JPH05210993A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置

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JPH05210993A
JPH05210993A JP4625192A JP4625192A JPH05210993A JP H05210993 A JPH05210993 A JP H05210993A JP 4625192 A JP4625192 A JP 4625192A JP 4625192 A JP4625192 A JP 4625192A JP H05210993 A JPH05210993 A JP H05210993A
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JP4625192A
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Inventor
Isao Nojiri
勲 野尻
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のブロックを選択し、これを自動消去に
て一括に消去できるフラッシュEEPROMを得る。 【構成】 ビット線単位のメモリセルで構成されたブロ
ック毎のソース線を選択的にデコードするソース線デコ
ーダ42とその出力をラッチするブロックラッチ回路4
3を設けるとともに、ソース線ゲート44によって選択
されたソース線のみ対して、ソース線スイッチ3の高電
圧を選択的に与え、複数の選択されたソース線に対応す
るブロックのメモリセルを同時に消去できるようにし、
且つ、ブロックラッチ回路45によって自動消去中のイ
レーズベリファイ時のアドレス指定を選択消去されたブ
ロックのみに有効となるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、不揮発性半導体記憶
装置に関し、特に、複数のブロックを選択的に消去する
ことができるフラッシュEEPROMに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図9は、ISSCCダイジェスト・オブ
・テクニカルペーパーズ(1990)pp.60-61に示され
た従来のフラッシュEEPROMを示すブロック図であ
り、図において、1はメモリアレイであり、該メモリア
レイ1の周辺にはYゲート2,ソース線スイッチ3,X
デコーダ4及びYデコーダ5が設けられている。更に、
上記メモリアレイ1にはYゲート2を介して書き込み回
路7,センスアンプ8が接続され、これら書き込み回路
7,センスアンプ8は入出力バッファ9に接続されてい
る。上記ロウデコーダ4,コラムデコーダ5にはアドレ
スバッファ6の出力が入力され、アドレスバッファ6に
はアドレス信号A0 〜Ak が入力され、入出力バッファ
9には入出力データ信号I/O0 ないしI/O7 が入出
力される。また、このEEPROMではモード制御回路
10と消去制御回路11が設けられおり、モード制御回
路10には制御信号/EE,/CE,/OE,/PGM
が入力されるようになっている。
【0003】図10は、上記消去制御回路11の構成が
詳細に示された上記フラッシュEEPROMのブロック
図であり、図において、消去制御回路11は、コマンド
信号ラッチ12,シーケンス制御回路13,ベリファイ
電圧発生器14,電圧スイッチ15から構成され、シー
ケンス制御回路13はアドレスカウンター16,消去/
消去ベリファイ制御回路17,デコーダ制御回路18,
消去パルス発生器19から構成されている。
【0004】図11は、図9に示すメモリアレイ1を構
成するメモリセルの断面を示す図であり、メモリセルは
コントロールゲート20,フローティングゲート21の
2層のゲート、並びにドレイン拡散領域22,ソース拡
散領域23から構成されている。断面形状はEPROM
と同一であるが、フローティングゲート21と基板間の
酸化膜の膜厚がEPROMより薄くほぼ100オングス
トローム程度に形成されている。
【0005】図12は、図9に示すメモリセルアレイと
その周辺部を詳細に示す図である。メモリアレイ1は図
11に示したメモリセルが行及び列方向にアレイ状に配
置し、ドレイン22がビット線24(BL1,BL2
…)に、コントロールゲート20がワード線25(WL
1,WL2…)に、ソース線23がソース線28に接続
されている。そして、ワード線25は、Xデコーダ4に
接続され、ビット線24はYデコーダ5の出力(Y1,
Y2…)がゲートに入力されるYゲートトランジスタ2
6で構成されたYゲート2を介してI/O線27に接続
され、I/O線27にはセンスアンプ8,書き込み回路
7が接続され、ソース線28はソース線スイッチ3に接
続されている。
【0006】次に、上記フラッシュEEPROMの動作
について説明する。先ず、書き込み動作について説明す
る。図12において一点鎖線で囲んだメモリセルに書き
込みを行う場合について説明する。先ず、書き込み回路
7が活性化し、I/O線27に高圧Vppが印加される。
次いで、Xデコーダ5によりY1が選択され、Y1のレ
ベルが高圧Vppに昇圧され、Y2,Y3は“L”レベル
に保たれる。そして、Xデコーダ4により、ワード線W
L1が選択され、ワード線WL1のレベルが高圧Vpp
昇圧され、一方ソース線28はソース線スイッチ3によ
って接地される。こうして、メモリセルのドレイン2
2、コントロールゲート20に高圧が印加されるととも
に、ソース23が接地されることによって、ドレイン近
傍のアバランシェ崩壊により生じたホットエレクトロン
がフローティングゲート21に注入され、メモリトラン
ジスタ(メモリセルのコントロールゲートをゲートとす
るトランジスタ)のしいき値が高くなる。この状態を、
情報“0”が書き込まれたものとする。
【0007】次に、消去について説明する。消去は、メ
モリセルのソース23を接続するソース線28にソース
線スイッチ3から高圧Vppを印加し、コントロールゲー
ト20を接地し、ドレイン22をフローティングに保つ
ことによって行われる。フローティングゲート21,ソ
ース23間の酸化膜に強い電界が誘起され、トンネル現
象により電子がフローティングゲート21からソース2
3に引き抜かれてメモリトランジスタのしきい値が低く
なる。即ち、Yデコーダ5、Xデコーダ4の出力すべて
を“L”にすることにより行われる。ソース線が共通で
あるので消去はメモリセルアレイ一括になされる。ここ
で、消去によりメモリセルには情報“1”が記憶された
ものとする。尚、消去動作については更に後で詳述す
る。以下、“H”レベルとは電源電圧5V程度を示し、
“L”レベルは接地電位を示すものとする。
【0008】次に、読み出しについて説明する。図12
に於いて点線で囲んだメモリセルについて読み出しを行
う場合について説明する。Yデコータ5によりY1のレ
ベルが“H”となり他のYデコーダ5の出力(Y2,Y
3…)は“L”に保たれる。Xデコーダ4によりWL1
のレベルが“H”となり他のワード線は“L”レベルに
保たれる。ソース線28はソース線スイッチ3により接
地される。メモリセルが書き込み状態でありメモリトラ
ンジスタのしきい値が高ければ、コントロールゲート2
0に“H”レベルが印加されてもメモリトランジスタは
導通せず、ビット線24からソース線28に電流は流れ
ない。また、メモリセルが消去状態でメモリトランジス
タのしきい値が低ければメモリトランジスタは導通し、
ビット線24からソース線28にメモリセルを介して電
流が流れる。そして、メモリセルを介して電流が流れる
か否かをセンスアンプ8により検出し、メモリセルに記
憶された情報が“1”であるか“0”であるかを判定す
る。
【0009】ところで、EPROMでは消去は紫外線照
射によってなされるため、フローティングゲートが電気
的に中性になると、それ以上にはフローティングゲート
から電子は引き抜かれず、メモリトランジスタのしきい
値は1V程度以下にはならない。一方、トンネル現象を
利用した電子の引き抜きでは、フローティングゲートか
ら電子が過剰に引き抜かれ、フローティングゲートが正
に帯電してしまうということが起こり得る。この現象を
過消去(もしくは過剰消去)と呼ぶ。そして、この過消
去が起こるとメモリトランジスタのしきい値が負になっ
てしまうため、その後の読み出し・書き込みに支障をき
たす。即ち、読み出し時に非選択でワード線のレベルが
“L”であり、メモリトランジスタのコントロールゲー
トに印加されるレベルが“L”であっても該メモリトラ
ンジスタを介してビット線から電流が流れてしまい、同
一ビット線上の読み出しを行おうとするメモリセルが書
き込み状態でしきい値が高くとも“1”を読み出してし
まう。また、書き込み時においても過消去されたメモリ
セルを介してリーク電流が流れるため書き込み特性が劣
化しさらには書き込み不能になってしまう。
【0010】この過消去を防ぐために自動消去機能が設
けられている。これは、短い消去パルスをメモリセルの
ソースに印加し、その後に読み出しを行い、メモリトラ
ンジスタのしきい値が所定の値より低くなったかどうか
をチェックするという動作を全てのメモリセルのしきい
値が所定の値より低くなるまで繰り返すことにより、消
去され易いメモリトランジスタのしいき値が負になるの
を防ごうというものである。このしきい値をチェックす
る読み出し動作を、消去ベリファイ動作と呼ぶ。
【0011】以下、消去動作について詳しく説明する。
図10における消去制御回路11において、コマンド信
号ラッチ12は入力された制御信号をラッチするもの
で、消去動作中システムバスを解放するためのものであ
る。シーケンス制御回路13は消去パルスの発生、消去
ベリファイ動作を制御するためのものである。
【0012】自動消去モードでは、まず、全てのメモリ
セルに書き込みがなされ、しきい値が高くされる。この
動作を行わずに、しきい値が低い状態のメモリセルに消
去パルスを印加すると、過消去されてしまう。アドレス
カウンター16により発生されたアドレス信号がアドレ
スバッファ6に入力される。Xデコーダ4,Yデコーダ
5,書き込み回路7は、消去/消去ベリファイ制御回路
17により制御される。次に、消去/消去ベリファイ動
作が開始される。全てのメモリセルのソースに高圧を印
加し、全てのワード線を接地することによりチップ消去
が行われる。10msの消去パルスの印加の後、消去ベリ
ファイが行われる。シーケンス制御回路13はアドレス
カウンター16により発生されたアドレス信号により選
択されたメモリセルの読み出しを順次行ってゆく。消去
ベリファイは、しきい値の高いメモリセルが発見される
まで継続され、もし、しきい値の高いメモリセルが残っ
ていたならばベリファイ動作は中止され、消去動作が繰
り返される。この、消去/消去ベリファイ動作は全ての
メモリセルのしきい値が低くなったと判定されるまで繰
り返される。最後に、ステータス信号が“H”となり、
全ての消去動作が終了する。
【0013】上記消去ベリファイ動作は読み出し時の動
作マージンを確保するために低い電源電圧条件で行わな
ければならない。これは、選択されたワード線すなわち
メモリトランジスタのコントロールゲートには電源電
圧、もしくは、電源電圧からnチャネルトランジスタの
しきい値分低い電圧が印加されるため、電源電圧が5V
の時にメモリトランジスタが導通し、しきい値が低いと
判定されても、低い電源電圧の時導通しない可能性があ
るためである。また、導通したとしても流れる電流が少
なく読み出しアクセスの遅延を引き起こす可能性がある
からである。このために、ベリファイ電圧発生器14が
設けられている。ベリファイ電圧発生器14は3.4V
を電圧スイッチ15を介してXデコーダ4,センスアン
プ8に供給する。すなわち、電源電圧3.4Vでの読み
出しを可能とするためである。電圧スイッチ15は電源
電圧の5V、書き込み時に用いられる高圧13V、さら
にベリファイ電圧3.4Vを切り替える回路であり、X
デコーダ4,Yデコーダ5には13V/5V/3.4V
を供給し、センスアンプには5Vもしくは3.4Vを供
給する。13Vは外部から供給される12Vをチャージ
ポンプ回路で昇圧することにより発生される。これは書
き込み効率を上げるためである。
【0014】図13は、上記ソース線スイッチ3の具体
的な回路図を示しており、消去・書き込みを繰り返すと
トンネル電流によりフローティングゲート・基板間の酸
化膜が劣化するため、書換え回数が制限されてしまう。
このため、トンネル電流による劣化を最小限にするため
には酸化膜に印加される電界のピーク値を低くしなけれ
ばならず、図に示すように、このソース線スイッチ3で
はpチャネルトランジスタMP2のチャネル幅を短く設
定し、ソース線に印加される消去パルスの立ち上がりを
なまらせることが行われている。
【0015】図14は従来のフラッシュEEPROMの
図6で示さなかった他の周辺回路部を示すブロック図で
あり、図において、32はコマンドレジスタ、33はコ
マンドデコーダであり、これらコマンドレジスタ32,
コマンドデコーダ33は、外部から入力されたデータに
基づいて動作モードの設定を行うためのものである。
【0016】次に、図15、図16、図17及び図14
を参照して上記ベリファイ動作を含んだ書き込み、消去
動作について説明する。ここで、図15は書き込み及び
消去動作プログラムのフローチャートであり、 図15
(a) は消去プログラムを示し、図15(b) は書き込みプ
ログラムを示している。また図16、図17は図15に
示すフローチャートのタイミング波形図である。
【0017】書き込み,消去のモード設定は入力データ
の組合せで行われる、つまり、書き込みイネーブル信号
WEの立ち上がりのデータによってモード設定が行われ
る。
【0018】まず、図15(b) 及び図16を参照して書
き込みの場合について説明する。初めに、Vcc,Vp
pがステップ(図中では、Sと略称している)S1にお
いて立上げられ、続いてステップS2において書込みイ
ネーブル信号WEが立下げられる。そして、この書込み
イネーブル信号WEの立上がりのタイミングで入力デー
タ40H がコマンドレジスタ12にラッチされる。その
後、入力データがコマンドデコーダ33によってデコー
ドされ、動作モードがプログラムモードになる。ステッ
プS3において、書込みイネーブル信号WEが再度立下
げられ、アドレスレジスタ6に外部からの入力アドレス
がラッチされ、書込みイネーブル信号WEの立上がりで
データが書込み回路にラッチされる。次に、プログラム
電圧発生回路30からプログラムパルスが発生され、X
デコーダ4およびYデコーダ5に印加される。このよう
にして、前述のごとくプログラムが行われる。書込みイ
ネーブル信号WEが立下げられ、入力データ(COH
が入力されてコマンドレジスタ32にラッチされる。続
いて、書込みイネーブル信号WEの立上がりとともに、
動作モードがプログラムベリファイモードとなる(S
6)。このとき、ベリファイ電圧発生回路31によって
チップ内でプログラムベリファイ電圧が(〜6.5V)
が発生し、このプログラム電圧がXデコーダ4とYデコ
ーダ5とに与えられる。これによって、メモリセルアレ
イ1のコントロールゲートに与えられる電圧が通常の読
出し時(〜5V)より高くなり、不十分なしきい値シフ
トを示すものはオンしやすくなり、書込み不良を発見で
きるようになる。ステップS7で読出しを行って、書込
みデータのチェックを行なう。ステップS8において書
込み不良であることが判別されれば、さらにステップS
2〜S7の処理を行って書込みを行なう。書込みがなさ
れていれば、ステップS9において読出しモードにセッ
トし、プログラムを終了する。
【0019】次に、図15(a) 及び図17を参照して、
消去動作について説明する。まず、ステップS10にお
いて、Vcc,Vppが立上げられ、続いて前述の書込
みフロー処理に従って、ステップS11で全ビットに
“0”の書込みが行なわれる。これは消去されたメモリ
セルをさらに消去すると、メモリセルアレイ1が過消去
されるためである。次に、書込みイネーブル信号WEを
立下げて消去コマンドを入力する。すなわち、ステップ
S12において、(20H )を入力する。続いて、ステ
ップS13において、消去確認のコマンド入力が行わ
れ、書込みイネーブル信号WEの立上がりとともに内部
で消去パルスが発生される。すなわち、ソース線のスイ
ッチ3を介してメモリセルアレイ1のソースにVppが
与えられる。その後、書込みイネーブルに信号/WEの
立下がりまでソース線28にVppが印加される。同時
に、その立下がりでアドレスもアドレスレジスタ6にラ
ッチされる。ステップS15において書込みイネーブル
信号/WEの立上がりで消去ベリファイコマンド(AO
H )が入力され、消去ベリファイモードに設定される。
消去ベリファイモードでは、ベリファイ電圧発生回路1
1によって消去ベリファイ電圧(〜3.2V)がXデコ
ーダ4とYゲート2とに与えられる。このため、メモリ
セルアレイ1のコントロールゲートに与えられる電圧が
通常の読出し時(5V)より低くなり、消去不十分なメ
モリセルはオンしにくくなる。このようにして、消去の
確認をより確実に行なえるようにしている。ステップS
16において読出しを行ない、実際に消去の確認が行わ
れる。そして、ステップS17において消去不十分であ
ることが判別されれば、さらに消去を繰り返し、消去が
十分であれば、ステップS18においてアドレスをイン
クリメントし、次のアドレスの消去データのベリファイ
が行なわれる。ステップS19においてベリファイした
アドレスが最終であることが判別されると、ステップS
20において動作モードを読出しモードに設定して一連
の動作を終了する。
【0020】一方、図18は、1990 Symposium on VLSI
Circuits pp.103-104に示されたセクタ消去機能を備え
た4Mbit5V単一電源セクタ消去フラッシュEEP
ROMのロジック構成を示す図であり、メモリアレイ1
の周辺にXデコーダ4,Yデコーダ5,センスアンプ
8,入出力バッファ9及びビット線ラッチ回路35がそ
れぞれ設けられ、Xデコーダ4,Yデコーダ5にアドレ
スバッファ36の出力が入力されるようになっている。
4Mbitのメモリアレイ1は64個のセグメントから
構成され、各セグメントは32本のワード線(XWφ〜
XW31)から構成されており、各ワード線はXデコー
ダ4の出力に対応している。従って、一つのXデコーダ
の出力は1セグメイントあたり(4M/64)/32=
2Kbit(=256byte)を制御しており、チッ
プ全体では256×64=16Kbyteを制御してい
る。ここで、Xデコーダ4の一出力で制御できるメモリ
セルの単位(16Kbyte)をセクタと呼ぶ。
【0021】前述の図9に示すフラッシュEEPROM
はチップ一括消去型であるが、このセクタ消去機能を備
えた消去フラッシュEEPROMでは、セクタ単位の消
去を行うことができる。そして、上記ビット線ラッチ3
5はページ書込みの際のデータを一時保持するところ
で、1サイクルで最大256byteの書込みを可能と
している。また、センスアンプ8はデータ読出し時にお
いて選択されたセルに電流が流れるか否かを検出して書
き込まれた内容を判定し、また、入出力バッファ9とメ
モリセルアレイ1はセンスアンプ8を介してから信号が
入出力され、入出力バッファ9には外部の入出力データ
信号I/Oφ〜I/O7が直接入出力されるようになっ
ている。
【0022】図19は、図18に示すメモリセルアレイ
1中の一つのセグメントにおけるメモリセルの配列を示
した図であり、図において、37はローカルビット線、
38はローカルソース線、39はn−chMOSFE
T、40はグローバルビット線、41はコモンソース線
であり、各メモリセルはn+ 拡散埋め込み層で形成され
たローカルビット線37とローカルソース線38との間
に形成され、図示しないセグメントセレクトデコーダの
出力を受けたn−chMOSFET39により、選択さ
れたセグメントのローカルビット線37が金属配線のグ
ローバルビット線40と接続され、ローカルソース線3
8がコモンソース線41に接続されるようになってい
る。
【0023】消去は−11V(Vee)の負電位を選択
されたワード線に印加することで行われる。例えば、図
中点線で囲まれたメモリセルを含むセクタ消去時は、ワ
ード線XW1を選択して電位を印加し、チップ全体のセ
ルの消去時は、全てのワード線(XWφ〜XW31)に
電位を印加することで行われる。セクタ消去時、非選択
のワード線(XWφ、XW2〜XW31)にはVccが
印加され、また、消去モードでは全てのソースにはVc
cが印加され、ドレインはフローティング状態におかれ
る。ここで、SegSel(セグメント・セレクト)=
Vss,CSSel(コモンソース・セレクト)=Vc
cとされている。そして、選択されたセクタ又はチップ
全体のメモリセルのコントロールゲートとソースとの間
に16Vの高電位差が発生し、フローティングゲートか
ら電子が引き抜かれて消去が行われる。セクタ消去時、
非選択のワード線(XWφ,XW2〜XW31)上のメ
モリセルでは、コントロールゲートとソース間の電位差
は0Vであり、電子の注入、引き抜きは起こらない。
【0024】尚、ブロック消去とセクタ消去は明確な定
義の差はなく、一般的に一括消去に対し、分割して消去
する時のメモリセルの単位が大きいものをブロック消
去、小さいものをセクタ消去と呼んでおり、以下、簡単
のためにブロック消去に統一して説明する。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来よ
りチップ全体のメモリセルを消去する一括消去とともに
選択したブロックのみを消去できるようにしたブロック
消去機能を備えたフラッシュEEPROMが提案されて
いる。しかしながら、上記従来のブロック消去機能を備
えたフラッシュEEPROMでは、複数のブロックを消
去したい場合、1ブロック毎に消去動作を繰り返さなけ
ればならず、消去時間が長くかかり、しかも、その都
度、CPUから消去制御信号を与えなければならないた
め、CPUにかかる負担が大きくなるという問題点があ
った。
【0026】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、複数のブロックを選択してこ
れらを一括的に自動消去することができ、しかもこれを
自動消去にて行うことができるフラッシュEEPROM
を得ることを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるフラッ
シュEEPROMは、外部アドレスにより複数のブロッ
クを選択して、これら選択されたブロックを記憶できる
ようにするとともに、この記憶された複数のブロックに
対して自動消去機能を適用できるようにしたものであ
る。
【0028】
【作用】この発明においては、外部アドレスによって選
択された複数のブロックを一括的に自動消去にて消去す
ることができるため、消去時間を短縮でき、CPUの負
担を低減することができる。
【0029】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は、この発明の一実施例によるフラッシュE
EPROMの概略構成を示すブロック図であり、図にお
いて、図11と同一符号は同一または相当する部分を示
し、42はソース線デコーダで、ブロック消去時、外部
より入力されたアドレスによって、消去するブロックの
共通のソース線を選択するためのものであり、43はブ
ロックラッチ回路で、複数のブロックを選択する時その
選択された状態を保持するためのものであり、44はソ
ース線ゲートで、ソース線スイッチ3により発生した高
電圧を所望のソース線へ接続するためのものであり、4
5はコラムラッチ回路で、自動消去中のイレーズベリフ
ァイ時に選択消去したブロックのみアドレス指定を行な
うためのものである。
【0030】図2は、上記メモリアレイとその周辺部の
回路構成を詳細に示した図であり、図において、メモリ
セルアレイは複数のメモリトランジスタを有する複数の
ブロック(1〜5)から構成されており、コラムラッチ
回路45とメモリトランジスタのビット線(BL1〜B
L5)とがYゲート2を介して接続し、Xデコーダから
延びるワード線(WL1〜WL3)が複数のブロック間
の同一行のメモリトランジタの各ゲートに接続され、各
ブロックを構成するメモリトランジスタのソースは各ブ
ロック毎に共通のソース線で接続され、各ブロック毎の
メモリセルのソースを繋ぐ複数のソース線(SL1〜S
L5)は各ソース線毎にソース線ゲート44を構成する
各CMOSトランスファゲート56l,56m,56
n,56o,56pを介してソース線スイッチ3に接続
され、各CMOSトランスファゲート56l,56m,
56n,56o,56pを構成する2つのN−chTr
のゲートはブロックラッチ回路43にそれぞれ接続され
ている。
【0031】図3は図1におけるブロックラッチ回路4
3とその周辺部をより具体的に示した図であり、ソース
線デコーダ42からの出力はCMOSトランスファゲー
ト46を通して2入力NOR回路47の一端に入力され
る。al信号はWE信号の立ち下がり時に“H”にな
り、この時、CMOSトランスファゲート46が開き、
外部アドレス信号が内部に取り込まれる。2入力NOR
回路47および48はラッチ回路を構成しており、一度
ソース線デコーダ42より“H”信号をラッチすると、
2入力NOR回路48の一方の入力信号であるリセット
信号が“H”になるまでこの状態を保持し、複数のブロ
ック選択を可能とする。このリセット信号は自動消去が
終了時に発生する信号であり、2入力NOR回路48の
出力は、さらに2入力NAND回路49の一方の入力端
へ与えられる。2入力NAND回路49の他方の入力端
子へはイレーズ信号が与えられる。2入力NAND回路
49の出力はインバータ50の入力端へ与えられ、イン
バータ50の出力は2入力NOR回路51へ与えられ
る。2入力NOR回路51の他方の入力端へはイレーズ
信号をインバータ57によって反転した信号が与えられ
る。2入力NOR回路51の出力はインバータ53の入
力端へ与えられ、インバータ53の出力は高圧カット用
N−chTr54のソースへ与えられる。N−chTr
54のドレインは、一方がソース線ゲート44を構成す
るCMOSトランスファゲート56のN−chTrのゲ
ート(/a点)と接続され、他方が電源変換回路55内
のインバータ入力端と接続され、電源変換回路55の出
力(a点)はソース線ゲート44を構成するCMOSト
ランシファゲートのP−chTrのゲートへ与えられ
る。55aはVpp/Vcc電源で、イレーズ及びプロ
グラム時にVppレベルを供給し、イレーズベリファイ
及びリード時にVccレベルを供給する。ソース線スイ
ッチ3は、イレーズ時にVppレベルを、イレーズベリ
ファイプログラム及びリード時にGNDレベルを供給す
る。こうして選択されたブロック(NOR回路48の出
力が“H”)に対し、イレーズ信号が“H”になると、
CMOSトランスファゲート56のa点がGNDレベ
ル,/a点がVppレベルになり、ソース線3の出力V
ppレベルをメモリソース線へ伝える。イレーズベリフ
ァイ及びプログラム時にはイレーズ信号が“L”のた
め、a点がGNDレベル、/a点がVccレベル(Vp
p/Vcc電源がVccレベルにあるため)になり、ソ
ース線スイッチ3の出力GNDレベルをメモリソース線
へ伝える。一方、非選択ブロックでは、ソース線デコー
タ42の出力は“L”のため、イレーズ時、a点はVp
pレベル、/a点はGNDレベルとなり、ソース線スイ
ッチ3の出力のVppレベルをメモリソース線へ伝えな
い。イレーズが終了すると、a点はGNDレベル、/a
点はVccレベルとなり、ソース線スイッチ3の出力G
NDレベルをメモリソース線へ伝え、一括消去の場合
は、ソース線デコーダ42の出力は全て“H”,アドレ
スラッチ信号であるal信号及び/al信号はそれぞれ
“H”及び“L”となり、全ブロックを選択した状態で
消去が行われる。
【0032】一方、図4は、図1におけるコラムラッチ
回路45とその周辺をより具体的に示した図である。図
において、アドレスカウンタ16はイレーズベリファイ
時に活性化される。そして、CMOSトランスファゲー
ト60を介してNAND回路61に入力されたYデコー
ダ5の出力は、NAND回路62を介して、NAND回
路63の一方の入力端へ与えられ、NAND回路63の
他方の入力端へアドレスカウンタ16の出力がYデコー
ダ5を介して与えられる。そして、NAND回路63の
出力はインバータ64を経てYゲート2を構成するN−
chTr65のゲートに与えられる。こうしてアドレス
カウンタ16より発生したアドレスは指定したブロック
のみに有効となり、N−chTr65をONにして読み
出しが行なわれる。また、指定以外のブロックではN−
chTr65がOFFのままで選択されない。また、2
入力NOR回路62の出力は2入力NOR回路67の一
方の入力端にも与えられる。NOR回路67の他方の入
力端へは、イレーズベリファイ信号がインバータ回路6
6を通して与えられ、NOR回路67の出力はN−ch
Tr68のゲートへ与えられる。これは指定した以外の
ブロックを読みにいった場合、N−chTr68をON
させ、ビット線を接地することによりセンスアンプへ
“L”レベルの信号を与えるためのものである。また2
入力NAND回路63の一方の入力端であるYデコーダ
5は、イレーズ時“L”を出力し、また、2入力NAN
D回路13の一方の入力端であるYデコーダ2は全てO
FFし、ビット線はオープンになる。
【0033】図8はこのフラッシュEPROMにおける
消去アルゴリズムを示すフローチャートであり、このフ
ラッシュEPROMでは、消去の速い先頭ビットがデプ
レーションとならない範囲の比較的短い消去パルスを印
加し、先頭アドレスでのベリファイを行う。これを、ベ
リファイOKとなるまで繰り返し(ベリファイフェイル
なら再度消去パルスを印加する)、OKになれば次のア
ドレスに移る。このように、ベリファイOKならば次の
アドレスに移り、ベリファイフェイルなら再度消去パル
スを印加する動作を、全ビットのベリファイがOKにな
るまで繰り返す。このような消去アルゴリズムでは、消
去の遅いビットへの最適制御を行うことができるととも
に、トータル消去パルス幅も最小化されることから、過
消去が起こりくくなる。
【0034】図6は、このフラッシュEPROMにおけ
る消去シーケンスの1例を示すタイミングチャートであ
り、ステップS21で第1のブロックを選択し、ブロッ
ク消去コマンド入力する。さらにステップ22で第2の
ブロックを選択し、ブロック消去コマンド入力する。消
去したいブロックがさらにある場合、このステップを繰
り返す、ある時間以内にこのステップが入力されない場
合には、目動消去モードに入り、ready/busy
信号の出力は“L”となる。消去終了後、ready/
busy信号はHigh−Z状態になり全ての消去動作
が終了する。
【0035】以下、消去ブロック選択後の消去シーケン
スについて詳しく説明する。先ず、選択された複数のブ
ロックの全バイトに“0”を書き込む。選択された複数
のブロックではNAND回路62の出力は“H”にな
り、非選択ブロックではNAND回路61の入力が
“L”なので、ラッチ回路が反転してNAND回路62
の出力は“L”となる。また、アドレスカウンタ16が
動作し、アドレスが内部的にカウントアップする。NA
ND63の他方の入力であるYデコーダ5の出力のう
ち、アドレスカウンタ16により1本だけ“H”が選ば
れる(b点)。こうして選ばれたブロック,そして、ア
ドレスカウンタ16により選択されYゲート2のうちの
1個のN−chTr65がONし(N−chTr65の
ゲートが“H”になり)、そのビット線に高圧が印加さ
れる。一方、非選択ブロックではC点が“L”レベルな
ので、YゲートがどれもONせず、プログラムされな
い。また、ワード線の選択も、図示しないアドレスカウ
ンタ(ワード線選択用)の出力がXデコーダに入力さ
れ、一本のワード線が選択される。この時、図3におい
て、ソース線スイッチ3の出力がGNDレベル、また、
イレーズ信号が“L”なので、/a点が“H”レベルに
なり、ソース線にソース線スイッチ3の出力が伝わりG
NDレベルになる。
【0036】消去は以下のようにして行われる。選択さ
れたブロックでは、NAND49の入力のうち、2入力
NOR回路47及び48で構成されるラッチ回路の出力
が“H”となっている。ここでイレーズ信号が“H”に
なると、NAND回路49の出力が“L”となり、a点
がGNDレベルとなる。この時、ソース線スイッチ3の
出力は、高圧(VPP)レベルであるので、ソース線にこ
の電位が伝わり、消去が行われる。非選択ブロックで
は、2入力NOR回路47及び48で構成されるラッチ
回路の出力が“L”レベルなので、a点が高圧(VPP
レベル、/a点がGNDレベルとなり、ソース線スイッ
チ3の出力がソース線へ伝わらない。また、消去時は全
てのYゲートがOFFとなるよう、Yデコーダ5の出力
点bは全て“L”が出力される。
【0037】消去ベリファイは以下のようにして行われ
る。プログラム時と同様に、アドレスカウンタ16によ
りアドレスが内部的にカウントアップし、b点が“H”
になる。選択されたブロックでは、c点が“H”になっ
ているので、Yゲート2のN−chTr65のONし、
ビット線情報をセンスアンプへ伝え、消去されたか否か
を読み出す。一方、非選択ブロックでは、c点は“L”
さらにイレーズベリファイ信号は“H”なので、NOR
回路67の出力が“H”となって、ビット線をGNDレ
ベルにする。こうして、非選択ブロックを読み出そうと
した場合、見かけ上、消去されているとみなされる。ま
た、ソース線はプログラム時と同様にGNDレベルにな
る。消去ベリファイ中の、消えていないビットがある
と、ベリファイを中止して前述した消去を開始する。そ
して、この追加消去を行った後、全アドレスを消去ベリ
ファイしてパスすると、リセット信号が出力されて自動
消去が終了し、ブロックラッチ回路43もリセットされ
る。
【0038】このような本実施例のフラッシュEEPR
OMでは、外部より入力されたアドレスに基づいてソー
ス線デコーダ42が消去するブロックの選択信号を出力
し、ブロックラッチ回路43がこの選択信号を自動消去
の終了時に発生するリセット信号が該回路に入力される
まで保持し、この状態において、イレーズ信号が“H”
になると、選択されたブロックのソース線のみに対し、
ソース線ゲート44を介してソース線スイッチ3の出力
Vppレベルが伝えられるため、消去すベき複数のブロ
ックを一括して消去することができ、更に、コラムラッ
チ回路45により、アドレスカウンタ16より発生した
アドレスが上記選択消去されたブロックのみに対して有
効となるため、選択消去したブロックのみに対して消去
ベリファイを行うことができ、上述した複数のブロック
の消去動作を自動消去にて行うことができ、その結果、
消去時間を短縮することができるとともに、CPUの負
荷を軽減することができる。
【0039】図7は、本発明の第2の実施例によるフラ
ッシュEEPROMのメモリアレイとその周辺部の回路
構成を詳細に示した図であり、上記実施例では、1つの
ビット線につながるメモリセルアレイが1ブロックであ
るが、この実施例は、2つのビット線につながるメモリ
セルアレイを1ブロックとした場合であり、この場合、
コラムラッチ回路45はラッチ回路52の出力をデコー
ドする必要があり、図5に示すようになる。このコラム
ラッチ回路は図4で示した回路に、NAND回路62の
出力をアドレスカウンタの出力とともに受けるNAND
回路70,72、これらNAND回路70,72の出力
を受けるインバータ71,73、インバータ66によっ
て反転したイレーズベリファイ信号と上記インバータ7
1の出力を受けるNOR回路74、このNOR回路74
の出力をセンスアンプへ伝えるN−chトランジスタ7
5を設け、更に、Yデコーダ5を経たアドレスカウンタ
16の出力と上記インバータ71の出力を受けるNAN
D回路76、NAND回路76の出力を受けるインバー
タ78、このインバータ78の出力をセンスアンプへ伝
えるN−chトランジスタ77を設けたものである。
尚、このフラッシュEEPROMの図示しない部分は上
記実施例のフラッシュEEPROMと基本的に同じ構成
である。
【0040】そして、このような本実施例のフラッシュ
EEPROMにおいても、上記実施例と同様に、外部よ
り入力されたアドレスに基づいてソース線デコーダが消
去するブロックの選択信号を出力すると、選択された消
去すべきブロックのソース線のみに対し、ソース線ゲー
トを介してソース線スイッチ3の出力Vppレベルが伝
えられて消去がなされるとともに、上記コラムラッチ回
路45によって、アドレスカウンタ16から発生したア
ドレスが上記選択消去されたブロックのみに対して有効
となって、選択消去したブロックのみに対して消去ベリ
ファイを行うことができ、上述した複数のブロックの消
去動作を自動消去にて行うことができるため、消去時間
を短縮でき、CPUの負荷を軽減することができる。
【0041】尚、上記実施例における非選択ブロックを
読み出す時のために設けられたインバータ66,NOR
回路67,N−chTr68は、ブロックの数だけセン
スアンプをもつ構成とした場合は無くてもよく、この場
合は、非選択ブロックを読み出す時、その非選択ブロッ
クに接続されたセンスアンプを非活性化させ、センスア
ンプ出力をFFH、即ち、消去時のデータになるように
すればよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように、この発明にかかるフラッ
シュEEPROMによれば、外部アドレスにより複数の
ブロックを選択し、これら選択された複数のブロックを
記憶できるようにするとともに、この記憶された複数の
ブロックに対して自動消去機能を適用できるようにした
ので、外部アドレスによって選択された複数のブロック
を一括して自動消去にて消去することがで、その結果、
消去時間を短縮でき、CPUの負担を低減することがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるフラッシュEEPR
OMの概略ブロック図である。
【図2】図1に示すメモリセルアレイとその周辺部とを
詳細に示した回路図である。
【図3】図1に示す示すブロックラッチ回路とその周辺
部とを詳細に示した回路図である。
【図4】図1に示すコラムラッチ回路とその周辺とを詳
細に示した図である。
【図5】この発明の第2の実施例によるフラッシュEE
PROMのコラムラッチ回路とその周辺とを詳細に示し
た図である。
【図6】この発明のフラッシュEEPROMにおける消
去シーケンスの1例を示すタイミングチャートである。
【図7】この発明の第2の実施例によるフラッシュEE
PROMのメモリセルアレイとその周辺部とを詳細に示
した回路図である。
【図8】この発明のフラッシュEEPROMにおける消
去アルゴリズムを示すフローチャートである。
【図9】従来のフラッシュEEPROMの概略ブロック
図である。
【図10】図9に示すフラッシュEEPROMの消去制
御回路を詳細に示したブロック図である。
【図11】図9に示すメモリセルアレイを構成するメモ
リセルの断面図である。
【図12】図9に示すメモリセルアレイとその周辺部と
を詳細に示した回路図である。
【図13】図9に示すソース線スイッチを詳細に示す回
路図である。
【図14】図9に示すフラッシュEEPROMの周辺部
を示すブロック図である。
【図15】図9に示すフラッシュEEPROMの動作を
示すフローチャートであり、図15(a) は、消去のフロ
ーチャートであり、図15(b) は、書き込みのフローチ
ャートである。
【図16】図9に示すフラッシュEEPROMの動作示
すタイミングチャートである。
【図17】図9に示すフラッシュEEPROMの動作示
すタイミングチャートである。
【図18】従来のブロック消去機能を備えたフラッシュ
EEPROMの概略ブロック図である。
【図19】図18に示すメモリセルアレイとその周辺部
とを詳細に示した回路図である。
【符号の説明】
1 メモリセルアレイ 2 Yゲート 3 ソース線スイッチ 4 Xデコーダ 5 Yデコーダ 6 アドレスレジスタ 7 書き込み回路 8 センスアンプ 9 入出力バッファ 10 モード制御回路 11 消去制御回路 12 コマンド信号ラッチ 13 シーケンス制御回路 14 ベリファイ電圧発生器 15 電圧スイッチ 16 アドレスカウンタ 17 消去/消去ベリファイ制御回路 19 消去パルス発生器 20 コントロールゲート 21 フローティングゲート 22 ドレイン 23 ソース 24 ビット線 25 ワード線 26 Yゲートトランジスタ 27 I/O線 28 ソース線 30 プログラム電圧発生回路 31 ベリファイ電圧発生回路 32 コマンドレジスタ 33 コマンドデコーダ 34 制御回路 35 ビット線ラッチ 36 アドレスバッファ 37 ローカルビット線 38 ローカルソース線 39 n−chMOSFET 40 グローバルビット線 41 コモンソース線 42 ソース線デコーダ 43 ブロックラッチ回路 45 コラムラッチ回路 46,56,60, CMOSトランスファゲート 47,48,51,67,74 NOR回路 49,61,62,63,70,72,76 NAND
回路 50,53,57,64,66,69,71,73,7
8 インバータ 54,65,68,75,77 N−chトランジスタ 55 電源変換回路 55a Vpp/Vcc電源
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年5月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】次に、上記フラッシュEEPROMの動作
について説明する。先ず、書き込み動作について説明す
る。図12において一点鎖線で囲んだメモリセルに書き
込みを行う場合について説明する。先ず、書き込み回路
7が活性化し、I/O線27に高圧Vppが印加される。
次いで、デコーダ5によりY1が選択され、Y1のレ
ベルが高圧Vppに昇圧され、Y2,Y3は“L”レベル
に保たれる。そして、Xデコーダ4により、ワード線W
L1が選択され、ワード線WL1のレベルが高圧Vpp
昇圧され、一方ソース線28はソース線スイッチ3によ
って接地される。こうして、メモリセルのドレイン2
2、コントロールゲート20に高圧が印加されるととも
に、ソース23が接地されることによって、ドレイン近
傍のアバランシェ崩壊により生じたホットエレクトロン
がフローティングゲート21に注入され、メモリトラン
ジスタ(メモリセルのコントロールゲートをゲートとす
るトランジスタ)のしいき値が高くなる。この状態を、
情報“0”が書き込まれたものとする。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】図14は従来のフラッシュEEPROMの
で示さなかった他の周辺回路部を示すブロック図で
あり、図において、32はコマンドレジスタ、33はコ
マンドデコーダであり、これらコマンドレジスタ32,
コマンドデコーダ33は、外部から入力されたデータに
基づいて動作モードの設定を行うためのものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】書き込み,消去のモード設定は入力データ
の組合せで行われる、つまり、書き込みイネーブル信号
WEの立ち上がりのデータによってモード設定が行わ
れる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】まず、図15(b) 及び図16を参照して書
き込みの場合について説明する。初めに、Vcc,Vp
pがステップ(図中では、Sと略称している)S1にお
いて立上げられ、続いてステップS2において書込みイ
ネーブル信号WEが立下げられる。そして、この書込
みイネーブル信号WEの立上がりのタイミングで入力
データ40H がコマンドレジスタ12にラッチされる。
その後、入力データがコマンドデコーダ33によってデ
コードされ、動作モードがプログラムモードになる。ス
テップS3において、書込みイネーブル信号WEが再
度立下げられ、アドレスレジスタ6に外部からの入力ア
ドレスがラッチされ、書込みイネーブル信号WEの立
上がりでデータが書込み回路にラッチされる。次に、プ
ログラム電圧発生回路30からプログラムパルスが発生
され、Xデコーダ4およびYデコーダ5に印加される。
このようにして、前述のごとくプログラムが行われる。
書込みイネーブル信号WEが立下げられ、入力データ
(COH )が入力されてコマンドレジスタ32にラッチ
される。続いて、書込みイネーブル信号WEの立上が
りとともに、動作モードがプログラムベリファイモード
となる(S6)。このとき、ベリファイ電圧発生回路3
1によってチップ内でプログラムベリファイ電圧が(〜
6.5V)が発生し、このプログラム電圧がXデコーダ
4とYデコーダ5とに与えられる。これによって、メモ
リセルアレイ1のコントロールゲートに与えられる電圧
が通常の読出し時(〜5V)より高くなり、不十分なし
きい値シフトを示すものはオンしやすくなり、書込み不
良を発見できるようになる。ステップS7で読出しを行
って、書込みデータのチェックを行なう。ステップS8
において書込み不良であることが判別されれば、さらに
ステップS2〜S7の処理を行って書込みを行なう。書
込みがなされていれば、ステップS9において読出しモ
ードにセットし、プログラムを終了する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】一方、図18は、1990 Symposium on VLSI
Circuits pp.103-104に示されたセクタ消去機能を備え
た4Mbit5V単一電源セクタ消去フラッシュEEP
ROMのロジック構成を示す図であり、メモリアレイ1
の周辺にXデコーダ4,Yデコーダ5,センスアンプ
8,入出力バッファ9及びビット線ラッチ回路35がそ
れぞれ設けられ、Xデコーダ4,Yデコーダ5にアドレ
スバッファ36の出力が入力されるようになっている。
4Mbitのメモリアレイ1は64個のセグメントから
構成され、各セグメントは32本のワード線(XWφ〜
XW31)から構成されており、各ワード線はXデコー
ダ4の出力に対応している。従って、一つのXデコーダ
の出力は1セグメントあたり(4M/64)/32=2
Kbit(=256byte)を制御しており、チップ
全体では256×64=16Kbyteを制御してい
る。ここで、Xデコーダ4の一出力で制御できるメモリ
セルの単位(16Kbyte)をセクタと呼ぶ。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】前述の図9に示すフラッシュEEPROM
はチップ一括消去型であるが、このセクタ消去機能を備
たフラッシュEEPROMでは、セクタ単位の消去を
行うことができる。そして、上記ビット線ラッチ35は
ページ書込みの際のデータを一時保持するところで、1
サイクルで最大256byteの書込みを可能としてい
る。また、センスアンプ8はデータ読出し時において選
択されたセルに電流が流れるか否かを検出して書き込ま
れた内容を判定し、また、入出力バッファ9とメモリセ
ルアレイ1はセンスアンプ8を介してから信号が入出力
され、入出力バッファ9には外部の入出力データ信号I
/Oφ〜I/O7が直接入出力されるようになってい
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】図3は図1におけるブロックラッチ回路4
3とその周辺部をより具体的に示した図であり、ソース
線デコーダ42からの出力はCMOSトランスファゲー
ト46を通して2入力NOR回路47の一端に入力され
る。al信号はWE信号の立ち下がり時に“H”にな
り、この時、CMOSトランスファゲート46が開き、
外部アドレス信号が内部に取り込まれる。2入力NOR
回路47および48はラッチ回路を構成しており、一度
ソース線デコーダ42より“H”信号をラッチすると、
2入力NOR回路48の一方の入力信号であるリセット
信号が“H”になるまでこの状態を保持し、複数のブロ
ック選択を可能とする。このリセット信号は自動消去が
終了時に発生する信号であり、2入力NOR回路48の
出力は、さらに2入力NAND回路49の一方の入力端
へ与えられる。2入力NAND回路49の他方の入力端
子へはイレーズ信号が与えられる。2入力NAND回路
49の出力はインバータ50の入力端へ与えられ、イン
バータ50の出力は2入力NOR回路51へ与えられ
る。2入力NOR回路51の他方の入力端へはイレーズ
信号をインバータ57によって反転した信号が与えられ
る。2入力NOR回路51の出力はインバータ53の入
力端へ与えられ、インバータ53の出力は高圧カット用
N−chTr54のソースへ与えられる。N−chTr
54のドレインは、一方がソース線ゲート44を構成す
るCMOSトランスファゲート56のN−chTrのゲ
ート(/a点)と接続され、他方が電源変換回路55内
のインバータ入力端と接続され、電源変換回路55の出
力(a点)はソース線ゲート44を構成するCMOSト
ランシファゲートのP−chTrのゲートへ与えられ
る。55aはVpp/Vcc電源で、イレーズ及びプロ
グラム時にVppレベルを供給し、イレーズベリファイ
及びリード時にVccレベルを供給する。ソース線スイ
ッチ3は、イレーズ時にVppレベルを、イレーズベリ
ファイプログラム及びリード時にGNDレベルを供給す
る。こうして選択されたブロック(NOR回路48の出
力が“H”)に対し、イレーズ信号が“H”になると、
CMOSトランスファゲート56のa点がGNDレベ
ル,/a点がVppレベルになり、ソース線3の出力V
ppレベルをメモリソース線へ伝える。イレーズベリフ
ァイ及びプログラム時にはイレーズ信号が“L”のた
め、a点がGNDレベル、/a点がVccレベル(Vp
p/Vcc電源がVccレベルにあるため)になり、ソ
ース線スイッチ3の出力GNDレベルをメモリソース線
へ伝える。一方、非選択ブロックでは、ソース線デコー
タ42の出力は“L”のため、イレーズ時、a点はVp
pレベル、/a点はGNDレベルとなり、ソース線スイ
ッチ3の出力のVppレベルをメモリソース線へ伝えな
い。イレーズが終了すると、a点はGNDレベル、/a
点はVccレベルとなり、ソース線スイッチ3の出力G
NDレベルをメモリソース線へ伝える。一括消去の場合
は、ソース線デコーダ42の出力は全て“H”,アドレ
スラッチ信号であるal信号及び/al信号はそれぞれ
“H”及び“L”となり、全ブロックを選択した状態で
消去が行われる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】一方、図4は、図1におけるコラムラッチ
回路45とその周辺をより具体的に示した図である。図
において、アドレスカウンタ16はイレーズベリファイ
時に活性化され、ベリファイアドレスを自動的に発生す
るものである。52はコラムラッチ回路の主要部分で選
択されたブロックのみベリファイを行なうためのもので
る。そして、CMOSトランスファゲート60を介し
てNAND回路61に入力されたYデコーダ5の出力
は、NAND回路62を介して、NAND回路63の一
方の入力端へ与えられ、NAND回路63の他方の入力
端へアドレスカウンタ16の出力がYデコーダ5を介し
て与えられる。そして、NAND回路63の出力はイン
バータ64を経てYゲート2を構成するN−chTr6
5のゲートに与えられる。こうしてアドレスカウンタ1
6より発生したアドレスは指定したブロックのみに有効
となり、N−chTr65をONにして読み出しが行な
われる。また、指定以外のブロックではN−chTr6
5がOFFのままで選択されない。また、2入力NOR
回路62の出力は2入力NOR回路67の一方の入力端
にも与えられる。NOR回路67の他方の入力端へは、
イレーズベリファイ信号がインバータ回路66を通して
与えられ、NOR回路67の出力はN−chTr68の
ゲートへ与えられる。これは指定した以外のブロックを
読みにいった場合、N−chTr68をONさせ、ビッ
ト線を接地することによりセンスアンプへ“L”レベル
の信号を与えるためのものである。また2入力NAND
回路63の一方の入力端であるYデコーダ5は、イレー
ズ時“L”を出力し、また、2入力NAND回路13の
一方の入力端であるYデコーダ2は全てOFFし、ビッ
ト線はオープンになる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】図8はこのフラッシュEPROMにおけ
る消去アルゴリズムを示すフローチャートであり、この
フラッシュEPROMでは、消去の速い先頭ビットが
デプレーションとならない範囲の比較的短い消去パルス
を印加し、先頭アドレスでのベリファイを行う。これ
を、ベリファイOKとなるまで繰り返し(ベリファイフ
ェイルなら再度消去パルスを印加する)、OKになれば
次のアドレスに移る。このように、ベリファイOKなら
ば次のアドレスに移り、ベリファイフェイルなら再度消
去パルスを印加する動作を、全ビットのベリファイがO
Kになるまで繰り返す。このような消去アルゴリズムで
は、消去の遅いビットへの最適制御を行うことができる
とともに、トータル消去パルス幅も最小化されることか
ら、過消去が起こりくくなる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】図6は、このフラッシュEPROMにおけ
る消去シーケンスの1例を示すタイミングチャートであ
り、ステップS21で第1のブロックを選択し、ブロッ
ク消去コマンド入力する。さらにステップ22で第2の
ブロックを選択し、ブロック消去コマンド入力する。消
去したいブロックがさらにある場合、このステップを繰
り返す、ある時間以内にこのステップが入力されない場
合には、目動消去モードに入り、ready/bus
y信号の出力は“L”となる。消去終了後、ready
busy信号はHigh−Z状態になり全ての消去
動作が終了する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】
【発明の効果】以上のように、この発明にかかるフラッ
シュEEPROMによれば、外部アドレスにより複数の
ブロックを選択し、これら選択された複数のブロックを
記憶できるようにするとともに、この記憶された複数の
ブロックに対して自動消去機能を適用できるようにした
ので、外部アドレスによって選択された複数のブロック
を一括して自動消去にて消去することがで、その結
果、消去時間を短縮でき、CPUの負担を低減すること
ができる効果がある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行及び列方向にアレイ状に配置された電
    荷蓄積層を有する複数のメモリトランジスタと、上記複
    数のメモリトランジスタの同一列に並ぶトランジスタの
    それぞれのドレインを共通に接続する複数のビット線
    と、ゲートトランジスタを介してアドレスバッファから
    の出力を対応するビット線に対して伝えるYデコーダ
    と、上記複数のメモリトランジスタの同一行に並ぶトラ
    ンジスタのそれぞれのゲートを共通に接続する複数のワ
    ード線と、アドレスバッファからの出力を上記複数のワ
    ード線の対応するワード線に伝えるXデコーダと、1ブ
    ロックを構成する1本または複数本のビット線に接続さ
    れた複数のメモリトランジスタのそれぞれのソースを共
    通に接続する複数のソース線と、該複数のソース線に対
    して高電圧を発生するソース線スイッチと、消去制御信
    号をラッチして消去パルスの発生と消去ベリファイ動作
    の制御を行う自動消去制御回路とを備えたフラッシュE
    EPROMであって、 消去するブロックのソース線を選択するソース線デコー
    ダと、 上記ソース線デコーダにより選択されたブロックのソー
    ス線を選択状態に保持するブロックラッチ回路と、 選択されたソース線に対して上記ソース線スイッチの高
    電圧を選択的に伝えるためのソース線ゲートと、 自動消去中の消去ベリファイ時、上記選択された消去ブ
    ロックにのみアドレス指定を行うコラムラッチ回路とを
    備えたことを特徴する不揮発性半導体記憶装置。
JP4625192A 1992-01-30 1992-01-30 不揮発性半導体記憶装置 Pending JPH05210993A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007133998A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Toshiba Corp 半導体記憶装置
JP2010079977A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Toppan Printing Co Ltd 定電流型電源回路を有する不揮発性半導体メモリ装置
JP2013033586A (ja) * 2006-09-29 2013-02-14 Fujitsu Semiconductor Ltd 不揮発性半導体記憶装置

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