JPH02108804A - 内燃機関のためのオイルパン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は請求項１の上位概念に記載のオイルパンに関す
る。

従来の技術 ＤＢ−Ａｓ第１０４１２９５号明細書には、ばね付勢さ
れた部材を介して、コツプ状バッファ挿入体をオイルパ
ンの鼻肩部に保持することが公開されている。多分割式
のコツプ状パンフア挿入体、つまりコストの高いコツプ
状バッファ挿入体が、開口部を介してオイルパン底部に
挿入可能であり、該オイルパン底部は、ねじで固定され
たプレートによって閉鎖されている。

この場合の欠点は、ばね付勢される部材がコストの高い
構造部材でめり、また公差に関しては、内燃機関に振動
が発生するため該部材を比較的精確に鼻端部上に合はせ
る必要があり、そのために該部材が高価なものになるこ
とである。更に付加的に、プレートのための固定手段が
必要である。

更にＤｚ−ｏｓ第第３６０６０５芳 は、プラスチックのオイルパンが公開されている。しか
し該オイ２パンにあっては、コツプ状バッファ挿入体を
受容するだめの措置は全くとられていない。

発明が解決しようとする課題 本発明の課題は、オイルパン用のコツプ状バッファ挿入
体を簡略化すると共に、内燃機関と結合するオイルポン
プ用の装置を、容易に組み立てることができるような構
成にすることである。

探題を解決するだめの手段 本発明では上記課題を、請求項１に記載の特徴によって
解決することができた。請求項２以下には、本発明によ
って形成された別の特徴が述べられている。

発明の効果 本発明によって達成された主要な利点は、コツプ状バッ
ファ挿入体が簡単かつ容易に製作可能な部材であり、該
部材は、問題なくオイルパンに固定可能であるという点
である。これに加えて上述の挿入体ｊ／：ｌ：　、オイ
ルパンがクランクケーシングに固定された後に組み立て
ることができ、管材とストレーナとから成るオイル供給
用の装置を、該クランクケーシングから引き出したり、
オイルパン内に引き入れたりすることができるようにな
っている。この組立位置で、コツプ状バッファ挿入体が
もしオイルパンの不動の構成部材であるならば、装置を
挿入体内に引き入れるのに、複雑でかつ時間のかかる組
立作業が必要になるであろう。

更ニ挿入体は、オ・イルパンの内室の反対側で、その底
部を越えて突出することのないように、オイルパン内に
組み込まれている。最後に、コツプ状バッファ挿入体は
カラー部、底部区分、ねじ及び封止部により、機能に適
合するようにオイルパンに固定せしめられている。

実施例 本発明の実施例を図面に示し、次にこれを詳しく説明す
る。

オイルパン１は、分離面Ａ−Ａの領域で図示なしの内燃
機関のクランクケーシングに接続されている。オイルパ
ンとクランクケーシングとの結合には、ねじが用いられ
ており、その結合は２と３の処で行われている。内燃機
関は装置４を有し、該装置４はオイルポンプ用に使用さ
れて、管部材５とストレーナ６とを有しており、該スト
レーナ６は前述の管部材の自由端部に配置されている。

プラスチックから成るオイルパン１は、底部９とほぼ直
立する側壁７，８とから構成されている。側壁７，８の
自由端部にはフランジ１０゜１１が設けられている。底
部９はほぼ水平に配向していて、外ωり部には多数のリ
プ１２が設けられている。

底部９には、１体形のプラスチックから成るコツプ状の
バッファ挿入体１３が設置されており、該バッファ挿入
体１３は、底部９に垂直に延びる周壁１４と底部部分１
５とを有している。

コツプ状バッファ挿入体は、底部部分１５の反対側で開
放されている。コツプ状バッファ挿入体１３の内室１６
内にはストレーナ６を備えた管部材５が区分的に延びて
おり、該ストレナ６は底部部分１５の近傍に清って案内
されている。

底部部分１５は、円形の周壁１４を越えて外方に延びて
おシ、それによってカラー部１７が発生し、該カラー部
１７は、底部９に平行に延び、かつその外側部１８に当
接している。更に底部９は底部区分１９を有しており、
該区分１９にカラー部１γが、ねじ２０を介して保持さ
れている。底部区分１９は、開口部２１で周壁１４を制
限しており、該周壁１４には多数の流入開口部２２が設
けられている。

底部区分１９は、オイルパン内室２３に配向する成形凹
部２４に配置されていて、カラー部１７が底部区分１９
と共に沈下して底部９の境界面Ｂ−Ｂの内方に延びるこ
とができるように形成されている。その際屈曲部２５も
、カラ都１７の自由端部で上述の平面を越えることの１
ケいように突き出て１ハる。

第２図によれば、ねじ２０は金属ねじインサート２６内
に螺入されており、該金属ねじインサート２６はプラス
チックの肉厚部２７によって取り凹まれ、かつカラー部
１７まで延びている。カラー部１７には、即ちねじ２０
の領域内には、金属インサート２８が設けられており、
該インサート２８は１万では金属ねじインサート２６を
支持し、他方ではねじ２０の頭２９を載置するのに使用
されている。

底部区分１９の開口部２１は、封止面３０として形成さ
れた境界面を有しており、該境界面は周壁１４の外側部
３１に接して案内されている。封市面３０と周壁１４と
の間には封止体３２が配置されており、該封止体３２は
周壁１４のＵ字形切欠き３３内で静止している。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示すもので、第１図は内燃機関
用のオイルパンの横断面図、第２図は第１図のＸ部を拡
大した詳細図でめる。 １・・・オイルパン、２，３・・・結合部、４・・・装
置、５・・・管部材、６・・・ストレーナ、７．８・・
・側壁、９・・・底部、１０．１１・・・フランジ、１
２・・・リブ、１３・・・コツプ状バッファ挿入体、１
４・・・周壁、１５・・・底部部分、１６・・・内室、
１７・・・カラー部、１８・・・外側部、１９・・・底
部区分、２０・・・ねじ、２１・・・開口部、２２・・
・流入開口部、２３・・・オイルパン内室、２４・・・
成形凹部、ノ５・・・屈曲部、ノロ・・・金属ねじイン
サート、２７・・・肉厚部、２８・・・金属インサート
、２９・・・頭、３０・・・封市面、３１・・・外側部
、３２・・・封止体、３３・・・切欠き

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、内燃機関のためのオイルパンであつて、該オイルパ
   ンは壁部と底部とに制限され、かつねじを介して内燃機
   関のクランクケーシングに保持されており、その際底部
   に隣接してコップ状バッファ挿入体が設けられており、
   該挿入体内には、内燃機関のオイルポンプのための装置
   の吸入ストレーナが静止している形式のものにおいて、
   コップ状バッファ挿入体（１３）が、オイルパン（１）
   とは別個に製作されたほぼ１体形のプラスチック構造体
   であつて、底部（９）に平行に延びるカラー部（１７）
   は底部（９）の外側部（１８）に当接しており、該カラ
   ー部（１７）が、コップ状バッファ体（１３）用の開口
   部（２１）を有する底部区分（１９）にねじ（２０）を
   介して保持されていることを特徴とする、内燃機関のた
   めのオイルパン。 ２、カラー部（１１）が、その自由端部に屈曲部（２５
   ）を有していることを特徴とする、請求項１記載のオイ
   ルパン。 ３、底部区分（１９）が、オイルパン内室（２３）内に
   配向する成形凹部（２４）に配置されていることを特徴
   とする、請求項１記載のオイルパン。 ４、ねじ（２０）が金属ねじインサート（２６）内に螺
   入されており、該金属ねじインサート（２６）は底部区
   分（１９）の局部的な肉厚部（２７）に配置されている
   ことを特徴とする、請求項１記載のプラスチックから成
   るオイルパン。 ５、ねじ（２０）の頭（２９）がカラー部（１７）の金
   属インサート（２８）に当接し、該金属インサート（２
   ８）は、頭（２９）から離れて位置する側で金属ねじイ
   ンサート（２６）に支持されていることを特徴とする、
   請求項１又は４記載のオイルパン。 ６、開口部（２１）が封止面（３０）として形成された
   境界面を有し、該境界面は、コップ状バッファ挿入体（
   １３）の周壁（１４）の外側部（３１）に接して案内さ
   れており、その際封止面（３０）と周壁（１４）との間
   には封止体（３２）が設けられていることを 特徴とする、請求項１又は４記載のオイル パン。 ７、封止体（３２）が周壁（１４）の切欠き（３３）内
   に装入されていることを特徴とする、請求項６記載のオ
   イルパン。