JP2005007731A - 多層ブロー容器 - Google Patents

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【課題】本発明は、深みがあり、かつ、従来公知の素材のイメージとは異なる新たな質感を有し、高級感のある新規なイメージの合成樹脂製容器を提供することを課題とする。
【解決手段】マスカラ容器1は、外径17mm、胴部高さ74mm、内容量約12mlで、内外二層からなる。外層2は、バイオレット系のパール顔料を5〜7重量%添加したポリプロピレン系エラストマー層である。内層3は、カーボンブラックを3〜5重量%添加したポリプロピレン層である。このマスカラ容器1の外層2の厚みは0.33mm、内層3の厚みは0.78mmである。このマスカラ容器1は、エラストマーの「フロスト感」、パール顔料の「光沢と色合い」、黒色着色層が透けて見えることによる「重厚感」が、複雑にミックスされ、視覚的な高級感に加え、触覚的な高級感を兼ね備える。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、見た目及び手触りに高級感をもたせた樹脂容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、化粧品容器の軽量化、耐衝撃性の向上、低コスト化を図るために、ガラス容器に代わって、合成樹脂製容器が多く使用されている。しかし、合成樹脂をそのまま容器に成型しても、外観が単調すぎて、装飾性に欠けるという不満がある。
【0003】
このため、従来、質感による高級感の表現を目的として、最外層をオレフィン系エラストマーとした多層ブロー容器が提案されている(特許文献1)。この特許文献1の提案は、容器としての機能を保持させるために、0.1mm程度の肉厚のエラストマー層の内側に、結晶性ポリオレフィン系樹脂による内層を備えることとしたものである。そして、この特許文献1に提案された多層ブロー容器によれば、見た目においてフロスト(艶消し)感があり、手に蝕れた時にも高級感、安心感、ソフトで暖かみのある感触があるとされている(段落番号0019)。
【0004】
一方、色彩的に、高級感を持たせることを目的とした提案もある(例えば、特許文献2)。この特許文献2は、熱可塑性樹脂からなる多層樹脂容器の少なくともその1層を、干渉色顔料を熱可塑性樹脂に配合した樹脂層としたものである。かかる構成を採用することで、見る角度によって微妙に色が変化する干渉色の発現があり、立体的で外観の美麗な容器が提供できるとされている(段落番号0031)。特に、最外層に透明樹脂層を設けると、より一層、深みのある色合いが表現できるとされている(段落番号0048)。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−5275号公報(要約、特許請求の範囲、段落番号0019)
【0006】
【特許文献2】
特開平9−11369号公報(要約、特許請求の範囲、段落番号0031、段落番号0048)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1の多層ブロー容器は、見た目としては磨りガラスの様な外観を表現できるに留まる。
【0008】
また、特許文献2の多層ブロー容器は、表面がテカテカしたイメージで、そこに表現される色の深みは、容器の厚さ、即ち、着色されたガラス容器に近いイメージを与えるに留まる。
【0009】
このため、従来の技術では、結局、ガラスの様なイメージの容器を製造できるに留まり、多様な色、香り等を有する化粧品に代表される高級感に価値のある内容物の容器として、鮮烈なイメージを与える上で不十分だったという問題がある。
【0010】
そこで、本発明は、深みがあり、かつ、従来公知の素材のイメージとは異なる新たな質感を有し、高級感のある新規なイメージの合成樹脂製容器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためになされた本発明の多層ブロー容器は、以下の構成を有することを特徴とする。
(A)一層が、パール顔料を添加したエラストマー層であること。
(B)一層が、黒色着色層であること。
(C)前記エラストマー層が最外層に位置すること。
【0012】
この多層ブロー容器によれば、上記のような構成としたので、エラストマー層を通して、パール顔料の色を視認することができる。従って、光沢があり、かつフロスト感のある容器とすることができる。しかも、エラストマー層の裏には黒色着色層があるので、色合いが浮いた感じにはならず、深みを感じさせることができる。そして、エラストマー層が最外層にあることにより、見た目にも、実際に手で触れたときにもソフト感を与えることができる。
【0013】
従って、金属にも、ガラスにも、樹脂にもないような色彩感・質感を与え、特に、エラストマー層によるフロスト感と黒色着色層による重厚感が相俟って、今までにない高級な素材を目に感じさせ、しかも、手に触れるとベルベットの様なソフトでしっとりとした手触りがあるので、この容器を見たり触れたりする人に、より一層の高級感を与えることができる。
【0014】
なお、この多層ブロー容器では、前記エラストマー層の裏側に前記黒色着色層が存在することによる重厚な色合いの発現を妨げない限り、前記エラストマー層と前記黒色着色層との間に、半透明あるいは透明などの他の層が存在していても構わない。また、前記黒色着色層の内側に他の層を設けたり、あるいは前記中間の透明層を増やしたりして、三層、四層、五層といった多層にしてもよい。
【0015】
ここで、本発明の多層ブロー容器は、さらに以下の構成を有することが望ましい。
(D)前記エラストマー層と前記黒色着色層とが直接接していること。
【0016】
この多層ブロー容器によれば、二層ブローなので、三層以上のブロー成形に比べて格段に製造し易いという作用・効果がある。また、前記エラストマー層と前記黒色着色層の間に余分な層が存在しないので、前述した光沢とフロスト感とを有すると共に、深みを感じさせる色合いの容器を、エラストマー層に対するパール顔料の添加量で調整したり、黒色着色層の厚みで調整したり、あるいは、パール顔料の添加量と黒色着色層の厚みの両方を調整することによって容易に製造することができる。
【0017】
また、本発明の多層ブロー容器は、前記パール顔料が、干渉性を有するパール顔料であることが望ましい。この干渉性を有するパール顔料を用いることによって、輝きが一様でなく、見る角度によって変化し、より深みのあるイメージの容器とすることができ、より一層の高級感を与える。
【0018】
この様な干渉性を有するパール顔料としては、例えば雲母を薄片状基質とし、酸化チタンや酸化鉄などの金属酸化物を表面に被覆したものを挙げることができる。雲母以外の薄片状基質としては、塩基性炭酸鉛、ビスマスオキシクロライド、グラファイトフレーク、アルミニウムフレーク、アルミナフレーク、シリカフレーク、硝子フレーク等を用いることもできる。これらの薄片状基質の表面に被覆する各種金属酸化物としては、上述以外に、単なる干渉色の発現のみではなく他の機能、例えば、耐候性、耐光性など、更にはマストーンを帯びさせるための有色の金属酸化物、例えば酸化コバルト、チタン酸コバルトなどを使用することができる。もちろん、複数の金属酸化物を併用することもできる。
【0019】
さらに、本発明の多層ブロー容器は、前記パール顔料が、マイカ製パール顔料であることが望ましい。マイカ製パール顔料を用いることによって、特に、バイオレット系(ピンク系ともいう)や、ブルー系の色を美しく発色させることができる。このような色を示す市販顔料としては、例えば、住化カラー株式会社製のSPPM−7A2084,SPPM−7A2362や、東洋インキ株式会社製のPERL−017,PERL−018,PERL−047−B001,PERL−050−B001等がある。
【0020】
また、本発明の多層ブロー容器において、前記エラストマー層に対する前記パール顔料の添加量は、2〜20重量%とすることが望ましい。2重量%よりも少ないと、パール顔料が樹脂全体にうまく分散せず、ムラが生じる可能性があるからである。また、発色が不十分になる可能性もあるからである。一方、20重量%より多いと、エラストマー中のパール顔料が密になり過ぎ、背後の黒色着色層が透けて見えることによる深みを十分に発現できなくなったり、素材の成形性が低下したりするおそれがあるからである。なお、より好ましいパール顔料の添加量は、3〜12重量%である。この範囲内であれば、黒色着色層が透けて見える効果や素材の成形性に悪影響がなく、しかも発色が不十分となったり、視覚的に違和感を与える様なムラが生じたりすることがないからである。さらに好ましいパール顔料の添加量は、5〜7重量%である。
【0021】
また、本発明の多層ブロー容器は、前記エラストマー層としてオレフィン系エラストマーを用いることが好ましい。オレフィン系エラストマーを用いることによって、パール顔料同士がエラストマー内で凝集せず、きれいに分散するからである。このとき、オレフィンの成分としては、例えば、エチレン、及びプロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、4−メチル−ペンテン、3−メチル−ペンテン、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセン等を挙げることができ、これらの内の1成分からなるホモポリマーでも、二成分以上からなる共重合ポリマーでも良い。
【0022】
前記黒色着色層に用いる合成樹脂については、例えば、ポリプロピレン系、ポリエチレン系などのポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリスチレン系といった熱可塑性樹脂であれば特に制限はない。なお、同種系の組み合わせ、或いは異種系の組み合わせからなってもよい。
【0023】
また、本発明の多層ブロー容器において、前記エラストマー層の厚みは0.1mm以上、より0.2mm以上とすることが望ましい。これは、背後の黒色着色層の深みを増す効果を高める上で、エラストマー層に対するパール顔料の添加量を余り多くし過ぎない方がよいことと関係している。即ち、パール顔料の添加量が少ない場合にエラストマー層が薄過ぎると、色ムラを生じるおそれが考えられるからである。
【0024】
さらに、本発明の多層ブロー容器においては、前記エラストマー層と前記黒色着色層との厚みの比は、2:8〜8:2、より好ましくは3:7〜7:3となることが望ましい。また、本発明の多層ブロー容器においては、多層ブロー容器の肉厚は、0.5〜2.0mm、より好ましくは、0.7〜1.5mmが望ましい。
【0025】
容器の肉厚が0.5mm以上ないと、成形性及び容器としての形状保持機能が確保でき難くなるためである。特に、形状保持機能を確保するには、黒色着色層の肉厚を0.3mm以上確保すべきであり、従って容器としての肉厚は、0.5mm以上とすべきなのである。より望ましくは、黒色着色層の肉厚を0.5mm以上確保すべきである。従って、エラストマー層の肉厚として0.2mm、黒色着色層の肉厚として0.5mmを確保するには、容器の肉厚を0.7mm以上とすればよいのである。ただし、多層ブロー成形による製造という観点からは、肉厚は、2.0mm、より望ましくは1.5mmを越えない方がよい。
【0026】
なお、本発明の多層ブロー容器においては、前記黒色着色層には、例えばカーボンブラックを2〜8重量%、好ましくは3〜5重量%添加したオレフィン系合成樹脂を用いるとよい。カーボンブラックの添加量が2重量%より少ないと深みを出す効果が不十分となる可能性があるからである。黒色着色層による深みを出す効果は、カーボンブラックを2〜8重量%添加することで、ほぼ確実に得ることができる。なお、カーボンブラックの添加量をある量以上に増加しても、黒色着色層による深みを出す効果は変わらない。従って、カーボンブラックの添加量は8重量%以下とすることが望ましいのである。
【0027】
また、本発明の多層ブロー容器の形状は、ブロー成形可能な形状であれば、特に制限されない。多層ブロー容器の内容量については、6ml〜150ml程度のものが望ましい。また、本発明の多層ブロー容器の用途としては、その斬新性と、高級感、ソフト感とを生かす上で、化粧品を挙げることができる。
【0028】
【実施例】
次に、本発明の実施例を比較例と共に説明する。
【0029】
<実施例1>
実施例1は、図1に示すような外径17mm、胴部高さ74mm、内容量約12mlで、内外二層からなるマスカラ容器1である。外層2は、ポリプロピレンエラストマー(サンアロマー株式会社製のAdflex KS021P)に、バイオレット系のパール顔料(住化カラー株式会社製のSPPM−7A2362)を、3〜12重量%添加したものである。内層3は、ポリプロピレン(日本ポリケム株式会社製のEG7F)に、カーボンブラックを2〜8重量%添加したものである。このマスカラ容器1の外層2の厚みは0.33mm、内層3の厚みは0.78mmである。
【0030】
このマスカラ容器1は、次のようにして得られる。まず、外層には、パール顔料が配合されたポリプロピレンマスターバッチを3〜12重量%ブレンドしたポリプロピレンエラストマーを用意する。内層には、カーボンブラックが配合されたポリプロピレンマスターバッチを2〜8重量%ブレンドしたポリプロピレンペレットを用意する。そして、これらの樹脂材料を内外層用押出機ホッパーに投入し、スクリューにてダイヘッド部、先端ダイ・コア部を通して、二層の中空パリソンとなって吐出される。吐出されたパリソンを有底丸筒状金型にてはさみ、ホットカッターにてパリソンをカットし、打込ステーションに移動後、コンプレッサーエアーにてパリソンが金型形状に延伸され、二層のマスカラ容器となる。
【0031】
<実施例2>
実施例2は、外径15mm、胴部高さ66mm、内容量約10mlで、内外二層からなるマスカラ容器である。外層、内層の樹脂及び内層に添加したカーボンブラックは、実施例1と同じものである。外層に、ブルー系のパール顔料(住化カラー株式会社製のSPPM−7A2084)を5〜7重量%添加している。このマスカラ容器の外層の厚みは0.38mm、内層の厚みは0.13mmであった。
【0032】
<比較例1>
比較例1は、外径12〜14mm、胴部高さ75mm、内容量約10mlで、単層からなるマスカラ容器である。樹脂は、日本ポリケム社製のポリプロピレンを用い、ブルー系のパール顔料(住化カラー株式会社製のSPPM−7A2084)を、5重量%添加している。
【0033】
こうして成形した容器の外観、手触りについて、観察した結果を、表1に示す。
【0034】
【表1】
Figure 2005007731
【0035】
表1から明らかな様に、実施例1,2のマスカラ容器は、見た目において、それぞれバイオレットのパール光沢、ブルーのパール光沢を発現しながら、フロスト感と黒色着色層が透けて見えることによる重厚感とから来る高級感を与える。また、手で触ると、ベルベットの様なソフト感、しっとり感を有する。このため、これまでに容器の素材として知られている金属、ガラス、合成樹脂のいずれでもない全く斬新な素材、特に、高級な新素材をイメージさせる。
【0036】
単層からなる比較例1のマスカラ容器は、てかてかした白いパール光沢のみで、深みのあるブルーのパール光沢は確認されなかった。また、手で触っても、一般的な合成樹脂の感触があるに過ぎない。なお、色味が感じられないのはパール顔料の添加のみの単層ポリプロピレン成形であることによる。パール顔料の添加量を増加すれば、ブルー系パール光沢を出すことは可能である。
【0037】
以上、本発明の実施例について詳細に説明してきたが、本発明はこれに限られるものではない。
【0038】
例えば、本発明の多層ブロー容器としては、マスカラ容器以外の化粧品容器、例えば、アイライナーや、アイブローの容器として適用することが可能である。また、化粧品容器に限らず、医薬品、食品、生活用品用の容器としてもよい。さらに、本発明の多層ブロー容器としては、丸筒型だけでなく、四角型、三角型、平角型といった形状のものでもよい。
【0039】
また、実施例では、パール顔料としてバイオレット系やブルー系のものを用いたが、他の系統の色のパール顔料、例えば、ゴールド系パール顔料などであってもかまわない。
【0040】
【発明の効果】
以上詳細に説明した様に、本発明によれば、フロスト感を有すると共にパール光沢の輝きもあり、しかも重厚感が与えられることによる色の深みを実現することができ、容器の素材として知られている金属、ガラス、合成樹脂のいずれとも違う新規で斬新な素材をイメージさせ、しかも見た目だけでなく触れたとき、高級布地として知られるベルベットの様なソフト感、しっとり感があることから、視覚的・触覚的に斬新さと高級感とを有する容器を、安価に提供することができる。
【0041】
また、高価なパール顔料の使用量を抑制しつつ、パール顔料の有するパール光沢を、さらに、高級なパール光沢として表現することができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のマスカラ容器の図。
【符号の説明】
1・・・マスカラ容器、2・・・外層、3・・・内層

Claims (9)

  1. 以下の構成を有することを特徴とする多層ブロー容器。
    (A)一層が、パール顔料を添加したエラストマー層であること。
    (B)一層が、黒色着色層であること。
    (C)前記エラストマー層が最外層に位置すること。
  2. 請求項1記載の多層ブロー容器であって、さらに以下の特徴を有する多層ブロー容器。
    (D)前記エラストマー層と前記黒色着色層とが直接接していること。
  3. 請求項1又は2記載の多層ブロー容器であって、さらに以下の特徴を有する多層ブロー容器。
    (E)前記パール顔料が、干渉性を有するパール顔料であること。
  4. 請求項3記載の多層ブロー容器であって、さらに以下の特徴を有する多層ブロー容器。
    (F)前記干渉性を有するパール顔料が、マイカ製のパール顔料であること。
  5. 請求項3又は4記載の多層ブロー容器であって、さらに以下の特徴を有する多層ブロー容器。
    (G)前記エラストマーが、オレフィン系エラストマーであること。
  6. 請求項1〜5のいずれか記載の多層ブロー容器であって、さらに以下の特徴を有する多層ブロー容器。
    (H)前記パール顔料が、2〜20重量%添加されていること。
  7. 請求項1〜6のいずれか記載の多層ブロー容器であって、さらに以下の特徴を有する多層ブロー容器。
    (I)前記エラストマー層の厚さが0.1mm以上であること。
  8. 請求項1〜7のいずれか記載の多層ブロー容器であって、さらに以下の特徴を有する多層ブロー容器。
    (J)前記エラストマー層と前記黒色着色層との厚みの比が、2:8〜8:2となること。
  9. 請求項1〜8のいずれか記載の多層ブロー容器であって、さらに以下の特徴を有する多層ブロー容器。
    (L)容器の肉厚が0.5mm〜2.0mmであること。
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