JP2005008264A - パウチ - Google Patents

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玲子 小谷
Koichi Mikami
浩一 三上
Yasushi Otsuka
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Abstract

【課題】アルミ箔、アルミ蒸着フィルムを使用することなく、遮光性、保香性、酸素ガス、水蒸気等のバリア性に優れ、黒色樹脂層の黒色を隠蔽でき、印刷適性に優れ、強度、剛性、耐衝撃性、耐突き刺し性、ヒ−トシ−ル性、層間密着性等に優れ、容器・包装ごみの減量化を図ると共に、コストパフォーマンスに優れ、その内容物の充填包装適性、保存適性等に優れる詰替え用パウチを提供する。
【解決手段】少なくとも、外側から、印刷絵柄層を一方の面に設ける基材フィルム層と、シーラント層とを順次積層し、前記のシーラント層が内側になるようにして袋状にヒートシールし、内容物を密封包装してなるパウチにおいて、前記の基材フィルム層の内面側に白色樹脂層と黒色樹脂層との組み合わせからなる遮光性樹脂層を含むパウチを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パウチに関し、更に詳しくは、アルミ箔やアルミ蒸着フィルムを用いずに、遮光性、保香性、酸素ガス、水蒸気等のバリア性に優れ、かつ、印刷適性、強度、剛性、耐衝撃性、耐突き刺し性、ヒ−トシ−ル性等に優れ、また、容器・包装ごみの減量化を図ると共に、コストパフォーマンスに優れ、例えば、飲食品、医薬品、試薬品、化成品、化粧品、雑貨品、その他等の種々の物品を充填包装するに有用で、その内容物の充填包装適性、保存適性等に優れ、特に、シャンプ−、リンス、洗剤等の詰替用容器として有用なパウチに関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来、例えば、飲食品、医薬品、試薬品、化成品、化粧品、雑貨品、その他等の種々の物品を充填包装するために、種々の形態からなるプラスチック製軟包装用袋が開発され、提案されており、例えば、自立性袋(スタンディングパウチ)、ピロー形状の包装袋、バッグ・イン・ボックス等の詰替え用容器が広く知られている。
近年、詰替え用パウチは、シャンプ−、リンス、洗剤等の詰替用容器として極めて有用なものであり、環境問題と資源の有効利用の観点から、容器を再利用が求められ、その需要が高まっているものである。
ところで、従来のパウチを構成する積層材としては、通常、強度、剛性、耐衝撃性、耐ピンホ−ル性、耐突き刺し性、その他等の物性を充足するために、例えば、ポリアミド(ナイロン)系樹脂フィルム、あるいは、ポリエステル系樹脂フィルム等を使用し、必要に応じて、基材フィルムの裏面に絵柄印刷層を設け、更に、絵柄印刷層の意匠性を向上させるため、絵柄印刷層の下地として白ベタインキ層を設け、太陽光等を遮蔽する遮光性等の物性、及び、酸素ガス、水蒸気等の透過を阻止するバリア性等の物性を充足するために、アルミニウム箔等の金属箔等を使用するものである。
上記のように、詰替え用容器は、種々な保護機能を持たせたものが極めて広範囲にわたって実用化されているが、特に、光の透過によって変質し易い成分、香料等を含有するシャンプー、リンス、洗剤の場合、従来、遮光層として、アルミニウム箔、アルミニウム蒸着フィルムが広く利用されてきた。
例えば、その層構成としては、図7(a)に示すように、基材フィルム1/絵柄印刷層2/白ベタインキ層3/接着層5/アルミニウム箔14/接着層5/シーラント層6からなるものが広く使用されている。
図4に示すように、基材フィルム1の裏面に絵柄印刷層2を設け、絵柄印刷層2の意匠性を向上させるため、絵柄印刷層2の下地に白ベタインキ層3を設けるものであった。
従来、例えば、図8に示すように、グレーインキ層を有する着色層を設けることにより、保存中に内容物の光劣化を防止する液体用包装容器(層構成:基材フィルム1/絵柄印刷層2/白ベタインキ層3/グレイインキ層15/接着層5/シーラント層4が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−53165号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなアルミニウム箔等の金属箔を遮光性層として使用する詰替え用容器においては、包装用容器として使用後、これをゴミとして廃棄処理する場合、例えば、焼却処理等により廃棄処理すると、アルミニウム等の金属が残り、焼却炉を損傷しかねず、その廃棄処理適性に欠けると共に環境破壊等の問題を引き起し、環境適性等にも欠けるという問題点もあり、更に、アルミニウム箔等の金属箔は、重量があり、容器・包装ごみの減量化に欠けるという問題点もある。
また、アルミ箔は、酸性の内容物によって腐食されたり、物流の過程において耐屈曲性等に欠けることから、ピンホールが発生し、その遮光性、バリア性を著しく損なうという問題点がある。
さらに、アルミ箔層を設けた詰替え用容器には、アルミ箔層を屈曲によるピンホールの発生から保護したり、シーラント層とのラミ強度を維持する等の目的で、例えば、図7(b)に示すように、基材フィルム1/絵柄印刷層2/接着層5(1)/アルミ箔14/接着層5(2)/2軸延伸ナイロンフィルム(耐衝撃性層18)/接着層5(3)/シーラント層6のような複雑な層構成を余儀なくされるという欠点がある。
一方、アルミ蒸着フィルムは、アルミ箔に代るものとして一部に使用されているが、必ずしも遮光性が十分とはいえず、また、蒸着加工にかなりのコストがかかるという加工上の問題点がある。
また、特許文献1の液体用包装容器では、透過光によって劣化し易い内容物に対して、より過酷な条件での保存、例えば、香料やオイル成分の酸化等の劣化要因となる550nm、550nm、650nm前後の光を遮断することができず、保香性、酸素ガス、水蒸気等のバリア性についても劣るため、常温流通、蛍光灯直下の陳列等の場合において、必ずしも十分なものではない。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明者らは、上記の課題を解決するために、鋭意研究の結果、本発明は、少なくとも、外側から、印刷絵柄層を一方の面に設ける基材フィルム層と、シーラント層とを順次積層し、前記のシーラント層が内側になるようにして袋状にヒートシールし、内容物を密封包装してなるパウチにおいて、前記の基材フィルム層の内面側に白色樹脂層と黒色樹脂層との組み合わせからなる遮光性樹脂層を含むことを特徴とするパウチを製造したところ、アルミ箔やアルミ蒸着フィルムを用いずに、遮光性、保香性に優れ、かつ、印刷適性、強度、剛性、耐衝撃性、耐突き刺し性、ヒ−トシ−ル性等に優れ、また、容器・包装ごみの減量化を図ることができ、例えば、飲食品、医薬品、試薬品、化成品、化粧品、雑貨品、その他等の種々の物品を充填包装するに有用で、その内容物の充填包装適性、保存適性等に優れ、特に、シャンプ−、リンス、洗剤等の詰替用容器として有用なものである。
また、上記において、前記のパウチを構成する基材層とシーラント層との間に中間層を設け、前記の中間層とシーラント層が、白色樹脂層と黒色樹脂層との組み合わせからなる遮光性樹脂層であることを特徴とするパウチを提供することができる。
また、前記の遮光性樹脂層が、外側から、白色樹脂層と、黒色樹脂層と、白色樹脂層とを順次積層する構成からなることを特徴とするパウチを提供することができる。
また、前記のシーラント層全体の層厚みが、80μm以上180μm以下の範囲にあることを特徴とするパウチを提供することができる。
また、前記の遮光性シーラント層の全光線透過率が、0.1以上2.0%以下の範囲にあることを特徴とするパウチを提供することができる。
また、前記の積層フィルムに少なくとも一層、バリアー層として、無機酸化物の蒸着膜を形成することを特徴とするパウチを製造することによって、酸素ガス、水蒸気等のバリア性に優れ、有用なものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体的に説明する。
図1は、本発明に係るパウチの積層材の実施例の積層構成を示す断面図であり、図2、図3、及び、図4は、本発明に係るパウチの積層材における他の構成例を示す断面図であり、図5は、本発明のパウチの積層材をドライラミネート法により製造する場合のドライラミネート装置の概念図であり、図6は、本発明のパウチの積層材を共押出ラミネート法により製造する場合の共押出ラミネート装置の概念図であり、図7は、従来技術によるパウチの実施例を示す積層材の層構成の断面図であり、図9は、本発明に係るパウチを示す概略図である。
【0007】
図1は、本発明に係るパウチの積層材の実施例の積層構成を示す断面図である。
パウチの積層材FBは、少なくとも、外側から、絵柄印刷層2を一方の面に形成する基材フィルム層1と、シーラント層6とを順次積層する積層材である。
前記のシーラント層6は、白色樹脂層4−1と、黒色樹脂層4−2との組み合わせからなる遮光性を付与する層からなり、シーラント層の層厚み(全体)としては、80μm以上180μm以下であり、層構成、基材フィルム1/絵柄印刷層2/遮光性層4(シーラント層6)を基本構成とするものである。
必要に応じて、各層間に接着層5を設けてもよく、さらに、必要に応じて、絵柄印刷層2の裏面に白ベタインキ層3を設けてもよく、図1に示すように、白ベタインキ層3を形成した場合の詰替え用パウチの積層材FBの実施例は、層構成、基材フィルム1/絵柄印刷層2/白ベタインキ層3/接着層5/白色樹脂層4−1/黒色樹脂層4−2/白色樹脂層4−1(シーラント層6)とするものである。
【0008】
図2は、本発明に係るパウチの積層材における別の構成例を示す断面図である。
図2に示すように、パウチの積層材FBは、図1の白色樹脂層4−1最内層側に、着色しない樹脂からなるシーラント層として付加最内層16を設けてもよい。
【0009】
図3は、本発明に係るパウチの積層材の尚また別の構成例を示す断面図である。
図3に示すように、パウチの積層材FBは、図1の積層材FBにおいて、基材フィルム層1と遮光性層4−1との層間に、基材フィルム7−2の上に無機酸化物の蒸着膜7−1を形成するバリア層7とを接着層5を介して積層し、層構成、基材フィルム1/絵柄印刷層2/白ベタインキ層3/接着層5/無機酸化物の蒸着層7−1/基材フィルム7−2/接着層5/白色樹脂層4−1/黒色樹脂層4−2/白色樹脂層4−1(シーラント層6)を基本構成とするものである。
【0010】
図4は、本発明に係るパウチの積層材の更に尚また別の構成例を示す断面図である。
図4に示すように、パウチの積層材FBは、遮光性層4として、白色樹脂と黒色樹脂層の組み合わせからなる耐衝撃性層(2軸延伸ナイロン樹脂フィルム等)と、シーラント層6から構成され、層構成、基材フィルム1/絵柄印刷層2/接着層5/白色樹脂含有フィルム層4−3(耐衝撃性層)/接着層5/黒色樹脂層4−2/白色樹脂層4−1(シーラント層6)を基本構成とするものである。
【0011】
次に、上記のような本発明にかかるパウチを構成する材料、その製造方法等について説明すると、本発明に係るパウチを構成する遮光性樹脂層4としては、白色樹脂層4−1と、黒色樹脂層4−2との組み合わせからなるものである。
黒色樹脂層4−2は、可視光とそれに続く短波長の全領域にわたって小さな透過率を示し、優れた遮光効果を有しているものである。
また、白色樹脂層4−1は、黒色樹脂層4−2の黒色を隠蔽するために併用するものである。
図1のように、遮光性層4の層構成を、外側から白色樹脂層4−1/黒色樹脂層4−2/白色樹脂層4−1とすることにより、全光線透過率、0.1以上2.0%以下の範囲に抑えることができ、遮光性、層間密着性に優れ、かつ、黒色樹脂層4−2の両面を白色樹脂層4−1で挟む構成であることによって、黒色樹脂層4−2を隠蔽することができ、その一部に中身を透視できるような窓(非印刷部分)を設けるような場合であっても、包装袋の表面から見て黒色樹脂層4−2の黒色、さらに内容物の有する色を隠蔽して絵柄印刷による優れた発色を引き出すという効果を有するため、好ましいものである。
これに対して、樹脂層に着色を使用せずに、白色インキ層と、黒色インキ層のみで遮光インキ層を形成すると、遮光インキ層の形成面側と他のフィルムとの層間の層間強度が低くなり、その結果、シャンプー等の詰替え用容器として流通する際、層間剥離、液洩れ等を発生しやすく、好ましくない。
また、白色樹脂層4−1を使用せず、黒色樹脂層4−2のみを使用したとすると、絵柄印刷をバックアップする白ベタインキ層3だけでは十分な隠蔽性を得ることができず、かつ、彩度の高い美しい発色の多色印刷が期待出来なくなるので、好ましくない。
また、白色樹脂層4−1を使用する場合であっても、遮光性樹脂層4の層構成を外側から黒色樹脂層4−2/白色樹脂層4−1とすると、その一部に中身を透視できるような窓(非印刷部分)を設けるような場合にこの黒色が邪魔になり、意匠性に劣ることがあるため好ましくない。
また、遮光性樹脂層4の層構成を外側から白色樹脂層4−1/黒色樹脂層4−2とすると、積層フィルム10の裏面(最内面)からは、黒色がまともに目視され、包装袋に加工されて、その一部に中身を透視できるような窓(非印刷部分)を設けるような場合に外観上、この黒色が邪魔になり、意匠性に劣ることがあるため好ましくない。
【0012】
本発明に係る遮光性樹脂層4を形成する白色樹脂層4−1は、ベース樹脂に白色顔料を添加して層を形成する。
白色顔料としては、酸化チタンを用いることが好ましいが、その他、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、硫酸バリウム等も用いることができる。
白色顔料は、白色樹脂層4−1の形成される厚みが20μm〜180μmの範囲であれば、添加量、1wt%〜30wt%の範囲であることが、黒色樹脂層4−2の隠蔽に優れ、かつ、絵柄印刷層2、及び、遮光性樹脂層4の最内面側の外観に優れるため好ましい。
これに対して、添加量が1wt%未満では、黒色樹脂層4−2の隠蔽が不十分であり、図柄印刷の外観を悪くする恐れがあるため好ましくない。また、添加量が30wt%を超えると、製膜適性が低下するため好ましくない。
【0013】
本発明に係る遮光性樹脂層4を形成する黒色樹脂層4−2は、ベース樹脂に黒色顔料を添加して層を形成する。黒色顔料としては、カーボンブラックを用いることが好ましいが、その他、黒鉛、鉄黒、等も用いることができる。
黒色顔料は、黒色樹脂層4−2の形成される厚みが20μm〜180μmの範囲であれば、添加量、0.1wt%〜30wt%の範囲にあることが、全光線透過率、0.1以上2.0%以下の範囲に抑えることができ、香料やオイル成分の酸化等の劣化要因となる550nm、550nm、650nm前後の光を遮断することができ、蛍光灯直下の陳列等の場合において、遮光性に優れるため好ましいものである。
これに対して、添加量が0.1wt%未満では、遮光性が不十分であり、また、添加量が30wt%を超えると、製膜適性が低下するため好ましくない。
【0014】
また、本発明に係る遮光性樹脂層4の遮光性は、そのバロメーターとしては全光線透過率を用いることができる。
ここで、全光線透過率とは、試料となる遮光インキ層を通過する全透過光量の全入射光量に対する比率であり、また、ほとんどの試料は光拡散性を有するので、全光線透過率は、平行光線透過率と拡散透過率の和となり、JISで規定される積分球を使用する光学的特性試験方法 K7105によって計測される。
【0015】
本発明に係る遮光性樹脂層4の全光線透過率は、0.1以上2.0%以下の範囲にあることが、詰替え用パウチの外側からの光の透過を可視光と紫外部の短波長部全域にわたって大幅に削減することができるため、好ましい。
これに対し、全光線透過率が2.0を超えると、内容物の光劣化が激しくなり詰替え用パウチとしての保存効果が低下するため、好ましくない。
一方、全光線透過率が0.1未満とすると、添加する黒色顔料の添加量と遮光層の厚みが増してフィルムとしてのコストが上昇するため、好ましくない。
この透過量の削減に最も効果を示すのは黒色樹脂層4−2であるが、黒色樹脂層4−2だけでなく白色樹脂層4−1を組み合せて使用することによって、さらに遮光性が高まるため好ましいものである。
【0016】
シーラント層6に用いる樹脂としては、密封のためのヒートシール性を有する樹脂であって、製膜性がよく、遮光性層としての機能を付与する白色、黒色の顔料の分散性がよい樹脂であればよく、具体的に、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、LLDPE(直鎖状低密度ポリエチレン)フィルム、CPP(無延伸ポリプロピレン)フィルム、さらに内容物に応じて、エチレンーα・オレフィン共重合体、エチレンー酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、アイオノマー、ポリエステル系樹脂等も適宜選択して使用することができる。
パウチが容器と比べて構造がより簡単なものであり、流通過程における取扱い中において過酷な条件におかれても、破袋せず、内容物が洩れない等の包装適性が要求される。
このため、白色樹脂層4−1と、黒色樹脂層4−2に用いる樹脂は、上記の樹脂の中でも、LLDPEであることが、低温シール性、密封性、落下衝撃強度に優れ、更に、加工適性にも優れ、好ましいものである。
シーラント層6全体の層厚みは、80μm以上180μm以下の範囲にあるものを適用することができ、100μm以上180μm以下の範囲にあるものが好ましく、120μm以上150μm以下の範囲にあるものがより好ましい。
これは、シーラント層6全体の層厚みが上記の範囲にあることによって、流通過程における取扱い中においても、落下衝撃強度に優れ、また、充填適性、内容物の詰替えやすさ等に優れるため好ましいものである。
【0017】
本発明において、上記の各種の樹脂のフィルムないしシ−トとしては、例えば、上記の各種の樹脂の1種ないしそれ以上を使用し、押し出し法、キャスト成形法、Tダイ法、切削法、インフレ−ション法、その他等の製膜化法を用いることができる。
上記の各種の樹脂を使用して多層共押し出し製膜化する方法により、白色樹脂層4−1、黒色樹脂層4−2の組み合わせからなる遮光性の機能を付与するシーラントフィルムないしシ−トを製造することができる。
【0018】
耐衝撃層4−3に用いる樹脂としては、機械的、物理的、化学的、その他等において優れた性質を示し、その強度に優れ、耐ピンホール性、耐突き刺し性等の物性に優れたを有する樹脂であって、遮光性層としての機能を付与する白色、黒色の顔料の分散性がよい樹脂であればよく、具体的に、例えば、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアラミド系樹脂、ポリカーボネイト樹脂、ポリアセタール樹脂、フッ素系樹脂その他等の強靭な樹脂のフィルムないしシ−トを用いることができる。
而して、上記の樹脂のフィルムないしシ−トとしては、未延伸フィルム、あるいは一軸方向または二軸方向に延伸した延伸フィルム等のいずれのものでも使用することができる。
そのフィルムの厚さとしては、5〜100μm位、好ましくは、6〜50μm位が望ましい。
【0019】
次に本発明において、本発明にかかるパウチを構成する無機酸化物の蒸着層7−1としては、例えば、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレ−ティング法、イオンクラスタ−ビ−ム法等の物理気相成長法(Physical Vapor Deposition法、PVD法)等を用いて形成することができる。本発明において、具体的には、金属の酸化物を原料とし、これを加熱して基材フィルムの上に蒸着する真空蒸着法、または、原料として金属または金属の酸化物を使用し、酸素を導入して酸化させて基材フィルムの上に蒸着する酸化反応蒸着法、更に酸化反応をプラズマで助成するプラズマ助成式の酸化反応蒸着法等を用いて無機酸化物の非結晶の薄膜を形成することができる。上記において、蒸着材料の加熱方式としては、例えば、抵抗加熱方式、高周波誘導加熱方式、エレクトロンビ−ム加熱方式(EB)等にて行うことができる。
【0020】
本発明において、無機酸化物の蒸着膜7−2としては、基本的には、金属の酸化物を蒸着した薄膜であれば使用可能であり、例えば、ケイ素(Si)、アルミニウム(Al)、マグネシウム(Mg)、カルシウム(Ca)、カリウム(K)、スズ(Sn)、ナトリウム(Na)、ホウ素(B)、チタン(Ti)、鉛(Pb)、ジルコニウム(Zr)、イットリウム(Y)等の金属の酸化物の蒸着膜を使用することができる。而して、好ましいものとしては、ケイ素(Si)、アルミニウム(Al)等の金属の酸化物の蒸着膜を挙げることができる。而して、上記の金属の酸化物の蒸着膜は、ケイ素酸化物、アルミニウム酸化物、マグネシウム酸化物等のように金属酸化物として呼ぶことができ、その表記は、例えば、SiOX 、AlOX 、MgOX 等のようにMOX (ただし、式中、Mは、金属元素を表し、Xの値は、金属元素によってそれぞれ範囲が異なる。)で表される。また、上記のXの値の範囲としては、ケイ素(Si)は、0〜2、アルミニウム(Al)は、0〜1.5、マグネシウム(Mg)は、0〜1、カルシウム(Ca)は、0〜1、カリウム(K)は、0〜0.5、スズ(Sn)は、0〜2、ナトリウム(Na)は、0〜0.5、ホウ素(B)は、0〜1、5、チタン(Ti)は、0〜2、鉛(Pb)は、0〜1、ジルコニウム(Zr)は0〜2、イットリウム(Y)は、0〜1.5の範囲の値をとることができる。上記において、X=0の場合、完全な金属であり、透明でなく、全く使用することができない、また、Xの範囲の上限は、完全に酸化した値である。本発明において、一般的に、ケイ素(Si)、アルミニウム(Al)以外は、使用される例に乏しく、ケイ素(Si)は、1.0〜2.0、アルミニウム(Al)は、0.5〜1.5の範囲の値のものを使用することができる。本発明において、上記のような無機酸化物の蒸着膜の膜厚としては、使用する金属、または、金属の酸化物の種類等によって異なるが、例えば、50〜4000Å位、好ましくは、100〜1000Å位の範囲内で任意に選択して形成することが望ましい。また、本発明においては、無機酸化物の蒸着膜としては、使用する金属、または、金属の酸化物としては、1種または2種以上の混合物で使用し、異種の材質で混合した無機酸化物の蒸着膜を構成することもできる。
【0021】
次にまた、本発明において、上記の無機酸化物の蒸着膜7−2としては、例えば、化学気相成長法等により形成することができ、具体的には、プラズマ化学気相成長法、熱化学気相成長法、光化学気相成長法等の化学気相成長法(Chemical Vapor Deposition法、CVD法)等を用いて形成することができる。更に具体的には、基材フィルムの一方の面に、有機珪素化合物等の蒸着用モノマ−ガスを原料とし、キャリヤ−ガスとして、アルゴンガス、ヘリウムガス等の不活性ガスを使用し、更に、酸素供給ガスとして、酸素ガス等を使用し、低温プラズマ発生装置等を利用する低温プラズマ化学気相成長法を用いて酸化珪素等の無機酸化物の蒸着膜を形成することができる。上記において、低温プラズマ発生装置としては、例えば、高周波プラズマ、パルス波プラズマ、マイクロ波プラズマ等の発生装置を使用することがてき、而して、本発明においては、高活性の安定したプラズマを得るためには、高周波プラズマ方式による発生装置を使用することが望ましい。
【0022】
本発明において、有機珪素化合物等の蒸着モノマ−ガスを使用して形成される酸化珪素の蒸着膜は、有機珪素化合物等の蒸着モノマ−ガスと酸素ガス等とが化学反応し、その反応生成物が、基材フィルムの一方の面に密接着し、緻密な、柔軟性等に富む薄膜を形成するものであり、通常、一般式SiO (ただし、Xは、0〜2の数を表す)で表される酸化珪素を主体とする連続状の薄膜である。而して、上記の酸化珪素の蒸着膜としては、透明性、バリア−性等の点から、一般式SiOX (ただし、Xは、1.3〜1.9の数を表す。)で表される酸化珪素の蒸着膜を主体とする薄膜であることが好ましいものである。上記において、Xの値は、蒸着モノマ−ガスと酸素ガスのモル比、プラズマのエネルギ−等により変化するが、一般的に、Xの値が小さくなればガス透過度は小さくなるが、膜自身が黄色性を帯び、透明性が悪くなる。
【0023】
また、上記の酸化珪素の蒸着膜は、酸化珪素を主体とし、これに、更に、炭素、水素、珪素または酸素の1種類、または、その2種類以上の元素からなる化合物を少なくとも1種類を化学結合等により含有する蒸着膜からなることを特徴とするものである。
例えば、C−H結合を有する化合物、Si−H結合を有する化合物、または、炭素単位がグラファイト状、ダイヤモンド状、フラ−レン状等になっている場合、更に、原料の有機珪素化合物やそれらの誘導体を化学結合等によって含有する場合があるものである。具体例を挙げると、CH 部位を持つハイドロカ−ボン、SiH シリル、SiH シリレン等のハイドロシリカ、SiH OHシラノ−ル等の水酸基誘導体等を挙げることができる。上記以外でも、蒸着過程の条件等を変化させることにより、酸化珪素の蒸着膜中に含有される化合物の種類、量等を変化させることができる。而して、上記の化合物が、酸化珪素の蒸着膜中に含有する含有量としては、0.1〜50%位、好ましくは、5〜20%位が望ましいものである。上記において、含有率が、0.1%未満であると、酸化珪素の蒸着膜の耐衝撃性、延展性、柔軟性等が不十分となり、曲げなとにより、擦り傷、クラック等が発生し易く、高いバリア性を安定して維持することが困難になり、また、50%を越えると、バリア性が低下して好ましくないものである。更に、本発明においては、酸化珪素の蒸着膜において、上記の化合物の含有量が、酸化珪素の蒸着膜の表面から深さ方向に向かって減少させることが好ましく、これにより、酸化珪素の蒸着膜の表面においては、上記の化合物等により耐衝撃性等を高められ、他方、基材フィルムとの界面においては、上記の化合物の含有量が少ないために、基材フィルムと酸化珪素の蒸着膜との密接着性が強固なものとなるという利点を有するものである。
【0024】
次に本発明において、本発明にかかるパウチを構成する基材フィルム層1、7−2に用いる樹脂としては、これらが詰替え用パウチを構成する基本素材となること、更に、無機酸化物の蒸着膜、あるいは、接着剤層等を保持する基材であること等から、まず、製袋時における加熱、作業性、その他等に対する耐熱性、滑り性、耐ピンホ−ル性、その他等の諸物性に優れ、更に、無機酸化物の蒸着膜、接着剤層等の形成条件に耐え、かつ、その特性を損なうことなくそれらを良好に保持し得ることができること等の条件を充足し得る樹脂のフィルムないしシ−トを使用することができる。
本発明において、上記の樹脂のフィルムないしシ−トとしては、具体的には、例えば、ポリエチレン系樹脂あるいはポリプロピレン系樹脂等のポリオレフィン系樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS樹脂)、アクリロニトリルル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS樹脂)、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、ポリエチレンテレフタレ−ト、ポリエチレンナフタレ−ト等のポリエステル系樹脂、各種のナイロン等のポリアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、アセタ−ル系樹脂、セルロ−ス系樹脂、その他等の各種の樹脂のフィルムないしシ−トを使用することができる。本発明においては、上記の樹脂のフィルムないしシ−トの中でも、特に、ポリエステル系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、または、ポリアミド系樹脂のフィルムないしシ−トを使用することが好ましいものである。
【0025】
本発明において、上記の各種の樹脂のフィルムないしシ−トとしては、例えば、上記の各種の樹脂の1種ないしそれ以上を使用し、押し出し法、キャスト成形法、Tダイ法、切削法、インフレ−ション法、その他等の製膜化法を用いて、上記の各種の樹脂を単独で製膜化する方法、あるいは、2種以上の各種の樹脂を使用して多層共押し出し製膜化する方法、更には、2種以上の樹脂を使用し、製膜化する前に混合して製膜化する方法等により、各種の樹脂のフィルムないしシ−トを製造し、更に、要すれば、例えば、テンタ−方式、あるいは、チュ−ブラ−方式等を利用して1軸ないし2軸方向に延伸してなる各種の樹脂のフィルムないしシ−トを使用することができる。本発明において、各種の樹脂のフィルムないしシ−トの膜厚としては、6〜200μm位、より好ましくは、9〜100μm位が望ましい。
【0026】
なお、上記の各種の樹脂の1種ないしそれ以上を使用し、その製膜化に際して、例えば、フィルムの加工性、耐熱性、耐候性、機械的性質、寸法安定性、抗酸化性、滑り性、離形性、難燃性、抗カビ性、電気的特性、強度、その他等を改良、改質する目的で、種々のプラスチック配合剤や添加剤等を添加することができ、その添加量としては、極く微量から数十%まで、その目的に応じて、任意に添加することができる。上記において、一般的な添加剤としては、例えば、滑剤、架橋剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、充填剤、補強剤、帯電防止剤、顔料、その他等を使用することができ、更には、改質用樹脂等も使用することができる。
【0027】
絵柄絵柄層2は、文字、図形、記号、模様、その他等からなる所望の印刷模様を任意の色数のカラーインキによって基材フィルム1のいずれかの面に多色印刷されて形成され、最後に白インキによって白ベタ印刷されて全体をバックアップするように白ベタインキ層3が形成されている。
印刷絵柄層2を形成する面は、包装袋の最外面に形成されることもあるが、裏刷りと称して最外面に使用される基材フィルムの裏面に印刷される方が、好ましい。これは、裏刷りの方が、絵柄絵柄層2を保護し、かつ表面から見た絵柄の印刷を美しく、光沢のあるものとする効果を有しているためである。
また、当該白ベタインキ層3は、絵柄絵柄層2による発色と画像のコントラスト効果を高めるために設けられている。
上記の印刷模様層2、及び、白ベタインキ層3としては、通常のインキビヒクルの1種ないし2種以上を主成分とし、これに、必要ならば、可塑剤、安定剤、酸化防止剤、光安定剤、紫外線吸収剤、硬化剤、架橋剤、滑剤、帯電防止剤、充填剤、その他等の添加剤の1種ないし2種以上を任意に添加し、更に、染料・顔料等の着色剤を添加し、溶媒、希釈剤等で充分に混練してインキ組成物を調整し、次いで、該インキ組成物を使用し、例えば、グラビア印刷、オフセット印刷、凸版印刷、スクリーン印刷、転写印刷、フレキソ印刷、その他等の印刷方式を使用し、上記の基材フィルムのいずれかの面に印刷して形成することができるものである。
【0028】
次に本発明において、本発明にかかるパウチを構成する接着層5としては、上記の各層を積層させる方法として、例えば、ウエットラミネ−ション法、ドライラミネ−ション法、無溶剤ラミネ−ション法、押し出しラミネ−ション法、共押し出しラミネ−ション法、インフレ−ション法、その他の方法等で行うことができる。
具体的には、本発明においては、ラミネ−ト用接着剤層等を介して積層するドライラミネ−ト積層方式、あるいは、アンカ−コ−ト剤層、溶融押出樹脂層等を介して積層する溶融押出積層方式等を用いて積層材を製造することができる。
【0029】
上記のドライラミネ−ト積層方式において、ラミネ−ト用接着剤層を構成する接着剤としては、例えば、ポリ酢酸ビニル系接着剤、アクリル酸のエチル、ブチル、2−エチルヘキシルエステル等のホモポリマ−、あるいは、これらとメタクリル酸メチル、アクリロニトリル、スチレン等との共重合体等からなるポリアクリル酸エステル系接着剤、シアノアクリレ−ト系接着剤、エチレンと酢酸ビニル、アクリル酸エチル、アクリル酸、メタクリル酸等のモノマ−との共重合体等からなるエチレン共重合体系接着剤、セルロ−ス系接着剤、ポリエステル系接着剤、ポリアミド系接着剤、ポリイミド系接着剤、尿素樹脂またはメラミン樹脂等からなるアミノ樹脂系接着剤、フェノ−ル樹脂系接着剤、エポキシ系接着剤、ポリウレタン系接着剤、反応型(メタ)アクリル系接着剤、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、スチレン−ブタジエンゴム等からなるゴム系接着剤、シリコ−ン系接着剤、アルカリ金属シリケ−ト、低融点ガラス等からなる無機系接着剤、その他等の接着剤を使用することがてきる。上記の接着剤の組成系は、水性型、溶液型、エマルジョン型、分散型等のいずれの組成物形態でもよく、また、その性状は、フィルム・シ−ト状、粉末状、固形状等のいずれの形態でもよく、更に、接着機構については、化学反応型、溶剤揮発型、熱溶融型、熱圧型等のいずれの形態でもよいものである。而して、上記の接着剤は、例えば、ロ−ルコ−ト法、グラビアロ−ルコ−ト法、キスコ−ト法、その他等のコ−ト法、あるいは、印刷法等によって施すことができ、そのコ−ティング量としては、0.1〜10g/m2 (乾燥状態)位が望ましい。なお、本発明において、ドライラミネ−ト積層方式による積層を行う場合には、その積層表面に、予め、コロナ放電処理、オゾン処理、あるいは、プラズマ放電処理等の表面改質前処理を任意に施すことがてきるものである。
【0030】
また、上記の溶融押出積層方式における溶融押出樹脂層としては、例えば、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、酸変性ポリエチレン系樹脂、酸変性ポリプロピレン系樹脂、エチレン−アクリル酸またはメタクリル酸共重合体、サ−リン系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニル系樹脂、エチレン−アクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステル共重合体、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、その他等の熱可塑性樹脂の1種ないし2種以上を使用することができる。なお、上記の溶融押出積層方式において、より強固な接着強度を得るために、例えば、アンカ−コ−ト剤等のアンカ−コ−ト剤層を介して、積層することができる。上記のアンカ−コ−ト剤としては、例えば、アルキルチタネ−ト等の有機チタン系、イソシアネ−ト系、ポリエチレンイミン系、ポリプタジエン系、その他等の水性ないし油性の各種のアンカ−コ−ト剤を使用することができる。上記のアンカ−コ−ト剤は、例えば、ロ−ルコ−ト、グラビアロ−ルコ−ト、キスコ−ト、その他等のコ−ティング法を用いてコ−ティングすることができ、そのコ−ティング量としては、0.1〜5g/m2 (乾燥状態)位が望ましい。而して、本発明においては、上記の積層を行う際に、必要ならば、例えば、その積層する基材の表面に、コロナ処理、オゾン処理、フレ−ム処理等の前処理を任意に施すことができる。
【0031】
図5は、本発明のパウチの積層材をドライラミネート法により製造する場合のドライラミネート装置30の概念図である。
図5に示すように、例えば、図1に係る本発明の詰替え用パウチの積層材FBをラミネ−ト用接着剤層等を介して積層するドライラミネ−ト積層方式を用いて製造するには、ドライラミネート装置30において、絵柄印刷層2および白ベタ印刷層3を施した基材フィルム1Kの印刷面にドライラミネート接着剤31dを塗布し、乾燥ゾーン32にて溶媒を除去した後、予め別工程において、白色樹脂層4−1と黒色樹脂層4−2とを共押出し製膜しておいた遮光性を有するシーラントフィルム4を圧着部33にて貼り合せることによって製造することができる。
【0032】
図6は、本発明のパウチの積層材を共押出ラミネート法により製造する場合の共押出ラミネート装置の概念図である。
図6に示すように、例えば、図1の本発明のパウチの積層材FBを溶融押出樹脂層を介して積層する溶融押出積層方式を用いて製造するには、共押出ラミネート装置40において、絵柄印刷層2および白ベタ印刷層3を施した基材フィルム1Kの印刷面にアンカーコート剤41aを塗布し、乾燥ゾーンにて溶媒を除去した後、共押出ダイ43から白色顔料を含有させた樹脂4−1と黒色顔料を含有させた樹脂4−2とを共押出してシーラントフィルム6を押出ラミネートすることによって製造することができる。
【0033】
図9は、本発明に係るパウチを示す概略図である。
図9に示すように、本発明においては、上記の積層材FBを使用し、そのシーラント層4の面を内面にして配置し、次いでその重合部分の両側端部、下端部等において、シーラント層4を介してヒ−トシ−ルして、側縁熱接着部9−1、底壁熱接着部9−2等を形成すると共にその上端辺に開口部8を形成して、本発明にかかる詰替え用パウチ20を製造することができる。而して、その製袋方法において、ヒ−トシ−ルの方法としては、例えば、バ−シ−ル、回転ロ−ルシ−ル、ベルトシ−ル、インパルスシ−ル、高周波シ−ル、超音波シ−ル等の方法で行うことができる。
【0034】
本発明によるパウチの積層の形態に関しては、何ら形態上の制限を受けることはない。すなわち、3方シール袋、4方シール袋、ピロー包装袋、ガセット袋、角底袋、自立袋(スタンディングパウチ)等いかなる形態であってもよい。
【0035】
本発明において、上記でパウチして製造した本発明にかかるパウチ20について、その上端部に設けた開口部8から内容物を充填し、次いで、その上端部の開口部をヒ−トシ−ル等により密閉することによって、本発明にかかるパウチを使用した包装製品を製造することができるものである。
而して、本発明において、本発明にかかるパウチを使用して製造した包装製品は、アルミ箔やアルミ蒸着フィルムを用いずに、遮光性、保香性、酸素ガス、水蒸気等のバリア性に優れ、かつ、黒色樹脂層の黒色を隠蔽し、印刷適性に優れ、また、強度、剛性、耐衝撃性、耐突き刺し性、ヒ−トシ−ル性等に優れ、また、容器・包装ごみの減量化を図ると共に、コストパフォーマンスに優れ、例えば、飲食品、医薬品、試薬品、化成品、化粧品、雑貨品、その他等の種々の物品を充填包装するに有用で、その内容物の充填包装適性、保存適性等に優れ、特に、香料を含有するシャンプ−、リンス、洗剤等のパウチとして有用なものである。
【0036】
本発明に係るパウチについて実施例により更に詳細に説明する。
(実施例1)
白色顔料として、酸化チタンを10wt%添加した線状低密度ポリエチレン樹脂層4−1(厚さ60μm)、黒色顔料として、カーボンブラックを2wt%添加した線状低密度ポリエチレン樹脂層4−2(厚さ、30μm)、酸化チタンを10重量%添加した線状低密度ポリエチレン樹脂層4−1(厚さ60μm)の3層をインフレーション共押出し法により製膜し、黒色樹脂層と白色樹脂層との組み合わせからなる遮光性を付与するシーラント層4を得た。
一方、基材フィルム1として、2軸延伸ポリエステルフィルム(厚さ12μm)を使用し、その裏面に絵柄印刷層2を設けた。
次に、上記で得られた基材フィルム1の印刷面2側に、遮光性を付与するシーラント層6の白色顔料含有線状低密度ポリエチレン4−1層面とを、ウレタン系接着剤5を使用したドライラミネーションにより積層し、層構成、2軸延伸ポリエステルフィルム層1/絵柄印刷層2/ウレタン系接着剤層5/白色線状低密度ポリエチレン樹脂層4−1/黒色線状低密度ポリエチレン樹脂層4−2/白色線状低密度ポリエチレン樹脂層4−1からなる本発明に係るパウチの積層材FBを得た。
【0037】
次いで、上記で製造した積層材を使用し、その線状低密度ポリエチレン樹脂層4−1の面を対向させて重ね合わせ、しかる後、両側端部、下端部等において、それぞれヒ−トシ−ルして、側縁熱接着部、底壁熱接着部等を形成すると共にその上端辺に開口部を形成して、本発明にかかるパウチを製造した。
上記で製造した自立性袋内に、その開口部から市販シャンプ−を充填包装し、しかる後、その開口部をヒ−トシ−ルして上方シ−ル部を形成して、本発明にかかる詰替え用パウチを使用した詰替え用包装製品を製造した。
上記で製造した詰替用包装製品おいては、そのパウチが、アルミ箔やアルミ蒸着フィルムを用いずに、遮光性、保香性、水蒸気等のバリア性に優れ、かつ、黒色樹脂層の黒色を隠蔽し、印刷適性に優れ、また、強度、剛性、耐衝撃性、耐突き刺し性、ヒ−トシ−ル性等に優れ、また、容器・包装ごみの減量化を図ると共に、コストパフォーマンスに優れ、更に、その内容物の充填包装適性、保存適性等に優れていることから、極めて有用なものであった。
【0038】(実施例2)
実施例1と同様にして、白色顔料として、酸化チタンを10wt%添加した線状低密度ポリエチレン樹脂層4−1(厚さ60μm)、黒色顔料として、カーボンブラックを2wt%添加した線状低密度ポリエチレン樹脂層4−2(厚さ、30μm)、酸化チタンを10重量%添加した線状低密度ポリエチレン樹脂層4−1(厚さ60μm)の3層をインフレーション共押出し法により製膜し、遮光性シーラントフィルム4を得た。
実施例1と同様にして、基材フィルム1として、2軸延伸ポリエステルフィルム(厚さ12μm)を使用し、その裏面に絵柄印刷層2を設けた。
一方、厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルム7−2を使用し、これをプラズマ化学気相成長装置の送り出しロ−ルに装着し上記の二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルムのコロナ処理面に、厚さ1000Åの酸化珪素の蒸着膜7−1を形成した。
次に、上記で得られた基材フィルム1の印刷面側に、1000Åの厚さの酸化珪素蒸着層7−1が形成された厚さ12μの2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフイルム7−2の蒸着面7−1とをウレタン系接着剤5を使用してドライラミネーションにより積層し、更に、2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフイルム7−2の2軸延伸ポリエチレンテレフタレート面の上に、遮光性シーラントフィルム4の白色顔料含有線状低密度ポリエチレン4−1層面を、ウレタン系接着剤を使用したドライラミネーションにより積層し、層構成、基材フィルム層1/絵柄印刷層2/ウレタン系接着剤層5/酸化珪素蒸着層7−1/基材フィルム層7−2/ウレタン系接着剤層5/白色線状低密度ポリエチレン樹脂層4−1/黒色線状低密度ポリエチレン樹脂層4−2/白色線状低密度ポリエチレン樹脂層4−1からなる本発明に係るパウチの積層材FBを得た。
【0039】
次いで、上記で製造した積層材を使用し、その線状低密度ポリエチレン樹脂層4−1の面を対向させて重ね合わせ、しかる後、両側端部、下端部等において、それぞれヒ−トシ−ルして、側縁熱接着部、底壁熱接着部等を形成すると共にその上端辺に開口部を形成して、本発明にかかるパウチを製造した。
上記で製造した自立性袋内に、その開口部から市販シャンプ−を充填包装し、しかる後、その開口部をヒ−トシ−ルして上方シ−ル部を形成して、本発明にかかるパウチを使用した詰替え用包装製品を製造した。
上記で製造した詰替用包装製品おいては、そのパウチが、アルミ箔やアルミ蒸着フィルムを用いずに、遮光性、保香性、酸素ガス、水蒸気等のバリア性に優れ、かつ、黒色樹脂層の黒色を隠蔽し、印刷適性に優れ、また、強度、剛性、耐衝撃性、耐突き刺し性、ヒ−トシ−ル性等に優れ、また、容器・包装ごみの減量化を図ると共に、コストパフォーマンスに優れ、更に、その内容物の充填包装適性、保存適性等に優れていることから、極めて有用なものであった。
【0040】(実施例3)
白色顔料として、酸化チタンを10wt%添加した2軸延伸ナイロン樹脂フィルム(厚さ15μm)遮光性を付与する耐衝撃性層4−3を得た。
一方、黒色顔料として、カーボンブラックを2wt%添加した線状低密度ポリエチレン樹脂層4−2(厚さ、30μm)と、酸化チタンを10重量%添加した線状低密度ポリエチレン樹脂層4−1(厚さ60μm)2層の3層をインフレーション共押出し法により製膜し、黒色樹脂層と白色樹脂層との組み合わせからなる遮光性を付与するシーラント層4を得た。
一方、基材フィルム1として、2軸延伸ポリエステルフィルム(厚さ12μm)を使用し、その裏面に絵柄印刷層2を設けた。
次に、上記で得られた基材フィルム1の印刷面2側に、遮光性を付与する耐衝撃性層4−3と、シーラント層6の黒色顔料含有線状低密度ポリエチレン4−2層面とを、ウレタン系接着剤5を使用したドライラミネーションにより積層し、層構成、2軸延伸ポリエステルフィルム層1/絵柄印刷層2/ウレタン系接着剤層5/白色耐衝撃性樹脂フィルム層4−3/黒色線状低密度ポリエチレン樹脂層4−2/白色線状低密度ポリエチレン樹脂層4−1/白色線状低密度ポリエチレン樹脂層4−1からなる本発明に係るパウチの積層材FBを得た。
【0041】
次いで、上記で製造した積層材を使用し、その線状低密度ポリエチレン樹脂層4−1の面を対向させて重ね合わせ、しかる後、両側端部、下端部等において、それぞれヒ−トシ−ルして、側縁熱接着部、底壁熱接着部等を形成すると共にその上端辺に開口部を形成して、本発明にかかるパウチを製造した。
上記で製造した自立性袋内に、その開口部から市販シャンプ−を充填包装し、しかる後、その開口部をヒ−トシ−ルして上方シ−ル部を形成して、本発明にかかるパウチを使用した詰替え用包装製品を製造した。
上記で製造した詰替用包装製品おいては、そのパウチが、アルミ箔やアルミ蒸着フィルムを用いずに、遮光性、保香性、水蒸気等のバリア性に優れ、かつ、黒色樹脂層の黒色を隠蔽し、印刷適性に優れ、また、強度、剛性、耐衝撃性、耐突き刺し性、ヒ−トシ−ル性等に優れ、また、容器・包装ごみの減量化を図ると共に、コストパフォーマンスに優れ、更に、その内容物の充填包装適性、保存適性等に優れていることから、極めて有用なものであった。
【0042】(比較例1)
実施例1と同様にして、基材フィルム1として、2軸延伸ポリエステルフィルム(厚さ12μm)を使用し、その裏面に絵柄印刷層2を設けた。
一方、白色顔料として、無着色の線状低密度ポリエチレン樹脂層厚さ60μm、30μm、厚さ60μmの3層をインフレーション共押出し法により製膜し、シーラントフィルム4を得た。
しかる後、上記で得られた基材フィルム1の印刷面2側に、遮光性を有するシーラントフィルム4の線状低密度ポリエチレン4−1層面とを、ウレタン系接着剤5を使用したドライラミネーションにより積層し、層構成、基材フィルム層1/絵柄印刷層2/ウレタン系接着剤層5/透明線状低密度ポリエチレン樹脂層4−1/透明線状低密度ポリエチレン樹脂層4−2/透明線状低密度ポリエチレン樹脂層4−1からなる比較例1のパウチの積層材10得た。
【0043】
次いで、上記で製造した積層材を使用し、その線状低密度ポリエチレン樹脂層4−1の面を対向させて重ね合わせ、しかる後、両側端部、下端部等において、それぞれヒ−トシ−ルして、側縁熱接着部、底壁熱接着部等を形成すると共にその上端辺に開口部を形成して、本発明にかかる詰替え用パウチを製造した。
上記で製造した自立性袋内に、その開口部から市販シャンプ−を充填包装し、しかる後、その開口部をヒ−トシ−ルして上方シ−ル部を形成して、本発明にかかるパウチを使用した詰替え用包装製品を製造した。
【0044】(実験例)
上記の実施例1および実施例2については、ラミネートされた積層フィルムから剥離した3層共押出し遮光性シーラント層4を試料として、また、比較例1については、積層フィルムを試料としてJISで規定される積分球を使用する光学的特性試験方法 K7105によって計測した。
【0045】
全光線透過率の測定結果は次の通りであった。
実施例1: 0.4%
実施例2: 0.4%
実施例3: 0.4%
比較例1: 55.0%
【0046】
上記の表1に示す実験結果から明らかなように、実施例1、実施例2、および実施例3ともに、全光線透過率は0.1〜2.0の範囲となり、光による内容物の劣化を防止できる遮光性が得られた。
これに対して、比較例1においては、全光線透過率は55.0%となり光による劣化に耐えられない積層フィルムであった。
【0047】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明は、少なくとも、外側から、印刷絵柄層を一方の面に設ける基材フィルム層と、シーラント層とを順次積層し、前記のシーラント層が内側になるようにして袋状にヒートシールし、内容物を密封包装してなるパウチにおいて、前記の基材フィルム層の内面側に白色樹脂層と黒色樹脂層との組み合わせからなる遮光性樹脂層を含むことを特徴とするパウチを製造したところ、アルミ箔、アルミ蒸着フィルムを使用することなく、遮光性、保香性に優れ、かつ、黒色樹脂層の黒色を隠蔽でき、印刷適性に優れ、また、強度、剛性、耐衝撃性、耐突き刺し性、ヒ−トシ−ル性、層間密着性等に優れ、また、容器・包装ごみの減量化を図ると共に、コストパフォーマンスに優れ、その内容物の充填包装適性、保存適性等に優れるパウチを提供することができる。
また、前記のパウチの積層材を構成する基材フィルム層と遮光性シーラント層との間に無機酸化物の蒸着膜を形成するバリア層を設けることによって、アルミ箔、アルミ蒸着フィルムを使用することなく、更に、保香性、酸素ガス、水蒸気等のバリア性に優れ、特に、シャンプ−、リンス、洗剤等の成分劣化を防ぎ、保香性を保持可能なパウチを提供することができる。。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパウチの積層材の実施例の積層構成を示す断面図である。
【図2】本発明に係るパウチの積層材における他の構成例を示す断面図である。
【図3】本発明に係るパウチの積層材における尚また別の構成例を示す断面図である。
【図4】本発明に係るパウチの積層材における更に尚また別の構成例を示す断面図である。
【図5】本発明のパウチの積層材をドライラミネート法により製造する場合のドライラミネート装置の概念図である。
【図6】本発明のパウチの積層材を共押出ラミネート法により製造する場合の共押出ラミネート装置の概念図である。
【図7】従来技術によるパウチの実施例を示す積層材の層構成の断面図である。
【図8】従来技術による遮光性フィルムを使用する積層材の層構成の断面図である。
【図9】本発明に係るパウチを示す概略図である。
【符号の説明】
FB 本発明によるパウチの積層材
1 基材フィルム
2 絵柄印刷層(図柄インキ層)
3 白ベタ印刷層(白ベタインキ層)
4 遮光性樹脂層(遮光フィルム)
4−1 白色樹脂層
4−2 黒色樹脂層
4−3 白色樹脂フィルム層(耐衝撃性層)
5 接着層
6 シーラント層
7 バリア−層
7−1 無機酸化物の蒸着膜
7−2 基材フィルム層
8 開口部
9−1 側縁熱接着部
9−2 底壁熱接着部
10 従来技術の軟包装袋用の積層材
14 アルミニウム箔層
15 グレイインキ層
16 付加最内層
17 中間層
18 耐衝撃性層
20 パウチ
30 ドライラミネート装置
31 コーティングロール
31d ドライラミネート接着剤
32 乾燥ゾーン
33 圧着部
40 共押出ラミネート装置
41 コーティングロール
41a アンカーコート剤
42 乾燥ゾーン
43 共押出ダイ
44 チルロール
45 加圧ロール

Claims (6)

  1. 少なくとも、外側から、印刷絵柄層を一方の面に設ける基材フィルム層と、シーラント層とを順次積層し、前記のシーラント層が内側になるようにして袋状にヒートシールし、内容物を密封包装してなるパウチにおいて、前記の基材フィルム層の内面側に白色樹脂層と黒色樹脂層との組み合わせからなる遮光性樹脂層を含むことを特徴とするパウチ。
  2. 前記のパウチを構成する基材層とシーラント層との間に中間層を設け、前記の中間層とシーラント層が、白色樹脂層と黒色樹脂層との組み合わせからなる遮光性樹脂層であることを特徴とする請求項1記載のパウチ。
  3. 前記の遮光性樹脂層が、外側から、白色樹脂層と、黒色樹脂層と、白色樹脂層とを順次積層する構成からなることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載のパウチ。
  4. 前記の積層フィルムに、少なくとも一層、バリアー層として、無機酸化物の蒸着膜を形成することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のパウチ。
  5. 前記のシーラント層全体の層厚みが、80μm以上180μm以下の範囲にあることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のパウチ。
  6. 前記の遮光性シーラント層の全光線透過率が、0.1以上2.0%以下の範囲にあることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のパウチ。
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