JP2005089933A - 横編機の端糸処理装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 編地の編成の際に生じる渡り糸を確実に捕捉して切断し、切断後の端糸を適切に処理することを可能にする。
【解決手段】 第1グリッパ11および第2グリッパ12は、ともに、横編機15の針床16に沿う長手方向16aと針床16の歯口15aに接離する接離方向16bとに移動可能で、編糸19を把持しない状態と把持する状態とを切換可能であり、独立に移動可能である。編糸19を切断するカッタ13は、第1グリッパ11側に設けられる。制御手段14は、第1グリッパ11、第2グリッパ12およびカッタ13の移動および状態の切換えを制御し、第1グリッパ11および第2グリッパ12で編糸19を把持している状態で、把持されている編糸19をカッタ13で切断するように制御する。カッタ13で編糸19を切断することによって生じる端糸は、切り放しにされることはなく、第1グリッパ11および第2グリッパ12で独立して処理される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、横編機で編地を編成する際に、渡り糸を切断して生じる端糸を処理する横編機の端糸処理装置および方法に関する。
従来から、横編機では、多様な製品形態で編地の編成が行われている。図22は、手袋1としての編地の代表的な形態を示す。手袋1は、小指部分2a、薬指部分2b、中指部分2c、人差指部分2dおよび親指部分3からなる各指毎の指袋と、4本胴4、5本胴5および手首部分6とから形成される。前後一対の針床を備える横編機で手袋1を編成する場合は、たとえば、小指部分2a、薬指部分2b、中指部分2cおよび人差指部分2dを順次的に編成した後、4本胴4を編成し、さらに親指部分3を編成し、5本胴5および手首部分6をそれぞれ編成する。各指毎の指袋は、たとえば先端から編み出し、4本胴4への付け根である指股まで、前後の針床を使用する袋編みで編成する。指股まで編成すると、次の指袋の指先の編成に移る。この際に、編糸を切断しなければ、仮想線で示すような渡り糸7a,7b,7cが生じる。端糸処理は、渡り糸7a,7b,7cとなる編糸を切断し、切断箇所よりも手袋1の編地側の端糸8a,8b,8cと、ヤーンフィーダなどの給糸側に生じる9a,9b,9cとに対して行われる。
端糸処理は、たとえば薬指部分2bの指袋を編み始める前に、小指部分2aとして編成されている指袋の編地を保持している編針からヤーンフィーダに渡る渡り糸7aを、前後の針床が対向して、編針が進退して編成が行われる編成口の下方に引込み、カットして生じる端糸8a,9aをそれぞれエアー吹きで、編地中に挿入することなどによって行われる(たとえば、特許文献1参照)。また、編地側の端糸8a,8b,8cは保持しないで、ヤーンフィーダ側の端糸9a,9b,9cを保持し、次の薬指部分2bの指先を編み出した後で、保持していた端糸9a,9b,9cをエアー噴射で指袋内に入れる処理も行われる(たとえば、特許文献2および特許文献3参照)。
前後の針床が対峙して、編針の進退で編地の編成が行われる編成口は歯口とも呼ばれ、編地間に生じる渡り糸を歯口の近接位置から上方位置に引上げてヤーンフィーダ側を把持するグリッパを設け、その位置でグリッパと編地を保持する編針との間の編糸を切断する装置もある(たとえば、特許文献4参照)。編糸の切断は、鋏みと同様な切断機構で行われ、グリッパと鋏みとは同一操作手段であるモータで駆動される。グリッパが端糸を保持して鋏みで切断する間は、ねじりコイルばねのクッションによる遊動とグリップ圧力とが利用される。
編糸の切断は歯口の下方で行い、端糸処理は歯口の上方のフックに係止して行う装置もある(たとえば、特許文献5参照)。歯口上方で編針からヤーンフィーダに渡る糸、たとえば指股から次に編成する指先に渡る糸で、指股側の端糸は切断後に開放される。
特公昭49−111号公報 特公昭48−24421号公報 特公平1−51574号公報 特開平8−325901号公報 特許第3347079号公報
特許文献1、特許文献2および特許文献3に開示されているような端糸をエアーで指袋内に入れる方法では、端糸を確実に指袋内に誘導することが困難である。編糸には弾力性があり、張力もかかっているので、切離すと端糸の位置が安定しない。不安定な端糸の処理なので、編成される編地に端糸が不規則に編込まれ、製品も不均質になってしまう。
特許文献4の端糸処理では、切断位置とグリッパとの間の距離は小さいけれども、切断位置と編針との間の距離が大きくなってしまう。近年、図22に示すような手袋1として、防護性能を向上させるために、アラミド繊維のような硬い糸も使用されている。そのような硬い糸を切断する場合は、鋏みの刃が滑り、切断を確実に行うことができなくなってしまう。切断後の編針側の端糸は切り放し状態であり、弾力で指袋内に引込まれても、不規則に編地の中に編込まれるだけで、製品毎に処理が異なる不均質な状態となる。グリッパ側の端糸は、編針よりも上方の位置で糸端を放すため、不規則に編地の中に編込まれ、製品が不均質になってしまう。さらに、グリッパによる編糸の把持と鋏みの切断とは、同一の操作手段で駆動され、グリッパが糸端をグリップして鋏みで切断する間は、ねじりコイルばねによる遊動とグリップ圧力とを利用しているため、糸端をグリップしたままグリッパ駆動ブロックを移動させるために、支持杆とグリッパ駆動部材のキーとに抵抗がかかり、耐久性や安定性が損われる。
特許文献5の端糸処理では、編成された指袋の指股から次に編成する指先に渡る糸を切断すると、指股側の端糸は切り放しにされるために、次の指袋を編む編針または胴を編む編針に不規則に編込まれることがある。フックに係止した端糸は、歯口下部で切断されて糸押えにグリップされるまでの上昇の間に、糸フックから外れるおそれがある。
本発明の目的は、編地の編成の際に生じる渡り糸を確実に捕捉して切断し、切断後の端糸を適切に処理することが可能な横編機の端糸処理装置および方法を提供することである。
本発明は、横編機で前後の針床が対峠して、編針の進退で編地を編成する際に、編糸を切断し、切断によって生じる端糸を処理する横編機の端糸処理装置において、
横編機の針床に沿う方向および該針床の歯口に接離する方向に移動可能で、編糸を把持しない状態と把持する状態とを切換可能な第1グリッパと、
横編機の針床に沿う方向および該針床に接離する方向に、第1グリッパとは独立に移動可能で、編糸を把持しない状態と把持する状態とを切換可能な第2グリッパと、
横編機の針床に沿って移動可能であり、編糸を切断する状態と切断しない状態とを切換可能なカッタと、
第1グリッパ、第2グリッパおよびカッタの移動および状態の切換えを制御し、第1グリッパおよび第2グリッパで編糸を把持している状態で、把持されている間の編糸をカッタで切断するように制御する制御手段とを含むことを特徴とする横編機の端糸処理装置である。
また本発明で、前記カッタは、前記第1グリッパに備えられ、
前記第2グリッパには、カッタを作動させて編糸を切断させるための駆動機構の少なくとも一部が設けられることを特徴とする。
また本発明で、前記第1グリッパまたは前記第2グリッパのうちの少なくとも一方は、
編地から延びる編糸を、先端部で捕捉して掛止める掛止部材と、
掛止部材によって掛止められる編糸を、掛止部材の先端部とともに挟んで把持するように押える押え部材と、
押え部材を、掛止部材の先端部に押圧するように付勢するばねと、
掛止部材を、前記針床の歯口に接離する方向に変位させる変位機構とを含むばね付勢グリッパ機構を備えることを特徴とする。
また本発明で、前記ばね付勢グリッパ機構が備えられる前記第1グリッパまたは前記第2グリッパのうちの一方に対する他方には、該第1グリッパおよび該第2グリッパが予め定める距離の範囲内で接近しているときに、一方に対する他方の前記押え部材が前記針床の歯口に対して編糸の給糸が行われる位置に接近しないように阻止するストッパが設けられていることを特徴とする。
また本発明は、前記針床の歯口に沿って平行に設けられ、前記第1グリッパおよび前記第2グリッパの該針床に沿う移動を案内する一対の案内軌道を備え、
該一対の案内軌道の一方および他方は、軸線回りの角変位で、該第1グリッパおよび該第2グリッパに、前記針床の歯口に対して接離する方向の移動のための駆動を、それぞれ行うことを特徴とする。
さらに本発明は、横編機で編地を編成する際に、編糸を切断し、切断によって生じる端糸を処理する横編機の端糸処理方法において、
2つのグリッパで、カッタが編糸を切断する部分の両側を把持し、
各グリッパは、カッタによる編糸の切断後に生じる端糸を、それぞれ独立して編地に吸収されるように処理することを特徴とする横編機の端糸処理方法である。
また本発明は、前記2つのグリッパが予め定める距離の範囲内に接近しているときのみ、編糸を捕捉して把持することを特徴とする。
また本発明は、前記2つのグリッパが編糸を把持しているときのみ、前記カッタを作動させて編糸の切断を行うことを特徴とする。
本発明によれば、第1グリッパおよび第2グリッパで編糸を把持している状態で、把持されている編糸をカッタで切断するので、編糸が硬い糸のような場合でも刃が滑ることはなく、編糸を確実に切断することができる。カッタで編糸を切断することによって生じる端糸は、カッタの両側で第1グリッパおよび第2グリッパでそれぞれ把持されているので、切り放しにされることはなく、独立に移動させることができる第1グリッパおよび第2グリッパで、編地中に安定に吸収させることができ、編地の編成の際に生じる渡り糸を確実に捕捉して切断し、切断後の端糸を適切に処理することができる。
また本発明によれば、カッタが第1グリッパに備えられるので、カッタと第1グリッパとを同時に移動させることができ、移動のための構成を簡略化することができる。第2グリッパには、カッタを作動させて編糸を切断させるための駆動機構の少なくとも一部が設けられるので、第1グリッパと第2グリッパとが協同して、第1グリッパに備えられるカッタを作動させることができる。第1グリッパと第2グリッパとが離れているときには、駆動機構を形成することができないので、編糸を切断しないようにすることができる。
また本発明によれば、第1グリッパまたは第2グリッパのうちの少なくとも一方にばね付勢グリッパ機構が設けられ、端糸を掛止部材の先端部で捕捉して、ばねで付勢された押え部材で掛止部材の先端部とともに挟んで把持するように押える。いったん把持した端糸は、ばねによる付勢で、把持を続けることができ、変位機構によって、端糸の把持位置を、針床の歯口に対して接離させることができる。端糸が編地中に編込まれて端糸にかかる張力が掛止部材の先端部と押え部材との間で挟んで保持する力よりも大きくなると、端糸の把持を解消させることができる。
また本発明によれば、第1グリッパおよび第2グリッパが予め定める距離の範囲内で接近しているときに、ストッパは他方の押え部材が針床の歯口に対して編糸の給糸が行われる位置に接近しないように阻止するので、ばねによる付勢に抗して、変位機構で掛止部材のみを針床の歯口に接近させ、渡り糸となる編糸を先端部で捕捉することができる。第1グリッパおよび第2グリッパが前記範囲以上離れているときに、ストッパによる他方の押え部材の阻止が行われず、掛止部材の先端部を押え部材が押える状態で掛止部材が歯口に対して接離するので、端糸となる捕捉した編糸を把持したままで歯口に接近させるとともに、針床長手方向に移動して処理することができる。移動と接離との二種の駆動だけで、第1グリッパと第2グリッパとの接近または離間を利用することにより、掛止部材の先端と押え部材の先端とを開いたり閉じたりすることができる。
また本発明によれば、一対の案内軌道を、第1グリッパおよび第2グリッパの針床に沿う移動を案内するために設け、案内軌道の一方および他方の軸線回りの角変位で、第1グリッパおよび第2グリッパに、針床の歯口に対して接離する方向の移動のための駆動力を、それぞれ伝達することができる。第1グリッパおよび第2グリッパには、駆動源を搭載する必要がないので、小形化や軽量化を図ることができる。
さらに本発明によれば、横編機で編地を編成する際に、2つのグリッパで両側を把持している編糸をカッタが切断し、各グリッパは、カッタによる編糸の切断後に生じる端糸を、それぞれ独立して編地に吸収されるように処理するので、編地の編成の際に生じる渡り糸を確実に捕捉して切断し、切断後の端糸を適切に処理することができる。
また本発明によれば、2つのグリッパが予め定める距離の範囲内に接近しているときのみ、編糸を捕捉して把持するので、カッタによる切断に適切な距離を設定して、両側を把持している状態で確実に切断させることができる。
また本発明によれば、2つのグリッパが編糸を把持しているときのみ、カッタを作動させて編糸の切断を行うので、カッタによって編糸を確実に切断することができる。
図1は、本発明の実施の一形態である横編機の端糸処理装置10の概略的な構成を示す。端糸処理装置10は、第1グリッパ11、第2グリッパ12、カッタ13および制御手段14を含む。横編機15では、針床16の長手方向16aに沿って多数配列される編針17で編地の編成を行う。横編機15は、Vベッド型であり、針床16は正面から見て前後に対をなして設けられ、中間の歯口15aで対峙している。各針床16は、歯口15a側が高く、歯口15aから遠ざかると低くなるように傾斜している。編針17は、たとえば針床16の長手方向16aを往復走行するキャリッジ18に搭載される編成カム機構で、歯口15aに対して進退するように選択的に駆動され、編成動作を行う。編成動作を行う編針17に対しては、編糸19が供給され、編地が形成される。編地の編成中で、編糸19が渡り糸になるような場合に、端糸処理装置10による切断と端糸の処理が行われる。
第1グリッパ11は、横編機15の針床16に沿う方向、すなわち長手方向16a、および針床16の歯口15aに接離する方向、すなわち歯口15a上方での大略的な昇降方向16bにそれぞれ移動可能で、編糸19を把持しない状態と把持する状態とを切換可能である。第2グリッパ12も、長手方向16aおよび昇降方向16bに、第1グリッパ11とは独立にそれぞれ移動可能であり、編糸19を把持しない状態と把持する状態とを切換可能である。カッタ13は、長手方向16aに移動可能であり、編糸19を切断する状態と切断しない状態とを切換可能である。制御手段14は、第1グリッパ11、第2グリッパ12およびカッタ13の移動および状態の切換えを制御し、第1グリッパ11および第2グリッパ12で編糸19を把持している状態で、把持されている編糸19をカッタ13で切断するように制御する。
図2および図3は、図1に示す端糸処理装置10の第1グリッパ11、第2グリッパ12およびカッタ13を針床16の長手方向16aに沿って移動させ、歯口15aに接近または離隔する接離方向16bに対して移動させるための駆動を行う構成を示す。図2は針床16の左側端に移動している状態、図3は針床16の右側端に移動している状態を、それぞれ示す。
本実施形態で、カッタ13は、第1グリッパ11に組合わされ、長手方向16aの移動は一体的に行われる。第1グリッパ11および第2グリッパ12の長手方向16aの移動は、長手方向16aに平行に架設されるガイドレール20、第1駆動軸21および第2駆動軸22を共通の案内軌道として行われる。この案内軌道に対して、たとえば、第1グリッパ11は正面から見て左側に配置され、第2グリッパ12は右側に配置される。第1グリッパ11および第2グリッパ12は、長手方向16aの移動についての駆動源として、第1移動モータ23および第2移動モータ24を、それぞれガイドレール20の左端側および右端側に備えている。第1グリッパ11および第2グリッパ12の接離方向16bの移動についての駆動源としては、ガイドレール20の左端側および右端側に、第1回動モータ25および第2回動モータ26をそれぞれ備えている。以下で説明する構成も、第1グリッパ11に関するものは長手方向16aの左側に、第2グリッパ12に関するものは長手方向16aの右側に、それぞれ配置されている。
第1移動モータ23および第2移動モータ24による第1グリッパ11および第2グリッパ12の移動は、第1チェーン27および第2チェーン28を介してそれぞれ行われる。第1移動モータ23および第2移動モータ24の出力軸には、第1ピニオン歯車29および第2ピニオン歯車30がそれぞれ装着されている。第1チェーン27および第2チェーン28には、それぞれ、第1ピニオン歯車29および第2ピニオン歯車30と噛合するラック歯が形成され、第1移動モータ23および第2移動モータ24の回転運動を長手方向16aの直線運動に変換する。第1グリッパ11および第2グリッパ12は、第1チェーン27および第2チェーン28の右端側付近および左端側付近にそれぞれ取付けられる。第1チェーン27および第2チェーン28の変位量は、第1エンコーダ31および第2エンコーダ32によって、それぞれ検出される。第1チェーン27および第2チェーン28の左端には、第1検出部材27aおよび第2検出部材28aがそれぞれ取付けられている。第1検出部材27aとしては、たとえば第チェーン27の末端のリンクピンを用いることができる。
図2の状態は、第1グリッパ11および第2グリッパ12がそれぞれ左端に移動した位置であって、第1チェーン27および第2チェーン28の基準位置からの変位量は、第1移動モータ23および第2移動モータ24のステップ数で決められ、第1エンコーダ31および第2エンコーダ32によって、それぞれ検出される。図3の状態は、第1グリッパ11および第2グリッパ12がそれぞれ基準位置にあるときを示し、第1検出部材27aおよび第2検出部材28aが第1近接センサ33および第2近接センサ34によって、それぞれ検出される。第1チェーン27および第2チェーン28の左端側および右端側は、折れ曲って、下方に向う第1チェーン収納樋35および第2チェーン収納樋36内に案内される。第1回動モータ25および第2回動モータ26による第1グリッパ11および第2グリッパ12の駆動は、第1変換機構37および第2変換機構38で、回転の軸の方向を変換して、第1駆動軸21および第2駆動軸22を介してそれぞれ行われる。第1駆動軸21および第2駆動軸22の基準位置は、第1近接片42および第2近接片45を、第1近接片センサ43および第2近接片センサ46でそれぞれ検出するが、一方のみを用いてもよい。第1グリッパ11および第2グリッパ12の歯口15aからの接離方向16bの位置は、第1回動モータ25および第2回動モータ26の基準位置からのステップ数で決められる。
図1の制御手段14は、第1移動モータ23、第2移動モータ24、第1回動モータ25および第2回動モータ26をそれぞれ駆動する信号を出力する。制御手段14には、第1エンコーダ31、第2エンコーダ32、第1近接センサ33および第2近接センサ34からの信号が入力される。
図4および図5は、図2や図3に示す端糸処理装置10の構成を、左側方および右側方から見た状態をそれぞれ示す。歯口15aには、前後の針床16から編針17の先端がキャリッジ18による駆動で進退するとともに、編成する編地を押えるシンカー39も設けられている。端糸処理装置10による端糸の処理は、編針18やシンカー39の編成動作と干渉しないように行われる。
図6〜図9は、第1グリッパ11に関する構成を示す。第2グリッパ12に関する構成は、形状が大略的に左右対称となる点を除いて、基本的に同等である。また、第1グリッパ11には、図1のカッタ13も設けられているけれども、説明の便宜上、関連する部分の図示を省略する。
図6は、第1グリッパ11を図1の接離方向16bに駆動する駆動源についての構成を示す。第1変換機構37は、第1回動モータ25の出力軸に装着される傘歯車40と、第1駆動軸21に装着される部分傘歯車41とを含む。部分傘歯車41に代えて、歯が全周にわたって形成されている傘歯車を使用してもよいけれども、第1駆動軸21は半回転以下の角変位を行えばよいので、部分傘歯車41を用いて軽量化を図っている。第1駆動軸21が基準の角度にあるか否かは、第1駆動軸21に装着している第1近接片42を第1近接片センサ43によって検出することによって判断する。第1近接片センサ43からの信号は、図1の制御手段14に入力される。
図7、図8および図9は、第1グリッパ11の接離方向16bについての動作状態を示す。図7は、第1グリッパ11が歯口15aから最も離隔している状態を示す。図6の第1近接片センサ43は、第1近接片42を検出し、この最も離隔している状態を検出することができる。この状態では、第1グリッパ11の先端部は、歯口15aに作用する編針17やシンカー39および歯口15aに編糸を供給する給糸口44から充分に離れており、これらの動作には干渉しない。図8および図9は、第1グリッパ11が歯口15aに最も接近している状態を示す。ただし、図8では第1グリッパ11の先端部が開いているのに対して、図9では先端部が閉じている。
図10は、第2グリッパ12を図1の接離方向16bに駆動する駆動源についての構成を示す。第2交換機構38は、図6に示す第1交換機構37で対応する部分についての同一の参照符を付して示す。第2駆動軸22に装着している第2近接片45を第2近接片センサ46が検出すると、基準位置と判断される。なお、第2近接センサ34による第2チェーン28の基準位置検出は、第2検出部材28aの検出によって行う。
本実施形態の第1グリッパ11および第2グリッパ12は、ばね付勢グリッパ50であり、第1リンク部材51、第2リンク部材52、掛止部材53、押え部材54、ばね55、ベース56、第1連結ピン57、および第2連結ピン58を含む。ばね付勢グリッパ50の先端部は、掛止部材53の先端部53aと押え部材54の先端部54aとによって形成される。第1リンク部材51および第2リンク部材52先端は、第1連結ピン57および第2連結ピン58で、掛止部材53にそれぞれ揺動変位可能に連結される。第1グリッパ11では、第1リンク部材51の基端が第1駆動軸21に結合し、第2リンク部材52の基端には、第2駆動軸52が挿通しているだけである。第2グリッパ12では、第2リンク部材52の基端が第2駆動軸22に結合し、第1リンク部材51の基端には、第1駆動軸51が挿通しているだけである。
第1駆動軸21および第2駆動軸22は、一部を直線的に切り欠いた円形断面、すなわち弓形の断面形状を有している。第1リンク部材51および第2リンク部材52の基端に、断面形状が弓形の貫通孔を形成して第1駆動軸21または第2駆動軸22を嵌合させれば、角変位による駆動力の伝達が可能になる。第1リンク部材51および第2リンク部材52の基端に、断面形状が円形の貫通孔を形成すれば、角変位による駆動力の伝達は行われない。第1リンク部材51および第2リンク部材52の基端側に設ける貫通孔の形状によって、駆動力の伝達を受けるのを第1駆動軸21とするか、第2駆動軸22とするかを選択することができる。
押え部材54は、先端部54aが掛止部材53の先端部53aを押圧するように、ばね55で付勢されている。ばね55は圧縮ばねであり、掛止部材53に設けるばね収納部に収納され、押え部材54に設けるばね受部54bを押圧している。掛止部材53の先端部53aと押え部材54の先端部54aとの間に編糸を捕捉すれば、押え部材54の先端部54aを掛止部材53の先端部53aに押圧して、先端部53a,54a間を閉じることによって、編糸を把持することができる。押え部材54には、突出部54cも設けられる。一方のばね付勢グリッパ50に設けられる押え部材54の突出部54cは、他方のばね付勢グリッパ50のベース56に設けられるストッパ56aに当接して、歯口15aへの接近が規制される。
図8は、図示を省略しているけれども、第1グリッパ12と第2グリッパ12とが接近して、押え部材54の歯口15aへの接近が規制され、掛止部材53は歯口15aに最も接近して、第1グリッパ11としての先端部が最も開いている状態を示す。押え部材54の規制位置は、給糸口44が歯口15aに編糸を供給する位置よりは離隔している位置とする。ただし、後述するカッタ13による編糸の切断位置よりは、歯口15aに接近する位置とする。ストッパ56aによる押え部材54による規制を解除すれば、図9に示すように、ばね付勢グリッパ50の先端部はばね55による付勢で閉じることができる。
図11および図12は、第1グリッパ11および第2グリッパ12の間隔に応じて、押え部材54に対する接離方向16bへの移動の規制が無効および有効になる状態をそれぞれ示す。各ベース56には、他方のベース56に向ってストッパ56aが突出する。ストッパ56aの位置は、第1グリッパ11と第2グリッパ12とで、干渉しないようにずらしておく。押え部材54に設ける突出部54cの位置も、ストッパ56aの位置に応じてずらす。
図11は、ストッパ56aが押え部材54の突出部54cに当接する範囲よりも、第1グリッパ11と第2グリッパ12との間隔が大きい状態を示し、各押え部材54はばね55で各掛止部材53に押圧され、各ばね付勢グリッパ50の先端部は閉じている。図12は、ストッパ56aが押え部材54の突出部54cに当接するまで第1グリッパ11と第2グリッパ12とが接近している状態を示し、掛止部材53と押え部材54との先端部が閉じた状態で、先端部が接離方向16bで歯口15aから最も離れる基準位置から歯口15aに接近するように移動すると、途中で押え部材54の突出部54cがストッパ56aに当接し、押え部材54の移動が阻止されて、掛止部材53のみが移動を続け、先端部53a,54a同士の間隔が開く。
第1グリッパ11には、カッタ13も設けられ、カッタ13の切断位置は、ストッパ56aによって押え部材54の歯口15aへの接近が阻止される位置よりは、歯口15aから離れている位置とする。掛止部材53および押え部材54は、カッタ13による切断位置よりも、歯口15aから離れる位置まで、接離方向16bで遠ざかることができる。掛止部材53および押え部材54の先端部53a,54a間で編糸を把持しているときは、掛止部材53および押え部材54の先端部53a,54aが切断位置から遠ざかっても、編糸の移動を規制して、切断位置に案内する糸案内部材59が、掛止部材53および押え部材54の側方に設けられる。糸案内部材59は、編糸切断後の糸端を強固に把持する。
図13は、ばね付勢グリッパ50が歯口15aに対して接離する際に、先端部が描く軌跡50aを示す。掛止部材53が第1リンク部材51および第2リンク部材52とともに平行四辺形リンクを形成しているので、軌跡50aは、接離方向16bの直線ではなく、円弧状の曲線に沿う。したがって、先端部が歯口15aに進入する際に、各針床16から歯口15aに突出する編針17の先端や、シンカー39と干渉しないように、歯口15aの中心に寄るようにして進退することができる。
図14〜図18は、カッタ13の動作について示す。図14および図15は側断面視で、図16および図17は平面視で、それぞれ示す。図18は、カッタ13の刃先の開閉動作を部分的な側面視で示す。図14および図16はカッタ13の刃先が開いている状態、図15および図17はカッタ13の刃先が閉じている状態を示す。カッタ13は、挟みカム60によって開閉する上刃61と下刃62との間に編糸を挟んで切断する。上刃61と下刃62とは、交差軸63で交差し、交差軸63を中心にそれぞれ揺動変位可能である。上刃61で交差軸63を越える側の端部には、駆動部材64の一端が連結される。駆動部材64の他端は、挟みカム60に形成されるカム溝60aによって案内されるフォロワ(バット)64aを有する。下刃62で交差軸63を越える側の端部には、フォロワ(ローラ)62aが設けられる。フォロワ(ローラ)62aは、案内部材65の案内溝65aによって案内される。
図16および図17に示すように、カッタ13が第1グリッパ11側に設けられているのに対し、カッタ13を動作させる機構の一部である挟みカム60は、第2グリッパ12側に設けられている。挟みカム60は、連結板66を介して第2チェーン28の左端に接続されている。第2チェーン28の左端では、第2グリッパ12のベース56の移動のための駆動も行われるけれども、連結板66および挟みカム60は、第2グリッパ12のベース56が第1グリッパ11のベース56に当接して移動を停止しても、さらに続けて左方に移動することができる。この移動で、挟みカム60のカム溝60aに案内される駆動部材64のフォロワ(バット)64aが上刃61を編糸に接近するように押出す。下刃62も交差軸63を介して押出す力を受け、上刃61および下刃62の両方が押出されながら閉じる。これによって、図18に拡大して示すように、案内規制部材59の先端で位置決めされている編糸19を上刃61と下刃62とで挟んで確実に切断することができる。
図19は、端糸処理装置10で編糸19を把持して切断し、端糸を処理する概略的な手順を示す。ステップs0から手順を開始し、ステップs1では、第1グリッパ11および第2グリッパ12が基準位置にあることを確認する。基準位置は、たとえば図3に示すような、右端の位置であり、ばね付勢グリッパ50の掛止部材53と押え部材54とは、歯口15aから最も離れている状態であるとする。ステップs2では、第1移動モータ23および第2移動モータ24を駆動して、端糸処理を行う編地の側縁まで、第1グリッパ11および第2グリッパ12を移動させる。ステップs3では、編糸19を使用しての編地の編成がいったん終了して渡り糸となる部分が生じる状態になると、第1回動モータ25および第2回動モータ26を駆動して、掛止部材53を歯口15aに最も近づくように移動させる。途中までは、押え部材54も追従するけれども、ストッパ56aで規制され、掛止部材54のみが歯口15aに接近する。渡り糸となる編糸19は、掛止部材53の先端部53aで捕捉される。
ステップs4では、第1回動モータ25および第2回動モータ26を逆転させて、掛止部材53を歯口15aから遠ざけるように駆動する。2つの掛止部材53の先端部53aは、間隔をあけて編糸19を捕捉して、ストッパ56aで留められている押え部材54の先端部54aに接近する。さらに掛止部材53を歯口15aから遠ざける移動を続けると、掛止部材53の先端部53aに捕捉されている編糸19は、押え部材54の先端部54aとの間で挟まれて把持される。ストッパ56aによる押え部材54に対する規制は、歯口15aに接近する側に作用し、歯口15aから遠ざかる側には作用しないので、さらに駆動を続けると、ステップs5で、掛止部材53および押え部材54の先端部53a,54a間で把持した編糸19を、カッタ13による切断位置を越えて引上げることができる。ただし、編糸19は、案内規制部材59によって切断位置に案内され、切断位置よりも上方には引上げられないように規制される。
ステップs6では、図16から図17に示すように挟みカム60を移動させて、カッタ13で編糸19を切断する。編糸19は、カッタ13による切断箇所の両側を、第1グリッパ11および第2グリッパ12のばね付勢グリッパ50によって把持されているので、切り放しになることはなく、それぞれの端糸として保持される。ステップs7では、編地側の端糸の処理を、編地側となっている第1グリッパ11または第2グリッパ12の一方を他方と独立に長手方向16aに移動させ、また必要に応じて接離方向16bにも移動させて行う。ステップs8では、給糸口44側の端糸の処理を、第1グリッパ11または第2グリッパ12の他方によって行う。ステップs9で手順を終了する。
図20は、図19のステップs2からステップs8までの処理を、手袋の編地の指袋の編成の場合について示す。(a)は、1本の指袋70の編成が終了した状態を示す。指袋70を保持している針床16では、隣接する幅pの部分で次の指袋が編成される。給糸口44は、指袋70を保持する針床16の編針から、編糸19を引きつれて遠ざかる。第1グリッパ11および第2グリッパ12は、開いた状態で歯口に接近し、その上を編糸19が渡る。(b)では、第1グリッパ11および第2グリッパ12で編糸19を捕捉し、上方に引上げて把持している状態を示す。(c)では、編糸19を把持している部分の中間をカッタ13で切断して、編地である指袋70側に端糸19aが生じ、給糸口44側に端糸19bが生じている状態を示す。(d)では、編地側の端糸19aを把持する第2グリッパ12を移動させ、端糸19aを指袋70内に挿入している状態を示す。挿入は、第2グリッパ12を指袋70の開口に沿って移動させるとともに、歯口に接離させる移動も併用することによって確実に行うことができる。
(e)は、給糸口44側の端糸19bを第1グリッパ11で把持したまま、給糸口44を移動させて次の指袋71の編み出しを開始している状態を示す。編地側の端糸19aは、第2グリッパ12を移動させることによって生じる張力で、掛止部材53および押え部材54の先端部53a,54a間での把持力に抗して、先端部53a,54a間から引出され、指袋70内に留まる。(b)の状態で、編地側の第2グリッパ12が把持する編糸19の編地までの長さを短くしておけば、容易に端糸19aを指袋70内に挿入することができる。
(f)から(g)にかけて、次の指袋71の編み出しが行われる。(h)では、第1グリッパ11を先端部が破線で示すような軌跡となるように移動させて、編み出された次の指袋71内に端糸19bを挿入する状態を示す。(i)では、指袋71の編成が進行し、端糸19bが編地に吸収されている状態を示す。
以上のように本実施形態の端糸処理装置10は、横編機15で編地を編成する際に、編糸19を切断し、切断によって生じる端糸19a,19bを処理するために、第1グリッパ11と、第2グリッパ12と、カッタ13と、制御手段14とを含む。第1グリッパ11および第2グリッパ12は、ともに、横編機15の針床16に沿う長手方向16aと針床16に接離する接離方向16bとに移動可能で、編糸19を把持しない状態と把持する状態とを切換可能である。第1グリッパ11と第2グリッパ12とは、独立に移動可能である。カッタ13は、横編機15の針床16に沿って移動可能であり、編糸19を切断する状態と切断しない状態とを切換可能である。制御手段14は、第1グリッパ11、第2グリッパ12およびカッタ13の移動および状態の切換えを制御し、第1グリッパ11および第2グリッパ12で編糸19を把持している状態で、把持されている編糸19をカッタ13で切断するように制御する。カッタ13による編糸19の切断は、切断部分の両側を第1グリッパ11および第2グリッパ12で把持している状態で行うので、編糸19が硬い糸のような場合でも刃が滑ることはなく、編糸19を確実に切断することができる。カッタ13で編糸19を切断することによって生じる端糸19a,19bは、カッタ13の両側で第1グリッパ11および第2グリッパ12でそれぞれ把持されているので、切り放しにされることはない。第1グリッパ11および第2グリッパ12は、針床16に沿う方向と針床に接離する方向とに独立に移動させることができるので、それぞれが端糸19a,19bを把持して、編地の編成動作に合わせて適切なタイミングで移動させ、編地中に安定に吸収させるように移動させることができる。したがって、編地の編成の際に生じる渡り糸を確実に捕捉して切断し、切断後の端糸19a,19bを適切に処理することができる。
また端糸処理装置10では、カッタ13が第1グリッパ11に備えられるので、カッタ13と第1グリッパ11とを同時に移動させることができ、移動のための構成を簡略化することができる。第2グリッパ12には、カッタ13を作動させて編糸19を切断させるための駆動機構の少なくとも一部として、挟みカム60が設けられるので、第1グリッパ11と第2グリッパ12とが協同して、第1グリッパ11に備えられるカッタ13を作動させることができる。第1グリッパ11と第2グリッパ12とが離れているときには、駆動機構を形成することができないので、編糸19を切断しないようにすることができる。カッタ13を第1グリッパ11や第2グリッパ12と独立に移動可能にしてもよいことはもちろんである。
なお、第1グリッパ11および第2グリッパ12の両方ともばね付勢グリッパ50としているけれども、いずれか一方のみでもよい。他方は、グリッパの開閉のためのアクチュエータを搭載するようにしてもよい。さらに本発明のような横編機15で編地を編成する際に、編糸19を切断し、切断によって生じる端糸19a,19bを処理する端糸処理方法は、カッタとグリッパの一方とに代えて、たとえば特許文献5でも言及しているような歯口15aの下方に設ける糸切断把持装置を用いることもできる。編糸を切断する部分の両側を保持することができれば、保持や切断のための構成にはどのようなものを使用しても本発明を適用することができる。切断後も、切断後に生じる端糸を、それぞれ独立して保持して編地に吸収されるように処理すれば、確実な端糸の処理を行うことができる。
図21は、本発明の実施の他の形態として、図13に示すばね付勢グリッパ50と同様なばね付勢グリッパ80の先端部の形状の例を示す。他の部分の構成は、ばね付勢グリッパ50と同様である。図21(a)は、掛止部材83および押え部材84の先端部83a,84aを並べて正面視して示す。図21(b)は、掛止部材83および押え部材84の先端部83a,84aを並べて左側面視して示す。図21(c)は、掛止部材83の先端部83aと押え部材84の先端部84aとによって形成される第1グリッパ11および第2グリッパ12の先端部が少し開いている状態を斜視して示す。
図1の第1グリッパ11および第2グリッパ12は、編糸を確実に把持する必要がある。また、プレーティングなどでは、複数の編糸を同時に編成することもある。さらに、複数の編糸で性質が異なる場合がある。たとえば、編地編成用の太い編糸と、伸縮性を有するポリウレタンなどの細い編糸とが混在することもある。性質が異なる編糸が混在しても、確実に保持するために、本実施形態ではばね付勢グリッパ80の先端を、一方、たとえば掛止部材83の先端部83aを二股状とし、他方である押え部材84の先端部84aを二股の中間に嵌合する形状としている。編糸の把持を確実に行う先端部形状は他にも種々考えられる。把持した編糸が滑り難い形状とすることによって、性質が異なる編糸が混在していても確実に把持することができる。
本発明の端糸処理装置10についての概略的な全体構成を示す正面図である。 図1の端糸処理装置10で、駆動を行うための構成を、第1グリッパ11、第2グリッパ12およびカッタ13が左端に位置する状態で示す正面図である。 図1の端糸処理装置10で、駆動を行うための構成を、第1グリッパ11、第2グリッパ12およびカッタ13が右端に位置する状態で示す正面図である。 図2および図3の左側面図である。 図2および図3の右側面図である。 図1の第1グリッパ11を接離方向16bに駆動する駆動源についての構成を示す左側面断面図である。 図1の第1グリッパ11が歯口15aから最も離隔している状態を示す左側面断面図である。 図1の第1グリッパ11が先端部を開いて、歯口15aに最も接近している状態を示す左側面断面図である。 図1の第1グリッパ11が先端部を閉じて、歯口15aに最も接近している状態を示す左側面断面図である。 図1の第2グリッパ12を接離方向16bに駆動する駆動源についての構成を示す右側面断面図である。 図1の第1グリッパ11と第2グリッパ12との間隔が大きい状態を示す平面図である。 図1の第1グリッパ11と第2グリッパ12との間隔が小さくなって、ストッパ56aで押え部材54を規制可能な状態を示す平面図である。 図1の第1グリッパ11が歯口15aに対して離接する際に先端部が描く軌跡を示す簡略化した左側面図である。 図1のカッタ13が開いている状態を示す右側面断面図である。 図1のカッタ13が閉じている状態を示す右側面断面図である。 図1のカッタ13が開いている状態を示す平面図である。 図1のカッタ13が閉じている状態を示す平面図である。 図1のカッタ13の開閉動作を示す部分的な側面図である。 図1の端糸処理装置10で編糸19を把持して切断し、端糸を処理する概略的な手順を示すフローチャートである。 図1の端糸処理装置10による端糸19a,19bの処理の概要を示す図である。
本発明の実施の他の形態であるばね付勢グリッパ80の先端部形状を示す部分的な正面図、左側面図および斜視図である。 従来からの手袋1の編地の構成部分を示す図である。
符号の説明
10 端糸処理装置
11 第1グリッパ
12 第2グリッパ
13 カッタ
14 制御手段
15 横編機
16 針床
19 編糸
19a,19b 端糸
21 第1駆動軸
22 第2駆動軸
23 第1移動モータ
24 第2移動モータ
25 第1回動モータ
26 第2回動モータ
27 第1チェーン
28 第2チェーン
44 給糸口
50,80 ばね付勢グリッパ
53,83 掛止部材
54,84 押え部材
55 ばね
59 案内規制部材
60 挟みカム
61 上刃
62 下刃
66 連結部材
70,71 指袋

Claims (8)

  1. 横編機で前後の針床が対峠して、編針の進退で編地を編成する際に、編糸を切断し、切断によって生じる端糸を処理する横編機の端糸処理装置において、
    横編機の針床に沿う方向および該針床の歯口に接離する方向に移動可能で、編糸を把持しない状態と把持する状態とを切換可能な第1グリッパと、
    横編機の針床に沿う方向および該針床に接離する方向に、第1グリッパとは独立に移動可能で、編糸を把持しない状態と把持する状態とを切換可能な第2グリッパと、
    横編機の針床に沿って移動可能であり、編糸を切断する状態と切断しない状態とを切換可能なカッタと、
    第1グリッパ、第2グリッパおよびカッタの移動および状態の切換えを制御し、第1グリッパおよび第2グリッパで編糸を把持している状態で、把持されている間の編糸をカッタで切断するように制御する制御手段とを含むことを特徴とする横編機の端糸処理装置。
  2. 前記カッタは、前記第1グリッパに備えられ、
    前記第2グリッパには、カッタを作動させて編糸を切断させるための駆動機構の少なくとも一部が設けられることを特徴とする請求項1記載の横編機の端糸処理装置。
  3. 前記第1グリッパまたは前記第2グリッパのうちの少なくとも一方は、
    編地から延びる編糸を、先端部で捕捉して掛止める掛止部材と、
    掛止部材によって掛止められる編糸を、掛止部材の先端部とともに挟んで把持するように押える押え部材と、
    押え部材を、掛止部材の先端部に押圧するように付勢するばねと、
    掛止部材を、前記針床の歯口に接離する方向に変位させる変位機構とを含むばね付勢グリッパ機構を備えることを特徴とする請求項1または2記載の横編機の端糸処理装置。
  4. 前記ばね付勢グリッパ機構が備えられる前記第1グリッパまたは前記第2グリッパのうちの一方に対する他方には、該第1グリッパおよび該第2グリッパが予め定める距離の範囲内で接近しているときに、一方に対する他方の前記押え部材が前記針床の歯口に対して編糸の給糸が行われる位置に接近しないように阻止するストッパが設けられていることを特徴とする請求項3記載の横編機の端糸処理装置。
  5. 前記針床の歯口に沿って平行に設けられ、前記第1グリッパおよび前記第2グリッパの該針床に沿う移動を案内する一対の案内軌道を備え、
    該一対の案内軌道の一方および他方は、軸線回りの角変位で、該第1グリッパおよび該第2グリッパに、前記針床の歯口に対して接離する方向の移動のための駆動を、それぞれ行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の横編機の端糸処理装置。
  6. 横編機で編地を編成する際に、編糸を切断し、切断によって生じる端糸を処理する横編機の端糸処理方法において、
    2つのグリッパで、カッタが編糸を切断する部分の両側を把持し、
    各グリッパは、カッタによる編糸の切断後に生じる端糸を、それぞれ独立して編地に吸収されるように処理することを特徴とする横編機の端糸処理方法。
  7. 前記2つのグリッパが予め定める距離の範囲内に接近しているときのみ、編糸を捕捉して把持することを特徴とする請求項6記載の横編機の端糸処理方法。
  8. 前記2つのグリッパが編糸を把持しているときのみ、前記カッタを作動させて編糸の切断を行うことを特徴とする請求項6または7記載の横編機の端糸処理方法。
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