわる
ビデオ機能を備えたデジタルカメラのブロック図であ
る。
【図11】本発明の好ましい実施の形態にかかわるパー
ソナルビデオレコーディング機能を備えたセットトップ
ボックスのブロック図である。
【図12】本発明の他の好ましい実施の形態にかかわる
ロジック内蔵メモリの内部構造のブロック図である。
【図13】本発明の他の好ましい実施の形態にかかわる
ロジック内蔵メモリの内部構造のブロック図である。
【図14】本発明の他の好ましい実施の形態にかかわる
ロジック内蔵メモリの内部構造のブロック図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シャチャフ ザク イスラエル国、77402 アシュドッド、ベ ン エリーザー ストリート 5/2 Fターム(参考) 5B060 CA12 MM18 5M024 AA04 AA91 BB17 BB33 BB34 JJ02 KK24 KK35 KK37 PP01 PP10

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特殊メモリデバイスであって、少なくと
    も1つの特殊メモリバンクおよび少なくとも1つの通常
    メモリバンクを含む少なくとも2つの別々のメモリバン
    クを含んだメモリモジュールと、前記メモリモジュール
    と同じダイ上に内蔵され、内部バスを介して前記少なく
    とも1つの特殊メモリバンクへの読取り/書込みアクセ
    スを有し、少なくとも1つの予め決定されたタスクを実
    行するように構成された特定用途向け信号処理ユニット
    ASSPUと、前記ASSPUにより実行可能な前記少
    なくとも1つの所定のタスクの少なくとも1つに関連す
    るデータに対して、前記少なくとも1つの特殊メモリバ
    ンクへの外部の主処理ユニットのアクセスを可能にし、
    前記少なくとも1つの通常メモリバンクへの前記主処理
    ユニットのアクセスを可能にする、外部主処理ユニット
    を前記メモリモジュールに結合するバスインタフェース
    と、および前記主処理ユニットによる前記少なくとも1
    つの通常メモリバンクの少なくとも1つへのアクセスと
    同時に、前記ASSPUによる前記少なくとも1つの特
    殊メモリバンクの少なくとも1つへのアクセスを可能に
    するトラフィック管理ユニットTMUとを含む特殊メモ
    リデバイス。
  2. 【請求項2】 外部ディスプレイデバイスに結合される
    バスインタフェースをさらに含み、前記少なくとも1つ
    の特殊メモリバンクは、ディスプレイデータの全フレー
    ムを格納するための充分なメモリ領域を含む請求項1記
    載の特殊メモリデバイス。
  3. 【請求項3】 前記TMUは、前記主処理ユニットのメ
    モリアドレスバスに示されるアドレスレンジに基づい
    て、前記主処理ユニットがどのバンクへのアクセスを所
    望するかを決定する請求項1または2記載の特殊メモリ
    デバイス。
  4. 【請求項4】 前記主処理ユニットへの前記バスインタ
    フェースは、前記内蔵されたASSPUをもたないメモ
    リモジュールと前記主処理ユニットとのあいだのバスイ
    ンタフェースに対して工業規格に準拠する請求項1、2
    または3記載の特殊メモリデバイス。
  5. 【請求項5】 前記メモリモジュールは、ダイナミック
    ランダムアクセスメモリDRAMであり、前記主処理ユ
    ニットは、中央演算処理装置CPUおよびディジタル信
    号プロセッサDSPを少なくとも含む群から選択される
    請求項1、2、3または4記載の特殊メモリデバイス。
  6. 【請求項6】 前記主処理ユニットは、アプリケーショ
    ンを実行し、前記インタフェースを介して前記アプリケ
    ーションのメモリ集約的なサブアプリケーションを前記
    ASSPUに割り当てるように構成される請求項1、
    2、3、4または5記載の特殊メモリデバイス。
  7. 【請求項7】 前記アプリケーションは、ビデオおよび
    /またはグラフィックを含む請求項6記載の特殊デバイ
    ス。
  8. 【請求項8】 前記主処理ユニットを収容するモジュー
    ルを含むシステムで使用するための請求項1、2、3、
    4、5、6または7記載の特殊メモリデバイス。
  9. 【請求項9】 前記システムは、携帯電話、ハンドヘル
    ドPC、ディジタルビデオカメラ、ディジタルスチルカ
    メラ、およびセットトップボックスを少なくとも含む群
    から選択される請求項8記載の特殊メモリデバイス。
  10. 【請求項10】 主処理ユニットと、メモリモジュール
    と同じダイ上に内蔵された特定用途向け信号処理ユニッ
    トASSPUとのあいだでメモリモジュールのメモリを
    共有する方法であって、メモリモジュールには、主処理
    ユニットとASSPUにより共有される少なくとも1つ
    のバンクと、主処理ユニットによりアクセス可能な少な
    くとも1つの通常バンクとが含まれるメモリ共有方法で
    あって、ASSPUにより実行可能な所定のタスクに関
    連するデータに応じて、主処理ユニットおよびASSP
    Uにより共有されるメモリモジュールのバンクへのアク
    セスを主処理ユニットが所望するかを決定することと、
    前記決定が、メモリモジュールの非共有(通常)バンク
    へのアクセスを主処理ユニットが所望することであれ
    ば、主処理ユニットによる前記非共有バンクへのアクセ
    スを可能にし、同時に前記共有バンクへのASSPUの
    アクセスを可能にすることとを含む方法。
  11. 【請求項11】 前記決定が、共有バンクへのアクセス
    を主処理ユニットが所望することであれば、主処理ユニ
    ットが前記共有バンクにアクセスするあいだ、前記共有
    バンクへの前記ASSPUのアクセスを防止することを
    さらに含む請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 少なくとも1つの特殊メモリバンクを
    含むメモリモジュールと、前記メモリモジュールと同じ
    ダイ上に内蔵され、内部バスを介して前記少なくとも1
    つの特殊メモリバンクへの読取り/書込みアクセスを有
    し、少なくとも1つの予め決定されたタスクを実行する
    ように構成された特定用途向け信号処理ユニットASS
    PUと、前記主処理ユニットを前記メモリモジュールに
    結合し、前記少なくとも1つの特殊バンクの少なくとも
    1つのアドレスにマッピングされる前記ASSPUの少
    なくとも1つのレジスタへの前記主処理ユニットのアク
    セスを可能にするバスインタフェースと、前記少なくと
    も1つのレジスタの少なくとも1つへの前記主処理ユニ
    ットによるアクセスと、前記少なくとも1つのアドレス
    の前記少なくとも1つを含む前記少なくとも1つの特殊
    メモリバンクの少なくとも1つへの前記ASSPUによ
    るアクセスとを同時に可能にするトラフィック管理ユニ
    ットTMUとを含む特殊メモリデバイス。
  13. 【請求項13】 前記メモリモジュールは、少なくとも
    1つの通常バンクを含み、前記バスインタフェースは、
    前記少なくとも1つの通常メモリバンクの少なくとも1
    つへの前記主処理ユニットのアクセスを可能にし、前記
    TMUは、前記主処理ユニットによる前記少なくとも1
    つの通常メモリバンクの少なくとも1つへのアクセスと
    同時に、前記ASSPUによる前記少なくとも1つの特
    殊バンクの少なくとも1つへのアクセスを可能にする請
    求項12記載の特殊メモリデバイス。
  14. 【請求項14】 前記ASSPUが前記少なくとも1つ
    の特殊バンクにアクセスするための特別のバスをさらに
    含み、前記少なくとも1つのレジスタは、入力FIFO
    レジスタおよび出力FIFOレジスタを含み、前記AS
    SPUが前記少なくとも1つの特殊バンクにアクセスす
    るために前記特別なバスを使用しない場合の予備サイク
    ル中、前記TMUは、前記特別なバスで予備サイクルを
    用いて、前記入力FIFOレジスタから前記少なくとも
    1つの特殊バンクの少なくとも1つに書き込み、前記少
    なくとも1つの特殊バンクの少なくとも1つから前記出
    力FIFOレジスタに読み取る請求項12または13記
    載の特殊メモリデバイス。
  15. 【請求項15】 外部ディスプレイデバイスに結合され
    るバスインタフェースをさらに含み、前記少なくとも1
    つの特殊メモリバンクは、ディスプレイデータの全フレ
    ームを格納するために充分なメモリ領域を含む請求項1
    2、13または14記載の特殊メモリデバイス。
  16. 【請求項16】 前記TMUは、前記主処理ユニットの
    メモリアドレスバスに示されるアドレスレンジに基づい
    て、前記少なくとも1つの特殊バンクの少なくとも1つ
    へのアクセスを前記主処理ユニットが所望するかを決定
    する請求項12、13、14または15記載の特殊メモ
    リデバイス。
  17. 【請求項17】 前記主処理ユニットへの前記バスイン
    タフェースは、前記内蔵されたASSPUをもたないメ
    モリモジュールと前記主処理ユニットとのあいだのバス
    インタフェースに対して工業規格に準拠する請求項1
    2、13、14、15または16記載の特殊メモリデバ
    イス。
  18. 【請求項18】 前記メモリモジュールは、ダイナミッ
    クランダムアクセスメモリDRAMであり、前記主処理
    ユニットは、中央演算処理装置CPUおよびディジタル
    信号プロセッサDSPを少なくとも含む群から選択され
    る請求項12、13、14、15、16または17記載
    の特殊メモリデバイス。
  19. 【請求項19】 前記主処理ユニットは、アプリケーシ
    ョンを実行し、前記インタフェースを介して前記アプリ
    ケーションのメモリ集約的なサブアプリケーションを前
    記ASSPUに割り当てるように構成される請求項1
    2、13、14、15、16、17または18記載の特
    殊メモリデバイス。
  20. 【請求項20】 前記アプリケーションは、ビデオおよ
    び/またはグラフィックを含む請求項19記載のシステ
    ム。
  21. 【請求項21】 前記主処理ユニットを収容するモジュ
    ールを含むシステムで使用するための請求項12、1
    3、14、15、16、17、18、19または20記
    載の特殊メモリデバイス。
  22. 【請求項22】 前記システムは、携帯電話、ハンドヘ
    ルドPC、ディジタルビデオカメラ、ディジタルスチル
    カメラ、およびセットトップボックスを少なくとも含む
    群から選択される請求項21記載の特殊メモリデバイ
    ス。
  23. 【請求項23】 主処理ユニットと、メモリモジュール
    と同じダイ上に内蔵され、少なくとも1つの所定のタス
    クを実行するように構成された特定用途向け信号処理ユ
    ニットASSPUとのあいだでメモリモジュールのメモ
    リを共有する方法であり、メモリモジュールには、少な
    くとも1つの特殊メモリバンクが含まれるメモリ共有方
    法であって、前記少なくとも1つの特殊メモリバンクの
    1つにある少なくとも1つの所定のアドレスの1つへの
    アクセスを主処理ユニットが所望するかを決定すること
    と、前記決定が、前記少なくとも1つの特殊バンクの1
    つにある前記少なくとも1つの所定のアドレスの1つへ
    のアクセスを主処理ユニットが所望することであれば、
    主処理ユニットによる前記1つのアドレスへマッピング
    される前記ASSPUの少なくとも1つのレジスタへの
    アクセスを可能にすることと、前記主処理ユニットのア
    クセス中、前記ASSPUが所望すれば、前記1つのア
    ドレスを含む前記1つの特殊バンクへの前記ASSPU
    のアクセスを可能にすることとを含む方法。
  24. 【請求項24】 請求項10または11記載の方法工程
    を実行するための格納されたコンピュータコード部分を
    有するコンピュータプログラム製品。
  25. 【請求項25】 請求項23記載の方法工程を実行する
    ための格納されたコンピュータコード部分を有するコン
    ピュータプログラム製品。
  26. 【請求項26】 主処理ユニットと、メモリモジュール
    と同じダイ上に内蔵され、少なくとも1つの所定のタス
    クを実行するように構成された特定用途向け信号処理ユ
    ニットASSPUとのあいだでメモリモジュールのメモ
    リを共有する方法であり、メモリモジュールは、少なく
    とも1つの特殊メモリバンクが含まれるメモリ共有方法
    であって、少なくとも1つの特殊メモリバンクの1つへ
    のアクセスを主処理ユニットが所望するかを決定するこ
    とと、前記決定が、前記少なくとも1つの特殊バンクの
    1つへのアクセスを主処理ユニットが所望することであ
    れば、前記1つの特殊バンクへの主処理ユニットの間接
    的なアクセスを可能にすることと、前記主処理ユニット
    のアクセス中、前記ASSPUが所望すれば、前記1つ
    の特殊バンクへの前記ASSPUの直接的なアクセスを
    可能にすることとを含む方法。
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