JP5223735B2 - メモリ試験回路及びプロセッサ - Google Patents
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Description
メモリの動作がテストモードか通常動作モードかを規定するテスト信号と、メモリから読み出されるデータが有すると期待される値を示す期待値との論理積を出力する第1の回路と、第1の回路の出力信号とメモリから読みだされた読出しデータとの排他的論理和を出力することにより、前記テストモード時には検証一致信号を出力し、前記通常動作モード時には読み出しデータを出力する第2の回路と、を備える。
図1は、メモリ試験回路を含むプロセッサの一例を示す図である。図1に示すように、本実施形態によるメモリ試験回路を含むプロセッサ10は、命令生成ユニット11、テストパターン生成回路12、マルチプレクサ(MUX)13a〜13c、メモリ14、パイプラッチ回路ユニット(PIP)15、テスト信号発生回路16、及びメモリ試験回路20を有する。図1に示すように、メモリ試験回路20の後段に出力ラッチ回路17、及び回路ユニット18を有しても良い。以下、プロセッサ10の各構成要素について順に説明する。
テストパターン生成回路12は、テスト用のアドレスデータ信号ADtestをマルチプレクサ13aに出力する。テストパターン生成回路12は、テスト用の書込みデータ信号WDtestをマルチプレクサ13bに出力する。テストパターン生成回路12は、テスト用の書込み許可信号WEtestをマルチプレクサ13cに出力する。テストパターン生成回路12は、書込みデータ信号WDtestを、期待値EXPDとしてパイプラッチ回路ユニット15に出力する。
なお、テスト信号発生回路16は、プロセッサ10内の図示しない制御レジスタの値に従って、テスト時を示す論理値、又は、非テスト時を示す論理値のいずれかのテスト信号testを出力する。
マルチプレクサ13bは、命令生成ユニット11から出力される書込みデータ信号WD、又は、テストパターン生成回路12から出力されるテスト用の書込みデータ信号WDtestを入力し、且つテスト信号testに従っていずれかの書込みデータ信号を出力する。
マルチプレクサ13cは、命令生成ユニット11から出力される書込み許可信号WE、又は、テストパターン生成回路12から出力されるテスト用の書込み許可信号WEtestを入力し、且つテスト信号testに従っていずれかの書込み許可信号を出力する。
図1に示すメモリ14は、アドレスラッチ回路(Add)14−1、書込みデータ信号ラッチ回路(Din)14−2、書込み許可信号ラッチ回路(WE)14−3、デコーダ回路(Dec)14−4、書込み回路(Wr)14−5、メモリセルアレイ14−6を有する。さらに、メモリ14は、読出し回路(Read)14−7、タイマ14−8、及び期待値ラッチ回路(EXP)14−9を有する。
第1のステップでは、テスト用の書込みデータ信号WDtestを、メモリセルアレイ14−6に書き込む動作が行われる。デコーダ回路14−4は、テスト用のアドレスデータ信号ADtestによって指定されるメモリセルアレイ14−6のアドレス線に電圧を印加する。そして、書込み回路14−5は、書き込み許可信号がアサートされている期間に、アドレス線で指定されるセルに書込みデータ信号WDtest「0」を書き込む。このような、テスト用の書込みデータ信号WDtest「0」の書込み動作は、アドレスの昇順又は降順で全てのメモリセルに行われる。
図3に示される第1の論理回路21の一例である第1の論理回路21dは、NAND回路21d−1及びインバータ回路21d−2を有する。NAND回路21d−1及びインバータ回路21d−2は、図3に示されるように、Complementary Metal Oxide Semiconductor(CMOS)を使用する。
NAND回路21d−1は、テスト信号test及び期待値EXPDを入力し、テスト信号testと期待値EXPDとの否定論理積であるNANDを出力する。
インバータ回路21d−2は、テスト信号testと期待値EXPDとの否定論理積NANDを入力し、否定論理積NANDを反転することで、テスト信号testと期待値EXPDとの論理積信号testΛEXPDを出力する。
図4に示される第2の論理回路22の一例である第2の論理回路22dは、インバータ回路22d−1及び22d−2、及びNAND回路22d−3、22d−4及び22d−5を有する。なお、図4に示すインバータ回路22d−1、22d−2は、図3に示すインバータ回路21d−2と同じ回路構成を有するが、図4では、簡略のためインバータ回路をMIL記号で示した。また、図4に示すNAND回路22d−3、22d−4及び22d−5は、図3に示すNAND回路21d−1と同じ回路構成を有するが、図4では、NAND回路22d−3、22d−4及び22d−5は、簡略のためNAND回路をMIL記号で示した。
NAND回路22d−3は、読出しデータmoutの反転信号と論理積信号test∧EXPDとを入力し、読出しデータmoutの反転信号と論理積信号test∧EXPDとの否定論理積NANDを出力する。NAND回路22d−4は、論理積信号test∧EXPDの反転信号と読出しデータmoutとを入力し、論理積信号test∧EXPDの反転信号と読出しデータmoutとの否定論理積NANDを出力する。
NAND回路22d−5は、NAND回路22d−3の出力信号とNAND回路22d−4の出力信号とを入力し、NAND回路22d−3の出力信号とNAND回路22d−4の出力信号との否定論理積NANDを出力する。NAND回路22d−3の出力信号とNAND回路22d−4の出力信号との否定論理積NANDは、論理積信号test∧EXPDと読出しデータmoutとの排他的論理和に相当する。
このような、第1の論理回路21及び第2の論理回路22による論理演算を、以下に図5A及び図5Bを用いて説明する。
また、通常動作モード時は、読出しデータmoutと期待値EXPDとの比較検証を行わないため、通常動作モード時における列35aの値は、読出しデータmoutと同じ値となる。
図5Bに示すように、テスト信号testと期待値EXPDの論理積と、読出しデータとの排他的論理和は、検証値又は読み出しデータと一致することがわかる。そのため、メモリ試験回路20が、テスト信号と期待値との論理積と、読出しデータとの排他的論理和を出力することで、メモリ試験回路20はテストモードの時に期待値と読出しデータとの一致検証値を出力し、通常動作モード信号の時、読出しデータを出力する。そして、テストモード及び通常モードの両ケースにおいて、メモリ試験回路20は使用される。そのため、メモリ試験回路20は、通常動作時のシステムクロック信号CLKを用いて、メモリ性能をテストすることが出来る。
図6Aは、NAND回路を用いたメモリ試験回路の第1実施例を示す図である。
図6Bは、NAND回路22a−4、22a−5の回路構成の一例を示す図である。
図7Aに示す時間区間[T0,T1]は、読出しデータmoutと、期待値EXPDとが、それぞれ、「0」と「0」になることで一致検証値を出力する場合の各信号を示す。
信号rdinは、出力ラッチ回路17に入力し、次サイクル[T1、T2]にその値が確定する。その結果、出力ラッチ回路17から、読出しデータmoutと期待値EXPDの一致を示す値「0」の信号RDが出力される。
図7Aに示す時間区間[T1,T2]は、読出しデータmoutと、期待値EXPDとが、それぞれ、「1」と「0」になることで不一致となる場合の信号を示す。
一方、「0」の期待値EXPD及び「1」のテスト信号testを入力とするNAND回路21aの出力の信号nd24は、[T1,T2]の期間中「1」になる。したがって、NAND回路22a−4は「1」の信号nd22及び「1」の信号nd24を入力するため、NAND回路22a−4はt107で「1」から「0」に変化した信号nd35を出力する。
また、NAND回路22a−5は、「0」の信号nd21及び「0」の信号nd23を入力するため、[T1,T2]の期間中「1」の信号nd36を出力する。そして、「0」の信号nd35及び「1」の信号nd36を入力するNAND回路22a−6は、t108で「0」から「1」に変化した信号rdinを出力する。
信号rdinは、出力ラッチ回路17に入力し、次サイクル[T2、T3]にその値が確定する。その結果、出力ラッチ回路17から読出しデータmoutと期待値EXPDの不一致を示す値「1」の信号RDが出力される。
図7Aに示す時間区間[T2,T3]は、読出しデータmoutと、期待値EXPDとが、それぞれ、「1」と「1」になる場合の信号を示す。
信号rdinは、出力ラッチ回路17に入力し、次サイクル[T3、T4]にその値が確定するので、出力ラッチ回路17から読出しデータmoutと期待値EXPDの一致を示す値「0」の信号RDが出力される。
図7Aに示す時間区間[T3,T4]は、読出しデータmoutと、期待値EXPDとが、それぞれ、「0」と「1」になることで不一致となる場合の信号を示す。
信号rdinは、出力ラッチ回路17に入力し、次サイクル[T4、T5]にその値が確定するので、出力ラッチ回路17から読出しデータmoutと期待値EXPDの不一致を示す値「1」を持つ信号RDが出力される。出力ラッチ回路17の信号「1」は不一致を示す。
このように、信号nd21〜信号nd24は、[T0,T1]の期間中に変化しないため、後段のNAND回路22a−4、22a−5、22a−6の出力信号は、[T0,T1]の期間中に変化しない。したがって、[T0,T1]の期間中、信号nd35の値は「1」であり、信号nd36の値は「1」であり、信号rdinの値は「0」であり、信号RDの値は「0」である。
T1で読出し信号moutが「0」から「1」に変わると、読出し信号moutを入力とするINVERTER回路22a−1から出力する信号nd21は、「1」から「0」になる。また、信号nd21を入力するINVERTER回路22a−2から出力する信号nd22は、t122で「0」から「1」になる。また、テスト信号test「0」及び期待値EXPD「0」を入力するNAND回路21aから出力する信号nd24は、[T1,T2]の期間中「1」になる。信号nd24の「1」を入力するINVERTER回路22a−3から出力する信号nd23は、[T1,T2]の期間中「0」になる。
NAND回路22a−6は、「0」の信号nd35及び「1」の信号nd36を入力し、t124で「0」から「1」に変化した信号rdinを出力する。信号rdinは、出力ラッチ回路17に入力され、次サイクル[T2、T3]に確定する。その結果、出力ラッチ回路17から「1」の値の信号RDが出力される。
このように、信号nd21〜信号nd24は、[T2、T3]の期間中に変化しないため、後段のNAND回路22a−4、22a−5、22a−6の出力信号は、[T2、T3]の期間中に変化しない。したがって、[T2,T3]の期間中、信号nd35の値は「0」であり、信号nd36の値は「1」であり、信号rdinの値は「1」であり、信号RDの値は「1」である。
T3で読出し信号moutが「1」から「0」に変わると、読出し信号moutを入力とするINVERTER回路22a−1から出力する信号nd21は、t125で「1」になる。また、信号nd21を入力するINVERTER回路22a−2から出力する信号nd22は、t126で「1」から「0」になる。また、テスト信号test「0」及び期待値EXPD「1」を入力するNAND回路21aから出力する信号nd24は、[T3,T4]の期間中「1」である。「0」の信号nd22と「1」の信号nd24とを入力するNAND回路22b−4から出力する信号nd35は、t127で「0」から「1」になる。NAND回路22a−5は、「1」の信号nd21及び「0」の信号nd23を入力し、「1」の信号nd36を出力する。
NAND回路22a−6は、「1」の信号nd35及び「1」の信号nd36を入力し、t128で「1」から「0」に変化した信号rdinを出力する。信号rdinは、出力ラッチ回路17に入力され、次サイクル[T4、T5]に確定し出力ラッチ回路17から「0」の値の信号RDが出力される。
図8は、トランスファーゲート回路を用いたメモリ試験回路の第2実施例を示す図である。図8に示す20bは、第2実施例に係るメモリ試験回路、21bはNAND回路、22b−1、22b−2、22b−3、及び22b−6はNAND回路、22b−4及び22b−5は、トランスファーゲート回路を示す。17は、出力ラッチ回路を示す。
トランスファーゲート回路22b−4は、ソース端子に信号nd24を入力する。トランスファーゲート回路22b−4は、pチャネルトランジスタのゲート端子に信号nd22を入力し、nチャネルトランジスタのゲート端子に信号nd21を入力する。
トランスファーゲート回路22b−5は、ソース端子に信号nd23を入力する。トランスファーゲート回路22b−5は、pチャネルトランジスタのゲート端子に信号nd21を入力し、nチャネルトランジスタのゲート端子に信号nd22を入力する。
INVERTER回路22b−6は、信号nd25を入力し、信号rdinを出力する。
図9Aに示す時間区間[T0,T1]は、読出しデータmoutと、期待値EXPDとが、それぞれ、「0」と「0」になることで一致するタイミングチャートが示される。
図9Aに示す時間区間[T1,T2]は、読出しデータmoutと、期待値EXPDとが、それぞれ、「1」と「0」になることで不一致となるタイミングチャートが示される。
図9Aに示す時間区間[T2,T3]は、読出しデータmoutと、期待値EXPDとが、それぞれ、「1」と「1」になることで一致するタイミングチャートが示される。
図9Aに示す時間区間[T3,T4]は、読出しデータmoutと、期待値EXPDとが、それぞれ、「0」と「1」になることで不一致となるタイミングチャートが示される。
このように、信号nd21〜信号nd24は、[T0,T1]の期間中に変化しないため、後段のトランスファーゲート回路22b−4〜22b−6の出力信号は、[T0,T1]の期間中に変化しない。したがって、[T0,T1]の期間中、信号nd25の値は「1」であり、信号rdinの値は「0」であり、信号RDの値は「0」である。
T1で読出し信号moutが「0」から「1」に変わると、読出し信号moutを入力とするINVERTER回路22b−1から出力する信号nd21は、t221で「1」から「0」になる。また、信号nd21を入力するINVERTER回路22b−2から出力する信号nd22は、「0」から「1」になる。また、テスト信号test「0」及び期待値EXPD「0」を入力するNAND回路21bから出力する信号nd24は、[T1,T2]の期間中「1」である。信号nd24「1」を入力するINVERTER回路22b−3から出力する信号nd23は、[T1,T2]の期間中「0」である。
このように、信号nd21〜信号nd24は、[T2、T3]の期間中に変化しないため、後段のトランスファーゲート回路22b−4〜22a−6の出力信号は、[T0,T1]の期間中に変化しない。したがって、[T2,T3]の期間中、信号nd25の値は「0」であり、信号rdinの値は「1」であり、信号RDの値は「1」である。
T3で読出し信号moutが「1」から「0」に変わると、読出し信号moutを入力とするINVERTER回路22b−1から出力する信号nd21は、t224で「0」から「1」になる。また、信号nd21を入力するINVERTER回路22b−2から出力する信号nd22は、「1」から「0」になる。また、テスト信号test「0」及び期待値EXPD「1」を入力するNAND回路21bから出力する信号nd24は、[T3,T4]の期間中「1」である。信号nd24「1」を入力するINVERTER回路22b−3から出力する信号nd23は、「0」になる。
図10は、トランスファーゲート回路を用いたメモリ試験回路の第3実施例を示す図である。図10に示す20cは、第3実施例に係るメモリ試験回路、21c、22c−2、22c−3、22c−5、及び22c−6はINVERTER回路、22c-1はNAND回路,22c−4及び22c−5は、トランスファーゲート回路を示す。17は、出力ラッチ回路を示す。
トランスファーゲート回路22c−5は、ソース端子に信号nd21を入力する。トランスファーゲート回路22c−5は、nチャネルトランジスタのゲート端子に信号nd24を入力し、pチャネルトランジスタのゲート端子に信号nd23を入力する。
INVERTER回路22c−6は、信号nd25を入力し、信号rdinを出力する。
図11Aに示す時間区間[T0,T1]は、読出しデータmoutと、期待値EXPDとが、それぞれ、「0」と「0」になることで一致するタイミングチャートが示される。
図11Aに示す時間区間[T1,T2]は、読出しデータmoutと、期待値EXPDとが、それぞれ、「1」と「0」になることで不一致となるタイミングチャートが示される。
図11Aに示す時間区間[T2,T3]は、読出しデータmoutと、期待値EXPDとが、それぞれ、「1」と「1」になることで一致するタイミングチャートが示される。
図11Aに示す時間区間[T3,T4]は、読出しデータmoutと、期待値EXPDとが、それぞれ、「0」と「1」になることで不一致となるタイミングチャートが示される。
図11Bに示す時間区間[T0,T1]の各信号の状態を説明する。[T0,T1]の期間中、「0」の値の読出し信号moutを入力するINVERTER回路21cから出力する信号nd21は、[T0,T1]の期間中「1」である。T0で期待値EXPDが「1」から「0」に変わるが、値が「0」の期待値EXPDと、値が「0」のテスト信号testとを入力するNAND回路22c−1の出力である信号nd24の値は、[T0,T1]の期間中「1」である。[T0,T1]の期間中、信号nd21が「1」から変化しないため、信号nd21を入力とするINVERTER回路22c−3の出力である信号nd22は、[T0,T1]の期間中「0」である。[T0,T1]の期間中、信号nd24が「1」から変化しないため、信号nd24を入力とするINVERTER回路22c−2の出力である信号nd23は、[T0,T1]の期間中「0」である。
このように、信号nd21〜信号nd24は、[T0,T1]の期間中に変化しないため、後段のトランスファーゲート回路22c−4〜22c−6の出力信号は、[T0,T1]の期間中に変化しない。したがって、[T0,T1]の期間中、信号nd25の値は「1」であり、信号rdinの値は「0」であり、信号RDの値は「0」である。
T1で読出し信号moutが「0」から「1」に変わると、読出し信号moutを入力とするINVERTER回路21cから出力する信号nd21は、t321で「1」から「0」になる。また、信号nd21を入力するINVERTER回路22c−3から出力する信号nd22は、「0」から「1」になる。また、テスト信号test「0」及び期待値EXPD「0」を入力するNAND回路22c-1から出力する信号nd24は、[T1,T2]の期間中「1」である。信号nd24「1」を入力するINVERTER回路22c−2から出力する信号nd23は、[T1,T2]の期間中「0」である。
このように、信号nd21〜信号nd24は、[T2、T3]の期間中に変化しないため、後段のトランスファーゲート回路22c−4〜22c−6の出力信号は、[T0,T1]の期間中に変化しない。したがって、[T2,T3]の期間中、信号nd25の値は「0」であり、信号rdinの値は「1」であり、信号RDの値は「1」である。
T3で読出し信号moutが「1」から「0」に変わると、読出し信号moutを入力とするINVERTER回路21cから出力する信号nd21は、t324で「0」から「1」になる。また、信号nd21を入力するINVERTER回路22c−3から出力する信号nd22は、「1」から「0」になる。また、テスト信号test「0」及び期待値EXPD「1」を入力するNAND回路22c-1から出力する信号nd24は、[T3,T4]の期間中「1」である。値「1」の信号nd24を入力するINVERTER回路22c−2から出力する信号nd23は、[T3,T4]の期間中「0」である。
11 命令生成ユニット
12 テストパターン生成回路
13a マルチプレクサ
14 メモリ
15 パイプラッチ回路ユニット
16 テスト信号発生回路
17 出力ラッチ回路
18 回路ユニット
20、20a〜c メモリ試験回路
21,21d 第1の論理回路
21a〜c NAND回路
22,22d 第2の論理回路
AD アドレスデータ信号
CLK システムクロック信号
EXPD 期待値
SI スキャンイン
SO 順次スキャンアウト
WD 書込みデータ信号
WE 書込み許可信号
Claims (6)
- メモリを試験するメモリ試験回路であって、
前記メモリの動作がテストモードか通常動作モードかを規定するテスト信号と、前記メモリから読み出されるデータが有すると期待される値を示す期待値との論理積を出力する第1の回路と、
前記第1の回路の出力信号と前記メモリから読みだされた読出しデータとの排他的論理和を出力することにより、前記テストモード時には検証一致信号を出力し、前記通常動作モード時には前記読み出しデータを出力する第2の回路と、
を備えるメモリ試験回路。 - 前記第2の回路は、2つのトランスファーゲート回路を有し、各トランスファーゲート回路の制御端子には前記読み出しデータが入力され、各トランスファーゲート回路のソース端子には前記第1の回路の出力が入力される、請求項1に記載のメモリ試験回路。
- 前記第2の回路は、2つのトランスファーゲート回路を有し、各トランスファーゲート回路の制御端子には前記第1の回路の出力が入力され、各トランスファーゲート回路のソース端子には前記読み出しデータが入力される、請求項1に記載のメモリ試験回路。
- メモリと、
システムクロック信号と同期して前記メモリからのデータ読出しを指示する第1の命令信号を出力する命令部と、
前記システムクロック信号と同期して、前記メモリのテストを指示する第2の命令信号と、前記メモリから読み出されるデータが有すると期待される値を示す期待値とを出力するテスト信号生成部と、
前記メモリの動作がテストモードか、あるいは通常動作モードかを規定するテスト信号を出力するテスト信号出力部と、
前記テスト信号と、前記期待値との論理積を出力する第1の回路と、
前記第1の回路の出力信号と、前記メモリから読み出された読出しデータとの排他的論理和を出力することにより、前記テストモード時には検証一致信号を出力し、前記通常動作モード時には前記読み出しデータを出力する第2の回路と、
を備えるプロセッサ。 - 前記第2の回路は、2つのトランスファーゲート回路を有し、各トランスファーゲート回路の制御端子には前記読み出しデータが入力され、各トランスファーゲート回路のソース端子には前記第1の回路の出力が入力される、請求項4に記載のプロセッサ。
- 前記第2の回路は、2つのトランスファーゲート回路を有し、各トランスファーゲート回路の制御端子には前記第1の回路の出力が入力され、各トランスファーゲート回路のソース端子には前記読み出しデータが入力される、請求項4に記載のプロセッサ。
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