JP2004526332A - プリント配線基板 - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明は、プリント配線基板上の部品を冷却する分野に関する。更に詳しくは、本発明は、プリント配線基板上の複数のチップへの改善された熱移転を行なう装置と方法を目的とするものである。
【背景技術】
【0002】
標準のサイズを有するプリント配線基板上に電子部品を配列することができれば、電子部品の容易な構成、組立、補修及び品質向上が可能になる。例えば、パソコンは、ボードやカードを取り付けるためのスロットやコネクタを具えた標準化された多数のポートやバスを有するマザーボードを具えていることが多い。このアプローチの融通性に対する証左として、ほとんどすべてのパソコンにはコネクタが設けられ、コンピュータメモリの追加、入出力(I/O)装置への接続及び付加的な計算能力を可能にする。
【0003】
バススタンダードは、両者とも一般的に使用されている周辺部品相互接続(Peripheral Component Interconnect; PCI)と工業標準構成(Industry Standard Architecture; ISA)標準、及びコンピュータのグラフィック能力を改善するように構成された加速グラフィックスポート(Accelerated Graphics Port; AGP)を含むが、これらに限定されるものではない。これらの標準のそれぞれは、計算機能と機械的標準とを提供して、コネクタとカードが連携して必要な電気接続と物理的安定性を提供するようになっている。ここで特に興味をひくのは、コネクタと係合するカードの縁の幾何学的形状、組み立てられたボードの幅、長さ及び高さ、そしてカードの電気的仕様や電力使用の詳細を含んだ機械的標準であるが、これらに限定されるものではない。
【0004】
バススタンダードに合致していることに加えて、プロセッサ、メモリチップ、電力供給装置、その他のこれらに限定されない電子部品を含むカードの部品が予定された温度範囲で作動することが重要である。電力供給装置やプロセッサ等の高出力装置の場合には、作動温度が最高作動温度以下に保たれることが一般的に必要である。同じ回路内に温度に敏感な多数の部品を有するボードの場合、個々のチップの温度を、すべてのチップが同じように作動する範囲内に維持することが重要である。例えば、メモリチップは温度依存性の時計速度を持っていることが多い。並列されたメモリチップを有する回路は、すべてのチップが或る温度範囲にあって、ほぼ同じ時計速度を有する場合に最も良好に作動する。
【0005】
電子部品から熱を除去する技術は、冷却要求と共に発展した。種々のタイプのファンが、ハウジングの背部から空気を排出し、或いは新鮮な空気をハウジング内に導入するのに使用されている。いずれの場合にも、これらのファンは内部循環を発生させ、発熱部品からの対流による熱移転を促進する。他の技術は、一つ以上のファンを用いたり、ハウジング内の気流を導いて熱の除去を改善したりすることを含む。部品レベルにおいて、個々の部品から熱を除去するために受動的ヒートシンクを使用することが従来技術では周知である。軸流ファン又はブロワーが、プロセッサ等の高発熱で温度に敏感な部品に取付けられることが多い。これらの空気移動装置は、局部的な熱の移転を増加させ、熱エネルギを一つ又は複数個の部品からハウジング内に移動させる。部品に対してヒートシンクの接触を改善する技術も能動的熱除去システムとして発展しており、例えばヒートパイプやペルティエ(Peltier)装置等がある。
【0006】
最近の傾向として、各プリント回路基板上に発熱量の多い高速・高強力のコンピュータチップを載せるようになってきた。これらのボードは、通常、緊密に積層されてコンパクトな全体的設計となっている。ボードを積層することによって、空気が高温の部品の近くを循環することが妨げられ、チップやヒートシンクに搭載されたファンやブロワーの効率を減少させる。その上、GPU等の高い端を有する多くのカードは、専用ファンを有するプロセッサと、同じ温度又はその近傍で作動するその他のコンピュータチップを具えている。例えば、AGP標準に準拠するボードは、通常、高出力GPUと、このGPUの周囲の直交する2本の線に沿って設置された時計速度・温度依存性メモリチップの列を具えている。したがって、冷却システムは、GPUを冷却してそれが過熱されないようにすると共に、複数のメモリチップを同じ温度又はその近くに維持しなければならない。この先行技術の方法は、一つのプリント回路基板上の複数の部品、チップ或いはチップの組を特定の温度に、或いはその近傍に充分に維持しない。更に、ボード標準は、すべての部品をボードの特定の高さ以内に維持して、隣接するスロットが他のボードのために使用できるようにする必要がある。
【0007】
先行技術の問題点とAGPの設計の際に生じる熱除去の問題に対する解決策の例が、先行技術を示す図1と図2を参照して示され、これには50ワットの電力を消費するAGPカード(AGP Pro50 カード)の設計仕様と部品レイアウトが示されている。AGP Proの仕様は、AGP標準のボードよりも大きい電力を消費し、且つこれより広いマザーボード上の空間を必要とするAGP状カードを収容するように構成されている。図1は、AGP Proコネクタ109、PCIカード110及び隣接するPCIコネクタ111と113を有するマザーボード107の端面図を示す。AGP Proコネクタ109とPCIコネクタ111、113は並列され、カード101の長さLに整合し、且つ距離Sずつ離れている。部品面115と半田面117とを具えたカード101を有するAGP Pro両立型装置100は、コネクタ109と電気的に係合する突出部分125と、AGP Pro両立型装置をコンピュータのフレーム(図示しない)に固定するブラケット137とを有している。このブラケット137は、普通はコンピュータのハウジングの壁の近くに位置しており、コンピュータの外側との接続のためにそこに装着されているI/Oコネクタ(図示しない)を有している。アウトライン103は部品面115に関連する物体の最大幅Wと高さHを特定し、アウトライン105は半田面117に関連する物体の最大幅Wと高さBを特定している。特に興味があるのはアウトライン103である。AGPカードのための本来の仕様は、AGPボードとこれに最も近いボード(S−Bより小さい高さH)との間の空間のみを占めるように、AGP適合カード(compliant card)を要求している。主として電力消費が増加するために、本来のAGP標準はAGP Pro標準に修正され、これによってカードは隣接するPCIスロット111の空間にオーバーラップする高さHを占めることが可能になった。PCIカード110を挿入するための次の最も接近した位置はPCIコネクタ113である。PCIコネクタ111を占めるPCIカードは、AGPカード100がコネクタ109内にある場合には使用することができない。
【0008】
図2Aは、図1の2A−2Aから見たAGPカード100の平面図であって、冷却対象の種々の部品と先行技術における冷却方法とを示し、図2Bはメモリチップ121とヒートシンク131の断面図を示す。カード101には、GPU119と二つの列129と131に沿って配置された複数のメモリチップ121が装着されている。GPU119には、これらの種々の部品を冷却するためのファン135が装着されている。このファン135は典型的には縦型ファンであり、図1に示されているように、カード100の上方の空気をGPU100の方に吸引して垂直対流を発生させ、引き続いてファン135から発している矢印で示されているようにカード100の上を流れる。メモリチップ121の各列129と131は、メモリチップの上面に載置されてカード100から突出したフィンを有するヒートシンク123を有する。図2Bに示されているように、ヒートシンク123は、メモリチップ121に熱的に接触している実質的に平坦な底部126と、該底部から離れるように突出するフィン124とを有している。このヒートシンク123は、高い熱伝導性を有するアルミや銅等の金属材料で作られている。フィン124は、図1の気流によって示されているような自然対流或いは強制対流のいずれかによる、熱移転のための表面積を増加させる。ファン135からの気流の或る部分はヒートシンク123を指向するが、一般的には気流は拡散する。この流れのパターンは幾つかの悪い結果をもたらし、例えば気流の一部しかメモリチップ121の冷却に利用できなかったり、チップ間或いはヒートシンク123に沿って不均一な冷却がなされたり、チップの近傍で流れの分離や再循環が生じたりすることがある。
【0009】
一般に、増大する電力消費に対する従来技術における解決策は、高さHを増加して循環を更に良好にしたり、より大きなファンやもっと進歩した冷却装置を収容することである。したがって、AGP両立型装置100はより大きくなり、PCIカードによって使用されるはずのスペースとオーバーラップすることになる。不幸なことに、ボードのサイズや足型を大きくすることは、増大する電力要求に対する最良の対策ではない。受入可能なボードのサイズを大きくすれば、隣接するスロットへの接近が妨げられ、コンピュータの可能性が減殺され、マザーボード上に既に存在している配線とコネクタが無駄になり、その結果、嵩高で高価なカードとなってしまう。
【0010】
必要なのは、プリント回路基板用の改善された熱移転装置及び/又は方法を提供することである。特に、複数のコンピュータチップをコンピュータのハウジングの内部においてほぼ同じ温度で作動できるように冷却することが求められている。多くのタイプのコンピュータチップの作用は温度に対して敏感であり、複数のチップをほぼ同じ温度に冷却することによって、ボードの作用を更に信頼性のあるものにすることができる。特に、そのような能力は、グラフィックプロセッサ等の高性能コンピュータプラグインボードを可能にする。その上、ボードからの熱を除去を改善して、ボードがコンピュータハウジングの中で占める空間を増加させることなく、高電力消費のボードを冷却することが必要である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明は、ハウジング内に狭い間隔で配置されたプリント回路基板上の部品を冷却して、改善された冷却を可能にする装置と方法を提供するものである。詳しくは、本発明の冷却装置は、コンピュータボード上の部品を良好に、より正確に且つ予測可能に冷却することを可能にし、それによってボードを更に高性能にして高速で作動させ得る。
【課題を解決するための手段】
【0012】
即ち、本発明の一態様は、コンピュータボード上の複数の部品のそれぞれを特定の温度に、或いは特定の温度範囲内に維持するように冷却する装置と方法を提供する。一実施例においては、この冷却システムは、一つ以上のファンからの冷却気流を各コンピュータチップに沿って導くダクトを具えている。冷却気流を提供するための実施例は、コンピュータハウジングの内部の箇所から空気を吸い出し、ハウジングの外の空気を吸い込むことを含んでいる。別の実施例は、ボードの縁に沿ったハウジングの開口に隣接するプラグインボードを冷却するものであり、冷却空気は標準型のプラグインボードの高さ仕様の範囲内の開口から導かれている。チップは、それに取付けられたヒートシンクを具えていてもよく、冷却流はこのヒートシンクに沿って流れる。
【0013】
本発明の別の態様によれば、一つ以上のファンとフィンや翼等の細長い部材を装着するためのハウジングを設けて、気流をボードに沿って、詳しくは冷却対象の複数の部品に沿って導く、コンピュータボード上の部品を冷却する装置と方法が提供される。本発明の更に別の態様は、複数の電子部品に取付けられたヒートシンク上に気流を導いて、これらの電子部品を冷却するものである。一実施例においては、これらの複数の部品は直交する二列の部品列として配列され、気流はこれらの部品に垂直に向けられている。第2の実施例ではこれらの複数の部品は放射状に配列されている。本発明の冷却装置のファンは、GPU等の高電力消費型部品を冷却するヒートシンク上に交互に設置され、一方、気流は複数のメモリチップを所与の温度範囲内に冷却するように導かれる。
【0014】
本発明の更に別の態様は、規定された物理的空間を占めるように、設定された既定高さ仕様内に高性能ボードが設けられている標準サイズのコンピュータプラグインボードに改善された冷却を行なうものである。一実施例においては、本発明の冷却システムは、メモリチップ等のコンピュータ部品の列の上に載せられたヒートシンク上に気流を導くダクトを具え,この冷却システムは、ファンが取付けられたヒートシンクと、気流をコンピュータ部品上に向ける細長い部材と、更に気流を方向転換させるカバーとを具えている。
【0015】
本発明のもう一つの態様は、ボード上に低い高さを占めながら、プラグインボードを冷却するものである。一つの実施例は、例えば50ワット以上の電力を消費するボード等の高電力消費型ボードのための標準型AGPの高さの空間内にあるGPUとメモリチップを含むAGP両立型プラグインボードを冷却するものである。一実施例においては、GPUにはヒートシンクが取付けられ、該ヒートシンクはファンを具え、このファンはボードから空気を吸い出して、気流をメモリチップの方に向け、各チップを標準AGPボードの幅内で特定の温度範囲まで冷却する。このボードは一つ以上のファンを具え、そしてAGPボードがコンピュータハウジングの開口に対面する箇所から新鮮な空気を吸い込むダクトも具えている。コンピュータ内の同じ広さの空間において、性能を改善し或いはより高性能化することによって経済的な利点を有する装置と方法を用いて、コンピュータボード上の部品を冷却することも、本発明の更に別の態様である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
本発明は、以下に述べる特別の実施例の詳細な説明によって更に理解することができる。明確にする目的のために、この説明は特定の例に関する装置、方法及び概念について述べる。しかし、本発明の方法は、広範なタイプの装置によって実施可能である。したがって、本発明はこれらの特定の実施例の説明によって限定されるべきではない。明確にするために、本発明は多くの異なる革新的な部品と部品同士の革新的な組合せとを含むシステムに関して述べられている。本明細書の任意の実施例に挙げられている革新的な部品のすべてを含む組合せに、本発明を限定するべきではない。
【0017】
本発明のその他の目的、利点、態様及び特色は、添付図面を参照して以下に述べる好適実施例の説明から明らかになるであろう。これらの図においては、そこに示されている特定の構成部品、態様或いは特長を示すのに符号が使われており、一つ以上の図に共通の符号は、そこに示されている同様な構成部品、態様或いは特長を示している。ここで使用されている符号は、本明細書中に参考として組み入れられている文献において使用されている符号と混同してはならない。
【0018】
本発明は、電子部品の配列からの熱の移転を改善する装置と方法を提供するものである。次に述べる本発明の説明は、本発明の種々の態様を示す実施例を参照することによって、更に判りやすくなる。これらの実施例は、本発明を説明するための骨組みを提供するものであり、構成部品のタイプと相対位置の詳細、カードやプリント配線基板上におけるこれらの構成部品の形態、これらの構成部品を保持するエレメントの形状、これらの構成部品の意図する目的、これらを具えたカードや装置、及びその他の特性を含んでいる。なお、これらの特性は例示的なものであって、特許請求の範囲に規定された本発明の範囲を限定する意味は有していない。
【0019】
一例として、本発明は、パソコンで使用されるプリント回路基板上に配置された電子部品を冷却する装置と方法について説明されるであろう。電子部品の例としては、コンピュータチップや、電力供給或いは電力調整用電子部品等のその他の電子部品及び電気部品が挙げられる。電子部品は、電子装置の内部に入れられたり、或いは入出力用インタフェースとして、特定の機能を果たすのに使用され、或いは種々の機能を果たすようにプログラム可能なプリント回路基板等のカード上に配置されている。例えばマザーボード上の電子装置内に、一つ以上のこれらのカードのためのプラグイン箇所を提供するのは普通のことであり、したがって、これらのカードはプラグイン(plug-in)カードとかアドイン(add-in)カードと呼ばれることもある。普通に使用されているコンピュータ構成技術において、これらのカードは、サイズ、占有空間及び電力の仕様、並びに電気的、機械的接続部の位置及びデジタル的電子、電気機能にうまく適合していることを要する。こうした複数のプラグイン箇所は、通常、プラグインされたこれら複数のカードがマザーボードに対して垂直の延びる積層配列を形成するように設けられている。前述したように、この積層配列はコンパクトなコンピュータ設計を提供するが、ボード上の部品の冷却を妨げて、コンピュータの作用を阻害する。
【0020】
本発明の冷却システムは、本明細書中では一般的にファンと呼ばれている気流発生装置からの空気を電子部品に指向させるものである。このファンはプラグインカード上に設けられ、或いは気流をダクトその他の気流指向装置を介して電子部品に向けるように、カードから離れた箇所に設けられる。本発明の範囲のファンは、軸流即ち遠心型ファン、及びブロワーの流れ特性を有するファンであるが、これらに限定されるものではない。更に、本発明に使用されるファンは、充分な冷却能力と、気流を種々の部品に対して指向させるのに適宜なサイズと向きを提供するように選ばれている。こうして、ヒートシンク上に設けられるファンは、通常は遠心型ファンの構造のものであり、ボードから空気を吸引してボードに沿って流れを発生させ、一方、軸流ファンはボードから離れた位置で使用される。
【0021】
一実施例においては、本発明は、パソコン(PC)上で使用される加速グラフィックポート(AGP)バスに従うグラフィックカードからの熱を除去するのに使用される。図3は、AGP両立型装置300上の本発明の冷却システム310の平面図を示し、図4は図3の4−4側断面図を示し、図5はシステム310の分解組立図である。このAGP両立型装置300は、ボードをコンピュータのハウジング(図示しない)内に拘束するためのタブ319とリップ321を有するブラケット323を有するカード101を具えている。カード101上の種々の電子部品の中には、GPU119とメモリチップ121がある。装置300には、ファン303、メモリチップ121から熱を除去するヒートシンク305と307及び気流指向装置301を具えた増強型熱除去システム310も設けられている。この実施例においては、ファン303はヒートシンク305、307及びGPU119の両方に対して垂直の軸を有する縦型ブロワーであることが望ましい。ファン303は、空気が吸引される円形部分409と空気が強制的に動かされる円周部分411を有している。こうして、ファン303はカード101の方に空気を吸引し、それをカードに沿って向きを変える。詳しくは、気流指向装置301は孔309と外縁313を有するトップ311と、ファン303を搭載して気流をカード101に沿って偏向させるためのハウジング401とを有する。このシステム310は、装置300を好適に冷却するために高さZを必要とする。この高さZはシステム310の部品の物理的高さXと、冷却空気をファン302の中に引き込むための付加的な高さYとを含んでいる。特定の部品上における冷却空気の方向によって、冷却空気の更に効率的な使用が可能になると共に、気流をメモリチップ121等の複数の部品を均一に冷却するように指向させることを可能にする。その上、このシステム310は、先行技術のシステムで必要とした高さよりも低い高さで足りる。その結果、このシステム310は、所与の大きさの拘束範囲内においてより良好な冷却を可能にし、或いはより小さな空間を占めながら所与を冷却量を提供することができる。こうして、本発明は、所与のサイズの拘束範囲、例えばAGP標準ボードの高さの範囲内においてボードを冷却し、及びAGP Proボードの高さのようなより大きな空間を占めるボードを冷却するのに役立つ。
【0022】
AGP装置800、例えば装置300等のAGPボードを冷却する別のシステムが、図8に冷却システム810の平面図として、そして図9に9−9側断面図として示されている。このシステム810は、入口803と出口805を有するダクト801と、前記出口805と連通している孔309を有するトップ311とを具えている。前記入口803は、装置810への空気の流入を可能にし、ブラケット807上に位置決めされている。これはダクトの入口803が付加されてはいるが、前記ブラケット323の場合と同様である。入口803は開いていてもよいし、或いはグリル即ち交換可能なフィルタを有していてもよい。出口805はトップ311に取付けられて孔309と連携して、コンピュータハウジングの外部の空気を直接にファン303の方に吸い込むことによって冷却を行なう。外部空気は一般的にハウジング内の空気より低温なので、ダクト801を使用することによって、この冷却システムの高さを更に減らすことができる。
【0023】
ダクトを採用することによって、ファンを例えばブラケット807上やコンピュータハウジングの外の装置810から離れた位置に設けて気流をダクト801に導いたり、或いは複数のブロワーやファンを具えることによって冷却システムの別の実施例が可能となる。ファンやブロワーをプラグインボードから離すことは大変に有利であり、これによってブロワーによって占められるべきボード上の位置に高性能のヒートシンクを設けることが可能になる。こうして、これに限定されるものではないが、コンピュータハウジングの内側或いは外側のいずれかの箇所にファンを設ける等して、コンピュータハウジングの内側或いは外側のいずれかの箇所から空気を吸引して本発明の範囲内で多くの別個の気流配列が可能となる。
【0024】
本発明者によれば、従来のようにファンを使用するのではなく、ブロワー302を選ぶことによって、冷却装置の熱移転特性が改善されることが見出された。ファン、ブロワー、その他の気流発生装置を使用することは本発明の範囲内にあるが、ヒートシンクに沿ってより均一で強力な気流を提供できるブロワーの能力のために、ブロワーの使用が有利であるものと信じられる。また、本発明による別の気流発生装置はファンを具え、例えばGPU119上の設置された二台以上のファンやブロワーを使用してダクトと連携して、コンピュータハウジングの他の区域やハウジングの外部の箇所から冷却空気を取り入れている。
【0025】
種々の電子部品の冷却を強化する構成が、ハウジング401の平面図としての図6と、図3の4−4断面図としての図4に示されている。このハウジング401は、ブロワー303と翼やフィン等の複数の細長い部材405とを装着するための、ハウジング401によって一方の側面が仕切られ、トップ311によって他方の側面が仕切られた領域403を有している。これらのフィン405とハウジングの底部317は複数の開口407を形成し、これらはトップ311と共にブロワー303からヒートシンク305と307までの複数のダクトを形成している。孔309はブロワー303の入口と整合して、(図4に示されているように)ファンが空気を吸い込むことを可能にすると共に、トップ311によって仕切られた前記複数の開口407が気流を拘束して、この空気をカード101の表面に沿って、特にGPU119のトップに沿い且つヒートシンク305と307に均一に沿って流す。先行技術におけるように、ヒートシンクはブロワー303とGPU119との間に、好ましくは気流方向転換装置301の底部として設けられてもよい。このようにして、気流指向装置301はファン303によって空気を吸い込み、ヒートシンクを横切る方向の気流をヒートシンク305と307の上に供給する。ハウジング401又はトップ311も、翼、ダクト、ハニカム型のファン形状の金属シートその他の通路構成構造や気流方向転換構造或いは機構を組み込むことによって、気流を再方向転換させるように、容易に改変することが可能である。ハウジングの底部317は、金属や黒鉛含浸プラスチック等の高い熱伝導性を有する材料で作られて、以下に述べるようにGPU119の冷却を行なうことが好ましい。
【0026】
本発明の作用を説明する。プリント回路基板に装着されたコンピュータチップその他の電子部品を冷却する際には、その平面の表面に沿って流れるすべての気流はこれらの部品によって乱される。したがって、気流による対流によってこれらの部品を冷却する能力は、これらの部品自体によって影響を受ける。部品のレベルにおいて、流れに面する部品側面は対流による大きい熱移転を経験し、一方、風下に面する側面は、一般的に対流による小さい熱移転の停滞流を経験するであろう。複数の部品に沿って流れる気流の場合には、気流は部品間で停滞したり、部品を含む平面から分離したりさえすることもあって、更に熱移転が減少する。本発明は、種々の発熱部品に沿って流れる気流を提供し、これらの部品を特定の温度又は温度範囲内まで冷却するものである。ファン303と気流指向装置301によって発生させられた気流が、図3、4及び6に波線の矢印で示されている。空気はGPU119に向かって垂直に吸引され、気流指向装置301によって冷却対象の他の部品、特にヒートシンク305と307に向かい、これらのヒートシンクは次いで複数のメモリチップ121を冷却する。トップ311は、気流をカード101の近く、特にメモリチップ121の近くに滞留させて、ヒートシンク305と307上を流れるようにしている。前述したように、カード101からチップが突出しているので、気流が阻害される。本発明者によれば、或る場合には、流れがカード101から分離したり、再循環したりして熱移転が局部的に減少し、その結果、チップからチップへの熱移転に全体的な変化をもたらすことが見出された。トップ311は、気流をチップ121の近くに滞留させ、再循環流の形成を防ぐ。その結果、熱移転の均一性と予想可能性が改善される。
【0027】
本発明の重要な目的の一つは、気流をカード上に導いて冷却対象の部品の方に向ける能力を具えることである。この目的のために、図5のハウジングの第1実施例401に対して多くの改変が存在する。一般的に、すべての実施例は、GPU119と複数のメモリチップ121の方向に気流を向け、ダクトによって気流をチップに沿って案内して、均一な或いは特別に設定された冷却要件を提供するものである。三つの実施例が図7A、7B、7Cにハウジング701A、701B及び701Cとして提示されている。図7の実施例において、同様な部品は接尾語A、B、Cによって区別され、ハウジング701は一般的にハウジング701A、701B、701Cと呼称され、他の同等な構造物については当業者にとって自明であろう。第1実施例のように、ハウジング701はGPU119に接触する底部717とファン受け入れ領域403とを有している。GPU119とヒートシンク305、307を冷却する他の実施例の場合には、気流ダクトがそれぞれのハウジング701とトップ(縁313によって示されているように)とによって提供されている。
【0028】
図7Aに示される第1の別の実施例は、底部717Aからトップ311A(図示しない)まで延在するバリア703を具えている。ハウジングの第1実施例401とは異なり、ハウジング701Aは、メモリチップ121の近くに縁705を有する底部717Aを具え、一方、バリア703は外向きに延びて部分的にヒートシンク305と307を取り囲んでいる。ハウジング701Aは、内部気流ダクト或いはフィン405等の気流方向転換装置を具えていない。その上、縁313Aはヒートシンク305と307を完全に越えて延在し、トップ311Aによってこれらがカバーされるようになっている。図7Bの第2の別の実施例は、外部バリア707と直線的な内部バリア709とを具え、特別に設定された気流を提供する。図7Cの第3の別の実施例は、ファンの回転方向(ファン受け入れ領域403内に半円形の矢印で示されている)にそれぞれが湾曲しているバリア711を具えている。気流をファンから各部品に向かわせることによって、ファン受け入れ領域403内のファンからの気流を個々のヒートシンクに合致させて各部品を所与の温度まで冷却することが一部可能になる。したがって、バリア405、709又は711等のバリアのサイズ、間隔、高さ、向きが、部品冷却の効率を決定する重要なファクタとなる。
【0029】
別の実施例はファン303に対する気流を再指向させる他の方法を含んでいる。例えば、フィン405は、底部317からトップ311までの全距離をカバーしていない部分的フィンであってもよく、或いはGPU119用のヒートシンクとして作用する能力を改善するように起伏や表面粗さを有していてもよい。フィン405によって行なわれる気流の案内は、金属、プラスチック、或いは気流を指向させるように容易に加工できる材料で作られた、ハウジング401へのインサートやアタッチメントによってなされることができる。更に、気流の方向転換は、ハニカム型材料で作られた、又はメモリチップの列129と131に取付けられたヒートシンクの一部として形成されたダクト用インサートを用いて行なうことができ、メモリチップの列自体も気流を方向転換させて均一な或いは特定の気流にする手段を提供するフィンを有していてもよい。その上、フィン405とバリア709は底部317からトップ311の方に上方に突出しているように示されているが、これらはトップ311の一部として形成されて底部317の方に突出していてもよく、或いはトップ及び底部に取付けられた別体のピースであってもよい。
【0030】
本発明の別の実施例として、図10に示された放射状に配列された部品レイアウトについて考察する。この例ではカード101はGPU119の周囲に放射状に配置された複数のメモリチップ121を有している。図11は、それぞれがヒートシンク1101に装着された放射状に配置されたメモリチップ121の形をした本発明の放射状冷却システム1110の平面図を示す。この放射状システム1110は、円形孔1109と円形外縁1113を有する円形対称のトップ1111と、このトップ1111の中心に回転中心を有する遠心ファン又はブロワー1103とを具えている。
【0031】
図12Aと12Bの断面図には、放射状システムの二つの実施例1110が放射状システム1110A及び1110Bとして示されている。各実施例は、トップ1111の上方から空気を吸い込んで、波形矢印で示されているように気流を放射状に外向きに指向させる。トップ1111は気流を放射状に指向させて、気流がヒートシンク1101上から離れないようにしている。第1の放射状実施例1110Aにおいては、トップ1111Aは今までの実施例のように実質的に平坦である。第2の放射状実施例1110Bにおいては、トップ1111Bはボード101上の高さが変化し、中心孔1109Bから外縁1113Bまで減少している。気流が放射状に拡散するにつれて、ボード101に対するトップ1111Bの位置が低くなる。したがって、トップ1111の形状は、気流をヒートシンク1110に適合させるのに使用することができる。気流が放射状に拡散するにつれて気流領域の高さを低くすることによって、ヒートシンク1110上での気流特性を改善することができる。
【0032】
別の放射状の実施例は、コンピュータのハウジングの中又は外部の箇所から孔1103までダクトを設けて気流を導き、そしてボードから離れてハウジングの外側にファンやブロワーを設け、孔1109とヒートシンク1110との間に翼を設けて、気流を前述のように指向・改変し、そして複数のチップを各ヒートシンクによって冷却するものであるが、これに限定されるものではない。更に、メモリチップ121は完全な円形をなさない部分的な放射状に配置されてもよい。即ち、例えばメモリチップ121は半円状円弧その他の完全円より小さい円弧に沿って配置されてもよい。別の気流配置によれば、ファン或いはブロワー1103を円弧の中心から外れた位置に設置したり、或いは空気を中心を外れた箇所に導いたりして、空気を円弧の中心以外の位置からボード101に沿って流している。
【0033】
前述の好適実施例は、対流による従来の冷却技術を妨げる構成における多数の発熱部品を冷却することを目的とした本発明の例示である。本発明は、コンピュータのプラグインボードと連携して使用される冷却システムに関して述べられている。このようなシステムは、ボードの製造の際、或いはユニットとして販売されてからボードに組み込まれ、又はボードとは別に製造されて、既存のボードに付加されてこれをグレードアップしてもよい。
【0034】
更に、本発明は、他の拘束された環境内の冷却を必要とする多数の部品に対しても使用できることは、当業者ならば自明であろう。コンピュータその他の電子装置は、ハウジング内に装着された部品、或いは対流を限定する構造体の中や上に設けられたこれらの部品を具えている。本発明は、正常な気流によってこれらの部品が適正に冷却されないような構成の非被覆型装置にも適用可能である。更に、本発明は、必要に応じて部品を加熱することも可能である。したがって、本発明は、特許請求の範囲に規定されたもの以外には、限定的に考えるべきでない。
【0035】
本発明は、特定の実施例に関して説明された。これらの実施例及びその他の実施例の変形も当業者にとっては自明であろう。したがって、本発明は特定の実施例の内容によって限定されるべきものではない。ここに述べられた実施例は、例示の目的で挙げられたものに過ぎず、当業者であればその種々の改変や変形が示唆され、これらは本出願の要旨と範囲並びに特許請求の範囲に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】先行技術のコンピュータのマザーボードとAGPカードの端面図である。
【図2A】先行技術のコンピュータのマザーボードとAGPカードの平面図である。
【図2B】メモリチップと先行技術のヒートシンクの図2Aにおける2B−2B断面図である。
【図3】本発明の冷却装置の第1実施例の平面図である。
【図4】図3における4−4断面図である。
【図5】図3における分解組立図である。
【図6】第1実施例のファンハウジングの平面図である。
【図7A】流れを指向させるための増強された熱除去システムの各実施例を示す。
【図7B】流れを指向させるための増強された熱除去システムの各実施例を示す。
【図7C】流れを指向させるための増強された熱除去システムの各実施例を示す。
【図8】冷却装置の第2実施例の平面図である。
【図9】図8における8−8側断面図である。
【図10】メモリチップの別の放射状レイアウトの平面図である。
【図11】前記メモリチップの放射状レイアウトのための冷却装置の平面図である。
【図12A】図11の放射状冷却装置の第1及び第2実施例の側断面図である。
【図12B】図11の放射状冷却装置の第1及び第2実施例の側断面図である。
Claims (20)
- ファンからの気流によって、ボード上に第1電子部品と、前記ボード上の第1ラインの周囲に配置された第1の複数電子部品と、及び前記第1ラインに対して角度関係を有する前記ボード上の第2ラインの周囲に配置された第2の複数電子部品とを含む電子部品を冷却する装置であって、
前記ファンを装着するように構成された表面を有するヒートシンクを具え、該ヒートシンクは前記第1電子部品に取付け可能であると共に、前記第1の複数電子部品と前記第2の複数電子部品の両方に隣接し、
冷却空気を前記ヒートシンクに接触させるための1本以上のダクトを具え、該1本以上のダクトは前記ファンに連通し、そして前記気流を実質的に前記第1の複数電子部品と前記第2の複数電子部品に向けるように構成されている電子部品の冷却装置。 - 前記1本以上のダクトが複数のダクトであり、該複数のダクトのそれぞれが、第1端と第2端を有する細長いダクトであり、前記指向気流が前記第1端群から前記第2端群に向かう請求項1に記載の装置。
- 更にトップ部材を具え、前記ヒートシンクが、表面から突出している複数のフィンを有する表面を有し、前記複数のダクトが前記トップ部材と、前記表面と、前記複数のフィンとで形成されている請求項2に記載の装置。
- 前記トップ部材が、前記ファンを装着するように構成された孔を前記表面に隣接して有し、提供された前記気流が該孔を通じて前記複数のダクトの方に更に向けられる請求項3に記載の装置。
- 前記ヒートシンクが第1ヒートシンクであり、更に、前記第1の複数電子部品に取付けられた第2ヒートシンクと、前記第2の複数電子部品に取付けられた第3ヒートシンクとを具え、前記指向気流が前記第2ヒートシンクと前記第3ヒートシンクに向けられている請求項1に記載の装置。
- 更にトップ部材を具え、該トップ部材は前記第1の複数電子部品の少なくとも一部と、前記第2の複数電子部品の少なくとも一部の上まで延在し、前記トップ部材は前記気流を前記第1の複数電子部品の少なくとも一部と、前記第2の複数電子部品の少なくとも一部に向けるように構成されている請求項1に記載の装置。
- 前記第1電子部品がグラフィックプロセッサであり、前記第1の複数のコンピュータチップが第1の複数のメモリチップであり、前記第2の複数のコンピュータチップが第2の複数のメモリチップである請求項1に記載の装置。
- 前記ボードが、空気入口ポートを有するコンピュータハウジングの中に設置され、更に、該空気入口ポートと前記ファンに連通して、前記ハウジングの外の空気を前記ヒートシンクに提供する導管を具えている請求項7に記載の装置。
- 前記角度関係が垂直である請求項1に記載の装置。
- ボード上に第1電子部品と、前記ボード上の第1ラインの周囲に配置された第1の複数電子部品と、及び前記第1ラインに対して角度関係を有する前記ボード上の第2ラインの周囲に配置された第2の複数電子部品とを含む電子部品を冷却する装置であって、
気流を提供するファンと、
表面を有し、前記第1電子部品に取付け可能であると共に、前記第1の複数電子部品と前記第2の複数電子部品の両方に隣接し、前記表面が前記ファンを受け入れるように構成された部分を有するヒートシンクと、
冷却空気を前記ヒートシンクに接触させるための1本以上のダクトを具え、該1本以上のダクトは前記ファンに連通し、そして前記気流を実質的に前記第1の複数電子部品と前記第2の複数電子部品に向けるように構成されている電子部品の冷却装置。 - 前記1本以上のダクトが複数のダクトであり、該複数のダクトのそれぞれが、第1端と第2端を有する細長いダクトであり、前記提供気流が前記複数の第1端に受け入れられ、前記指向気流が前記複数の第2端から排出される請求項10に記載の装置。
- 更に、前記ファンに隣接する孔を有するトップ部材を具え、前記表面はそこから突出する複数のフィンを有し、前記複数のダクトは、前記トップ部材と、前記表面と、前記複数のフィンで形成され、前記提供気流が前記孔を通じて前記複数のダクトに供給されるようになっている請求項11に記載の装置。
- 前記トップ部材が、前記第1の複数電子部品の少なくとも一部と、前記第2の複数電子部品の少なくとも一部の上まで延在し、前記トップ部材は前記気流を前記第1の複数電子部品の少なくとも一部と、前記第2の複数電子部品の少なくとも一部に向けるように構成されている請求項12に記載の装置。
- 前記ヒートシンクが第1ヒートシンクであり、更に、前記第1の複数電子部品に取付けられた第2ヒートシンクと、前記第2の複数電子部品に取付けられた第3ヒートシンクとを具え、前記指向気流が前記第2ヒートシンクと前記第3ヒートシンクに向けられている請求項10に記載の装置。
- 前記第1電子部品がグラフィックプロセッサであり、前記第1の複数のコンピュータチップが第1の複数のメモリチップであり、前記第2の複数のコンピュータチップが第2の複数のメモリチップである請求項10に記載の装置。
- 前記ボードが、空気入口ポートを有するコンピュータハウジングの中に設置され、更に、該空気入口ポートと前記ファンに連通して、前記ハウジングの外の空気を前記ヒートシンクに提供する導管を具えている請求項10に記載の装置。
- 前記角度関係が垂直である請求項10に記載の装置。
- 第1のコンピュータチップと、プリント回路基板上に角度関係を以てコンピュータチップの二つの配列を形成している複数のコンピュータチップとをファンからの気流によって冷却する方法であって、
前記気流を第1ヒートシンクに供給し、ここで該第1ヒートシンクは前記第1コンピュータチップに熱的に接触しており、該第1ヒートシンクは突出した複数のフィンを有し、トップ部材が前記複数のフィンをカバーして複数の細長いダクトを形成しており、
前記複数のダクトを通じて気流を実質的に前記複数のコンピュータチップの方に向けて、前記複数の補助コンピュータチップのそれぞれをほぼ均一な温度まで充分に冷却するステップを含む方法。 - 更に、前記プリント回路基板の入っているハウジングの外の空気を、前記ハウジングから前記プリント回路基板に導くステップを含む請求項18に記載の方法。
- 前記角度関係が垂直である請求項18に記載の方法。
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