JP4588613B2 - ステータ - Google Patents

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本発明は、ステータに関する。
従来、U相、V相、W相からなる3相の各相毎のステータコアに3相の各相毎の巻線が集中巻きにより巻装されたステータを備え、このステータによりロータを3相駆動する3相モータが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、U相、V相、W相からなる3相の各相毎の巻線が周方向で隣り合うティース間を縫うようにして周回させられることで波状に巻装されたステータを備え、このステータによりロータを3相駆動する3相モータが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−227075号公報 特開2002−165396号公報
ところで、上記従来技術に係る3相モータにおいては、3相の各相毎の巻線が必要であることから、ステータの構成に要する部品の部品点数の増大を抑制することが困難であり、各相毎の巻線を巻装する作業に煩雑な手間を要するという問題が生じる。
しかも、波巻きにより巻線が巻装されるステータにおいては、隣り合うティース間での巻線占積率を向上させることが困難であり、さらに、コイルエンドの高さを低減してモータの軸線方向の寸法を低減し、車両等への搭載性を向上させることが困難であるという問題が生じる。
このため、ステータの構成を簡略化することで部品点数を削減し、ステータの製造工程を簡略化すると共に、ステータでの巻線占積率を向上させつつコイルエンドの高さを低減してモータの軸線方向の寸法を低減し、車両等へのモータの搭載性を向上させることが望まれている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、構成を簡略化することで部品点数を削減し、製造工程を簡略化すると共に、巻線占積率を向上させつつコイルエンドの高さを低減して軸線方向の寸法を低減し、車両等への搭載性を向上させることが可能なステータを提供することを目的とする。
請求項1に記載の本発明のステータは、2相の環状巻線(例えば、実施の形態でのU相環状巻線14,W相環状巻線15)を備える3相のステータであって、前記環状巻線は蛇行部(例えば、実施の形態でのU相蛇行部31,W相蛇行部32)を備え、該蛇行部に装着されるティース(例えば、実施の形態でのU相ティース22,V相ティース24,W相ティース26)のうち所定のティース(例えば、実施の形態でのU相ティース22,W相ティース26)は、ロータに対向するロータ対向部(例えば、実施の形態での先端部22a,26a)から、ステータ本体に接続される接続部(例えば、実施の形態での基端部22b,26b)に向かうことに伴い、前記環状巻線の周方向での前記ティースの幅が減少傾向(例えば、実施の形態での周方向幅CU1から周方向幅CU2、周方向幅CW1から周方向幅CW2)に変化すると共に、前記環状巻線の軸線に略平行な軸線方向での前記ティースの長さが増大傾向(例えば、実施の形態での軸方向幅αから軸方向幅β)に変化するように設定されてなることを特徴としている。
上記構成のステータによれば、ステータの径方向に沿ってティース先端部のロータ対向部からティース基端部の接続部に向かうことに伴い、周方向でのティースの幅が減少傾向に変化し、軸線方向でのティースの長さが増大傾向に変化することから、ロータ対向面を通過した全ての磁束がティースの基端面を通過するように設定することができる。これにより、所望のトルクを発生させる際の単位電流あたりの導通損失が増大することを防止しつつ、環状巻線が配置される接続部近傍においてティース同士間の間隔を適切に設定することができ、巻線占積率が低下してしまうことを防止することができる。
さらに、請求項2に記載の本発明のステータは、前記所定のティースは、前記ロータ対向部から前記接続部に向かうことに伴い、前記環状巻線の周方向で隣り合う前記ティース同士間の間隔が増大傾向に変化するように設定されてなることを特徴としている。
上記構成のステータによれば、ステータの径方向に沿ってティース先端部のロータ対向部からティース基端部の接続部に向かうことに伴い、周方向で隣り合うティース同士間の間隔が増大傾向に変化するように設定することで、ロータに対するロータ対向部の相対位置は不変のまま、ステータ本体に接続される接続部近傍においてティース同士間の間隔を適切に設定することができ、出力可能な最大トルクが低下したり、コギングトルクやトルクリップルが増大してしまうことを防止しつつ、巻線占積率が低下してしまうことを防止することができる。
さらに、請求項3に記載の本発明のステータは、前記ティースの先端部から前記環状巻線の周方向に突出する拡張部(例えば、実施の形態での各拡張部41,42,43)を備えることを特徴としている。
上記構成のステータによれば、例えば周方向で隣り合うティース間のスロットに装着される環状巻線の相数に応じてティース同士間の間隔が不均等になるように設定される場合であっても、ティースの先端部および該先端部から突出する拡張部により構成される対向部に対し、周方向で隣り合うティース同士の対向部間の間隔が均等になるように設定することにより、例えばロータに対向する対向部間の間隔が不均等となることで出力可能な最大トルクが低下したり、コギングトルクやトルクリップルが増大してしまうことを防止することができる。
さらに、請求項4に記載の本発明のステータは、前記先端部および前記拡張部からなる対向部(例えば、実施の形態での各対向部51,52,53)に対し、前記環状巻線の周方向で隣り合う前記ティース同士の前記対向部間の間隔(例えば、実施の形態での間隔Ct)が均等になるように設定されてなることを特徴としている。
上記構成のステータによれば、例えばロータに対向する対向部間の間隔が不均等となることで出力可能な最大トルクが低下したり、コギングトルクやトルクリップルが増大してしまうことを防止することができる。
さらに、請求項5に記載の本発明のステータでは、前記拡張部は、前記環状巻線の周方向に沿って前記拡張部の先端部から基端部に向かうことに伴い、前記環状巻線の径方向に沿った前記拡張部の厚さが増大傾向に変化するように設定されていることを特徴としている。
上記構成のステータによれば、ロータに対向する拡張部の対向面を通過した磁束が、さらに、拡張部とティースの先端部との接続部を通過してティースの基端部へと流出するまでの間において、磁気飽和により低減してしまうことを防止し、ロータとステータの各ティースとの間の界磁磁束を有効利用することができる。
本発明のステータによれば所望のトルクを発生させる際の単位電流あたりの導通損失が増大することを防止しつつ、巻線占積率が低下してしまうことを防止することができる。
さらに、請求項2に記載の本発明のステータによれば、出力可能な最大トルクが低下したり、コギングトルクやトルクリップルが増大してしまうことを防止しつつ、巻線占積率が低下してしまうことを防止することができる。
さらに、請求項3から請求項5の何れか1つに記載の本発明のステータによれば、例えばロータに対向する対向部間の間隔が不均等となることで出力可能な最大トルクが低下したり、コギングトルクやトルクリップルが増大してしまうことを防止することができる。
さらに、請求項5に記載の本発明のステータによれば、ロータに対向する拡張部の対向面を通過した磁束が、さらに、拡張部とティースの先端部との接続部を通過してティースの基端部へと流出するまでの間において、磁気飽和により低減してしまうことを防止し、ロータとステータの各ティースとの間の界磁磁束を有効利用することができる。
以下、本発明のステータの一実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
本実施の形態に係るステータ10は、例えば内燃機関と共に車両の駆動源としてハイブリッド車両に搭載されるクローポール型モータを構成し、例えば内燃機関とクローポール型モータとトランスミッションとを直列に直結した構造のパラレルハイブリッド車両では、少なくとも内燃機関またはクローポール型モータの何れか一方の駆動力は、トランスミッションを介して車両の駆動輪に伝達されるようになっている。
また、車両の減速時に駆動輪側からクローポール型モータに駆動力が伝達されると、クローポール型モータは発電機として機能していわゆる回生制動力を発生し、車体の運動エネルギーを電気エネルギー(回生エネルギー)として回収する。さらに、内燃機関の出力がクローポール型モータに伝達された場合にもクローポール型モータは発電機として機能して発電エネルギーを発生する。
ロータ(図示略)を回転させる回転磁界を発生するステータ10は、例えば図1および図2に示すように、U相およびV相およびW相からなる3相の各相毎のU相ステータリング11と、V相ステータリング12と、W相ステータリング13と、U相およびW相からなる2相のU相環状巻線14およびW相環状巻線15とを備えて構成されている。
U相ステータリング11は、例えば図2に示すように、略円環状のU相ヨーク21と、このU相ヨーク21の内周部の周方向Cに所定間隔を置いた位置から径方向R内方および軸線方向Pの他方に向かい突出し、径方向Rに対する断面形状が略長方形状に形成されたU相ティース22とを備えて構成され、U相ヨーク21およびU相ティース22からなるU相ステータリング11の周方向Cに対する断面形状が略L字状となるように構成されている。
V相ステータリング12は、例えば図2に示すように、略円環状のV相ヨーク23と、このV相ヨーク23の内周部の周方向Cに所定間隔を置いた位置から径方向R内方および軸線方向Pの一方および他方に向かい突出し、径方向Rに対する断面形状が略長方形状に形成されたV相ティース24とを備えて構成され、V相ヨーク23およびV相ティース24からなるV相ステータリング12の周方向Cに対する断面形状が略T字状となるように構成されている。
W相ステータリング13は、例えば図2に示すように、略円環状のW相ヨーク25と、このW相ヨーク25の内周部の周方向Cに所定間隔を置いた位置から径方向R内方および軸線方向Pの一方に向かい突出し、径方向Rに対する断面形状が略長方形状に形成されたW相ティース26とを備えて構成され、W相ヨーク25およびW相ティース26からなるW相ステータリング13の周方向Cに対する断面形状が略L字状となるように構成されている。
そして、各ステータリング11,12,13は、各ヨーク21,23,25が軸線方向Pに沿って積み重ねられるようにして接続されている。そして、例えば図1に示すように、複数の各ティース22,…,22および24,…,24および26,…,26が所定順序(例えば、順次、U相ティース22,V相ティース24,W相ティース26等)で周方向Cに沿って配列され、周方向Cで隣り合う各ティース22,24間には1相のU相環状巻線14が配置されるスロットが形成され、周方向Cで隣り合う各ティース24,26間には1相のW相環状巻線15が配置されるスロットが形成され、周方向Cで隣り合う各ティース22,26間には2相のU相環状巻線14およびW相環状巻線15が配置されるスロットが形成されている。
そして、各ステータリング11,12,13の各ティース22,24、26は、例えば互いに同等の軸方向幅および周方向幅を有し、周方向Cで隣り合う各ティース22,24,26間の間隔(つまり、各スロットの周方向幅)は、各スロットに配置される各環状巻線14,15の本数に応じた値(例えば、本数に比例した値等)に設定されている。つまり、単一の各環状巻線14,15が配置される各ティース22,24間および各ティース24,26間の間隔C1は、2相の各環状巻線14,15が配置される各ティース22,26間の間隔C2よりも小さな値(例えば、各ティース22,26間の間隔C2の1/2の値等)に設定されている。
各環状巻線14,15は、例えば軸線周りの周面内でクランク状に蛇行しつつ周回するようにして、複数の各U相蛇行部31,…,31およびW相蛇行部32,…,32を備えて構成されている。
各蛇行部31,32の周方向Cの幅つまりコイルピッチは、例えば図1に示すように、電気角で120°に設定され、各蛇行部31,32は互いに異なる方向(つまり互いの対向方向であって軸線方向Pの一方および他方)に向かい突出するように設けられ、U相環状巻線14とW相環状巻線15とは、電気角で240°の位相差を有するようにして周方向Cに沿って相対的にずれた位置に配置されている。これにより、例えばU相蛇行部31に対して、周方向Cの一方側で隣り合うW相蛇行部32は電気角で240°の位相差を有し、周方向Cの他方側で隣り合うW相蛇行部32は電気角で120°の位相差を有することになる。そして、2相の各環状巻線14,15は、互いの対向方向に突出する互いの各蛇行部31,32が周方向Cに沿って交互に配列され、互いに交差しないように配置されている。
そして、U相環状巻線14のU相蛇行部31にはU相ステータリング11の1つのU相ティース22が配置され、W相環状巻線15のW相蛇行部32にはW相ステータリング13の1つのW相ティース26が配置され、周方向Cで隣り合うU相蛇行部31とW相蛇行部32との間にはV相ステータリング12の1つのV相ティース24が配置されている。
これにより、周方向Cで隣り合う各ティース22,24または24,26または22,26間を縫うようにして配置された2相の各環状巻線14,15は所謂電気角で120°の短節波巻きをなすように形成されている。
そして、互いに電気角で240°の位相差(コイル位相差)を有する2相の各環状巻線14,15は、例えば図3(a)に示すように、V字状に結線され、互いに120°の位相差の正弦波で通電されることにより、例えば漏れ磁束が無視できる場合には、図3(c)に示すように、U相,V相,W相の3相巻線がY字状に結線され、互いに120°の位相差の正弦波で通電される3相のステータと同等の回転磁界を発生するように構成されている。
なお、例えば図3(b)に示すように、各蛇行部31,32が同等の方向(つまり軸線方向Pの一方または他方)に向かい突出する状態で互いに電気角で60°の位相差を有する2相の各環状巻線14,15をV字状に結線する状態は、図3(a)に示すように、各蛇行部31,32が互いに異なる方向(つまり軸線方向Pの一方および他方)に向かい突出する状態で互いに電気角で240°の位相差を有する2相の各環状巻線14,15をV字状に結線する状態と同様に、互いに120°の位相差の正弦波で通電された際に、例えば漏れ磁束が無視できる場合には、図3(c)に示すように、U相,V相,W相の3相巻線がY字状に結線され、互いに120°の位相差の正弦波で通電される3相のステータと同等の回転磁界を発生可能である。
つまり、3相(U相、V相、W相)のモータの電圧方程式は、例えば相抵抗を無視すると、各相電圧指令値V,V,Vと、各相電流I,I,Iと、各相の自己インダクタンスLと、相互インダクタンスMと、ロータの回転角速度ωと、誘起電圧定数Keとにより、下記数式(1)に示すように記述される。
なお、下記数式(1)において、L=−2Mであり、漏れ磁束を無視した。
Figure 0004588613
上記数式(1)において、各相電流I,I,Iは何れか2つの相電流により記述できるため、例えばV相電流IをU相電流IおよびW相電流Iにより記述して消去すると、各相電圧指令値V,V,Vによる線間電圧(例えば、U相−V相間の線間電圧Vuv(=V−V)とW相−V相間の線間電圧Vwv(=V−V))は下記数式(2)に示すように記述される。
Figure 0004588613
ところで、上記数式(1)に示す3相(U相、V相、W相)のモータの電圧方程式において、例えばV相の成分を除去したモデルは、下記数式(3)に示すように記述される。
Figure 0004588613
先ず、上記数式(3)に示すモデルは、W相の巻線の向きを反転させる(つまり、ロータの回転方向を反転させる)と、下記数式(4)に示すように記述される。
Figure 0004588613
次に、上記数式(4)に示すモデルは、各巻線のターン数nを(√3)倍に変更すると、下記数式(5)に示すように記述される。
Figure 0004588613
次に、上記数式(5)に示すモデルは、誘起電圧の位相の角度原点を90度(=π/2)だけ移動させ、U相の成分とW相の成分とを入れ替えると、下記数式(6)に示すように記述され、上記数式(2)と同等になる。
Figure 0004588613
本実施の形態に係るステータ10は上記構成を備えており、次に、このステータ10の製造方法について添付図面を参照しながら説明する。
先ず、例えば図2に示すように、2相のU相環状巻線14およびW相環状巻線15を、コイルピッチが電気角で120°となるようにしてクランク状に成形して複数の各U相蛇行部31,…,31およびW相蛇行部32,…,32を形成する。そして、各蛇行部31,32が2相のU相環状巻線14およびW相環状巻線15の互いの対向方向(つまり軸線方向Pの一方および他方)に向かい突出するようにして、各環状巻線14,15を軸線に対して同軸に配置する。
そして、先ず、軸線方向Pの一方に向かい突出する複数のW相ティース26,…,26を備えるW相ステータリング13を軸線に対して同軸となる所定位置に配置する。
次に、W相環状巻線15をW相ステータリング13に対して軸線方向Pの一方から他方に向かい相対移動させ、W相環状巻線15の複数の各W相蛇行部32,…,32内にW相ステータリング13の複数の各W相ティース26,…,26を相対的に挿入する。
次に、V相ステータリング12を軸線に対して同軸に配置した状態でW相環状巻線15に対して軸線方向Pの一方から他方に向かい相対移動させ、W相環状巻線15の周方向Cで隣り合うW相蛇行部32,32間にV相ステータリング12の単一のV相ティース24を相対的に挿入し、W相ステータリング13のW相ヨーク25とV相ステータリング12のV相ヨーク23とを軸線方向Pに沿って積み重ねるようにして接続する。
次に、U相環状巻線14およびW相環状巻線15が互いに電気角で240°の位相差を有するようにして、U相環状巻線14をW相環状巻線15に対して周方向Cに沿って相対的にずれた位置に配置した状態で、U相環状巻線14をW相環状巻線15に対して軸線方向Pの一方から他方に向かい相対移動させ、互いの対向方向に突出する互いの各蛇行部31,32が周方向Cに沿って交互に配列され、かつ、2相の各環状巻線14,15が互いに交差しないように配置する。
次に、U相ステータリング11を軸線に対して同軸に配置した状態でU相環状巻線14に対して軸線方向Pの一方から他方に向かい相対移動させ、U相環状巻線14の複数の各U相蛇行部31,…,31内にU相ステータリング11の複数の各U相ティース22,…,22を相対的に挿入する、V相ステータリング12のV相ヨーク23とU相ステータリング11のU相ヨーク21とを軸線方向Pに沿って積み重ねるようにして接続する。
上述したように、本実施の形態のステータ10によれば、例えば図4(a)に示すように、周方向Cで隣り合う各ティース22,24,26間の間隔(つまり、各スロットの周方向幅)を、各スロットに配置される各環状巻線14,15の本数に応じた値(例えば、本数に比例した値等)に設定して、不均等になるように設定することで、例えば図4(b)に示すように、周方向Cで隣り合う各ティース22,24,26間の間隔を、各スロットに配置される各環状巻線14,15の本数に関わりなく同等の値C0に設定する場合に比べて、各スロットに装着される各環状巻線14,15の本数に応じて巻線占積率が低下してしまうことを防止することができる。
なお、上述した実施形態においては、周方向Cで隣り合う各ティース22,24,26間の間隔(つまり、各スロットの周方向幅)を、各スロットに配置される各環状巻線14,15の本数に応じた値に設定するとしたが、これに限定されず、例えば各ヨーク21,23,25に接続される各ティース22,24,26の少なくとも基端部同士間の間隔を各スロットに配置される各環状巻線14,15の本数に応じた値に設定し、ロータ(図示略)に対向するロータ対向部をなす各ティース22,24,26の先端部同士間の間隔をロータの磁極配置状態に応じた値(例えば、所定値等)に設定してもよい。
例えば図5に示す第1変形例では、各ティース22,24,26の先端部が順次周方向Cに所定間隔を置いた位置に配置された状態で、2相の各環状巻線14,15が配置されるスロットを形成するU相ティース22およびW相ティース26に対し、U相ティース22には、径方向Rに沿って先端部22aから基端部22bに向かうことに伴い、U相ティース22の周方向幅CUを変化させずに、周方向CでのU相ティース22の位置が、隣り合うW相ティース26から離間し、隣り合うV相ティース24に近接する方向に向かい漸次ずれるようにして、傾斜部22cが形成されている。
また、W相ティース26には、径方向Rに沿って先端部26aから基端部26bに向かうことに伴い、W相ティース26の周方向幅CWを変化させずに、周方向CでのW相ティース26の位置が、隣り合うU相ティース22から離間し、隣り合うV相ティース24に近接する方向に向かい漸次ずれるようにして、傾斜部26cが形成されている。
そして、V相ティース24は、径方向Rに沿って先端部から基端部に向かうことに伴い、V相ティース24の周方向幅CVを変化させずに、周方向CでのV相ティース24の位置が不変となるように形成されている。
これにより、周方向で隣り合う各ティース22,24,26の先端部同士間の間隔は同等の値に設定された状態で、2相のU相環状巻線14およびW相環状巻線15が配置されるU相ティース22とW相ティース26との各基端部22b,26b同士間の間隔Cbは、1相のU相環状巻線14またはW相環状巻線15が配置される各ティース22,24または24,26の各基端部同士間の間隔Caよりも大きな値に設定され、各U相ティース22およびW相ティース26の軸線方向Pに対する断面形状が略平行四辺形となり、V相ティース24の軸線方向Pに対する断面形状が略長方形となる。
この第1変形例では、各ティース22,24,26のロータ(図示略)に対するロータ対向部の相対位置は不変のまま、各基端部近傍において各ティース22,24,26同士間の間隔を適切に設定することができ、出力可能な最大トルクが低下したり、コギングトルクやトルクリップルが増大してしまうことを防止しつつ、巻線占積率が低下してしまうことを防止することができる。
また、例えば図6および図7に示す第2変形例では、各ティース22,24,26の先端部が順次周方向Cに所定間隔を置いた位置に配置された状態で、2相の各環状巻線14,15が配置されるスロットを形成するU相ティース22およびW相ティース26に対し、U相ティース22には、径方向Rに沿って先端部22aから基端部22bに向かうことに伴い、U相ティース22の周方向幅を減少傾向(例えば、周方向幅CU1から周方向幅CU2)に変化させ、かつ、U相ティース22の軸方向幅を増大傾向(例えば、軸方向幅αから軸方向幅β)に変化させることで、周方向幅と軸方向幅との積として定義されるU相ティース22の径方向断面の面積を変化させずに、周方向CでのU相ティース22の位置が、隣り合うW相ティース26から離間し、かつ、隣り合うV相ティース24に対しては不変となるようにして、傾斜部22cが形成されている。
また、W相ティース26には、径方向Rに沿って先端部26aから基端部26bに向かうことに伴い、W相ティース26の周方向幅を減少傾向(例えば、周方向幅CW1から周方向幅CW2)に変化させ、かつ、W相ティース26の軸方向幅を増大傾向(例えば、軸方向幅αから軸方向幅β)に変化させることで、周方向幅と軸方向幅との積として定義されるW相ティース26の径方向断面の面積を変化させずに、周方向CでのW相ティース26の位置が、隣り合うU相ティース22から離間し、かつ、隣り合うV相ティース24に対しては不変となるようにして、傾斜部26cが形成されている。
そして、V相ティース24は、径方向Rに沿って先端部から基端部に向かうことに伴い、V相ティース24の周方向幅CVおよび軸方向幅αを変化させずに、周方向CでのV相ティース24の位置が不変となるように形成されている。
これにより、周方向で隣り合う各ティース22,24,26の先端部同士間の間隔は同等の値に設定された状態で、2相のU相環状巻線14およびW相環状巻線15が配置されるU相ティース22とW相ティース26との各基端部22b,26b同士間の間隔Cbは、1相のU相環状巻線14またはW相環状巻線15が配置される各ティース22,24または24,26の各基端部同士間の間隔Caよりも大きな値に設定され、各U相ティース22およびW相ティース26の軸線方向Pに対する断面形状が略台形となり、V相ティース24の軸線方向Pに対する断面形状が略長方形となる。
この第2変形例では、各ティース22,24,26のロータ対向面を通過した全ての磁束が各ティース22,24,26の基端面を通過するように設定することができ、所望のトルクを発生させる際の単位電流あたりの導通損失が増大することを防止しつつ、各基端部近傍において各ティース22,24,26同士間の間隔を適切に設定することができ、巻線占積率が低下してしまうことを防止することができる。
なお、上述した実施形態においては、周方向Cで隣り合う各ティース22,24,26間の間隔(つまり、各スロットの周方向幅)を、各スロットに配置される各環状巻線14,15の本数に応じた値(例えば、本数に比例した値等)に設定して、不均等になるように設定することで、ロータ(図示略)に対向するロータ対向部をなす各ティース22,24,26の先端部同士間の間隔が不均等になるとしたが、これに限定されず、例えば図8(a),(b)に示す第3変形例のように、周方向Cで隣り合う各ティース22,24,26間の間隔を、各スロットに配置される各環状巻線14,15の本数に応じた値に設定して、不均等になるように設定しつつ、各ティース22,24,26の先端部から周方向Cに突出する各拡張部41,42,43を備え、各ティース22,24,26の先端部および該先端部から突出する各拡張部41,42,43により構成される各対向部51,52,53に対し、周方向Cで隣り合う各ティース22,24,26同士の各対向部51,52,53間の間隔Ctが均等になるように設定してもよい。
この第3変形例によれば、例えばロータに対向する各対向部51,52,53間の間隔が不均等となることで出力可能な最大トルクが低下したり、コギングトルクやトルクリップルが増大してしまうことを防止することことができる。
しかも、周方向Cで隣り合う各ティース22,24,26同士間に形成されるスロットでは、各スロットが伸びる方向に対する断面形状を略長方形状に設定することができ、例えば特別な断面形状を有する各環状巻線14,15を用いる必要無しに、例えば平角線等の単純な断面形状を有する各環状巻線14,15によって所望の巻線占積率を容易に確保することができる。
さらに、この第3変形例においては、例えば図9(a),(b)に示すように、各拡張部41,42,43を、周方向Cに沿って各拡張部41,42,43の先端部から基端部に向かうことに伴い、各環状巻線14,15の径方向Rに沿った各拡張部41,42,43の厚さが増大傾向に変化するように設定してもよい。
この場合には、ロータに対向する各拡張部41,42,43の対向面を通過した磁束が、さらに、各拡張部41,42,43と各ティース22,24,26の先端部との各接続部を通過して各ティース22,24,26の基端部へと流出するまでの間において、磁気飽和により低減してしまうことを防止し、ロータとステータ10の各ティース22,24,26との間の界磁磁束を有効利用することができる。
なお、上述した実施の形態に係るステータ10を具備するクローポール型モータ50のロータ51は、例えば図10に示すように、界磁として永久磁石52を利用する永久磁石式ロータであって、ロータ本体53の外周面上に複数の永久磁石52,…,52が周方向に所定の間隔をおいて配置されている。
各永久磁石52は、例えば径方向に磁化されており、周方向で隣り合う永久磁石52,52の磁化方向が互いに反対方向となるように、すなわち外周側がN極とされた永久磁石52には、外周側がS極とされた他の永久磁石52が隣接するように配置されている。
なお、各永久磁石52の外周面上には、ステータ10の各ティース22,24,26の先端部に対向する対向面をなす表面ヨーク54が設けられている。
そして、ロータ本体53の外周面上において各永久磁石52が伸びる方向は、ロータ51の回転軸線O方向に対して所定角度だけ傾斜している。
このクローポール型モータ50によれば、周方向Cで隣り合う各ティース22,24,26間の間隔を、各スロットに配置される各環状巻線14,15の本数に応じた値に設定して、不均等になるように設定することに起因するコギングトルクやトルクリップルの発生を抑制することができる。
本発明の実施形態に係るステータの要部の径方向断面図である。 本発明の実施形態に係るステータの要部分解斜視図である。 図3(a)は図1に示すステータの各環状巻線の結線状態を示す図であり、図3(b)は本発明の実施形態に係るステータの各環状巻線の結線状態を示す図であり、図3(c)は3相(U相、V相、W相)のステータの各巻線の結線状態を示す図である。 図4(a)は、本発明の実施形態に係るステータの要部の径方向断面図であり、図4(b)は、周方向Cで隣り合う各ティース間の間隔が同等の値に設定されたステータの要部の径方向断面図である。 本発明の実施形態の第1変形例に係るステータの要部の軸方向断面図である。 本発明の実施形態の第2変形例に係るステータの要部の軸方向断面図である。 本発明の実施形態の第2変形例に係るステータの要部を径方向に沿って見た図である。 図8(a)は、本発明の実施形態の第3変形例に係るステータを軸線方向Pから見た平面図であり、図8(b)は、本発明の実施形態の第3変形例に係るステータの斜視図である。 図9(a)は、本発明の実施形態の第3変形例に係るステータを軸線方向Pから見た平面図であり、図9(b)は、本発明の実施形態の第3変形例に係るステータの斜視図である。 本発明の実施形態に係るクローポール型モータの斜視図である。
符号の説明
10 ステータ
11 U相ステータリング
12 V相ステータリング
13 W相ステータリング
14 U相環状巻線(環状巻線)
15 W相環状巻線(環状巻線)
22 U相ティース(ティース)
22a 先端部(ロータ対向部)
22b 基端部(接続部)
24 V相ティース(ティース)
26 W相ティース(ティース)
26a 先端部(ロータ対向部)
26b 基端部(接続部)
31 U相蛇行部(蛇行部)
32 W相蛇行部(蛇行部)
41,42,43 拡張部
50 クローポール型モータ
51,52,53 対向部

Claims (5)

  1. 2相の環状巻線を備える3相のステータであって、
    前記環状巻線は蛇行部を備え、該蛇行部に装着されるティースのうち所定のティースは、ロータに対向するロータ対向部から、ステータ本体に接続される接続部に向かうことに伴い、前記環状巻線の周方向での前記ティースの幅が減少傾向に変化すると共に、前記環状巻線の軸線に略平行な軸線方向での前記ティースの長さが増大傾向に変化するように設定されてなることを特徴とするステータ。
  2. 前記所定のティースは、前記ロータ対向部から前記接続部に向かうことに伴い、前記環状巻線の周方向で隣り合う前記ティース同士間の間隔が増大傾向に変化するように設定されてなることを特徴とする請求項1に記載のステータ。
  3. 前記ティースの先端部から前記環状巻線の周方向に突出する拡張部を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のステータ。
  4. 前記先端部および前記拡張部からなる対向部に対し、
    前記環状巻線の周方向で隣り合う前記ティース同士の前記対向部間の間隔が均等になるように設定されてなることを特徴とする請求項3に記載のステータ。
  5. 前記拡張部は、前記環状巻線の周方向に沿って前記拡張部の先端部から基端部に向かうことに伴い、前記環状巻線の径方向に沿った前記拡張部の厚さが増大傾向に変化するように設定されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載のステータ。
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