JP4575113B2 - 排水管飾り部材 - Google Patents

排水管飾り部材 Download PDF

Info

Publication number
JP4575113B2
JP4575113B2 JP2004325727A JP2004325727A JP4575113B2 JP 4575113 B2 JP4575113 B2 JP 4575113B2 JP 2004325727 A JP2004325727 A JP 2004325727A JP 2004325727 A JP2004325727 A JP 2004325727A JP 4575113 B2 JP4575113 B2 JP 4575113B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
drain pipe
slit
drainage pipe
decoration member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004325727A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006132286A (ja
Inventor
兼昭 豊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2004325727A priority Critical patent/JP4575113B2/ja
Publication of JP2006132286A publication Critical patent/JP2006132286A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4575113B2 publication Critical patent/JP4575113B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

本発明は、建物の外壁面から屋外側に向けて突設された排水管内を流れる雨水を下方へと導くための排水管飾り部材に関する。
従来の雨樋の構造として、竪樋をそのまま突出させて、傾斜配置された排水管や軒樋を流れる雨水を、竪樋の端部に導き入れる構造や、壁面に合わせて排水管を切断して雨水を導き入れる構造や、竪樋の上端部に集水器を設置し、この集水器に雨水が流れ込むように排水管や軒樋の端部を固定した構造や、排水管の端部にエルボを取り付ける構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、竪樋がそのまま突出された雨樋や、エルボを用いた雨樋では、外観美感が悪く、壁面に合わせて切断された排水管の配設構造では、雨水が外壁面を汚してしまうおそれがある。このため、雨水を下方に導くための排水管飾り部材が排水管の端部に設けられている。
特開平10−205087号公報 (第7図)
しかしながら、排水管飾り部材を設置すると、その中に小動物や鳥が侵入し、巣などをつくってしまって雨水等の排水機能を低下させるおそれがある。一方で、飾り部材の下側開口に網状部材を設置して小動物の侵入等を防止する方法も考えられているが、この場合には枯葉等が網状部材に引っ掛かってしまい、排水機能を低下させるおそれが生じるという問題があった。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、小動物の侵入や枯葉の引っ掛かりを防止し、排水機能を確保することが可能な排水管飾り部材を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、建物の外壁面から屋外側に向けて突出された排水管内を流れる雨水を下方へと導くための排水管飾り部材であって、前記排水管の端部を引き込むための第1開口が形成された起立板部と下方を臨む第2開口が形成された底板部とを有する止め部材と、前記第1開口に挿通された前記排水管の端部に係合して前記排水管が前記第1開口から抜け出るのを防止する係合部材と、前記止め部材に着脱可能に外嵌する飾り部材とを備え、前記係合部材には、前記第2開口を塞ぐ複数のスリットが形成され、各スリットの端面下部と前記第2開口の周縁との間に間隙が確保されるようにして当該係合部材が設置されることを特徴とする。
また、前記スリットの端面が、前記排水管の端部から前記第2開口の周縁部へ向けて連続した緩やかな曲面によって形成されていることが好ましい。
本発明に係る排水管飾り部材によれば、スリットが第2開口を塞ぐので、小動物や鳥等が第2開口より侵入することを防止することができる。また、スリットの端面下部と第2開口の周縁との間に間隙が確保されることによって、排水管より流れてきた枯葉等が、間隙を介して第2開口より下方へ流れ出るので、枯葉等が引っ掛かりにくくなり、排水機能
の低下を防止することが可能となる。
さらに、スリットの端面が排水管の端部から第2開口の周縁に向けて連続した緩やかな曲面によって形成されているので、スリットの端面によって、枯葉等が排水管の端部から第2開口の周縁へと導かれて、より一層枯葉等が引っ掛かりにくくなり、枯葉を第2開口より外へ円滑に排出させることができる。
以下、本発明に係る排水管飾り部材を、図面を用いて説明する。
図1は、排水管飾り部材1を示した展開斜視図であり、排水管飾り部材1は、止め部材2と、係合部材3と、飾り部材4とを備えている。
止め部材2は、排水管5を流れる雨水を下方に導くために設けられるものである。止め部材2は、周縁部にリブ6が形成された底面部7と、この底面部7の端辺に垂直に立設する略長方形状の起立壁8とを備えている。
起立壁8には、排水管5の端部を挿通するための第1開口9が形成されている。この第1開口9は、排水管5が勾配された状態で建物に設置されることを考慮して、排水管5の外径よりも大径に形成される。底面部7には、排水管5より導かれた雨水等を下方に排出するための第2開口10が形成されている。この第2開口10はかまぼこ端面形状を呈している。
係合部材3は、図2に示すように、排水管5の端部に固定される固定部3aと、第2開口10を塞ぐスリット部3bとを備えている。
固定部3aは、第1開口9に挿通された排水管5の端部に係合することにより排水管5が第1開口から抜け出ることを防止することを目的として設けられるものである。固定部3aは、排水管5に係合するように、排水管5の外径に等しい内径を備えている。固定部3aは排水管5からの脱落を防止するために、接着剤等で排水管5の端部に固定される。
スリット部3aは、第2開口10の開口面に対して垂直に起立した複数枚のスリット3cと各スリットが連結される保持部材3dとによって形成されている。保持部材3dは、略扇状を呈しており、固定部3aの最下面に水平に連結されている。各スリット3cは、保持部材3dの下面に互いに平行に等間隔を保って配設されている。各スリット3cの長さは、第2開口10のかまぼこ端面形状の高さに比例して規定される。スリット3cの端面3eは、保持部材3dより第2開口10の周縁10aに向けて緩やかなカーブを描く曲面によって形成されている。固定部3aが排水管5の端部に固定されて、係合部材3が止め部材2に設置されると、図3に示すように、スリット3cの端面下部3fと第2開口10の周縁10aとの間に所定の間隙が確保された状態で、各スリット3c下端部が第2開口10を縦筋状に塞ぐ。
飾り部材4は、止め部材2に外嵌することにより、止め部材2の起立壁8内面及び底面部7内面の露呈を防止し、外観美感の向上を図るために設けられるものである。飾り部材4は止め部材2に着脱可能に取り付けられ、飾り部材4が止め部材2に取り付けられると、飾り部材4と止め部材2とにより中空略かまぼこ形状の筒形状を形成する。飾り部材4の上面12は、端辺部13からU字に湾曲したかまぼこ状頂上部14へ向けて傾斜しており、上面12の傾斜下端(かまぼこ状頂上部14)には、飾り部材4内に雨水を導き入れるための導通孔15が形成されている。また、上面12の周縁には上面12の傾斜により導通孔15に流れ込む雨水を導通孔15に案内するための案内壁16が形成されている。
本発明に係る排水管飾り部材1を用いることによって、スリット部3bのスリット3cが第2開口10を縦筋状に塞ぐので、小動物や鳥等が第2開口10より侵入することを防止することができる。また、スリット3cの端面下部3fと第2開口10の周縁10aとの間に所定の間隙が確保されており、排水管5より流れてきた枯葉等が、間隙を介して第2開口10より下方へ流れ出るので、枯葉等が引っ掛かりにくくなり、排水機能の低下を防止することが可能となる。
特に、スリット3cの端面3eが保持部3dより第2開口10の周縁10aに向けて緩やかなカーブを描く曲面によって形成されているので、係合部材3が排水管5に固定されると、スリット3cの端面3eによって、枯葉等が排水管5の端部から第2開口10の周縁10a近傍へと導かれて、より一層枯葉等が引っ掛かりにくくなり、枯葉を第2開口10より外へ円滑に排出させることができる。
また、排水管飾り部材1を用いることによって、排水管5を流れる雨水が建物の外壁面等に流れ出すことなく第2開口10を介して下方へ導かれるので、外観美感の向上を図ることが可能になる。さらに、排水管飾り部材1が建物の高い場に設置される場合には、第2開口10に竪樋を連結することによって、建物の外壁面等が雨水等により汚れてしまうことを防止することができる。
また、飾り部材4の上面12に降下した雨水が、傾斜した上面12及び案内壁16により導通孔15に案内されて飾り部材4内に導かれるので、上面12に溜まった雨水が飾り部材4の側壁面を伝って雨だれして、側壁面を汚してしまうことを防止することができる。
以上、本発明に係る排水管飾り部材を、図面を用いて説明したが、本発明に係る排水管飾り部材は上述したものに限定されるものではない。例えば、第2開口10の開口形状は必ずしもかまぼこ端面形状である必要はなく、長方形状であっても楕円形状であっても良い。このように第2開口の開口形状が異なる場合であっても、各スリットの下端部が第2開口を塞ぐと共に、開口周縁とスリットの端面下部との間に間隙が形成されていれば同様の効果を奏することが可能である。
本発明に係る排水管飾り部材を示した展開斜視図である。 本発明に係る係合部材を示した斜視図である。 係合部材及び止め部材を示した平面図である。
符号の説明
1 排水管飾り部材
2 止め部材
3 係合部材
3a 固定部
3b スリット部
3c スリット
3d 保持部
3e (スリットの)端面
3f (スリットの)端面下部
4 飾り部材
5 排水管
7 底面部(底板部)
8 起立部(起立板部)
9 第1開口
10 第2開口
10a (第2開口の)周縁
12 上面
15 導通孔

Claims (2)

  1. 建物の外壁面から屋外側に向けて突出された排水管内を流れる雨水を下方へと導くための排水管飾り部材であって、
    前記排水管の端部を引き込むための第1開口が形成された起立板部と下方を臨む第2開口が形成された底板部とを有する止め部材と、
    前記第1開口に挿通された前記排水管の端部に係合して前記排水管が前記第1開口から抜け出るのを防止する係合部材と、
    前記止め部材に着脱可能に外嵌する飾り部材と
    を備え、
    前記係合部材には、前記第2開口を塞ぐ複数のスリットが形成され、各スリットの端面下部と前記第2開口の周縁との間に間隙が確保されるようにして当該係合部材が設置されることを特徴とする排水管飾り部材。
  2. 前記スリットの端面が、前記排水管の端部から前記第2開口の周縁へ向けて連続した緩やかな曲面によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の排水管飾り部材。
JP2004325727A 2004-11-09 2004-11-09 排水管飾り部材 Expired - Fee Related JP4575113B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004325727A JP4575113B2 (ja) 2004-11-09 2004-11-09 排水管飾り部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004325727A JP4575113B2 (ja) 2004-11-09 2004-11-09 排水管飾り部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006132286A JP2006132286A (ja) 2006-05-25
JP4575113B2 true JP4575113B2 (ja) 2010-11-04

Family

ID=36726079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004325727A Expired - Fee Related JP4575113B2 (ja) 2004-11-09 2004-11-09 排水管飾り部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4575113B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008111301A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 呼び樋

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57172832U (ja) * 1981-04-27 1982-10-30
JPS58181844U (ja) * 1982-05-31 1983-12-05 積水化学工業株式会社 雨樋用のクリツプ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57172832U (ja) * 1981-04-27 1982-10-30
JPS58181844U (ja) * 1982-05-31 1983-12-05 積水化学工業株式会社 雨樋用のクリツプ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006132286A (ja) 2006-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8286390B2 (en) Removable downspout for a gutter system
US9212490B1 (en) Gutter cover with front louver drains
CA2821526A1 (en) Roof gutter cover with variable aperture size
JP2010190003A (ja) 袖瓦
JP2015021267A (ja) 建築物の排水構造
JP4575113B2 (ja) 排水管飾り部材
JP2009030300A (ja) 軒先構成体
JP2006316532A (ja) 雨樋集水ます
JP2019073950A (ja) 屋根面換気ユニット及び屋根面換気ユニットの施工方法
JP4420723B2 (ja) 排水管連結部材
KR200405559Y1 (ko) 고정샷시 장착용 물받이샷시
JP2020045679A (ja) オーバーフロー樋用ソケット、軒樋構造、および、建物
JP2019056280A (ja) 軒先構造および建物
JP4528102B2 (ja) 窓枠部構造
JP2008303654A (ja) 簡易建物
JP2007255001A (ja) 軒樋取付具
JP6192512B2 (ja) 軒樋集水装置
JP2021188302A (ja) ドレン構造
KR200373039Y1 (ko) 함석지붕용 빗물받이
JP6002944B2 (ja) 雨樋構造
KR200469498Y1 (ko) 눈 적설방지용 물받이
JP2020183671A (ja) ドレン構造
KR20070045621A (ko) 고정샷시 장착용 물받이샷시
JP2002167914A (ja) 雨 樋
JP2019056279A (ja) 軒樋および建物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100421

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100728

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100819

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4575113

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees