JP2005290742A - 雨垂れ防止装置 - Google Patents

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JP2005290742A
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wall
guide
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roofing
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Hiroaki Ikeda
博明 池田
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Nikko Kinzoku KK
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Nikko Kinzoku KK
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Abstract

【課題】簡単な構造によって雨垂れを良好に防止することができる雨垂れ防止装置を提供する。
【解決手段】建造物又は構造物に設けられた屋根材3と、屋根材3の下方に配置された外壁とを備え、上記屋根材3の端部と外壁の上部とを化粧カバー6で一体的に覆い、化粧カバー6の下部には樋状溝部11を形成し、該樋状溝部11の底部には排水孔12を形成するとともに、上記排水孔12の下部には、排水孔12から流下した雨水を外壁から遠い側に流れ落ちるように案内するガイド部13を形成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、建物又は構造物に設けられた屋根材上に降って屋根材の端部に流れてきた雨水を良好に排水して外壁に雨水が垂れるのを防止する雨垂れ防止装置に関するものである。
一般に、金属製の屋根材は強度や剛性が高く、施工も簡単で、しかも低コストなので、ガレージや物置、簡易倉庫などの比較的小型の建造物、構造体によく利用されている。中でも、谷部と山部とを連続させたデッキ板は強度が高いので、補強用の鉄骨なども少なくて済み、組み立て作業も容易であるから、屋根材として好まれている。
ところで、これらの建造物や構造体は、屋根と外壁の端部が外部に露出するのを防止するため、屋根材の端部と外壁の上端部とを化粧カバーで一体的に覆っている。そして、化粧カバー本体の下部と外壁の外側に配置された外壁カバーの下部とを接合することにより樋状溝部が形成され、その一部には排水孔が形成されていた。したがって、屋根材の端部から流れ落ちてきた雨水は、屋根材からカバー材の内面を伝って樋状溝部に流下し、排水孔から直接に地面に落下していた。
実用新案登録第3096337号
しかしながら、雨水が排水孔から地面に落下するとき、雨水の一部が樋状溝部の外面からさらに外壁を伝って流れ落ちる。この雨垂れが外壁を汚損し、例えば白い外壁が雨垂れで黒く汚れてしまうという現象が発生する。
本発明は上記問題点を解消し、簡単な構造によって雨垂れを良好に防止することができる雨垂れ防止装置を提供することをその課題とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る雨垂れ防止装置は、建造物又は構造物に設けられた屋根材と、屋根材の下方に配置された外壁とを備え、上記屋根材の端部と外壁の上部とを化粧カバーで一体的に覆い、化粧カバーの下部には樋状溝部を形成し、該樋状溝部の底部には排水孔を形成するとともに、上記排水孔の下部には、排水孔から流下した雨水を外壁から遠い側に流れ落ちるように案内するガイド部を形成したことを特徴とする。
なお、前記ガイド部は、前記排水孔の下部に配置された雨水受け容器の前記外壁から遠い側の側壁を開口し、この開口部の下端部からガイド片を垂下形成することによって構成するのが好ましい。
請求項1に係る発明によれば、上記排水孔の下部には、排水孔から流下した雨水を外壁から遠い側に流れ落ちるように案内するガイド部が形成されているので、排水孔から流れ落ちた雨水は上記ガイド部に案内されて外壁から遠い側に流れ落ちる。このため、排水孔からの雨水は外壁を伝うことがないので、簡単な構造によって雨垂れを良好に防止することができ、外壁を常時清浄に保つことができる。
請求項2に係る発明によれば、上記ガイド部は、上記排水孔の下部に配置された雨水受け容器の前記外壁から遠い側の側壁を開口し、この開口部の下端部からガイド片を垂下形成したものであるから、装置の構造を非常に簡単にすることができ、コストも低く抑えることができる。
図1は本発明装置の1実施例を示すガレージの斜視図である。このガレージは、支柱と梁の上部に屋根材3を設け、左右の側部には外壁4を設け、入り口にはシャッター5を開閉自在に取り付けたもので、図2に示されるように、屋根材3は谷部と山部とを連続的に折り曲げ形成してなる金属製の折板(デッキ板)で、図4に示されるように、支柱1の上に配置された梁2の上に固定されている。
支柱1の外側には外壁4を構成する外壁材4aが取り付けられている。
上記屋根材3の端部と外壁4の上端部とは化粧カバー6で一体的に覆われている。この化粧カバー6は、中央部分に補強用凹部7を形成したカバー本体8の上部8aに、屋根材3の端部上端に係合する係合部9を形成し、カバー本体8の下部8bは内側に水平に折り曲げ、さらにその端部を上方に折り曲げ、この折り曲げ部8cを外壁4を直接に覆う外壁カバー10と接合して成るものである。
上記カバー本体8は屋根材3の端部と外壁4の上部を覆う幅に形成され、外壁カバー10の上端は梁2に固定され、その下方は外壁4を覆い、さらに下端部は外側に斜めに折り曲げられて上記カバー本体8の下部8bと一体に接合されている。これにより、化粧カバー6の下部には樋状溝部11が形成されている。
次に、樋状溝部11の底部には排水孔12を形成するとともに、排水孔12の下部には、ガイド部13が形成されている。
ガイド部13は、図2〜図5に示されるように、上記排水孔12の下部に配置された雨水受け容器14の側壁15のうち上記外壁4から遠い側の側壁を開口し、この開口部16の下端部からガイド片17を垂下形成したもので、雨水受け容器14は、図5に示されるように箱型に形成され、上端には外方に張出す取付片18が形成されている。ガイド部13は、取付片18を上記樋状溝部11の下面に固定することにより排水孔12の下部に配置されている。
なお、19はバックアップ材で、一定の間隔で配置されている。
上記構成によれば、屋根材3に降った雨はその端部から化粧カバー6の内面に沿って樋状溝部11に流れ落ちて溜まる。溜まった雨水はさらに排水孔12から排水されてガイド部13に流れ落ち、さらにガイド部13の開口部16からガイド片17に沿って流れ落ちる。開口部16は外壁4から遠い側に形成されているので、雨水は外壁4から遠い側に流れ落ちるように案内される。しかも、ガイド片17が雨水を下方に流下するように案内するので、開口部16から出た雨水がガイド部13の下面を伝って外壁4に向かうこともない。したがって、外壁4に雨垂れが発生することがないので、雨垂れを良好に防止することができ、外壁4を清浄に保つことができる.
上述のように、雨垂れ防止装置は、排水孔12の下部に簡単な容器形状のガイド部13を配置するだけでよいので、コストも低く抑えることができる。
なお、ガイド部13は、排水孔12から流下した雨水を外壁4から遠い側に流れ落ちるように案内するものであればよく、容器14形状に限定されない。例えば、図6に示されるように、樋状に形成されたものであってもよい。
また、雨垂れ装置はガレージだけでなく、物置や他の建造物や構造物にも適用することができる。
ガレージの斜視図 上記ガレージの一部の拡大斜視図 上記ガレージの他の一部の拡大斜視図 上記ガレージの要部の断面図 ガイド部の斜視図 他のガイド部の斜視図
符号の説明
3 屋根材
4 外壁
11 樋状溝部
12 排水孔
13 ガイド部

Claims (2)

  1. 建造物又は構造物に設けられた屋根材と、屋根材の下方に配置された外壁とを備え、上記屋根材の端部と外壁の上端部とを化粧カバーで一体的に覆い、化粧カバーの下部と外壁の外面との間には樋状溝部を形成し、該樋状溝部の底部には排水孔を形成するとともに、上記排水孔の下部には、排水孔から流下した雨水を外壁から遠い側に流れ落ちるように案内するガイド部を形成したことを特徴とする雨垂れ防止装置。
  2. 前記ガイド部は、前記排水孔の下部に配置された雨水受け部材と、該雨水受け部材の前記外壁から遠い側の端部から垂下したガイド片とから構成されたものである、請求項1又は2に記載の雨垂れ防止装置。
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JP2021147935A (ja) * 2020-03-23 2021-09-27 住友金属鉱山株式会社 排水処理システムおよび排水処理方法

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