JP2002025282A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JP2002025282A
JP2002025282A JP2000211520A JP2000211520A JP2002025282A JP 2002025282 A JP2002025282 A JP 2002025282A JP 2000211520 A JP2000211520 A JP 2000211520A JP 2000211520 A JP2000211520 A JP 2000211520A JP 2002025282 A JP2002025282 A JP 2002025282A
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memory cell
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Keiichi Yoshida
敬一 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラッシュメモリのような電気的に書込み、
消去可能な不揮発性半導体記憶装置において、偶発的な
書込みエラーにより有効な記憶容量が減少するのを防止
できるようにする。 【解決手段】 不揮発性半導体記憶装置チップ内部のス
テータスレジスタ(32)に、チップの外部からアクセ
スが可能か否かを示すビット(B7)や、書込みが正常
に終了したか否かを示すビット(B4)と共に、再度書
込みを実行することで正常に書込みが行なえる可能性が
あるか否かを示すビット(B6)を設けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記憶情報を電気
的に書込み、消去可能な不揮発性メモリにおける内部状
態の制御方法に適用して特に有効な技術に関し、例えば
フラッシュメモリに利用して有効な技術に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】フラッシュメモリは、コントロールゲー
トおよびフローティングゲートを有する2重ゲート構造
のMOSFETからなる不揮発性記憶素子をメモリセル
に使用しており、フローティングゲートの固定電荷量を
変えることでMOSFETのしきい値電圧を変化させ情
報を記憶することができる。
【0003】かかるフラッシュメモリにおいては、メモ
リセルへの書込み・消去動作によるしきい値の変化が、
メモリセル同士はもちろん同一メモリセルであっても動
作毎にばらつきを有するため、書込み・消去後のメモリ
セルのしきい値はある範囲に分布するようになる。ま
た、一回の書込み・消去動作では所望のレベルまでメモ
リセルのしきい値を変化させることができないメモリセ
ルが存在することもがある。そこで、フラッシュメモリ
では一般に、内部にステータスレジスタを備え、書込み
や消去が正常に行なえなかった場合に書込みエラーや消
去エラーとして記憶するように構成されることが多い。
【0004】そして、フラッシュメモリに書込み、消去
の指示を与えるCPUの側では上記ステータスレジスタ
を参照して、エラーのあったメモリセルを含むセクタを
不良セクタとして登録し、以後データの有効記憶領域か
ら除外するなどの処理を行なっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記エ
ラーの発生したメモリセルには、何度書込み、消去を行
なっても所望のレベルまでしきい値を変化させることが
できないものもあるが、一度消去状態としてから再度書
込みを行なうと正常に書込みが行なえるもの(以下、こ
れを偶発的な不良と称する)も多い。特に、1つのメモ
リセルに2ビット以上のデータを記憶させる多値のフラ
ッシュメモリにおいては、各記憶情報に対応されるしき
い値の範囲が2値の場合に比べて狭いため、上記のよう
な偶発的な不良が発生し易い。
【0006】しかるに、従来のフラッシュメモリにおい
ては、書込みエラーが発生したビットを有するセクタの
詳しいエラー状態がステータスレジスタに反映されてい
なかった。そのため、エラーの発生したセクタは全て不
良セクタとして登録され、有効記憶領域から外されメモ
リ全体としての記憶容量が少なくなると課題があること
が明らかとなった。
【0007】この発明の目的は、フラッシュメモリのよ
うな電気的に書込み、消去可能な不揮発性半導体記憶装
置において、偶発的な書込みエラーによって有効な記憶
容量が減少するのを防止できるようにすることにある。
【0008】この発明の他の目的は、フラッシュメモリ
のような電気的に書込み、消去可能な不揮発性半導体記
憶装置において、書込みエラーなどの不良の解析を容易
にすることにある。
【0009】この発明の前記ならびにほかの目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかにな
るであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものを概要を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
【0011】すなわち、不揮発性半導体記憶装置チップ
内部のステータスレジスタに、チップの外部からアクセ
スが可能か否かを示すビットや、書込みが正常に終了し
たか否かを示すビットと共に、再度書込みを実行するこ
とで正常に書込みが行なえる可能性があるか否かを示す
ビットを設けるようにしたものである。
【0012】より具体的には、選択されたメモリセルに
所定の電圧を印加することでしきい値を変化させしきい
値の相違により情報を記憶する複数のメモリセルと、チ
ップの内部状態を示すステータスレジスタと、を備えた
不揮発性半導体記憶装置において、上記ステータスレジ
スタは、チップの外部からアクセスが可能か否かを示す
第1のビットと、書込みが正常に終了したか否かを示す
第2のビットと、再度書込みを実行することで正常に書
込みが行なえる可能性があるか否かを示す第3のビット
とを有し、これらのビットの状態はチップの外部端子へ
出力可能に構成した。
【0013】上記した手段によれば、ステータスレジス
タの内容を読み出してビットの状態に応じて再書込みを
行なうことで一度異常を示したメモリセルであっても正
常な書込みが行なえるチャンスが増加し、これによって
偶発的な書込みエラーにより有効な記憶容量が減少する
のを防止できるようになる。
【0014】また、上記メモリセルへの書込みは、選択
されたメモリセルのしきい値を一旦消去状態にしてから
書込み情報に応じて書込み状態に対応したしきい値に変
化させることで行なわれ、上記第3のビットは上記書込
み状態に対応したしきい値に変化されたメモリセルのし
きい値が所定の電圧範囲を超えている場合にエラーを示
す状態に設定されるようにする。選択メモリセルを書き
込み前に一旦消去状態にすることにより、書込み制御シ
ーケンスが簡単になり、しかもそのような場合にも再度
書込みを実行することで正常に書込みが行なえる可能性
があるか否かを示す第3のビットの設定が容易に行なえ
る。
【0015】さらに、上記第3のビットは、選択された
メモリセルに対する書込み処理が所定回数以上行なわれ
ても上記書込み状態に対応したしきい値に変化されたメ
モリセルのしきい値が所定の電圧範囲を超えている場合
にエラーを示す状態に設定されるようにする。このよう
に構成することによって、一回の書込み処理に要する時
間を制限し当該記憶装置をアクセスするCPUなどの外
部制御装置が長時間待たされるのを回避することができ
る。
【0016】上記第2のビットは、選択されたメモリセ
ルのしきい値を一旦消去状態にされた直後に行なわれる
ベリファイ読み出しにより所定の電圧範囲を超えていた
場合にエラーを示す状態に設定されるようにする。この
ようなベリファイにより異常と判定されたメモリセルは
再度書込みを行なっても異常となる確率が高いので、そ
のようなメモリセルと再書込みにより正常となるメモリ
セルとを識別することができる。
【0017】上記ステータスレジスタは、上記書込み状
態に対応したしきい値に変化されたメモリセルのしきい
値が所定の電圧範囲の上限値または下限値を超えている
否かを示す第4のビットを有するようにする。これによ
って、ベリファイ異常のあったメモリセルのしきい値が
上限値を超えたのか下限値を超えたのかを識別すること
ができ、不良解析が容易となる。
【0018】上記メモリセルは、しきい値に応じて3値
以上の情報を記憶するように構成され、上記第4のビッ
トはそれぞれの値に対応した所定の電圧範囲を超えてい
るか否かを示す複数のビットからなるようにする。これ
によって、メモリセルが多値の情報を記憶する記憶装置
において、ベリファイ異常のあったメモリセルのしきい
値がどの電圧範囲を超えたのかを知ることができ、不良
解析が容易となる。
【0019】上記ステータスレジスタの内容は、チップ
の外部から供給される複数の制御信号が所定の組合せに
されたときに、上記外部端子へ出力されるように構成す
る。これによって、ステータスレジスタの内容を読み出
すために新たな制御信号が不要となる。
【0020】上記ステータスレジスタの第1のビットの
状態は、チップに設けられた専用の外部端子へ常時出力
されるように構成するのが望ましい。これによって、当
該記憶装置をアクセスするCPUなどの外部制御装置は
アクセス可能か否かいつでも知ることができる。
【0021】上記ステータスレジスタの内容は、チップ
の外部から供給される書込み情報の入力と共通化された
外部端子へ出力されるように構成する。これによって、
当該記憶装置に必要とされる外部端子数を減らすことが
できる。
【0022】上記ステータスレジスタの内容は、チップ
の外部から供給される書込みアドレスの入力と共通化さ
れた外部端子へ出力されるように構成してもよい。これ
によって、当該記憶装置に必要とされる外部端子数をさ
らに減らすことができる。
【0023】外部から供給されるコマンドコードに基づ
いて内部回路に対する制御信号を形成して上記コマンド
コードに対応する処理を行なう制御回路を備え、上記ス
テータスレジスタは上記制御回路に設けるようにする。
これによって、ステータスレジスタへの内部状態の反映
が容易に行なえるようになる。
【0024】本出願の他の発明は、選択されたメモリセ
ルに所定の電圧を印加することでしきい値を変化させし
きい値の相違により情報を記憶する複数のメモリセル
と、チップの内部状態を示すステータスレジスタとを備
えた不揮発性不揮発性半導体記憶装置において、上記メ
モリセルへの書込みは、選択されたメモリセルのしきい
値を一旦消去状態にしてから書込み情報に応じて書込み
状態に対応したしきい値に変化させることで行ない、上
記消去状態に対応したしきい値に変化させた後に選択メ
モリセルのしきい値が所定の電圧範囲を超えているか否
か判定し、範囲を超えている場合に上記ステータスレジ
スタの第1のビットにエラーを示す状態を設定し、上記
書込み情報に応じて書込み状態に対応したしきい値に変
化させた後に選択メモリセルのしきい値が所定の電圧範
囲の上限値(または下限値)を超えているか否か判定
し、範囲を超えている場合に上記ステータスレジスタの
第2のビットにエラーを示す状態を設定し、上記判定後
に選択メモリセルのしきい値が所定の電圧範囲の下限値
(または上限値)を超えているか否か判定し、範囲を超
えている場合に上記ステータスレジスタの第3のビット
にエラーを示す状態を設定し、選択メモリセルのしきい
値が所定の電圧範囲の下限値(または上限値)を超えて
いた場合に再度書込み処理を行ない、再書込みによって
も選択メモリセルのしきい値が所定の電圧範囲の下限値
(または上限値)を超えていた場合に上記ステータスレ
ジスタの第4のビットにエラーを示す状態を設定するよ
うにしたものである。これによって、、ステータスレジ
スタを構成する各ビットへの設定を効率良く行なうこと
ができる。
【0025】また、上記ステータスレジスタは、チップ
の外部からアクセスが可能か否かを示す第5のビットを
有し、上記書込み処理の開始の際に上記第5のビットを
チップの外部からのアクセスを禁止する状態に設定し、
上記書込み処理および第1〜第4のビットの設定終了後
に上記第5のビットをチップの外部からのアクセスを許
可する状態に設定するとともに、上記第5のビットの状
態は常時専用の外部端子へ出力させるようにする。これ
によって、当該記憶装置がアクセス可能な状態にあるの
か否かを迅速かつ正確にステータスレジスタに反映する
ことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面を
用いて説明する。
【0027】図1は、本発明を適用して有効な不揮発性
半導体記憶装置の一例としてのフラッシュメモリの実施
例のブロック図を示す。特に制限されないが、この実施
例のフラッシュメモリは1つのメモリセルに2ビットの
データを記憶可能な多値メモリとして構成され、単結晶
シリコンのような1個の半導体チップ上に形成される。
【0028】なお、本実施例では、メモリアレイが2つ
のマットで構成され、2つのマット間に各マット内のビ
ット線BLに接続され読出し信号の増幅およびラッチを
行なうセンス&ラッチ回路(以下センスラッチと称し、
図にはSLTと記す)が配置されている。また、マット
の外側すなわちビット線BLを挟んでセンス&ラッチ回
路SLTと反対側にそれぞれ書込み、読出しデータを一
時保持するためのラッチ回路が配置されている。以下、
このラッチ回路をデータラッチと称し、図にはDLTと
記す。
【0029】図1において、10は2つのメモリマット
MAT−U,MAT−Dで構成されたメモリアレイ、1
1はメモリマットMAT−U,MAT−D配置された上
記センスラッチSLTを含むセンスラッチ列、21は4
値すなわちメモリセルのしきい値を4段階に変えて情報
を記憶する場合に外部から入力された書込みデータを2
ビットごとに4値データ(3ビット)に変換するデータ
変換回路である。メモリマットMAT−U,MAT−D
にはそれぞれ、フローティングゲートとコントロールゲ
ートとを有する2重ゲート構造のMOSFETにより構
成されたメモリセルがマトリックス状に配置され、同一
行のメモリセルのコントロールゲートは連続して形成さ
れてワード線WLを構成し、同一列のメモリセルのドレ
インは共通のビット線BLに接続可能にされている。
【0030】メモリアレイ10には、各メモリマットM
AT−U,MAT−Dに対応してそれぞれX系のアドレ
スデコーダ(ワードデコーダ)13a,13bが設けら
れている。該デコーダ13a,13bにはデコード結果
に従って各メモリマット内の1本のワード線WLを選択
レベルに駆動するワードドライブ回路が含まれる。
【0031】また、上記データ変換回路21で変換され
た書込みデータやメモリセルからの読出しデータを保持
するデータラッチ列(DLT)12a,12bがメモリ
マットの外側(図では上下)にそれぞれ配置されてい
る。4値記憶の場合にデータ変換回路20で変換された
3ビットの書込みデータはデータラッチ列12a,12
bとセンスラッチ列(STL)11とに振り分けて保持
される。読出し時には、メモリセルから読み出されたデ
ータはデータラッチ列12a,12bとセンスラッチ1
1に保持され、適宜論理演算されることで2ビットのデ
ータに逆変換される。
【0032】Y系のアドレスデコーダ回路およびこのデ
コーダによって選択的にオン、オフされて上記データ変
換回路21からのデータを対応するセンスラッチに転送
させるカラムスイッチは、データラッチ列12a,12
bと一体的に構成されている。図1では、このY系デコ
ーダ回路とカラムスイッチとデータラッチ回路とが、1
つの機能ブロック(DLT)で示されている。
【0033】この実施例のフラッシュメモリは、特に制
限されないが、外部のマイクロプロセッサなどのコント
ロール装置から与えられるコマンド(命令)を解釈し当
該コマンドに対応した処理を実行すべくメモリ内部の各
回路に対する制御信号を順次形成して出力する制御回路
(シーケンサ)30を備えており、コマンドが与えられ
るとそれを解読して自動的に対応する処理を実行するよ
うに構成されている。上記制御回路30は、例えばコマ
ンドを実行するのに必要な一連のマイクロ命令群が格納
されたROM(リード・オンリ・メモリ)31を備え、
マイクロ命令が順次実行されてチップ内部の各回路に対
する制御信号を形成するように構成される。さらに、制
御回路30は、内部の状態を反映するステータスレジス
タ32を備えている。
【0034】また、この実施例の多値フラッシュメモリ
には、書込みまたは消去に使用される高電圧を発生する
内部電源回路22や、メモリアレイ10から読み出され
た信号を増幅するメインアンプ回路23a,23b、外
部から入力される書込みデータ信号およびコマンドを取
り込む入力バッファ回路24、メモリアレイから読み出
されたデータ信号および上記ステータスレジスタ32の
内容を外部へ出力するための出力バッファ回路25、外
部から入力されるアドレス信号を取り込むアドレスバッ
ファ回路26、入力されるアドレス信号を取り込んでカ
ウントアップ動作しY系のアドレスを発生するアドレス
カウンタ27等が設けられている。上記入力バッファ回
路24、出力バッファ回路25およびアドレスバッファ
回路26は、切換えスイッチ28を介して共通の入出力
端子I/O0〜I/O7に接続されており、時分割でデ
ータやコマンド、アドレス信号を入出力するように構成
されている。
【0035】上記内部電源回路22は、書込み電圧等の
基準となる電圧を発生する基準電源発生回路や外部から
供給される電源電圧Vccに基づいて書込み電圧、消去電
圧、読出し電圧、ベリファイ電圧等チップ内部で必要と
される電圧を発生する内部電源発生回路、メモリの動作
状態に応じてこれらの電圧の中から所望の電圧を選択し
てメモリアレイ10に供給する電源切り替え回路、これ
らの回路を制御する電源制御回路等からなる。なお、図
1において、41は外部から電源電圧Vccが印加される
電源電圧端子、42は同じく接地電位Vssが印加される
電源電圧端子(グランド端子)である。
【0036】外部のCPU等からこの実施例のフラッシ
ュメモリに入力される制御信号としては、例えばリセッ
ト信号RESやチップ選択信号CE、書込み制御信号W
E、出力制御信号OE、コマンドもしくはデータ入力か
アドレス入力かを示すためのコマンドイネーブル信号C
DE、システムクロックSC等がある。コマンドとアド
レスはコマンドイネーブル信号CDEと書込み制御信号
WEとに従って、入力バッファ回路25とアドレスバッ
ファ回路27にそれぞれ取り込まれ、書込みデータはコ
マンドイネーブル信号CDEがコマンドもしくはデータ
入力を示しているときに、システムクロックSCが入力
されることでこのクロックに同期して入力バッファ回路
25に取り込まれる。さらに、この実施例においては、
メモリ内部の状態を反映するステータスレジスタ32の
所定のビットに応じて、外部からアクセスが可能か否か
を示すレディ/ビジィ信号R/Bを外部端子43へ出力
する出力バッファ29が設けられている。
【0037】図2は、上記メモリアレイ10の概略構成
を示す。メモリアレイ10内には複数のメモリセルMC
はマトリックス状に配置され、同一行のメモリセルのコ
ントロールゲートが接続されたワード線WLと、同一列
のメモリセルのドレインが接続されたビット線BLとは
交差する方向に配設され、各メモリセルのソースは、接
地電位を与える共通ソース線SLに接続されている。ソ
ース線SLにはスイッチSWが設けられており、書込み
時にメモリセルのソースをオープン状態にできるように
されている。
【0038】各ビット線BLの一端にはビット線の電位
を増幅するセンスアンプ機能とデータの保持機能を有す
るセンスラッチ回路11がビット線毎に接続され、各ビ
ット線BLの他端にはデータの保持機能を有するデータ
ラッチ回路12a(12b)がビット線毎に接続されて
いる。このデータラッチ回路12a(12b)は、多値
メモリとして動作するときに選択メモリセルのしきい値
を段階的に変化させるためのデータを保持するのに使用
される。
【0039】また、センスラッチ回路11やデータラッ
チ回路12a(12b)は、対応するビット線と電気的
に接続したり切り離すためのスイッチ素子やビット線を
ディスチャージする手段を備える。センスラッチ回路1
1には、ビット線上のデータの論理を反転するための反
転回路が設けられていても良い。かかるスイッチ素子や
反転回路を備えることにより、4値記憶の場合に、メモ
リセルから読出しレベルを変えて読み出されたデータ同
士をビット線上でワイヤード演算することによりメモリ
アレイ内で2ビットデータへのデータ変換を行なうこと
ができる。
【0040】特に制限されるものでないが、この実施例
のフラッシュメモリは、各メモリセルに2値のデータを
記憶したり、4値のデータを記憶できるように構成され
ている。図3(a),(b)はそれぞれメモリセルに2
値のデータを記憶する場合と、4値のデータを記憶する
場合のしきい値の分布が示されている。2値データを記
憶する場合、記憶データ“1”に対応するメモリセルの
しきい値は例えば4.3V±0.7Vのような範囲に入
るようにベリファイ電圧Vwvh,Vwvlが設定される。ま
た、記憶データ“0”に対応するメモリセルのしきい値
は例えば1.5V±0.7Vのような範囲に入るように
ベリファイ電圧Vevh,Vevlが設定される。そして、読
出し電圧Vrは、中間の2.9Vのようなレベルとされ
る。
【0041】4値データを記憶する場合、記憶データ
“11”に対応するメモリセルのしきい値は例えば4.
8V以上となるように書込みベリファイ電圧VWV4が設
定される。また、記憶データ“10”に対応するメモリ
セルのしきい値は例えば3.6V±0.4V、記憶デー
タ“01”に対応するメモリセルのしきい値は例えば
2.2V±0.4V、記憶データ“00”に対応するメ
モリセルのしきい値は例えば1.0V±0.4Vのよう
な範囲にそれぞれ入るように書込みベリファイ電圧VWE
3,VWV3、VWE2,VWV2、VWE1,VWV1が設定される。
そして、4値の読出し電圧Vr1,Vr2,Vr3はそ
れぞれ1.5V,2.9V,3.8Vのようなレベルと
される。
【0042】特に制限されないが、この実施例のフラッ
シュメモリにおいては、書込み時にワード線WL(コン
トロールゲート)に正の高電圧(例えば+16V)を印
加してFNトンネル現象を利用してメモリセルのフロー
ティングゲートに負の電荷を注入してそのしきい値を高
くする。そのため、ビット線BLには書込みデータに応
じて、しきい値を高くしたいメモリセル(例えばデータ
“1”)が接続されたビット線はプリチャージされな
い、つまり0Vにされる。一方、しきい値を高くしたく
ないメモリセル(例えばデータ“0”)が接続されたビ
ット線BLは5.5Vにプリチャージされる。なお、書
込みの際、各選択メモリセルのソースはフローティング
(オープン)にされる。データ消去時には、ワード線W
L(コントロールゲート)に負の高電圧(例えば−16
V)を印加するとともにビット線BLおよびソース線S
Lに0Vを印加してFNトンネル現象によりメモリセル
のフローティングゲートから負の電荷を引き抜いてその
しきい値を低くするように構成されている。
【0043】表1に本発明の第1の実施例におけるステ
ータスレジスタ32の構成例を示す。
【0044】
【表1】
【0045】この実施例のステータスレジスタ32はビ
ットB7〜ビットB0の8ビットで構成されており、こ
のうちビットB7はチップの内部制御状態を示すビット
(以下、R/Bビットと記す)、ビットB6は再書込み
を行なったか否かを示すビット(以下、リトライチェッ
クビットと称する)、ビットB5は消去結果を示すビッ
ト(以下、消去チェックビットと称する)、ビットB4
は書込み結果を示すビット(以下、書込みチェックビッ
トと称する)、ビットB3〜ビットB0は予備のビット
である。
【0046】具体的には、ビットB7が論理“0”のと
きはチップが動作状態にあり外部からのアクセスが不能
であることを、またビットB7が“1”のときはチップ
内部は待機状態にあって外部からのアクセスが可能であ
ることを表わしている。また、ビットB6が論理“0”
のときは再書込みを行なわなかったことを、ビットB6
が“1”のときは再書込みを行なったことを表わしてい
る。さらに、ビットB5が論理“0”のときは正常に消
去が終了したことを、ビットB5が“1”のときは正常
に消去が終了しなかったことを表わしている。また、ビ
ットB4が論理“0”のときは正常に書込みが終了した
ことを、ビットB4が“1”のときは正常に書込みが終
了しなかったことを表わしている。
【0047】上記ステータスレジスタ32のビットB7
〜B0のうちR/BビットB7の状態は常時バッファ2
9により外部端子43へ出力されるとともに、例えば図
4に示すように、外部から供給されるチップイネーブル
信号/CEとアウトイネーブル信号/OEがロウレベル
にアサートされるとビットB7〜B0のすべての状態が
入出力端子I/O7〜I/O0より出力される。また、
ステータスレジスタ32の各ビットB7〜B0の設定
は、制御回路30によって各制御状況に応じて逐次設定
される。次に、上記ステータスレジスタ32の各ビット
B7〜B0へのビットの具体的な設定手順を、書込みを
例にとって図5を参照しながら説明する。
【0048】図5のフローチャートは、外部のCPUか
らフラッシュメモリに対して書込みコマンドが入力され
ることで開始される。制御回路30は、入力されたコマ
ンドを解読して書込みコマンドであることを認知する
と、書込みアドレスおよび書込みデータの取込み等の準
備処理(ステップS1)を行なった後、図6(a)に示
すように書込み対象のセクタ(以下、選択セクタと称す
る)のメモリセルをすべて一旦消去状態(データ“0
0”に対応した最もしきい値の低い状態)にする(ステ
ップS2)。上記ステータスレジスタ32のR/Bビッ
トB7の論理“0”の設定は、上記ステップS1の書込
み準備処理の中で行なわれる。
【0049】次に、選択セクタ内のすべてのメモリセル
のしきい値Vthが消去ベリファイ電圧VWE1よりも低く
なっているか判定する(ステップS3)。そして、1つ
でもVWE1よりも高いしきい値のメモリセルがあるとき
はステップS18へジャンプして書込みチェックビット
を論理“1”に設定し、さらにステップS20でR/B
ビットB7を論理“1”に設定して書込み処理を終了す
る。
【0050】一方、ステップS3ですべてのメモリセル
のしきい値VthがVWE1よりも低くなっていると判定し
たときは、ステップS4へ移行して弱い書込みを行なっ
てしきい値の下がり過ぎたメモリセルのしきい値を上げ
てやる。次いで、選択セクタ内のすべてのメモリセルの
しきい値Vthが書込みベリファイ電圧VWV1よりも高く
なっているか判定する(ステップS5)。そして、1つ
でもVWV1よりも低いしきい値のメモリセルがあるとき
はステップS18へジャンプして書込みチェックビット
を論理“1”に設定し、さらにステップS20でR/B
ビットB7を論理“1”に設定して書込み処理を終了す
る。
【0051】上記ステップ5ですべてのメモリセルのし
きい値Vthがベリファイ電圧VWV1よりも高くなってい
ると判定するとステップS6へ進み、再度すべてのメモ
リセルのしきい値Vthが消去ベリファイ電圧VWE1より
も低くなっているか判定し1つでもVWV1よりも低いし
きい値のメモリセルがあるときはステップS18へジャ
ンプして書込みチェックビットを論理“1”に設定し、
さらにステップS20でR/BビットB7を論理“1”
に設定して書込み処理を終了する。
【0052】一方、ステップS6ですべてのメモリセル
のしきい値VthがVWE1よりも低くなっていると判定し
たときは、ステップS7へ移行して図6(b)のように
データ“11”を書込むメモリセルすなわちしきい値を
最も高くしたいメモリセルを対象とした書込み(レベル
4の書込みと称する)を行なう。かかる選択的な書込み
はしきい値を上げたいメモリセルが接続されたビット線
は0Vにプリチャージし、しきい値を上げたくないメモ
リセルが接続されたビット線は5.5Vのような電位に
プリチャージしてから選択ワード線に高電圧を印加する
ことで可能である。次いで、選択セクタ内のすべてのメ
モリセルのしきい値Vthが書込みベリファイ電圧VWV4
よりも高くなっているか判定する(ステップS8)。そ
して、1つでもVWV4よりも低いしきい値のメモリセル
があるときはステップS18へジャンプして書込みチェ
ックビットを論理“1”に設定し、さらにステップS2
0でR/BビットB7を論理“1”に設定して書込み処
理を終了する。
【0053】上記ステップS8ですべてのメモリセルの
しきい値VthがVWE4よりも高くなっていると判定した
ときは、ステップS9へ移行して図6(c)のようにデ
ータ“10”を書込むメモリセルすなわちしきい値を2
番目に高くしたいメモリセルを対象とした書込み(レベ
ル3の書込みと称する)を行なう。次いで、選択セクタ
内のすべてのメモリセルのしきい値Vthが書込みベリフ
ァイ電圧VWV3よりも高くなっているか判定する(ステ
ップS10)。そして、1つでもVWV3よりも低いしき
い値のメモリセルがあるときはステップS18へジャン
プして書込みチェックビットを論理“1”に設定し、さ
らにステップS20でR/BビットB7を論理“1”に
設定して書込み処理を終了する。
【0054】上記ステップS10ですべてのメモリセル
のしきい値VthがVWE3よりも高くなっていると判定し
たときは、ステップS11へ移行して図6(d)のよう
にデータ“01”を書込むメモリセルすなわちしきい値
を3番目に高くしたいメモリセルを対象とした書込み
(レベル2の書込みと称する)を行なう。次いで、選択
セクタ内のすべてのメモリセルのしきい値Vthが書込み
ベリファイ電圧VWV2よりも高くなっているか判定する
(ステップS12)。そして、1つでもVWV2よりも低
いしきい値のメモリセルがあるときはステップS18へ
ジャンプして書込みチェックビットを論理“1”に設定
し、ステップS20でR/BビットB7を論理“1”に
設定して書込み処理を終了する。
【0055】上記ステップS12ですべてのメモリセル
のしきい値VthがVWE2よりも高くなっていると判定し
たときは、ステップS13〜S15へ移行して図6
(e)のように、レベル3の書込みを行なったメモリセ
ルのしきい値がベリファイ電圧VWE3よりも低くなって
いるか、レベル2の書込みを行なったメモリセルのしき
い値がベリファイ電圧VWE2よりも低くなっているか、
書込みを行なわなかったメモリセルのしきい値がベリフ
ァイ電圧VWE1よりも低くなっているか、それぞれ判定
する。かかる判定は、データラッチ回路に保持されてい
る書込みデータを利用してビット線をプリチャージして
から読出し動作を行なうことで可能である。
【0056】そして、ステップS13〜S15の判定で
すべてベリファイ電圧を満足しているときはステップS
16へ移行して書込みチェックビットを“0”に設定し
てからステップS20でR/BビットB7を論理“1”
に設定して書込み処理を終了する。一方、ステップS1
3〜S15の判定で1つでもベリファイ電圧を満足して
いないメモリセルがあったときは、ステップS17へジ
ャンプして書込み処理回数が「n」(nは0又は正の整
数で、一般には「1」にされる)以下か否か判定し、
「n」以下のときはステップS2へ戻って上記動作を繰
り返して再書込み処理を行なう。また、再書込みを行な
ってもステップS13〜S15の判定で1つでもベリフ
ァイ電圧を満足していないメモリセルがあったときは、
ステップS17からステップS19へジャンプしてリト
ライチェックビットB6を論理“1”に設定し、さらに
ステップS20でR/BビットB7を論理“1”に設定
して書込み処理を終了する。nを「0」にして再書込み
処理を行なわずにリトライチェックビットB6を論理
“1”に設定するようにしてもよい。
【0057】表2に本発明の第2の実施例におけるステ
ータスレジスタ32の構成例を示す。
【0058】
【表2】
【0059】この実施例のステータスレジスタ32もビ
ットB7〜ビットB0の8ビットで構成されており、こ
のうちビットB7〜B4は第1の実施例(表1)と同様
であり、B7はチップの内部制御状態を示すR/Bビッ
ト、B6は再書込みを行なったか否かを示すリトライチ
ェックビット、B5は消去結果を示す消去チェックビッ
ト、B4は書込み結果を示す書込みチェックビットであ
る。
【0060】第2の実施例では、第1の実施例で予備ビ
ットとされていたビットB3〜B0を、エラー内容を表
わすビットとして用いるようにしている。表3にビット
B7〜B0の設定状態とそれぞれが意味するエラー内容
との関係を示す。
【0061】
【表3】
【0062】上記ビットB3〜B0のうちビットB3
は、それが論理“1”に設定されたときは前述のレベル
4の書込み後のベリファイ(ステップS8)で書込みベ
リファイ電圧VWV4よりも低いしきい値のメモリセルが
残っていたことを意味するチェックビットである。
【0063】一方、ビットB3〜B0のうちB2〜B0
は、それが論理“1”に設定されたときはエラーが発生
したことを表わし、さらにそのときのリトライチェック
ビットB6の状態によって意味するエラー内容が異な
る。具体的には、ビットB6が“0”のときにB2が
“1”であれば、前述の最初の書戻し後のベリファイ
(ステップS5)で書込みベリファイ電圧VWV1よりも
低いしきい値のメモリセルが残っていたエラーであるこ
とを意味し、ビットB6が“1”のときにB2が“1”
であれば、前述のベリファイ(ステップS15)で消去
ベリファイ電圧VWE1よりも高いしきい値のメモリセル
があったと判定した場合のエラーであることを意味す
る。
【0064】また、ビットB6が“0”のときにB1が
“1”であれば、前述のレベル2の書込み(ステップS
11)を行なったメモリセルのしきい値がベリファイ電
圧VWV2よりも低いしきい値のメモリセルが残っていた
エラーであることを意味し、ビットB6が“1”のとき
にB1が“1”であれば、前述のベリファイ(ステップ
S14)で消去ベリファイ電圧VWE2よりも高いしきい
値のメモリセルがあったと判定した場合のエラーである
ことを意味する。
【0065】さらに、ビットB6が“0”のときにB0
が“1”であれば、前述のレベル3の書込み(ステップ
S9)を行なったメモリセルのしきい値がベリファイ電
圧VWV3よりも低いしきい値のメモリセルが残っていた
エラーであることを意味し、ビットB6が“1”のとき
にB0が“1”であれば、前述のベリファイ(ステップ
S13)で消去ベリファイ電圧VWE3よりも高いしきい
値のメモリセルがあったと判定した場合のエラーである
ことを意味する。
【0066】図7には、第2の実施例(表2)のステー
タスレジスタ32を使用した場合における各ビットB7
〜B0へのビットの具体的な設定手順を示す。図7のフ
ローチャートは図5のフローチャートとほとんど同じ流
れである。異なる点は、ビットB3〜B0を設定するス
テップS21〜S27が付加されている点のみである。
【0067】具体的には、図7のフローチャートには、
前述の最初の書戻し後のベリファイ(ステップS5)で
書込みベリファイ電圧VWV1よりも低いしきい値のメモ
リセルが残っていたと判定した場合にビットB0を
“1”に設定するステップS21と、レベル4の書込み
後のベリファイ(ステップS8)で書込みベリファイ電
圧VWV4よりも低いしきい値のメモリセルが残っていた
と判定した場合にビットB3を“1”に設定するステッ
プS22と、レベル3の書込み後のベリファイ(ステッ
プS10)で書込みベリファイ電圧VWV3よりも低いし
きい値のメモリセルが残っていたと判定した場合にビッ
トB2を“1”に設定するステップS23と、レベル2
の書込み後のベリファイ(ステップS12)で書込みベ
リファイ電圧VWV2よりも低いしきい値のメモリセルが
残っていたと判定した場合にビットB1を“1”に設定
するステップS24が設けられている。
【0068】また、図7のフローチャートには、ステッ
プS13のベリファイ動作で消去ベリファイ電圧VWE3
よりも高いしきい値のメモリセルがあったと判定した場
合にビットB2を“1”に設定するステップS25と、
ステップS14のベリファイ動作で消去ベリファイ電圧
VWE2よりも高いしきい値のメモリセルがあったと判定
した場合にビットB1を“1”に設定するステップS2
6と、ステップS15のベリファイ動作で消去ベリファ
イ電圧VWE1よりも高いしきい値のメモリセルがあった
と判定した場合にビットB0を“1”に設定するステッ
プS27も設けられている。
【0069】図8に図1のフラッシュメモリのメモリア
レイに4値ではなく通常の2値のデータを書き込む場合
の手順を、また表4にはその場合におけるステータスレ
ジスタ32の各ビットB7〜B0の意味する内容を示
す。
【0070】
【表4】
【0071】図8のフローチャートと図7のフローチャ
ートとの違いは、図8のフローチャートでは図7のフロ
ーチャートにおけるステップS9〜S14,S23〜S
26が省略されている点と、ステップS8におけるベリ
ファイ電圧VWV4'とステップS15におけるベリファイ
電圧VWE1'が多値の場合の図7のフローチャに比べて緩
くなっている(VWV4<VWV4',VWE1<VWE1')点であ
る。
【0072】図9に本発明の第3の実施例を示す。この
実施例において使用されるステータスレジスタ32の構
成は表2に示されている第2実施例のものと同じである
が、各ビットB7〜B0の意味する内容が第2実施例と
若干異なっている。表5に、この第3実施例におけるビ
ットB7〜B0の設定状態とそれぞれが意味するエラー
内容との関係を示す。
【0073】
【表5】
【0074】第2実施例におけるビットB7〜B0の設
定状態とそれぞれが意味するエラー内容との関係を示す
表3と表5との違いは、第2実施例ではビットB4が論
理“1”のときにのみビットB3〜B0が意味を持つ、
つまりビットB3〜B0のいずれかが論理“1”になっ
ているときは必ずビットB4が論理“1”になっている
のに対し、この第3実施例においてはビットB4の状態
に関わらずビットB3〜B0が意味を持つ、つまりビッ
トB3〜B0のいずれかが論理“1”になっていてもビ
ットB4の状態は不定である点にある。
【0075】上記のような違いは、図7のフローチャー
トではステップS21〜S24でビットB3〜B0にそ
れぞれエラー状態として論理“1”を設定してからステ
ップS18へ移行して書込みチェックビットとしてのビ
ットB4にエラー状態として論理“1”を設定するのに
対し、図9のフローチャートではステップS3の前消去
後のベリファイで消去ベリファイ電圧VWE1以下になっ
ていないメモリセルがあった場合にのみステップS18
へ移行して書込みチェックビットとしてのビットB4に
エラー状態として論理“1”を設定し、ステップS21
〜S24でビットB3〜B0にそれぞれエラー状態とし
て論理“1”を設定したときは書込みチェックビットに
論理“1”を設定するステップS18へ移行しないため
である。
【0076】以上説明したように、本発明を適用したフ
ラッシュメモリは、ステータスレジスタ32に書き込み
エラーのより具体的な内容を表わすビットB3〜B0を
設け、そのビットの状態を外部より知ることができるよ
うに構成されているため、外部のCPU等はビットB3
〜B0の状態を読み込んでそれがエラー状態を示してい
るときは再度書込みコマンドとアドレス、データを与え
て再書込みを行なうことで、従来は不良セクタとして登
録して有効記憶領域から外していたセクタを有効に利用
できるようになる。すなわち、ビットB3〜B0がエラ
ー状態を示すような書込みエラーが発生しても再度書込
みを行なった場合にはエラーを起こすことがなく書込み
を終了できる確率がかなり高いことが経験的に分かって
いるので、本発明を適用することによりそのような疑似
不良セクタを良セクタとして扱うことができ有効記憶容
量を大きくすることができる。また、ビットB3〜B0
のエラー状態はメモリの不良解析を行なう際にも利用す
ることができる。
【0077】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、実
施例においては、消去によりメモリセルのしきい値を下
げ書込みによりメモリセルのしきい値を上げる方式のフ
ラッシュメモリについて説明したが、本発明は消去によ
りメモリセルのしきい値を上げ書込みによりメモリセル
のしきい値を下げる方式のフラッシュメモリに対しても
適用することができる。図10に、その場合における書
込み途中で変化するメモリセルのしきい値分布を時間を
追って示す。このうち(a)は前消去により変化した状
態、(b)は最もしきい値の低くしたいメモリセルに対
する書込み後の状態、(c)は2番目に低いしきい値に
したいメモリセルに対する書込み後の状態、(d)は3
番目に低いしきい値にしたいメモリセルに対する書込み
後の状態、(e)は最後のベリファイ後の理想的なしき
い値分布の状態を示す。図6や図10のように、書込み
に際して消去状態のしきい値から最も離れたしきい値の
メモリセルに対する書込みから順次行なうことによっ
て、ディスターブ不良の発生を少なくすることができ
る。
【0078】また、実施例においては、外部からフラッ
シュメモリに入力される制御信号のうちチップイネーブ
ル信号CEとアウトイネーブル信号OEとの状態によっ
てステータスレジスタ32の内容を入出力端子I/O0
〜I/O7より出力するように構成しているが、他の制
御信号の組合せによって出力させたり、レディー/ビィ
ジー信号R/Bがレディー状態を示すハイレベルのとき
は常時ステータスレジスタ32の内容を入出力端子I/
O0〜I/O7より出力させたり、ステータスレジスタ
32にアドレスを割り付けるとともにデコーダを設け外
部からアドレスを与えることでステータスレジスタの内
容を読み出せるように構成されていても良い。
【0079】また、上記実施例においては、フローティ
ングゲートを有する記憶素子への書込みと消去をそれぞ
れFNトンネル現象を利用して行なうようにしている
が、書込みはドレイン電流を流して発生したホットエレ
クトロンで行ない、消去はFNトンネル現象を利用して
行なうように構成されたフラッシュメモリに対しても適
用することができる。
【0080】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるフラッ
シュメモリに適用した場合について説明したが、この発
明はそれに限定されるものでなく、本発明は、電圧を印
加してしきい値を変化させて情報の記憶を行なう不揮発
性記憶素子を有する半導体メモリに広く利用することが
できる。
【0081】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。
【0082】すなわち、本発明に従うと、電気的に書込
み、消去可能な不揮発性半導体記憶装置において、偶発
的な書込みエラーにより有効な記憶容量が減少するのを
防止できるとともに、書込みエラーなどの不良の解析を
容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用して有効な半導体記憶装置の一例
としてのフラッシュメモリの実施例を示すブロック図で
ある。
【図2】メモリアレイの概略構成を示す回路構成図であ
る。
【図3】メモリセルに2値のデータを記憶する場合と、
4値のデータを記憶する場合のしきい値の分布を示す説
明図である。
【図4】実施例のフラッシュメモリにおけるステータス
レジスタの内容の出力タイミングを示すタイミングチャ
ートである。
【図5】実施例のフラッシュメモリにおける書込み処理
およびステータスレジスタの各ビットの具体的な設定の
手順を示すフローチャートである。
【図6】図5のフローチャートに従った書込み処理にお
けるメモリセルしきい値の変化とベリファイ電圧との関
係を示す説明図である。
【図7】図1のフラッシュメモリにおける書込み処理お
よびステータスレジスタの各ビットの具体的な設定の手
順の第2実施例を示すフローチャートである。
【図8】図1のフラッシュメモリにおいて2値のデータ
を書き込む場合における書込み処理およびステータスレ
ジスタの各ビットの具体的な設定の手順を示すフローチ
ャートである。
【図9】図1のフラッシュメモリにおける書込み処理お
よびステータスレジスタの各ビットの具体的な設定の手
順の第3実施例を示すフローチャートである。
【図10】消去によりメモリセルのしきい値を上げ書込
みによりメモリセルのしきい値を下げる方式のフラッシ
ュメモリにおけるしきい値の変化とベリファイ電圧との
関係を示す説明図である。
【符号の説明】
10 メモリアレイ 11 センスラッチ 12a,12b データラッチ 13a,13b Xデコーダ 21 データ変換回路 22 内部電源回路 23 a,23b メインアンプ回路 24 入力バッファ回路 25 出力バッファ回路 26 アドレスバッファ回路 27 アドレスカウンタ 28 入出力切換えスイッチ 29 R/B信号出力バッファ 30 制御回路

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選択されたメモリセルに所定の電圧を印
    加することでしきい値を変化させしきい値の相違により
    情報を記憶する複数のメモリセルと、チップの内部状態
    を示すステータスレジスタと、を備えた不揮発性半導体
    記憶装置において、 上記ステータスレジスタは、チップの外部からアクセス
    が可能か否かを示す第1のビットと、書込みが正常に終
    了したか否かを示す第2のビットと、再度書込みを実行
    することで正常に書込みが行なえる可能性があるか否か
    を示す第3のビットとを有し、これらのビットの状態は
    チップの外部端子へ出力可能に構成されていることを特
    徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 上記メモリセルへの書込みは、選択され
    たメモリセルのしきい値を一旦消去状態にしてから書込
    み情報に応じて書込み状態に対応したしきい値に変化さ
    せることで行なわれ、上記第3のビットは上記書込み状
    態に対応したしきい値に変化されたメモリセルのしきい
    値が所定の電圧範囲を超えている場合にエラーを示す状
    態に設定されることを特徴とする請求項1に記載の不揮
    発性半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 上記第3のビットは、選択されたメモリ
    セルに対する書込み処理が所定回数以上行なわれても上
    記書込み状態に対応したしきい値に変化されたメモリセ
    ルのしきい値が所定の電圧範囲を超えている場合にエラ
    ーを示す状態に設定されることを特徴とする請求項2に
    記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 上記第2のビットは、選択されたメモリ
    セルのしきい値を一旦消去状態にされた直後に行なわれ
    るベリファイ読み出しにより所定の電圧範囲を超えてい
    た場合にエラーを示す状態に設定されることを特徴とす
    る請求項2、3または4に記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  5. 【請求項5】 上記ステータスレジスタは、上記書込み
    状態に対応したしきい値に変化されたメモリセルのしき
    い値が所定の電圧範囲の上限値または下限値を超えてい
    る否かを示す第4のビットを有することを特徴とする請
    求項1、2、3または4に記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  6. 【請求項6】 上記メモリセルは、しきい値に応じて3
    値以上の情報を記憶するように構成され、上記第4のビ
    ットはそれぞれの値に対応した所定の電圧範囲を超えて
    いるか否かを示す複数のビットからなることを特徴とす
    る請求項5に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 上記ステータスレジスタの内容は、チッ
    プの外部から供給される複数の制御信号が所定の組合せ
    にされたときに、上記外部端子へ出力されるように構成
    されていることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性
    半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 上記ステータスレジスタの第1のビット
    の状態は、チップに設けられた専用の外部端子へ常時出
    力されるように構成されていることを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5、6または7に記載の不揮発性半導
    体記憶装置。
  9. 【請求項9】 上記ステータスレジスタの内容は、チッ
    プの外部から供給される書込み情報の入力と共通化され
    た外部端子へ出力されるように構成されていることを特
    徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7または8に
    記載の不揮発性半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 上記ステータスレジスタの内容は、チ
    ップの外部から供給される書込みアドレスの入力と共通
    化された外部端子へ出力されるように構成されているこ
    とを特徴とする請求項9に記載の不揮発性半導体記憶装
    置。
  11. 【請求項11】 外部から供給されるコマンドコードに
    基づいて内部回路に対する制御信号を形成して上記コマ
    ンドコードに対応する処理を行なう制御回路を備え、上
    記ステータスレジスタは上記制御回路に設けられている
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9または10に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】 選択されたメモリセルに所定の電圧を
    印加することでしきい値を変化させしきい値の相違によ
    り情報を記憶する複数のメモリセルと、チップの内部状
    態を示すステータスレジスタと、を備えた不揮発性不揮
    発性半導体記憶装置において、 上記メモリセルへの書込みは、選択されたメモリセルの
    しきい値を一旦消去状態にしてから書込み情報に応じて
    書込み状態に対応したしきい値に変化させることで行な
    い、 上記消去状態に対応したしきい値に変化させた後に選択
    メモリセルのしきい値が所定の電圧範囲を超えているか
    否か判定し、範囲を超えている場合に上記ステータスレ
    ジスタの第1のビットにエラーを示す状態を設定し、 上記書込み情報に応じて書込み状態に対応したしきい値
    に変化させた後に選択メモリセルのしきい値が所定の電
    圧範囲の上限値(または下限値)を超えているか否か判
    定し、範囲を超えている場合に上記ステータスレジスタ
    の第2のビットにエラーを示す状態を設定し、 上記判定後に選択メモリセルのしきい値が所定の電圧範
    囲の下限値(または上限値)を超えているか否か判定
    し、範囲を超えている場合に上記ステータスレジスタの
    第3のビットにエラーを示す状態を設定し、 選択メモリセルのしきい値が所定の電圧範囲の下限値
    (または上限値)を超えていた場合に再度書込み処理を
    行ない、再書込みによっても選択メモリセルのしきい値
    が所定の電圧範囲の下限値(または上限値)を超えてい
    た場合に上記ステータスレジスタの第4のビットにエラ
    ーを示す状態を設定することを特徴とする不揮発性半導
    体記憶装置における内部状態制御方法。
  13. 【請求項13】 上記ステータスレジスタは、チップの
    外部からアクセスが可能か否かを示す第5のビットを有
    し、 上記書込み処理の開始の際に上記第5のビットをチップ
    の外部からのアクセスを禁止する状態に設定し、上記書
    込み処理および第1〜第4のビットの設定終了後に上記
    第5のビットをチップの外部からのアクセスを許可する
    状態に設定するとともに、上記第5のビットの状態は常
    時専用の外部端子へ出力することを特徴とする請求項1
    2に記載の不揮発性半導体記憶装置における内部状態制
    御方法。
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