JP5223735B2 - メモリ試験回路及びプロセッサ - Google Patents

メモリ試験回路及びプロセッサ Download PDF

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Description

本発明は、メモリ試験回路、及びプロセッサに関する。
メモリ試験に、自己試験(Built In Self Test)方式が使われている。以下、自己試験をBISTと称す。BISTでは、テストパターンを生成し、生成したテストパターンに従ってテスト対象となるメモリにデータを読み書きし、そして、メモリから読み出した値と、期待値とを評価することで、メモリ試験を行う。
BISTを行う場合、テストパターン生成回路から出力する動作パターンに基づくメモリ出力値と、テストパターン生成回路から出力される期待値とを比較する回路が設けられる。そのため、通常メモリ使用時のメモリ出力パスと異なるパスに、メモリ出力とテストパターン生成回路から出力される期待値とを比較する回路を設けるメモリ試験装置が提案されている。BISTを行う技術として、例えば特許文献1があげられる。
特開平2004−30783号広報
メモリ試験用の期待値比較器は、複数の論理ゲートを有する。そのため、期待値比較器を通常のメモリ出力パスと別個に設けると、期待値比較器を通過する信号は、通常のメモリ出力パスよりも論理ゲートの多いパスを通過するため、期待値比較器を通過する信号は、通常時のメモリ出力信号と比して遅延が生じる。さらに、通常時のクロック周波数は期待値比較器を通過するパスに基づいて設定されていないため、通常時のクロック周波数を用いて期待値比較器を通過するメモリの試験を行うと誤動作が生じ得る。そのため、テスト時のクロック周波数は、期待値比較器の信号遅延を考慮して、通常時のクロック周波数より低めに設定する。しかしながら、このような通常時より低いクロック周波数を用いたメモリ試験は、通常時のクロック周波数によるメモリ試験ではないため、通常時のメモリ動作をテストすることは出来ない。
本発明の一形態は、通常時と同じ動作条件でメモリ試験を行うことを目的とする。
上記課題を解決するために、メモリ試験回路が提供される。
メモリの動作がテストモードか通常動作モードかを規定するテスト信号と、メモリから読み出されるデータが有すると期待される値を示す期待値との論理出力する第1の回路と、第1の回路の出力信号とメモリから読みだされた読出しデータとの排他的論理和を出力することにより、前記テストモード時には検証一致信号を出力し、前記通常動作モード時には読み出しデータを出力する第2の回路と、を備える。
本発明の一形態は、通常時と同じ動作条件でメモリ試験を行うことが出来る。
メモリ試験回路を含むプロセッサの一例を示す図である。 メモリ試験回路20の一例を示す図である。 第1の論理回路21の一例を示す図である。 第2の論理回路22の一例を示す図である。 テスト信号test、読出しデータmout、及び期待値EXPDの組み合わせ表の一例を示す図である。 検証値を論理演算により求めるために、図5Aに示す表を並べなおした表の一例を示す図である。 NAND回路を用いたメモリ試験回路の第1実施例を示す図である。 NAND回路22a−4、22a−5の一例を示す図である。 テストモードにおけるメモリ試験回路20aを流れる信号のタイミングチャートである。 通常動作モードにおけるメモリ試験回路20aを流れる信号のタイミングチャートである。 トランスファーゲート回路を用いたメモリ試験回路の第2実施例を示す図である。 テストモードにおけるメモリ試験回路20bを流れる信号のタイミングチャートである。 通常動作モードにおけるメモリ試験回路20bを流れる信号のタイミングチャートである。 トランスファーゲート回路を用いたメモリ試験回路の第3実施例を示す図である。 テストモードにおけるメモリ試験回路20cを流れる信号のタイミングチャートである。 通常動作モードにおけるメモリ試験回路20cを流れる信号のタイミングチャートである。
以下、図面を参照して、メモリ試験回路を含むプロセッサの実施形態を説明する。
図1は、メモリ試験回路を含むプロセッサの一例を示す図である。図1に示すように、本実施形態によるメモリ試験回路を含むプロセッサ10は、命令生成ユニット11、テストパターン生成回路12、マルチプレクサ(MUX)13a〜13c、メモリ14、パイプラッチ回路ユニット(PIP)15、テスト信号発生回路16、及びメモリ試験回路20を有する。図1に示すように、メモリ試験回路20の後段に出力ラッチ回路17、及び回路ユニット18を有しても良い。以下、プロセッサ10の各構成要素について順に説明する。
命令生成ユニット11は、四則演算や論理演算などの演算処理を実行する装置である。命令生成ユニット11は、プロセッサ10外部に配置されたメインメモリから命令を読み出し、その命令を実行することにより、各種の計算や制御を行う。命令生成ユニットは、AD、WD、WEの信号をメモリ14に出力する。なお、ADはアドレスデータ信号、WDは書込みデータ信号、WEは書込み許可信号を示す。
図1に示すCLKは、プロセッサ10外部のクロック発生器から生成されたシステムクロック信号を示す。図1に示すEXPDは、後述するメモリセルアレイ14−6から出力されるデータの期待値を示す。
テストパターン生成回路12は、システムクロック信号CLKを入力し、そのシステムクロック信号CLKに同期したテストパターンを生成する。テストパターンは、アドレスデータ信号ADtest、書込みデータ信号WDtest、書込み許可信号WEtestを含む。テストパターンの一例は、メモリ14の説明と共に後述する。
テストパターン生成回路12は、テスト用のアドレスデータ信号ADtestをマルチプレクサ13aに出力する。テストパターン生成回路12は、テスト用の書込みデータ信号WDtestをマルチプレクサ13bに出力する。テストパターン生成回路12は、テスト用の書込み許可信号WEtestをマルチプレクサ13cに出力する。テストパターン生成回路12は、書込みデータ信号WDtestを、期待値EXPDとしてパイプラッチ回路ユニット15に出力する。
図1に示すtestはテスト信号である。テスト信号testは、メモリの動作がテストモードであることを示す論理値、又は、メモリの動作が通常動作モードであることを示す論理値のいずれかの値を取る。
なお、テスト信号発生回路16は、プロセッサ10内の図示しない制御レジスタの値に従って、テスト時を示す論理値、又は、非テスト時を示す論理値のいずれかのテスト信号testを出力する。
マルチプレクサ13a〜13cは、テスト信号testに従って、複数の入力信号から1つの信号を選択して出力する回路である。言い換えれば、マルチプレクサ13a〜13cが、メモリの動作がテストモードであることを規定するテスト信号testを入力すると、テストパターン生成回路12から出力されるテスト用の信号を選択して出力する。そして、マルチプレクサ13a〜13cが、メモリの動作が通常動作モードであることを規定するテスト信号testを入力すると、命令生成ユニット11から出力される信号を選択して出力する。
マルチプレクサ13aは、命令生成ユニット11から出力されるアドレスデータ信号AD、又は、テストパターン生成回路12から出力されるテスト用のアドレスデータ信号ADtestを入力し、且つテスト信号testに従っていずれかのアドレスデータ信号を出力する。
マルチプレクサ13bは、命令生成ユニット11から出力される書込みデータ信号WD、又は、テストパターン生成回路12から出力されるテスト用の書込みデータ信号WDtestを入力し、且つテスト信号testに従っていずれかの書込みデータ信号を出力する。
マルチプレクサ13cは、命令生成ユニット11から出力される書込み許可信号WE、又は、テストパターン生成回路12から出力されるテスト用の書込み許可信号WEtestを入力し、且つテスト信号testに従っていずれかの書込み許可信号を出力する。
メモリ14は、メインメモリに格納されるデータの一部を保持することにより、命令生成ユニット11の演算速度とメインメモリからのデータ読出し速度の速度差を埋めるために用いる高速小容量メモリである。メモリ14は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)であっても良いが、DRAMと比して高速動作可能なSRAM(Static Random Access Memory)が好ましい。
図1に示すメモリ14は、アドレスラッチ回路(Add)14−1、書込みデータ信号ラッチ回路(Din)14−2、書込み許可信号ラッチ回路(WE)14−3、デコーダ回路(Dec)14−4、書込み回路(Wr)14−5、メモリセルアレイ14−6を有する。さらに、メモリ14は、読出し回路(Read)14−7、タイマ14−8、及び期待値ラッチ回路(EXP)14−9を有する。
アドレスラッチ回路14−1はアドレスデータ信号を、書込みデータ信号ラッチ回路14−2は書込みデータ信号を、書込み許可信号ラッチ回路14−3は書込み許可信号をそれぞれラッチする。デコーダ回路14−4は、アドレスラッチ回路14−1に格納されたアドレスをデコードする。書込み回路14−5は、書込み許可信号ラッチ回路14−3からの書き込み許可信号がアサートされている期間に、デコーダ回路14−4でデコードされたアドレスのメモリセルに書込みデータ信号を書込む。読出し回路14−7は、書込み許可信号ラッチ回路14−3からの書き込み許可信号がネゲートされている期間に、デコーダ回路14−4でデコードされたアドレスのメモリセルからデータを読み出す。タイマ14−8は、システムクロック信号CLKを取得し、各回路にシステムクロック信号CLKを伝送する。読出し回路14−7は、メモリセルアレイ14−6から伝送される読出しデータmoutを入力し、読出しデータmoutをメモリ試験回路20に出力する回路である。期待値ラッチ回路14−9は、テストパターン生成回路12から出力されパイプラッチ回路ユニット15を経て出力された期待値EXPDを格納するラッチ回路である。
テストパターン生成回路12が生成するテストパターンの一例を説明する。以下に例示するテストパターンは、3つのステップを有する。
第1のステップでは、テスト用の書込みデータ信号WDtestを、メモリセルアレイ14−6に書き込む動作が行われる。デコーダ回路14−4は、テスト用のアドレスデータ信号ADtestによって指定されるメモリセルアレイ14−6のアドレス線に電圧を印加する。そして、書込み回路14−5は、書き込み許可信号がアサートされている期間に、アドレス線で指定されるセルに書込みデータ信号WDtest「0」を書き込む。このような、テスト用の書込みデータ信号WDtest「0」の書込み動作は、アドレスの昇順又は降順で全てのメモリセルに行われる。
第2のステップでは、アドレスの昇順にメモリセルからデータ信号「0」を読出す動作と共に、同じメモリセルにデータ信号「1」を書込む動作が行われる。デコーダ回路14−4は、テスト用のアドレスデータ信号ADtestによって指定されるメモリセルアレイ14−6のアドレス線に電圧を印加する。そして、読出し回路14−7は、書き込み許可信号がネゲートされている期間に、アドレス線で指定されるセルからデータ信号「0」を読み込む。第2のステップのデータ信号の書込み動作は、第1のステップで説明した書込み動作と同じ動作を、書込みデータ信号Wdtest「1」について行う。
第3のステップでは、アドレスの降順にメモリセルからデータ信号「1」を読出す動作と共に、同じメモリセルにデータ信号「0」を書込む動作を行う。データ信号の読出し動作については、第2のステップで説明した読出し動作と同じ動作を行う。データ信号の書込み動作については、第1のステップで説明した書込み動作と同じである。
テストパターン生成回路12がこのようなテストパターンを生成することで、メモリ試験回路20は、メモリセルアレイ14−6の各セルに一度「0」及び「1」を読み書きするだけでなく、アドレス順番や読み書きタイミングを変えたメモリテストを行うことが出来る。このようなテストパターンにより、メモリ試験回路20は、アドレス線やデータ線結線の不良や、書込み又は読み込み動作の不具合等を発見するためのテストをあらゆるメモリセルに対して行うことが出来る。
メモリ試験回路20は、テスト信号testと期待値EXPDとの論理積と、読出しデータmoutとの排他的論理和を、rdinとして出力ラッチ回路17に出力する。メモリ試験回路20は、通常時は読出しデータmoutを出力し、テスト時は期待値EXPDと読出しデータmoutとの一致検証値を出力する。一致検証値は、期待値EXPDと読出しデータmoutとが一致する場合、正論理であり、期待値EXPDと読出しデータmoutとが不一致の場合、負論理である。メモリ試験回路20の詳細は、後述する。
パイプラッチ回路ユニット15は、複数のパイプラッチ回路を有する。パイプラッチ回路は、テストパターン生成回路12から出力された期待値EXPDを格納し、システムクロック信号CLKに同期して順に次段のパイプラッチ回路に出力する機能を有する回路である。パイプラッチ回路ユニット15は、メモリ14から出力される読出しデータmoutと、テストパターン生成回路12から出力される期待値EXPDとが同期してメモリ試験回路20に出力されるように、メモリ14内の回路段数に合わせた数のパイプラッチ回路を有する。
出力ラッチ回路17は、スキャンインSIから入力されたスキャンデータをタイマ14−8からのシステムクロック信号CLKに応じてシフトし、順次スキャンアウトSOから出力する回路であり、スキャンチェーンの一部としてプロセッサ10に実装される。
回路ユニット18は、出力ラッチ回路17を介してメモリ試験回路20から出力された読出しデータRDを利用する。回路ユニット18は、例えば、命令生成ユニット11のレジスタに読出しデータを格納するための組合せ論理回路である。
図2は、メモリ試験回路20の一例を示す図である。メモリ試験回路20は、第1の論理回路21と、第2の論理回路22とを有する。以下、各回路について順に説明する。
第1の論理回路21は、テスト信号test及び期待値EXPDを入力し、テスト信号test及び期待値EXPDの論理を取る。第1の論理回路21は、例えば、テスト信号test及び期待値EXPDを入力し、テスト信号test及び期待値EXPDの論理積を取る。
図3は、第1の論理回路の一例を示す図である。
図3に示される第1の論理回路21の一例である第1の論理回路21dは、NAND回路21d−1及びインバータ回路21d−を有する。NAND回路21d−1及びインバータ回路21d−は、図3に示されるように、Complementary Metal Oxide Semiconductor(CMOS)を使用する。
NAND回路21d−1は、テスト信号test及び期待値EXPDを入力し、テスト信号testと期待値EXPDとの否定論理積であるNANDを出力する。
インバータ回路21d−は、テスト信号testと期待値EXPDとの否定論理積NANDを入力し、否定論理積NANDを反転することで、テスト信号testと期待値EXPDとの論理積信号testΛEXPDを出力する。
図4は、第2の論理回路の一例を示す図である。
図4に示される第2の論理回路22の一例である第2の論理回路22dは、インバータ回路22d−1及び22d−2、及びNAND回路22d−3、22d−4及び22d−5を有する。なお、図4に示すインバータ回路22d−1、22d−2は、図3に示すインバータ回路21d−と同じ回路構成を有するが、図4では、簡略のためインバータ回路をMIL記号で示した。また、図4に示すNAND回路22d−3、22d−4及び22d−5は、図3に示すNAND回路21d−と同じ回路構成を有するが、図4では、NAND回路22d−3、22d−4及び22d−5は、簡略のためNAND回路をMIL記号で示した。
インバータ回路22d−1は、読出しデータmoutを入力し、読出しデータmoutの反転信号を出力する。インバータ回路22d−2は、テスト信号testと期待値EXPDとの論理積信号test∧EXPDを入力し、論理積信号test∧EXPDの反転信号を出力する。
NAND回路22d−3は、読出しデータmoutの反転信号と論理積信号test∧EXPDとを入力し、読出しデータmoutの反転信号と論理積信号test∧EXPDとの否定論理積NANDを出力する。NAND回路22d−4は、論理積信号test∧EXPDの反転信号と読出しデータmoutとを入力し、論理積信号test∧EXPDの反転信号と読出しデータmoutとの否定論理積NANDを出力する。
NAND回路22d−5は、NAND回路22d−3の出力信号とNAND回路22d−4の出力信号とを入力し、NAND回路22d−3の出力信号とNAND回路22d−4の出力信号との否定論理積NANDを出力する。NAND回路22d−3の出力信号とNAND回路22d−4の出力信号との否定論理積NANDは、論理積信号test∧EXPDと読出しデータmoutとの排他的論理和に相当する。
なお、図4に示した第2の論理回路22dは、ド・モルガンの法則によって第2の論理回路22と同じ論理演算を行う他の論理回路を用いても良い。例えば、第2の論理回路22は、NAND回路22d−5の代わりに、回路22d−3の出力信号とNAND回路22d−4の出力信号とを反転させて入力するNOR回路を用いても良い。
このように、第2の論理回路22は、第1の論理回路21の出力信号及び読出しデータmoutを入力し、第1の論理回路21の出力信号と読出しデータとの排他的論理和を出力ラッチ回路17に出力する。第2の論理回路22は、テスト信号testが通常動作モードを示している場合は読出データを出力し、テスト信号testがテストモードを示している場合は期待値EXPDと読出データとの一致検証値を出力する。
このような、第1の論理回路21及び第2の論理回路22による論理演算を、以下に図5A及び図5Bを用いて説明する。
図5Aは、テスト信号test、読出しデータmout、及び期待値EXPDの組み合わせ表の一例を示す図である。31aは、メモリ14の動作モードを示す列である。32aは、テスト信号testの論理値を示す列である。33aは、読出しデータmoutの論理値を示す列である。34aは、期待値EXPDの論理値を示す列である。35aは、テストモード時には、読出しデータmoutと期待値EXPDとが一致するか否かを検証した結果を示す検証値を示す列である。動作モードがテストモードの場合、列35aの負論理「0」は、両データが一致した場合を示し、列35aの正論理「1」は、両データが不一致の場合を示す。
また、通常動作モード時は、読出しデータmoutと期待値EXPDとの比較検証を行わないため、通常動作モード時における列35aの値は、読出しデータmoutと同じ値となる。
図5Aに示されるように、列33aの読出しデータが「0」のときの列35aの検証値は、読出しデータが「1」のときの検証値を反転したものである。例えば、通常動作モードの場合、読出しデータが「0」のとき、検証値は期待値に関わらず「0」であり、読出しデータが「1」のとき、検証値は期待値に関わらず「1」である。また、テストモードの場合、読出しデータが「0」のとき、検証値は期待値が「0」のときには「0」、期待値が「1」のときには「1」であり、読出しデータが「1」のとき、検証値は期待値が「0」のときには「1」、期待値が「1」のときには「0」である。つまり、動作モードが通常動作モードの場合、読出しデータと検証値の値は一致し、動作モードがテストモードの場合、検証値は、テスト信号test、読出しデータmout、期待値EXPDを用いて論理演算出来る。
図5Bは、検証値を論理演算により求めるために、図5Aに示す表を並べなおした表の一例を示す図である。31bは、メモリの動作モードを示す列である。32bは、読出しデータmoutを示す列である。33bは、テスト信号testを示す列である。34bは、期待値EXPDを示す列である。35bは、検証値又は読み出しデータを示す列である。36bは、テスト信号と期待値EXPDとの論理積を示す値である。37bは、テスト信号と期待値との論理積と、読出しデータとの排他的論理和を示す値である。
図5Bに示すように、テスト信号testと期待値EXPDの論理積と、読出しデータとの排他的論理和は、検証値又は読み出しデータと一致することがわかる。そのため、メモリ試験回路20が、テスト信号と期待値との論理積と、読出しデータとの排他的論理和を出力することで、メモリ試験回路20はテストモードの時に期待値と読出しデータとの一致検証値を出力し、通常動作モード信号の時、読出しデータを出力する。そして、テストモード及び通常モードの両ケースにおいて、メモリ試験回路20は使用される。そのため、メモリ試験回路20は、通常動作時のシステムクロック信号CLKを用いて、メモリ性能をテストすることが出来る。
以下、図2に示したメモリ試験回路20を、テスト信号test及び期待値EXPDの論理積と、読出しデータmoutとの排他的論理和を出力する回路を用いたメモリ試験回路の実施例を説明する。
(第1の実施例)
図6Aは、NAND回路を用いたメモリ試験回路の第1実施例を示す図である。
図6Bは、NAND回路22a−4、22a−5の回路構成の一例を示す図である。
図6Aに示すメモリ試験回路20aは、NAND回路21a、22a−4〜22a−6、及びINVERTER回路22a−1〜22a−3を含む。NAND回路21aは、図2に示す第1の論理回路21の一例である。INVERTER回路22a−1〜22a−3およびNAND回路22a−4〜22a〜6は、図2に示す第2の論理回路22の一例である。
図6Aに示すnd21は、INVERTER回路22a−1の出力信号である。図6Aに示すnd22は、INVERTER回路22a−2の出力信号である。図6Aに示すnd23は、INVERTER回路22a−3の出力信号である。図6Aに示すnd24は、NAND回路21aの出力信号である。図6Aに示すnd35は、NAND回路22a−4の出力信号である。図6Aに示すnd36は、NAND回路22a−5の出力信号である。
NAND回路21aは、期待値EXPDとテスト信号testとを入力し、信号nd24を出力する。信号nd24は、期待値EXPDとテスト信号testとの否定論理積の信号である。
INVERTER回路22a−3は、信号nd24を入力し、信号nd23を出力する。INVERTER回路22a−1は、読出しデータmoutを入力し、信号nd21を出力する。INVERTER回路22a−2は、信号nd21を入力し、信号nd22を出力する。NAND回路22a−4は、信号nd22及び信号nd24を入力し、信号nd35を出力する。NAND回路22a−5は、信号nd21及び信号nd23を入力し、信号nd36を出力する。NAND回路22a−6は、信号nd35及び信号nd36を入力し、信号rdinを出力ラッチ17に出力する。
なお、図6Bに示すように、NAND回路22a−4又はNAND回路22a−5は、ゲート段数が2段である回路により回路設計される。Vddは電源電圧を有する。
図7Aは、テストモードにおいてメモリ試験回路20aを流れる信号のタイミングチャートである。図7Aに示す時間[T0,T1,T2,T3]は、それぞれシステムクロック信号CLKの1サイクルの始まりを示す。以下、メモリ試験回路20aを流れる信号について時間区間毎に説明する。また、メモリ試験回路20aはテストモードであるため、図7Aに示す時間[T0,T1,T2,T3]では、テスト信号testは「1」である。なお、図5Bでも示したように、一致検証値を出力する出力ラッチ回路17の出力信号「0」は、読出しデータmoutと期待値EXPDの一致を示し、出力信号「1」は読出しデータmoutと期待値EXPDの不一致を示す。
図7Aに示す時間区間[T0,T1]のタイミングチャートを説明する。
図7Aに示す時間区間[T0,T1]は、読出しデータmoutと、期待値EXPDとが、それぞれ、「0」と「0」になることで一致検証値を出力する場合の各信号を示す。
T0で期待値EXPDが「1」から「0」に変わると、「0」の期待値EXPD及び「1」のテスト信号testを入力とするNAND回路21aから出力する信号nd24は、t101で「0」から「1」になる。信号nd23は、「1」の信号nd24を入力するNAND回路22a−2の出力であるため、t102で「1」から「0」になる。NAND回路22a−5は、「1」の信号nd21及び「0」の信号nd23を入力するため、t103で「0」から「1」に変化した信号nd36を出力する。NAND回路22a−4は、「0」の信号nd22及び「1」の信号nd24を入力するため、[T0,T1]の期間中、値が「1」の信号nd35を出力する。そして、「1」の信号nd35及び「1」の信号nd36を入力するNAND回路22a−6は、t104で「1」から「0」に変化した信号rdinを出力する。
信号rdinは、出力ラッチ回路17に入力し、次サイクル[T1、T2]にその値が確定する。その結果、出力ラッチ回路17から、読出しデータmoutと期待値EXPDの一致を示す値「0」の信号RDが出力される。
図7Aに示す時間区間[T1,T2]のタイミングチャートを説明する。
図7Aに示す時間区間[T1,T2]は、読出しデータmoutと、期待値EXPDとが、それぞれ、「1」と「0」になることで不一致となる場合の信号を示す。
T1で読出しデータmoutが「0」から「1」に変わると、「1」の読出しデータmoutを入力とするINVERTER回路22a−1の出力の信号nd21は、t105で「1」から「0」になる。また、「0」の信号nd21を入力とするINVERTER回路22a−2の出力の信号nd22は、t106で「0」から「1」になる。
一方、「0」の期待値EXPD及び「1」のテスト信号testを入力とするNAND回路21aの出力の信号nd24は、[T1,T2]の期間中「1」になる。したがって、NAND回路22a−4は「1」の信号nd22及び「1」の信号nd24を入力するため、NAND回路22a−4はt107で「1」から「0」に変化した信号nd35を出力する。
また、NAND回路22a−5は、「0」の信号nd21及び「0」の信号nd23を入力するため、[T1,T2]の期間中「1」の信号nd36を出力する。そして、「0」の信号nd35及び「1」の信号nd36を入力するNAND回路22a−6は、t108で「0」から「1」に変化した信号rdinを出力する。
信号rdinは、出力ラッチ回路17に入力し、次サイクル[T2、T3]にその値が確定する。その結果、出力ラッチ回路17から読出しデータmoutと期待値EXPDの不一致を示す値「1」の信号RDが出力される。
図7Aに示す時間区間[T2,T3]のタイミングチャートを説明する。
図7Aに示す時間区間[T2,T3]は、読出しデータmoutと、期待値EXPDとが、それぞれ、「1」と「1」になる場合の信号を示す。
T2で期待値EXPDが「0」から「1」に変わると、NAND回路21aは、「1」の期待値EXPD及び「1」のテスト信号testを入力するので、「1」から「0」に変化した信号nd24を出力する。NAND回路22a−4は、「0」の信号nd24及び「1」の信号nd22を入力するため、t109で「0」から「1」に変化した信号nd35を出力する。そして、NAND回路22a−6は、「1」の信号nd35及び「1」の信号nd36を入力するので、NAND回路22a−6はt110で「1」から「0」に変化した信号rdinを出力する。
信号rdinは、出力ラッチ回路17に入力し、次サイクル[T3、T4]にその値が確定するので、出力ラッチ回路17から読出しデータmoutと期待値EXPDの一致を示す値「0」の信号RDが出力される。
図7Aに示す時間区間[T3,T4]のタイミングチャートを説明する。
図7Aに示す時間区間[T3,T4]は、読出しデータmoutと、期待値EXPDとが、それぞれ、「0」と「1」になることで不一致となる場合の信号を示す。
T3で読出しデータmoutが「1」から「0」に変わると、「0」の読出しデータmoutを入力とするINVERTER回路22a−1から出力する信号nd21は、「0」から「1」になる。また、INVERTER回路22a−2は、「1」の信号nd21を入力するので、「1」から「0」に変化した信号nd22を出力する。NAND回路22a−5は、「1」の信号nd21及び「1」の信号nd23を入力するため、t111で「1」から「0」に変化した信号nd36を出力する。そして、t112に示すように、「1」の信号nd35及び「0」の信号nd36を入力するNAND回路22a−6は、「1」の信号rdinを出力する。
信号rdinは、出力ラッチ回路17に入力し、次サイクル[T4、T5]にその値が確定するので、出力ラッチ回路17から読出しデータmoutと期待値EXPDの不一致を示す値「1」を持つ信号RDが出力される。出力ラッチ回路17の信号「1」は不一致を示す。
このように、テスト信号testと期待値EXPDとの論理積と、読出データmoutとの排他的論理和を出力するメモリ試験回路20aが、テスト時には期待値EXPDと読出データとの一致検証値を出力することが出来る。
図7Bは、通常動作モードにおけるメモリ試験回路20aを流れる信号のタイミングチャートである。図7Bに示す時間[T0,T1,T2,T3]は、それぞれクロック信号の1サイクルの始まりを示す。以下、メモリ試験回路20aを流れる信号を時間区間毎に説明する。時間区間[T0,T1,T2,T3]では、メモリ試験回路20aは通常動作モードであるため、図7Bに示すテスト信号testは「0」である。
図7Bに示す時間区間[T0,T1]の各信号の状態を説明する。[T0,T1]の期間中、「0」の値の読出し信号moutを入力するINVERTER回路22a−1から出力する信号nd21は、[T0,T1]の期間中「1」である。T0で期待値EXPDが「1」から「0」に変わるが、値が「0」の期待値EXPDと、値が「0」のテスト信号testとを入力するNAND回路21aの出力である信号nd24の値は、[T0,T1]の期間中「1」である。[T0,T1]の期間中、信号nd21が「1」から変化しないため、信号nd21を入力とするINVERTER回路22a−2の出力である信号nd22は、[T0,T1]の期間中「0」である。[T0,T1]の期間中、信号nd24が「1」から変化しないため、信号nd24を入力とするINVERTER回路22a−2の出力である信号nd23は、[T0,T1]の期間中「0」である。
このように、信号nd21〜信号nd24は、[T0,T1]の期間中に変化しないため、後段のNAND回路22a−4、22a−5、22a−6の出力信号は、[T0,T1]の期間中に変化しない。したがって、[T0,T1]の期間中、信号nd35の値は「1」であり、信号nd36の値は「1」であり、信号rdinの値は「0」であり、信号RDの値は「0」である。
図7Bに示す時間区間[T1,T2]のタイミングチャートを説明する。時間区間[T1,T2]において、読出し信号moutは「1」である。
T1で読出し信号moutが「0」から「1」に変わると、読出し信号moutを入力とするINVERTER回路22a−1から出力する信号nd21は、「1」から「0」になる。また、信号nd21を入力するINVERTER回路22a−2から出力する信号nd22は、t122で「0」から「1」になる。また、テスト信号test「0」及び期待値EXPD「0」を入力するNAND回路21aから出力する信号nd24は、[T1,T2]の期間中「1」になる。信号nd24の「1」を入力するINVERTER回路22a−3から出力する信号nd23は、[T1,T2]の期間中「0」になる。
NAND回路22a−4は、「1」の信号nd22及び「1」の信号nd24を入力し、t123で「1」から「0」に変化した信号nd35を出力する。NAND回路22a−5は、「0」の信号nd21及び「0」の信号nd23を入力し、[T1,T2]の期間中「1」の信号nd36を出力する。
NAND回路22a−6は、「0」の信号nd35及び「1」の信号nd36を入力し、t124で「0」から「1」に変化した信号rdinを出力する。信号rdinは、出力ラッチ回路17に入力され、次サイクル[T2、T3]に確定する。その結果、出力ラッチ回路17から「1」の値の信号RDが出力される。
図7Bに示す時間区間[T2、T3]のタイミングチャートを説明する。[T2,T3]の期間中、「1」の値の読出し信号moutを入力するINVERTER回路22a−1から出力する信号nd21は、[T2、T3]の期間中「0」である。T2で期待値EXPDが「0」から「1」に変わるが、値が「1」の期待値EXPDと、値が「0」のテスト信号testとを入力するNAND回路21aの出力である信号nd24の値は、[T2、T3]の期間中「1」である。[T2、T3]の期間中、信号nd21が「0」から変化しないため、信号nd21を入力とするINVERTER回路22a−2の出力である信号nd22は、[T2、T3]の期間中「1」である。[T2、T3]の期間中、信号nd24が「1」から変化しないため、信号nd24を入力とするINVERTER回路22a−2の出力である信号nd23は、[T2、T3]の期間中「0」である。
このように、信号nd21〜信号nd24は、[T2、T3]の期間中に変化しないため、後段のNAND回路22a−4、22a−5、22a−6の出力信号は、[T2、T3]の期間中に変化しない。したがって、[T2,T3]の期間中、信号nd35の値は「0」であり、信号nd36の値は「1」であり、信号rdinの値は「1」であり、信号RDの値は「1」である。
図7Bに示す時間区間[T3,T4]のタイミングチャートを説明する。時間区間[T3,T4]において、読出し信号moutは「0」である。
T3で読出し信号moutが「1」から「0」に変わると、読出し信号moutを入力とするINVERTER回路22a−1から出力する信号nd21は、t125で「1」になる。また、信号nd21を入力するINVERTER回路22a−2から出力する信号nd22は、t126で「1」から「0」になる。また、テスト信号test「0」及び期待値EXPD「1」を入力するNAND回路21aから出力する信号nd24は、[T3,T4]の期間中「1」である。「0」の信号nd22と「1」の信号nd24とを入力するNAND回路22b−4から出力する信号nd35は、t127で「0」から「1」になる。NAND回路22a−5は、「1」の信号nd21及び「0」の信号nd23を入力し、「1」の信号nd36を出力する。
NAND回路22a−6は、「1」の信号nd35及び「1」の信号nd36を入力し、t128で「1」から「0」に変化した信号rdinを出力する。信号rdinは、出力ラッチ回路17に入力され、次サイクル[T4、T5]に確定し出力ラッチ回路17から「0」の値の信号RDが出力される。
このように、テスト信号testが論理値「0」の場合、メモリ試験回路20aは、読出し信号moutの値をそのまま出力することが出来る。
(第2の実施例)
図8は、トランスファーゲート回路を用いたメモリ試験回路の第2実施例を示す図である。図8に示す20bは、第2実施例に係るメモリ試験回路、21bはNAND回路、22b−1、22b−2、22b−3、及び22b−6はNAND回路、22b−4及び22b−5は、トランスファーゲート回路を示す。17は、出力ラッチ回路を示す。
メモリ試験回路20bは、NAND回路21b、INVERTER回路22b−1、22b−2、22b−3、22b−6、トランスファーゲート回路22b−4、22b−5を含む。テスト信号testと期待値EXPDとを入力するNAND回路21bは、図2に示す第1の論理回路21の一例である。INVERTER回路22b−1、22b−2、22b−3、22b−6、トランスファーゲート回路22b−4、22b−5は、図2に示す第2の論理回路22の一例である。
図8に示すnd21は、INVERTER回路22b−1の出力信号である。図8に示すnd22は、INVERTER回路22b−2の出力信号である。図8に示すnd24は、NAND回路21bの出力信号である。図8に示すnd23は、INVERTER回路22b−3の出力である。図8に示すnd25は、トランスファーゲート回路22b−4、22b−5の出力信号である。
図8に示されるNAND回路21b、INVERTER回路22b−1〜22b−3は、それぞれ図6Aに示されるNAND回路21a、INVERTER回路22a−1〜22a−3と同じ回路構成を有するため、説明を省略する。
トランスファーゲート回路は、nチャネルトランジスタとpチャネルトランジスタを並列に配置したものである。トランスファーゲート回路は、各々のトランジスタのゲート端子の入力信号が互いに逆相になるように、各々のトランジスタのゲート端子に信号を入力することで導通又は非導通状態になる。
トランスファーゲート回路22b−4は、ソース端子に信号nd24を入力する。トランスファーゲート回路22b−4は、pチャネルトランジスタのゲート端子に信号nd22を入力し、nチャネルトランジスタのゲート端子に信号nd21を入力する。
トランスファーゲート回路22b−5は、ソース端子に信号nd23を入力する。トランスファーゲート回路22b−5は、pチャネルトランジスタのゲート端子に信号nd21を入力し、nチャネルトランジスタのゲート端子に信号nd22を入力する。
INVERTER回路22b−6は、信号nd25を入力し、信号rdinを出力する。
図9Aは、テストモードにおけるメモリ試験回路20bを流れる信号のタイミングチャートである。図9Aに示す時間区間[T0,T1,T2,T3]は、それぞれクロック信号の1サイクルの始まりを示す。以下、メモリ試験回路20bを流れる信号のタイミングチャートについて時間区間毎に説明する。メモリ試験回路20bはテストモードであるため、図9Aに示す時間区間[T0,T1,T2,T3]では、図9Aに示すテスト信号testは「1」である。なお、図5Bでも示したように、一致検証値を出力する出力ラッチ回路17の出力信号「0」は、読出しデータmoutと期待値EXPDの一致を示し、出力信号「1」は読出しデータmoutと期待値EXPDの不一致を示す。
図9Aに示す時間区間[T0,T1]のタイミングチャートを説明する。
図9Aに示す時間区間[T0,T1]は、読出しデータmoutと、期待値EXPDとが、それぞれ、「0」と「0」になることで一致するタイミングチャートが示される。
T0で期待値EXPDが「1」から「0」に変わると、「0」の期待値EXPD及び「1」のテスト信号testを入力とするNAND回路21bから出力する信号nd24は、t201で「0」から「1」になる。トランスファーゲート回路22b−4は、pチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd22が「0」であり且つnチャネルトランジスタのゲート入力の信号nd21が「1」であるので、トランスファーゲート回路22b−4は、導通状態である。一方、トランスファーゲート回路22b−5は、pチャネルトランジスタのゲート入力の信号nd21が「1」であり且つnチャネルトランジスタのゲート入力の信号nd22が「0」であるので、トランスファーゲート回路22b−5は非導通状態である。
導通状態であるトランスファーゲート回路22b−4は、ソース端子に入力する信号nd24がt201で「0」から「1」になると、ドレイン端子から出力する信号nd25はt202で「0」から「1」になる。さらに、信号nd25を入力するINVERTER回路22b−6は、t203で信号nd25の「1」を「0」に反転した信号rdinを出力する。信号rdinは、出力ラッチ回路17に入力され、次サイクル[T1、T2]に確定し出力ラッチ回路17から「0」の値の信号RDが出力される。
図9Aに示す時間区間[T1,T2]のタイミングチャートを説明する。
図9Aに示す時間区間[T1,T2]は、読出しデータmoutと、期待値EXPDとが、それぞれ、「1」と「0」になることで不一致となるタイミングチャートが示される。
T1で読出しデータmoutが「0」から「1」に変わると、「1」の読出しデータmoutを入力するINVERTER回路22b−1の出力する信号nd21は、t204で「1」から「0」になる。また、信号nd21を入力とするINVERTER回路22b−2の出力する信号nd22は、「1」から「0」に変わる。トランスファーゲート回路22b−5は、pチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd21が「0」であり且つnチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd22が「1」であるので、導通状態である。一方、トランスファーゲート回路22b−4はpチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd22が「1」であり且つnチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd21が「0」であるので、非導通状態である。
導通状態であるトランスファーゲート回路22b−5は、ソース端子に入力する信号nd23が「0」であるので、ドレイン端子から出力する信号nd25はt205で「1」から「0」になる。さらに、「0」の信号nd25を入力するINVERTER回路22b−6は、t206で「0」から「1」に変化した信号rdinを出力する。信号rdinは、出力ラッチ回路17に入力され、次サイクルに確定し出力ラッチ回路17から読出しデータmoutと期待値EXPDの不一致を示す値「1」の信号RDが出力される。
図9Aに示す時間区間[T2,T3]のタイミングチャートを説明する。
図9Aに示す時間区間[T2,T3]は、読出しデータmoutと、期待値EXPDとが、それぞれ、「1」と「1」になることで一致するタイミングチャートが示される。
T2で期待値EXPDが「0」から「1」に変わると、期待値EXPDを入力とするNAND回路21bから出力する信号nd24は、t207で「1」から「0」に変わる。トランスファーゲート回路22b−4は、pチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd22が「1」であり且つnチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd21が「0」であるので、トランスファーゲート回路22b−4は、非導通状態である。一方、トランスファーゲート回路22b−5は、pチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd21が「0」であり且つnチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd22が「1」であるので、導通状態である。
導通状態であるトランスファーゲート回路22b−5は、ソース端子に入力する信号nd23が「1」になると、ドレイン端子から出力する信号nd25はt208で「0」から「1」になる。さらに、信号nd25を入力するINVERTER回路22b−6は、t209で「1」から「0」に変化した信号rdinを出力する。信号rdinは、出力ラッチ回路17に入力され、次サイクル[T3、T4]に確定し出力ラッチ回路17から読出しデータmoutと期待値EXPDの一致を示す値「0」の信号RDが出力される。
図9Aに示す時間区間[T3,T4]のタイミングチャートを説明する。
図9Aに示す時間区間[T3,T4]は、読出しデータmoutと、期待値EXPDとが、それぞれ、「0」と「1」になることで不一致となるタイミングチャートが示される。
T3で読出しデータmoutが「1」から「0」に変わると、読出しデータmout「0」を入力するINVERTER回路22b−1から出力する信号nd21は、t210で「0」から「1」になる。また、「1」の信号nd21を入力とするINVERTER回路22b−1から出力する信号nd22は、「1」から「0」になる。トランスファーゲート回路22b−4は、pチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd22が「0」であり且つnチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd21が「1」であるので、導通状態である。一方、トランスファーゲート回路22b−5は、pチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd21が「1」であり且つnチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd22が「0」であるので、非導通状態である。
導通状態であるトランスファーゲート回路22b−4は、ソース端子に入力する信号nd24が「0」であるので、ドレイン端子から出力する信号nd25はt211で「1」から「0」になる。さらに、信号nd25を入力するINVERTER回路22b−6は、t212で信号nd25の「0」を「1」に反転した信号rdinを出力する。信号rdinは、出力ラッチ回路17に入力され、次サイクルに確定し出力ラッチ回路17から読出しデータmoutと期待値EXPDの不一致を示す値「1」の信号RDが出力される。
このように、テスト信号test及び期待値EXPDの論理積と読出データmoutとの排他的論理和を出力するメモリ試験回路20bが、テスト時は期待値EXPDと読出データとの一致検証値を出力することが出来る。
図9Bは、通常動作モードにおけるメモリ試験回路20bを流れる信号のタイミングチャートである。図9Bに示す時間[T0,T1,T2,T3]は、それぞれクロック信号の1サイクルの始まりを示す。以下、メモリ試験回路20bを流れる信号のタイミングチャートについて時間区間毎に説明する。時間区間[T0,T1,T2,T3]では、メモリ試験回路20bは通常動作モードであるため、図9Bに示すテスト信号testは「0」である。
図9Bに示す時間区間[T0,T1]の各信号の状態を説明する。[T0,T1]の期間中、「0」の値の読出し信号moutを入力するINVERTER回路22b−1から出力する信号nd21は、[T0,T1]の期間中「1」である。T0で期待値EXPDが「1」から「0」に変わるが、値が「0」の期待値EXPDと、値が「0」のテスト信号testとを入力するNAND回路21bの出力である信号nd24の値は、[T0,T1]の期間中「1」である。[T0,T1]の期間中、信号nd21が「1」から変化しないため、信号nd21を入力とするINVERTER回路22b−2の出力である信号nd22は、[T0,T1]の期間中「0」である。[T0,T1]の期間中、信号nd24が「1」から変化しないため、信号nd24を入力とするINVERTER回路22b−2の出力である信号nd23は、[T0,T1]の期間中「0」である。
このように、信号nd21〜信号nd24は、[T0,T1]の期間中に変化しないため、後段のトランスファーゲート回路22b−4〜22b−6の出力信号は、[T0,T1]の期間中に変化しない。したがって、[T0,T1]の期間中、信号nd25の値は「1」であり、信号rdinの値は「0」であり、信号RDの値は「0」である。
図9Bに示す時間区間[T1,T2]のタイミングチャートを説明する。時間区間[T1,T2]において、読出し信号moutは「1」である。
T1で読出し信号moutが「0」から「1」に変わると、読出し信号moutを入力とするINVERTER回路22b−1から出力する信号nd21は、t221で「1」から「0」になる。また、信号nd21を入力するINVERTER回路22b−2から出力する信号nd22は、「0」から「1」になる。また、テスト信号test「0」及び期待値EXPD「0」を入力するNAND回路21bから出力する信号nd24は、[T1,T2]の期間中「1」である。信号nd24「1」を入力するINVERTER回路22b−3から出力する信号nd23は、[T1,T2]の期間中「0」である。
トランスファーゲート回路22b−4は、pチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd22が「1」であり且つnチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd21が「0」であるので、トランスファーゲート回路22b−4は、非導通状態である。一方、トランスファーゲート回路22b−5はpチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd21が「0」であり且つnチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd22が「1」であるので、トランスファーゲート回路22b−5は導通状態である。
導通状態であるトランスファーゲート回路22b−5は、ソース端子に入力する信号nd23が「0」であると、ドレイン端子から出力する信号nd25はt222で「1」から「0」になる。さらに、値「0」の信号nd25を入力するINVERTER回路22b−6は、t223で「0」から「1」に変化した信号rdinを出力する。信号rdinは、出力ラッチ回路17に入力され、次サイクル[T2、T3]に確定し出力ラッチ回路17から値「1」の信号RDが出力される。
図9Bに示す時間区間[T2、T3]のタイミングチャートを説明する。[T2,T3]の期間中、「1」の値の読出し信号moutを入力するINVERTER回路22b−1から出力する信号nd21は、[T2、T3]の期間中「0」である。T2で期待値EXPDが「0」から「1」に変わるが、値が「1」の期待値EXPDと、値が「0」のテスト信号testとを入力するNAND回路21bの出力である信号nd24の値は、[T2、T3]の期間中「1」である。[T2、T3]の期間中、信号nd21が「0」から変化しないため、信号nd21を入力とするINVERTER回路22b−2の出力である信号nd22は、[T2、T3]の期間中「1」である。[T2、T3]の期間中、信号nd24が「1」から変化しないため、信号nd24を入力とするINVERTER回路22b−2の出力である信号nd23は、[T2、T3]の期間中「0」である。
このように、信号nd21〜信号nd24は、[T2、T3]の期間中に変化しないため、後段のトランスファーゲート回路22b−4〜22a−6の出力信号は、[T0,T1]の期間中に変化しない。したがって、[T2,T3]の期間中、信号nd25の値は「0」であり、信号rdinの値は「1」であり、信号RDの値は「1」である。
図9Bに示す時間区間[T3,T4]のタイミングチャートを説明する。
T3で読出し信号moutが「1」から「0」に変わると、読出し信号moutを入力とするINVERTER回路22b−1から出力する信号nd21は、t224で「0」から「1」になる。また、信号nd21を入力するINVERTER回路22b−2から出力する信号nd22は、「1」から「0」になる。また、テスト信号test「0」及び期待値EXPD「1」を入力するNAND回路21bから出力する信号nd24は、[T3,T4]の期間中「1」である。信号nd24「1」を入力するINVERTER回路22b−3から出力する信号nd23は、「0」になる。
トランスファーゲート回路22b−4は、pチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd22が「0」であり且つnチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd21が「1」であるので、トランスファーゲート回路22b−4は、導通状態である。一方、トランスファーゲート回路22b−5はpチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd21が「1」であり且つnチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd22が「0」であるので、トランスファーゲート回路22b−5は非導通状態である。
導通状態であるトランスファーゲート回路22b−4は、ソース端子に入力する信号nd24が「1」になると、ドレイン端子から出力する信号nd25はt225で「0」から「1」になる。さらに、信号nd25を入力するINVERTER回路22b−6は、t226で信号nd25「1」から「0」に反転した信号rdinを出力する。信号rdinは、出力ラッチ回路17に入力され、次サイクル[T4、T5]に確定し出力ラッチ回路17から値「0」の信号RDが出力される。
このように、テスト信号testが論理値「0」の場合、メモリ試験回路20bは、読出し信号moutの値をそのまま出力することが出来る。
(第3の実施例)
図10は、トランスファーゲート回路を用いたメモリ試験回路の第3実施例を示す図である。図10に示す20cは、第3実施例に係るメモリ試験回路、21c、22c−2、22c−3、22c−5、及び22c−6はINVERTER回路、22c-1はNAND回路,22c−4及び22c−5は、トランスファーゲート回路を示す。17は、出力ラッチ回路を示す。
メモリ試験回路20cは、NAND回路22c-1、INVERTER回路21c、22c−2、22c−3、22c−6、トランスファーゲート回路22c−4、22c−5を含む。テスト信号testと期待値EXPDとを入力するNAND回路21cは、図2に示す第1の論理回路21の一例である。INVERTER回路21c、22c−2、22c−3、22c−6、トランスファーゲート回路22c−4、22c−5は、図2に示す第2の論理回路22の一例である。
図10に示すnd21は、INVERTER回路21cの出力信号である。図10に示すnd22は、INVERTER回路22c−3の出力信号である。図10に示すnd24は、NAND回路21c−1の出力信号である。図8に示すnd23は、INVERTER回路22c−2の出力信号である。図10に示すnd25は、トランスファーゲート回路22c−4、22c−5の出力信号である。
図10に示されるINVERTER回路21c、NAND回路22c−1,INVERTER回路22c−2〜22c−3は、それぞれ図6Aに示されるNAND回路21a、INVERTER回路22a−1〜22a−3と同じ回路構成を有するため、説明を省略する。
トランスファーゲート回路22c−4は、ソース端子に信号nd22を入力する。トランスファーゲート回路22c−4は、nチャネルトランジスタのゲート端子に信号nd23を入力し、pチャネルトランジスタのゲート端子に信号nd24を入力する。
トランスファーゲート回路22c−5は、ソース端子に信号nd21を入力する。トランスファーゲート回路22c−5は、nチャネルトランジスタのゲート端子に信号nd24を入力し、pチャネルトランジスタのゲート端子に信号nd23を入力する。
INVERTER回路22c−6は、信号nd25を入力し、信号rdinを出力する。
図11Aは、テストモードにおけるメモリ試験回路20cを流れる信号のタイミングチャートである。図11Aに示す時間区間[T0,T1,T2,T3]は、それぞれクロック信号の1サイクルの始まりを示す。以下、メモリ試験回路20cを流れる信号のタイミングチャートについて時間区間毎に説明する。メモリ試験回路20cはテストモードであるため、図11Aに示す時間区間[T0,T1,T2,T3]では、図11Aに示すテスト信号testは「1」である。なお、図5Bでも示したように、一致検証値を出力する出力ラッチ回路17の出力信号「0」は、読出しデータmoutと期待値EXPDの一致を示し、出力信号「1」は読出しデータmoutと期待値EXPDの不一致を示す。
図11Aに示す時間区間[T0,T1]のタイミングチャートを説明する。
図11Aに示す時間区間[T0,T1]は、読出しデータmoutと、期待値EXPDとが、それぞれ、「0」と「0」になることで一致するタイミングチャートが示される。
T0で期待値EXPDが「1」から「0」に変わると、「1」の期待値EXPD及び「1」のテスト信号testを入力とするNAND回路22c-1から出力する信号nd24は、t301で「0」から「1」になる。トランスファーゲート回路22c−4は、pチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd24が「1」であり且つnチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd23が「0」であるので、トランスファーゲート回路22c−4は、非導通状態である。一方、トランスファーゲート回路22c−5は、pチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd22が「0」であり且つnチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd24が「1」であるので、トランスファーゲート回路22c−5は導通状態である。
導通状態であるトランスファーゲート回路22c−5は、ソース端子に入力する信号nd21が「1」になると、ドレイン端子から出力する信号nd25はt302で「0」から「1」になる。さらに、信号nd25を入力するINVERTER回路22c−6は、t303で信号nd25の「1」を「0」に反転した信号rdinを出力する。信号rdinは、出力ラッチ回路17に入力され、次サイクル[T1、T2]に確定し出力ラッチ回路17から値「0」の信号RDが出力される。
図11Aに示す時間区間[T1,T2]のタイミングチャートを説明する。
図11Aに示す時間区間[T1,T2]は、読出しデータmoutと、期待値EXPDとが、それぞれ、「1」と「0」になることで不一致となるタイミングチャートが示される。
T1で読出しデータmoutが「0」から「1」に変わると、「1」の読出しデータmoutを入力とするINVERTER回路21cに出力する信号nd21は、t304で「1」から「0」になる。また、信号nd21を入力とするINVERTER回路22c−3の出力する信号nd22は、「0」から「1」に変わる。トランスファーゲート回路22c−5は、pチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd23が「0」であり且つnチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd24が「1」であるので、導通状態である。一方、トランスファーゲート回路22c−4はpチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd24が「1」であり且つnチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd23が「0」であるので、非導通状態である。
導通状態であるトランスファーゲート回路22c−5は、ソース端子に入力する信号nd21が「0」であるので、ドレイン端子から出力する信号nd25はt305で「1」から「0」になる。さらに、値「0」の信号nd25を入力するINVERTER回路22c−6は、t306で「0」から「1」に変化した信号rdinを出力する。信号rdinは、出力ラッチ回路17に入力され、次サイクルに確定し出力ラッチ回路17から読出しデータmoutと期待値EXPDの不一致を示す値「1」の信号RDが出力される。
図11Aに示す時間区間[T2,T3]のタイミングチャートを説明する。
図11Aに示す時間区間[T2,T3]は、読出しデータmoutと、期待値EXPDとが、それぞれ、「1」と「1」になることで一致するタイミングチャートが示される。
T2で期待値EXPDが「0」から「1」に変わると、期待値EXPDを入力とするNAND回路22c-1から出力する信号nd24は、t307で「1」から「0」に変わる。トランスファーゲート回路22c−4は、pチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd24が「0」であり且つnチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd23が「1」であるので、トランスファーゲート回路22c−4は、導通状態である。一方、トランスファーゲート回路22c−5は、pチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd23が「1」であり且つnチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd24が「0」であるので、非導通状態である。
導通状態であるトランスファーゲート回路22c−4は、ソース端子に入力する信号nd22がt308で「0」から「1」になると、ドレイン端子から出力する信号nd25は「0」から「1」に変わる。さらに、信号nd25を入力するINVERTER回路22c−6は、t309で「1」から「0」に変化した信号rdinを出力する。信号rdinは、出力ラッチ回路17に入力され、次サイクル[T3、T4]に確定し出力ラッチ回路17から読出しデータmoutと期待値EXPDの一致を示す値「0」の信号RDが出力される。
図11Aに示す時間区間[T3,T4]のタイミングチャートを説明する。
図11Aに示す時間区間[T3,T4]は、読出しデータmoutと、期待値EXPDとが、それぞれ、「0」と「1」になることで不一致となるタイミングチャートが示される。
T3で読出しデータmoutが「1」から「0」に変わると、読出しデータmout「0」を入力するINVERTER回路21cから出力する信号nd21は、t310で「0」から「1」になる。また、値「1」の信号nd21を入力とするINVERTER回路22c−3から出力する信号nd22は、t311で「1」から「0」になる。トランスファーゲート回路22c−4は、pチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd24が「0」であり且つnチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd23が「1」であるので、導通状態である。一方、トランスファーゲート回路22c−5は、pチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd23が「1」であり且つnチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd24が「0」であるので、非導通状態である。
導通状態であるトランスファーゲート回路22c−4は、ソース端子に入力する信号nd24が「0」であるので、ドレイン端子から出力する信号nd25はt311で「1」から「0」になる。さらに、信号nd25を入力するINVERTER回路22c−6は、t312で信号nd25の「0」を「1」に反転した信号rdinを出力する。信号rdinは、出力ラッチ回路17に入力され、次サイクルに確定し出力ラッチ回路17から読出しデータmoutと期待値EXPDの不一致を示す値「1」の信号RDが出力される。
このように、テスト信号test及び期待値EXPDの論理積と読出データmoutとの排他的論理和を出力するメモリ試験回路20cが、テスト時は期待値EXPDと読出データとの一致検証値を出力することが出来る。
図11Bは、通常動作モードにおけるメモリ試験回路20cを流れる信号のタイミングチャートである。図11Bに示す時間[T0,T1,T2,T3]は、それぞれクロック信号の1サイクルの始まりを示す。以下、メモリ試験回路20cを流れる信号のタイミングチャートについて時間区間毎に説明する。時間区間[T0,T1,T2,T3]では、メモリ試験回路20cはテストモードであるため、図11Bに示すテスト信号testは「0」である。
図11Bに示す時間区間[T0,T1]の各信号の状態を説明する。[T0,T1]の期間中、「0」の値の読出し信号moutを入力するINVERTER回路21cから出力する信号nd21は、[T0,T1]の期間中「1」である。T0で期待値EXPDが「1」から「0」に変わるが、値が「0」の期待値EXPDと、値が「0」のテスト信号testとを入力するNAND回路22c−1の出力である信号nd24の値は、[T0,T1]の期間中「1」である。[T0,T1]の期間中、信号nd21が「1」から変化しないため、信号nd21を入力とするINVERTER回路22c−3の出力である信号nd22は、[T0,T1]の期間中「0」である。[T0,T1]の期間中、信号nd24が「1」から変化しないため、信号nd24を入力とするINVERTER回路22c−2の出力である信号nd23は、[T0,T1]の期間中「0」である。
このように、信号nd21〜信号nd24は、[T0,T1]の期間中に変化しないため、後段のトランスファーゲート回路22c−4〜22c−6の出力信号は、[T0,T1]の期間中に変化しない。したがって、[T0,T1]の期間中、信号nd25の値は「1」であり、信号rdinの値は「0」であり、信号RDの値は「0」である。
図11Bに示す時間区間[T1,T2]のタイミングチャートを説明する。時間区間[T1,T2]において、読出し信号moutは「1」である。
T1で読出し信号moutが「0」から「1」に変わると、読出し信号moutを入力とするINVERTER回路21cから出力する信号nd21は、t321で「1」から「0」になる。また、信号nd21を入力するINVERTER回路22c−3から出力する信号nd22は、「0」から「1」になる。また、テスト信号test「0」及び期待値EXPD「0」を入力するNAND回路22c-1から出力する信号nd24は、[T1,T2]の期間中「1」である。信号nd24「1」を入力するINVERTER回路22c−2から出力する信号nd23は、[T1,T2]の期間中「0」である。
トランスファーゲート回路22c−4は、pチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd24が「1」であり且つnチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd23が「0」であるので、トランスファーゲート回路22c−4は、非導通状態である。一方、トランスファーゲート回路22c−5はpチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd23が「0」であり且つnチャネルトランジスタのゲートに入力する信号nd24が「1」であるので、トランスファーゲート回路22c−5は導通状態である。
導通状態であるトランスファーゲート回路22c−5は、ソース端子に入力する信号nd21が「0」であると、ドレイン端子から出力する信号nd25はt322で「1」から「0」になる。さらに、値「0」の信号nd25を入力するINVERTER回路22c−6は、t323で「0」から「1」に変化した信号rdinを出力する。信号rdinは、出力ラッチ回路17に入力され、次サイクル[T2、T3]に確定し出力ラッチ回路17から値「1」の信号RDが出力される。
図11Bに示す時間区間[T2、T3]のタイミングチャートを説明する。[T2,T3]の期間中、「1」の値の読出し信号moutを入力するINVERTER回路21cから出力する信号nd21は、[T2、T3]の期間中「0」である。T2で期待値EXPDが「0」から「1」に変わるが、値が「1」の期待値EXPDと、値が「0」のテスト信号testとを入力するNAND回路22c−1の出力である信号nd24の値は、[T2、T3]の期間中「1」である。[T2、T3]の期間中、信号nd21が「0」から変化しないため、信号nd21を入力とするINVERTER回路22c−3の出力である信号nd22は、[T2、T3]の期間中「1」である。[T2、T3]の期間中、信号nd24が「1」から変化しないため、信号nd24を入力とするINVERTER回路22c−2の出力である信号nd23は、[T2、T3]の期間中「0」である。
このように、信号nd21〜信号nd24は、[T2、T3]の期間中に変化しないため、後段のトランスファーゲート回路22c−4〜22c−6の出力信号は、[T0,T1]の期間中に変化しない。したがって、[T2,T3]の期間中、信号nd25の値は「0」であり、信号rdinの値は「1」であり、信号RDの値は「1」である。
図11Bに示す時間区間[T3,T4]のタイミングチャートを説明する。
T3で読出し信号moutが「1」から「0」に変わると、読出し信号moutを入力とするINVERTER回路21cから出力する信号nd21は、t324で「0」から「1」になる。また、信号nd21を入力するINVERTER回路22c−3から出力する信号nd22は、「1」から「0」になる。また、テスト信号test「0」及び期待値EXPD「1」を入力するNAND回路22c-1から出力する信号nd24は、[T3,T4]の期間中「1」である。値「1」の信号nd24を入力するINVERTER回路22c−2から出力する信号nd23は、[T3,T4]の期間中「0」である。
トランスファーゲート回路22c−4は、pチャネルトランジスタのゲートから入力する信号nd24が「1」であり且つnチャネルトランジスタのゲートから入力する信号nd23が「0」であるので、トランスファーゲート回路22c−4は、非導通状態である。一方、トランスファーゲート回路22c−5はpチャネルトランジスタのゲートから入力する信号nd23が「0」であり且つnチャネルトランジスタのゲートから入力する信号nd24が「1」であるので、トランスファーゲート回路22c−5は導通状態である。
導通状態であるトランスファーゲート回路22c−5は、ソース端子から入力する信号nd21が「1」になると、ドレイン端子から出力する信号nd25はt325で「0」から「1」になる。さらに、信号nd25を入力するINVERTER回路22c−6は、t326で信号nd25「1」から「0」に反転した信号rdinを出力する。信号rdinは、出力ラッチ回路17に入力され、次サイクル[T4、T5]に確定し出力ラッチ回路17から値「0」の信号RDが出力される。
このように、テスト信号testが論理値「0」の場合、メモリ試験回路20cは、読出し信号moutの値をそのまま出力することが出来る。
なお、メモリ試験回路20aのNAND回路22a−4及びNAND回路22a−5は、図6Bに示すように、2段のゲート段数で回路設計されるが、メモリ試験回路20b、20cでは、ゲート段数が1段のトランスファーゲート回路で回路設計される。そのため、メモリ試験回路20b、20cは、メモリ試験回路20aよりゲート通過時間が短く、メモリ試験回路20aよりメモリ試験回路20b及びメモリ試験回路20cの遅延時間をより短縮することが出来る。
10 プロセッサ
11 命令生成ユニット
12 テストパターン生成回路
13a マルチプレクサ
14 メモリ
15 パイプラッチ回路ユニット
16 テスト信号発生回路
17 出力ラッチ回路
18 回路ユニット
20、20a〜c メモリ試験回路
21,21d 第1の論理回路
21a〜c NAND回路
22,22d 第2の論理回路
AD アドレスデータ信号
CLK システムクロック信号
EXPD 期待値
SI スキャンイン
SO 順次スキャンアウト
WD 書込みデータ信号
WE 書込み許可信号

Claims (6)

  1. メモリを試験するメモリ試験回路であって、
    前記メモリの動作がテストモードか通常動作モードかを規定するテスト信号と、前記メモリから読み出されるデータが有すると期待される値を示す期待値との論理出力する第1の回路と、
    前記第1の回路の出力信号と前記メモリから読みだされた読出しデータとの排他的論理和を出力することにより、前記テストモード時には検証一致信号を出力し、前記通常動作モード時には前記読み出しデータを出力する第2の回路と、
    を備えるメモリ試験回路。
  2. 前記第2の回路は、2つのトランスファーゲート回路を有し、各トランスファーゲート回路の制御端子には前記読み出しデータが入力され、各トランスファーゲート回路のソース端子には前記第1の回路の出力が入力される、請求項1に記載のメモリ試験回路。
  3. 前記第2の回路は、2つのトランスファーゲート回路を有し、各トランスファーゲート回路の制御端子には前記第1の回路の出力が入力され、各トランスファーゲート回路のソース端子には前記読み出しデータが入力される、請求項に記載のメモリ試験回路。
  4. メモリと、
    システムクロック信号と同期して前記メモリからのデータ読出しを指示する第1の命令信号を出力する命令部と、
    前記システムクロック信号と同期して、前記メモリのテストを指示する第2の命令信号と、前記メモリから読み出されるデータが有すると期待される値を示す期待値とを出力するテスト信号生成部と、
    前記メモリの動作がテストモードか、あるいは通常動作モードかを規定するテスト信号を出力するテスト信号出力部と、
    前記テスト信号と、前記期待値との論理積を出力する第1の回路と、
    前記第1の回路の出力信号と、前記メモリから読み出された読出しデータとの排他的論理和を出力することにより、前記テストモード時には検証一致信号を出力し、前記通常動作モード時には前記読み出しデータを出力する第2の回路と、
    を備えるプロセッサ。
  5. 前記第2の回路は、2つのトランスファーゲート回路を有し、各トランスファーゲート回路の制御端子には前記読み出しデータが入力され、各トランスファーゲート回路のソース端子には前記第1の回路の出力が入力される、請求項4に記載のプロセッサ。
  6. 前記第2の回路は、2つのトランスファーゲート回路を有し、各トランスファーゲート回路の制御端子には前記第1の回路の出力が入力され、各トランスファーゲート回路のソース端子には前記読み出しデータが入力される、請求項に記載のプロセッサ。
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