JP2004271900A - 画像形成装置及びプロセスカートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】像担持体が使用者により触られることを防止する。
【解決手段】カラーレーザプリンタ1では、各印刷色のトナー像が形成される像担持体としての感光ドラム22K,22Y,22M,22Cを帯電する帯電器30K,30Y,30M,30Cが、感光ドラム22K,22Y,22M,22Cの中心軸を回転軸として回転可能に設けられたフレーム部材32K,32Y,32M,32Cによって支持されている。そして、開閉扉66を開口部64aを閉じる閉位置から開口部64aを開く開位置へ移動させると、フレーム部材32K,32Y,32M,32Cが、その動作に連動して、帯電器30K,30Y,30M,30Cに感光ドラム22K,22Y,22M,22Cを帯電させる第1の位置から、感光ドラム22K,22Y,22M,22Cにおける開口部64a側の部分を覆う第2の位置へ移動するように構成されている。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真法を用いて画像を形成する画像形成装置及びこうした画像形成装置に用いられるプロセスカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電子写真法を用いて画像を形成する画像形成装置が知られている。
例えば、特許文献1には、4つの像担持体(感光体)が鉛直方向に配列された画像形成装置が開示されている。この画像形成装置では、4つの像担持体と接触する位置に用紙搬送ベルトが設けられており、この用紙搬送ベルトにより用紙が各像担持体に順次接触するように搬送されることで、各印刷色の画像が用紙に転写される。また、この画像形成装置では、用紙搬送ベルトが前蓋の内側で支持されており、この前蓋が開かれることにより用紙が搬送される搬送経路全体が使用者に対して露出され、用紙が詰まった際の除去処理を簡便に行うことができるようになっている。
【0003】
【特許文献1】
特開平9−141972号公報(第4−6頁、第1,2図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した構成では、前蓋が開かれることにより使用者が像担持体に容易に手を触れることができる状態となるため、像担持体に汚れや傷などが付きやすいという問題がある。
【0005】
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、像担持体が使用者により触られることを防止することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の画像形成装置は、現像剤によって静電潜像が現像されることにより形成される現像剤像を担持する像担持体と、この像担持体に作用するプロセス手段と、このプロセス手段を支持するとともに像担持体に対し移動可能に設けられたフレーム部材と、像担持体を臨む位置に形成される本体カバーの開口部を開閉する開閉部材とを備えている。さらに、本画像形成装置は、開閉部材が開口部を閉じる閉位置からこの開口部を開く開位置へ移動する動作に連動して、フレーム部材を、プロセス手段が像担持体に作用する第1の位置から像担持体における開口部側の部分を覆う第2の位置へ移動する移動手段を備えている。なお、プロセス手段としては、例えば、像担持体の表面を一様に帯電させる帯電手段や、像担持体に形成された静電潜像を現像剤によって現像する現像手段や、像担持体上に残留した現像剤を除去するクリーニング手段を用いることができる。
【0007】
このような請求項1の画像形成装置によれば、本体カバーの開口部が開かれた状態で、像担持体が使用者により触られてしまうことを防ぐことができる。特に、本画像形成装置では、プロセス手段を移動させて像担持体を保護するようにしているため、像担持体を保護するための専用の部品を設けるのに比べ、装置を小型化することができるとともに低コストで実現することができる。
【0008】
そして、請求項2の画像形成装置のように、移動手段が、開閉部材が開位置から閉位置へ移動する動作に連動して、フレーム部材を第2の位置から第1の位置へ移動するように構成されていれば、開閉部材の閉動作によりプロセス手段を像担持体に作用する位置まで戻すことができる。
【0009】
ところで、開閉部材の開閉動作に連動させてフレーム部材を移動させるには、例えば請求項3のように構成するとよい。
すなわち、請求項3に記載の画像形成装置では、上記請求項1,2の装置において、移動手段が、フレーム部材に設けられた被係合部と、この被係合部と係合可能に設けられ、開閉部材の開閉動作に連動して移動する係合部とを備えており、係合部が被係合部と係合している状態で開閉部材を開閉動作させることにより、フレーム部材が移動するように構成されている。この構成によれば、開閉部材とフレーム部材とを機械的に連動させて移動させることができる。
【0010】
また、請求項4に記載の画像形成装置は、上記請求項1〜3の装置において、フレーム部材が、回転軸を回動中心にした回転移動をするように構成されていることを特徴としている。この構成によれば、フレーム部材を簡単な構造で移動させることができる。
【0011】
そして特に、請求項5に記載のように、像担持体がドラム形状(円筒状)であり、フレーム部材が像担持体の中心軸を上記回転軸として移動するようになっていれば、プロセス手段を最小限の領域で移動させることができるため、装置を小型化するのに有利である。加えて、この構成によれば、プロセス手段と像担持体との距離が常に一定に保たれるため、プロセス手段の回転方向の位置を厳密に管理しなくても、プロセス手段が像担持体に作用する際の条件を一定にすることができる。
【0012】
次に、請求項6に記載の画像形成装置は、上記請求項1〜5の装置において、開閉部材に支持され、像担持体上の現像剤像を被転写媒体に転写する転写手段を備えている。この構成では、開閉部材の開動作に伴い転写手段が開閉部材と一緒に移動するため、そのままでは像担持体が開口部側に露出してしまうこととなるが、本画像形成装置ではフレーム部材の移動により像担持体における開口部側の部分が覆われるため、像担持体が開口部側に露出することが防止される。
【0013】
次に、請求項7に記載の画像装置では、上記請求項1〜6の装置において、プロセス手段が、像担持体と非接触でこの像担持体に作用する。この構成によれば、プロセス手段を移動させる際に、プロセス手段が像担持体に傷を付けてしまうことを防ぐことができる。
【0014】
次に、請求項8に記載の画像形成装置では、上記請求項1〜7の装置において、移動手段が、開閉部材が閉位置からこの閉位置と開位置との間の特定の半開位置まで移動した時点で、フレーム部材の第1の位置から第2の位置への移動を開始する。この構成によれば、フレーム部材が第1の位置から第2の位置へ移動する際のフレーム部材又はプロセス手段の移動経路に、開閉部材又はこの開閉部材と一緒に移動する部材が存在している場合に、その部材にフレーム部材及びプロセス手段が接触しないようにすることができる。
【0015】
そして特に、この場合には、請求項9に記載のように、開閉部材が、像担持体の回転軸に平行な回転軸を中心に開閉するように構成されていることが好ましい。すなわち、仮に、開閉部材が像担持体の回転軸に垂直な回転軸を中心に開閉する構成を考えた場合、開閉部材の開動作に伴い、像担持体における開閉部材の回転軸から離れた側の部分が開口部側に露出する状態となっても、像担持体における開閉部材の回転軸に近い側の部分では開閉部材又はこの開閉部材と一緒に移動する部材との距離が近いために、フレーム部材を移動させることができないという問題が生じ得るからである。
【0016】
次に、請求項10に記載の画像形成装置は、上記請求項1〜9の装置において、像担持体とこの像担持体に作用するプロセス手段とを複数備えており、さらに、本装置では、移動手段が、各プロセス手段を支持し、各像担持体に対し移動可能に設けられた各フレーム部材を、開閉部材に連動して移動する。この構成によれば、共通の開閉部材の開動作により、複数の像担持体を保護することができる。
【0017】
次に、請求項11に記載の画像形成装置は、上記請求項1〜10の装置において、像担持体と、この像担持体に作用するプロセス手段と、このプロセス手段を支持し、像担持体に対し移動可能に設けられたフレーム部材とを有し、当該画像形成装置に対し開口部を介して着脱可能に設けられたプロセスカートリッジを備えている。この構成によれば、プロセスカートリッジを着脱する際に、像担持体が使用者によって触れられることを防ぐことができる。
【0018】
そして特に、請求項12に記載のように、プロセスカートリッジのプロセス手段を支持するフレーム部材に設けられ、当該プロセスカートリッジを当該画像形成装置から着脱操作するための取手を備えていれば、プロセスカートリッジの着脱操作を行いやすくすることができ、加えて、使用者が像担持体に手を触れてしまうことを効果的に防ぐことができる。
【0019】
またさらに、請求項13に記載のように、プロセスカートリッジが、当該プロセスカートリッジが当該画像形成装置から取り外された状態でフレーム部材を第2の位置に保持する保持手段を備えていれば、プロセスカートリッジを当該画像形成装置に装着しやすい状態に保つことができる。
【0020】
加えて、請求項14に記載のように、プロセス手段が、第1の位置ではプロセスカートリッジの着脱方向において像担持体と重ならず、第2の位置ではプロセスカートリッジの着脱方向において像担持体と重なるように配置されていれば、着脱方向と直交する方向のプロセスカートリッジの厚さを、プロセスカートリッジの着脱時には薄くすることができる。その結果、プロセスカートリッジの着脱を行いやすくすることができ、また、当該画像形成装置の小型化にも寄与することができる。
【0021】
次に、請求項15に記載のプロセスカートリッジは、画像形成装置に装着して用いられるものであり、現像剤によって静電潜像が現像されることにより形成される現像剤像を担持する像担持体、この像担持体に作用するプロセス手段を支持し、像担持体に対し、プロセス手段が像担持体に作用する第1の位置と、この第1の位置とは異なる第2の位置とに移動可能に設けられたフレーム部材、及び、このフレーム部材を第2の位置に保持する保持手段を備えている。この構成によれば、プロセス手段を、像担持体に作用させる必要のない状態では、像担持体における保護対象部分を覆う保護部材として機能させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明が適用された実施形態について、図面を用いて説明する。
まず図1は、実施形態の画像形成装置としてのカラーレーザプリンタ1の内部構成を説明するための概略側断面図である。
【0023】
図1に示すように、このカラーレーザプリンタ1は、タンデム方式のものであり、給紙ローラ2及び搬送ローラ3により用紙Pを1枚ずつ供給する給紙部4と、駆動ローラ6及び従動ローラ8により張り渡され、給紙部4から供給される用紙Pを鉛直上方向に搬送する用紙搬送ベルト10と、用紙搬送ベルト10によって搬送される用紙Pに、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各印刷色に対応するトナー像を形成するための4つのプロセスカートリッジ20K,20Y,20M,20C及び4つのレーザスキャナユニット50K,50Y,50M,50Cと、用紙Pに転写されたトナー像を定着させて排紙部60へ排紙する定着器62と、これらを収納して当該プリンタの外観を形成する本体カバー64と、本体カバー64前面(図1でいう右側)に設けられた開口部64aを開閉する開閉扉66とを備えている。
【0024】
プロセスカートリッジ20K,20Y,20M,20Cは、感光ドラム22K,22Y,22M,22Cと、帯電器30K,30Y,30M,30Cと、現像器40K,40Y,40M,40Cとを備えている。
感光ドラム22K,22Y,22M,22Cは、アルミニウム製のドラム本体の外周面に有機光導電体層(OPC感光体)を塗布して構成されたドラム型の電子写真感光体である。そして、感光ドラム22K,22Y,22M,22Cは、その中心軸(図1でいう紙面と垂直な方向の軸)が現像器40K,40Y,40M,40Cによって軸支されており、図示しない駆動モータによって矢印方向(図1でいう左回り)に回転駆動されるように構成されている。
【0025】
帯電器30K,30Y,30M,30Cは、感光ドラム22K,22Y,22M,22Cの中心軸を回転軸としてこの感光ドラム22K,22Y,22M,22Cとは独立して回転可能に設けられたフレーム部材32K,32Y,32M,32Cによって、感光ドラム22K,22Y,22M,22Cに接触しないように一定の間隔を隔てて支持されている。この帯電器30K,30Y,30M,30Cは、タングステンなどの帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させる正帯電用のスコロトロン型のものであり、感光ドラム22K,22Y,22M,22Cの表面を一様に正極性に帯電させるように構成されている。
【0026】
現像器40K,40Y,40M,40Cは、感光ドラム22K,22Y,22M,22C上にトナーを供給する現像ローラ42K,42Y,42M,42Cと、この現像ローラ42K,42Y,42M,42Cにトナーを供給する供給ローラ44K,44Y,44M,44Cとを備えている。
【0027】
一方、レーザスキャナユニット50K,50Y,50M,50Cは、対応するプロセスカートリッジ20K,20Y,20M,20Cの感光ドラム22K,22Y,22M,22Cへ向けてレーザ光Lを照射するとともに、そのレーザ光Lを感光ドラム22K,22Y,22M,22Cの回転軸方向に沿って走査する。
【0028】
ここで、本カラーレーザプリンタ1の基本動作について簡単に説明する。
プロセスカートリッジ20K,20Y,20M,20Cにおいては、感光ドラム22K,22Y,22M,22Cの表面が、その感光ドラム22K,22Y,22M,22Cの回転に伴って帯電器30K,30Y,30M,30Cにより一様に正帯電された後、レーザスキャナユニット50K,50Y,50M,50Cからのレーザ光Lの高速走査により露光されることで、各印刷色に対応する静電潜像が形成される。
【0029】
次いで、現像ローラ42K,42Y,42M,42Cの回転により、現像ローラ42K,42Y,42M,42C上に担持されかつ正帯電されているトナーが、感光ドラム22K,22Y,22M,22Cに対向して接触する際に、感光ドラム22K,22Y,22M,22Cの表面上に形成される静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光ドラム22K,22Y,22M,22Cの表面のうち、レーザ光Lによって露光され電位が下がっている露光部分に供給され、選択的に担持されることによってトナー像が形成される。
【0030】
一方、用紙Pは、矢印Aに示すように、給紙部4から搬送ローラ3と用紙搬送ベルト10との間に供給され、用紙搬送ベルト10によって上方向へ搬送された後、定着器62を介して排紙部60へ排紙される。
そして、感光ドラム22K,22Y,22M,22Cの表面に形成されたトナー像は、用紙搬送ベルト10によって搬送される用紙Pに順次転写される。ここで、各色のトナー像は、用紙搬送ベルト10の移動速度及び感光ドラム22K,22Y,22M,22C間の距離に合わせて、若干の時間差を持って形成されるように構成されており、これにより各色のトナー像が用紙P上で重ね合わされるように転写され、カラー画像が形成される。
【0031】
最後に、用紙P上に転写されたトナー像が、定着器62で用紙P上に定着され、用紙Pが排紙部60へ排紙される。
ところで、本カラーレーザプリンタ1は、開閉扉66が開かれた状態で、開口部64aを介してプロセスカートリッジ20K,20Y,20M,20Cを着脱できるように構成されている。
【0032】
すなわち、本カラーレーザプリンタ1において、開閉扉66は、本体フレーム64の下端に設けられた感光ドラム22K,22Y,22M,22Cの回転軸に平行な回転軸66aを中心に回転移動することで開閉するように構成されており、さらに、前述した駆動ローラ6及び従動ローラ8が、開閉扉66の内側で支持されている。このため、開閉扉66を開くと、開閉扉66と一体的に用紙搬送ベルト10が移動して、プロセスカートリッジ20K,20Y,20M,20Cが開口部64a側に露出する。
【0033】
しかし、このようにプロセスカートリッジ20K,20Y,20M,20Cが開口部64a側に露出することで、使用者が感光ドラム22K,22Y,22M,22Cに手を触れてしまうことが考えられる。
そこで、本カラーレーザプリンタ1では、図1〜図4に示すように、開閉扉66の開閉動作に連動して、プロセスカートリッジ20K,20Y,20M,20Cにおけるフレーム部材32K,32Y,32M,32Cが、帯電器30K,30Y,30M,30Cに感光ドラム22K,22Y,22M,22Cを帯電させるための第1の位置から、感光ドラム22K,22Y,22M,22Cにおける開口部64a側の部分を覆う第2の位置へ移動するようになっている。
【0034】
具体的には、開閉扉66が、図1に示す閉位置(このときの開閉扉66の角度を0度とする。)から、図2に示す15度の位置(半開位置)まで開かれる間は、フレーム部材32K,32Y,32M,32Cは第1の位置に保持される。
そして、開閉扉66が、図2に示す15度の位置から更に開かれると、開閉扉66に連動してフレーム部材32K,32Y,32M,32Cが第1の位置から第2の位置へ向けた移動を開始し、開閉扉66が図4に示す75度の位置(全開位置)まで開かれた状態では、フレーム部材32K,32Y,32M,32Cが第2の位置に位置する。なお、図3に示すように、開閉扉66が45度の位置まで開かれた状態では、フレーム部材32K,32Y,32M,32Cが第1の位置と第2の位置との間に位置する。
【0035】
このように、本カラーレーザプリンタ1では、開閉扉66が閉位置から開位置へ移動する動作に連動して、フレーム部材32K,32Y,32M,32Cが感光ドラム22K,22Y,22M,22Cの回転軸を中心に略90度回転移動する。
【0036】
次に、開閉扉66とフレーム部材32K,32Y,32M,32Cとを連動させるための構造について説明する。
図5に示すように、プロセスカートリッジ20K,20Y,20M,20Cのフレーム部材32K,32Y,32M,32Cには、当該フレーム部材32K,32Y,32M,32Cの回転軸を中心軸としたフレーム歯車34K,34Y,34M,34Cが固定されている。
【0037】
また、開閉扉66には、当該開閉扉66の回転軸66aを中心軸とした扉歯車68が固定されている。ここで、扉歯車68には円周方向の一部にのみ歯が形成されており、開閉扉66の位置が0度から15度までの間は後述する介在歯車70と噛合せず(図5)、開閉扉66が15度より開かれることで後述する介在歯車70と噛合する(図6)。
【0038】
一方、本体フレーム64には、開口部64aの下端位置で開閉扉66の回転軸66aと平行な回転軸を中心に回転自在に軸支され、且つ、扉歯車68と噛合する介在歯車70が設けられている。
また、開口部64aの側縁位置には、長尺状のスライド部材72が設けられている。
【0039】
スライド部材72には、上下2箇所に長孔72a,72bが形成されており、この長孔72a,72bには、本体フレーム64に固定されたガイド軸78a,78bが挿入されている。このため、スライド部材72は、本体フレーム64に対して鉛直上下方向にスライド移動する。
【0040】
また、スライド部材72の上端は、バネ80を介して本体フレーム64に接続されており、上方向に常時引っ張られた状態となっている。なお、スライド部材72の上方への移動可能範囲は、本体フレーム64に固定されたストッパー82によって制限されている。
【0041】
さらに、スライド部材72には、プロセスカートリッジ20K,20Y,20M,20Cのフレーム部材32K,32Y,32M,32Cに設けられたフレーム歯車34K,34Y,34M,34Cと噛合するラックギア74K,74Y,74M,74Cが一直線上に形成され、且つ、開口部64aの下端位置で介在歯車70と噛合するラックギア76が形成され、且つ、フレーム歯車34K,34Y,34M,34Cが通過可能(詳しくは、プロセスカートリッジ20K,20Y,20M,20Cを着脱する際に通過可能)な大きさの切り欠き部79K,79Y,79M,79Cが形成されている。
【0042】
このような構造により、開閉扉66を閉状態から開状態まで開く過程において、開閉扉66が閉位置から15度の位置に開かれるまでの間は、図5に示すように扉歯車68と介在歯車70とが噛合せず、スライド部材72がストッパー82に当接した状態が維持されるため、プロセスカートリッジ20K,20Y,20M,20Cのフレーム部材32K,32Y,32M,32Cは第1の位置のまま変位しない。
【0043】
その後、開閉扉66が15度の位置まで開かれると、扉歯車68と介在歯車70とが噛合する。このため、更に開閉扉66が開かれると、介在歯車70の回転によってスライド部材72がバネ80の力に反して下方向に移動する。これにより、フレーム歯車34K,34Y,34M,34Cが回転して、フレーム部材32K,32Y,32M,32Cが第2の位置へ向けて変位する。
【0044】
そして、更に開閉扉66が開かれると、図6に示すようにスライド部材72のラックギア74K,74Y,74M,74Cとフレーム歯車34K,34Y,34M,34Cとが噛合しなくなり、フレーム歯車34K,34Y,34M,34Cが切り欠き部79K,79Y,79M,79Cと対向する。ここで、プロセスカートリッジ20K,20Y,20M,20Cには、図7に示すように、フレーム部材32K,32Y,32M,32Cを第2の位置に保持するためのバネ36K,36Y,36M,36Cが感光ドラム22K,22Y,22M,22Cの軸23K,23Y,23M,23Cを通して設けられている。そして、感光ドラム22K,22Y,22M,22Cの軸23K,23Y,23M,23Cを回転可能に支持する支持部材24K,24Y,24M,24C(現像器40K,40Y,40M,40Cに固定された部材)に設けられたストッパ部(図示せず)に、バネ36K,36Y,36M,36Cの一端が当接している。また、フレーム部材32K,32Y,32M,32Cに設けられたストッパ部(図示せず)に、バネ36K,36Y,36M,36Cの他端が当接している。これにより、フレーム部材32K,32Y,32M,32Cはバネ36K,36Y,36M,36Cによって第1の位置から第2の位置へ向かう方向に付勢されている。また、支持部材24K,24Y,24M,24Cには、フレーム部材32K,32Y,32M,32Cの下面と当接可能な突出部25K,25Y,25M,25Cが形成されており、これによりフレーム部材32K,32Y,32M,32Cが位置決めされる。このため、フレーム歯車34K,34Y,34M,34Cとラックギア74K,74Y,74M,74Cとが噛合しない状態となっても、フレーム部材32K,32Y,32M,32Cは、バネ36K,36Y,36M,36Cの付勢力によって下面が突出部25に当接して第2の位置に保持される。なお、フレーム部材32K,32Y,32M,32Cは、第1の位置と第2の位置との間でのみ回動可能となっており、前述したように、バネ36K,36Y,36M,36Cにより一方向に付勢され、フレーム部材32K,32Y,32M,32Cの下面と突出部25K,25Y,25M,25Cとが当接することで第2の位置に保持される。
【0045】
また、図6の状態では、プロセスカートリッジ20K,20Y,20M,20Cの着脱が可能となる。ここで、フレーム部材32K,32Y,32M,32Cの外面には、図8に示すように、プロセスカートリッジ20K,20Y,20M,20Cの着脱操作の際に使用者に把持させるための取手(本実施形態では凹部)38K,38Y,38M,38Cが形成されており、容易にプロセスカートリッジ20K,20Y,20M,20Cを着脱操作することができるようになっている。
【0046】
なお、開閉扉66が開位置となっている状態では、スライド部材72はバネ80によって上方向に引っ張られた状態となっており、これにより開閉扉66に対して閉方向への力が働くこととなるが、開閉扉66及びこの開閉扉66に支持されている部材(駆動ローラ6、従動ローラ8、用紙搬送ベルト10等)にかかる重力の方が大きいため、使用者が開閉扉66から手を離しても開閉扉66が開いた状態が保持される。
【0047】
一方、開閉扉66を閉じる過程においては、開閉扉66の閉方向への動作に連動してスライド部材72が上方向に移動する。そして、スライド部材72のラックギア74K,74Y,74M,74Cがフレーム歯車34K,34Y,34M,34Cと噛合すると、フレーム部材32K,32Y,32M,32Cが第2の位置から第1の位置へ向けて移動を開始する。
【0048】
その後、開閉扉66が15度の位置になると、扉歯車68と介在歯車70とが噛合しなくなる。このため、スライド部材72がバネ80によって上方向に引っ張られて移動し、ストッパー82に当接する位置で停止する。これに伴い、スライド部材72のラックギア74K,74Y,74M,74Cによりフレーム歯車34K,34Y,34M,34Cが回転され、フレーム部材32K,32Y,32M,32Cが第1の位置へ移動する。
【0049】
なお、本実施形態のカラーレーザプリンタ1では、各感光ドラム22K,22Y,22M,22Cが、像担持体に相当し、各帯電器30K,30Y,30M,30Cが、プロセス手段に相当し、本体フレーム64が、本体カバーに相当し、開閉扉66が、開閉部材に相当している。また、各フレーム歯車34K,34Y,34M,34Cが、被係合部に相当し、スライド部材72が、係合部に相当し、フレーム歯車34K,34Y,34M,34Cと、扉歯車68と、介在歯車70と、スライド部材72とが、移動手段に相当している。また、用紙搬送ベルト10が、転写手段に相当し、各バネ36K,36Y,36M,36Cと、各突出部25K,25Y,25M,25C(当接部ともいう。)と、各フレーム部材32K,32Y,32M,32Cの下面(被当接部ともいう。)とが、保持手段に相当している。
【0050】
以上のように、本実施形態のカラーレーザプリンタ1によれば、開閉扉66が開かれた状態で、感光ドラム22K,22Y,22M,22Cが使用者により触れられてしまうことを防ぐことができる。また、本カラーレーザプリンタ1では、感光ドラム22K,22Y,22M,22Cを覆うための専用の部品を用いていないため、当該プリンタ1の小型化及び低コスト化を実現することができる。
【0051】
一方、本カラーレーザプリンタ1では、フレーム部材32K,32Y,32M,32Cが感光ドラム22K,22Y,22M,22Cの中心軸を回転軸として回転移動するため、フレーム部材32K,32Y,32M,32Cの位置に関係なく、帯電器30K,30Y,30M,30Cと感光ドラム22K,22Y,22M,22Cとの距離が一定に保たれる。このため、フレーム部材32K,32Y,32M,32Cの移動量のばらつきにより第1の位置に多少の変化が生じたとしても、帯電器30K,30Y,30M,30Cを感光ドラム22K,22Y,22M,22Cに対し正常に作用させることができる。
【0052】
また、本カラーレーザプリンタ1では、帯電器30K,30Y,30M,30Cが感光ドラム22K,22Y,22M,22Cに対し非接触に設けられているため、帯電器30K,30Y,30M,30Cの移動により感光ドラム22K,22Y,22M,22Cの表面に傷が付かないようにすることができる。
【0053】
また、本カラーレーザプリンタ1では、開閉扉66が閉位置からある程度開くまでの間は、フレーム部材32K,32Y,32M,32Cが第1の位置から第2の位置へ移動しないようになっているため、フレーム部材32K,32Y,32M,32Cが用紙搬送ベルト10に接触しないようにすることができる。
【0054】
特に、本カラーレーザプリンタ1では、開閉扉66の回転軸66aが感光ドラム22K,22Y,22M,22Cの回転軸と平行であるため、感光ドラム22K,22Y,22M,22Cを効果的に保護することができる。すなわち、仮に、開閉扉66に代えて、感光ドラム22K,22Y,22M,22Cの回転軸と垂直な回転軸を中心に回転する開閉扉(横開きの開閉扉)を採用した場合、感光ドラム22K,22Y,22M,22Cにおける、開閉扉の回転軸から離れた側では用紙搬送ベルト10との距離が離れており使用者により触られ得る状態になっても、開閉扉の回転軸に近い側では用紙搬送ベルト10との距離が近くフレーム部材32K,32Y,32M,32Cを第2の位置へ移動させることができない状態となってしまうからである。
【0055】
一方、本カラーレーザプリンタ1では、フレーム部材32K,32Y,32M,32Cの外面に取手38K,38Y,38M,38Cが形成されているため、使用者にプロセスカートリッジの着脱操作を容易に行わせることができ、使用者が感光ドラム22K,22Y,22M,22Cに手を触れてしまうことを効果的に防ぐことができる。加えて、取手38K,38Y,38M,38Cは、フレーム部材32K,32Y,32M,32Cの外面を凹ませて形成されたものであるため、余分な出っ張りがなく、本カラーレーザプリンタ1の小型化に寄与することができる。また、プロセスカートリッジ20K,20Y,20M,20Cが単体の状態でもフレーム部材32K,32Y,32M,32Cが第2の位置に保持されるため、着脱操作をしやすくすることができる。
【0056】
また、本カラーレーザプリンタ1では、開口部64aを臨んで4つのプロセスカートリッジ20K,20Y,20M,20Cが並設されているため、所望のプロセスカートリッジ20K,20Y,20M,20Cを容易に着脱させることができる。さらに、用紙Pの搬送経路全体を使用者に対して露出させることができるため、用紙が詰まった際の除去処理等を容易に行わせることができる。
【0057】
加えて、本カラーレーザプリンタ1に用いられるプロセスカートリッジ20K,20Y,20M,20Cは、フレーム部材32K,32Y,32M,32Cが第1の位置から第2の位置へ移動することにより、上下方向の厚み寸法が小さくなる。すなわち、帯電器30K,30Y,30M,30Cは、フレーム部材32K,32Y,32M,32Cが第1の位置となっている状態では、プロセスカートリッジ20K,20Y,20M,20Cの着脱方向において感光ドラム22K,22Y,22M,22Cと重ならない位置に配置され、一方、フレーム部材32K,32Y,32M,32Cが第2の位置となっている状態では、プロセスカートリッジ20K,20Y,20M,20Cの着脱方向において感光ドラム22K,22Y,22M,22Cと重なる位置に配置される。このため、プロセスカートリッジ20K,20Y,20M,20Cの着脱方向と直交する方向の厚みが、その着脱操作時には薄くなるのである。したがって、当該プリンタ1内にプロセスカートリッジ20K,20Y,20M,20Cを近接して配置しても、各プロセスカートリッジ20K,20Y,20M,20Cを着脱しやすくすることができる。この結果、本カラーレーザプリンタ1を効果的に小型化することができる。
【0058】
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態のカラーレーザプリンタ1は、開閉扉66の開閉動作に連動して、4つのフレーム部材32K,32Y,32M,32Cが同時に移動するように構成されているが、これに限ったものではなく、4つのフレーム部材32K,32Y,32M,32Cが異なるタイミングで移動を開始するようにしてもよい。具体的には、開閉扉66を閉位置から開位置へ開く動作に伴い、開閉扉66の回転軸66aに近いフレーム部材32K,32Y,32M,32Cほど、移動を遅く開始させるようにする。このような構成は、スライド部材72におけるラックギア74K,74Y,74M,74Cの位置を変えることにより容易に実現することができる。
【0059】
また、例えば、開閉扉66の回転軸66aに近いフレーム部材32K,32Y,32M,32Cほど、開閉扉66の移動量に対する移動量を小さくしてもよい。このような構成は、回転扉66の回転軸66aに近いフレーム歯車34K,34Y,34M,34Cほどその直径を大きくすることにより容易に実現することができる。
【0060】
一方、上記実施形態では、カラーレーザプリンタ1に本発明を適用した場合を示したが、これに限らず、カラーファクリミリ装置やカラーコピー機等に対しても本発明は適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のカラーレーザプリンタの概略側断面図である。
【図2】開閉扉を15度の位置まで開いた状態でのカラーレーザプリンタの概略側断面図である。
【図3】開閉扉を45度の位置まで開いた状態でのカラーレーザプリンタの概略側断面図である。
【図4】開閉扉を75度の位置まで開いた状態でのカラーレーザプリンタの概略側断面図である。
【図5】開閉扉からフレーム部材への動力伝達構造を説明する説明図である。
【図6】開閉扉を開いた際の開閉扉からフレーム部材への動力伝達を説明する説明図である。
【図7】プロセスカートリッジの斜視図である。
【図8】プロセスカートリッジの取手の説明図である。
【符号の説明】
1…カラーレーザプリンタ、4…給紙部、10…用紙搬送ベルト、20K,20Y,20M,20C…プロセスカートリッジ、22K,22Y,22M,22C…感光ドラム、25K,25Y,25M,25C…突出部、30K,30Y,30M,30C…帯電器、32K,32Y,32M,32C…フレーム部材、34K,34Y,34M,34C…フレーム歯車、36K,36Y,36M,36C…バネ、38K,38Y,38M,38C…取手、40K,40Y,40M,40C…現像器、42K,42Y,42M,42C…現像ローラ、44K,44Y,44M,44C…供給ローラ、50K,50Y,50M,50C…レーザスキャナユニット、60…排紙部、62…定着器、64…本体フレーム、64a…開口部、66…開閉扉、66a…回転軸、68…扉歯車、70…介在歯車、72…スライド部材、74K,74Y,74M,74C,76…ラックギア、P…用紙

Claims (15)

  1. 現像剤によって静電潜像が現像されることにより形成される現像剤像を担持する像担持体と、
    該像担持体に作用するプロセス手段と、
    該プロセス手段を支持し、前記像担持体に対し移動可能に設けられたフレーム部材と、
    前記像担持体を臨む位置に形成される本体カバーの開口部を開閉する開閉部材と、
    を備えた画像形成装置において、
    前記フレーム部材を、前記開閉部材が前記開口部を閉じる閉位置から前記開口部を開く開位置へ移動する動作に連動して、前記プロセス手段が前記像担持体に作用する第1の位置から該像担持体における前記開口部側の部分を覆う第2の位置へ移動する移動手段を備えたこと、
    を特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記移動手段は、前記フレーム部材を、前記開閉部材が前記開位置から前記閉位置へ移動する動作に連動して、前記第2の位置から前記第1の位置へ移動すること、
    を特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置において、
    前記移動手段は、
    前記フレーム部材に設けられた被係合部と、
    該被係合部と係合可能に設けられ、前記開閉部材の開閉動作に連動して移動する係合部と、
    を備え、前記係合部が前記被係合部と係合している状態で前記開閉部材を開閉動作させることにより、前記フレーム部材が移動するように構成されていること、
    を特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の画像形成装置において、
    前記フレーム部材は、回転軸を回動中心にした回転移動をするように構成されていること、
    を特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置において、
    前記像担持体はドラム形状であり、
    前記フレーム部材は、前記像担持体の中心軸を前記回転軸として移動すること、
    を特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の画像形成装置において、
    前記開閉部材に支持され、前記像担持体上の現像剤像を被転写媒体に転写する転写手段を備えたこと、
    を特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載の画像形成装置において、
    前記プロセス手段は、前記像担持体と非接触で該像担持体に作用するものであること、
    を特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1ないし請求項7の何れか1項に記載の画像形成装置において、
    前記移動手段は、前記開閉部材が前記閉位置から該閉位置と前記開位置との間の特定の半開位置まで移動した時点で、前記フレーム部材の前記第1の位置から前記第2の位置への移動を開始すること、
    を特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項8に記載の画像形成装置において、
    前記開閉部材は、前記像担持体の回転軸に平行な回転軸を中心に開閉すること、
    を特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1ないし請求項9の何れか1項に記載の画像形成装置において、
    前記像担持体と該像担持体に作用するプロセス手段とを複数備え、
    前記移動手段は、前記各プロセス手段を支持し、前記各像担持体に対し移動可能に設けられた各フレーム部材を、前記開閉部材に連動して移動すること、
    を特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項1ないし請求項10の何れか1項に記載の画像形成装置において、
    前記像担持体と該像担持体に作用するプロセス手段と前記フレーム部材とを有し、当該画像形成装置に対し前記開口部を介して着脱可能に設けられたプロセスカートリッジを備えたこと、
    を特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項11に記載の画像形成装置において、
    前記プロセスカートリッジの前記プロセス手段を支持する前記フレーム部材に設けられ、当該プロセスカートリッジを当該画像形成装置から着脱操作するための取手を備えていること、
    を特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項11又は請求項12に記載の画像形成装置において、
    前記プロセスカートリッジは、当該プロセスカートリッジが当該画像形成装置から取り外された状態で前記フレーム部材を前記第2の位置に保持する保持手段を備えていること、
    を特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項11ないし請求項13の何れか1項に記載の画像形成装置において、
    前記プロセス手段は、
    前記第1の位置では前記プロセスカートリッジの着脱方向において前記像担持体と重ならず、
    前記第2の位置では前記プロセスカートリッジの着脱方向において前記像担持体と重なるように配置されること、
    を特徴とする画像形成装置。
  15. 画像形成装置に装着して用いられるプロセスカートリッジであって、
    現像剤によって静電潜像が現像されることにより形成される現像剤像を担持する像担持体と、
    該像担持体に作用するプロセス手段を支持し、前記像担持体に対し、プロセス手段が該像担持体に作用する第1の位置と、該第1の位置とは異なる第2の位置とに移動可能に設けられたフレーム部材と、
    該フレーム部材を前記第2の位置に保持する保持手段と、
    を備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
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