JP2004521236A - 内燃機関のクランクケーシングガスのためのオイル分離装置 - Google Patents

内燃機関のクランクケーシングガスのためのオイル分離装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、内燃機関のクランクケーシングガスのためのオイル分離装置(2)であって、前分離装置(28)と、サイクロン分離装置(30)と、清浄分離装置(32)と、場合によっては、弁装置(36)とが設けられており、前記装置(28,30,32,36)が、内燃機関のシリンダヘッドフード(4)にカスケード状に設けられている形式のものに関する。オイル分離装置の構造を簡単にしかつより簡単な組付け可能性を達成するためには、前分離装置(28)と、サイクロン分離装置(30)と、清浄分離装置(32)と、場合によって設けられた弁装置(36)とが、シリンダヘッドフード(4)の外面(20)に配置されていて、ケーシング半割シェル(6)によって収容されており、該ケーシング半割シェル(6)が、シリンダヘッドフード(4)の外面(20)と共に当該オイル分離装置(2)のためのケーシングを形成していることが提案されている。

Description

【0001】
背景技術
本発明は、内燃機関のクランクケーシングガスのためのオイル分離装置であって、前分離装置と、サイクロン分離装置と、清浄分離装置と、場合によっては、弁装置とが設けられており、前記装置が、内燃機関のシリンダヘッドフードにカスケード状に設けられている形式のものに関する。
【0002】
内燃機関の運転中には、ピストンと、ピストンリングと、シリンダ摺動面との間、場合によっては、弁ガイドの領域にも漏れガス流、いわゆる「吹抜けガスもしくはブローバイガス」が発生する。クランクケーシング室内に到達するかまたはシリンダヘッドの上方のカムシャフトケーシング内に到達するかまたはそこに向かってガイドされるブローバイガスには液状の成分、第1にエンジンオイルの微細なオイル滴または低温で沸騰する成分が含まれている。運動させられる駆動機構部材、つまり、ピストン、コンロッド、クランクシャフトまたはカムシャフトに基づき、より大きなオイル滴もクランクケーシングガス中にまたはカムシャフトケーシングガス中に含まれていることがある。ここでは、飛沫オイルとも言われている。ブローバイガスを導出するためには、クランクケーシングの、たいていカムシャフトケーシングにわたって延びる換気装置が設けられている。クランクケーシングガスと呼ばれかつ脈動的に生ぜしめられるこのガス・液体量はオイル分離装置によって液状の成分から解放され、その後、一般的に内燃機関の吸気領域に案内される。オイル分離によって、後続の領域での汚染が回避され、炭化水素のエミッションは望ましくない形式で高められない。
【0003】
ドイツ連邦共和国特許出願公開第19700733号明細書に基づき、冒頭で述べた形式の、クランクケーシングガスのためのオイル分離装置が公知である。この刊行物には、オイル分離装置の、冒頭で述べた形式の構成要素を内燃機関のシリンダヘッドカバーもしくはシリンダヘッドフード内に組み込んで配置することが開示されいると同時に説明されている。この場合、前分離装置とサイクロン分離装置とはシリンダヘッドフードの内面、すなわち、シリンダヘッドフードの、クランクシャフトケーシングまたはカムシャフトケーシングに面した側に配置されている。清浄分離装置と弁装置とはシリンダヘッドフードの2つのケーシングカバー半部の間に配置されていて、流れ方向で見てサイクロン分離装置に後置されている。
【0004】
公知の解決手段は、シリンダヘッドフード内へのオイル分離構成要素の構造的な収納時の高い組込み手間に結びつけられている。また、公知の解決手段は極めて大きな構造高さも生ぜしめる。この場合、その都度の組込みは、その都度設定された常に種々異なるシリンダヘッドフード構造に高い程度で関連している。
【0005】
ここから出発して、本発明の課題は、冒頭で述べた形式のオイル分離装置を改良して、オイル分離装置が構造的に簡単となり、より多種のシリンダヘッドフード構造に対して使用可能となるようにすることである。
【0006】
この課題は、冒頭で述べた形式のオイル分離装置において、本発明によれば、前分離装置と、サイクロン分離装置と、清浄分離装置と、場合によって設けられた弁装置とが、シリンダヘッドフードの外面に配置されていて、ケーシング半割シェルによって収容されており、該ケーシング半割シェルが、シリンダヘッドフードの外面と共に当該オイル分離装置のためのケーシングを形成していて、シリンダヘッドフードの外面に対して密に組付け可能であることによって解決される。また、外面に組み付けられた本発明によるオイル分離装置を備えたシリンダヘッドフードに対しても保護が請求される。
【0007】
すなわち、本発明によれば、オイル分離装置の構成要素を本来のシリンダヘッドフードの外部に配置することが提案される。このことは、ケーシング、つまり、オイル分離装置のケーシング半割シェル内の全ての構成要素を前組付け可能な構成群として製造し、その後、この構成群を付加的な底部部分でまたは付加的な底部部分なしに全体としてモジュール状にシリンダヘッドフードの外面に取り付けるという可能性を見い出している。特にシリンダヘッドフードは、カムシャフトケーシングを上方で閉鎖するために、オイル分離装置の構成部材とは別個にシリンダヘッドに組み付けることができる。その後または後の時点でも、オイル分離装置の、前製造された構成群を取り付けることができる。
【0008】
オイル分離装置のためのケーシングを形成するケーシング半割シェルが、一体に製作されたプラスチック部材、特に射出成形部材として形成されていると特に有利であると分かった。
【0009】
オイル分離装置の構成群特有の前組付け可能性に関して、前分離装置の流れ案内壁、サイクロン分離装置のための螺旋体挿入体、清浄分離装置のための分離挿入体および有利には弁装置もケーシング半割シェル内に前組付け可能に挿入可能であると有利であると分かった。この場合、全ての構成要素はケーシング半割シェルに対して前組付けすることができ、組付け準備ができた構成群として予め保持することができ、その後、所望の時点でシリンダヘッドフードへの最終組付けに供給することができる。
【0010】
ケーシング半割シェルは、有利には、むしろ平らにかつ長く延ばされて形成されていることが望ましい。150l/minにまで至るクランクケーシングガスを処理するためには、約295×60×70mm(長さ×幅×高さ)の寸法さえあれば十分であると分かった;この場合、100〜200g/hのオイル量を分離することができた。この量を、外部に取り付けられたサイクロン分離装置の、冒頭には記載してないモジュール状の構造で達成するためには、これまで、175mmの著しく大きな構造高さと、105×90mmの長さ×幅が必要であった。本発明による構造によって、前記範囲内でのオイル分離装置の構成時には、有効性およびスループット量ならびに分離容量に関して十分となる平らに形成されかつ長く延ばされた寸法を実現することが可能となる。
【0011】
ケーシング半割シェルが、シリンダヘッドフードに向かって延びる周面側壁を有しており、該周面側壁が、シリンダヘッドフードに面した側の、全周にわたって延びる端面側の縁部に移行しており、該縁部でケーシング半割シェルが、シリンダヘッドフードの外面に対して密に当付け可能であると有利であると分かった。
【0012】
全周にわたって延びる端面側の縁部が、当付け平面を規定することができると有利である。この場合、この当付け平面に対しては、オイル分離装置のための組付け領域におけるシリンダヘッドフードの外面の相応の平らな構成が前提となる。オイル分離装置のケーシング半割シェルが、シリンダヘッドフードに向かって延びる周面側壁、すなわち、ほぼポット状のジオメトリを備えて形成されていることによって、特に有利には、防護されかつ前製造されたケーシング内への全ての構成要素の前組付けが可能となる。その後、ケーシングはその周縁部を介してシリンダヘッドフードの外面に結合されさえすればよい。択一的または選択的には、底部片が構成群のケーシング半割シェルを、特に流入開口および戻し開口を除いて閉鎖していてもよい。
【0013】
シリンダヘッドフードへのケーシング半割シェルの取付けは、側方でケーシング半割シェルから突出した、特にケーシング半割シェルに一体に成形されたアイを介して実現することができる。この場合、このアイがねじによって貫通されると有利である。このねじは、シリンダヘッドフードの表面に設けられた相応のねじ山付き開口内にねじ込み可能である。このねじ山付き開口は、特にシリンダヘッドフードの外面に設けられたドーム状の張出し部によって形成することができる。この場合、この構成では、アイがケーシング半割シェルの組付け方向で見てケーシング半割シェルの端面側の縁部の後方に後退させられている。この場合、組付け時には、シリンダヘッドフード外面に設けられたドーム状の張出し部が、前製造された構成群の取付け時のかつ正確な位置決め時の組付け・センタリング補助手段を形成している。この場合、アイは、ねじの締付け時の当付け面を形成することができる。この当付け面は正確な組付けを保証している。プラスチックスナップフックによる固定も可能であると同時に有利である。
【0014】
さらに、清浄分離装置の、上方に開口した出口、すなわち、流れ方向で見て清浄分離挿入体、たとえばコップの流出開口の後方と、内燃機関の吸気装置に向けられたオイル分離装置の出口との間で流路が、ほぼ直角下向きにシリンダヘッドフードの外面に向かって変向されるようになっていると有利であると分かった。流出時の特に2回の直角な変向によって、清浄分離装置の清浄分離挿入体の流出開口の高さでの円弧状の導出(たとえばドイツ連邦共和国特許出願公開第19700733号明細書参照)とは異なり、特に20mmにまで至るだけの構造長さの減少が達成される。ここでは、清浄分離装置と、オイル分離装置の、クランクケーシングガスを調圧しかつ制限するための弁装置も設けられた出口領域との間の、垂直に形成されたオーバフロー通路と言われている。
【0015】
本発明の改良形では、ケーシング半割シェルの、清浄分離装置を有するケーシング領域と出口および/または弁装置を有するケーシング領域との間、すなわち、前述したオーバフロー通路の下方にケーシング半割シェルの、必然的に設けられた容積の形の切欠きが設けられており、該切欠き内に、オイル分離装置の組付け状態でシリンダヘッドフード表面の、相補的に成形された対応輪郭が係合するようになっていると有利であると分かった。この係合によって、オイル分離装置の最深の箇所としてオイルが溜まる恐れがある隙間容積が回避される。これによって、走行運転中の組付け位置の変化時により大きなオイル量が、そこから吸気路ひいては燃焼室に再び供給されることが阻止される。
【0016】
ドイツ連邦共和国特許出願公開第19700733号明細書による、冒頭で述べた形式の公知のオイル分離装置では、清浄分離装置の清浄分離挿入体の下方の領域にカムシャフトケーシングへのオイル戻し開口が形成されている。前分離装置とサイクロン分離装置とで分離された液体、特にオイルは、この公知の構成では、斜めのケーシング一体成形部を介して清浄分離装置のケーシング領域に到達し、この第3の分離段において、そこで分離された液体と一緒にカムシャフトケーシング内に戻される。従属した別の発明思想によれば、前分離装置で分離されたオイルを別の戻し開口を介して直接エンジンルーム内に戻すことが提案される。このことは難なく可能となる。なぜならば、前分離装置の領域にまだ著しい圧力低下は形成されず、そこで分離された液体量が下方に簡単に滴下することができるかもしくは流出することができ、流れによって前分離装置に連行されないからである。こうして、クランクケーシングガスに含まれる液体の大部分、つまり、より大きなオイル滴が前分離され、直接エンジンルーム内に戻される。この液体量の戻し、流出または滴下は、有利には、シリンダヘッドフードに設けられた、オイル分離装置へのクランクケーシングガスの供給部と同じ開口によって行われる。この開口は、有利に大きな開口横断面を有している。この開口横断面は、たとえばカムシャフトケーシング室内に突入した、特に湾曲させられた滴下壁を有することができる。この滴下壁はシリンダヘッドフードによって形成されている。
【0017】
自体従属した別の発明思想によれば、サイクロン分離装置が、螺旋状の流れ区間を有しており、該流れ区間が、円筒状の内側片を備えた螺旋体によって形成されており、該螺旋体が、ケーシング半割シェルに組付け可能であり、円筒状の内側片が、螺旋状の流れ区間の内径Dを規定していて、種々異なる直径サイズで予め保持されるようになっている。すなわち、この発明思想によれば、円筒状の内側片から螺旋状の流れ区間の、有利には、ケーシング半割シェルによって形成される外径に向かって測定して、それぞれ異なる半径方向の深さを備えた種々異なる螺旋状の流れ区間を有するオイル分離装置のシステムに対して保護が請求される。すなわち、本発明による有利な構成によれば、サイクロン分離装置の外側寸法を維持したまま、サイクロン分離装置を形成するケーシング領域への円筒状のスリーブの挿入によって、変化する内径および/または変化する外径を備えた種々異なる螺旋体を通る種々異なる流れ区間を設けることが提案される。
【0018】
たとえば2〜2.5lの行程容積を備えたディーゼルエンジンの、たとえば約65l/minのクランクガス量に基づき、円筒状の内側片が約8mmの直径を有しており、サイクロン分離装置のためのケーシングの外径が51mmであり、螺旋体ピッチが13mmであるように流路が寸法設定されていると有利であると分かった。ほんの約50l/minのより小さなクランクケーシングガスの場合には、内径が約18mmに寸法設定されていると有利であると分かった。この場合、これによって、より小さな流れ横断面に基づき、ほぼ同じ高さの流速がサイクロン分離装置の内部に達成される。一般的に生ぜしめられる40l/minの最も少ないクランクケーシングガスでは、約24mmの内径と、さらに、13mmの螺旋高さ(ピッチ)と、51mmの外径とが恐らく適している。
【0019】
本発明のさらなる利点、詳細および利点は、特許請求の範囲、図面の簡単な説明および本発明によるオイル分離装置の有利な構成の以下の説明から明らかとなる。
【0020】
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0021】
図1には、全体的に符号2を付した、以下に詳しく説明したいオイル分離装置が、内燃機関の、全体的に符号4を付したシリンダヘッドフードの外面に組み付けられた状態で斜視図で示してある。図3および図4には、オイル分離装置2が斜視図で示してある。以下では、オイル分離装置2の断面図を部分的に概略的に示した図5も参照されたい。
【0022】
オイル分離装置2はケーシング半割シェル6を有している。このケーシング半割シェル6はオイル分離装置2の全ての構成要素を収容している。ケーシング半割シェル6は、一体に製作されたプラスチック射出成形部材として形成されている。このプラスチック射出成形部材は、シリンダヘッドフード4に向かって延びる周面側壁8を有している。この周面側壁8は上側のカバー壁10から出発している。この場合、ポット状の複数のケーシング領域12,14,16が形成される。各周面側壁8は、全周にわたって延びる端面側の縁部18に移行している。この縁部18でケーシング半割シェル6はシリンダヘッドフード4の外面20に対して密に当付け可能となる。この場合、ケーシング半割シェル6は、図5に概略的に示しかつ図1〜図4に明瞭に示したねじ22を介してシリンダヘッドフード4の外面20に螺合可能となる。ケーシング半割シェル6の、周面側壁8から側方に突出したアイ23を見ることができる。このアイ23を通ってねじ22が案内されている。このねじ22はドーム状の張出し部24内にねじ込まれている。この張出し部24はシリンダヘッドフード4の外面20から突出している。ケーシング半割シェル6の内部のシールを達成するためには、端面側で全周にわたって延びる縁部18に、図示していないものの、そこに装填可能である紐状シール部材のための、ほぼ全周にわたって延びる溝25が形成されている。
【0023】
全周にわたって延びる端面側の縁部18は当付け平面26を形成しているかまたは規定している。オイル分離装置2をそのケーシング半割シェル6を介してシリンダヘッドフード4の外面20に対して密に当て付けることができ、かつそこに組み付けることができるようにするためには、端面側の縁部18の領域で延びる、シリンダヘッドフード4の外面20に対する領域が相応に平らに形成されていさえすればよい。すなわち、構成された種々様々なシリンダヘッドフードへの複雑な適合過程は不要となり、種々様々な内燃機関に用いられる、構成された種々様々な該当するシリンダヘッドフードが、ケーシング半割シェル6にもしくはケーシング半割シェル6の端面側の縁部18に相応に形成された外面、最も簡単な事例では、平らな区分(ただし、縁部18の経過に沿ってのみ)を有していさえすればよい。
【0024】
ケーシング領域12はほぼポット状の室を形成している。この室内には前分離装置28とサイクロン分離装置30とが設けられている。ケーシング領域12に続くポット状のケーシング領域14には、たとえば糸巻成体もしくはコップとして形成された清浄分離挿入体34を備えた清浄分離装置32が設けられている。両ケーシング領域12,14に比べて低い高さで形成されたケーシング領域16は弁装置36を有している。この弁装置36はオイル分離装置2の出口38を内燃機関(図示せず)の吸気側に対して開閉し、これによって、上方へのクランクケーシングガスの吐出を制限している。
【0025】
カスケード状に配置された分離段は以下のように考案されている:
前分離装置28はシリンダヘッドフード4内のクランクケーシングガスのための流入開口40の上方に配置されていて、図5から明らかであるように、流れ案内壁42を有している。この流れ案内壁42は、オイル分離装置2内に流入したクランクケーシングガスを有利には複数回変向する。前分離装置28の内部での最初の変向後の最深の箇所には、この段で分離された液体のための戻し開口44が設けられている。この場合、流れ案内壁42の底部側の端部に設けられた戻し開口44からは、分離された液体がクランクケーシングガスの流れとは逆方向で下方に滴下し、したがって、再びエンジンルーム内でシリンダヘッドフード4の下方に直接到達する。上側の端部、すなわち、カバー壁10の内面の領域では、流動するクランクシャフトガスが、カスケード状に連続して配置されたサイクロン分離装置30内に流入する。このサイクロン分離装置30は螺旋状の流れ区間46を有している。この螺旋状の流れ区間46は螺旋体48によって形成されている。この螺旋体48は中心の開口50を備えている。この開口50には管状のまたは円筒状の内側片52が差し通されていて、主として、螺旋体48に密に結合されている。この螺旋体48の周縁部54は、主として、ケーシング半割シェル6の周面側壁8の内面に対して密に接触している。こうして、内側片52と、螺旋体48のねじ状のピッチと、ケーシング半割シェル6とによって、螺旋状に流れる流れ区間46が形成されているかもしくは仕切られている。慣性力に基づき、螺旋状に流れるクランクケーシングガス内の液状の成分が半径方向外向きに分離され、その重力に基づき螺旋区間から流出する。
【0026】
特に有利には、螺旋状の流れ区間46の半径方向の深さを変更することができる。このことは、有利には、種々異なる半径方向の深さを備えた種々異なる螺旋体48を使用することによって行うことができる。このことは、有利には、螺旋体48の、種々異なる大きさの内側片52と、螺旋体48の一定の外径とによって達成される。こうして、種々様々なエンジンおよび使用事例に適合させるためには、種々異なる螺旋体の選択および使用によって、螺旋体以外でのオイル分離装置2の一定の構造および寸法設定のまま、種々異なる流れ横断面を得ることができる。
【0027】
流れ方向で見て後置されてケーシング領域14に収納された清浄分離装置32は清浄分離挿入体34としての円筒状のコップを有している。このコップは、シリンダヘッドに面した側で閉鎖されている。流動するクランクケーシングガスはコップの円筒状の壁を貫流し、この場合、最も微細な残りの液滴が分離される。この液滴はコップの内部で重力に基づきシリンダヘッドフード4に向かって下方に移動する。そこでは、図5に概略的にしか示されていないオイル導出開口56がシリンダヘッドフード4に設けられている。コップはその上側の端部に流出開口58を有している。この領域では、カバー壁10がやや上方に膨出されている。この場合、流出開口58を通流したクランクシャフトガスは膨出部の領域で直接90゜だけ変向され、その後、再び90゜だけシリンダヘッドフード4に向かって下方に変向される。膨出された部分10を別個の構成部分として形成することによって、形状手間に関してケーシング半割シェル6の製作可能性が著しく簡略化される。オーバフロー通路60の極めて垂直な構成によって、長手方向に必要となる構成スペースが可能な限り少なく保たれる。両ケーシング領域14,16の間の切欠き内には、液体が溜まる恐れがある隙間容積が形成されないように、シリンダヘッドフード4に形成された対応輪郭59が係合している。オーバフロー通路60からは、流動するクランクケーシングガスがケーシング領域16に到達する。そこには、弁装置36が設けられている。この弁装置36は、図5に概略的に示したダイヤフラム62を有している。このダイヤフラム62は、一方では大気に接続されていて、他方ではクランクケーシングガスによって負荷される。内燃機関による最大の吸気時、すなわち、オイル分離装置2の出口38に最大の負圧が加えられている場合には、弁装置36が大気の圧力下で開口64を閉鎖している。ダイヤフラム62の下方にクランクケーシングガスに基づき圧力が加えられると、開口64が開放され、クランクケーシングガスが(新たな)燃焼に供給される。
【0028】
図6には、流れ区間46の、互いに異なる半径方向の深さを備えた二種類の螺旋体48の構成が概略的に示してある。両構成は、螺旋体48の一定の外径のまま互いに異なる直径の円筒状の内側片52によって達成されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】
シリンダヘッドフードの外面に組み付けられた状態で示す本発明によるオイル分離装置の斜視図である。
【図2】
部分的に取り除かれた壁を備えた図1に示したオイル分離装置の斜視図である。
【図3】
図1に示したオイル分離装置の斜視図である。
【図4】
図3に示したオイル分離装置を下方(シリンダヘッドフードへの組付け側)から見た斜視図である。
【図5】
概略的にしか図示されていないシリンダヘッドフードを備えた本発明によるオイル分離装置の構成の概略的な断面図である。
【図6】
図4に示したオイル分離装置に用いられる互いに異なる螺旋体挿入体の2つの概略図である。
【符号の説明】
2 オイル分離装置、 4 シリンダヘッドフード、 6 ケーシング半割シェル、 8 周面側壁、 10 カバー壁、 12 ケーシング領域、 14 ケーシング領域、 16 ケーシング領域、 18 縁部、 20 外面、 22 ねじ、 23 アイ、 24 張出し部、 25 溝、 26 当付け平面、 28 前分離装置、 30 サイクロン分離装置、 32 清浄分離装置、 34 清浄分離挿入体、 36 弁装置、 38 出口、 40 流入開口、 42 流れ案内壁、 44 戻し開口、 46 流れ区間、 48 螺旋体、 50 開口、 52 内側片、 54 周縁部、 56 オイル導出開口、 58 流出開口、 59 対応輪郭、 60 オーバフロー通路、 62 ダイヤフラム、 64 開口

Claims (16)

  1. 内燃機関のクランクケーシングガスのためのオイル分離装置(2)であって、前分離装置(28)と、サイクロン分離装置(30)と、清浄分離装置(32)と、場合によっては、弁装置(36)とが設けられており、前記装置(28,30,32,36)が、内燃機関のシリンダヘッドフード(4)にカスケード状に設けられている形式のものにおいて、
    前分離装置(28)と、サイクロン分離装置(30)と、清浄分離装置(32)と、場合によって設けられた弁装置(36)とが、シリンダヘッドフード(4)の外面(20)に配置されていて、ケーシング半割シェル(6)によって収容されており、該ケーシング半割シェル(6)が、シリンダヘッドフード(4)の外面(20)と共に当該オイル分離装置(2)のためのケーシングを形成していることを特徴とする、内燃機関のクランクケーシングガスのためのオイル分離装置。
  2. ケーシング半割シェル(6)が、一体に製作されたプラスチック部材、特に射出成形部材として形成されている、請求項1記載のオイル分離装置。
  3. 流れ案内壁(42)および/またはサイクロン分離装置(30)のための螺旋体挿入体(48)および/または清浄分離装置(32)のための分離挿入体(34)および/または弁装置(36)が、ケーシング半割シェル(6)内に前組付け可能に挿入可能である、請求項1または2記載のオイル分離装置。
  4. ケーシング半割シェル(6)が、全周にわたって延びるシールエレメントを介してシリンダヘッドフード(4)の外面(20)に対してシールされている、請求項1から3までのいずれか1項記載のオイル分離装置。
  5. ケーシング半割シェル(6)が、シリンダヘッドフード(4)に向かって延びる周面側壁(8)を有しており、該周面側壁(8)が、全周にわたって延びる端面側の縁部(18)に移行しており、該縁部(18)でケーシング半割シェル(6)が、シリンダヘッドフード(4)の外面(20)に対して密に当付け可能である、請求項1から4までのいずれか1項記載のオイル分離装置。
  6. 全周にわたって延びる端面側の縁部(18)が、当付け平面(26)を規定している、請求項5記載のオイル分離装置。
  7. ケーシング半割シェル(6)が、側方に突出した、特に一体に成形されたアイ(23)を有しており、該アイ(23)が、ねじ(22)によって貫通されるようになっているかまたはスナップエレメント、係止エレメントまたは任意の形式で背後から係合するエレメントによる固定手段が設けられている、請求項1から6までのいずれか1項記載のオイル分離装置。
  8. アイ(23)が、ねじ(22)の締付け時の終端当付け面を形成している、請求項7記載のオイル分離装置。
  9. 清浄分離装置(32)の、上方に開口した出口(58)と、当該オイル分離装置(2)の出口(38)との間で流路が、ほぼ直角下向きにシリンダヘッドフード(4)の外面(20)に向かって変向されるようになっている、請求項1から8までのいずれか1項記載のオイル分離装置。
  10. ケーシング半割シェル(6)の、清浄分離装置(32)を有するケーシング領域(14)と出口(38)および/または弁装置(36)を有するケーシング領域(16)との間に切欠きが設けられており、該切欠き内に、当該オイル分離装置(2)の組付け状態でシリンダヘッドフード表面の、相補的に成形された対応輪郭(59)が係合するようになっている、請求項1から9までのいずれか1項記載のオイル分離装置。
  11. 流れ方向またはカスケード方向で見てサイクロン分離装置(30)の手前にオイル流出開口(44)が設けられており、該オイル流出開口(44)によって、前分離装置(28)で分離されたオイルが、流れ区間から取除き可能である、請求項1から10までのいずれか1項記載のオイル分離装置。
  12. 流れ区間の、種々異なる半径方向の深さの少なくとも2つの螺旋体(48)が設けられており、両螺旋体(48)が、半径方向の深さ以外でのサイクロン分離装置(30)の同じ外側寸法のまま、ケーシング半割シェル(6)の、サイクロン分離装置(30)を有するケーシング領域(12)に選択的に挿入可能である、請求項1から11までのいずれか1項記載のオイル分離装置。
  13. サイクロン分離装置(30)が、螺旋状の流れ区間(46)を有しており、該流れ区間(46)が、円筒状の内側片(52)を備えた螺旋体によって形成されており、該螺旋体が、ケーシング半割シェル(6)に組付け可能であり、円筒状の内側片(52)が、螺旋状の流れ区間(46)の内径Dを規定している、請求項12記載のオイル分離装置。
  14. 11〜15mmの螺旋体ピッチおよび48〜54mmの外径Dの場合のサイクロン分離装置(30)における最大の内径Di,maxが約8mm(±10%)に寸法設定されている、請求項11または12記載のオイル分離装置。
  15. 11〜15mmの螺旋体ピッチおよび48〜54mmの外径Dの場合のサイクロン分離装置(30)における最大の内径Di,maxが約18mm(±10%)に寸法設定されている、請求項11または12記載のオイル分離装置。
  16. 11〜15mmの螺旋体ピッチおよび48〜54mmの外径Dの場合のサイクロン分離装置(30)における最大の内径Di,maxが約24mm(±10%)に寸法設定されている、請求項11または12記載のオイル分離装置。
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