JP2005020981A - クローポール型モータのステータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 クローポール型モータのステータの軸線方向の厚さを極力薄くする。
【解決手段】 3相のクローポール型モータのステータ19は、軸線L方向に並置されU相、V相およびW相のティース31b,32b,33bと、それらのティース31b,32b,33bを相互に接続する環状のリターンパス31a,32a,33aと、U相、V相およびW相のティース31b,32b,33b間に形成された2個の環状スロット37,38とを備え、一方の環状スロット37にU相コイル34および一方のV相コイル35Aが収納され、他方の環状スロット38にW相コイル36および他方のV相コイル35Bが収納される。このように、3相に対して3個のティースティース31b,32b,33bと2個の環状スロット37,38とを設ければ良いので、従来の3相に対して6個のティースと3個の環状スロットとを必要とするものに比べてステータ19の軸線L方向の厚さを薄くすることができる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、軸線方向に並置したN相のティースに、軸線に直交する平面内でN相のコイルを巻回したクローポール型モータのステータに関する。
この種のクローポール型モータのステータは、下記特許文献1により公知である。このものは、U相、V相およびW相の各相に対応して3個の単位ステータを備えており、各々の単位ステータは軸線方向に離間した2個のティースと、それらのティースを径方向外端で接続するリターンパスとを有して断面コ字状に形成されている。そして断面コ字状の単位ステータの内部に収納した環状のコイルに通電して独立した磁路を構成することで、その2個のティースの径方向内端にロータに対向するように突設した極性の異なる2種類のポールを磁化するようになっている。
特開平7−227075号公報
ところで上記従来のものは、U相、V相およびW相の3個の単位ステータを軸線方向に積み重ねてステータを構成しているが、各々の単位ステータが、その内部にコイルを収納する環状スロットを備え、かつ2個のティースおよび2種類のポールを備えているために軸線方向の厚さが厚くなり、それらの単位ステータを3個積み重ねたステータの軸線方向の寸法が大型化する問題があった。
特に、この種のモータをハイブリッド車両のエンジンとトランスミッションとの間に配置する場合、その厚さを極力薄くすることが望まれるが、上記従来のものはステータが厚くなるためにその要望に応えることが困難であった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、クローポール型モータのステータの軸線方向の厚さを極力薄くすることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、軸線方向に並置されたN相(Nは3以上の自然数)のティースと、N相のティースを相互に接続するリターンパスと、N相のティース間に形成されたN−1個の環状スロットと、N−1個の環状スロットに配置されたN相のコイルとを備えたことを特徴とするクローポール型モータのステータが提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、N相のティースの径方向内端から複数のポールが径方向内向きに突出し、各々のポールは周方向に所定間隔で配置されて径方向内端がロータの外周面に対向することを特徴とするクローポール型モータのステータが提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項2の構成に加えて、N相のポールは同一位相で配置され、ロータの磁石は各々の相のポールに対して周方向にずれて同一磁極が配置され、電気角で360°/Nずつずれた磁束を発生することを特徴とするクローポール型モータのステータが提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項2の構成に加えて、N相のポールは電気角で360°/Nずつずれて配置され、ロータの磁石は軸線方向に同一磁極が配置され、軸線方向に同一位相の磁束を発生することを特徴とするクローポール型モータのステータが提案される。
また請求項5に記載された発明によれば、請求項4の構成に加えて、各々の相のポールの径方向内端は、ロータの外周面に沿って軸線方向に延びることを特徴とするクローポール型モータのステータが提案される。
また請求項6に記載された発明によれば、請求項5の構成に加えて、各々の相のポールの径方向内端をロータの軸線方向端部まで延ばしたことを特徴とするクローポール型モータのステータが提案される。
また請求項7に記載された発明によれば、請求項1〜請求項6の何れか1項の構成に加えて、リターンパス、ティースあるいはポールを無垢の磁性体、焼結材、圧粉材の何れかで構成したことを特徴とするクローポール型モータのステータが提案される。
また請求項8に記載された発明によれば、請求項1〜請求項7の何れか1項の構成に加えて、リターンパス、ティースおよびポールを一体に、あるいは分割して構成したことを特徴とするクローポール型モータのステータが提案される。
また請求項9に記載された発明によれば、請求項1〜請求項8の何れか1項の構成に加えて、各々の相のコイルの導線の断面形状が長方形、正多角形および円形の何れかであることを特徴とするクローポール型モータのステータが提案される。
また請求項10に記載された発明によれば、請求項1〜請求項9の何れか1項の構成に加えて、環状スロットに収納されたコイルは隣接するティース間に挟まれて固定されることを特徴とするクローポール型モータのステータが提案される。
また請求項11に記載された発明によれば、請求項1〜請求項10の何れか1項の構成に加えて、m個目(mはN−1以下の自然数)の環状スロットに第m相のコイルおよび第m+1相のコイルを配置したことを特徴とするクローポール型モータのステータが提案される。
また請求項12に記載された発明によれば、請求項11の構成に加えて、m個目の環状スロットに配置したm相およびm+1相のコイルは起磁力が逆方向であることを特徴とするクローポール型モータのステータが提案される。
また請求項13に記載された発明によれば、請求項12の構成に加えて、m個目の環状スロットに配置したm+1相のコイルと、m+1個目の環状スロットに配置したm+1相のコイルとは起磁力が逆方向であることを特徴とするクローポール型モータのステータが提案される。
また請求項14に記載された発明によれば、請求項1〜請求項13の何れか1項の構成に加えて、N相のコイルはスター結線あるいはデルタ結線されることを特徴とするクローポール型モータのステータが提案される。
また請求項15に記載された発明によれば、請求項1〜請求項14の何れか1項の構成に加えて、前記ステータは冷却構造を備えることを特徴とするクローポール型モータのステータが提案される。
また請求項16に記載された発明によれば、請求項15の構成に加えて、前記冷却構造は、ステータの内部および周辺部の少なくとも一方に設けられることを特徴とするクローポール型モータのステータが提案される。
また請求項17に記載された発明によれば、請求項16の構成に加えて、前記ステータの周辺部に設けられた冷却構造は、少なくとも一つの凹部、少なくとも一つの凸部あるいは複数の冷却フィンからなることを特徴とするクローポール型モータのステータが提案される。
また請求項18に記載された発明によれば、請求項16の構成に加えて、前記ステータの内部に設けられた冷却構造は、少なくとも一つの冷却空間を持つことを特徴とするクローポール型モータのステータが提案される。
また請求項19に記載された発明によれば、請求項18の構成に加えて、前記冷却空間は、ステータと該ステータのホルダとの協働により構成されることを特徴とするクローポール型モータのステータが提案される。
また請求項20に記載された発明によれば、請求項18の構成に加えて、前記冷却空間は、ステータと、該ステータのホルダと、ステータおよびホルダに挟まれた補強リングとの協働により構成されることを特徴とするクローポール型モータのステータが提案される。
また請求項21に記載された発明によれば、請求項15〜請求項20の何れか1項の構成に加えて、前記冷却構造は、冷却水および冷却風の少なくとも一方によりステータを冷却することを特徴とするクローポール型モータのステータが提案される。
請求項1の構成によれば、軸線方向に並置したN相のティースをリターンパスで相互に接続するとともに、N相のティース間に形成されたN−1個の環状スロットにN相のコイルを配置したので、N相に対してN個のティースとN−1個の環状スロットとを設ければ良く、従来のN相に対して2N個のティースとN個の環状スロットとを必要とするものに比べてステータの軸線方向の厚さを薄くすることができる。
請求項2の構成によれば、N相のティースの径方向内端から径方向内向きに突出する複数のポールが、周方向に所定間隔で配置されてロータの外周面に対向するので、ポールとロータとのエアギャップを小さくしてロータの出力トルクを増加させることができる。
請求項3の構成によれば、N相のポールの位相を同一に揃え、ロータの磁石の同一磁極を周方向にずらすことで、それらの磁石が発生する磁束を各々の相のポールに対して電気角で360°/Nずつずらしたので、ステータのポールの位相を揃えて構造を簡素化することができる。
請求項4の構成によれば、ロータの磁石を軸線方向に同一磁極が並ぶように配置し、N相のポールの位相を電気角で360°/Nずつずらしたので、ロータが発生する磁束の位相を揃えて構造を簡素化することができる。
請求項5の構成によれば、各々の相のポールの径方向内端をロータの外周面に沿って軸線方向に延ばしたので、ロータが発生する磁束を有効に利用して出力トルクを増加させることができる。
請求項6の構成によれば、各々の相のポールの径方向内端をロータの軸線方向端部まで延ばしたので、ロータが発生する磁束を最大限に利用して出力トルクを増加させることができるだけでなく、ロータが発生する磁束の位相を揃えて構造を簡素化することができる。
請求項7の構成によれば、リターンパス、ティースあるいはポールを無垢の磁性体、焼結材、圧粉材の何れかで構成したので、それを積層鋼板で構成する場合に比べて成形が容易になる。特に、無垢の磁性体あるいは焼結材を採用した場合にはコストの削減が可能であり、圧粉材を採用した場合には磁束の損失を低減することができる。
請求項8の構成によれば、リターンパス、ティースおよびポールを一体に、あるいは分割して構成したので、それらの設計自由度を高めることができる。
請求項9の構成によれば、コイルの導線の断面形状を長方形あるいは正多角形とすればコイルの占積率を増加させることができ、円形とすればコストダウンに寄与することができる。
請求項10の構成によれば、環状スロットに収納したコイルを隣接するティース間に挟んで固定したの、特別の固定部材を必要とせずにコイルを固定することができる。
請求項11の構成によれば、m個目の環状スロットに第m相のコイルおよび第m+1相のコイルを配置したので、N相のステータが必要とする環状スロットの数をN−1個に減らし、ステータの軸線方向の厚さを減少させることができる。
請求項12の構成によれば、m個目の環状スロットに配置したm相およびm+1相のコイルの起磁力を逆方向としたので、ステータのN相のポールに回転磁界を形成することができる。
請求項13の構成によれば、m個目の環状スロットに配置したm+1相のコイルと、m+1個目の環状スロットに配置したm+1相のコイルとは起磁力が逆方向であるので、ステータのN相のポールに回転磁界を形成することができる。
請求項14の構成によれば、N相のコイルをスター結線あるいはデルタ結線することで、3相それぞれの回路を必要とせずに一部の回路を共用できるようになり、スイッチング素子等の数を削減して回路を簡素化することができる。
請求項15の構成によれば、ステータが冷却構造を備えているので、モータの運転時にコイルの発熱による温度上昇を防止することができる。
請求項16の構成によれば、ステータの内部および周辺部の少なくとも一方に冷却構造を設けたので、ステータを効果的に冷却することができる。
請求項17の構成によれば、ステータの周辺部の冷却構造を凹部、凸部あるいは複数の冷却フィンで構成したので、冷媒とステータとの接触面積を増加させて冷却効果を高めることができる。
請求項18の構成によれば、ステータの内部の冷却構造を冷却空間で構成したので、冷却空間に冷媒を流してステータの冷却効果を高めることができる。
請求項19の構成によれば、ステータとホルダとの協働により冷却空間を構成したので、ステータの強度を損なうことなく大容積の冷却空間を形成することができる。
請求項20の構成によれば、ステータと、ホルダと、ステータおよびホルダに挟まれた補強リングとの協働により冷却空間を構成したので、ステータの強度を損なうことなく大容積の冷却空間を形成することができるだけでなく、補強リングでステータを効果的に補強することができる。
請求項21の構成によれば、冷却水または冷却風でステータを冷却するので、特別な冷媒が不要になってコスダウンが可能である。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図7は本発明の第1実施例を示すもので、図1はクローポール型モータを備えたハイブリッド車両のパワーユニットを示す図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図2の4−4線断面図、図5は図2の5−5線断面図、図6はステータの一部破断斜視図、図7はステータの分解斜視図である。
図1に示すように、ハイブリッド車両のパワーユニットは、エンジンEおよびトランスミッションT間に配置されたクローポール型のモータMを備える。エンジンEのシリンダブロック11およびクランクケース12の右側面にモータケース13、トルクコンバータケース14およびミッションケース15が結合されており、シリンダブロック11およびクランクケース12間に支持されたクランクシャフト16の軸端にモータMのロータ17が固定される。ロータ17の外周に固定した複数の永久磁石18…に環状のステータ19が所定のエアギャップを介して対向しており、ステータ19を支持するステータホルダ20がシリンダブロック11およびクランクケース12とモータケース13との割り面に挟まれて固定される。
トルクコンバータケース14に収納されたトルクコンバータ21は、タービンランナー22とポンプインペラ23とを備えており、タービンランナー22に結合されてポンプインペラ23を覆うサイドカバー24がドライブプレート25を介してモータMのロータ17に接続される。トルクコンバータ14のポンプインペラ23は、ミッションケース15に支持されたメインシャフト26の左端に結合される。
次に、図2〜図7を参照して三相交流で作動するモータMのステータ19の構造を説明する。
図7から明らかなように、ステータ19は圧粉材で一体成形されたU相ステータリング31、V相ステータリング32およびW相ステータリング33と、1個のU相コイル34と、2個のV相コイル35A,35Bと、1個のW相コイル36とを備える。U相ステータリング31、V相ステータリング32およびW相ステータリング33は軸線L方向に重ね合わされる。
図3、図6および図7から明らかなように、U相ステータリング31は、環状に形成されたリターンパス31aと、このリターンパス31aの周方向等間隔位置から径方向内向きに延びる9個のティース31b…と、これらのティース31b…の径方向内端から更に径方向内向きに延びる9個のポール31c…とを備える。そして各々のポール31cの径方向内端は、L字状に屈曲してテーパーしながら軸線L方向片側に延びている。ティース31bはコイル34,35A,35B,36の径方向の高さに対応する部分であり、それよりも径方向内側の部分はポール31cとなる。
図4、図6および図7から明らかなように、V相ステータリング32は、環状に形成されたリターンパス32aと、このリターンパス32aの周方向等間隔位置から径方向内向きに延びる9個のティース32b…と、これらのティース32b…の径方向内端から更に径方向内向きに延びる9個のポール32c…とを備える。そして各々のポール32cの径方向内端は、T字状をなしてテーパーしながら軸線L方向両側に延びている。ティース32bはコイル34,35A,35B,36の径方向の高さに対応する部分であり、それよりも径方向内側の部分はポール32cとなる。
図5、図6および図7から明らかなように、W相ステータリング33はV相ステータリング32に関してU相ステータリング31と鏡面対称な部材であり、かつ裏返すことでU相ステータリング31と互換可能な同一形状を有している。W相ステータリング33の各部の符号は、U相ステータリング31の各部の符号の「31」を「33」に変更したものである。
本実施例のモータMは三相交流で作動するものであり、U相、V相およびW相のポール31c…,32c…,33c…は電気角で360°/3=120°ずつ周方向にずれて配置される。それに対してロータ17の各永久磁石18はU相、V相およびW相のポール31c…,32c…,33c…に対して共用されていて同一位相の磁束を発生する。これにより各相のポール31c…,32c…,33c…はロータ17に均一なトルクを発生させることができる。
図6から明らかなように、U相の9個のポール31c…、V相の9個のポール32c…およびW相の9個のポール33c…は略長方形の同一形状をなし、ステータ19の内周面に沿って順番に配置される。これらのポール31c…,32c…,33c…の軸線L方向の幅は、ロータ17の永久磁石18…の軸線L方向の幅に略等しくなっているため、ステータ19およびロータ17間の鎖交磁束を最大限に増加させてロータ17の出力トルクを増加させることができる。しかも各永久磁石18はU相、V相およびW相のポール31c…,32c…,33c…に対して共用されるので、各相のポール31c…,32c…,33c…に対応して永久磁石18…を軸線L方向に分割する必要をなくし、永久磁石18…の個数を削減することができる。
図3および図6から明らかなように、U相ステータリング31のティース31b…とV相ステータリング32のティース32b…との間に環状スロット37が形成されており、この環状スロット37に予め巻回されたU相コイル34と一方のV相コイル35Aとが収納される。またW相ステータリング33のティース33b…とV相ステータリング32のティース32b…との間に環状スロット38が形成されており、この環状スロット38に予め巻回されたW相コイル36と他方のV相コイル35Bとが収納される。
即ち、実施例の3相のモータMでは、環状スロット37,38の数は相数の3から1を減算した2個であり、一方の環状スロット37には1相目(U相)および2相目(V相)のコイル34,35Aが収納され、他方の環状スロット38には2相目(V相)および3相目(W相)のコイル35B,36が収納されることになる。
このように、U相ステータリング31のティース31b…とV相ステータリング32のティース32b…とでU相コイル34および一方のV相コイル35Aを挟んで固定し、かつW相ステータリング33のティース33b…とV相ステータリング32のティース32b…とでW相コイル36および他方のV相コイル35Bとを挟んで固定したので、各コイル34,35A,35B,36を固定するための特別の固定部材が不要になる。しかも各コイル34,35A,35B,36は環状スロット37,38の内部に収納されて外部部品と干渉する虞がないため、外部部品の寸法管理が容易になる。
各々のコイル34,35A,35B,36は長方形断面の平角線を導線とするもので、径方向に9層に巻回され、軸線L方向に2層に巻回される。そして一方の環状スロット37に収納されたU相コイル34および一方のV相コイル35Aの起磁力の方向は逆になるように設定され、かつ他方の環状スロット38に収納されたW相コイル36および他方のV相コイル35Bの起磁力の方向は逆になるように設定され、更に、一方および他方の環状スロット37,38に収納された一方および他方のV相コイル35A,35Bの起磁力の方向は逆になるように設定される。つまり、軸線L方向に順次配列された4個のコイル34,35A,35B,36の起磁力の方向は交互に反転するように設定される。
そしてU相コイル34、V相コイル35A,35BおよびW相コイル36をスター結線あるいはデルタ結線して3相交流電流を供給することで、ステータ19の内周面に順番に配置されたU相のポール31c…、V相のポール32c…およびW相のポール33c…に回転磁界を形成し、永久磁石18…との間に発生する電磁力でロータ17を回転駆動することができる。
ところで、各相のコイルをそれぞれ独立した結線とすると、コイルを双方向に励磁するために4個のスイッチング素子を組み合わせたHブリッジ回路が必要となり、N相のコイルに対して合計4N個のスイッチング素子が必要になる。しかしながら、スター結線あるいはデルタ結線を採用することにより、一部の回路を共用して半分の2N個のスイッチング素子だけで済ますことができ、回路の簡素化が可能になる。
以上のように、軸線L方向に並置したU相、V相、W相のティース31b…,32b…,33b…間に形成された2個の環状スロット37,38にU相、V相、W相のコイル34,35A,35B,36を収納したので、U相、V相、W相の3相に対して3個のティース31b…,32b…,33b…と2個の環状スロット37,38とを設ければ良く、上記特許文献に記載された6個のティースと3個の環状スロットとを必要とするものに比べて、ステータ19の軸線L方向の厚さを薄くしてモータMを薄型化し、エンジンEおよびトランスミッションT間の狭い空間にモータMを容易に配置することができる。
次にモータMのステータ19の冷却構造について説明する。
本実施例のU相ステータリング31、V相ステータリング32およびW相ステータリング33は圧粉磁性材により構成される。即ち、ヘガネス社製の鉄系合金の磁性材粉末の表面を無機質材の皮膜で覆った圧粉材を金型で所定の形状にプレス成形し、それにサイジング処理を施して形状を整えた後に熱硬化処理することでU相ステータリング31、V相ステータリング32およびW相ステータリング33を製造する。このように、圧粉磁性材を用いることで、複雑な形状のU相ステータリング31、V相ステータリング32およびW相ステータリング33を容易に製造することができる。
ステータ19のU相ステータリング31、V相ステータリング32およびW相ステータリング33の各々の外周部には、その圧粉成形時に中子を用いて環状の冷媒通路J…が形成されており、これらの冷媒通路J…に冷媒としの冷却水や冷却風を流通させることにより、U相コイル34、V相コイル35A,35BおよびW相コイル36の発熱による温度上昇を抑制している。ステータ19のU相ステータリング31、V相ステータリング32およびW相ステータリング33の内部に冷媒通路J…を設けたのでステータ19の外形に影響がなく、ステータホルダ20によるステータ19の保持に支障を来すことがない。またステータ19の内部に直接冷媒通路J…を設けたので、冷媒による冷却効果が充分に確保されるとともに冷媒の漏れが防止され、しかもステータ19の保持方法の自由度を増加させることができる。
次に、図8に基づいて本発明の第2実施例を説明する。
第1実施例のステータ19のU相、V相およびW相のティース31b…,32b…,33b…は周方向に位相をずらして配置されており、それらのティース31b…,32b…,33b…の径方向内端から軸線L方向に延びるポール31c…,32c…,33c…は、ステータ19の軸線L方向の厚さと同じ幅を有している。そしてロータ17の永久磁石18…の幅はポール31c…,32c…,33c…の幅と同じであり、各々の相のポール31c…,32c…,33c…に対して共有されている。
それに対して第2実施例のステータ19のU相、V相およびW相のティース31b…,32b…,33b…は同一位相に配置されており、ティース31b…,32b…,33b…から径方向内側に延びるポール31c…,32c…,33c…も同一位相に配置されている。それに対して、ロータ17の外周に配置される永久磁石18…は各相のポール31c…,32c…,33c…に対応して軸線L方向に3段に配置されており、かつ周方向に電気角で360°/3=120°ずつ位相をずらして配置される。図示せぬU相、V相およびW相のコイル34,35A,35B,36の構造は第1実施例と同じである。
この第2実施例によっても上述した第1実施例と同様にステータ19の軸線L方向の厚さを薄くすることができるが、永久磁石18…が3段に分割される分だけ部品点数が増加し、また各々の相のポール31c…,32c…,33c…が永久磁石18…に対向する面積が小さくなる分だけロータ17の出力トルクが減少する。しかしながら、ステータ19のポール31c…,32c…,33c…の位相を揃えることができるので、ステータ19の構造を簡素化することができる。 次に、図9に基づいて本発明の第3実施例を説明する。
第3実施例のステータ19のU相、V相およびW相のティース31b…,32b…,33b…は、第1実施例と同様に周方向に電気角で360°/3=120°ずつ位相をずらして配置されるが、ティース31b…,32b…,33b…から径方向内側に延びるポール31c…,32c…,33c…は軸線L方向に広がっていない。ロータ17の外周に配置される永久磁石18…は各相のポール31c…,32c…,33c…に対応して軸線L方向に3段に配置されているが、それらの位相は同一である。図示せぬU相、V相およびW相のコイル34,35A,35B,36の構造は第1実施例と同じである。
この第3実施例によっても上述した第1実施例と同様にステータ19の軸線L方向の厚さを薄くすることができるが、永久磁石18…が3段に分割される分だけ部品点数が増加し、また各々の相のポール31c…,32c…,33c…が永久磁石18…に対向する面積が小さくなる分だけロータ17の出力トルクが減少する。しかしながら、ロータ17の永久磁石18の位相を揃えることができるので、ロータ17の構造を簡素化することができる。尚、永久磁石18…を3段に分割せず、第1実施例のロータ19と同じ永久磁石18…を採用すれば部品点数を削減することができる。
次に、図10に基づいてステータ19の冷媒通路Jの他の実施例を説明する。
図10(A)の実施例は、ステータ19のU相ステータリング31、V相ステータリング32およびW相ステータリング33に跨がる共通の冷媒通路Jを設けたもので、ステータ19の合わせ面のシールを考慮する必要があるが、ステータ19のU相ステータリング31、V相ステータリング32およびW相ステータリング33に各々独立した複数の冷媒通路J…を設ける場合に比べて、圧粉成形時に中子が不要になる分だけコストダウンが可能であり、しかも通路断面積の増加や冷媒を供給する配管の簡素化が可能になる。
図10(B)に示す実施例は、ステータ19の圧粉成形時に熱伝導率の高い銅製のパイプ41…を埋め込むことで冷媒通路J…を形成したもので、中子を用いて冷媒通路J…を形成する場合に比べてコストダウンが可能である。
次に、図11に基づいてステータ19の冷媒通路Jの更に他の実施例を説明する。
図11(A)に示す実施例は、前記図10(A)に示す実施例の変形であって、ステータ19の外周面と、このステータ19を保持する環状のステータホルダ20の内周面との間に単一の冷媒通路Jが形成される。この実施例によれば、ステータ19とステータホルダ20との合わせ面のシールを考慮する必要があるが、冷媒通路Jを形成するのに中子が不要になってコストダウンが可能である。
図11(B)に示す実施例は、前記図11(A)に示す実施例の変形であって、冷媒通路Jがステータ19の外周面およびステータホルダ20の内周面の両方に形成した凹部の協働によって構成される。この実施例は、ステータ19の凹部およびステータホルダ20の凹部の協働によって冷媒通路Jを構成するので、ステータ19側の凹部を小さくして該ステータ19の強度および磁路を確保しながら、冷媒通路Jの通路断面積を確保することができる。
図11(C)に示す実施例は、ステータ19の外周面が単純な円筒面であり、軸方向両側のU相ステータリング31およびW相ステータリング33の外周面に2個の補強リング42,42を圧入し、更に補強リング42,42の外周面にステータホルダ20を圧入したものである。この実施例によれば、ステータ19およびステータホルダ20の形状を最も単純化しながら、ステータ19、補強リング42,42およびステータホルダ20の協働によって大断面積の冷媒通路Jを構成することができ、しかも補強リング42,42によってステータ19を補強することができる。
図11(D)に示す実施例は、前記図11(A)に示す実施例の変形であって、ステータ19の外周面の2本の溝とステータホルダ20の内周面との間に2個の冷媒通路J,Jが形成される。この実施例によっても、前記図11(A)の実施例と同様の作用効果を達成することができる。
次に、図12に基づいてステータ19を冷却フィンF…で冷却する実施例を説明する。
図12(A)に示す実施例は、ステータ19の外周面に環状をなす複数の冷却フィンF…を突設したものである。冷却フィンF…と干渉するためにステータ19の外周面を環状のステータホルダ20で保持できないため、ステータ19の両側面が板状のステータホルダ20,20で保持される。
これらの冷却フィンF…はU相ステータリング31、V相ステータリング32およびW相ステータリング33を圧粉成形する際に同時に形成されるため、別部材で形成した冷却フィンを後から固定する場合に比べて低コストであり、しかもステータ19の本体部から冷却フィンF…への熱伝達効率が良いために冷却効果が向上する。更に、冷却風を冷媒とするので、液体の冷媒を使用する場合に必要となるポンプ、配管、ラジエータ等を廃止できるだけでなく、冷媒の漏れに対する配慮も不要になる。
図12(B)に示す実施例は、ステータ19の両側面を構成するU相ステータリング31およびW相ステータリング33に環状をなす複数の冷却フィンF…を突設したものである。この実施例によれば、ステータ19の外周面に冷却フィンF…が存在しないので、そのステータ19を環状のステータホルダ20で保持することが可能となって保持構造が簡素化される。
図12(C)に示す実施例は、ステータ19の外周面および両側面に冷却フィンF…を突設したもので、冷却フィンF…の数を増加させて冷却効果を高めることができる。但し、この実施例は図12(A)あるいは図12(B)に示すステータホルダ20,20でステータ19を保持することができないため、ステータ19の円周方向の数カ所で冷却フィンF…を切欠き、その位置でステータ19を保持する必要がある。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施例では3相のクローポール型のモータMを例示したが、本発明はN相(Nは3以上の自然数)のクローポール型のモータに対して適用することができる。
また実施例ではクローポール型のモータMをハイブリッド車両の走行用モータとして使用しているが、その用途は任意である。
また実施例では各相のステータリング31,32,33を圧粉材で構成しているが、その他の種々の材質を採用することができる。即ち、ステータリング31,32,33を無垢の磁性体、焼結材および圧粉材の何れかで構成すれば、それらを積層鋼板で構成する場合に比べて成形が容易になり、無垢の磁性体あるいは焼結材で構成すればコストを削減することができ、圧粉材で構成すれば磁束の損失を低減することができる。
また実施例では各相のステータリング31,32,33をそれぞれ一体成形しているが、必要に応じてリターンパス31a,32a,33a、ティース31b…,32b…,33b…およびポール31c…,32c…,33c…を分割して構成すれば、それらの設計自由度を高めることができる。
また実施例では各相のコイル34,35A,35B,36の導線に長方形断面の平角線を採用しているが、正方形や正六角形等の正多角形断面あるいは円形断面の導線を採用することができる。長方形断面あるいは正多角形断面の導線を採用すればコイル34,35A,35B,36の占積率を増加させることができ、円形断面の導線を採用すればコストダウンに寄与することができる。
また実施例ではステータ19を冷却する冷媒として最も低コストな冷却水および冷却風を例示したが、他の任意の冷媒を使用することができる。
クローポール型モータを備えたハイブリッド車両のパワーユニットを示す図 図1の2−2線拡大断面図 図2の3−3線断面図 図2の4−4線断面図 図2の5−5線断面図 ステータの一部破断斜視図 ステータの分解斜視図 第2実施例に係るクローポール型モータのステータおよびロータの模式図 第3実施例に係るクローポール型モータのステータおよびロータの模式図 冷媒通路の他の実施例を示す図 冷媒通路の更に他の実施例を示す図 冷却フィンを備えた実施例を示す図
符号の説明
17 ロータ
18 永久磁石(磁石)
19 ステータ
20 ステータホルダ(ホルダ)
31a リターンパス
31b ティース
31c ポール
32a リターンパス
32b ティース
32c ポール
33a リターンパス
33b ティース
33c ポール
34 U相コイル
35A V相コイル
35B V相コイル
36 W相コイル
37 環状スロット
38 環状スロット
42 補強リング
F 冷却フィン
J 冷媒通路
L 軸線

Claims (21)

  1. 軸線方向に並置されたN相(Nは3以上の自然数)のティースと、
    N相のティースを相互に接続するリターンパスと、
    N相のティース間に形成されたN−1個の環状スロットと、
    N−1個の環状スロットに配置されたN相のコイルと、
    を備えたことを特徴とするクローポール型モータのステータ。
  2. N相のティースの径方向内端から複数のポールが径方向内向きに突出し、各々のポールは周方向に所定間隔で配置されて径方向内端がロータの外周面に対向することを特徴とする、請求項1に記載のクローポール型モータのステータ。
  3. N相のポールは同一位相で配置され、ロータの磁石は各々の相のポールに対して周方向にずれて同一磁極が配置され、電気角で360°/Nずつずれた磁束を発生することを特徴とする、請求項2に記載のクローポール型モータのステータ。
  4. N相のポールは電気角で360°/Nずつずれて配置され、ロータの磁石は軸線方向に同一磁極が配置され、軸線方向に同一位相の磁束を発生することを特徴とする、請求項2に記載のクローポール型モータのステータ。
  5. 各々の相のポールの径方向内端は、ロータの外周面に沿って軸線方向に延びることを特徴とする、請求項4に記載のクローポール型モータのステータ。
  6. 各々の相のポールの径方向内端をロータの軸線方向端部まで延ばしたことを特徴とする、請求項5に記載のクローポール型モータのステータ。
  7. リターンパス、ティースあるいはポールを無垢の磁性体、焼結材、圧粉材の何れかで構成したことを特徴とする、請求項1〜請求項6の何れか1項に記載のクローポール型モータのステータ。
  8. リターンパス、ティースおよびポールを一体に、あるいは分割して構成したことを特徴とする、請求項1〜請求項7の何れか1項に記載のクローポール型モータのステータ。
  9. 各々の相のコイルの導線の断面形状が長方形、正多角形および円形の何れかであることを特徴とする、請求項1〜請求項8の何れか1項に記載のクローポール型モータのステータ。
  10. 環状スロットに収納されたコイルは隣接するティース間に挟まれて固定されることを特徴とする、請求項1〜請求項9の何れか1項に記載のクローポール型モータのステータ。
  11. m個目(mはN−1以下の自然数)の環状スロットに第m相のコイルおよび第m+1相のコイルを配置したことを特徴とする、請求項1〜請求項10の何れか1項に記載のクローポール型モータのステータ。
  12. m個目の環状スロットに配置したm相およびm+1相のコイルは起磁力が逆方向であることを特徴とする、請求項11に記載のクローポール型モータのステータ。
  13. m個目の環状スロットに配置したm+1相のコイルと、m+1個目の環状スロットに配置したm+1相のコイルとは起磁力が逆方向であることを特徴とする、請求項12に記載のクローポール型モータのステータ。
  14. N相のコイルはスター結線あるいはデルタ結線されることを特徴とする、請求項1〜請求項13の何れか1項に記載のクローポール型モータのステータ。
  15. 前記ステータは冷却構造を備えることを特徴とする、請求項1〜請求項14の何れか1項に記載のクローポール型モータのステータ。
  16. 前記冷却構造は、ステータの内部および周辺部の少なくとも一方に設けられることを特徴とする、請求項15に記載のクローポール型モータのステータ。
  17. 前記ステータの周辺部に設けられた冷却構造は、少なくとも一つの凹部、少なくとも一つの凸部あるいは複数の冷却フィンからなることを特徴とする、請求項16に記載のクローポール型モータのステータ。
  18. 前記ステータの内部に設けられた冷却構造は、少なくとも一つの冷却空間を持つことを特徴とする、請求項16に記載のクローポール型モータのステータ。
  19. 前記冷却空間は、ステータと該ステータのホルダとの協働により構成されることを特徴とする、請求項18に記載のクローポール型モータのステータ。
  20. 前記冷却空間は、ステータと、該ステータのホルダと、ステータおよびホルダに挟まれた補強リングとの協働により構成されることを特徴とする、請求項18に記載のクローポール型モータのステータ。
  21. 前記冷却構造は、冷却水および冷却風の少なくとも一方によりステータを冷却することを特徴とする、請求項15〜請求項20の何れか1項に記載のクローポール型モータのステータ。
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