JP4447291B2 - 仮撚加工糸及び撚糸並びにその織編物 - Google Patents

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本発明は、適度なハリコシ感、フクラミ感、斑感、ストレッチ性を併せ持った織編物を提供することができる仮撚加工糸及び撚糸、並びにその織編物に関する。
従来、ハリコシ感、フクラミ感、斑感、並びにストレッチ性を織編物に付与可能な加工糸として、例えば、糸長手方向に未解撚な部分を有する間歇撚抜け仮撚加工糸のような糸長手方向に集束部と捲縮部を有する仮撚加工糸が多数提案されてきた。しかし、一般的な間歇撚抜け仮撚加工糸は、撚抜け部の繊維糸条の集束力が概して弱いため、後工程の張力付与等により伸長されて撚抜け部が消滅しやすく、目的の意匠効果や風合い付与が不十分になるものであった。そこで、集束部を融着させることで集束力を向上させた素材が提案されている。
例えば、糸長手方向に融着集束部と捲縮部とを有する部分融着仮撚加工糸が提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、この部分融着仮撚加工糸を用いた織編物は、加工糸に融着部分が存在するために、糸条長手方向に斑感は得られるものの、風合い、フクラミ感において不十分なものであった。また、波状集束部と仮撚捲縮部を有し、波状集束部が無撚状で集束した加工糸も提案されている(例えば、特許文献2参考)。しかしこの加工糸は集束部が無撚のため織編物としたときにフクラミ感、斑感は得られるものの、ハリコシ感、ストレッチ性が不十分なものであった。
特開2000−336538号公報 特開平6−49729号公報
本発明者らは、上記問題点を解決するため鋭意検討した結果、熱可塑性マルチフィラメントからなる仮撚加工糸が、波状実撚部、波状引き揃え実撚部、及び仮撚捲縮部を糸条長手方向に有することによって、ハリコシ感、フクラミ感、斑感等優れた特性をもつ織編物となることを見出し、本発明に至ったもので、本発明の課題は、適度なハリコシ感、フクラミ感、斑感、ストレッチ性を併せ持つ織編物を提供できる仮撚加工糸及び撚糸、並びにその織編物を提供することにある。
本発明の要旨は、複数本の熱可塑性マルチフィラメント糸を混繊した糸条を間歇的にエアー旋回流噴射加工することによって得られた糸条2本を、引き揃えて仮撚加工した後に分糸して得られた仮撚加工糸であって、複数本の熱可塑性マルチフィラメント糸が一体となって撚り部のある糸条を形成し、かつ、該撚り部が波状捲縮形態を呈した長さ200〜800mmの波状実撚部、熱可塑性マルチフィラメント糸が各々撚り部を形成して波状捲縮形態を呈して引き揃えられた長さ200〜800mmの波状引き揃え実撚部であり、これら実撚部及び各々の熱可塑性マルチフィラメント糸が仮撚捲縮形態を呈した仮撚捲縮部を糸条長手方向に併せ持つことを特徴とする仮撚加工糸、及び前記の仮撚加工糸を含む撚糸、並びに前記の仮撚加工糸および/または撚糸を含む織編物、にある。
本発明は、従来の仮撚加工糸では得られない、適度なハリコシ感、フクラミ感、斑感、ストレッチ性を併せ持った風合いを織編物に付与することを可能とした仮撚加工糸及び撚糸、並びにその織編物を提供したもので、特に、衣料用分野における利用価値は極めて大である。
本発明の仮撚加工糸は、少なくとも2本の熱可塑性マルチフィラメント糸を混繊した糸条に間歇的にエアー旋回流噴射加工を施して得た糸条2本を、引き揃えて仮撚加工した後に分糸して得られた仮撚加工糸であって、波状実撚部、波状引き揃え実撚部、及び仮撚捲縮部が存在しているものである。波状実撚部とは、本発明の仮撚加工糸を構成する少なくとも2本の熱可塑性マルチフィラメント糸が一体となって撚り部のある糸条を形成し、かつ、該撚り部のうち、波状捲縮形態を呈しており、平面状で正弦波状、ジグザグ状の波状の形態を有する部分をいう。また、波状引き揃え実撚部とは、該撚り部のうち、各々の熱可塑性マルチフィラメント糸が撚り部を形成して平面状で正弦波状やジグザグ波状で波状捲縮形態を呈して引き揃えられた部分をいう。さらに仮撚捲縮部は、各々の熱可塑性マルチフィラメントが実質的に集束せずに開繊状態仮撚捲縮形態を有した部分をいう。
本発明の仮撚加工糸は、波状実撚部と波状引き揃え実撚部という異なる実撚形態を有することにより、織編物に適度なハリコシ感、斑感が付与可能となり、さらに糸条の大部分を占める実撚部での波状捲縮形態と仮撚捲縮部を有することにより、フクラミ感やストレッチ感が得られる。
本発明において、仮撚加工糸を構成する熱可塑性マルチフィラメント糸の少なくとも1本が糸長手方向に太部と細部を有するマルチフィラメント糸であると、太部と細部の染色濃度差に伴う斑感も織編物に付与されてより好ましい意匠効果を得ることも可能となる。
また、2種類以上の染色性の異なる熱可塑性マルチフィラメント糸で構成されることにより異染効果が付与されてより好ましい意匠効果を得ることも可能となる。当該熱可塑性マルチフィラメント糸は特に限定されるものではないが、ポリエステル繊維、ポリアクリロニトリル繊維、ポリアミド繊維等の熱可塑性繊維を用いることが可能である。また、個々の構成フィラメントの断面形状、全繊度、繊度斑、染色特性等も特に限定されるものではなく、更に本発明の目的を逸脱しない範囲で各種添加物等を含有させることも可能である。
本発明の仮撚加工糸において、より効果的に織編物表面に斑感や凹凸感を形成するためには、波状実撚部にS撚り及びZ撚りを有することが好ましく、波状引き揃え実撚部と仮撚捲縮部を介してS撚りに集束した糸条と、Z撚りに集束した糸条を存在させることで、各々の部分の形態差に加え、トルク差をも付与することが可能となる。
また、波状実撚部および/または波状引き揃え実撚部は、本発明の仮撚加工糸全体の90%以上を有している場合、より好ましいハリコシ感やストレッチ感を得ることが可能となる。
さらに、波状実撚部および/または波状引き揃え実撚部の長さは、斑感や凹凸感を考慮すると、200mm以上800mm以下であることが好ましく、200mm以上600mm以下であることがより好ましい。
次に、本発明の仮撚加工糸を含む撚糸は、本発明の仮撚加工糸を撚糸したもの、あるいは、本発明の仮撚加工糸同士を合撚したもの、または本発明の仮撚加工糸と他繊維とを合撚したものであり、本発明の仮撚加工糸の特徴とともに他繊維の特徴をも併せもたせることも可能となる。例えば、本発明の仮撚加工糸と、天然繊維、再生繊維、半合成繊維等の他繊維とが合撚されていることで、該他繊維が有している本来の特徴、例えば、光沢感、清涼感、シャリ感、ウェット感等の風合いを損なわずに織編物に付与することができる。また、合撚による撚り効果でハリコシ感に富んだ織編物を得ることが可能となる。
本発明の合撚糸に使用する他繊維とは、例えば、綿、麻、絹等の天然繊維、レーヨン等の再生繊維、アセテート等の半合成繊維等である。また、それぞれの繊維を構成する単繊維の断面形状は特に限定されるものではなく、得られる織編物の風合い、光沢等を考慮して、菊型、円形、扁平、Y字等の糸断面形状を選択すればよく、また、単繊維繊度、染色特性等についても特に限定されない。
次に、本発明の仮撚加工糸の製造方法を以下に説明する。
尚、本発明の仮撚加工糸の製造方法並びに加工条件は特に限定されることなく、本発明の目的の範囲になるように適宜設定すればよい。
例えば、図1の装置を用いて、2本の熱可塑性マルチフィラメント糸を混繊した糸条を2本用意して供給糸1、2とし、それぞれマグネットセンサーやラダーガイド等の予備張力調整装置3、4を経てエアー旋回流ノズル5、6を通過させる。この際、エアー旋回流ノズルは電磁弁などを利用した流体噴射制御装置を用いて、エアー旋回流ノズルの噴射を間歇に実施し、S撚り部、Z撚り部、無撚り部が混在する糸条とする。次いで、糸条供給ローラー8の直前に設けられた引き揃えガイド7で1本に引き揃え、糸条供給ローラー8を経て、仮撚加撚域に供給する。供給糸1、2は引き揃えられた状態で加撚し、第一ヒーター(接触ヒーター)9の領域で熱セットされて、その後仮撚スピンドル10を通過後直ちに解撚する。次いで、デリベリーローラー11を通過後、分糸ガイド12、13により2本の糸条に分糸し、分糸後の各々の糸条が再度デリベリーローラー11を通過させて、巻き取り部14、15で巻き取られ、本発明の仮撚加工糸となる。
尚、分糸ガイドにより2本の糸条に分糸した後、連続して弛緩熱処理を行ってもよい。この時、比較的低弛緩率で熱処理を行うことにより、捲縮形態が安定させて後工程通過性の安定化向上を図ることも可能である。
本発明の撚糸の撚り方向及び合撚数には特に限定はないが、撚り方向は撚糸前の加工糸の仮撚方向と逆方向の場合に、得られる織編物表面の斑感、凹凸感がより好ましくなる。また、構成糸条の本数、本発明の仮撚加工糸の混率、撚り数等は目的の風合いや織編物外観が得られる範囲で適宜設定すればよい。
本発明の仮撚加工糸および/または撚糸を含む織編物は、その混率並びに織物組織や編物組織を、目的の風合いや、製品外観が得られる範囲で決定すればよく、本発明の仮撚加工糸および/または撚糸単独からなる織編物、または、本発明の仮撚加工糸および/または撚糸を織編物の一部に用いた交編物、交織物でもよい。尚、織物の場合、緯糸密度は組織形態が不安定にならない程度に少なく設定することで織物の表面意匠性がより好ましいものとなる。
以下、本発明を実施例により具体的に説明する。尚、各物性は次の方法で求めた。
(1)実撚部の長さ
50cmの糸条に3.6×10-3g/dtexの初荷重を付与し、目視にて波状実撚部及び波状引き揃え実撚り部の長さを測定した。
(2)布帛評価
得られた仮撚加工糸あるいは合撚糸を製編織して、ハンドリング並びに目視判定による評価を行った。
2本のポリエステルマルチフィラメント延伸糸(セミダル56dtex/24F)を引き揃えて供給糸(供給糸条として110dtex/48F)として予備張力調整装置3、4に供給し、図1に示す装置を用いて、エアー旋回流ノズル5、6のエアー圧を0.3MPa、流体噴射制御装置(図示せず)を用いたエアーの噴射時間及び停止時間をそれぞれ0.3〜0.5秒のランダム周期でエアー加工を行った。次いで各々の糸条を引き揃えガイド7にて引き揃え、糸条供給ローラー8より仮撚加撚域に供給して、加工速度100m/分、仮撚オーバーフィード率(以下、OFと略記)2%、仮撚温度220℃(第一ヒーター9の温度)、仮撚数2000T/m(Z撚)の仮撚加工を行った後、分糸ガイド12、13で2本の糸条に分糸し、デリベリーローラー11を経て巻き取り(14、15)、仮撚加工糸を得た。
得られた仮撚加工糸は、「波状実撚部(Z撚り)−仮撚捲縮部−波状引き揃え実撚部−仮撚捲縮部」が繰り返された糸条形態を呈していた。また、波状実撚部の長さは250mm〜500mm、波状引き揃え実撚部の長さは250mm〜500mmの範囲でランダムな長さであり、波状実撚部および/または波状引き揃え実撚部の存在比率は糸条全体の90%であった。
次いで、得られた仮撚加工糸とトリアセテートマルチフィラメント糸(110dtex/64F)を合撚数800T/m(S撚り方向)で合撚糸を作成した。得られた合撚糸で織物(経糸密度107本/2.54cm、緯糸密度60本/2.54cm、平組織)を作成し、常法により精練後に高圧分散染色を行った。得られた織物は適度なハリコシ感、フクラミ感、斑感、ストレッチ性を併せ持つとともに、トリアセテート繊維独特の光沢感、清涼感、シャリ感といった風合いも付与されたものであった。
ポリエステルマルチフィラメント延伸糸(セミダル56dtex/24F)と構成単繊維間で太部と細部がランダムに形成されたポリエステルマルチフィラメント延伸糸(セミダル110dtex/36F)を引き揃えて供給糸(供給糸条として110dtex/48F)として予備張力調整装置3、4に供給し、図1に示す装置を用いて、実施例1と同様に加工を行い仮撚加工糸を得た。尚、エアー旋回流ノズル5、6のエアー圧を0.3MPa、流体噴射制御装置を用いたエアーの噴射時間及び停止時間をそれぞれ0.3〜0.5秒(ランダム周期で変動)、仮撚加工速度100m/分、仮撚OF−8%、仮撚温度160℃、仮撚数1500T/m(Z撚)とした。
得られた仮撚加工糸は、「波状実撚部(Z撚り)−仮撚捲縮部−波状引き揃え実撚部−仮撚捲縮部」が繰り返された糸条形態を呈していた。また、波状実撚部の長さは300mm〜500mm、波状引き揃え実撚部の長さは300mm〜620mmの範囲でランダムな長さで形成されていた。尚、波状実撚部および/または波状引き揃え実撚部の存在比率は糸条全体の94%であった。
得られた仮撚加工糸を用いて織物(経糸密度107本/2.54cm、緯糸密度70本/2.54cm、平組織)を作成し、常法により精練後に高圧分散染色を行った。得られた織物は適度なハリコシ感、フクラミ感、斑感、ストレッチ性を併せ持つものであった。
ポリエステルマルチフィラメント延伸糸(セミダル84dtex/28F)とカチオン染料可染性ポリエステルマルチフィラメント延伸糸(セミダル84dtex/20F)の紡糸混繊糸条(供給糸条として167dtex/48F)を供給糸1、2とし、図1に示す装置を用いて、実施例1と同様に加工を行い仮撚加工糸を得た。尚、エアー旋回流ノズル5、6のエアー圧を0.3MPa、流体噴射制御装置を用いたエアーの噴射時間及び停止時間をそれぞれ0.3〜0.5秒(ランダム周期で変動)、仮撚加工速度100m/分、仮撚OF−8%、仮撚温度180℃、仮撚数1500T/m(Z撚)とした。
得られた仮撚加工糸は、「波状実撚部(Z撚り)−仮撚捲縮部−波状引き揃え実撚部−仮撚捲縮部」が繰り返された糸条形態を呈していた。また、波状実撚部の長さは250mm〜500mm、波状引き揃え実撚部の長さは250mm〜600mmの範囲でランダムな長さで形成されていた。尚、波状実撚部および/または波状引き揃え実撚部の存在比率は糸条全体の92%であった。
得られた仮撚加工糸を用いて織物(経糸密度107本/2.54cm、緯糸密度70本/2.54cm、平組織)を作成し、常法により精練後に高圧分散染色を行った。得られた織物は適度なハリコシ感、フクラミ感、斑感、ストレッチ性を併せ持つものであった。
[比較例1]
1本のポリエステルマルチフィラメント延伸糸(セミダル167dtex/48F)を供給糸として予備張力調整装置3、4にそれぞれ供給し、図1に示す装置を用いて、エアー旋回流ノズル5、6のエアー圧を0.3MPa、流体噴射制御装置(図示せず)を用いたエアーの噴射時間及び停止時間をそれぞれ0.3〜0.5秒のランダム周期でエアー加工を行った。次いで各々の糸条を引き揃えガイド7にて引き揃え、糸条供給ローラー8より仮撚加撚域に供給して、加工速度100m/分、仮撚OF2%、仮撚温度220℃、仮撚数2000T/m(Z撚)の仮撚加工を行った後、分糸ガイド12、13で2本の糸条に分糸し、デリベリーローラー11を経て巻き取り(14、15)、本発明の仮撚加工糸を得た。
得られた仮撚加工糸は、「波状捲縮部(S撚り)−仮撚捲縮部−螺旋状捲縮部(Z撚)−仮撚捲縮部」が繰り返された糸条形態を呈していた。
得られた仮撚加工糸を用いて実施例1と同じ条件で織物を作成し、常法により精練後に高圧分散染色を行ったところ、斑感は得られたが、ハリコシ感、フクラミ感、ストレッチ性の不十分なものであった。
本発明仮撚加工糸の製造方法の一例図である。
符号の説明
1、2 供給糸
3、4 予備張力調整装置
5、6 エアー旋回流ノズル
7 引き揃えガイド
8 糸条供給ローラー
9 第一ヒーター
10 仮撚スピンドル
11 デリベリーローラー
12、13 分糸ガイド
14、15 巻き取り部

Claims (4)

  1. 複数本の熱可塑性マルチフィラメント糸を混繊した糸条を間歇的にエアー旋回流噴射加工することによって得られた糸条2本を、引き揃えて仮撚加工した後に分糸して得られた仮撚加工糸であって、複数本の熱可塑性マルチフィラメント糸が一体となって撚り部のある糸条を形成し、かつ、該撚り部が波状捲縮形態を呈した長さ200〜800mmの波状実撚部、熱可塑性マルチフィラメント糸が各々撚り部を形成して波状捲縮形態を呈して引き揃えられた長さ200〜800mmの波状引き揃え実撚部であり、これら実撚部及び各々の熱可塑性マルチフィラメント糸が仮撚捲縮形態を呈した仮撚捲縮部を糸条長手方向に併せ持つことを特徴とする仮撚加工糸。
  2. 熱可塑性マルチフィラメント糸が、糸長手方向に太部と細部を有するマルチフィラメ
    ント糸である請求項1に記載の仮撚加工糸。
  3. 請求項1または請求項2の記載の仮撚加工糸を含む撚糸。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の仮撚加工糸および/または撚糸を含む織編物。
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