JP3077483U - 軒天井換気用見切り縁材 - Google Patents

軒天井換気用見切り縁材

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JP3077483U
JP3077483U JP2000007909U JP2000007909U JP3077483U JP 3077483 U JP3077483 U JP 3077483U JP 2000007909 U JP2000007909 U JP 2000007909U JP 2000007909 U JP2000007909 U JP 2000007909U JP 3077483 U JP3077483 U JP 3077483U
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ventilation
parting edge
shielding plate
edge material
parting
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JP2000007909U
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Inventor
久一 出野
Original Assignee
城東化学工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軒天井換気用見切り縁材の換気口から屋根裏
が見えるのを防止すると共に、風雨の強い時に、屋根裏
に雨水が吹き込むのを防止する。 【解決手段】 見切り縁材10の換気口11の後背位置
に、通気間隔を開けて目隠しと水返しとを兼ねた遮蔽板
12を設ける。遮蔽板12は片持支持とし、先端に通気
間隙13ができるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、住宅などの建物の軒天井に使用する換気用の見切り縁材に関する 。
【0002】
【従来の技術】
軒天井に、屋根裏換気の為に換気口付き見切り縁材を用いることは、既に本考 案によって提案されている。この見切り縁材は、天井板の軒先側や壁側の端縁に 取付けられ、その板面には、適所に換気口が形成されている。しかし、軒先は隣 家からの延焼を受け易い箇所であるので、換気口についてはその総面積や個々の 孔の大きさなどに種々の規制があり、従来例では、1個の換気口を多数の細長い 孔で構成し、かつ、各孔を、その両側縁に切込み入れた押込み加工によって形成 している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の換気口は、単に押込み加工によって成形されている為、斜め 方向から見ると、屋根裏が透けて見え、美観上、好ましくない他、風雨が強い時 には、換気口から雨水が吹き込んで、屋根裏を濡らせてしまうという問題がある 。
【0004】 本考案は、このような点に鑑み、換気用見切り縁材の換気口に、目隠しと水返 しとの機能を付与した軒天井換気用見切り縁材を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の見切り縁材の技術的手段は、見切り縁材の換気口の後背位置に、通気 間隔を開けて、目隠しと水返しとを兼ねた遮蔽板が設けられていることにある。
【0006】 また、遮蔽板を着脱自在とすることも可能である。更に、遮蔽板の後に、更に 第2の遮蔽板を設けるようにしてもよい。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案の見切り縁材の実施の形態を、図面の実施例に基づいて説明する。図1 には、第1実施例の見切り縁材10を、軒天井の軒先の側に取付けた例が示され ている。図中、1は軒天井板、2は野縁、3は鼻隠し、4は鼻隠し下地、5は屋 根材、6は垂木である。矢印Aは通気の流れを示し、外気は、見切り縁材10の 換気口11から屋根裏へと流入可能である。図2には、換気口11の形成状態が 示されている。個々の換気口11は、多数の細長いスリット状の孔で構成され、 かつ、各孔は、両縁に切目を入れた押込み加工によって形成されている。
【0008】 図3には、第1実施例の見切り縁材10の断面形状の詳細が示されている。換 気口11の背面には、適当な間隔を開けて、遮蔽板12が片持ち状態で取付けら れている。また、この遮蔽板12の先には、適当な幅の間隙13があって、ここ を通って通気が可能である。このように、換気口11の背面には、遮蔽板12が 存在するので、換気口11を斜め下から見た時の透視に対する目隠しとなり、ま た、換気口11から入った通気は、一旦遮蔽板12に当たり、その後、間隙13 を通って屋根裏へと流れるようになるので、風雨の強い時に、風と共に雨水が流 入しても、遮蔽板12に当たって雨水は取除かれ、風だけが屋根裏へと入るよう になる。また、この際、除去された雨水は、ひとりでに落下し、換気口11を通 って外へ流れ出る。なお、14は天井板1の端縁を結合させる溝である。
【0009】 図4には、第2実施例の見切り縁材20が示されている。この実施例では、溝 14が先細り形状になっている。図5には、第3実施例の見切り縁材30が示さ れている。この実施例では、換気口11は、単なる打抜き孔として形成されてお り、また、遮蔽板12は換気口11の背面を全面的に覆うように位置し、かつ、 遮蔽板12には、適当な大きさの通気孔31が適所に穿設形成されている。更に 、遮蔽板12は縁材本体に対して着脱自在で、爪止め形式32で本体に固定する ようになっている。
【0010】 図6には、第4実施例の見切り縁材40が示されている。この見切り縁材40 は、軒天井の壁の側に取付ける形式のもので、片方の側縁に、外装材7の端縁を 結合させる為の溝41が形成されている。また、この実施例では、遮蔽板12の 背面に更に第2の遮蔽板42が設けられていて、通気Aは遮蔽板12の先の間隙 13を通った後、両遮蔽板12、42の間を通過し、通気孔43を通って、屋根 裏へと流れるようになる。
【0011】 なお、本考案は、前記の実施例に限定されるものではなく、実用新案登録請求 の範囲の記載の範囲内で自由に変形実施可能である。特に換気口11の穿孔形式 、孔の形状や大きさは自由であり、また遮蔽板の形状も自由である。また、見切 り縁材の材質には限定はなく、ステンレス鋼板や通常の鋼板、アルミニウム、合 成樹脂などを用いることができる。
【0012】
【考案の効果】
本考案の見切り縁材は、換気口の後背位置に遮蔽板が存在するので、孔の透視 に対する目隠しとなり、物品としての美観が向上する他、風雨の強い時に、換気 口から吹き込んだ雨水を排除する水返しの機能を奏する。更に、この遮蔽板の存 在により、火災発生時に、火炎が屋根裏に吹き込むのを抑制できて、防火性をも 高めることができる。
【0013】 請求項2のものでは、遮蔽板が着脱自在なので、製造時や使用時に便利である 。
【0014】 請求項3のものでは、遮蔽板が2重に設けられているので、目隠しや水返しの 機能を一層確実に果すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の見切り縁材の取付状態の断面図。
【図2】換気口の形状を示す正面図。
【図3】第1実施例の拡大断面図。
【図4】第2実施例の拡大断面図。
【図5】第3実施例の拡大断面図。
【図6】第4実施例の取付状態の拡大断面図。
【符号の説明】
11 換気口 12 遮蔽板 13 通気間隙

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 見切り縁材の換気口の後背位置に、通気
    間隔を開けて、目隠しと水返しとを兼ねた遮蔽板が設け
    られている軒天井換気用見切り縁材。
  2. 【請求項2】 遮蔽板が着脱自在である請求項1記載の
    軒天井換気用見切り縁材。
  3. 【請求項3】 遮蔽板の更に後背位置に、第2の遮蔽板
    が設けられている請求項1記載の軒天井換気用見切り縁
    材。
JP2000007909U 2000-11-06 2000-11-06 軒天井換気用見切り縁材 Expired - Lifetime JP3077483U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015031028A (ja) * 2013-08-01 2015-02-16 倉敷紡績株式会社 軒天井部材及び軒裏天井構造
JP2017020251A (ja) * 2015-07-10 2017-01-26 フクビ化学工業株式会社 換気用部材およびその製造方法

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