JP2003141900A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JP2003141900A
JP2003141900A JP2001334660A JP2001334660A JP2003141900A JP 2003141900 A JP2003141900 A JP 2003141900A JP 2001334660 A JP2001334660 A JP 2001334660A JP 2001334660 A JP2001334660 A JP 2001334660A JP 2003141900 A JP2003141900 A JP 2003141900A
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memory device
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write
erasing
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Jitsuwa Omuro
日和 大室
Kazuyoshi Oshima
一義 大嶋
Akihiko Hoshida
昭彦 星田
Kiichi Manita
喜一 間仁田
Michitaro Kanemitsu
道太郎 金光
Shinji Udo
信治 有働
Kazue Kikuchi
和枝 菊池
Kazuaki Ujiie
和聡 氏家
Masahiro Sakai
正裕 酒井
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Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Technology Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
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    • G11C16/34Determination of programming status, e.g. threshold voltage, overprogramming or underprogramming, retention
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
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    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
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    • GPHYSICS
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    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/04Erasable programmable read-only memories electrically programmable using variable threshold transistors, e.g. FAMOS

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラッシュメモリのような電気的に書込み、
消去可能な不揮発性半導体記憶装置において、テストの
所要時間を短縮できるようにする。 【解決手段】 セクタのような所定の単位での書込みお
よび消去で不良が発生した数を計数するカウンタ回路
(50)と、該カウンタ回路で計数された値が予め設定
された不良の数の許容値を越えたか否か判定する比較回
路(51)とを設け、上記カウンタ回路の計数値が上記
レジスタに設定された許容値を越えた場合には外部から
書込みまたは消去の指令が入っても書込み動作または消
去動作を行なわないように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記憶情報を電気
的に書込み、消去可能な不揮発性メモリのテスト技術さ
らにはテスト所要時間の短縮化に適用して特に有効な技
術に関し、例えばフラッシュメモリに利用して有効な技
術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フラッシュメモリは、コントロールゲー
トおよびフローティングゲートを有する2重ゲート構造
のMOSFETからなる不揮発性記憶素子をメモリセル
に使用しており、フローティングゲートの蓄積電荷量を
変えることでMOSFETのしきい値電圧を変化させ情
報を記憶することができる。
【0003】かかるフラッシュメモリにおいては、メモ
リセルへの書込み・消去動作によるしきい値電圧の変化
の仕方にばらつきがあるとともに、例えばメモリセルを
構成するMOSFETの絶縁膜の不良などの欠陥により
正常に書込みや消去が行なえないつまり書き込み、消去
を行なってもしきい値電圧が変化しない場合がある。
【0004】従来、フラッシュメモリにおいては、メモ
リセルの特性のばらつきに対応するため、1本のワード
線に接続されているメモリセル単位(以下、セクタと称
する)で書込みを行なう場合に、書込み動作を複数回に
分けて行ない、所定のしきい値電圧レベルに到達したも
のから書込み電圧が印加されないようにする制御が行な
われている。また、テスタによるウェハレベルのテスト
で不良ビットの有無を検出するとともに、セクタ単位で
管理を行ない、不良ビットを有するセクタを不良セクタ
としてそのセクタ管理領域に不良または正常を区別する
情報を記憶して、通常使用状態ではこの管理情報を使用
して不良セクタが選択されないようにする制御が行なわ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】書込み不良あるいは消
去不良のビットを検出するテストは、ウェハ状態で複数
のチップにテスタのプローブを接触させて、同時に複数
のチップのテストを並行して実施することでテスト効率
を高める方式が採用されている。このように、ウェハ状
態で複数のチップを同時にテストする方法は、一般の半
導体集積回路にとっては有効な手法であるが、フラッシ
ュメモリにおいては、例えば書込み動作では前述したよ
うに、書込みを複数回に分けて行なっているため、いず
れかのチップで選択されているセクタの中に1ビットで
も不良ビットすなわちしきい値電圧が全くあるいはほと
んど変化しないビットがあると、その不良ビットの存在
によって書込みがなかなか終了しなくなり、その間にセ
クタが正常である他のチップにおいては書込みが終了し
ていても次のセクタへの移行を待たされた状態になるこ
とがある。
【0006】つまり、ウェハ状態で複数のチップを同時
にテストする従来のテスタにおいては、チップ毎にプロ
ーブを移動させることができないため、テスト時間が不
良セクタを有するチップによって律則されてしまう。そ
のため、同時にテストをするチップの数を多くすればす
るほどいずれかのチップの選択セクタが不良セクタであ
る確率が高くなってテスト時間が長くなってしまうおそ
れがあるので、同時にテストするチップの数をあまり多
くすることができないという課題がある。上記のよう
に、従来のフラッシュメモリおよびそのテスト方法にあ
っては、テストに要する時間が長いためテストコストが
高くなり、それがチップ単価を下げられない要因のひと
つになっていた。
【0007】この発明の目的は、フラッシュメモリのよ
うな電気的に書込み、消去可能な不揮発性半導体記憶装
置において、テストの所要時間を短縮し、もってチップ
単価を下げることができるようなテスト技術を提供する
ことにある。この発明の前記ならびにほかの目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかにな
るであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。すなわち、本願の第1の発明は、フ
ラッシュメモリのような不揮発性半導体記憶装置におい
て、セクタのような所定の単位での書込みおよび消去で
不良が発生した数を計数するカウンタ回路と、該カウン
タ回路で計数された値が予め設定された不良の数のリミ
ット値(許容値)を越えたか否か判定する比較回路とを
設け、上記カウンタ回路の計数値が上記レジスタに設定
されたリミット値を越えた場合には外部から書込みまた
は消去の指令が入っても書込み動作または消去動作を行
なわないように構成したものである。
【0009】上記した手段によれば、複数のメモリを同
時にテストする場合に、いずれかのメモリで不良セクタ
の数がリミット値を越えると、外部から書込みまたは消
去の指令が入っても書込み動作または消去動作を行なわ
ないため、リミット値を越えた時点で当該チップのテス
トが終了し、以後、このメモリによって書込み時間や消
去時間が長くなるのを回避し、トータルのテスト所要時
間を短縮することができる。
【0010】また、本願の他の発明は、フラッシュメモ
リのような不揮発性半導体記憶装置において、セクタの
ような所定の単位での書込みおよび消去で不良が発生し
たことを記憶する記憶領域(良/不良フラグ)を設け、
該記憶領域に不良であることを示す情報が記憶されてい
る場合には、メモリアレイ内の対応するセクタに対して
はテストモードにおいて書込み動作または消去動作を行
なわないように構成したものである。これにより、2回
目以降のテストの際にこの記憶領域をチェックすること
によって、既に対応する記憶領域に不良であることを示
す情報が記憶されているセクタに対する書込みまたは消
去動作を開始しないようにすることができるため、トー
タルのテスト所要時間を短縮することができる。
【0011】本願のさらに他の発明は、コントロールゲ
ートとフローティングゲートを有ししきい値電圧が変化
されることにより情報を記憶する不揮発性記憶素子を含
むメモリアレイを備えた不揮発性半導体記憶装置におい
て、通常の動作状態でのベリファイ読出しレベルよりも
相対的に低いレベルでテスト動作時のベリファイ読出し
を行なうように構成するとともに、上記低いレベルによ
るテスト動作時のベリファイ読出しで書込みまたは消去
が不良と判定された場合には当該書込み動作または消去
動作を終了するように構成したものである。
【0012】これにより、書込み電圧または消去電圧の
印加を複数回繰り返すことで書込みまたは消去を行なう
場合に、最初の書込み電圧または消去電圧の印加で所定
のレベル以上しきい値電圧が変化しない場合には不良ビ
ットを含むと判断して書込みまたは消去動作を終了でき
るため、無駄な動作が繰り返されるのを回避することが
でき、トータルのテスト所要時間を短縮することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面を
用いて説明する。図1は、本発明を適用して有効な不揮
発性半導体記憶装置の一例としてのフラッシュメモリの
実施例のブロック図を示す。フラッシュメモリには1つ
のメモリセルに2ビット以上のデータを記憶可能な多値
メモリがあるが、この実施例のフラッシュメモリは1つ
のメモリセルに1ビットのデータを記憶可能な2値メモ
リとして構成され、単結晶シリコンのような1個の半導
体チップ上に形成される。
【0014】図1において、符号10は複数の不揮発性
記憶素子(メモリセル)がマトリックス状に配置された
メモリアレイ、11は外部から供給されるセクタアドレ
ス(Xアドレス)を取り込むセクタアドレスバッファ、
12はセクタアドレスをデコードしてメモリアレイ10
内の1本のワード線を選択するXデコーダで、該Xデコ
ーダ12にはワード線WLを選択レベルに駆動するワー
ドドライバ回路が含まれる。13はメモリアレイ10内
のビット線BLに接続され書込みデータを保持したり読
出し信号の増幅およびラッチを行なうデータレジスタ、
14はYアドレスをデコードしてビット線を選択する信
号を生成するYデコーダ(Y−DEC)、15はYデコ
ーダ12で生成された選択信号によりデータレジスタ1
1との接続を行なうYゲート(カラムスイッチ)であ
る。
【0015】また、16は外部から供給されるクロック
信号SCによってカウント動作し連続したカラムアドレ
ス(Yアドレス)を発生するYアドレスカウンタで、発
生されたYアドレスはYデコーダ14に供給されてデコ
ードされ、対応するYゲート15が導通されることによ
り、メモリアレイ10内のビット線が順次選択される。
データ読出し時にメモリアレイ10から読み出されたデ
ータはデータ出力バッファ17によってマルチプレクサ
18を経てデータ入出力端子I/O0〜I/O7より外
部へ出力される。データ書込み時に外部より入出力端子
I/O0〜I/O7に入力されたライトデータはマルチ
プレクサ18によりデータ入力バッファ19を経て入力
データ制御回路20へ供給され、さらにこの入力データ
制御回路20からYゲート15を経て選択されたメモリ
アレイ10内のビット線に供給される。
【0016】さらに、この実施例のフラッシュメモリ
は、特に制限されないが、外部のマイクロプロセッサな
どから与えられる複数の制御信号を取り込む制御信号バ
ッファ21や、コマンドコード(命令コード)を解釈し
当該コマンドコード(以下、単にコマンドと記す)に対
応した処理を実行すべくメモリ内部の各回路に対する制
御信号を順次形成して出力する制御回路(コントロー
ラ)22を備えている。
【0017】上記制御回路22は、例えばコマンドをデ
コードしてチップ内部の各回路に対する制御信号を形成
するコマンドデコーダを備え、データ入出力端子I/O
0〜7を介してコマンドが与えられるとそれを解読して
自動的に対応する処理を実行するように構成されてい
る。また、制御回路22は、書込みや消去が成功したか
失敗したかを示すビットなどを有するステータスレジス
タを備えており、このステータスレジスタの内容はデー
タ入出力端子I/O0〜7からチップ外部へ出力可能に
構成されている。
【0018】また、この実施例のフラッシュメモリに
は、外部から供給される電源電圧Vccに基づいて、メ
モリアレイ10やXデコーダ12で必要とされる書込み
電圧Vwや消去電圧Ve、ベリファイ電圧Vwv,Ve
vを発生する内部電圧発生回路やこの内部電圧発生回路
で所定の電圧を発生させるのに必要な基準電源を発生す
る基準電源回路などからなる内部電源回路23が設けら
れている。
【0019】外部のCPU等からこの実施例のフラッシ
ュメモリに入力される制御信号としては、例えばリセッ
ト信号/RESやチップ選択信号/CE、書込み制御信
号/WE、出力制御信号/OE、コマンドもしくはデー
タ入力かアドレス入力かを示すためのコマンドイネーブ
ル信号CDE、システムクロックSC等がある。アドレ
スとデータもしくはコマンドは、例えばコマンドイネー
ブル信号CDEに基づいて制御回路22から出力される
内部制御信号に従ってマルチプレクサ18が切り換えら
れることによって、セクタアドレスバッファ回路11ま
たはデータ入力バッファ回路19もしくは制御回路22
にそれぞれ取り込まれるように構成されている。ここ
で、特に制限されるものでないが、符号の前に「/」が
付記されている信号は、ロウレベルが有効レベルである
こと意味する。また、制御回路22からはチップにコマ
ンドを入力することが可能な状態にあるか否かを示すレ
ディ/ビジー信号R/Bがチップ外部へ出力されるよう
にされている。
【0020】図2は、本発明を適用したフラッシュメモ
リの一実施例の要部の概略構成を示す。図において、符
号CMDは外部のマイクロプロセッサなどから与えられ
るコマンド(命令)をデコードするコマンドデコーダ、
STRは内部状態を示すステータスレジスタ、MDRは
モードレジスタで、コマンドデコーダCMDは制御回路
22の一部を構成しており、外部から入出力端子I/O
0〜7に供給されるコマンドはコマンドイネーブル信号
CDEが例えばハイレベルにされることによってマルチ
プレクサ18を介してコマンドデコーダCMDに取り込
まれる。表1に、ステータスレジスタSTRのビット構
成を示す。
【0021】
【表1】
【0022】この実施例のステータスレジスタSTRは
ビットB7〜ビットB0の8ビットで構成されており、
このうちビットB7はチップの内部制御状態を示すビッ
ト(以下、R/Bビットと記す)、ビットB5は消去結
果を示すビット(消去チェックビット)、ビットB4は
書込み結果を示すビット(書込みチェックビット)、ビ
ットB6およびB3〜ビットB0は予備のビットであ
る。
【0023】具体的には、ビットB7が論理“0”のと
きはチップが動作状態にあり外部からのアクセスが不能
であることを、またビットB7が“1”のときは、チッ
プ内部は待機状態にあって外部からのアクセスが可能で
あることを表わしている。また、ビットB5が論理
“0”のときは正常に消去が終了したことを、ビットB
5が“1”のときは正常に消去が終了しなかったことを
表わしている。さらに、ビットB4が論理“0”のとき
は正常に書込みが終了したことを、ビットB4が“1”
のときは正常に書込みが終了しなかったことを表わして
いる。
【0024】上記ステータスレジスタSTRのビットB
7〜B0のうちR/BビットB7の状態は常時外部端子
より出力されるとともに、例えば外部から供給されるチ
ップイネーブル信号とアウトイネーブル信号がロウレベ
ルにアサートされるとビットB7〜B0のすべての状態
が入出力端子I/O7〜I/O0より出力されるように
構成されている。また、ステータスレジスタ15の各ビ
ットB7〜B0の設定は、チップの制御回路22によっ
て各制御状況に応じて逐次設定される。
【0025】さらに、この実施例のフラッシュメモリ
は、例えば外部から書込みコマンドまたは消去コマンド
が入力されると、制御回路22によってチップ内部で自
動的に書込み動作または消去動作を開始し、終了すると
ステータスレジスタSTR内の成功または失敗を示す書
込みエラービット(B4)または消去エラービット(B
5)をセットする。
【0026】40はメモリアレイ10に付随して設けら
れている1セクタのメモリセルの全てが正常に書込みや
消去が行なわれたか否か判定する書込み、消去オール判
定回路である。書込み、消去オール判定回路40から出
力される判定信号P/Fによって、前記ステータスレジ
スタSTRの成功または失敗を示す書込みエラービット
または消去エラービットがセットされる。
【0027】この実施例においては、この書込み、消去
オール判定回路40から出力される判定信号P/Fに基
づいて失敗の回数すなわち不良セクタの数を計数するカ
ウンタ回路50と、該カウンタ回路50の計数値と予め
外部から与えられるリミット値とを比較する比較回路5
1と、該比較回路51の出力信号によって上記コマンド
イネーブル信号CDEの入力を禁止するNANDゲート
回路52とが設けられている。また、制御回路22に
は、外部から与えられる上記リミット値を保持する領域
がモードレジスタMDR内に設けられている。さらに、
この実施例においては、上記比較回路51が、上記該カ
ウンタ回路50の計数値が予め外部から与えられたリミ
ット値に達したと判定すると、所定の外部端子(例えば
レディ/ビジー端子R/B)より不良セクタの数がリミ
ット値に達したことを示す信号ERRを出力するように
構成されている。
【0028】次に、上記のように構成されたフラッシュ
メモリのテスト方法とその有利性を、上記カウンタ回路
50や比較回路51、NANDゲート回路52を有しな
い従来のフラッシュメモリのテスト方法と比較して説明
する。図3は従来のフラッシュメモリのテスト方法を示
すフローチャート、図4は上記実施例のフラッシュメモ
リのテスト方法を示すフローチャートである。なお、図
3および図4において、一点鎖線で囲まれた部分の処理
はフラッシュメモリチップ内部で行われる処理で、それ
以外はフラッシュメモリをテストするテスタで行なわれ
る処理である。
【0029】従来のフラッシュメモリのテストにおいて
は、先ず書込みもしくは消去の対象を指定するアドレス
(セクタアドレス)Axを初期値「0」に設定する(ス
テップS1)。そして、このアドレス(書込みの時はア
ドレスと書込みデータ)とコマンドをフラッシュメモリ
に入力する(ステップS2)。すると、フラッシュメモ
リ内では、自動的に書込みまたは消去が開始され、書込
みまたは消去中はレディ/ビジー端子R/Bをロウレベ
ルにアサートし、終了するとレディ/ビジー端子R/B
をハイインピーダンス状態にするとともに、書込み、消
去オール判定回路40で書込みまたは消去の成功/失敗
を判定し、判定結果に応じてステータスレジスタSTR
の書込みエラービットまたは消去エラービットを成功
(Pass)または失敗(Fail)を示す状態にセッ
トする(ステップS3,S4)。
【0030】テスタは、レディ/ビジー端子R/Bを見
てステータスレジスタSTRの内容を読み出し、書込み
エラービットまたは消去エラービットをチェックして失
敗であればテスタ内に用意されているフェールメモリに
当該セクタのアドレスを記憶する(ステップS5)。次
に、実行したアドレスが最終アドレスか否か判定し、最
終アドレスでないときはアドレスAxを更新(+1)し
てステップS2へ戻り、上記動作を繰り返す(ステップ
S6,S7)。ステップS6で最終アドレスと判定した
時はテストを終了して、上記フェールメモリ内の不良セ
クタ数を計数してリミット値を越えているか否か判定し
て、チップの良/不良を決定する(ステップS8,S
9)。
【0031】一方、上記実施例のフラッシュメモリのテ
スト方法においては、図4のように、先ず制御回路14
内のレジスタREGに不良セクタのリミット値Nを設定
する(ステップS11)。それから、書込みもしくは消
去の対象を指定するアドレス(セクタアドレス)Axを
初期値「0」に設定する(ステップS12)。このと
き、フラッシュメモリ内部では、カウンタ回路50の計
数値iのリセットが行なわれる。次に、このアドレス
(書込みの時はアドレスと書込みデータ)とコマンドを
フラッシュメモリに入力する(ステップS13)。
【0032】すると、フラッシュメモリ内で自動的に書
込みまたは消去が行なわれ、終了すると書込み、消去オ
ール判定回路40で書込みまたは消去の成功/失敗を判
定し、判定結果に応じてステータスレジスタSTRの書
込みエラービットまたは消去エラービットを成功(Pa
ss)または失敗(Fail)を示す状態にセットする
(ステップS14,S15)。また、書込み、消去オー
ル判定回路40から出力される成功または失敗を示す信
号P/Fに基づいて、書込みまたは消去の成功/失敗を
判定して失敗した時はカウンタ回路50の計数値iを加
算(+1)し、計数値iがリミット値Nに達したか否か
の判定を行なう(ステップS16〜S18)。そして、
比較回路51が、カウンタ回路50の計数値iがリミッ
ト値Nに達したと判定すると、不良チップであることを
示す信号ERRを出力する(ステップS19)。
【0033】すると、テスタは、ステップS20でフラ
ッシュメモリから出力された信号ERRをチェックし
て、不良であれば当該チップのテストを終了する。ステ
ップS20の判定で信号ERRが正常を示していれば、
次のステップS21で、アドレスが最終アドレスか否か
判定し、最終アドレスでないときはステップS22でア
ドレスAxを更新(+1)してステップS13へ戻り、
上記動作を繰り返す。ステップS21で最終アドレスと
判定した時は当該チップのテストを終了する。
【0034】図3と図4を比較すると明らかなように、
本実施例を適用した場合のテスト(図4)には、テスタ
はフェールメモリに不良セクタを記憶する処理が不要で
あるとともに、該フェールメモリ内の不良セクタ数を計
数することなく単にフラッシュメモリから出力される信
号(ERR)をチェックするだけで、不良セクタの数が
リミット値を越えていることを知ることができるため、
リミット値を越えた時点で当該チップのテストを終了す
ることができる。そのため、以後、このチップによって
書込み時間が長くなるのを回避することができる。
【0035】もしくは、チップ毎にテストの続行/終了
を制御できないテスタ装置であったとしても、リミット
値を越えた当該チップは、内部において書込/消去のコ
マンドの実行が抑制されるため、当該チップがその後、
テスト時間に影響することを回避することが出来る。
【0036】また、上記リミット値Nに"1"を設定した
場合、全てのメモリセルが動作することを求められるフ
ラッシュメモリに有効であり、リミット値Nに“1”以
外の値を設定した場合、不良メモリセルを含むセクタの
数が一定以内であれば良品とするMGM(Mostly Good M
emory)管理を行うフラッシュメモリに有効である。
【0037】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
この実施例は、図5に示すように、メモリアレイ10の
セクタ毎に不良または正常を示すビット(以下、パス/
フェイル・ビットと称する)P/Fを、また制御回路2
2には読出し期待値を保持するレジスタEVRを設ける
とともに、メモリアレイ10から読み出されたパス/フ
ェイル・ビットP/FとレジスタEVRの期待値とを比
較するイクスクルーシブORゲートのような比較回路5
3と、該比較回路53の出力とモードレジスタMDRの
テスト状態を示すビットの信号φTESTとを入力とするA
NDゲート54とを設け、このANDゲート54の出力
によってコマンドイネーブル信号CDEが入力されるN
ANDゲート回路52を制御するようにしたものであ
る。
【0038】上記期待値レジスタEVRに予め不良を示
すコードが設定されてテストが開始され、メモリアレイ
のあるセクタを読み出した時にパス/フェイル・ビット
P/Fが、期待値レジスタEVRのコードと一致する
と、NANDゲート52を遮断してコマンドの取り込み
を禁止させるように構成されている。上記パス/フェイ
ル・ビットP/Fはチップ外部へは出力されないととも
にチップ外部からも書込みができないように構成されて
おり、テストモードにおいて、当該セクタの外部からの
書込みと読み出しが可能な領域にて書込み不良または消
去不良が検出された場合に不良(Fail)を示す状態
に設定される。
【0039】上記のような構成を有することによって、
この第2の実施例においては、2回目以降のテスト時間
が大幅に短縮される。以下、1回目のテストと2回目の
テストとに分けて、それぞれのテストの手順を、図6お
よび図7のフローチャートを用いて説明する。
【0040】1回目のテストにおいては、図6に示すよ
うに、書込み(または消去)が開始されると、先ず、最
初のセクタアドレスが設定されコマンドが入力される
(ステップS31)と、このセクタアドレスにより指定
されるメモリセルに対して書込み電圧が印加される(ス
テップS32)。次に、ベリファイ読出しとしきい値電
圧の判定(ステップS33,S34)が行われ、選択さ
れたメモリセルの中でしきい値電圧が1つでもベリファ
イレベルに達していないものがあると、書込み動作(ま
たは消去)が最大回数に達したか判定が行なわれる(ス
テップS35)。そして、最大回数に達していないと判
定されたときは、ステップS32へ戻って当該メモリセ
ルに対して再度書込み電圧が印加される。最大回数の設
定は、メモリセルの特性のばらつきおよび特性の劣化を
考慮して、トータルの時間が例えば正常なメモリセルの
平均的な所要時間の約5倍程度になるように設定され
る。
【0041】ステップS35で書込み動作が最大回数に
達したと判定すると、ステップS36へ移行して当該セ
クタのパス/フェイル・ビットP/Fに不良を示すコー
ドが書き込まれて、ステップS37へ移行する。ステッ
プS34で全てのメモリセルのしきい値電圧がベリファ
イレベルに達したと判定された場合にもステップS37
へ移行して、最終アドレスか否か判定される。そして、
最終アドレスでない時はセクタアドレスの更新(+1)
が行なわれ、ステップS32へ戻って次のセクタに対す
る書込み(または消去)が行なわれる(ステップS3
8)。一方、ステップS37で最終アドレスと判定され
ると書込み(または消去)動作を終了する。
【0042】2回目のテストにおいては、図7に示すよ
うに、書込み(または消去)が開始されると、先ず、期
待値レジスタEVRに対する期待値(この場合、正常コ
ード)の設定が行なわれてから、最初のセクタアドレス
が設定され、このセクタアドレスにより指定されたセク
タのビットP/Fからコードの読出しが行なわれる(ス
テップS41〜S43)。そして、読み出されたコード
と期待値との比較が行なわれ、一致するとセクタが正常
であるとして選択中のメモリセルに対する書込み(また
は消去)処理が行なわれる(ステップS44,S4
5)。このフローにおけるステップS45の書込み(ま
たは消去)処理は図6のフローにおけるステップS32
〜S36に相当する。
【0043】1セクタの書込み(または消去)処理が終
了すると、ステップS47へ移行して最終アドレスか否
かの判定が行われる。また、ステップS44で不一致と
判定されたときは次のステップS46でコマンドの取り
込みを禁止してからステップS47の判定を行なう。そ
して、最終アドレスに達していない時はステップS48
でアドレスを更新してからステップS43へ戻って次の
セクタに対する書込み(または消去)が行われる。一
方、ステップS47で最終アドレスに達した判定される
と書込み(または消去)動作を終了する。
【0044】このフローでは、ステップS44でパス/
フェイル・ビットP/Fから読み出されたコードと期待
値との比較が行なわれ、不一致すなわち当該セクタは不
良であると判定されると書込み(消去)処理が行なわれ
ないため、無駄に書込み(消去)動作を繰り返すことが
回避される。そのため、ウェハテストのように複数のチ
ップを同時にテストするような場合に、もともと不良ビ
ットが含まれているセクタを有するチップによって他の
正常なチップのテストが待たされるのを防止することが
できる。
【0045】なお、本実施例において、メモリアレイに
設けるパス/フェイル・ビットP/Fは1ビットに限定
されるものでなく、複数ビットで構成して、すべてのビ
ットに“0”を書き込んだ後“1”を書き込むいわゆる
マーチング試験で不良が検出されたセクタと、チェッカ
パターンと呼ばれる“0”と“1”の交番パターンを書
き込む試験で不良が検出されたセクタとをコードで区別
して記憶させるように構成しても良い。
【0046】また、実施例においては、セクタごとにパ
ス/フェイル・ビットP/Fを設けた場合を説明した
が、ブロックと呼ばれる複数のセクタを単位として同時
に書き込みや消去を行なうフラッシュメモリにおいて
は、ブロック毎に不良または正常を示すパス/フェイル
・ビットP/Fを設けるようにしてもよい。パス/フェ
イル・ビットP/Fを不揮発性記憶素子からなるメモリ
アレイ10の一部に設ける代わりに、レジスタあるいは
RAMにパス/フェイル・ビットP/Fを設けるように
してもよい。さらに、上記実施例では、期待値との比較
をパス/フェイル・ビットP/Fで行っているが、通常
の読み書き可能な領域で比較を行う構成にしても良い。
【0047】次に、第2の実施例の変形例を説明する。
この変形例は、メモリアレイに設けられた不良/正常を
示すパス/フェイル・ビットP/Fの情報を用いて、所
定のコマンドを入力するとメモリアレイのセクタ管理領
域にMGM(Mostly Good Memory)コードと呼ばれる正
常であることを示すコードをテスタによらずに自動的に
書き込む機能を設けるようにしたものである。
【0048】この変形例を適用すれば、テスタには不良
セクタのアドレスを記憶するフェールメモリが不要とな
るのみならず、フェールメモリを用いた従来のMGMコ
ードの書き込み処理はテスタにより1チップずつ行なう
必要があったものが、複数のチップにおいて並行してM
GMコードの書き込み動作を自動的に行なわせることが
可能となり、テスト時間が大幅に短縮されるという利点
がある。
【0049】次に、本発明の第3の実施例を説明する。
この実施例は、図8に示すように、通常のベリファイ判
定レベルVwv1の他に、テスト判定用のベリファイ判
定レベルVwv2を設けたものである。ここで、書込み
により不揮発性記憶素子のしきい値電圧を高くし消去に
よりしきい値電圧を低くする構成のフラッシュメモリで
は、テスト判定用のベリファイ判定レベルVwv2は、
通常のベリファイ判定レベルVwv1よりも低い値に設
定される。図9には、ベリファイ判定レベルVwv1/
Vwv2を切り換え可能にする具体的な構成例が示され
ている。
【0050】図9において、MCはコントロールゲート
とフローティングゲートを有するMOSFET(不揮発
性記憶素子)からなるメモリセル、WLは不揮発性記憶
素子のコントロールゲートに接続(もしくはゲート電極
を構成)されたワード線、WDRはワード線を選択レベ
ルに駆動するワードドライバである。
【0051】この実施例では、ベリファイ判定レベルV
wv1よりも高いレベルに昇圧された電圧Vbを、抵抗
で分割してベリファイ判定レベルVwv1とVwv2を
発生する抵抗分割回路60と、該抵抗分割回路60で発
生されたベリファイ判定レベルVwv1とVwv2のう
ちいずれか一方を選択するスイッチSW1と、選択され
た電圧をインピーダンス変換してワードドライバWDR
に電源電圧として供給するためのボルテージフォロワ6
1などが設けられている。上記スイッチSW1は、例え
ばモードレジスタMDRのテストモードを示すビットの
信号TMに基づいて伝達する電圧を切り換えるようにす
ればよい。
【0052】上記ベリファイ判定レベルVwv2は、正
常なメモリセルのうち最も変化の少ないもののしきい値
電圧が1回の書込みパルスによって変化する電圧(図8
の書込み1回目のしきい値電圧分布D1の下裾)よりも
低く、初期値(消去状態のメモリセルのしきい値電圧分
布D0の上裾)よりも高い値に設定される。図9には、
この実施例の説明で必要とされる電位Vwv1とVwv
2のみ示したが、これらの電位の他に、消去時のベリフ
ァイ判定レベルVev1,Vev2や通常の読出しレベ
ルなども同様にして形成されて、ワードドライバ回路W
DRに供給される。
【0053】なお、図9は一例としていわゆるAND型
のフラッシュメモリにおけるメモリアレイの例を示した
もので、複数のメモリセルのソース、ドレインがそれぞ
れローカルソース線LSLとローカルドレイン線LDL
に接続され、ローカルソース線LSLは選択MOSFE
T Qsを介してコモンソース線CSLに接続され、さ
らにスイッチSW2を介して接地点に接続可能にされて
いる。また、ローカルドレイン線LDLは、選択MOS
FET Qdを介して主ビット線BLに接続可能に構成
されている。選択MOSFET QsおよびQdは、X
デコーダによって選択ワード線に対応するものが所定の
タイミングでオン、オフ制御される。
【0054】図9には示されていないが、各ビット線B
Lの一端にはビット線の電位を増幅するセンスアンプ機
能とデータの保持機能を有するフリップフロップ型のセ
ンスラッチ回路がビット線毎に接続される。また、セン
スラッチ回路は、対応するビット線と電気的に接続した
り切り離すためのスイッチ素子やビット線をディスチャ
ージする手段を備える。さらに、センスラッチ回路に
は、ビット線上のデータの論理を反転するための反転回
路が設けられる。かかる反転回路を備えることにより、
書込みデータの論理と、メモリセルから読出しデータの
論理とが逆になる場合においてもビット線上のデータの
反転を行なうことができる。
【0055】特に制限されないが、この実施例のフラッ
シュメモリにおいては、書込み時にワード線WL(コン
トロールゲート)に正の高電圧(例えば+16V)を印
加してメモリセルのフローティングゲートに負の電荷を
注入してそのしきい値電圧を高くする。そのため、ビッ
ト線BLには書込みデータに応じて、しきい値電圧を高
くしたいメモリセル(例えばデータ“1”)が接続され
たビット線はプリチャージされない、つまり0Vにされ
る。一方、しきい値電圧を高くしたくないメモリセル
(例えばデータ“0”)が接続されたビット線BLは
5.5Vにプリチャージされる。書込みの際、各選択メ
モリセルのソースはフローティング(オープン)にされ
るように構成されている。
【0056】データ消去時には、ワード線WL(コント
ロールゲート)に負の高電圧(例えば−16V)を印加
するとともにビット線BLおよびローカルソース線LS
Lに0Vを印加してメモリセルのフローティングゲート
から負の電荷を引き抜いてそのしきい値電圧を低くする
ように構成されている。なお、図9は一例としていわゆ
るAND型のフラッシュメモリの構成を示したが、本発
明は、このような構成に限定されるものでなく、例えば
複数のメモリセルが直列に接続されてなるいわゆるNO
R型のフラッシュメモリにも適用することができる。
【0057】図10には、本実施例を適用したフラッシ
ュメモリにおけるテストモードでの書込み動作の手順が
示されている。なお、このフローは1回のコマンドとア
ドレスの供給によって行なわれる例えば1セクタのよう
な書込み単位の書込み動作の手順を示したものである。
書込み動作が開始されると、先ず書込み回数カウンタの
値Nを「1」に設定してから選択されているメモリセル
に書込みパルスを印加する(ステップS101,S10
2)。次に、ベリファイ判定レベルをVwv2に設定し
て書込みをしたセクタからのベリファイ読出しを行な
い、しきい値電圧VthがVwv2以上に変化したか否
か判定する(ステップS103,S104)。ここで、
Vwv2に達していないものがあると判定されると、ス
テータスレジスタSTRの書込みチェックビットを
“1”(=Fail)に設定して書込みを終了する。
【0058】一方、ステップS103で選択セクタのす
べてのメモリセルのしきい値電圧VthがVwv2以上
に変化したと判定すると、ステップS105へ移行して
ベリファイ判定レベルをVwv1に設定して書込みをし
たセクタからのベリファイ読出しを行ない、しきい値電
圧VthがVwv1以上に変化したか否か判定する(ス
テップS106)。ここで、選択セクタのすべてのメモ
リセルのしきい値電圧VthがVwv1以上に変化した
と判定すると、ステータスレジスタSTRの書込みチェ
ックビットを“0”(=Pass)に設定して当該セク
タの書込みを終了する。
【0059】上記ステップS106でVwv1に達して
いないものがあると判定されると、ステップS107へ
移行して書込み回数カウンタの値Nを更新(+1)して
から選択されているメモリセルに書込みパルスを印加す
る(ステップS108)。次に、ベリファイ判定レベル
をVwv1に設定して書込みをしたセクタからのベリフ
ァイ読出しを行ない、しきい値電圧VthがVwv1以
上に変化したか否か判定する(ステップS109,S1
10)。ここで、Vwv1に達していないものがあると
判定されると、ステップS111へ移行して書込み回数
が予め設定された最大値Maxに達したか判定し、N>
MaxのときはステータスレジスタSTRの書込みチェ
ックビットを“1”(=Fail)に設定して書込みを
終了する。
【0060】上記ステップS111で書込み回数が最大
値Maxに達していないと判定すると、ステップS10
7へ戻って書込み回数カウンタの値Nを更新してメモリ
セルに再度書込みパルスを印加する動作を繰り返す。ま
た、ステップS110で、選択セクタのすべてのメモリ
セルのしきい値電圧VthがVwv1以上に変化したと
判定すると、ステータスレジスタSTRの書込みチェッ
クビットを“0”(=Pass)に設定して当該セクタ
の書込みを終了する。また、書込みを終了した時はレデ
ィ/ビジー信号R/Bをコマンドの受付け可能な状態に
変化させる。
【0061】本実施例に従うと、選択セクタに不良ビッ
トが含まれていて図8(B)に示すように、1回目の書
込みでしきい値電圧がVwv2を越えないものがある
と、書込みエラーと判定されてそのチップにおける書込
み処理が直ちに終了される。そのため、ウェハテストの
ように複数のチップを同時にテストするような場合に、
もともと不良ビットが含まれているセクタを有するチッ
プによって他の正常なチップの書込みテストが待たされ
るのを防止することができる。
【0062】本実施例における消去動作は、図11に示
すように、通常のベリファイ判定レベルVev1の他
に、テスト判定用のベリファイ判定レベルVev2を設
けて行なう。ここで、テスト判定用のベリファイ判定レ
ベルVev2は、通常のベリファイ判定レベルVev1
よりも高い値(相対的には低い値)に設定される。具体
的には、ベリファイ判定レベルVev2は、正常なメモ
リセルのうち最も変化の少ないもののしきい値電圧が1
回の消去パルスによって変化する電圧(図11の消去1
回目のしきい値電圧分布D11の上裾)よりも高く、初
期値(書込み状態のメモリセルのしきい値電圧分布D1
0の下裾)よりも低い値に設定される。
【0063】なお、消去ベリファイ判定レベルVev1
とVev2の切り換えは図9の書込みベリファイの場合
と同様の構成により、また消去テスト動作は図10の書
込みテストの場合と同様な手順に従って行なうことがで
きるので、具体的な説明は省略する。このようにするこ
とによって、書込みテストの場合と同様に、消去テスト
においても複数のチップを同時にテストするような場合
に、もともと不良ビットが含まれているセクタを有する
チップによって他の正常なチップの消去テストが待たさ
れるのを防止することができる。
【0064】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、実
施例においては、モードレジスタMDRやリミット値設
定用レジスタREG、読出し期待値設定用レジスタEV
Rは制御回路22に設けられていると説明したが、制御
回路22とは別個の回路として構成してもよい。
【0065】また、前記実施例では、1つの記憶素子に
2ビットのデータを記憶する2値のフラッシュメモリに
適用した場合を説明したが、本発明は1つの記憶素子に
2ビット以上のデータを記憶する多値のフラッシュメモ
リに対しても適用することができる。
【0066】さらに、前記実施例においては、不良メモ
リセルを救済する冗長回路については触れなかったが、
本発明は冗長回路を用いた不良救済機能を有するフラッ
シュメモリに対しても適用することができ、冗長救済前
のテストはもちろん冗長救済後のテストにおいても有効
に機能する。ただし、冗長救済後のテストの方がより有
効に機能する。
【0067】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるフラッ
シュメモリに適用した場合について説明したが、この発
明はそれに限定されるものでなく、本発明は、電圧を印
加して、しきい値電圧を変化させて情報の記憶を行なう
不揮発性記憶素子を有する半導体メモリに広く利用する
ことができる。
【0068】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。すなわち、本発明に従うと、複数のメ
モリのテストを同時に行なう場合に、不良を有するメモ
リにおける再書込みや再消去の動作によって既に書込み
や消去が終了した正常な他のメモリがテストの続行を待
たされるのを回避することができ、これによってフラッ
シュメモリのような電気的に書込み、消去可能な不揮発
性半導体記憶装置において、テストの所要時間を短縮
し、もってチップ単価を下げることができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用して有効な不揮発性半導体記憶装
置の一例としてのフラッシュメモリの実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明を適用したフラッシュメモリの一実施例
の要部の概略構成を示すブロック図である。
【図3】従来のフラッシュメモリにおけるテスト方法の
手順の一例を示すフローチャートである。
【図4】第1の実施例のフラッシュメモリにおけるテス
ト方法の手順の一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施例を適用したフラッシュメ
モリの要部の概略構成を示すブロック図である。
【図6】第2の実施例を適用したフラッシュメモリにお
ける1回目のテストの手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】第2の実施例を適用したフラッシュメモリにお
ける2回目以降のテストの手順を示すフローチャートで
ある。
【図8】本発明の第3の実施例を適用したフラッシュメ
モリにおける書込みベリファイレベルとメモリセルのし
きい値電圧分布との関係を示す説明図である。
【図9】本発明の第3の実施例を適用したフラッシュメ
モリにおけるベリファイレベルの切り換え方式の一例を
示す回路構成図である。
【図10】本発明の第3の実施例を適用したフラッシュ
メモリにおける書込み動作の手順を示すフローチャート
である。
【図11】本発明の第3の実施例を適用したフラッシュ
メモリにおける消去ベリファイレベルとメモリセルのし
きい値電圧分布との関係を示す説明図である。
【符号の説明】
10 メモリアレイ 11 セクタアドレスバッファ 12 Xデコーダ 14 Yデコーダ 16 Yアドレスカウンタ 18 マルチプレクサ 22 制御回路 51,53 比較回路 CMD コマンドデコーダ STR ステータスレジスタ REG リミット値設定レジスタ MDR モードレジスタ EVR 期待値レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大室 日和 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 大嶋 一義 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 星田 昭彦 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 間仁田 喜一 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 金光 道太郎 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 有働 信治 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 菊池 和枝 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 氏家 和聡 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 酒井 正裕 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 Fターム(参考) 5B025 AA01 AD04 AD05 AD08 AD16 AE05 AE09 5L106 AA10 DD03 DD04 DD06 DD12 DD22 DD25 GG05 GG07

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶情報を電気的に書込み、消去可能な
    複数の不揮発性記憶素子を含むメモリアレイを備え、所
    定の単位で書込みおよび消去を行なうように構成された
    不揮発性半導体記憶装置であって、 上記所定の単位での書込みおよび消去で不良が発生した
    数を計数するカウンタ回路と、該カウンタ回路で計数さ
    れる不良の数の許容値を設定するレジスタと、該レジス
    タに設定された許容値と上記カウンタ回路で計数された
    値とを比較する比較回路とを備え、上記カウンタ回路の
    計数値が上記レジスタに設定された許容値を越えた場合
    には外部から書込みまたは消去の指令が入っても書込み
    動作または消去動作を行なわないように構成されてなる
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 上記比較回路の出力信号により外部から
    入力されるコマンドコードの取り込みを禁止するように
    構成されていることを特徴とする請求項1に記載の不揮
    発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 上記コマンドコードとアドレス信号が共
    通の外部端子から入力されるように構成され、該外部端
    子から入力される信号がコマンドコードであるかアドレ
    ス信号であるかを示す所定の制御信号が入力される外部
    端子を備え、上記比較回路の出力信号により前記外部端
    子から入力される制御信号の入力を禁止可能に構成され
    ていることを特徴とする請求項2に記載の不揮発性半導
    体記憶装置。
  4. 【請求項4】 上記比較回路の出力信号が所定の外部端
    子から出力されるように構成されていることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載の不揮発性半導体記憶
    装置。
  5. 【請求項5】 記憶情報を電気的に書込み、消去可能な
    複数の不揮発性記憶素子を含むメモリアレイを備え、所
    定の単位で書込みおよび消去を行なうように構成された
    不揮発性半導体記憶装置であって、 上記所定の単位での書込みおよび消去で不良が発生した
    ことを記憶する記憶領域を備え、該記憶領域に不良であ
    ることを示す情報が記憶されている場合には、上記メモ
    リアレイ内の対応する通常記憶領域に対してはテストモ
    ードにおいて書込み動作または消去動作を行なわないよ
    うに構成されてなることを特徴とする不揮発性半導体記
    憶装置。
  6. 【請求項6】 上記記憶領域から読み出されるべき期待
    値を設定するレジスタと、該レジスタに設定された期待
    値と上記記憶領域から読み出されたデータとを比較する
    比較回路とを備え、該比較回路の出力信号により外部か
    ら入力されるコマンドコードの取り込みを禁止可能に構
    成されていることを特徴とする請求項5に記載の不揮発
    性半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 上記記憶領域は、上記メモリアレイの一
    部に設けられていることを特徴とする請求項5または6
    に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 上記記憶領域に記憶されているデータ
    は、外部へ出力されないように構成されていることを特
    徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の不揮発性半導
    体記憶装置。
  9. 【請求項9】 コントロールゲートとフローティングゲ
    ートを有ししきい値電圧が変化されることにより情報を
    記憶する不揮発性記憶素子を含むメモリアレイを備えた
    不揮発性半導体記憶装置であって、 通常の動作状態でのベリファイ読出しレベルよりも相対
    的に低いレベルでテスト動作時のベリファイ読出しが可
    能に構成されるとともに、上記相対的に低いレベルによ
    るテスト動作時のベリファイ読出しで書込みまたは消去
    が不良と判定された場合には当該書込み動作または消去
    動作を終了するように構成されてなることを特徴とする
    不揮発性半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 テスト動作時のベリファイ読出し時に
    は、通常の動作状態でのベリファイ読出し時に選択ワー
    ド線に印加される電圧よりも相対的に低い電圧が選択ワ
    ード線に印加されるように構成されていることを特徴と
    する請求項9に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  11. 【請求項11】 上記不揮発性記憶素子のしきい値電圧
    が高い状態が書込み状態とされ、上記不揮発性素子のし
    きい値電圧が低い状態が消去状態とされているととも
    に、テスト動作時の消去ベリファイ読出し時には、通常
    の動作状態での消去ベリファイ読出し時に選択ワード線
    に印加される電圧よりも絶対的に高い電圧が選択ワード
    線に印加されるように構成されていることを特徴とする
    請求項9に記載の不揮発性半導体記憶装置。
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