JP2005056394A - 記憶装置及びメモリカード - Google Patents

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Abstract

【課題】発生したエラー数が訂正可能な数の場合に記憶装置のデータブロックがバッドブロック化されることを防止し、記憶装置の記憶容量の低下を防止する。
【解決手段】本発明の一態様において、記憶装置1は、データ記憶手段11と、ライト処理の対象となるデータについて、データ記憶手段11に記憶される前の状態と、データ記憶手段11に記憶された後にデータ記憶手段11から読み出された状態とをライト処理において比較する手段12と、比較手段12の比較結果に基づいて、ライト処理において発生したエラー数を求める手段13と、エラー数を返す手段7とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、記憶装置及びメモリカードに関する。
フラッシュメモリには、NAND型、NOR型、AND型などの種類がある。また、NAND型フラッシュメモリを使用したメモリカードの一種に、スマートメディアがある。
スマートメディアでは、データのライト処理又は消去(イレース)処理においてエラーが発生する場合がある。スマートメディアに対するエラーの訂正には、一般的にECC(エラー訂正符号)が使われる。あるスマートメディアの規格では、エラー検出能力を2ビット、エラー訂正能力を1ビットとするエラー訂正機能が用いられている。
フラッシュメモリは、ライト処理又は消去処理において、正常にライト又は消去できたか否かをステータスで示す機能を具備する。このステータスでは、エラーの有無だけが表されており、エラーの数は表されない。
特許文献1には、ライト処理におけるステータスがエラーを示す場合に、データブロック(メモリブロック)を使用不可の状態にする(バッドブロック化する)ことが開示されている。
特開平5−282887号公報(第5頁、図6)
従来のスマートメディアでは、ライト処理又は消去処理において発生したエラー数は、ライト指示又は消去指示の応答として返されることはなく、エラーの有無を示すステータスのみが応答される。このため、エラー訂正機能によって訂正可能なエラー数であるか否かを、ライト指示又は消去指示に対する応答から判断できない。
従来のスマートメディアでは、ライト処理又は消去処理においてエラーが発生する度に、エラービットを含むデータブロックが使用不可状態に設定される。このため、使用不可状態のデータブロックが蓄積されると、スマートメディアに具備される記憶装置の使用可能容量が減少するという問題がある。
本発明は、以上のような実情に鑑みてなされたもので、エラーの発生数が訂正可能な数の場合にエラーの発生したデータブロックを使用可能な状態のままとするために、ライト指示又は消去指示に対してエラー数を返す記憶装置及びメモリカードを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様によれば、データ記憶手段と、ライト処理の対象となるデータについて、データ記憶手段に記憶される前の状態と、データ記憶手段に記憶された後にデータ記憶手段から読み出された状態とをライト処理において比較する手段と、比較手段の比較結果に基づいて、ライト処理において発生したエラー数を求める手段と、エラー数を返す手段とを具備する記憶装置が提供される。
本発明の第2の態様によれば、所定の消去ブロックサイズを有するデータ記憶手段と、消去処理の対象となるデータブロックについて、消去処理が行われた後の実際のデータの状態と、消去処理が行われた後の理論的なデータの状態とを消去処理において比較する手段と、比較手段の比較結果に基づいて、消去処理において発生したエラー数を求める手段と、エラー数を返す手段とを具備する記憶装置が提供される。
本発明の第3の態様によれば、データ記憶手段と、ライト処理の対象となるデータを所定のデータ長で区切った単位毎に、データ記憶手段へのライト処理が正常か否かを示す信号を格納する手段と、データ記憶手段へのライト処理が異常であったことを示す異常信号の数の許容範囲を示す許容値を記憶する手段と、信号のうちの異常信号の数が許容範囲に属さない場合に、ライト処理を無効とする手段とを具備し、許容値は、外部から設定可能である記憶装置が提供される。
本発明の第4の態様によれば、不揮発性半導体メモリと、不揮発性半導体メモリに対するライト処理を実行するコントローラとを具備し、不揮発性半導体メモリは、データ記憶手段と、ライト処理の対象となるデータについて、データ記憶手段に記憶される前の状態と、データ記憶手段に記憶された後にデータ記憶手段から読み出された状態とをライト処理において比較する手段と、比較手段の比較結果に基づいて、ライト処理において発生したエラー数を求める手段と、エラー数を前記コントローラに返す手段とを具備するメモリカードが提供される。
以上詳記したように本発明においては、発生したエラー数が訂正可能な数の場合に記憶装置のデータブロックがバッドブロック化されることを防止でき、記憶装置の記憶容量の低下を防止できる。
以下、図面を参照しながら実施の形態について説明する。なお、以下の説明において同一の要素については同一の符号を付してその説明を省略する。
(第1の実施の形態)
本実施の形態では、ホスト装置によって直接アクセスされる記憶装置の例について説明を行う。
図1は、本実施の形態に係る記憶装置の構成の一例を示すブロック図である。
記憶装置1とホスト装置3とは、メモリインタフェース2により通信可能に接続されている。ホスト装置3は、データのライト又はリードが必要な場合に、メモリインタフェース2に対応する通信手段にしたがって、記憶装置1に対するライト処理、消去処理、リード処理を実行する。
ホスト装置3は、ライト処理において、ライト指示とECCを含むライトデータとアドレス情報とを記憶装置1に提供する。
ホスト装置3は、消去処理において、消去指示とアドレス情報とを記憶装置1に提供する。
ホスト装置3は、リード処理において、リード指示とアドレス情報とを記憶装置1に提供し、ECCを含むリードデータを記憶装置1から読み出す。
ホスト装置3は、判断部4と訂正部5とバッドブロック化部6とを具備する。
判断部4は、ライト処理又は消去処理において、記憶装置1からエラービット数をライト指示又は消去指示に対する応答として受け付け、エラービット数がエラー訂正可能な数以下の場合にライト又は消去を有効と判断し、エラービット数がエラー訂正可能な数を超える場合に無効と判断する。
訂正部5は、リードデータにエラーがある場合にリードデータに含まれているECCコードに基づいて訂正を行う。
バッドブロック化部6は、判断部4によってライト又は消去が無効と判断された場合に、ライト処理又は消去処理の該当データブロック(上記図1の構成例では、指定されたアドレス情報の示す領域)をバッドブロック化する。
一方、バッドブロック化部6は、判断部4によってライト又は消去が有効と判断された場合に、該当データブロックの使用可能状態を維持する。
記憶装置1は、ホスト装置3によって制御され、データのライト、リード、消去を行う。また、記憶装置1は、ライト処理又は消去処理において、正常にライト又は消去できなかったデータのエラービット数をホスト装置3に応答する。
記憶装置1は、入出力制御部7、メモリ制御部8、アドレスレジスタ9、データレジスタ10、メモリアレイ11、比較部12、エラー数演算部13を具備する。
入出力制御部7とホスト装置3とは、メモリインタフェース2で接続される。入出力制御部7とアドレスレジスタ9とは、インタフェース14で接続される。アドレスレジスタ9とメモリアレイ11とは、インタフェース15で接続される。
入出力制御部7とデータレジスタ10とは、インタフェース16a,16bで接続される。データレジスタ10とメモリアレイ11と比較部12とは、ライトインタフェース17とリードインタフェース18とで接続される。
ライトインタフェース17は、データレジスタ10からのライトデータをメモリアレイ11と比較部12とに提供する。リードインタフェース18は、メモリアレイ11からのリードデータをデータレジスタ10に提供する。また、リードインタフェース18は、メモリアレイ11からのライト後のライトデータ又はデータ消去後の該当データブロックの値を比較部12に提供する。
比較部12とエラー数演算部13とは、インタフェース19で接続される。エラー数演算部13と入出力制御部7とは、インタフェース20で接続される。
入出力制御部7は、ホスト装置3からメモリインタフェース2経由で受け付けた指示を解釈し、解釈結果を示す指示解釈データをメモリ制御部8に提供する。
入出力制御部7は、ライト指示を受け付けた場合、ホスト装置3からメモリインタフェース2経由でライトデータとアドレス情報とを受け付け、アドレス情報をインタフェース14経由でアドレスレジスタ9に提供し、ライトデータをインタフェース16a経由でデータレジスタ10に提供する。
入出力制御部7は、リード指示を受け付けた場合、ホスト装置3からメモリインタフェース2経由でアドレス情報を受け付け、アドレス情報をインタフェース14経由でアドレスレジスタ9に提供し、リードデータをデータレジスタ10からインタフェース16b経由で受け付け、リードデータをメモリインタフェース2経由でホスト装置3に提供する。
入出力制御部7は、消去指示を受け付けた場合、ホスト装置3からメモリインタフェース2経由でアドレス情報を受け付け、アドレス情報をインタフェース14経由でアドレスレジスタ9に提供する。
また、入出力制御部7は、ライト処理又は消去処理において、エラー数演算部13からインタフェース20経由でエラービット数を受け付け、エラービット数をメモリインタフェース2経由でホスト装置3に提供する。
メモリ制御部8は、ライト、リード、消去のいずれかを示す指示解釈データを入出力制御部7から受け付け、指示解釈データの内容に応じたライト、リード、消去のいずれかの処理を行うために、アドレスレジスタ9、データレジスタ10、メモリアレイ11を制御する。
例えば、メモリ制御部8は、アドレスレジスタ9、データレジスタ10、メモリアレイ11の動作タイミングを制御する。
アドレスレジスタ9は、入出力制御部7からインタフェース14経由で受け付けたアドレス情報を保存し、アクセスするアドレスをインタフェース15経由でメモリアレイ11に提供する。
データレジスタ10は、ライト処理において、入出力制御部7からインタフェース16a経由で受け付けたライトデータを保存し、ライトデータをライトインタフェース17経由でメモリアレイ11と比較部12とに提供する。
また、データレジスタ10は、リード処理において、メモリアレイ11からリードインタフェース18経由で受け付けたリードデータを保存し、リードデータをインタフェース16b経由で入出力制御部7に提供する。
メモリアレイ11は、ライト処理において、アドレスレジスタ9からインタフェース15経由で受け付けたアドレスに応じて、データレジスタ10からライトインタフェース17経由で受け付けたライトデータを記憶するとともに、リードインタフェース18経由でライト後のライトデータを比較部12に提供する。
メモリアレイ11は、リード処理において、アドレスレジスタ9からインタフェース15経由で受け付けたアドレスに記憶されているリードデータを、リードインタフェース18経由でデータレジスタ10に提供する。
メモリアレイ11は、消去処理において、アドレスレジスタ9からインタフェース15経由で受け付けたアドレスに記憶されているデータを消去し、受け付けたアドレスに対応するデータを消去した後の該当データブロックの値をリードインタフェース18経由で比較部12に提供する。メモリアレイ11として、例えばNAND型メモリセルアレイが用いられる。
比較部12は、ライト処理において、データレジスタ10からメモリアレイ11に提供されるライト前のライトデータを受け付けるとともに、メモリアレイ11からライト後のライトデータを受け付ける。
そして、比較部12は、ライト処理において、ライト前のライトデータとライト後のライトデータとを比較し、ビットの一致/不一致を示すエラービット情報をインタフェース19経由でエラー数演算部13に提供する。
また、比較部12は、消去処理において、メモリアレイ11からデータ消去後の該当データブロックの値を受け付け、該当データブロックの値と正常にデータが消去された状態を示す理論的な値とを比較し、ビットの一致/不一致を示すエラービット情報をインタフェース19経由でエラー数演算部13に提供する。
なお、正常にデータが消去された状態を示す理論的な値の一例としては、全てのビット値が「1」である値がある。この場合、データ消去後の該当データブロックのうち「0」のビットは、正常に消去された理論的な値と不一致のビットと判断される。
エラー数演算部13は、ライト処理又は消去処理において、比較部12からインタフェース19経由で受け付けたエラービット情報に基づいて、ビットの不一致数を示すエラービット数を求め、インタフェース20経由で入出力制御部7に提供する。入出力制御部7は、上述したように、ライト指示又は消去指示に対する応答として、エラービット数をメモリインタフェース2経由でホスト装置3に提供する。
図2は、メモリアレイ11の一部の一例を示す回路図である。
メモリアレイ11には、複数のNANDセルが配置されている。1つのNANDセルは、直列接続された例えば16個のEEPROMを含むメモリセルMCと、第1及び第2の選択ゲートSG1,SG2とを具備する。
第1の選択ゲートSG1は、ビット線BLm−1に接続されている。第2の選択ゲートSG2は、ソース線SRCに接続されている。
各行に配置されたメモリセルの制御ゲートは、ワード線WL0,WL1,WL2〜WL15に共通接続されている。
第1の選択ゲートSG1はセレクト線SGDに共通接続される。第2の選択ゲートSG2は、セレクト線SGSに共通接続される。
メモリアレイ11は、破線で示すように、複数のブロックBLKを含む。各ブロックは、複数のNANDセルにより構成される。メモリアレイ11では、ブロック単位でデータが消去される。
図3は、本実施の形態に係る記憶装置1とホスト装置3とによるライト処理の前半の一例を示すフローチャートである。この図3では、メモリアレイ11にライトデータを記憶するまでの処理の例が示されている。
図4は、本実施の形態に係る記憶装置1とホスト装置3とによるライト処理の後半の一例を示すフローチャートである。この図4では、メモリアレイ11にライトデータが記憶された後の処理の例が示されている。
ステップS1において、ホスト装置3は、ライト指示とアドレス情報とエラー訂正用のECCを含むライトデータとを記憶装置1の入出力制御部7に提供し、入出力制御部7は、ライト指示とアドレス情報とライト対象のデータとをホスト装置3から受け付ける。
ステップS2において、入出力制御部7は、指示を解釈し、ライトを示す指示解釈データをメモリ制御部8に提供する。
ステップS3aにおいて、メモリ制御部8は、指示解釈データの内容にしたがってライト処理に対応する制御を開始する。
ステップS3bにおいて、入出力制御部7は、アドレスレジスタ9にアドレス情報を提供し、アドレスレジスタ9は、アドレス情報を保存する。
ステップS3cにおいて、入出力制御部7は、データレジスタ10にライトデータを提供し、データレジスタ10は、ライトデータを保存する。
なお、上記ステップS3a〜S3cの実行順序は、自由に設定可能である。
ステップS4aにおいて、アドレスレジスタ9は、メモリアレイ11にアドレスを提供する。
ステップS4bにおいて、データレジスタ10は、ライト前のライトデータをメモリアレイ11と比較部12とに提供する。
なお、上記ステップS4a,S4bの実行順序は、自由に設定可能である。
ステップS5において、メモリアレイ11は、アドレスレジスタ9から受け付けたアドレスに対して、データレジスタ10から受け付けたライトデータを記憶する。
ステップS6において、メモリアレイ11は、ライト後のライトデータを比較部12に提供する。
ステップS7において、比較部12は、ライト前のライトデータとライト後のライトデータとを比較し、一致/不一致を示すエラービット情報を求め、エラー数演算部13に提供する。
ステップS8において、エラー数演算部13は、エラービット情報に基づいて、エラービット数を求め、入出力制御部7に提供する。
ステップS9において、入出力制御部7は、ライト指示に対する応答としてエラービット数をホスト装置3に提供する。
ステップS10において、ホスト装置3の判断部4は、エラービット数がライトデータに含まれていたECCによって訂正可能なビット数以下か判断する。
エラービット数が訂正可能なビット数以下の場合、ステップS11aにおいて、バッドブロック化部6は、該当データブロックの使用可能状態を維持する。
一方、エラービット数が訂正可能なビット数を超える場合、ステップS11bにおいて、バッドブロック化部6は、該当データブロックをバッドブロック化する。
図5は、本実施の形態に係る記憶装置1とホスト装置3とによる消去処理の前半の一例を示すフローチャートである。この図5では、メモリアレイ11からデータが消去されるまでの処理の例が示されている。
図6は、本実施の形態に係る記憶装置1とホスト装置3とによる消去処理の後半の一例を示すフローチャートである。この図6では、メモリアレイ11からデータが消去された後の処理の例が示されている。
ステップT1において、ホスト装置3は、消去指示とアドレス情報とを記憶装置1の入出力制御部7に提供し、入出力制御部7は、消去指示とアドレス情報とをホスト装置3から受け付ける。
ステップT2において、入出力制御部7は、指示を解釈し、消去を示す指示解釈データをメモリ制御部8に提供する。
ステップT3aにおいて、メモリ制御部8は、指示解釈データの内容にしたがって消去処理に対応する制御を開始する。
ステップT3bにおいて、入出力制御部7は、アドレスレジスタ9にアドレス情報を提供し、アドレスレジスタ9は、アドレス情報を保存する。
なお、上記ステップT3a,T3bの実行順序は、自由に設定可能である。
ステップT4において、アドレスレジスタ9は、メモリアレイ11にアドレスを提供する。
ステップT5において、メモリアレイ11は、アドレスレジスタ9から受け付けたアドレスに対応する該当データブロックのデータを消去する。
ステップT6において、メモリアレイ11は、データ消去後の該当データブロックの値を比較部12に提供する。
ステップT7において、比較部12は、データ消去後の該当データブロックの値と正常にデータが消去された状態を示す理論的な値とを比較し、一致/不一致を示すエラービット情報を求め、エラー数演算部13に提供する。
ステップT8において、エラー数演算部13は、エラービット情報に基づいて、エラービット数を求め、入出力制御部7に提供する。
ステップT9において、入出力制御部7は、消去指示に対する応答としてエラービット数をホスト装置3に提供する。
ステップT10において、ホスト装置3の判断部4は、エラービット数が訂正可能なビット数以下か判断する。
エラービット数が訂正可能なビット数以下の場合、ステップT11aにおいて、バッドブロック化部6は、該当データブロックの使用可能状態を維持する。
一方、エラービット数が訂正可能なビット数を超える場合、ステップT11bにおいて、バッドブロック化部6は、該当データブロックをバッドブロック化する。
以上説明した本実施の形態に係る記憶装置1により得られる効果について以下に説明する。
従来のフラッシュメモリは、ライト処理又は消去処理において、ライト指示又は消去指示に対してエラーの有無を示すステータスのみを応答する。このため、従来のホスト装置は、ライト処理又は消去処理においてエラーの発生したビット数を認識することができず、エラービット数が訂正可能な範囲か否か判断できない。したがって、従来のフラッシュメモリでは、データブロックでエラーが発生した場合には、たとえ発生したエラー数が訂正可能なエラー数であっても、このデータブロックがバッドブロック化され、記憶容量が減少する。
これに対し、本実施の形態に係る記憶装置1は、ライト処理又は消去処理においてホスト装置3に対してエラービット数を応答する。ホスト装置3は、記憶装置1からのエラービット数がECCにより訂正可能な数以下であれば該当データブロックの使用を継続する。したがって、バッドブロック化の発生を抑制でき、記憶容量の低下を防止できる。
本実施の形態においては、ライトデータ又はリードデータがエラー訂正能力の高いECCコードを含むことにより、よりバッドブロック化の発生を抑制でき、より記憶容量の低下を防止できる。
例えば、ライト処理又は消去処理において発生したエラー数を求める別の手法として、ライト処理又は消去処理後に、エラー数を求めるために記憶装置を制御するホスト装置が該当データブロックを全てリードし、エラーを確認する方法が考えられる。しかしながら、この手法では、該当データブロックの全てのリードなどの動作が必要であり動作速度が低下する。本実施の形態に係る記憶装置1を用いることにより、動作速度の低下を防止しつつ、ライト処理又は消去処理において発生したエラー数を求めることができる。
(第2の実施の形態)
本実施の形態では、上記第1の実施の形態に係る記憶装置1を具備するメモリカードの一例について説明する。
図7は、本実施の形態に係るメモリカードの構成の一例を示すブロック図である。
メモリカード21は、フラッシュメモリの一種であり、メモリコントローラ22と記憶装置1とを具備する。メモリカードインタフェース23は、ホスト装置24とメモリコントローラ22との間の通信を可能とする。メモリインタフェース2は、メモリコントローラ22と記憶装置1との間の通信を可能とする。
ホスト装置24は、記憶装置1を制御するメモリコントローラ22を介して、記憶装置1をアクセスする。ホスト装置24は、メモリカード21に対するデータのライト、リードが必要な場合に、メモリカードインタフェース23に対応する通信部24aにしたがって、メモリカード21に対するライト、リードのための処理を実行する。
ホスト装置24は、一般的なデータのライト、リードのための処理を行う。
具体的には、ホスト装置24は、ライト処理において、ライト指示、アドレス情報、ライトデータをメモリカード21のメモリコントローラ22に提供する。また、ホスト装置24は、ライト処理において、メモリコントローラ22から、ライトが有効である旨を示すデータ又は無効である旨を示すデータをメモリコントローラ22から受け付ける。
また、ホスト装置24は、リード処理において、リード指示とアドレス情報とをメモリコントローラ22に提供し、メモリコントローラ22からリードデータを受け付ける。
メモリカード21は、ライト処理又はリード処理において、ホスト装置24からメモリカードインタフェース23経由でアクセスされる。
メモリコントローラ22は、ホスト装置24から受け付けたライト指示又はリード指示にしたがって、記憶装置1に対するライト又はリードのための処理を実行する。
メモリコントローラ22は、ライト処理において、ホスト装置24からライト指示とアドレス情報とECCを含むライトデータとを受け付け、必要に応じてアドレス情報を変換し、ライト指示と変換後のアドレス情報とECCを含むライトデータとを記憶装置1に提供する。メモリコントローラ22は、ホスト装置24からメモリカード21に提供されるアドレス情報と、メモリコントローラ22から記憶装置1に提供されるアドレスアドレス情報との対応関係を管理している。
また、メモリコントローラ22は、リード処理において、ホスト装置24からリード指示とアドレス情報とを受け付け、必要に応じてアドレス変換を行い、リード指示と変換後のアドレス情報とを記憶装置1に提供し、ECCを含むリードデータを記憶装置1から受け付け、リードデータをホスト装置24に提供する。
なお、本実施の形態では、メモリコントローラ22は、ホスト装置24から受け付けたライト指示に応じて、記憶装置1に対するライト処理以外にも消去処理を実行する場合があるとする。メモリコントローラ22は、記憶装置1に対して消去処理を実行する場合、消去指示とアドレス情報とを記憶装置1に提供する。
メモリコントローラ22は、記憶装置1に対するライト処理又は消去処理を実行した場合、応答として記憶装置1からエラービット数を受け付ける。
メモリコントローラ22は、訂正部5とバッドブロック化部6と判断部25とを具備する。
判断部25は、ライト処理又は消去処理において、ライト指示又は消去指示に対する記憶装置1からの応答として、エラービット数を受け付け、このエラービット数に基づいてライト又は消去が有効か無効かを判断する。そして、判断部25は、判断結果を示す判断データを作成する。
メモリコントローラ22は、判断データが有効を示す場合、ホスト装置24にライト又は消去が有効である旨を示すデータを提供する。
メモリコントローラ22は、判断データが無効を示す場合、ライト又は消去を再試行するための処理を実行し、メモリカード21内における異常の解消を試みる。
そして、メモリコントローラ22は、メモリカード21内で異常を解消できなかった場合、ホスト装置24にライト又は消去が無効である旨を示すデータを提供する。
一方、メモリコントローラ22は、メモリカード21内で異常を解消できた場合、ホスト装置24にライト又は消去が有効である旨を示すデータを提供する。
上記第1の実施の形態では、記憶装置1はホスト装置3によって直接制御されていたが、本実施の形態では、記憶装置1はメモリコントローラ22によって制御される。すなわち、本実施の形態では、記憶装置1は、メモリコントローラ22の制御にしたがってデータのライト、リード、消去を行い、ライト処理又は消去処理を行った場合に発生したエラービット数をメモリコントローラ22に提供する。
本実施の形態に係るメモリカード21を用いた場合、記憶装置1に対する特徴的な制御はメモリカード21内のメモリコントローラ22によって実行される。したがって、ホスト装置24は、既存の構成を変更しなくても上記第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(第3の実施の形態)
本実施の形態では、上記第1及び第2の実施の形態に係る判断部4,25と同様の機能を持つ判断部を記憶装置内に付加する例について説明する。
図8は、本実施の形態に係る記憶装置の構成の一例を示すブロック図である。
記憶装置26は、上記第1の実施の形態に係る記憶装置1の入出力制御部7にかえて、許容値の設定機能を含む入出力制御部27を具備する。
また、記憶装置26は、判断部28と許容値レジスタ29を具備する。判断部28は、インタフェース20経由でエラー数演算部13と接続され、インタフェース30経由で入出力制御部27と接続される。許容値レジスタ29は、インタフェース31経由で入出力制御部27と接続され、インタフェース32経由で判断部28と接続される。
ホスト装置33は、メモリインタフェース2経由で記憶装置26と接続されている。ホスト装置33は、訂正部5とバッドブロック化部6とを具備する。
ホスト装置33は、訂正部5によって訂正可能なエラービット数を示す許容値を、記憶装置26の入出力制御部27に提供する。
入出力制御部27は、ホスト装置33から受け付けた許容値を許容値レジスタ29に提供する。
許容値レジスタ29は、入出力制御部27から受け付けた許容値を保存し、判断部28に提供する。
判断部28は、エラー数演算部13から受け付けたエラービット数と、許容値レジスタ29から受け付けた許容値とを比較し、エラービット数が許容値以下の場合にライト又は消去を有効と判断し、エラービット数が許容値を超える場合に無効と判断する。
そして、判断部28は、判断データを入出力制御部27に提供する。
入出力制御部27は、判断部28から受け付けた判断データを、ホスト装置33に提供する。
ホスト装置33の訂正部5は、リードデータにエラーがある場合にECCに基づいてリードデータを訂正する。
バッドブロック化部6は、判断データが無効である旨を示す場合に、このライト処理又は消去処理の該当データブロックをバッドブロック化する。
一方、バッドブロック化部6は、判断データが有効である旨を示す場合に、該当データブロックの使用可能状態を維持する。
入出力制御部27の他の動作は、上記第1の実施の形態に係る入出力制御部7と同様であるため、説明を省略する。
図9は、本実施の形態に係る記憶装置を具備するメモリカードの構成の一例を示すブロック図である。
メモリカード34は、フラッシュメモリの一種であり、メモリコントローラ35と記憶装置26とを具備する。
メモリコントローラ35は、上記第2の実施の形態に係るメモリコントローラ22と同様の機能を具備するが、記憶装置26の許容値レジスタ29に許容値を設定する点と判断部25を具備しない点に特徴がある。
バッドブロック化部6は、記憶装置26から受け付けた判断データにしたがって、該当データブロックをバッドブロック化するか否かを判断する。
メモリコントローラ35は、記憶装置26から受け付けた判断データが有効を示す場合、ホスト装置24にライト又は消去が有効である旨を示すデータを提供する。
メモリコントローラ35は、判断データが無効を示す場合、ライト又は消去を再試行するための処理を実行し、メモリカード21内における異常の解消を試みる。
そして、メモリコントローラ35は、メモリカード21内で異常を解消できなかった場合、ホスト装置24にライト又は消去が無効である旨を示すデータを提供する。
一方、メモリコントローラ35は、メモリカード21内で異常を解消できた場合、ホスト装置24にライト又は消去が有効である旨を示すデータを提供する。
本実施の形態に係る記憶装置26を用いた場合、記憶装置26内においてエラービット数が訂正可能な数以下か否かについて判断され、訂正可能な場合、該当データブロックがバッドブロック化されることを防止できる。
なお、上記各実施の形態においては、記憶装置1,26は、ライト指示又は消去指示に対する応答としてエラービット数を外部に返す場合を例として説明している。
しかしながら、記憶装置1,26は、他のエラー数を外部に返し、このエラー数が訂正可能なエラー数か判断され、訂正不可能な場合にのみ該当データブロックをバッドブロック化するとしてもよい。
例えば、記憶装置1,26は、図10に示すように、ライト指示又は消去指示に対して、比較対象の2つのデータブロック36a,36bをバイト単位に区切り、エラーの発生したバイト単位の数を示すエラーバイト数を応答するとしてもよい。
この場合、あるバイト単位内のビットの中にエラーの発生したビットが一以上あれば、そのバイト単位にエラーが発生したとする。
また、例えば、記憶装置1,26は、図11に示すように、ライト指示又は消去指示に対して、比較対象の2つのデータブロック37a,37bを2バイト単位で区切り、エラーの発生した2バイト単位の数を示すエラー数を応答するとしてもよい。
この場合、ある2バイト単位内のビットの中にエラーの発生したビットが一以上あれば、その2バイト単位にエラーが発生したとする。
なお、比較単位は、1ビット、1バイト、2バイトに限定されず、他のデータ数を一単位としてエラー数を求めるとしてもよい。
また、上記各実施の形態において、各構成要素は同様の動作を実現可能であれば配置を変更させてもよく、また各構成要素を自由に組み合わせてもよく、各構成要素を自由に分割してもよく、いくつかの構成要素を削除してもよい。
例えば、比較部12とエラー数演算部13とを統合し、一つの構成要素としてもよい。すなわち、上記各実施の形態については、上記の構成そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
(第4の実施の形態)
本実施の形態では、上記第3の実施の形態に係る記憶装置26の変形例について説明する。
図12は、本実施の形態に係る記憶装置の構成の一例を示すブロック図である。
制御装置38は、上記第3の実施の形態に係る制御装置26の比較部12、エラー数演算部13、判断部28、許容値レジスタ29、インタフェース19,20,30,32にかえて、検査部39を具備する。検査部39と入出力制御部27は、インタフェース30,31により接続される。
検査部39は、訂正部5によって訂正可能なエラービット数を示す許容値を、入出力制御部27からインタフェース31経由で受け付ける。
また、検査部39は、メモリアレイ11に記憶されたライト対象のデータを所定のデータ長で区切った単位毎に、メモリアレイ11への記憶が正常か否かを示す信号を格納する。ある単位について、メモリアレイ11への記憶が正常の場合、この単位に対して正常信号が検査部39に格納される。一方、ある比較単位について、メモリアレイ11への記憶が異常の場合、この単位に対して異常信号が検査部39に格納される。
そして、検査部39は、格納されている異常信号の数が許容値を超える場合に、無効を示す判断データをインタフェース30経由で入出力制御部27に提供する。
図13は、検査部39の構成の一例を示す回路図である。
センスアンプ部40は、ライト対象のデータをn個に区切った各単位について、メモリアレイ11への記憶が正常か否かを示す信号a1〜anを格納する。信号a1〜anは、正常信号「H」又は異常信号「L」である。
なお、センスアンプ部40は、1ページ長個のセンスアンプ(ラッチ)を複数個並列接続した構成を持つとしてもよい。
スイッチ回路411〜41nは、n個の単位毎に具備される。各スイッチ回路411〜41nは、信号が異常信号「L」のときにON状態となり、正常信号のときにOFF状態となる。
各スイッチ回路411〜41nの電流流入側は、共通電源42からの電流を受け付ける。各スイッチ回路411〜41nの電流流出側は、接地されている。各スイッチ回路411〜41nは、各信号a1〜anが異常信号「L」の場合に、共通電源42からの電流を接地側へ流通させる。
各スイッチ回路411〜41nについて、スイッチ回路41nを代表として説明する。
スイッチ回路41nは、PMOS型トランジスタ43とNMOS型トランジスタ44と電源45とによりスイッチング動作を実現する。
PMOS型トランジスタ43のゲートは、対応する単位についての信号anを受け付ける。PMOS型トランジスタ43のソースは、電源45と接続されている。PMOS型トランジスタ43のドレインは、NMOS型トランジスタ44のゲートと接続されている。
NMOS型トランジスタ44のゲートは、PMOS型トランジスタ43のドレインと接続されている。NMOS型トランジスタ44のドレインは、共通電源42と接続されている。NMOS型トランジスタ44のソースは、接地されている。
信号anが正常信号「H」の場合、PMOS型トランジスタ43はOFF状態となり、PMOS型トランジスタ43のソースからドレインへ電源45からの電流は流れない。
このため、NMOS型トランジスタ44のゲートは「L」を受け付ける。すると、NMOS型トランジスタ44は、OFF状態となり、共通電源42からの電流はNMOS型トランジスタ44のドレインからソースへ流れない。
一方、信号anが異常信号「L」の場合、PMOS型トランジスタ43はON状態となり、PMOS型トランジスタ43のソースからドレインへ電源45からの電流は流れる。
このため、NMOS型トランジスタ44のゲートは「H」を受け付ける。すると、NMOS型トランジスタ44は、ON状態となり、共通電源42からの電流はNMOS型トランジスタ44のドレインからソースへ流れる。
n個のスイッチ回路411〜41nのうち、ON状態のスイッチ回路が増加するほど、共通電源42から各スイッチ回路411〜41nの電流流入側までに流れる電流Isumは大きくなる。したがって、電流Isumの電流値は、データを区切って得られる各単位について、異常の発生している数が大きくなるほど大きくなる。
リファレンス定電流パス46内の各MOS型トランジスタのゲート端子B0,B1に対しては、許容値にしたがって「0」又は「1」が設定される。この設定値は外部から設定可能であり、記憶される。
電源48からリファレンス定電流パスまでの電流Irefと電流Isumとの間の差動電流は、インバータ47の出力ノード47aにおいて検出可能である。
電流Isumが電流Irefよりも大きい旨を示す場合、検査部39は、入出力制御部27に、ライトが無効である旨を示す判断データを提供する。
本実施の形態により、エラーの発生した単位数が許容値を超えた場合に無効を検出することができ、上記第3の実施の形態の場合と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施の形態において、ライト対象のデータは、例えば1ビット単位、1バイト単位、2バイト単位で区切るとすることができる。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る記憶装置の構成の一例を示すブロック図。 メモリアレイの一部の一例を示す回路図。 同実施の形態に係る記憶装置とホスト装置とによるライト処理の前半の一例を示すフローチャート。 同実施の形態に係る記憶装置とホスト装置とによるライト処理の後半の一例を示すフローチャート。 同実施の形態に係る記憶装置とホスト装置とによる消去処理の前半の一例を示すフローチャート。 同実施の形態に係る記憶装置とホスト装置とによる消去処理の後半の一例を示すフローチャート。 本発明の第2の実施の形態に係るメモリカードの構成の一例を示すブロック図。 本発明の第3の実施の形態に係る記憶装置の構成の一例を示すブロック図。 同実施の形態に係る記憶装置を具備するメモリカードの構成の一例を示すブロック図。 比較対象の2つのデータブロックを1バイト単位で区切った状態の例を示す図。 比較対象の2つのデータブロックを2バイト単位で区切った状態の例を示す図。 本発明の第3の実施の形態に係る記憶装置の構成の一例を示すブロック図。 検査部の一例を示す回路図。
符号の説明
1,26,38…記憶装置、3,24,33…ホスト装置、4,25,28…判断部、5…訂正部、6…バッドブロック化部、7,27…入出力制御部、8…メモリ制御部、9…アドレスレジスタ、10…データレジスタ、11…メモリアレイ、12…比較部、13…エラー数演算部、21,24…メモリカード、22,35…メモリコントローラ、29…許容値レジスタ、39…検査部、40…センスアンプ部、411〜41n…スイッチ回路、42…共通電源、46…リファレンス定電流パス、47…インバータ

Claims (7)

  1. データ記憶手段と、
    ライト処理の対象となるデータについて、前記データ記憶手段に記憶される前の状態と、前記データ記憶手段に記憶された後に前記データ記憶手段から読み出された状態とを前記ライト処理において比較する手段と、
    前記比較手段の比較結果に基づいて、前記ライト処理において発生したエラー数を求める手段と、
    前記エラー数を返す手段と
    を具備することを特徴とする記憶装置。
  2. 所定の消去ブロックサイズを有するデータ記憶手段と、
    消去処理の対象となるデータブロックについて、前記消去処理が行われた後の実際のデータの状態と、前記消去処理が行われた後の理論的なデータの状態とを前記消去処理において比較する手段と、
    前記比較手段の比較結果に基づいて、前記消去処理において発生したエラー数を求める手段と、
    前記エラー数を返す手段と
    を具備することを特徴とする記憶装置。
  3. 前記エラー数は、不一致のビット数であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の記憶装置。
  4. 前記エラー数は、不一致の発生しているバイト単位の数であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の記憶装置。
  5. 前記エラー数の許容範囲を示す許容値を記憶する手段と、
    前記エラー数が前記許容範囲に属する場合は、前記データ記憶手段に対する処理を有効とし、前記エラー数が前記許容範囲に属さない場合は、前記データ記憶手段に対する処理を無効とする手段と
    をさらに具備する請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の記憶装置。
  6. データ記憶手段と、
    ライト処理の対象となるデータを所定のデータ長で区切った単位毎に、前記データ記憶手段へのライト処理が正常か否かを示す信号を格納する手段と、
    前記データ記憶手段へのライト処理が異常であったことを示す異常信号の数の許容範囲を示す許容値を記憶する手段と、
    前記信号のうちの異常信号の数が前記許容範囲に属さない場合に、前記ライト処理を無効とする手段とを具備し、
    前記許容値は、外部から設定可能であることを特徴とする記憶装置。
  7. 不揮発性半導体メモリと、
    前記不揮発性半導体メモリに対するライト処理を実行するコントローラとを具備し、
    前記不揮発性半導体メモリは、
    データ記憶手段と、
    前記ライト処理の対象となるデータについて、前記データ記憶手段に記憶される前の状態と、前記データ記憶手段に記憶された後に前記データ記憶手段から読み出された状態とを前記ライト処理において比較する手段と、
    前記比較手段の比較結果に基づいて、前記ライト処理において発生したエラー数を求める手段と、
    前記エラー数を前記コントローラに返す手段と
    を具備する
    ことを特徴とするメモリカード。
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