JPS6237977Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6237977Y2 JPS6237977Y2 JP13411181U JP13411181U JPS6237977Y2 JP S6237977 Y2 JPS6237977 Y2 JP S6237977Y2 JP 13411181 U JP13411181 U JP 13411181U JP 13411181 U JP13411181 U JP 13411181U JP S6237977 Y2 JPS6237977 Y2 JP S6237977Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- intake duct
- blow
- air inlet
- lubricating oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 14
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 239000010725 compressor oil Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Compressor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は、ブローバイガス吸引口近くにエアコン
プレツサへの空気導入口を有する吸気ダクトにお
いて、ブローバイガス中の潤滑油分を前記空気導
入口からエアコンプレツサへ吸い込ませないよう
にしたエアコンプレツサ空気導入部装置に関する
ものである。
プレツサへの空気導入口を有する吸気ダクトにお
いて、ブローバイガス中の潤滑油分を前記空気導
入口からエアコンプレツサへ吸い込ませないよう
にしたエアコンプレツサ空気導入部装置に関する
ものである。
ブローバイガス還元装置は吸気負圧を利用して
ブローバイガスを吸気ダクト内に吸引し、吸気中
に還元して新気とともに吸気マニホルドを経てシ
リンダ内で再燃焼させるものである。
ブローバイガスを吸気ダクト内に吸引し、吸気中
に還元して新気とともに吸気マニホルドを経てシ
リンダ内で再燃焼させるものである。
しかして、従来装置は第１図に示すように吸気
ダクトイのブローバイガス吸引口ロより吸気流れ
方向ａに対し逆方向に離隔してエアコンプレツサ
（図示しない）と連通する空気導入口ハを設け、
ブローバイガス導管ニの内面に付着し流動するブ
ローバイガス中の潤滑油分が前記空気導入口ハか
ら導管ホを経てエアコンプレツサへ吸引されるの
を防止せんとするが、空気導入口ハを形成する筒
状壁ヘの基部周辺トと吸気ダクトイの内面チとを
連続一様な面内に形成してあるので、排気ブレー
キ作用時等における吸気の吹き返しによりブロー
バイガス中の潤滑油分が吸気ダクトイの内面チに
沿つて矢印ｂ方向に流動し空気導入口ハから吸い
込まれエアコンプレツサへ流入し、エアコンプレ
ツサを汚染し、エアタンクへ潤滑油を滞溜させる
等の弊害をもたらした。
ダクトイのブローバイガス吸引口ロより吸気流れ
方向ａに対し逆方向に離隔してエアコンプレツサ
（図示しない）と連通する空気導入口ハを設け、
ブローバイガス導管ニの内面に付着し流動するブ
ローバイガス中の潤滑油分が前記空気導入口ハか
ら導管ホを経てエアコンプレツサへ吸引されるの
を防止せんとするが、空気導入口ハを形成する筒
状壁ヘの基部周辺トと吸気ダクトイの内面チとを
連続一様な面内に形成してあるので、排気ブレー
キ作用時等における吸気の吹き返しによりブロー
バイガス中の潤滑油分が吸気ダクトイの内面チに
沿つて矢印ｂ方向に流動し空気導入口ハから吸い
込まれエアコンプレツサへ流入し、エアコンプレ
ツサを汚染し、エアタンクへ潤滑油を滞溜させる
等の弊害をもたらした。
本案は前記のような事情に鑑み、ブローバイガ
ス吸引口を経て吸気ダクト内面を流動するブロー
バイガス中の潤滑油分を前記空気導入口から吸い
込ませないようにしたものであつて、ブローバイ
ガス吸引口近くにエアコンプレツサへの空気導入
口を有する吸気ダクトにおいて、前記空気導入口
を形成する路壁端を前記吸気ダクトの内面より極
少許内方へ突出させてなるエアコンプレツサ空気
導入部装置である。
ス吸引口を経て吸気ダクト内面を流動するブロー
バイガス中の潤滑油分を前記空気導入口から吸い
込ませないようにしたものであつて、ブローバイ
ガス吸引口近くにエアコンプレツサへの空気導入
口を有する吸気ダクトにおいて、前記空気導入口
を形成する路壁端を前記吸気ダクトの内面より極
少許内方へ突出させてなるエアコンプレツサ空気
導入部装置である。
本案実施例を第２図について説明すれば、ブロ
ーバイガス還元装置における吸気ダクト１は、吸
気マニホルド２に連結するフランジ部１ａと、導
管３を介しエアクリーナ（図示しない）に接続
し、かつフランジ部１ａより低位置にあるエアク
リーナ側接続端１ｂと、フランジ部１ａとエアク
リーナ側接続端１ｂとの間の通路壁部１ｃとから
なり、通路壁部１ｃの内面１ｄに開口しブローバ
イガス導管４と連結する筒状壁部１ｅにより形成
したブローバイガス吸引口５を前記フランジ部１
ａ寄りに形成し、このブローバイガス吸引口５近
くかつエアクリーナ側接続端１ｂ寄りにエアコン
プレツサ（図示しない）へ空気導入を自在とした
空気導入口６を設けてある。
ーバイガス還元装置における吸気ダクト１は、吸
気マニホルド２に連結するフランジ部１ａと、導
管３を介しエアクリーナ（図示しない）に接続
し、かつフランジ部１ａより低位置にあるエアク
リーナ側接続端１ｂと、フランジ部１ａとエアク
リーナ側接続端１ｂとの間の通路壁部１ｃとから
なり、通路壁部１ｃの内面１ｄに開口しブローバ
イガス導管４と連結する筒状壁部１ｅにより形成
したブローバイガス吸引口５を前記フランジ部１
ａ寄りに形成し、このブローバイガス吸引口５近
くかつエアクリーナ側接続端１ｂ寄りにエアコン
プレツサ（図示しない）へ空気導入を自在とした
空気導入口６を設けてある。
前記空気導入口６は通路壁部１ｃに形成した筒
状部１ｆに固定した空気導入口形成用筒状接続具
７の下端開口により形成し、空気導入口６の路壁
端７ａを通路壁部１ｃの内面１ｄより極小許内方
へ突出させてあり、筒状接続具７の上端露出部７
ｂにエアコンプレツサへの空気導入管８を連結す
る。
状部１ｆに固定した空気導入口形成用筒状接続具
７の下端開口により形成し、空気導入口６の路壁
端７ａを通路壁部１ｃの内面１ｄより極小許内方
へ突出させてあり、筒状接続具７の上端露出部７
ｂにエアコンプレツサへの空気導入管８を連結す
る。
前記空気導入口６の通路壁部１ｃの内面１ｄか
らの路壁端７ａの突出長さは筒状接続具７の内
径７ＣをＤとした場合、＝0.1D〜0.5Dとする
とよい。
らの路壁端７ａの突出長さは筒状接続具７の内
径７ＣをＤとした場合、＝0.1D〜0.5Dとする
とよい。
本案装置は前記のように構成するから、排気ブ
レーキ作用時等、吸気の吹き返しによりブローバ
イガス中の潤滑油分がブローバイガス導管４内面
からブローバイガス吸引口５を経て吸気ダクト１
の通路壁部１ｃの内面１ｄを矢印ｃ方向に流動し
空気導入口６周辺に至つても、空気導入口６の路
壁端７ａを内面１ｄから突出させたから、内面１
ｄを沿う潤滑油の空気導入口６への直接的な流入
が阻止されるほか、路壁端７ａの外周辺において
吸気の吹き返しに伴い路壁端７ａから通路壁部１
ｃに向う渦流ｄの起生により、潤滑油分は通路壁
部１ｃの内面１ｄに沿い路壁端７ａ側へ移動する
ことなく空気導入口６に吸い込まれることはな
い。
レーキ作用時等、吸気の吹き返しによりブローバ
イガス中の潤滑油分がブローバイガス導管４内面
からブローバイガス吸引口５を経て吸気ダクト１
の通路壁部１ｃの内面１ｄを矢印ｃ方向に流動し
空気導入口６周辺に至つても、空気導入口６の路
壁端７ａを内面１ｄから突出させたから、内面１
ｄを沿う潤滑油の空気導入口６への直接的な流入
が阻止されるほか、路壁端７ａの外周辺において
吸気の吹き返しに伴い路壁端７ａから通路壁部１
ｃに向う渦流ｄの起生により、潤滑油分は通路壁
部１ｃの内面１ｄに沿い路壁端７ａ側へ移動する
ことなく空気導入口６に吸い込まれることはな
い。
なお第３図に示すように通路壁部１ｃと一体に
筒状部１ｇを形成し、この筒状部１ｇの下部に空
気導入口６の路壁端を形成してもよい。
筒状部１ｇを形成し、この筒状部１ｇの下部に空
気導入口６の路壁端を形成してもよい。
本案装置はエアコンプレツサへの空気導入口を
吸気ダクトの内面より内方に突出せしめたから、
排気ブレーキ作用時あるいはエンジン停止時等に
おいて空気導入口の周辺に潤滑油分が流動して
も、空気導入口を形成する路壁端から通路壁部内
面に向う渦流によつて潤滑油分を空気導入口内に
吸い込ましめることはないから、エアコンプレツ
サへ潤滑油分を流入させることはなく、エアタン
ク内に潤滑油を滞溜せしめることもない等幾多の
実用的効果を発揮する。
吸気ダクトの内面より内方に突出せしめたから、
排気ブレーキ作用時あるいはエンジン停止時等に
おいて空気導入口の周辺に潤滑油分が流動して
も、空気導入口を形成する路壁端から通路壁部内
面に向う渦流によつて潤滑油分を空気導入口内に
吸い込ましめることはないから、エアコンプレツ
サへ潤滑油分を流入させることはなく、エアタン
ク内に潤滑油を滞溜せしめることもない等幾多の
実用的効果を発揮する。
第１図は従来のエアコンプレツサ空気導入部装
置の要部断面図、第２図は本案装置の要部断面
図、第３図は本案装置の他の実施例の要部断面図
である。 １……吸気ダクト、２……吸気マニホルド、５
……ブローバイガス吸引口、６……空気導入口、
７……筒状接続具、７ａ……路壁端、８……空気
導入管。
置の要部断面図、第２図は本案装置の要部断面
図、第３図は本案装置の他の実施例の要部断面図
である。 １……吸気ダクト、２……吸気マニホルド、５
……ブローバイガス吸引口、６……空気導入口、
７……筒状接続具、７ａ……路壁端、８……空気
導入管。
Claims (1)
- ブローバイガス吸引口近くにエアコンプレツサ
への空気導入口を有する吸気ダクトにおいて、前
記空気導入口を形成する路壁端を前記吸気ダクト
の内面より極少許内方へ突出させてなるエアコン
プレツサ空気導入部装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13411181U JPS5840581U (ja) | 1981-09-09 | 1981-09-09 | エアコンプレツサ空気導入部装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13411181U JPS5840581U (ja) | 1981-09-09 | 1981-09-09 | エアコンプレツサ空気導入部装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5840581U JPS5840581U (ja) | 1983-03-17 |
| JPS6237977Y2 true JPS6237977Y2 (ja) | 1987-09-28 |
Family
ID=29927548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13411181U Granted JPS5840581U (ja) | 1981-09-09 | 1981-09-09 | エアコンプレツサ空気導入部装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5840581U (ja) |
-
1981
- 1981-09-09 JP JP13411181U patent/JPS5840581U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5840581U (ja) | 1983-03-17 |
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