JP2005014607A - 化粧フィルム - Google Patents

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潤 西岡
Shigeki Nishimura
茂樹 西村
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欣彦 西尾
Osamu Kakishita
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Abstract

【課題】 層間接着性、防汚性、経済性、意匠性に優れた化粧フィルムを提供する。
【解決手段】 変性または非変性のポリエチレンとエチレン−ビニルアルコール共重合体とのブレンド樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合体、変性ポリオレフィン樹脂、ポリエステル系樹脂から選ばれる一の樹脂あるいは二以上の樹脂の混合物からなる基材樹脂層上に、接着性フッ素樹脂層を積層させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表層にフッ素含有樹脂層を有する化粧フィルムに関する。
化粧フィルムは、紙、木材、鋼板等に貼着され、建築物の内装等に化粧材として用いられる。これらには、意匠性と同時に、高い防汚性が求められている。
化粧フィルムの代表的なものとしては、例えば、塩化ビニル樹脂層上に絵柄を付与した基材層を設け、エンボス加工をしたような、いわゆる塩ビ化粧シートが挙げられる。しかし、塩化ビニル樹脂に使用される可塑剤(主としてジオクチルフタレート(DOP))は、時が経過するとともに、表面にブリード(浮きでてくる)して、ほこりなどが付着し汚れ易くなる原因となってしまう。
塩化ビニル樹脂の他に、エチレン−ビニルアルコール共重合体や、ポリエステル素材等の他の樹脂を用いた化粧フィルムも存在するが、防汚性の点からはいずれも不十分である。
フッ素系樹脂は、高い防汚性を有することが知られている。この防汚性を生かすため、特許文献1には、外層にフッ素系樹脂層を設けた化粧フィルムが開示されている。
特開平10−44329号公報
しかしながら、フッ素系樹脂層を基材と貼り合わせるのに、(1)接着剤が用いられたり、(2)フッ素系樹脂の溶液等を塗布したり、(3)熱接着性樹脂と直接接着させたり、していた。これらのようにフッ素系樹脂を接着させたとしても、通常のフッ素系樹脂は、接着力が弱いため、化粧フィルムとして長期間使用しているうちに、フッ素系樹脂層が化粧フィルムから剥離してくるという問題があった。また、フッ素系樹脂だけで化粧フィルムを作製しようとすると、コストの点で問題があり、さらに、エンボス加工等を施す際に、エンボス適性に劣るという問題があった。
そこで、本発明は、層間接着性、防汚性、経済性、意匠性に優れた化粧フィルムを提供することを課題とする。
発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、特定の構成の積層体が、上記性能を満たすことを見出した。以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
第一の本発明は、変性または非変性のポリエチレンとエチレン−ビニルアルコール共重合体とのブレンド樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合体、変性ポリオレフィン樹脂、ポリエステル系樹脂から選ばれる一の樹脂あるいは二以上の樹脂の混合物からなる基材樹脂層(20a)上に、接着性フッ素樹脂層(10a)を積層させたことを特徴とする化粧フィルム(100a)である。
ここで、「接着性フッ素樹脂」とは、融点が150℃〜250℃であって、以下の方法により作製、評価したフィルムの180度剥離強度が4N/cm以上であるフッ素樹脂のことをいう。
(試験フィルムの作製)
変性ポリオレフィン樹脂の一種であるレクスパール RA3150(日本ポリエチレン社製)とフッ素樹脂とを、4×10〜5×10Paの試料圧で、240℃で、10分間プレスして、積層シートを作製し、幅2.5cm、長さ25cmに切断して、試験フィルムを作製する。
(試験フィルムの評価)
JIS Z0237に準じた方法にて、剥離速度5mm/min、温度23℃で、180度剥離強度の測定を行う。
この発明によれば、層間接着性、防汚性、経済性、意匠性に優れた化粧フィルムを提供することができる。
第二の本発明は、上記化粧フィルムの前記接着性フッ素樹脂層(10c)における前記基材樹脂層(20c)が積層された面とは反対側の面に、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体および/またはテトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン−フッ化ビニリデン共重合体からなるフッ素樹脂層(40c)が積層されていることを特徴とする化粧フィルム(100c)である。
この発明によれば、より防汚性に優れた化粧フィルムを提供することができる。
第三の本発明は、上記化粧フィルムにおける前記基材樹脂層(20b)と前記接着性フッ素樹脂層(10b)との間に、前記接着性フッ素樹脂層(10b)に用いた樹脂と、前記基材樹脂層(20b)に用いた樹脂とをブレンドした樹脂からなる、接着性フッ素樹脂−基材樹脂ブレンド層(30b)を有することを特徴とする化粧フィルム(100b)である。
この発明によれば、より層間接着性に優れた化粧フィルムを提供することができる。
前記接着性フッ素樹脂層(10)の厚さは、1〜5μmであることが好ましい。
これによれば、フッ素樹脂層が薄いため、経済性に優れ、かつエンボス加工がしやすい化粧フィルムを提供することができる。
第四の本発明は、変性または非変性のポリエチレンとエチレン−ビニルアルコール共重合体とのブレンド樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合体、変性ポリオレフィン樹脂、ポリエステル系樹脂から選ばれる一の樹脂あるいは二以上の樹脂の混合物からなる基材樹脂層(20d)上に、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体および/またはテトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン−フッ化ビニリデン共重合体からなるフッ素樹脂と、接着性フッ素樹脂とをブレンドした樹脂からなる、フッ素樹脂−接着性フッ素樹脂ブレンド層(50d)が積層されたことを特徴とする化粧フィルム(100d)である。
この発明によれば、層間接着性、防汚性、経済性、意匠性に優れた化粧フィルムを提供することができる。
第五の本発明は、上記第四の本発明の化粧フィルムにおける前記フッ素樹脂−接着性フッ素樹脂ブレンド層(50e)の、前記基材樹脂層(20e)が積層された面とは反対側の面に、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体および/またはテトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン−フッ化ビニリデン共重合体からなるフッ素樹脂層(40e)がさらに積層されていることを特徴とする化粧フィルム(100e)である。
この発明によれば、より防汚性に優れた化粧フィルムを提供することができる。
前記基材樹脂層(20)は、変性ポリオレフィン樹脂層(21)とポリエステル系樹脂層(22)の二層からなり、前記変性ポリオレフィン樹脂層(21)が他の層と隣接していることが好ましい。
これによれば、経済性、層間接着性に優れた化粧フィルムを提供することができる。
前記基材樹脂層(20)は、ポリエチレンテレフタレート樹脂層(24)の両面にポリブチレンテレフタレート樹脂層(23、25)を積層させた三層からなることが好ましい。
これによれば、経済性、層間接着性に優れ、エンボス加工がし易い化粧フィルムを提供することができる。
第六の本発明は、上記化粧フィルム(100)を、壁紙基材に貼り合わせたことを特徴とする化粧壁紙である。
この発明によれば、層間剥離しにくく、防汚性、意匠性に優れた化粧壁紙を提供することができる。
第七の本発明は、上記化粧フィルム(100)を、鋼板に貼り合わせたことを特徴とする化粧鋼板である。
この発明によれば、層間剥離しにくく、防汚性、意匠性に優れた化粧鋼板を提供することができる。
以上説明したように、本発明によれば、層間接着性、防汚性、経済性、意匠性に優れた化粧フィルム、この化粧フィルムを貼り合わせた化粧材(化粧壁紙、化粧鋼板)を提供することができる。
図1に本発明の化粧フィルムの構成を示す。本発明の化粧フィルム100a〜100eは、基材樹脂層上に、フッ素樹脂を含有する層が積層される。
図1(A)に示すように、本発明の化粧フィルム100aは、基材樹脂層20a上に、接着性フッ素樹脂層10aを有する。図1(B)に示すように、化粧フィルムの層間接着性を高めるため、接着性フッ素樹脂層10bに用いた樹脂と、基材樹脂層20bに用いた樹脂とをブレンドした樹脂からなる、接着性フッ素樹脂‐基材樹脂ブレンド層30bを有する化粧フィルム100bにすることもできる。さらに、図1(C)に示すように、表層の防汚性をより高めるため、接着性フッ素樹脂層10cの上に、フッ素樹脂層40cを設けた化粧フィルム100cとすることもできる。
また、図1(D)に示すように、本発明の化粧フィルム100dは、基材樹脂層20d上に、接着性フッ素樹脂と特定のフッ素樹脂からなる、フッ素樹脂−接着性フッ素樹脂ブレンド層50dを有する。さらに、図1(E)に示すように、化粧フィルムの防汚性をより高めるため、表層にフッ素樹脂層40eを設けた化粧フィルム100eとすることもできる。以下、各層について説明する。
<接着性フッ素樹脂層10>
本発明における「接着性フッ素樹脂」とは、融点が150℃〜250℃であって、変性ポリオレフィン樹脂の一種であるレクスパール RA3150(日本ポリエチレン社製)とフッ素樹脂とを、4×10〜5×10Paの試料圧で、240℃で、10分間プレスして、積層シートを作製し、幅2.5cm、長さ25cmに切断して採取したサンプルを、JIS Z0237に準じた方法にて、剥離速度5mm/min、温度23℃で、180度剥離強度の測定を行った時の180度剥離強度が4N/cm以上であるフッ素樹脂のことをいう。
また、本発明における「接着性フッ素樹脂」のIRスペクトルは、1780cm−1〜1880cm−1の間に吸収ピークを有している。好ましくは、「接着性フッ素樹脂」のIRスペクトルは、1790cm−1〜1800cm−1の間および1845cm−1〜1855cm−1の間に、無水マレイン酸基等の無水物に起因する吸収ピークを有し、あるいは、1800cm−1〜1815cm−1の間に末端カーボネート基に起因する吸収ピークを有し、あるいは、1790cm−1〜1800cm−1の間、1845cm−1〜1855cm−1の間および1800cm−1〜1815cm−1の間に、無水マレイン酸基等の無水物および末端カーボネート基の混合物に起因する吸収ピークを有している。
さらに好ましくは、「接着性フッ素樹脂」のIRスペクトルは、1790cm−1〜1800cm−1の間および1845cm−1〜1855cm−1の間に、無水マレイン酸基等の無水物に起因する吸収ピークを有し、あるいは、1800cm−1〜1815cm−1の間に末端カーボネート基に起因する吸収ピークを有している。
また、主鎖のCH基に起因する2881cm−1付近における吸収ピークの高さに対する、無水マレイン酸基等の無水物に起因する1790cm−1〜1800cm−1の間の吸収ピークの高さの比は、0.5〜1.5、好ましくは0.7〜1.2、さらに好ましくは0.8〜1.0である。
また、主鎖のCH基に起因する2881cm−1付近における吸収ピークの高さに対する、末端カーボネート基に起因する1800cm−1〜1815cm−1の間の吸収ピークの高さの比は、1.0〜2.0、好ましくは1.2〜1.8、さらに好ましくは1.5〜1.7である。
このような接着強度を有するフッ素樹脂として、例えば、テトラフルオロエチレン単位を有するホモポリマーやコポリマーであって、末端あるいは側鎖に、カーボネート基、カルボン酸ハライド基、ヒドロキシル基、カルボキシル基、エポキシ基等の官能基を有する樹脂が挙げられる。上記融点と接着強度を発現するのであれば、複数の樹脂を混合してもよい。市販品で上記のような接着強度を有するフッ素樹脂としては、例えば、ネオフロンEFEP(ダイキン工業社製)、フルオンLM−ETFE AH2000(旭硝子社製)が挙げられる。
本発明の接着性フッ素樹脂層10a〜10cの厚みは、コストや、表面へのエンボス加工等を考えた場合、1〜5μmであることが好ましい。接着性フッ素樹脂層10a〜10cには、化粧材としての機能を持たせるため、各種添加剤を加えることができる。例えば、ベンゾトリアゾール系化合物、ベンゾフェノン系化合物、シアノアクリレート系化合物等の紫外線吸収剤、タルク、マイカ、酸化チタン、シリカ等の無機顔料等の無機充填剤、有機アミノ系化合物、縮合リン酸アルミ等のVOD(揮発性有機化合物)除去剤等が挙げられる。これらは1種でも、2種以上混合して添加してもよい。
<基材樹脂層20>
本発明の基材樹脂層20a〜20eは、変性または非変性のポリエチレン(PE)とエチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)とのブレンド樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)、変性ポリオレフィン樹脂、ポリエステル系樹脂から選ばれる一の樹脂あるいは二以上の樹脂の混合物からなる。
本発明に用いられるエチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)としては、エチレン含有率が20〜65モル%であることが好ましく、25〜60モル%であることがさらに好ましい。また、ビニルエステル成分のけん化度は、90モル%以上であることが好ましく、95モル%以上であることがさらに好ましい。
本発明における「変性ポリオレフィン樹脂」とは、ベースとなるポリオレフィン樹脂に、任意の方法で無機酸、不飽和カルボン酸またはその誘導体等の酸をグラフト反応させることにより得られる樹脂をいう。ベースとなるポリオレフィンとしては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等が使用される。不飽和カルボン酸類としては、例えばボロン酸、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、シトラコン酸、またそれらの酸無水物、エステル、アミド、イミド、金属塩等が使用される。変性ポリオレフィン樹脂としては、エチレンとグリシジルメタクリレートのコポリマーが好ましい。このようなエチレンとグリシジルメタクリレートのコポリマーとしては、例えば、レクスパールRA3150(日本ポリエチレン社製)、ボンドファーストE(住友化学社製)を挙げることができる。
エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)と変性または非変性のポリエチレン(PE)とのブレンド樹脂とは、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)と、非変性ポリエチレンまたは変性ポリエチレンを、特定の比率で溶融混合した樹脂のことをいう。ブレンド樹脂の原料として用いられるエチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)は、上述のものと同じものが挙げられる。また、変性ポリエチレンは、上述した変性ポリオレフィン樹脂に含まれるような変性ポリエチレンが挙げられる。2つの樹脂のブレンドの比率は、変性または非変性ポリエチレン1質量部に対し、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)1.2質量部〜18質量部であることが好ましい。
ポリエステル系樹脂としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等が挙げられる。
基材樹脂層20a〜20eは、上記に挙げた樹脂単層でも、また2層以上の樹脂が積層されたものでもよい。積層されたものである場合、図2(I)に示すように、基材樹脂層20が、変性ポリオレフィン層21とポリエステル系樹脂層22を積層させた構成であることや、図2(II)に示すように、基材樹脂層20が、ポリエチレンテレフタレート樹脂層24の両面にポリブチレンテレフタレート層23、25を配した構成である積層体であることが、意匠性および鋼板との接着性の点で好ましい。
本発明の基材樹脂層20a〜20eの厚さは、意匠性およびラミネート加工性の点から5〜200μmであることが好ましく、さらに30〜200μmであることが好ましい。
本発明の基材樹脂層20a〜20eにも、化粧材としての機能を持たせるため、各種添加剤を加えることができる。添加剤としては、接着性フッ素樹脂層10a〜10cに添加するものとして挙げたものと同じものが挙げられるが、特に、化粧フィルムをマット化するために、タルク、マイカ等の無機充填剤を添加することが好ましい。
本発明の基材樹脂層20a〜20eには、必要に応じ、化粧フィルムに意匠性を与えるために柄を付与することができる。柄としては、例えば、木目、石目、布目、細紋や反復パターン等の幾何学模様、抽象柄等、所望の任意の絵柄を設けることができる。
柄印刷は、公知の方法で行われ、従来、化粧フィルムの絵柄層に適用されて来た任意の画像形成材料や画像形成方法を適宜適用することができる。具体的には例えばグラビア印刷法、オフセット印刷法、スクリーン印刷法、凸版印刷法、フレキソ印刷法、静電印刷法、インクジェット印刷法、電子写真法等の各種印刷法や、例えばグラビアコート法、ロールコート法、ディップコート法、エアーナイフコート法、ナイフコート法、コンマコート法、ダイコート法、リップコート法、キスコート法、ロッドコート法、スプレーコート法、フローコート法等の各種コーティング法等を適宜選択して実施することができる。また、上記した印刷方法による他、例えば手描き法、墨流し法、写真法、レーザービームまたは電子ビーム描画法、金属等の部分蒸着法やエッチング法等、またはこれらの方法を複数組み合わせて行うこともできる。
<接着性フッ素樹脂層−基材樹脂層ブレンド層30>
接着性フッ素樹脂層−基材樹脂層ブレンド層30bは、基材樹脂層20bとして用いた樹脂と、接着性フッ素樹脂層10bとして用いた樹脂を、特定の比率で溶融混合したものである。このようなブレンドした樹脂を用いることで、基材樹脂層20bと接着性フッ素樹脂層10bとの接着がより強固なものとなり、層間剥離しにくい化粧フィルム100bとすることができる。基材樹脂層20bが複数の樹脂の積層である場合は、この接着性フッ素樹脂層−基材樹脂層ブレンド層30bと隣接することとなる層の樹脂をブレンドする。2つの樹脂のブレンドの比率は、用いられる樹脂により異なるが、基材樹脂層20bの樹脂1質量部に対し、接着性フッ素樹脂0.1〜10質量部であることが好ましい。接着性フッ素樹脂層−基材樹脂層ブレンド層30bの厚みは、接着力と経済性の点から、1μm〜50μmであることが好ましく、1μm〜20μmであることがさらに好ましい。
<フッ素樹脂層40>
本発明の化粧フィルムのフッ素樹脂層40c、40eとして用いられるフッ素樹脂は、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)またはテトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン−フッ化ビニリデン共重合体(THV)、あるいはエチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)およびテトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン−フッ化ビニリデン共重合体(THV)の混合物である。これらのフッ素樹脂からなるフッ素樹脂層40c、40eを用いることで、表層の防汚性をより高めた化粧フィルムとすることができる。フッ素樹脂層40c、40eの厚さは、特に限定はないが、経済性の点からは5μm以下が好ましく、耐久性等の観点から、1μm以上であることが好ましい。また、フッ素樹脂層40c、40eには、接着性フッ素樹脂層10a〜10cと同様、必要に応じて添加剤を加えても良い。
<フッ素樹脂−接着性フッ素樹脂ブレンド層50>
本発明の化粧フィルムのフッ素樹脂−接着性フッ素樹脂ブレンド層50d、50eは、接着性フッ素樹脂と、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)またはテトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン−フッ化ビニリデン共重合体(THV)、あるいはエチレン−テトラフルオロエチレン共重合体(ETFE)およびテトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン−フッ化ビニリデン共重合体(THV)の混合物であるフッ素樹脂とを、特定の比率で溶融混合したものである。接着性フッ素樹脂は、前述の接着性フッ素樹脂層10a〜10cとして用いたものと同義である。このようなフッ素樹脂−接着性フッ素樹脂ブレンド層50d、50eを用いることで、基材樹脂層20d、20eとの接着が強固となり、層間剥離しにくい化粧フィルム100d、100eとすることができる。フッ素樹脂と接着性フッ素樹脂とのブレンド比率は、用いられる樹脂により異なるが、接着性フッ素樹脂1質量部に対し、フッ素樹脂0.1質量部〜10質量部であることが好ましい。フッ素樹脂−接着性フッ素樹脂ブレンド層50d、50eの厚みは、接着力と経済性の点から、1μm〜50μmであることが好ましく、1μm〜20μmであることがさらに好ましい。
本発明の化粧フィルムの積層方法としては、基材樹脂層20a〜20eとなるフィルム上に、接着性フッ素樹脂層10a〜10c等の上層となる層を押出しラミネートする方法、各層を別個にシート状に成形しておいたものを熱や接着剤により接着させる方法、あるいは、共押出成形によりすべての層を一度に積層する方法等を挙げることができる。この中でも、共押出成形による積層方法が、薄層化、作業性、経済性の点で好ましい。
本発明の化粧フィルム100には、エンボス加工を施すこともできる。エンボス加工で用いられる模様は、特に限定はなく、梨地、絹目、皮シボ、木目、ヘアーライン等、用途に応じて適宜選択される。エンボス加工は、公知の方法で行うことができ、具体的には加熱ロールや赤外線加熱装置により加熱されて軟化溶融状態にあるシートを、彫刻が施された金属製ロールとゴムロールとの間で圧着する方法やエアーナイフ等を用いて彫刻が施された金属製冷却ロールに溶融状態のシートを圧着する方法等を例示することができる。
特に鋼板などの基材にラミネートする場合には、ラミネート用の1対の圧着ロールのうちフッ素樹脂面側のロールにエンボス彫刻が施されたものを用いて、ラミネートと同時に圧接することにより良好にエンボス加工することができる。前記接着性フッ素樹脂層10a〜10cの厚さが、1〜5μmであると、彫刻に忠実に転写することができるとともに、エンボスが戻りにくいという特徴があり、このエンボス加工が特に行いやすいので好ましい。
本発明の化粧フィルム100は、基材に積層させることにより、化粧材として使用される。積層させる相手基材としては、裏打ち紙等の壁紙基材、金属、ガラス、樹脂、木材等、任意の基材を用いることができるが、本発明の化粧フィルムの性質上、壁紙基材や鋼板が好ましく用いられる。化粧フィルム100の積層方法は特に限定されず、例えば化粧フィルム100の基材樹脂層20a〜20eの表面に接着剤を塗布して基材に貼り付ける方法、加熱した基材に、化粧フィルム100の基材樹脂層20a〜eの表面を接合し、熱圧着してラミネートする方法等が挙げられる。
<1> 評価用試料の作製
(実施例1)
エチレン含量が33モル%、酢酸ビニル成分のけん化度が99.5モル%、メルトフローレート(MFR)が5.5g/10分のエチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)と、接着性フッ素樹脂であるネオフロンEFEP RP−5000(ダイキン工業社製)をそれぞれ40mmφの1軸スクリュー押出機(押出温度220℃、L/D=20)と、2層のマルチマニホールドダイを用い、リップギャップ0.5mm、キャストロール温度60℃で厚さ15μm、基材樹脂層(エチレン−ビニルアルコール共重合体からなる層)の厚さと接着性フッ素樹脂層の厚さの比率が、5:1(基材樹脂層:接着性フッ素樹脂層)のフィルムを採取した。
(実施例2)
冷却器、撹拌機および滴下ロート付きセパラブルフラスコに高密度ポリエチレン(210℃、荷重2160gにおけるメルトフローレート(MFR)が0.3g/10分であり、密度0.90であり、末端二重結合量0.048meq/gである。)1000g、デカリン2500gを仕込み、室温で減圧することにより脱気を行った後、窒素置換を行った。これにホウ酸トリメチル78g、ボラン−トリエチルアミン錯体5.8gを添加し、200℃で4時間反応後、蒸留器具を取り付け、さらにメタノール100mlをゆっくり滴下した。メタノール滴下終了後、減圧蒸留により、メタノール、ホウ酸トリメチル、トリエチルアミン等の低沸点の不純物を留去した。さらにエチレングリコール31gを添加し、10分間撹拌後、アセトン中に沈殿させて、乾燥することにより、ボロン酸エチレングリコールエステル基量が0.027meq/gであり、メルトフローレート(MFR)が0.2g/10分である高密度ポリエチレン(ボロン酸変性ポリエチレン)を得た。
このボロン酸変性ポリエチレン15質量部と、エチレン含量が33モル%、酢酸ビニル成分のけん化度が99.5モル%、メルトフローレート(MFR)が5.5g/10分のエチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)75質量部を、40mmφの2軸スクリュー押出機を用い、220℃でブレンドペレット化した。
該ブレンドペレットとネオフロンEFEP RP−5000(ダイキン工業社製)をそれぞれ40mmφの一軸スクリュー押出機(押出温度220℃、L/D=20)と2層のマルチマニホールドダイを用い、リップギャップ0.5mm、キャストロール温度60℃で厚さ15μm、基材樹脂層(ボロン酸変性ポリエチレン+エチレン−ビニルアルコール共重合体からなる層)の厚さと接着性フッ素樹脂層の厚さの比率が、5:1(基材樹脂層:接着性フッ素樹脂層)のフィルムを採取した。
(実施例3)
基材樹脂層が三層となるように、ポリブチレンテレフタレート樹脂であるノバデュラン5020S(三菱エンジニアリングプラスチック社製)、ポリエチレンテレフタレート樹脂であるイースターPETG(イーストマンケミカル社製)、ノバデュラン5020S(三菱エンジニアリングプラスチック社製)、接着性フッ素樹脂であるネオフロンEFEP RP−5000(ダイキン工業社製)を、この順になるように40mmφの一軸スクリュー押出機(押出温度220℃、L/D=20)と、マルチマニホールドダイを用い、リップギャップ0.5mm、キャストロール温度60℃で4層同時共押出した。得られたフィルムの厚さは、接着性フッ素樹脂層が5μm、基材樹脂層が180μm(15μm+150μm+15μm)であった。
(実施例4)
エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)であるソアノール A4412(日本合成化学社製)と、接着性フッ素樹脂であるネオフロンEFEP RP−5000(ダイキン工業社製)をそれぞれ40mmφの一軸スクリュー押出機(押出温度220℃、L/D=20)と、二層のマルチマニホールドダイを用い、リップギャップ0.5mm、キャストロール温度60℃で共押出し、フィルムを採取した。得られたフィルムの厚さは、接着性フッ素樹脂層が5μm、基材樹脂層が200μmであった。
(比較例1)
テトラフルオロエチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体であるアフレックスCX−88AXP(旭硝子社製)を厚さ12μmのフィルムにした。
(比較例2)
エチレン含量が33モル%、酢酸ビニル成分のけん化度が99.5モル%、メルトフローレート(MFR)が、5.5g/10分のエチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)を40mmφの一軸スクリュー押出機(押出温度220℃、L/D=20)を用い、リップギャップ0.5mm、キャストロール温度60℃で厚さ15μmのフィルムを採取した。
(比較例3)
実施例2で使用したボロン酸変性ポリエチレンとエチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)のブレンドペレットを、40mmφの一軸スクリュー押出機(押出温度220℃、L/D=20)を用い、リップギャップ0.5mm、キャストロール温度60℃で厚さ15μmのフィルムを採取した。
(比較例4)
接着性フッ素樹脂であるネオフロンEFEP RP−5000(ダイキン工業社製)を、一軸スクリュー押出機(押出温度220℃、L/D=20)を用い、リップギャップ0.5mm、キャストロール温度60℃で厚さ15μmのフィルムを採取した。
(比較例5)
厚さ100μmの塩化ビニル樹脂 MT1100L(三菱化学社製)をフィルムとしてそのまま用いた。
<2> 積層フィルムの評価
上記得られた化粧フィルムに、フッ素樹脂側熱圧着ロールに表面平均粗さRa=10μmの梨地を彫刻したエンボス版ロールとしてエンボス賦与を行った。実施例3、4についてはさらに鋼板を重ね合わせ、熱圧着ロール温度140℃、圧力98N/cmで、1対の熱圧着ロールの間を通過させることによりラミネートして化粧鋼板を作製した。得られた化粧フィルムおよび化粧鋼板を以下の項目により性能評価した。結果を表1に示す。
(1)エンボス適性
化粧フィルムのエンボス模様のシャープ性を目視により判定し、次の基準で評価した。
○:柄際が深く、模様が鮮明である。
△:柄際、模様ともに中庸である。
×:柄際が浅く、模様が不鮮明である。
(2)防汚性
日本ビニル工業会建装部会制定の、「表面強化商品性能表示規定」に準拠して、汚染物の付着、ふき取り(以下参照)による塗工面の汚れ防止性を、以下の基準で目視により判定した。
・汚染物
汚染物A:ネスカフェゴールドブレンド(ネスレ社製)の4%水溶液
汚染物B:サクラクレヨン太巻きの赤色(サクラクレパス社製)
・ふき取り法
汚染物A:布に水を含ませて丁寧にふき取る。
汚染物B:布に台所用洗剤の原液を含ませて丁寧にふき取った後、さらに水でふき取り、乾拭きする。
5級:汚れが残らない
4級:殆ど汚れが残らない
3級:やや汚れが残る
2級:かなり汚れが残る
1級:汚れが濃く残る
(3)剥離性
20℃の雰囲気で、ラミネート鋼板表面の化粧フィルムに下地に至るまでのクロスカットを入れ、クロスカット交差点のちょうど反対の鋼板面に、直径2mmの鋼製丸棒を配し、この丸棒を支点として180度の曲げ加工を行い、曲げ部分のフィルムをテープで剥離し、以下の基準で評価した。
○:化粧フィルムの剥離がない。
△:化粧フィルムが一部剥離した。
×:化粧フィルムが著しく剥離した。
Figure 2005014607
表1に示すように、本発明の化粧フィルム(実施例1〜4)は、すべてエンボス適性、防汚性に優れていた。また、化粧フィルムを鋼板に貼り合わせた本発明の化粧鋼板(実施例3、4)は、化粧フィルムが剥離しにくく化粧鋼板として優れていた。一方、比較例1〜5では、防汚性、エンボス適性ともに満足する化粧フィルムは得られなかった。
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ、好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う化粧フィルム、化粧壁紙および化粧鋼板もまた本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。
化粧フィルムの構成を示す概略断面図である。 化粧フィルム中の基材樹脂層の構成を示す概略断面図である。
符号の説明
100a、100b、100c、100d、100e 化粧フィルム
10a、10b、10c 接着性フッ素樹脂層
20a、20b、20c、20d、20e 基材樹脂層
40c、40e フッ素樹脂層
30b 接着性フッ素樹脂−基材樹脂ブレンド層
50d、50e フッ素樹脂−接着性フッ素樹脂ブレンド層
21 変性ポリオレフィン樹脂層
22 ポリエステル系樹脂層
23,25 ポリブチレンテレフタレート樹脂層
24 ポリエチレンテレフタレート樹脂層

Claims (10)

  1. 変性または非変性のポリエチレンとエチレン−ビニルアルコール共重合体とのブレンド樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合体、変性ポリオレフィン樹脂、ポリエステル系樹脂から選ばれる一の樹脂あるいは二以上の樹脂の混合物からなる基材樹脂層上に、接着性フッ素樹脂層を積層させたことを特徴とする化粧フィルム。
  2. 請求項1に記載の化粧フィルムの前記接着性フッ素樹脂層における前記基材樹脂層が積層された面とは反対側の面に、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体および/またはテトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン−フッ化ビニリデン共重合体からなるフッ素樹脂層が積層されていることを特徴とする化粧フィルム。
  3. 請求項1または2に記載の化粧フィルムにおける前記基材樹脂層と前記接着性フッ素樹脂層との間に、前記接着性フッ素樹脂層に用いた樹脂と、前記基材樹脂層に用いた樹脂とをブレンドした樹脂からなる、接着性フッ素樹脂−基材樹脂ブレンド層を有することを特徴とする化粧フィルム。
  4. 前記接着性フッ素樹脂層の厚さが、1〜5μmである請求項1〜3のいずれかに記載の化粧フィルム。
  5. 変性または非変性のポリエチレンとエチレン−ビニルアルコール共重合体とのブレンド樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合体、変性ポリオレフィン樹脂、ポリエステル系樹脂から選ばれる一の樹脂あるいは二以上の樹脂の混合物からなる基材樹脂層上に、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体および/またはテトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン−フッ化ビニリデン共重合体からなるフッ素樹脂と、接着性フッ素樹脂とをブレンドした樹脂からなる、フッ素樹脂−接着性フッ素樹脂ブレンド層が積層されたことを特徴とする化粧フィルム。
  6. 請求項5に記載の化粧フィルムにおける前記フッ素樹脂−接着性フッ素樹脂ブレンド層の、前記基材樹脂層が積層された面とは反対側の面に、エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体および/またはテトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン−フッ化ビニリデン共重合体からなるフッ素樹脂層がさらに積層されていることを特徴とする化粧フィルム。
  7. 前記基材樹脂層が、変性ポリオレフィン樹脂層とポリエステル系樹脂層の二層からなり、前記変性ポリオレフィン樹脂層が他の層と隣接している請求項1〜6のいずれかに記載の化粧フィルム。
  8. 前記基材樹脂層が、ポリエチレンテレフタレート樹脂層の両面にポリブチレンテレフタレート樹脂層を積層させた三層からなる請求項1〜6のいずれかに記載の化粧フィルム。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の化粧フィルムを、壁紙基材に貼り合わせたことを特徴とする化粧壁紙。
  10. 請求項1〜8のいずれかに記載の化粧フィルムを、鋼板に貼り合わせたことを特徴とする化粧鋼板。
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