JP2004332145A - 仮撚加工糸及び合撚糸並びにその織編物 - Google Patents

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Abstract

【課題】ソフト感、適度なハリ、コシ感、斑感とともに、ストレッチ性、フクラミ感や凹凸感に富んだ織編物とすることができる仮撚加工糸及び合撚糸を提供する。
【解決手段】熱可塑性合成マルチフィラメント糸の仮撚加工糸であって、仮撚加工糸を構成する個々のフィラメントが2種類のポリマー成分からなるサイドバイサイド型の断面形状を有し、糸条長手方向に波状実撚部と仮撚捲縮部を有する仮撚加工糸及びその仮撚加工糸を含む合撚糸。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ソフト感、適度なハリ、コシ感、斑感、ストレッチ性、フクラミ感に富んだ織編物を提供することができる仮撚加工糸及び合撚糸、並びにその織編物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ストレッチ性を保持した織編物を得る方法は数多く提案されており、該編物を形成する繊維にポリウレタン系繊維や、顕在捲縮性繊維を用いる方法が採用されている。しかし、ポリウレタン系繊維を用いた場合には、ポリウレタン固有の性質である硬さが織編物の風合いを低下させるという問題がある。一方、サイドバイサイド型の断面形状等を呈する潜在捲縮性繊維を用いた場合には、ストレッチ性やソフト感に関しては良好な織編物が得られるが、均一な織編物表面となるために衣料用のファッション性素材としては意匠性が不十分であり、また、衣料としたときの仕立て栄えや、着心地に関係が深い反発感や、ハリ、コシ感を織編物に付与するためには撚糸等の工程が必要となり、生産性等に問題があった。
【0003】
これに対し、熱収縮性の異なる2成分のポリエステルポリマーを貼り合わせた糸条を用いて、糸長手方向にS方向及びZ方向のスパイラル状集合部と開繊部で構成されたポリエステル特殊捲縮糸が提案されている(例えば特許文献1参照)。この特殊捲縮糸は、スパイラル部の存在によってストレッチ性と適度なハリ、コシ感を、かつ、開繊部の存在によってフクラミ感や、ソフト感を織編物に付与することが可能になるとともに、2種のスパイラル部と開繊部といった異なる形態が糸長手方向に存在していることで、織編物の外観に適度な表面変化を与えることができる。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−293534号公報
【0005】
しかしながら、昨今の消費者ニーズは一層高度化、多様化しており、ストレッチ性や、ハリ、コシ感といった風合いや、フクラミ感、凹凸感等の意匠性効果に富む、従来にない織編物を提供することが可能な仮撚加工糸の出現が望まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ソフト感、適度なハリ、コシ感、斑感とともに、ストレッチ性、フクラミ感、凹凸感に富んだ織編物とすることの可能な仮撚加工糸及び合撚糸、並びにその織編物を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、熱可塑性合成マルチフィラメント糸の仮撚加工糸であって、仮撚加工糸を構成する個々のフィラメントが2種類のポリマー成分からなるサイドバイサイド型の断面形状を有し、糸長手方向に波状実撚部と仮撚捲縮部を有することを特徴とする仮撚加工糸にある。
また本発明は、上記の仮撚加工糸を含む合撚糸にある。
さらに本発明は、上記の仮撚加工糸及び/または合撚糸を含む織編物にある。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について具体的に説明する。
本発明の仮撚加工糸は、構成する個々のフィラメントが2種類のポリマー成分からなるサイドバイサイド型の断面形状を有し、糸長手方向に波状実撚部と仮撚捲縮部を有することを特徴としている。本発明において仮撚加工糸を構成しているサイドバイサイド型の断面形状をなしている個々のフィラメントは、熱収縮特性の異なる2種類のポリマーから形成されていることが必要であり、仮撚加工糸、該仮撚加工糸を含む合撚糸あるいはその織編物が、精練や染色等の後工程で加熱されることにより潜在捲縮が発現し、織編物にストレッチ性及びフクラミ感を付与することが可能となる。
【0009】
本発明の仮撚加工糸を構成する熱可塑性マルチフィラメント糸は、熱収縮特性の異なる2種類のポリマーをサイドバイサイド型に張り合わせたものであれば特に限定されるものではなく、例えば、溶融粘度の異なる2種類のポリエステルポリマーをサイドバイサイド型に張り合わせたもの、共重合組成の異なる2種類のポリエステルポリマーをサイドバイサイド型で張り合わせたもの、ポリエステルとポリアクリロニトリル、ポリエステルとポリアミド等の異なる2種類のポリマー成分をサイドバイサイド型で張り合わせたもの等公知のものを用いることが可能である。
また、個々の構成フィラメントの複合比率は特に限定されるものではないが、複合比率では、異なる2種類のポリマー成分が8:2〜2:8の範囲が好ましく、6:4〜4:6がより好ましい。また、フィラメントの断面形状も特に限定されるものではなく、得られる織編物の風合い、光沢等を考慮して、三角型、円形、扁平、Y字等の断面形状を選択すればよい。さらには、単繊維繊度、繊度斑、染色特性等についても特に限定されるものではない。
【0010】
一方、本発明の仮撚加工糸は、実撚部が特異な波状形態を呈していることから、従来の未解撚仮撚加工糸等に存在するストレートな形状を有する実撚部と異なり、ストレッチ性やフクラミ感を付与する効果が得られる。すなわち、本発明の仮撚加工糸は、サイドバイサイド型断面形状を有した個々のフィラメントからなる熱可塑性合成マルチフィラメント糸の潜在捲縮、及び実撚部の波状形態、並びに仮撚捲縮部の捲縮形態による相乗効果により、従来にないストレッチ性やフクラミ感を織編物に付与することが可能となる点に特徴を有するものである。
【0011】
また、本発明の仮撚加工糸は、糸長手方向に実撚部と捲縮部が存在することで、前者は構成するモノフィラメント糸が集束して織編物に適度なハリ、コシ感を付与し、後者は開繊した捲縮形態のため、織編物にソフト感を付与するものとなる。また、形態の異なる部分が糸長手方向に存在することで、織編物に斑感、凹凸感が付与される。
【0012】
本発明の仮撚加工糸を構成する熱可塑性合成マルチフィラメント糸は特に限定されるものではないが、ポリエステル繊維、ポリアクリロニトリル繊維、ポリアミド繊維等の熱可塑性繊維、あるいは、前述のポリマーが複合された繊維等を用いることが可能である。また、個々の構成フィラメントの断面形態、全繊度、繊度斑、染色特性等も特に限定されるものではなく、更に本発明の目的を逸脱しない範囲で各種添加物等を含むことも可能である。
【0013】
なお、本発明において波状実撚部とは、撚り形状を呈して集束した加工糸が平面上で正弦波状、ジグザグ状等の波状の形状を示す部分であり、仮撚捲縮部とは、実質的に実撚による集束をせずに開繊状態で仮撚捲縮を有した部分をいう。
【0014】
本発明の仮撚加工糸において、より効果的に織編物表面に斑感や、凹凸感を形成するためには、波状実撚部にS撚り及びZ撚りを有することが好ましく、仮撚捲縮部を介してS撚りに集束した糸条と、Z撚りに集束した糸条を存在させることで、各々の部分の形態差に加え、トルク差をも付与することが可能となる。
【0015】
また、波状実撚部の長さは、斑感や凹凸感を考慮すると、100mm以上800mm以下であることが好ましく、100mm以上600mm以下であることがより好ましい。
さらに、波状実撚部と仮撚捲縮部との形態差を明確とし織編物の表面変化をより効果的に付与するために、波状捲縮部を構成する糸条の撚り数が、200T/m以上1500T/m以下であることが好ましく、糸条の集束性と製編織性を考慮すると、200T/m以上1200T/m以下であることがより好ましい。
【0016】
次に、本発明の仮撚加工糸を含む合撚糸は、本発明の仮撚加工糸同士、または本発明の仮撚加工糸と他繊維とが合撚されたものであり、本発明の仮撚加工糸の特徴とともに他繊維の特徴をも併せ持つことが可能となる。例えば、本発明の仮撚加工糸と、熱に弱い特徴及び/または熱可塑性の低い特徴を有する天然繊維、再生繊維、半合成繊維等の他繊維とが合撚されていることによって、当該他繊維が有している本来の特徴、例えば、光沢感、清涼感、シャリ感、ウェット感等の風合いを損なわずに織編物に付与することができる。また、合撚による撚り効果でハリ、コシ感に富んだ織編物を得ることが可能となる。
【0017】
本発明の合撚糸に使用する他繊維とは、例えば、綿、麻、絹等の天然繊維、レーヨン等の再生繊維、アセテート等の半合成繊維等である。また、それぞれの繊維を構成する単繊維の断面形状は特に限定されるものではなく、得られる織編物の風合い、光沢等を考慮して、菊型、円形、扁平、Y字等の糸断面形状を選択すればよく、また、単繊維繊度、染色特性等についても特に限定されない。
【0018】
本発明の合撚糸の撚り方向及び合撚数には特に限定はないが、撚り方向は合撚前の加工糸の仮撚方向と逆方向の場合に、得られる織編物表面の斑感、凹凸感がより好ましくなる。また、構成糸条の本数、本発明の仮撚加工糸に対する他繊維の混率、合撚数等は目的とする風合いや、織編物外観が得られる範囲で適宜設定すればよい。
【0019】
本発明の仮撚加工糸及び/又は合撚糸を含む織編物は、その混率並びに織物組織や編物組織を、目的とする風合いや、製品外観が得られる範囲で決定すればよく、本発明の仮撚加工糸及び/又は合撚糸単独からなる織編物、または、本発明の仮撚加工糸及び/又は合撚糸を織編物の一部に用いた交織 交編物でもよい。なお、織物の場合、緯糸密度は組織形態が不安定にならない程度に少なく設定すると織物の表面意匠性がより好ましいものとなる。
【0020】
次に、本発明の仮撚加工糸の製造方法の一例を図1に示す。
2種類のポリマー成分からなるサイドバイサイド型の断面形状を有するフィラメントから構成された熱可塑性合成マルチフィラメント糸である供給糸1、2を、それぞれ予備張力調整装置3、4を経てエアー旋回流ノズル5、6を通過させる。この際、エアー旋回流ノズルを電磁弁などを利用した流体噴射制御装置を用いて間欠的にエアーを噴射することにより、S撚り部、Z撚り部、無撚り部が混在する糸条となる。次いで、糸条供給ローラー8の直前に設けられた引き揃えガイド7で1本に引き揃えられ、糸条供給ローラー8を経て、仮撚加工域に供給される。糸条供給ローラー8を出た直後に供給糸1、2は加熱され、第一ヒーター(接触ヒーター)9で加熱セットされ、その後仮撚スピンドル10を通過後直ちに解撚される。その後、デリベリーローラー11を通過後、分糸ガイド12、13により2本の糸条に分糸され、分糸後の各々の糸が再度デリベリーローラー11を通過後、巻き取り部14、15で巻き取られ、仮撚加工糸を得る。
なお、引き揃え仮撚加工を行い、分糸工程を通過後、連続して弛緩熱処理を行ってもよい。この時、比較的低弛緩率で熱処理を行うことにより、捲縮形態が安定し、後工程通過性の安定化等に効果がある。
【0021】
【実施例】
以下、実施例をあげて本発明を説明する。なお、実施例で得られた仮撚加工糸の評価は次に示す方法で行った。
(波状実撚部の長さ)
50cmの糸条に3.6×10−3g/dtexの初荷重を付与し、目視にて波状実撚部の長さを測定した。
(糸条の撚数)
50cmの糸条に3.6×10−3g/dtexの初荷重を付与し、試長10cmごとの撚の数を測定した。
(布帛評価)
得られた仮撚加工糸あるいは合撚糸を製編織し、ハンドリング並びに目視判定による評価を行った。
【0022】
(実施例1)
イソフタル酸を8モル%共重合した固有粘度が0.685の共重合ポリエチレンテレフタレート成分と、第3成分を共重合していない固有粘度が0.516のポリエチレンテレフタレート成分を複合比率1:1でサイドバイサイド型に張り合わせて、通常の方法により紡糸延伸し110dtex、24フィラメントの複合ポリエステル繊維を得た。
得られた複合ポリエステル繊維を供給糸1、2として図1に示す装置の予備張力調整装置3、4に供給し、エアー旋回流ノズル5、6のエアー圧を0.3MPaに設定し、流体噴射制御装置(図示せず)を用いてエアーの噴射時間及び停止時間をそれぞれ0.3〜0.5秒のランダム周期として、S撚り部、Z撚り部、無撚り部を付与した糸条2本を引き揃えガイド7にて引き揃え、糸条供給ローラー8より、加工速度80m/分、仮撚オーバーフィード率(以下、OFと略記)1%、仮撚温度190℃(第1ヒーターの温度)、仮撚スピンドル10により仮撚数1900T/m(Z撚)にて仮撚加工を行った後、分糸ガイド12、13で2本の糸条に分糸し、デリベリーローラー11を経て巻き取り(14、15)、仮撚加工糸を得た。
得られた仮撚加工糸は、波状実撚部と仮撚捲縮部が交互に、ランダムな長さで形成され、かつ、波状実撚部はS撚り部とZ撚り部を有していた。波状実撚部の長さは、250mm〜500mmであった。波状実撚部の撚り数は、200T/m〜900T/mであった。
【0023】
本例で得た上記仮撚加工糸で織物(経糸密度107本/2.54cm、緯糸密度70本/2.54cm)を作成し、常法により精練後に高圧分散染色を行った。得られた織物は、ソフト感、適度なハリ、コシ感、斑感を有すると共に、ストレッチ性、フクラミ感や、凹凸感に富んだものであった。
【0024】
(実施例2)
仮撚OF2%、仮撚数1500T/m(Z撚)とした以外は実施例1と同様にして仮撚加工糸を得た。
得られた仮撚加工糸は、波状実撚部と仮撚捲縮部が交互にランダムな長さで形成され、かつ、波状実撚部はS撚り部とZ撚り部を有していた。波状実撚部の長さは、250mm〜500mmであった。波状実撚部の撚り数は、200T/m〜800T/mであった。
【0025】
次いで、得られた仮撚加工糸とアセテートフィラメント(110T/64f)を撚糸機を用いて、合撚数800T/m(S撚)で合撚した。得られた合撚糸で織物(経糸密度107本/2.54cm、緯糸密度60本/2.54cm)を作成し、常法により精練後に高圧分散染色を行った。
得られた織物は、ソフト感、適度なハリコシ感、斑感とともに、ストレッチ性、フクラミ感や凹凸感に富んだものであった。
【0026】
(比較例1)
単一のポリマーで構成されたポリエステルマルチフィラメント(110T/48f)2本を用い、仮撚OF2%、仮撚温度220℃、仮撚数2000T/m(Z撚)としたほかは実施例1と同様にして仮撚加工糸を得た。
得られた仮撚加工糸の捲縮形態の出現パターンは、「波状捲縮部−仮撚捲縮部−螺旋状捲縮部−仮撚捲縮部」の繰り返しであり、波状捲縮部はS方向、螺旋状捲縮部はZ方向の撚りを有していた。また、得られた仮撚加工糸で、実施例1と同様に織物を作成し、常法により精練後に高圧分散染色を行ったところ、斑感、凹凸斑は得られたが、ストレッチ性、フクラミ感の不十分なものであった。
【0027】
(比較例2)
図1に示す装置でエアー旋回流ノズル5、6を使用しない以外は、実施例1と同様にして仮撚加工糸を得た。
得られた仮撚加工糸には、実撚部は存在せず、仮撚捲縮部のみで構成されていた。得られた仮撚加工糸で、実施例1と同様に織物を作成し、常法により精練後に高圧分散染色を行ったところ、仮撚捲縮に基づくシボ感、ストレッチ性、フクラミ感は得られたが、斑感の無い均一な布帛表面を有したものとなった。
【0028】
【発明の効果】
本発明の仮撚加工糸、これを含む合撚糸はソフト感、適度なハリ、コシ感、斑感とともに、ストレッチ性、フクラミ感、凹凸感に富んだ従来にない織編物とすることができ、衣装分野の素材を豊富にすることに寄与し、その価値は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の仮撚加工糸の製造方法の一例を示す概念図である。
【符号の説明】
1、2 供給糸
3、4 予備張力調整装置
5、6 エアー旋回流ノズル
7 引き揃えガイド
8 糸条供給ローラー
9 第一ヒーター
10 仮撚スピンドル
11 デリベリーローラー
12、13 分糸ガイド
14、15 巻き取り部

Claims (6)

  1. 熱可塑性合成マルチフィラメント糸の仮撚加工糸であって、仮撚加工糸を構成する個々のフィラメントが2種類のポリマー成分からなるサイドバイサイド型の断面形状を有し、糸長手方向に波状実撚部と仮撚捲縮部を有することを特徴とする仮撚加工糸。
  2. 波状実撚部がS撚り部とZ撚り部を有する請求項1記載の仮撚加工糸。
  3. 波状実撚部を構成する糸条の長さが100mm以上800mm以下である請求項1または2記載の仮撚加工糸。
  4. 波状実撚部を構成する糸条の撚り数が200T/m以上1500T/m以下である請求項1または2記載の仮撚加工糸。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の仮撚加工糸を含む合撚糸。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の仮撚加工糸及び/又は合撚糸を含む織編物。
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