JP2005061748A - 換気フード - Google Patents

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Hiroki Kanai
宏樹 金井
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Abstract

【課題】 外壁に雨水による流路痕が生じにくい換気フードの提供。
【解決手段】 通気パイプの外側開口3の正面9と上面10及び両側面11,12の4面を覆う遮蔽部13を有し、遮蔽部13の裾を上方にめくり上げて受け樋16に形成する。左右両側の受け樋16を正面外方に向けて低くなるように傾斜させ、受け樋16の正面最低部に雨水の落し口18を設ける。
【選択図】 図1

Description

この発明は、建物の壁を貫通して取り付けられる通気パイプの外側端部に取り付ける換気フードに関する。
建物では、壁面を構成する際に換気や排気に用いる通気パイプを貫通させて固定する。通気パイプの外側開口には換気フードを取付ける。換気フードは雨風が通気パイプへ直接吹き込まないようにするのが基本であるが、通気パイプの外側開口を化粧して建物の壁あるいは建物が持つ雰囲気になじませる目的のものがある(特許文献1,2)。
特開2002−81708号公報 特開2000−120938号公報
通気パイプの外側開口を化粧するタイプの換気フードでは、建物の壁が持つ雰囲気を損なわないように種々のデザインに形成されているが、換気フードは壁面から突出して取付けられるので、雨天の場合に換気フードの上面や正面、側面を伝い下りる雨水が、換気フードの左右に別れ、壁との取付け部から壁を伝って流れる。このため、時間が経つと正面から見て換気フードの左右両側に黒い流路痕を作る。この汚れは外部から目立ち、また、高所にあって除去しにくい。本願の発明は、このような汚れが発生しにくい換気フードの提供を課題とする。
通気パイプの外側開口を正面と上面及び両側面の4面で覆う遮蔽部を有した換気フードとする。この換気フードは遮蔽部の裾を上方にめくり上げて受け樋に形成する。受け樋は遮蔽部の下縁に沿って形成されるが、両側の受け樋を正面外方に向けて低くなるように傾斜させる。そして、受け樋の正面最低部に雨水の落下口を設ける。
この構成によって、遮蔽部を流れる雨水はすべて受け樋に集まり、正面の落し口からまとまって落下する。このため、遮蔽部を流れる雨水が換気フードの壁との取付け個所から壁伝いに流れてできる流路痕が生じにくい。
前記遮蔽部にはさらに壁側の縁に、取付ける壁の面とほぼ平行な面を持つ縁部を連続して設けることがある。縁部はその壁の面と平行な面を前記受け樋に連続させて成形する。この構成では、遮蔽部を流れる雨水が壁側に移動するのを縁部によって阻止すると共に前記の受け樋へスムーズに誘導する。
また、遮蔽部の背面に通気パイプの外側開口へ差し込む接続筒を有し、接続筒に熱を感知して作動する部材で通常は開放状態に維持されるシャッターを設けることもある。接続筒によって通気パイプとの接続が容易である。また、熱を感知して作動する部材は温度ヒューズなどであり、近接した火災の火熱で溶断してシャッターを閉じ、火熱が屋内に侵入して類焼してしまう危険を防止する。
換気フード取付け個所に目立つ流路痕ができないので、壁面が持つ雰囲気を損なうことがない。
遮蔽部と背面部及び接続筒を有し、遮蔽部を滑らかな曲面で一体につながった上面と正面及び左右両側面からなり外側へ凸の形態とする。背面部は接続筒を支持するためのものであり、接続筒は、通気パイプに嵌合できる寸法とする。
図1は、木造住宅の外壁1に通気パイプ2を固定し、通気パイプ2の外側開口3に換気フード4を取り付けた構造である。外壁1は、サイジングなどの外壁材5の内側に換気用間隙sをとって外側ボード6(合板)が配置され、さらに柱の間隔をとって内側ボード7(石膏ボード)が張られた構造となっている。符号8は断熱材で発泡スチロールなどである。
換気フード4は、図2に見るように、正面9、上面10、及び左右の両側面11,12からなる遮蔽部13と、背面板14及び接続筒15を備える(図3)。これらはいずれもステンレスあるいは通常の薄鋼板を成形してある。
遮蔽部13は、正面9、上面10、及び左右の両側面11,12が滑らかな曲面で連続した外側へ凸となる形態であり、裾をめくり上げるようにして受け樋16を形成し、また、壁側の縁は壁の面と平行となる面を有する縁部17を形成してある。縁部17の壁と平行な面は前記の受け樋16の溝へ連続している(図4)。受け樋16は、遮蔽部13の下縁を取り巻いて形成され、左右両側の壁側から先端ヘ、先端側が低くなるように傾斜して形成され、合流する先端部(最低部)を切欠いて雨水の落し口18を形成してある。
背面板14は、遮蔽部13の前記縁部17を利用して内側から遮蔽部13に溶接し固定される平らな板であり、中央部に孔を有し、この孔に合わせて接続筒15が取付けられる。
接続筒15は、通気パイプ2へ嵌挿できる外径の筒体であって、外側にフランジ19を、内側にシャッター20を備える。また、符号21は、ばね材による止め具である。シャッター20は、中心部の軸22を中心に回動して開口23を開閉できる2枚の扇形板24である。2枚の扇形板24は、常時閉じる方向に作用しているばねに抗して温度ヒューズ25で開いた状態に固定してある。
したがって、接続筒15が高温(80〜120°)になると温度ヒューズ25が溶断され、通気路が遮断される。
接続筒15は外側のフランジ19で背面板14に溶接して固定される。このとき、遮蔽部13の縁部17との間に鳥や虫除けの網26を挟みこんで固定する。
このように構成された換気フード4は、外壁1に予め固定してある通気パイプ2の外側開口3へ接続筒15を差し込んで取付ける。取付け状態は接続筒15の周囲に配置した止め具21の弾性で維持される。
この実施例によれば、換気フード4の遮蔽部13を伝う雨水は受け樋16に集められ、先端の落し口18から滴下する。落し口18は外壁面から最も離れた位置なので、滴下する雨水が壁面に付着することはない。このため、換気フード3の外壁との取付け個所から下方へ目立つ流路痕ができることがない。
以上、実施例について説明した。
遮蔽部4の外側へ凸の形態は多面体の場合も包含する。接続筒15にシャッター20を有しない場合もある。受け樋16は上方へ巻き込んで溝を作る構造であれば良く、溝の断面は丸みのある場合も、四角形、三角形の場合もある。
一部を断面で示す側面図 正面側から見た斜視図 背面側から見た斜視図 正面図
符号の説明
1 外壁
2 通気パイプ
3 外側開口
4 換気フード
5 外壁材
6 外側ボード(合板)
7 内側ボード(石膏ボード)
8 断熱材
9 正面
10 上面
11 左側面
12 右側面
13 遮蔽部
14 背面板
15 接続筒
16 受け樋
17 縁部
18 落し口
19 フランジ
20 シャッター
21 止め具
22 軸
23 開口
24 扇形板
25 温度ヒューズ
26 網

Claims (3)

  1. 通気パイプの外側開口に取付ける換気フードであって、前記外側開口の正面と上面及び両側面の4面を覆う遮蔽部を有し、遮蔽部の裾を上方にめくり上げて受け樋に形成し、遮蔽部両側の受け樋を正面外方に向けて低くなるように傾斜させ、受け樋の正面最低部に雨水の落し口を設けてあることを特徴とした換気フード。
  2. 遮蔽部は壁側の縁に、取付ける壁の面とほぼ平行な面を持つ縁部を連続して備え、その平行な面を前記受け樋に連続させてあることを特徴とした請求項1に記載の換気フード。
  3. 遮蔽部の背面に通気パイプの外側開口へ差し込む接続筒を有し、接続筒に熱を感知して作動し、通気路を遮断するシャッターを備えていることを特徴とした請求項1又は2に記載の換気フード。
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