JP2016004872A - 信号伝送装置および冷却装置 - Google Patents

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旭人 神谷
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Abstract

【課題】隣接して設けられる発熱素子の放熱性をより向上させて、発熱素子をより効果的に冷却する。
【解決手段】第2通信用LSI35に対応した第2ヒートシンク70のフィン71の延在方向と、第3通信用LSI36に対応した第3ヒートシンク80のフィン81の延在方向とを交差させた。これにより、第2ヒートシンク70を通過した冷却風Wが、第3ヒートシンク80を通過することを阻止できる。したがって、第2ヒートシンク70および第3ヒートシンク80の双方に、暖められていない冷却風Wをそれぞれ供給できる。よって、隣接して設けた第2,第3通信用LSI35,36の放熱性をそれぞれ向上させ、ひいては第2,第3通信用LSI35,36の双方をより効率良く冷却することができる。
【選択図】図9

Description

本発明は、基板に搭載された発熱素子と、発熱素子を冷却するヒートシンクとを備えた信号伝送装置、および信号伝送装置と、信号伝送装置を収容する筐体と、筐体内に外気を導入し、信号伝送装置の熱を筐体外に排気する冷却機構とを備えた冷却装置に関する。
従来、LAN(Local Area Network)で接続された複数のコンピュータ同士を効率良く通信可能とした通信方法の1つに、イーサネット(登録商標)(Ethernet(登録商標))がある。そして、通信事業者(キャリア)は、複雑なイーサネットを構築するために、複数のイーサネットスイッチ(スイッチングハブ)を保有している。このイーサネットスイッチは、複数の通信用LSI(Large Scale Integration)を搭載した基板よりなる複数のラインカード(拡張カード)を備え、これらのラインカードは互いに隣接した状態のもとで、イーサネットスイッチを形成する筐体内に収容されている。
そして、複数の通信用LSIは、高速信号を処理するため作動中は非常に高温となり、これが通信用LSIを誤作動させる原因となる。したがって、複数の通信用LSIを効率良く冷却して、通信用LSIの誤作動を未然に防ぐ必要がある。例えば、特許文献1には、通信用LSIのように発熱する発熱素子の放熱性を向上させた技術が記載されている。
特許文献1においては、冷却風の流れ方向に沿うようにして一対の発熱素子が設けられ、これらの発熱素子には、共通のベースプレートを介して、風上側フィンおよび風下側フィンがそれぞれ装着されている。風上側フィンの延在方向および風下側フィンの延在方向は、いずれも冷却風の流れ方向となっている。よって、風上側フィンを通過した冷却風は、風下側フィンを通過するようになっている。
そして、風上側フィンに対応した発熱素子と風下側フィンに対応した発熱素子とを効果的に冷却するために、風上側フィンの配置密度を風下側フィンの配置密度よりも小さくしている。これにより、風下側フィンに対応した発熱素子が効果的に冷却されないという状態を無くしている。
特開2003−188321号公報(図1)
しかしながら、上述の特許文献1に記載された技術においては、風上側フィンを通過して暖められた冷却風が、風下側フィンを通過する構成となっている。したがって、風下側フィンを通過する冷却風は暖かく、風下側フィンに対応した発熱素子の冷却効率は決して良いものでは無かった。よって、風下側フィンに対応した発熱素子の冷却効率をより良くする工夫が必要となっていた。
本発明の目的は、隣接して設けられる発熱素子の放熱性をより向上させて、発熱素子をより効果的に冷却することが可能な信号伝送装置および冷却装置を提供することにある。
本発明の一態様では、基板に搭載された発熱素子と、前記発熱素子を冷却するヒートシンクと、を備えた信号伝送装置であって、前記基板の上に隣接して設けられた前記発熱素子のうちの、一方の前記発熱素子に対応した一方の前記ヒートシンクのフィンの延在方向と、他方の前記発熱素子に対応した他方の前記ヒートシンクのフィンの延在方向とを交差させた。
本発明の他の態様では、前記基板の上に形成される冷却風流路の上流側の冷却風の流れ方向が、一方の前記ヒートシンクのフィンの延在方向であり、前記冷却風流路の下流側の前記冷却風の流れ方向が、他方の前記ヒートシンクのフィンの延在方向である。
本発明の他の態様では、前記基板の上に形成される冷却風流路の上流側に一方の前記ヒートシンクが設けられ、前記冷却風流路の下流側に他方の前記ヒートシンクが設けられ、一方の前記ヒートシンクのフィンの間隔の方が、他方の前記ヒートシンクのフィンの間隔よりも狭い。
本発明の他の態様では、前記基板に、前記ヒートシンクに冷却風を誘導する冷却風誘導部材を設けた。
本発明の他の態様では、一方の前記ヒートシンクおよび他方の前記ヒートシンクが、前記基板の上に形成される冷却風流路の延在方向に並んで設けられ、かつ前記冷却風流路と交差する方向にずれて配置された。
本発明の他の態様では、信号伝送装置と、前記信号伝送装置を収容する筐体と、前記筐体内に外気を導入し、前記信号伝送装置の熱を前記筐体外に排気する冷却機構と、を備えた冷却装置であって、前記信号伝送装置は、基板に搭載された発熱素子、および前記発熱素子を冷却するヒートシンクを有し、前記基板の上に隣接して設けられた前記発熱素子のうちの、一方の前記発熱素子に対応した一方の前記ヒートシンクのフィンの延在方向と、他方の前記発熱素子に対応した他方の前記ヒートシンクのフィンの延在方向とが交差しており、前記冷却機構は、前記筐体に設けられる吸気口および排気口と、前記吸気口および前記排気口のうちの少なくともいずれか一方に設けられ、前記基板の上に冷却風流路を形成するファンと、を備える。
本発明の他の態様では、前記冷却風流路の上流側の冷却風の流れ方向が、一方の前記ヒートシンクのフィンの延在方向であり、前記冷却風流路の下流側の前記冷却風の流れ方向が、他方の前記ヒートシンクのフィンの延在方向である。
本発明の他の態様では、前記冷却風流路の上流側に一方の前記ヒートシンクが設けられ、前記冷却風流路の下流側に他方の前記ヒートシンクが設けられ、一方の前記ヒートシンクのフィンの間隔の方が、他方の前記ヒートシンクのフィンの間隔よりも狭い。
本発明の他の態様では、前記基板に、前記ヒートシンクに冷却風を誘導する冷却風誘導部材を設けた。
本発明の他の態様では、一方の前記ヒートシンクおよび他方の前記ヒートシンクが、前記冷却風流路の延在方向に並んで設けられ、かつ前記冷却風流路と交差する方向にずれて配置された。
本発明によれば、一方の発熱素子に対応した一方のヒートシンクのフィンの延在方向と、他方の発熱素子に対応した他方のヒートシンクのフィンの延在方向とを交差させたので、一方のヒートシンクを通過した冷却風が、他方のヒートシンクを通過することを阻止できる。これにより、一方のヒートシンクおよび他方のヒートシンクの双方に、暖められていない冷却風をそれぞれ供給することができる。よって、隣接して設けられた一方の発熱素子と他方の発熱素子との放熱性をそれぞれ向上させて、ひいては双方の発熱素子をより効率良く冷却することが可能となる。
本発明のイーサネットスイッチを示す正面図である。 本発明のイーサネットスイッチを示す背面図である。 筐体内の冷却風の流れを説明する図1のA矢視図である。 筐体内に収容されるラインカードの詳細を示す平面図である。 (a),(b),(c)は、第1通信用LSIを冷却する第1ヒートシンクの詳細を示す図である。 図4のB−B線に沿う断面図である。 (a),(b)は、第2通信用LSIを冷却する第2ヒートシンクの詳細を示す図である。 (a),(b)は、第3通信用LSIを冷却する第3ヒートシンクの詳細を示す図である。 基板に対する冷却風の流れ方を説明する図である。
以下、本発明の一実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明のイーサネットスイッチを示す正面図を、図2は本発明のイーサネットスイッチを示す背面図を、図3は筐体内の冷却風の流れを説明する図1のA矢視図を、図4は筐体内に収容されるラインカードの詳細を示す平面図をそれぞれ示している。
図1ないし図3に示すように、イーサネットスイッチ10は、合計10枚のラインカード30を収容し、これらのラインカード30をそれぞれ互いに連携するように制御するものである。イーサネットスイッチ10は、略直方体形状に形成された筐体11を備えており、この筐体11は、正面壁12,背面壁13,一対の側壁14,天壁15および底壁16を有している。
図1に示すように、正面壁12には、ラインカード30を筐体11内に収容するための挿入開口部17が形成されている。この挿入開口部17は、正面壁12の大部分を占めており、合計10枚のラインカード30を全て挿入開口部17に挿入することで、挿入開口部17は閉塞される。なお、挿入開口部17における筐体11の内側には、ラインカード30の挿入開口部17への挿入を案内するガイドレール(図示せず)が設けられ、このガイドレールは、天壁15側と底壁16側との双方に設けられている。これにより、図1に示すように、ラインカード30を垂直に立てた状態のもとで、挿入開口部17から筐体11内に抉ること無くスムーズに挿入することができる。
挿入開口部17は、正面壁12の天壁15寄りの部分に形成され、挿入開口部17の底壁16寄りの部分には、吸気口18が設けられている。この吸気口18は、無数の六角形の小さな穴の集合体によって形成され、略網目状となっている。そして、吸気口18は筐体11の内外を連通しており、冷却風W(図3参照)を筐体11の内部に導入するようになっている。なお、図1においては、吸気口18を形成する穴のうちの一部を省略して見易くしている。
正面壁12における吸気口18よりもさらに底壁16寄りの部分には、一対の管理カード19(詳細図示せず)が設けられている。これらの管理カード19はいずれも同じものであって、筐体11内に収容された複数のラインカード30や、大型ファン21,電源22等の制御および管理を行うための機能部品となっている。ここで、同じ管理カード19を設けることにより、一方が故障しても他方が機能するようにしている。これにより、通信停止等の不具合が発生する確率を大幅に低減させている。つまり、イーサネットスイッチ10にフェイルセーフ機能を持たせるために同じ管理カード19を用いている。
図2に示すように、背面壁13の天壁15寄りの部分には、筐体11の内部に導入された冷却風Wを、筐体11の外部に排気するための排気口20が設けられている。この排気口20には、冷却風Wを流動させてラインカード30を冷却するための合計10個の大型ファン21が設けられている。これらの大型ファン21は、排気口20を覆うようにして5個ずつ2列で配置され、吸気口18から冷却風Wを吸い込み、排気口20から冷却風Wを排出するよう回転駆動される。ここで、排気口20に設けた大型ファン21は、本発明におけるファンを構成している。
このように、正面壁12の底壁16寄りの部分に吸気口18を配置し(図1参照)、背面壁13の天壁15寄りの部分に排気口20を配置し(図2参照)、排気口20に大型ファン21を設けることで、図3に示すように、略S字を描くようにして冷却風Wが流れる冷却風流路FCが形成される。具体的には、冷却風流路FCは、ラインカード30を構成する基板31上に形成され、基板31の吸気口18側から基板31の略中央部分までは、冷却風流路FCは底壁16から天壁15に向けて略垂直に延びており、基板31の略中央部分を越えてから基板31の排気口20側までは、冷却風流路FCは排気口20に向けて折り曲げられている。
ここで、吸気口18,排気口20および大型ファン21は、本発明における冷却機構を構成している。また、ラインカード30と、ラインカード30を収容する筐体11と、この筐体11内に外気を導入して、ラインカード30の熱を筐体11外に排気する吸気口18,排気口20および大型ファン21とを備えたイーサネットスイッチ10は、本発明における冷却装置を構成している。
背面壁13における底壁16寄りの部分には、一対の電源22(詳細図示せず)が設けられている。これらの電源22はいずれも同じものであって、一対の管理カード19と同様に、フェイルセーフ機能を持たせるために同じ電源22を用いている。電源22は、筐体11の内部でかつ背面壁13寄りの部分に設けられたメインボード23(図3参照)の他に、大型ファン21や一対の管理カード19等に駆動電流を供給するようになっている。なお、ラインカード30のコネクタ33(図4参照)は、メインボード23のスロット(図示せず)に接続される。これにより、ラインカード30にはメインボード23から駆動電流が供給される。
図4に示すように、信号伝送装置としてのラインカード30は、表面および裏面にプリント配線(図示せず)が形成された略正方形の基板31を備えている。基板31は、例えば、ガラス繊維製の布を積層してエポキシ樹脂(epoxy resin)を含浸させて形成されている。基板31の周囲には、ラインカード30を筐体11に収容した状態のもとで、筐体11の正面壁12側に位置する正面側辺部31aと、筐体11の背面壁13側に位置する背面側辺部31bと、筐体11の天壁15側に位置する天壁側辺部31cと、筐体11の底壁16側に位置する底壁側辺部31dとが設けられている。
正面側辺部31aには、インターフェースユニット32が設けられている。インターフェースユニット32は、合計12個の光電変換器32aを備えており、これらの光電変換器32aは、正面側辺部31aの延在方向に沿って所定間隔で並んで設けられている。つまり、本実施の形態のラインカード30は、12ポートのイーサネット用ラインカードとなっている。ここで、光電変換器32aには、光ファイバケーブル(図示せず)が接続される。そして、光電変換器32aは、光ファイバケーブルからの光信号を電気信号に変換して、当該電気信号を、後述する第1通信用LSI34,第2通信用LSI35および第3通信用LSI36に送出するようになっている。
背面側辺部31bには、メインボード23(図3参照)のスロットに接続されるコネクタ33が設けられている。このコネクタ33は、背面側辺部31bの延在方向に沿って延びる略直方体形状に形成されたコネクタ本体33aと、当該コネクタ本体33aからメインボード23側(図中右側)に向けて突出されたコネクタ接続部33bとを備えている。そして、筐体11の内部にガイドレールに沿わせてラインカード30を挿入することで、コネクタ接続部33bがメインボード23のスロットに差し込まれる。
基板31の略中央部分には、発熱素子である第1通信用LSI34が搭載されている。また、基板31の第1通信用LSI34よりも底壁側辺部31d寄りの部分で、かつコネクタ本体33aに隣接する部分には、一方の発熱素子としての第2通信用LSI35が搭載されている。さらに、基板31の第1通信用LSI34よりも天壁側辺部31c寄りの部分で、かつ第2通信用LSI35よりもコネクタ本体33aから離れた部分には、他の発熱素子としての第3通信用LSI36が搭載されている。つまり、第2通信用LSI35および第3通信用LSI36は、図3に示す冷却風流路FCの延在方向に並んで設けられ、かつ冷却風流路FCと交差する方向にずれて配置されている。
ここで、各通信用LSI34,35,36は、いずれも高速信号を処理するため作動中は非常に高温となる。ただし、第1通信用LSI34は、第2,第3通信用LSI35,36に比してそれほど高温にならない。よって、第2,第3通信用LSI35,36には、比較的大型で表面積が大きいヒートシンクをそれぞれ装着するようにしている。これに対し、第1通信用LSI34には、第2,第3通信用LSI35,36に装着されるヒートシンクよりも小型のヒートシンクを装着するようにしている。
基板31に搭載された複数の発熱素子の中で、より確実に冷却する必要がある発熱素子は、互いに隣接して設けられた各通信用LSI34,35,36である。以下、これらの発熱素子、つまり各通信用LSI34,35,36を冷却するヒートシンクの詳細構造、およびこれらのヒートシンクに対する冷却風Wの流れ方について詳細に説明する。なお、基板31には、DC/DCコンバータやラインカード30を制御するコントローラ(CPU)等の他の発熱素子37,38も搭載されている。これらの他の発熱素子37,38は発熱量が少ないため、より小型のヒートシンクがそれぞれ装着されている。
図5(a),(b),(c)は第1通信用LSIを冷却する第1ヒートシンクの詳細を示す図を示している。
図5に示すように、第1通信用LSI34(図4参照)を冷却する第1ヒートシンク40は、熱伝導性に優れたアルミ材料等を鋳造成形かつ切削加工することにより、略長方形形状に形成されている。第1ヒートシンク40は、平板状に形成されたベース部41を備えており、このベース部41の4つある角部のうちの3つの角部には、第1ヒートシンク40を基板31に固定するための固定ネジ(図示せず)が挿通されるネジ穴42が設けられている。
第1ヒートシンク40を基板31に固定した状態(図4参照)のもとで、ベース部41の底壁側辺部31d側には、複数のフィン43が一体に設けられている。これらのフィン43は、図5(a),(c)に示すように、ベース部41から垂直方向に突出するよう成形され、かつ図4,図5(b)に示すように、基板31の底壁側辺部31dから天壁側辺部31cに向けて直線状に延在されている。つまり、フィン43の延在方向は、冷却風流路FCの延在方向(図3参照)と一致している。これにより、冷却風Wはフィン43の間に導入され易くなっている。なお、フィン43の高さ寸法H1は約15mmに設定され、フィン43の間隔寸法L1は約4mmに設定されている。
そして、フィン43が形成された側のベース部41と基板31との間には、図4に示すように、第1通信用LSI34が配置される。第1通信用LSI34とベース部41との間には、弾性変形し得る伝熱シート(図示せず)が介在されており、これにより第1通信用LSI34の全面が、伝熱シートを介して第1ヒートシンク40に接触するようになっている。
これに対し、ベース部41の天壁側辺部31c側には、フィン43が設けられていない。これにより、第1ヒートシンク40を基板31に固定した状態のもとで、第3通信用LSI36に対応して設けた第3ヒートシンク80のフィン81(図8参照)の間に、冷却風Wを容易に導入できるようにしている。
図6は図4のB−B線に沿う断面図を、図7(a),(b)は第2通信用LSIを冷却する第2ヒートシンクの詳細を示す図を、図8(a),(b)は第3通信用LSIを冷却する第3ヒートシンクの詳細を示す図をそれぞれ示している。
第2通信用LSI35および第3通信用LSI36は、基板31の上に互いに隣接して設けられている。したがって、ラインカード30の組み立て性を向上させるためにも、本実施の形態においては、第2,第3通信用LSI35,36に対して、1つのヒートシンクユニット50を装着するようにしている。
図4および図6に示すように、ヒートシンクユニット50は、固定板51を備えている。固定板51は、熱伝導性に優れたアルミ板により略長方形形状に形成され、長さ寸法Hの複数の固定ナット52を介して、基板31に固定されている。これにより固定板51は、基板31の表面から高さ寸法Hの位置に固定されている。
固定板51を基板31に固定した状態(図4参照)のもとで、固定板51の底壁側辺部31d側には、第2通信用LSI35に対応して第2ヒートシンク固定部51aが設けられている。一方、固定板51の天壁側辺部31c側には、第3通信用LSI36に対応して第3ヒートシンク固定部51bが設けられている。つまり、第2ヒートシンク固定部51aおよび第3ヒートシンク固定部51bにおいても、図3に示す冷却風流路FCの延在方向に並んで設けられ、かつ冷却風流路FCと交差する方向にずれて配置されている。
第2ヒートシンク固定部51aには、複数のダンパ機構60を介して、第2通信用LSI35の熱を奪う第2ヒートシンク70が装着されている。一方、第3ヒートシンク固定部51bには、複数のダンパ機構60を介して、第3通信用LSI36の熱を奪う第3ヒートシンク80が装着されている。
ここで、ダンパ機構60は、固定板51に固定ネジ61により固定されたナット部材62と、当該ナット部材62に固定され、かつ第2,第3ヒートシンク70,80を摺動自在に支持する支持ネジ63と、ナット部材62と第2,第3ヒートシンク70,80との間に圧縮状態で装着されたコイルスプリング64とから形成されている。
そして、これらのダンパ機構60は、第2,第3ヒートシンク70,80を、図中矢印Mの方向に移動自在に支持している。これにより、第2,第3通信用LSI35,36の厚み寸法に伝熱シートSTの厚み寸法を加えた寸法Lの誤差を吸収するようになっている。したがって、ヒートシンクユニット50を第2,第3通信用LSI35,36の上に伝熱シートSTを介して載せることで、コイルスプリング64の押圧力が加えられて、第2,第3通信用LSI35,36の全面が、伝熱シートSTを介して第2,第3ヒートシンク70,80にそれぞれ接触するようになっている。
図7に示すように、一方のヒートシンクとしての第2ヒートシンク70は、第2ヒートシンク固定部51aに装着され、第2通信用LSI35に対応して冷却風流路FCの上流側に配置される。第2ヒートシンク70には、複数のフィン71が一体に設けられている。これらのフィン71は、ヒートシンクユニット50を基板31に固定した状態(図4参照)のもとで、冷却風流路FCの上流側の延在方向(図3参照)に沿うようにして、筐体11の底壁16から天壁15に向けて直線状に延在されている。つまり、上流側の冷却風Wの流れ方向がフィン71の延在方向となっており、これにより冷却風Wはフィン71の間に導入され易くなっている。ここで、フィン71の高さ寸法H2は約13mmに設定され、フィン71の間隔寸法L2は約5mmに設定されている。
第2ヒートシンク70の周囲には、固定ナット52(図6参照)を避けるために合計3つのナット避け部72が設けられている。これらのナット避け部72の内側には、所定の隙間を介して固定ナット52が配置される。これにより、第2ヒートシンク70は、図6の矢印Mの方向にスムーズに移動することができる。
また、第2ヒートシンク70の天壁15寄りの部分(図中上側)には、4つのダンパ取り付け孔73が設けられている。これらのダンパ取り付け孔73には、それぞれダンパ機構60の支持ネジ63(図6参照)が摺動自在に装着される。ダンパ取り付け孔73を結ぶ線分(図示せず)は略正方形となり、これにより略正方形に形成された第2通信用LSI35の全面に、コイルスプリング64のばね力が均等に掛かる。よって、伝熱シートST(図6参照)を、第2通信用LSI35および第2ヒートシンク70の双方に確実に密着させることができる。
図8に示すように、他方のヒートシンクとしての第3ヒートシンク80は、第3ヒートシンク固定部51bに装着され、第3通信用LSI36に対応して冷却風流路FCの下流側に配置される。第3ヒートシンク80には、複数のフィン81が一体に設けられている。これらのフィン81は、ヒートシンクユニット50を基板31に固定した状態(図4参照)のもとで、冷却風流路FCの下流側の延在方向(図3参照)に沿うようにして、筐体11の正面壁12から背面壁13(排気口20)に向けて直線状に延在されている。つまり、下流側の冷却風Wの流れ方向がフィン81の延在方向となっており、これにより冷却風Wはフィン81の間に導入され易くなっている。ここで、フィン81の高さ寸法H3は約14mmに設定され、フィン81の間隔寸法L3は約10mmに設定されている。つまり、第2ヒートシンク70のフィン71の間隔の方が、第3ヒートシンク80のフィン81の間隔よりも狭くなっている(L2<L3)。
第3ヒートシンク80のコネクタ33側(図中右側)および第1ヒートシンク40側(図中左側)には、固定ナット52(図6参照)を避けるために合計3つのナット避け部82が設けられている。これらのナット避け部82の内側には、所定の隙間を介して固定ナット52が配置される。これにより、第3ヒートシンク80は、図6の矢印Mの方向にスムーズに移動することができる。
また、第3ヒートシンク80の底壁16寄りの部分(図中下側)には、4つのダンパ取り付け孔83が設けられている。これらのダンパ取り付け孔83には、それぞれダンパ機構60の支持ネジ63(図6参照)が摺動自在に装着される。ダンパ取り付け孔83を結ぶ線分(図示せず)は略正方形となり、これにより略正方形に形成された第3通信用LSI36の全面に、コイルスプリング64のばね力が均等に掛かる。よって、伝熱シートST(図6参照)を、第3通信用LSI36および第3ヒートシンク80の双方に確実に密着させることができる。
このように、第2ヒートシンク70を第2通信用LSI35に対応させて設け、かつ第3ヒートシンク80を第3通信用LSI36に対応させて設けることにより、第2ヒートシンク70および第3ヒートシンク80においても、図3に示す冷却風流路FCの延在方向に並んで設けられ、かつ冷却風流路FCと交差する方向にずれて配置される。
そして、第2ヒートシンク70のフィン71の延在方向と、第3ヒートシンク80のフィン81の延在方向とが、図3に示す冷却風流路FCの延在方向に沿うようにそれぞれ交差(本実施の形態では90度で交差)される。また、第2ヒートシンク70と第3ヒートシンク80との間に、図4に示すように、フィン71の間隔寸法L2およびフィン81の間隔寸法L3よりも大きい幅寸法の吹き抜け通路OSが形成される。
さらに、図4に示すように、基板31の正面側辺部31a側で、かつ底壁側辺部31d寄りの部分に、プラスチック板よりなる冷却風誘導部材90が設けられている。この冷却風誘導部材90は、吸気口18から導入された外気(冷却風W)の殆どを、基板31の第1ヒートシンク40,第2ヒートシンク70および第3ヒートシンク80が搭載された後方寄り(背面側辺部31b寄り)で、かつ下方寄り(底壁側辺部31d寄り)に向けて誘導するためのものである。
これにより、フィン71の間およびフィン81の間のそれぞれに低温の冷却風Wを容易に導入することができ、かつフィン71の間およびフィン81の間を通過した高温の冷却風Wを排気口20に容易に誘導することができる。
次に、筐体11の内部における冷却風Wの流れ方について、図面を用いて詳細に説明する。
図9は基板に対する冷却風の流れ方を説明する図を示している。
大型ファン21が回転駆動されると、吸気口18から筐体11の内部に、図9に示すように低温の冷却風W(図中破線矢印)が導入される。筐体11内に導入された冷却風Wの一部は、破線矢印(1)に示すように、冷却風誘導部材90に向けて流れる。その後、冷却風誘導部材90にぶつかった冷却風Wは、破線矢印(2)に示すように冷却風誘導部材90に沿って流動する。そして、破線矢印(3)に示すように、第1ヒートシンク40のフィン43の間に流れ込み、これにより第1通信用LSI34が冷却される。
また、筐体11内に導入された冷却風Wの一部は、破線矢印(4)に示すように、第2ヒートシンク70のフィン71の間に流れ込む。これにより第2通信用LSI35が冷却される。このとき、フィン71の間隔寸法L2(図7参照)が狭いため、冷却風Wの流速に対してフィン71が絞りとして機能する。よって、フィン71の間に流れ込めなかった冷却風Wは、破線矢印(5)に示すように、第1ヒートシンク40と第2ヒートシンク70との間の第1隙間S1に流れ込む。
ここで、第1隙間S1は、第2ヒートシンク70とコネクタ33との間の第2隙間S2よりも広く設定されており、これにより冷却風Wは破線矢印(5)に示すように流動する。なお、第1隙間S1は、第2ヒートシンク70と第3ヒートシンク80とを、冷却風流路FC(図3参照)と交差する方向にずれて配置したことにより形成されるものである。
その後、第1隙間S1に流れ込んだ冷却風Wは、破線矢印(6)に示すように、第2ヒートシンク70と第3ヒートシンク80との間の吹き抜け通路OSを通過する。これにより、フィン71の間から出てきた高温の冷却風Wが、排気口20に向けて速やかに誘導される。また、吹き抜け通路OSに低温の冷却風Wを通過させることで、フィン71の間から出てきた高温の冷却風Wが第3ヒートシンク80に直接当たることが無い。これにより、第3ヒートシンク80の冷却効率の低下が防止される。
そして、吹き抜け通路OSを通過した冷却風Wは、高温の冷却風Wとなって、第3ヒートシンク80とコネクタ33との間の第3隙間S3を介して、実線矢印(8)のように排気口20に向けられる。なお、第3隙間S3は、第1隙間S1および第2隙間S2よりも広く設定されており、この第3隙間S3は、第2ヒートシンク70と第3ヒートシンク80とを、冷却風流路FC(図3参照)と交差する方向にずれて配置したことにより形成されるものである。
さらに、筐体11内に導入された冷却風Wの一部は、破線矢印(7)に示すように、冷却風誘導部材90を乗り越えて、第3ヒートシンク80のフィン81の間に流れ込む。これにより第3通信用LSI36が冷却される。このとき、第1ヒートシンク40のフィン43が障壁とならないので、冷却風Wはスムーズにフィン81の間に流れ込むことができる。ここで、第1ヒートシンク40のフィン43の間から出てきた冷却風Wの一部がフィン81の間に流れ込むが、第1通信用LSI34の発熱量は第2,第3通信用LSI35,36に比して大幅に小さい。よって、第3通信用LSI36の冷却効率が低下することは無い。
そして、第3ヒートシンク80のフィン81の間から出てきた高温の冷却風Wの殆どは、実線矢印(8)に示すように直に排気口20に向かう。ただし、第3ヒートシンク80のフィン81の間から出てきた高温の冷却風Wの一部は、実線矢印(8)に示すように第3隙間S3を介して排気口20に向かう。
以上詳述したように、本実施の形態に係るラインカード30によれば、第2通信用LSI35に対応した第2ヒートシンク70のフィン71の延在方向と、第3通信用LSI36に対応した第3ヒートシンク80のフィン81の延在方向とを交差させたので、第2ヒートシンク70を通過した冷却風Wが、第3ヒートシンク80を通過することを阻止できる。
これにより、第2ヒートシンク70および第3ヒートシンク80の双方に、暖められていない冷却風Wをそれぞれ供給することができる。よって、隣接して設けられた第2,第3通信用LSI35,36の放熱性をそれぞれ向上させて、ひいては第2,第3通信用LSI35,36の双方をより効率良く冷却することが可能となる。
また、本実施の形態に係るラインカード30によれば、基板31の上に形成される冷却風流路FCの上流側の冷却風Wの流れ方向が、第2ヒートシンク70のフィン71の延在方向であり、冷却風流路FCの下流側の冷却風Wの流れ方向が、第3ヒートシンク80のフィン81の延在方向であるので、フィン71の間およびフィン81の間のそれぞれに、冷却風Wを容易に導入させることができる。
さらに、本実施の形態に係るラインカード30によれば、基板31の上に形成される冷却風流路FCの上流側に第2ヒートシンク70が設けられ、冷却風流路FCの下流側に第3ヒートシンク80が設けられ、第2ヒートシンク70のフィン71の間隔(間隔寸法L2)の方が、第3ヒートシンク80のフィン81の間隔(間隔寸法L3)よりも狭い(L2<L3)。
これにより、第2ヒートシンク70のフィン71を絞りとして機能させることができ、ひいては、冷却風流路FCの上流側にある低温の冷却風Wの一部を、冷却風流路FCの下流側にある第3ヒートシンク80に供給することができる。よって、第2,第3通信用LSI35,36の双方を、さらに効率良く冷却することができる。
さらに、本実施の形態に係るラインカード30によれば、基板31に、第1,第2ヒートシンク40,70に冷却風Wを誘導する冷却風誘導部材90を設けたので、第1通信用LSI34および第2通信用LSI35を、より効率良く冷却することができる。
また、本実施の形態に係るラインカード30によれば、第2ヒートシンク70および第3ヒートシンク80を、基板31の上に形成される冷却風流路FCの延在方向に並んで設け、かつ冷却風流路FCと交差する方向にずれて配置した。
これにより、第2,第3ヒートシンク70,80間の吹き抜け通路OSに低温の冷却風Wが供給され、ひいては第3ヒートシンク70の冷却効率の低下を防止できる。また、フィン71の間から出てきた高温の冷却風Wを、排気口20に向けて速やかに誘導でき、高温の冷却風Wが筐体11内(基板31上)で滞留するのを防止できる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。上記実施の形態においては、第2ヒートシンク70のフィン71の間隔寸法L2の方が、第3ヒートシンク80のフィン81の間隔寸法L3よりも小さい場合を示したが、本発明はこれに限らない。例えば、第2通信用LSI35の発熱量の方が、第3通信用LSI36の発熱量よりも大きいのであれば、間隔寸法L2と間隔寸法L3を同じ値にしても良いし(L2=L3)、間隔寸法L2の方を間隔寸法L3よりも大きくしても良い(L2>L3)。
また、上記実施の形態においては、冷却風流路FCの下流側、つまり排気口20に、筐体11内の冷却風Wを流動させる大型ファン21を設けたものを示したが、本発明はこれに限らず、冷却風流路FCの上流側、つまり吸気口18に、大型ファン21を設けることもできる。さらには、より冷却効率を上げるために、吸気口18と排気口20との双方に大型ファン21を設けることもできる。
10 イーサネットスイッチ(冷却装置)
11 筐体
12 正面壁
13 背面壁
14 側壁
15 天壁
16 底壁
17 挿入開口部
18 吸気口
19 管理カード
20 排気口
21 大型ファン(ファン)
22 電源
23 メインボード
30 ラインカード(信号伝送装置)
31 基板
31a 正面側辺部
31b 背面側辺部
31c 天壁側辺部
31d 底壁側辺部
32 インターフェースユニット
32a 光電変換器
33 コネクタ
33a コネクタ本体
33b コネクタ接続部
34 第1通信用LSI
35 第2通信用LSI(一方の発熱素子)
36 第3通信用LSI(他方の発熱素子)
37,38 他の発熱素子
40 第1ヒートシンク
41 ベース部
42 ネジ穴
43 フィン
50 ヒートシンクユニット
51 固定板
51a 第2ヒートシンク固定部
51b 第3ヒートシンク固定部
52 固定ナット
60 ダンパ機構
61 固定ネジ
62 ナット部材
63 支持ネジ
64 コイルスプリング
70 第2ヒートシンク(一方のヒートシンク)
71 フィン
72 ナット避け部
73 ダンパ取り付け孔
80 第3ヒートシンク(他方のヒートシンク)
81 フィン
82 ナット避け部
83 ダンパ取り付け孔
90 冷却風誘導部材
ST 伝熱シート
W 冷却風
FC 冷却風流路
OS 吹き抜け通路
S1 第1隙間
S2 第2隙間
S3 第3隙間

Claims (10)

  1. 基板に搭載された発熱素子と、前記発熱素子を冷却するヒートシンクと、を備えた信号伝送装置であって、
    前記基板の上に隣接して設けられた前記発熱素子のうちの、一方の前記発熱素子に対応した一方の前記ヒートシンクのフィンの延在方向と、他方の前記発熱素子に対応した他方の前記ヒートシンクのフィンの延在方向とを交差させた、信号伝送装置。
  2. 請求項1記載の信号伝送装置において、
    前記基板の上に形成される冷却風流路の上流側の冷却風の流れ方向が、一方の前記ヒートシンクのフィンの延在方向であり、
    前記冷却風流路の下流側の前記冷却風の流れ方向が、他方の前記ヒートシンクのフィンの延在方向である、信号伝送装置。
  3. 請求項1または2記載の信号伝送装置において、
    前記基板の上に形成される冷却風流路の上流側に一方の前記ヒートシンクが設けられ、前記冷却風流路の下流側に他方の前記ヒートシンクが設けられ、一方の前記ヒートシンクのフィンの間隔の方が、他方の前記ヒートシンクのフィンの間隔よりも狭い、信号伝送装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の信号伝送装置において、
    前記基板に、前記ヒートシンクに冷却風を誘導する冷却風誘導部材を設けた、信号伝送装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の信号伝送装置において、
    一方の前記ヒートシンクおよび他方の前記ヒートシンクが、前記基板の上に形成される冷却風流路の延在方向に並んで設けられ、かつ前記冷却風流路と交差する方向にずれて配置された、信号伝送装置。
  6. 信号伝送装置と、前記信号伝送装置を収容する筐体と、前記筐体内に外気を導入し、前記信号伝送装置の熱を前記筐体外に排気する冷却機構と、を備えた冷却装置であって、
    前記信号伝送装置は、基板に搭載された発熱素子、および前記発熱素子を冷却するヒートシンクを有し、
    前記基板の上に隣接して設けられた前記発熱素子のうちの、一方の前記発熱素子に対応した一方の前記ヒートシンクのフィンの延在方向と、他方の前記発熱素子に対応した他方の前記ヒートシンクのフィンの延在方向とが交差しており、
    前記冷却機構は、
    前記筐体に設けられる吸気口および排気口と、
    前記吸気口および前記排気口のうちの少なくともいずれか一方に設けられ、前記基板の上に冷却風流路を形成するファンと、
    を備える、冷却装置。
  7. 請求項6記載の冷却装置において、
    前記冷却風流路の上流側の冷却風の流れ方向が、一方の前記ヒートシンクのフィンの延在方向であり、
    前記冷却風流路の下流側の前記冷却風の流れ方向が、他方の前記ヒートシンクのフィンの延在方向である、冷却装置。
  8. 請求項6または7記載の冷却装置において、
    前記冷却風流路の上流側に一方の前記ヒートシンクが設けられ、前記冷却風流路の下流側に他方の前記ヒートシンクが設けられ、一方の前記ヒートシンクのフィンの間隔の方が、他方の前記ヒートシンクのフィンの間隔よりも狭い、冷却装置。
  9. 請求項6〜8のいずれか1項に記載の冷却装置において、
    前記基板に、前記ヒートシンクに冷却風を誘導する冷却風誘導部材を設けた、冷却装置。
  10. 請求項6〜9のいずれか1項に記載の冷却装置において、
    一方の前記ヒートシンクおよび他方の前記ヒートシンクが、前記冷却風流路の延在方向に並んで設けられ、かつ前記冷却風流路と交差する方向にずれて配置された、冷却装置。
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