JP2004259537A - 電子機器および押しボタンユニット - Google Patents
電子機器および押しボタンユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004259537A JP2004259537A JP2003047727A JP2003047727A JP2004259537A JP 2004259537 A JP2004259537 A JP 2004259537A JP 2003047727 A JP2003047727 A JP 2003047727A JP 2003047727 A JP2003047727 A JP 2003047727A JP 2004259537 A JP2004259537 A JP 2004259537A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- push button
- frame
- button
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/70—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard
- H01H13/84—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard characterised by ergonomic functions, e.g. for miniature keyboards; characterised by operational sensory functions, e.g. sound feedback
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F1/00—Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
- G06F1/16—Constructional details or arrangements
- G06F1/1613—Constructional details or arrangements for portable computers
- G06F1/1615—Constructional details or arrangements for portable computers with several enclosures having relative motions, each enclosure supporting at least one I/O or computing function
- G06F1/1616—Constructional details or arrangements for portable computers with several enclosures having relative motions, each enclosure supporting at least one I/O or computing function with folding flat displays, e.g. laptop computers or notebooks having a clamshell configuration, with body parts pivoting to an open position around an axis parallel to the plane they define in closed position
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F1/00—Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
- G06F1/16—Constructional details or arrangements
- G06F1/1613—Constructional details or arrangements for portable computers
- G06F1/1633—Constructional details or arrangements of portable computers not specific to the type of enclosures covered by groups G06F1/1615 - G06F1/1626
- G06F1/1662—Details related to the integrated keyboard
- G06F1/1671—Special purpose buttons or auxiliary keyboards, e.g. retractable mini keypads, keypads or buttons that remain accessible at closed laptop
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F1/00—Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
- G06F1/16—Constructional details or arrangements
- G06F1/1613—Constructional details or arrangements for portable computers
- G06F1/1633—Constructional details or arrangements of portable computers not specific to the type of enclosures covered by groups G06F1/1615 - G06F1/1626
- G06F1/1684—Constructional details or arrangements related to integrated I/O peripherals not covered by groups G06F1/1635 - G06F1/1675
- G06F1/169—Constructional details or arrangements related to integrated I/O peripherals not covered by groups G06F1/1635 - G06F1/1675 the I/O peripheral being an integrated pointing device, e.g. trackball in the palm rest area, mini-joystick integrated between keyboard keys, touch pads or touch stripes
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/033—Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
- G06F3/0354—Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of 2D relative movements between the device, or an operating part thereof, and a plane or surface, e.g. 2D mice, trackballs, pens or pucks
- G06F3/03547—Touch pads, in which fingers can move on a surface
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2217/00—Facilitation of operation; Human engineering
- H01H2217/004—Larger or different actuating area
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2221/00—Actuators
- H01H2221/036—Return force
- H01H2221/044—Elastic part on actuator or casing
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2235/00—Springs
- H01H2235/006—Elastic arms producing non linear counter force
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Push-Button Switches (AREA)
- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
- Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
Abstract
【課題】本発明は、押しボタンを支えるアームをコンパクトに配置でき、押しボタンの設置に必要なスペースが少なくて済む電子機器を得ることにある。
【解決手段】電子機器は、上壁(4a)を有する筐体(4)と、上壁に取り付けられるフレーム(18)とを備えている。このフレームに弾性を有するアーム(38a,38b)を介してクリックスイッチボタン(21a,21b)が変位可能に保持されている。クリックスイッチボタンは、アームと重なり合うような位置関係に保たれている。
【選択図】 図4
【解決手段】電子機器は、上壁(4a)を有する筐体(4)と、上壁に取り付けられるフレーム(18)とを備えている。このフレームに弾性を有するアーム(38a,38b)を介してクリックスイッチボタン(21a,21b)が変位可能に保持されている。クリックスイッチボタンは、アームと重なり合うような位置関係に保たれている。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばクリックスイッチボタンや電源スイッチボタンのような押しボタンを有する電子機器および押しボタンを変位可能に保持するフレームを有する押しボタンユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばポータブルコンピュータのような電子機器は、例えば電源スイッチボタンやクリックスイッチボタンのような押しボタンを有している。押しボタンは、筐体の外壁に配置されており、手の指先で押されるようになっている。
【0003】
従来の押しボタンは、ボタン本体と複数のアームとを備えている。これらボタン本体およびアームは、合成樹脂材料にて一体成形されている。ボタン本体は、手の指先で押せるように外壁に開けた開口を通じて筐体の外方に露出している。
アームは、弾性を有するとともに、ボタン本体の外周縁から外側に張り出しており、これらアームの先端部が外壁の内面に固定されている。
【0004】
このため、ボタン本体は、アームを介して筐体に保持されており、このアームの弾性により筐体の外壁に対し変位可能となっている(例えば、特許文献1〜3参照)。
【0005】
【特許文献1】
実開平5−87764号公報(4−6頁、図1−図5)
【0006】
【特許文献2】
特開2001−236852号公報(2−3頁、図3−図5)
【0007】
【特許文献3】
米国特許第6,160,232号明細書(コラム2、図3−6)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の押しボタンによると、ボタン本体を筐体に保持するアームがボタン本体の外周囲に張り出している。このような構成では、アームの張り出しにより押しボタンの形状が大きなものとなり、ボタン本体の外周囲にアームを収めるスペースを確保しなくてはならない。
【0009】
特に特許文献2のようにボタン本体が枠体によって取り囲まれ、この枠体とボタン本体との間にアームが介在されている構成では、枠体がボタン本体の外周囲により大きく張り出すことになる。この結果、押しボタンの大形化を避けられず、押しボタンを筐体の内部にコンパクトに収めることができなくなる。
【0010】
本発明の目的は、押しボタンを支えるアームをコンパクトに配置でき、押しボタンの設置に必要なスペースが少なくて済む電子機器を得ることにある。
【0011】
本発明の他の目的は、押しボタンを支えるフレームを小形化することができ、コンパクトな押しボタンユニットを得ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る電子機器は、
外壁を有する筐体と、
上記外壁に弾性変位可能に支持されるアームと、
上記外壁に上記アームを介して変位可能に保持され、このアームと重なり合う押しボタンと、を具備したことを特徴としている。
【0013】
この構成によれば、アームが押しボタンの周囲に張り出すことはなく、この押しボタンの設置スペースを減じることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下本発明の第1の実施の形態を図1ないし図7にもとづいて説明する。
【0015】
図1は、電子機器としてのポータブルコンピュータ1を開示している。ポータブルコンピュータ1は、コンピュータ本体2とディスプレイユニット3とで構成されている。
【0016】
コンピュータ本体2は、偏平な箱状の筐体4を備えている。筐体4は、外壁としての上壁4aを有している。上壁4aは、キーボード5を支持している。キーボード5は、多数のキートップ6とポインティングデバイスの一種であるジョイスティック7とを有している。ジョイスティック7は、キーボード5の中央部に位置している。
【0017】
上壁4aの前半部は、キーボード5を操作する際に手を載せるパームレスト8を兼ねている。パームレスト8は、キーボード5の手前に位置するとともに、筐体4の幅方向に延びている。さらに、上壁4aの後端に一対のスピーカユニット9a,9bが取り付けられている。スピーカユニット9a,9bは、筐体4の幅方向に互いに離れているとともに、上壁4aの後端から上向きに突出している。
【0018】
ディスプレイユニット3は、ディスプレイハウジング11と液晶ディスプレイパネル12とを備えている。ディスプレイハウジング11は、偏平な箱形であり、その前面に四角い開口部13が形成されている。液晶ディスプレイパネル12は、画像を表示するスクリーン12aを有している。スクリーン12aは、開口部13を介してディスプレイハウジング11の外部に露出している。
【0019】
図1に示すように、ディスプレイハウジング11は、その一端に脚部14を有している。脚部14は、筐体4のスピーカユニット9a,9bの間に導かれるとともに、図示しないヒンジを介して筐体4の後端に連結されている。ヒンジは、筐体4の幅方向に沿う水平な軸線X1を有している。
【0020】
このため、ディスプレイユニット3は、ヒンジの軸線X1を回動中心として閉じ位置と開き位置との間に亘って回動可能となっている。この閉じ位置では、ディスプレイユニット3がキーボード5やパームレスト8を上方から覆うように横たわっている。開き位置では、ディスプレイユニット3がコンピュータ本体2に対し起立しており、キーボード5、パームレスト8およびスクリーン12aがポータブルコンピュータ1の外方に露出している。
【0021】
筐体4のパームレスト8は、その幅方向に沿う中央部に四角い装着孔16を有している。このパームレスト8の装着孔16に押しボタンユニット17が組み込まれている。図2に示すように、押しボタンユニット17は、フレーム18、プリント回路板19、一対の第1のクリックスイッチボタン20a,20bおよび一対の第2のクリックスイッチボタン21a,21bを備えている。
【0022】
フレーム18は、パームレスト8の装着孔16に嵌め込まれている。フレーム18は、平坦な上面22と、この上面22に開口する第1ないし第4の貫通孔23a〜23dとを有している。フレーム18の上面22は、パームレスト8の上面と同一面上に位置している。第1の貫通孔23aは、筐体4の幅方向に延びる長方形状をなしており、キーボード5と隣り合うフレーム18の後端部に位置している。第2の貫通孔23bは、四角い開口形状を有し、フレーム18の中央部に位置している。この第2の貫通孔23bの開口縁部にリム24が嵌め込まれている。このリム24の前端部には、第5の貫通孔23eが形成されている。第5の貫通孔23eは、筐体4の幅方向に延びる長方形状をなすとともに、第1の貫通孔23aの直前に位置している。
【0023】
プリント回路板19は、フレーム18の裏にねじ26を介して固定されている。プリント回路板19の上面にポインティングデバイスの一種であるタッチパッド27と一対のクリックスイッチ28a,28bが実装されている。タッチパッド27は、手の指先で触れる平坦な入力操作面29を有し、この入力操作面29が第2の貫通孔23bを通じて筐体4の外方に露出している。クリックスイッチ28a,28bは、タッチパッド27を使用する際のコマンドの実行およびキャンセル用スイッチである。これらクリックスイッチ28a,28bは、タッチパッド27の直前において筐体4の幅方向に間隔を存して並んでいるとともに、第3および第4の貫通孔23c,23dの真下に位置している。
【0024】
さらに、プリント回路板19の後端にフレキシブルプリント配線板31が電気的に接続されている。フレキシブルプリント配線板31は、一対の他のクリックスイッチ32a,32bを有している。他のクリックスイッチ32a,32bは、ジョイスティック7を使用する際のコマンドの実行およびキャンセル用スイッチである。これら他のクリックスイッチ32a,32bは、タッチパッド27の直後において筐体4の奥行き方向に間隔を存して並んでいるとともに、第1および第5の貫通孔23a,23eの真下に位置している。
【0025】
図2に示すように、第1のクリックスイッチボタン20a,20bは、第1および第5の貫通孔23a,23eに合致するような細長い形状を有している。これら第1のクリックスイッチボタン20a,20bは、フレーム18の下方から第1および第5の貫通孔23a,23eに嵌め込まれているとともに、その上面が手の指先で押せるようにフレーム18の上面18aに露出している。
【0026】
図7に示すように、第1のクリックスイッチボタン20a,20bは、帯状をなす一対のアーム33a,33bを介して互いに連結されている。これら第1のクリックスイッチボタン20a,20bおよびアーム33a,33bは、合成樹脂材料にて一体成形されている。アーム33a,33bは、弾性を有しており、第1のクリックスイッチボタン20a,20bの間に跨るとともに、これらクリックスイッチボタン20a,20bの周囲に張り出している。アーム33a,33bの中間部は、夫々ねじ34を介してフレーム18に固定されている。
【0027】
このため、第1のクリックスイッチボタン20a,20bは、アーム33a,33bを介してフレーム18に支持されており、これらアーム33a,33bの弾性により待機位置と操作位置との間に亘って変位可能となっている。この待機位置では、第1のクリックスイッチボタン20a,20bの上面がフレーム18の上面22から僅かに突出している。操作位置では、第1のクリックスイッチボタン20a,20bが待機位置よりも沈み込むようになっている。
【0028】
第1のクリックスイッチボタン20a,20bは、その裏面の中央部に押圧突起35を有している。押圧突起35の先端は、他のクリックスイッチ32a,32bと向かい合っている。したがって、第1のクリックスイッチボタン20a,20bを手の指先で待機位置から操作位置に向けて押圧すると、押圧突起35が他のクリックスイッチ32a,32bに接触し、これらクリックスイッチ32a,32bが操作される。
【0029】
一方、上記第2のクリックスイッチボタン21,21bは、本発明の押しボタンに該当するものである。これら第2のクリックスイッチボタン21,21bは、夫々ベース36とボタントップ37とで構成されている。ベース36は、第3および第4の貫通孔23c,23dの内側に位置している。
【0030】
詳しく述べると、ベース36は、第3および第4の貫通孔23c,23dよりも小さな板状であり、これら貫通孔23c,23dの開口縁部によって取り囲まれている。ベース36は、第3および第4の貫通孔23c,23dの長手方向に沿う一端および他端を有し、これら一端および他端が一対のアーム38a,38bを介してフレーム18の第3および第4の貫通孔23c,23dの開口縁部に支持されている。フレーム18、ベース36およびアーム38a,38bは、合成樹脂材料にて一体成形されており、そのアーム38a,38bが弾性を有している。
【0031】
アーム38a,38bは、フレーム18から第3および第4の貫通孔23c,23dの内側に向けて張り出している。言い換えると、アーム38a,38bは、第3および第4の貫通孔23c,23dの開口縁部とベース36との間の隙間に収められている。これらアーム38a,38bは、長さ寸法を確保するために略S字形に曲がっており、これによりアーム38a,38bの弾性を高めている。さらに、アーム38a,38bは、ベース36を間に挟んで対称に配置されている。
【0032】
ボタントップ37は、合成樹脂製であり、ベース36よりも大きな平坦な板状をなしている。ボタントップ37は、ベース36に熱溶着あるいは接着等の手段により固定され、このベース36を上から覆っている。このため、第2のクリックスイッチボタン21a,21bは、アーム38a,38bを介してフレーム18に支持されており、これらアーム38a,38bの弾性により待機位置と操作位置との間に亘って変位可能となっている。
【0033】
この閉じ位置では、第2のクリックスイッチボタン21a,21bの上面がフレーム18の上面22の前半部と同一面上に位置している。操作位置では、第2のクリックスイッチボタン21a,21bが待機位置よりも沈み込むようになっている。この際、アーム38a,38bは、ベース36を間に挟んで対称に配置されているので、第2のクリックスイッチボタン21a,21bは、フレーム18に対し傾くことなく沈み込む。
【0034】
さらに、ボタントップ37の外周部39は、ベース36の周囲に張り出している。この外周部39は、第3および第4の貫通孔23c,23dおよびアーム38a,38bをフレーム18の上方から覆い隠している。すなわち、第2のクリックスイッチボタン21a,21bのボタントップ37は、アーム38a,38bと重なり合うような位置関係に保たれており、このボタントップ37の外周部39の下方にアーム38a,38bが位置している。
【0035】
図5ないし図7に示すように、第2のクリックスイッチボタン21a,21bのベース36は、その裏面の中央部に押圧突起40を有している。押圧突起40の先端は、プリント回路板19の上のクリックスイッチ28a,28bと向かい合っている。したがって、第2のクリックスイッチボタン21a,21bを手の指先で待機位置から操作位置に押圧すると、押圧突起40がクリックスイッチ28a,28bに接触し、これらクリックスイッチ28a,28bが操作される。
【0036】
このような構成によれば、第2のクリックスイッチボタン21a,21bを支えるアーム38a,38bは、第2のクリックスイッチボタン21a,21bのボタントップ37の外周部39と重なり合うような位置関係に保たれ、この外周部39によってフレーム18の上方から覆い隠されている。
【0037】
このため、アーム38a,38bがボタントップ37の周囲に張り出すことはなく、これらアーム38a,38bをフレーム18の第3および第4の貫通孔23c,23dの内側にコンパクトに配置することができる。よって、第2のクリックスイッチボタン21a,21bの設置に必要なスペースを削減することができ、その分、フレーム18の大形化を防止して、押しボタンユニット17を筐体4のパームレスト8にコンパクトに組み込むことができる。
【0038】
本発明は、上記第1の実施の形態に特定されるものではなく、図8および図9に本発明の第2の実施の形態を示す。
【0039】
図8および図9に示すように、電子機器の筐体51は、外壁52を有している。この外壁52に、筐体51の外方に開口する長方形状の凹部53が形成されている。凹部53は、外壁52の上にボタン配置領域を定めている。この凹部53は、底壁54および四つの周壁55a〜55dを有し、この底壁54に筐体51の内部に連なる開口部56が形成されている。
【0040】
筐体51の内部にプリント回路板58が収容されている。プリント回路板58は、プッシュ式のスイッチ59を有し、このスイッチ59は、開口部56と向かい合っている。
【0041】
外壁52の凹部53にスイッチ59を操作する押しボタン60が配置されている。押しボタン60は、ベース61とボタントップ62とで構成されている。ベース61は、凹部53の内側に配置され、周壁55a〜55dによって取り囲まれている。ベース61は、凹部53の長手方向に沿う一端および他端を有し、これら一端および他端が一対のアーム63a,63bを介して凹部53の周壁55a,55cに支持されている。外壁52、ベース61およびアーム63a,63bは、合成樹脂材料にて一体成形されており、そのアーム63a,63bが弾性を有している。
【0042】
アーム63a,63bは、凹部53の周壁55a,55cとベース61との間の隙間に収められている。これらアーム63a,63bは、長さ寸法を確保するため略S字形に曲がっており、これによりアーム63a,63bの弾性を高めている。さらに、アーム63a,63bは、ベース61を間に挟んで対称に配置されている。
【0043】
ボタントップ62は、合成樹脂製であり、ベース61よりも大きな平坦な板状をなしている。ボタントップ62は、ベース61に熱溶着あるいは接着等の手段により固定されて、このベース61を上方から覆っている。このため、押しボタン60は、アーム63a,63bを介して凹部53に支持されており、これらアーム63a,63bの弾性により待機位置と操作位置との間に亘って変位可能となっている。この待機位置では、押しボタン60が外壁52の外面から僅かに突出している。操作位置では、押しボタン60が待機位置よりも凹部53内に沈み込むようになっている。この際、アーム63a,63bは、ベース61を間に挟んで対称に配置されているので、押しボタン60は、凹部53の底壁54に対し傾くことなく沈み込む。
【0044】
さらに、ボタントップ62の外周部64は、ベース61の周囲に張り出している。この外周部64は、凹部53の底壁54、開口部56およびアーム63a,63bを覆い隠している。すなわち、押しボタン60のボタントップ62は、アーム63a,63bと重なり合った位置関係に保たれており、このボタントップ62の外周部64と凹部53の底壁54との間にアーム63a,63bが位置している。
【0045】
図8に示すように、押しボタン60のベース61は、その裏面の中央部に押圧突起65を有している。押圧突起65の先端は、開口部56を介してスイッチ59と向かい合っている。したがって、押しボタン60を手の指先で待機位置から操作位置に押圧すると、押圧突起65の先端がスイッチ59に接触し、このスイッチ59が操作される。
【0046】
このような構成によれば、押しボタン60を支えるアーム63a,63bは、押しボタン60のボタントップ62の外周部64と重なり合うような位置関係に保たれ、この外周部64と凹部63の底壁54との間に介在されている。
【0047】
このため、アーム63a,63bがボタントップ62の周囲に張り出すことはなく、これらアーム63a,63bを凹部53の内側にコンパクトに収めることができる。したがって、押しボタン60の設置に必要なスペースを削減することができる。
【0048】
なお、押しボタンは、その両端を一対のアームを介して支持する必要はなく、例えば押しボタンの一端を単一のアームを介して支持するようにしてもよい。
【0049】
また、本発明に係る電子機器は、ポータブルコンピュータに限らず、例えばPDA(Personal Digital Assistants)のようなその他の移動体情報機器であっても同様に実施できる。
【0050】
【発明の効果】
以上詳述した本発明によれば、アームが押しボタンの周囲に張り出すことはなく、押しボタンの設置に必要なスペースを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るポータブルコンピュータの斜視図。
【図2】本発明の第1の実施の形態において、クリックスイッチボタンを有するフレームと、クリックスイッチおよびタッチパッドを有するプリント回路板との位置関係を示す斜視図。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るフレームの斜視図。
【図4】押しボタンのベースとボタントップとの位置関係を示す斜視図。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るフレームの背面図。
【図6】図5のF6部を拡大して示す背面図。
【図7】本発明の第1の実施の形態において、第1および第2のクリックスイッチボタンを取り付けたフレームの背面図。
【図8】本発明の第2の実施の形態において、押しボタンを有する筐体の断面図。
【図9】本発明の第2の実施の形態において、凹部、アーム、ベースおよびボタントップの位置関係を一部断面で示す筐体の平面図。
【符号の説明】
4,51…筐体、4a…外壁(上壁)、17…押しボタンユニット、18…フレーム、21a,21b,60…押しボタン(クリックスイッチボタン)、38a,38b,63a,63b…アーム、53…ボタン配置領域(凹部)。
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばクリックスイッチボタンや電源スイッチボタンのような押しボタンを有する電子機器および押しボタンを変位可能に保持するフレームを有する押しボタンユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばポータブルコンピュータのような電子機器は、例えば電源スイッチボタンやクリックスイッチボタンのような押しボタンを有している。押しボタンは、筐体の外壁に配置されており、手の指先で押されるようになっている。
【0003】
従来の押しボタンは、ボタン本体と複数のアームとを備えている。これらボタン本体およびアームは、合成樹脂材料にて一体成形されている。ボタン本体は、手の指先で押せるように外壁に開けた開口を通じて筐体の外方に露出している。
アームは、弾性を有するとともに、ボタン本体の外周縁から外側に張り出しており、これらアームの先端部が外壁の内面に固定されている。
【0004】
このため、ボタン本体は、アームを介して筐体に保持されており、このアームの弾性により筐体の外壁に対し変位可能となっている(例えば、特許文献1〜3参照)。
【0005】
【特許文献1】
実開平5−87764号公報(4−6頁、図1−図5)
【0006】
【特許文献2】
特開2001−236852号公報(2−3頁、図3−図5)
【0007】
【特許文献3】
米国特許第6,160,232号明細書(コラム2、図3−6)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の押しボタンによると、ボタン本体を筐体に保持するアームがボタン本体の外周囲に張り出している。このような構成では、アームの張り出しにより押しボタンの形状が大きなものとなり、ボタン本体の外周囲にアームを収めるスペースを確保しなくてはならない。
【0009】
特に特許文献2のようにボタン本体が枠体によって取り囲まれ、この枠体とボタン本体との間にアームが介在されている構成では、枠体がボタン本体の外周囲により大きく張り出すことになる。この結果、押しボタンの大形化を避けられず、押しボタンを筐体の内部にコンパクトに収めることができなくなる。
【0010】
本発明の目的は、押しボタンを支えるアームをコンパクトに配置でき、押しボタンの設置に必要なスペースが少なくて済む電子機器を得ることにある。
【0011】
本発明の他の目的は、押しボタンを支えるフレームを小形化することができ、コンパクトな押しボタンユニットを得ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る電子機器は、
外壁を有する筐体と、
上記外壁に弾性変位可能に支持されるアームと、
上記外壁に上記アームを介して変位可能に保持され、このアームと重なり合う押しボタンと、を具備したことを特徴としている。
【0013】
この構成によれば、アームが押しボタンの周囲に張り出すことはなく、この押しボタンの設置スペースを減じることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下本発明の第1の実施の形態を図1ないし図7にもとづいて説明する。
【0015】
図1は、電子機器としてのポータブルコンピュータ1を開示している。ポータブルコンピュータ1は、コンピュータ本体2とディスプレイユニット3とで構成されている。
【0016】
コンピュータ本体2は、偏平な箱状の筐体4を備えている。筐体4は、外壁としての上壁4aを有している。上壁4aは、キーボード5を支持している。キーボード5は、多数のキートップ6とポインティングデバイスの一種であるジョイスティック7とを有している。ジョイスティック7は、キーボード5の中央部に位置している。
【0017】
上壁4aの前半部は、キーボード5を操作する際に手を載せるパームレスト8を兼ねている。パームレスト8は、キーボード5の手前に位置するとともに、筐体4の幅方向に延びている。さらに、上壁4aの後端に一対のスピーカユニット9a,9bが取り付けられている。スピーカユニット9a,9bは、筐体4の幅方向に互いに離れているとともに、上壁4aの後端から上向きに突出している。
【0018】
ディスプレイユニット3は、ディスプレイハウジング11と液晶ディスプレイパネル12とを備えている。ディスプレイハウジング11は、偏平な箱形であり、その前面に四角い開口部13が形成されている。液晶ディスプレイパネル12は、画像を表示するスクリーン12aを有している。スクリーン12aは、開口部13を介してディスプレイハウジング11の外部に露出している。
【0019】
図1に示すように、ディスプレイハウジング11は、その一端に脚部14を有している。脚部14は、筐体4のスピーカユニット9a,9bの間に導かれるとともに、図示しないヒンジを介して筐体4の後端に連結されている。ヒンジは、筐体4の幅方向に沿う水平な軸線X1を有している。
【0020】
このため、ディスプレイユニット3は、ヒンジの軸線X1を回動中心として閉じ位置と開き位置との間に亘って回動可能となっている。この閉じ位置では、ディスプレイユニット3がキーボード5やパームレスト8を上方から覆うように横たわっている。開き位置では、ディスプレイユニット3がコンピュータ本体2に対し起立しており、キーボード5、パームレスト8およびスクリーン12aがポータブルコンピュータ1の外方に露出している。
【0021】
筐体4のパームレスト8は、その幅方向に沿う中央部に四角い装着孔16を有している。このパームレスト8の装着孔16に押しボタンユニット17が組み込まれている。図2に示すように、押しボタンユニット17は、フレーム18、プリント回路板19、一対の第1のクリックスイッチボタン20a,20bおよび一対の第2のクリックスイッチボタン21a,21bを備えている。
【0022】
フレーム18は、パームレスト8の装着孔16に嵌め込まれている。フレーム18は、平坦な上面22と、この上面22に開口する第1ないし第4の貫通孔23a〜23dとを有している。フレーム18の上面22は、パームレスト8の上面と同一面上に位置している。第1の貫通孔23aは、筐体4の幅方向に延びる長方形状をなしており、キーボード5と隣り合うフレーム18の後端部に位置している。第2の貫通孔23bは、四角い開口形状を有し、フレーム18の中央部に位置している。この第2の貫通孔23bの開口縁部にリム24が嵌め込まれている。このリム24の前端部には、第5の貫通孔23eが形成されている。第5の貫通孔23eは、筐体4の幅方向に延びる長方形状をなすとともに、第1の貫通孔23aの直前に位置している。
【0023】
プリント回路板19は、フレーム18の裏にねじ26を介して固定されている。プリント回路板19の上面にポインティングデバイスの一種であるタッチパッド27と一対のクリックスイッチ28a,28bが実装されている。タッチパッド27は、手の指先で触れる平坦な入力操作面29を有し、この入力操作面29が第2の貫通孔23bを通じて筐体4の外方に露出している。クリックスイッチ28a,28bは、タッチパッド27を使用する際のコマンドの実行およびキャンセル用スイッチである。これらクリックスイッチ28a,28bは、タッチパッド27の直前において筐体4の幅方向に間隔を存して並んでいるとともに、第3および第4の貫通孔23c,23dの真下に位置している。
【0024】
さらに、プリント回路板19の後端にフレキシブルプリント配線板31が電気的に接続されている。フレキシブルプリント配線板31は、一対の他のクリックスイッチ32a,32bを有している。他のクリックスイッチ32a,32bは、ジョイスティック7を使用する際のコマンドの実行およびキャンセル用スイッチである。これら他のクリックスイッチ32a,32bは、タッチパッド27の直後において筐体4の奥行き方向に間隔を存して並んでいるとともに、第1および第5の貫通孔23a,23eの真下に位置している。
【0025】
図2に示すように、第1のクリックスイッチボタン20a,20bは、第1および第5の貫通孔23a,23eに合致するような細長い形状を有している。これら第1のクリックスイッチボタン20a,20bは、フレーム18の下方から第1および第5の貫通孔23a,23eに嵌め込まれているとともに、その上面が手の指先で押せるようにフレーム18の上面18aに露出している。
【0026】
図7に示すように、第1のクリックスイッチボタン20a,20bは、帯状をなす一対のアーム33a,33bを介して互いに連結されている。これら第1のクリックスイッチボタン20a,20bおよびアーム33a,33bは、合成樹脂材料にて一体成形されている。アーム33a,33bは、弾性を有しており、第1のクリックスイッチボタン20a,20bの間に跨るとともに、これらクリックスイッチボタン20a,20bの周囲に張り出している。アーム33a,33bの中間部は、夫々ねじ34を介してフレーム18に固定されている。
【0027】
このため、第1のクリックスイッチボタン20a,20bは、アーム33a,33bを介してフレーム18に支持されており、これらアーム33a,33bの弾性により待機位置と操作位置との間に亘って変位可能となっている。この待機位置では、第1のクリックスイッチボタン20a,20bの上面がフレーム18の上面22から僅かに突出している。操作位置では、第1のクリックスイッチボタン20a,20bが待機位置よりも沈み込むようになっている。
【0028】
第1のクリックスイッチボタン20a,20bは、その裏面の中央部に押圧突起35を有している。押圧突起35の先端は、他のクリックスイッチ32a,32bと向かい合っている。したがって、第1のクリックスイッチボタン20a,20bを手の指先で待機位置から操作位置に向けて押圧すると、押圧突起35が他のクリックスイッチ32a,32bに接触し、これらクリックスイッチ32a,32bが操作される。
【0029】
一方、上記第2のクリックスイッチボタン21,21bは、本発明の押しボタンに該当するものである。これら第2のクリックスイッチボタン21,21bは、夫々ベース36とボタントップ37とで構成されている。ベース36は、第3および第4の貫通孔23c,23dの内側に位置している。
【0030】
詳しく述べると、ベース36は、第3および第4の貫通孔23c,23dよりも小さな板状であり、これら貫通孔23c,23dの開口縁部によって取り囲まれている。ベース36は、第3および第4の貫通孔23c,23dの長手方向に沿う一端および他端を有し、これら一端および他端が一対のアーム38a,38bを介してフレーム18の第3および第4の貫通孔23c,23dの開口縁部に支持されている。フレーム18、ベース36およびアーム38a,38bは、合成樹脂材料にて一体成形されており、そのアーム38a,38bが弾性を有している。
【0031】
アーム38a,38bは、フレーム18から第3および第4の貫通孔23c,23dの内側に向けて張り出している。言い換えると、アーム38a,38bは、第3および第4の貫通孔23c,23dの開口縁部とベース36との間の隙間に収められている。これらアーム38a,38bは、長さ寸法を確保するために略S字形に曲がっており、これによりアーム38a,38bの弾性を高めている。さらに、アーム38a,38bは、ベース36を間に挟んで対称に配置されている。
【0032】
ボタントップ37は、合成樹脂製であり、ベース36よりも大きな平坦な板状をなしている。ボタントップ37は、ベース36に熱溶着あるいは接着等の手段により固定され、このベース36を上から覆っている。このため、第2のクリックスイッチボタン21a,21bは、アーム38a,38bを介してフレーム18に支持されており、これらアーム38a,38bの弾性により待機位置と操作位置との間に亘って変位可能となっている。
【0033】
この閉じ位置では、第2のクリックスイッチボタン21a,21bの上面がフレーム18の上面22の前半部と同一面上に位置している。操作位置では、第2のクリックスイッチボタン21a,21bが待機位置よりも沈み込むようになっている。この際、アーム38a,38bは、ベース36を間に挟んで対称に配置されているので、第2のクリックスイッチボタン21a,21bは、フレーム18に対し傾くことなく沈み込む。
【0034】
さらに、ボタントップ37の外周部39は、ベース36の周囲に張り出している。この外周部39は、第3および第4の貫通孔23c,23dおよびアーム38a,38bをフレーム18の上方から覆い隠している。すなわち、第2のクリックスイッチボタン21a,21bのボタントップ37は、アーム38a,38bと重なり合うような位置関係に保たれており、このボタントップ37の外周部39の下方にアーム38a,38bが位置している。
【0035】
図5ないし図7に示すように、第2のクリックスイッチボタン21a,21bのベース36は、その裏面の中央部に押圧突起40を有している。押圧突起40の先端は、プリント回路板19の上のクリックスイッチ28a,28bと向かい合っている。したがって、第2のクリックスイッチボタン21a,21bを手の指先で待機位置から操作位置に押圧すると、押圧突起40がクリックスイッチ28a,28bに接触し、これらクリックスイッチ28a,28bが操作される。
【0036】
このような構成によれば、第2のクリックスイッチボタン21a,21bを支えるアーム38a,38bは、第2のクリックスイッチボタン21a,21bのボタントップ37の外周部39と重なり合うような位置関係に保たれ、この外周部39によってフレーム18の上方から覆い隠されている。
【0037】
このため、アーム38a,38bがボタントップ37の周囲に張り出すことはなく、これらアーム38a,38bをフレーム18の第3および第4の貫通孔23c,23dの内側にコンパクトに配置することができる。よって、第2のクリックスイッチボタン21a,21bの設置に必要なスペースを削減することができ、その分、フレーム18の大形化を防止して、押しボタンユニット17を筐体4のパームレスト8にコンパクトに組み込むことができる。
【0038】
本発明は、上記第1の実施の形態に特定されるものではなく、図8および図9に本発明の第2の実施の形態を示す。
【0039】
図8および図9に示すように、電子機器の筐体51は、外壁52を有している。この外壁52に、筐体51の外方に開口する長方形状の凹部53が形成されている。凹部53は、外壁52の上にボタン配置領域を定めている。この凹部53は、底壁54および四つの周壁55a〜55dを有し、この底壁54に筐体51の内部に連なる開口部56が形成されている。
【0040】
筐体51の内部にプリント回路板58が収容されている。プリント回路板58は、プッシュ式のスイッチ59を有し、このスイッチ59は、開口部56と向かい合っている。
【0041】
外壁52の凹部53にスイッチ59を操作する押しボタン60が配置されている。押しボタン60は、ベース61とボタントップ62とで構成されている。ベース61は、凹部53の内側に配置され、周壁55a〜55dによって取り囲まれている。ベース61は、凹部53の長手方向に沿う一端および他端を有し、これら一端および他端が一対のアーム63a,63bを介して凹部53の周壁55a,55cに支持されている。外壁52、ベース61およびアーム63a,63bは、合成樹脂材料にて一体成形されており、そのアーム63a,63bが弾性を有している。
【0042】
アーム63a,63bは、凹部53の周壁55a,55cとベース61との間の隙間に収められている。これらアーム63a,63bは、長さ寸法を確保するため略S字形に曲がっており、これによりアーム63a,63bの弾性を高めている。さらに、アーム63a,63bは、ベース61を間に挟んで対称に配置されている。
【0043】
ボタントップ62は、合成樹脂製であり、ベース61よりも大きな平坦な板状をなしている。ボタントップ62は、ベース61に熱溶着あるいは接着等の手段により固定されて、このベース61を上方から覆っている。このため、押しボタン60は、アーム63a,63bを介して凹部53に支持されており、これらアーム63a,63bの弾性により待機位置と操作位置との間に亘って変位可能となっている。この待機位置では、押しボタン60が外壁52の外面から僅かに突出している。操作位置では、押しボタン60が待機位置よりも凹部53内に沈み込むようになっている。この際、アーム63a,63bは、ベース61を間に挟んで対称に配置されているので、押しボタン60は、凹部53の底壁54に対し傾くことなく沈み込む。
【0044】
さらに、ボタントップ62の外周部64は、ベース61の周囲に張り出している。この外周部64は、凹部53の底壁54、開口部56およびアーム63a,63bを覆い隠している。すなわち、押しボタン60のボタントップ62は、アーム63a,63bと重なり合った位置関係に保たれており、このボタントップ62の外周部64と凹部53の底壁54との間にアーム63a,63bが位置している。
【0045】
図8に示すように、押しボタン60のベース61は、その裏面の中央部に押圧突起65を有している。押圧突起65の先端は、開口部56を介してスイッチ59と向かい合っている。したがって、押しボタン60を手の指先で待機位置から操作位置に押圧すると、押圧突起65の先端がスイッチ59に接触し、このスイッチ59が操作される。
【0046】
このような構成によれば、押しボタン60を支えるアーム63a,63bは、押しボタン60のボタントップ62の外周部64と重なり合うような位置関係に保たれ、この外周部64と凹部63の底壁54との間に介在されている。
【0047】
このため、アーム63a,63bがボタントップ62の周囲に張り出すことはなく、これらアーム63a,63bを凹部53の内側にコンパクトに収めることができる。したがって、押しボタン60の設置に必要なスペースを削減することができる。
【0048】
なお、押しボタンは、その両端を一対のアームを介して支持する必要はなく、例えば押しボタンの一端を単一のアームを介して支持するようにしてもよい。
【0049】
また、本発明に係る電子機器は、ポータブルコンピュータに限らず、例えばPDA(Personal Digital Assistants)のようなその他の移動体情報機器であっても同様に実施できる。
【0050】
【発明の効果】
以上詳述した本発明によれば、アームが押しボタンの周囲に張り出すことはなく、押しボタンの設置に必要なスペースを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るポータブルコンピュータの斜視図。
【図2】本発明の第1の実施の形態において、クリックスイッチボタンを有するフレームと、クリックスイッチおよびタッチパッドを有するプリント回路板との位置関係を示す斜視図。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るフレームの斜視図。
【図4】押しボタンのベースとボタントップとの位置関係を示す斜視図。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るフレームの背面図。
【図6】図5のF6部を拡大して示す背面図。
【図7】本発明の第1の実施の形態において、第1および第2のクリックスイッチボタンを取り付けたフレームの背面図。
【図8】本発明の第2の実施の形態において、押しボタンを有する筐体の断面図。
【図9】本発明の第2の実施の形態において、凹部、アーム、ベースおよびボタントップの位置関係を一部断面で示す筐体の平面図。
【符号の説明】
4,51…筐体、4a…外壁(上壁)、17…押しボタンユニット、18…フレーム、21a,21b,60…押しボタン(クリックスイッチボタン)、38a,38b,63a,63b…アーム、53…ボタン配置領域(凹部)。
Claims (19)
- 外壁を有する筐体と、
上記外壁に弾性変位可能に支持されるアームと、
上記外壁に上記アームを介して変位可能に保持され、このアームと重なり合う押しボタンと、を具備したことを特徴とする電子機器。 - 請求項1の記載において、上記アームと上記押しボタンは一体成形されていることを特徴とする電子機器。
- 請求項1又は請求項2の記載において、上記外壁と上記アームは一体成形されていることを特徴とする電子機器。
- 請求項1の記載において、上記外壁にフレームが取り付けられ、上記アームは上記フレームに弾性弾性変位可能に支持されていることを特徴とする電子機器。
- 請求項4の記載において、上記アームと上記フレームは一体成形されていることを特徴とする電子機器。
- 請求項4の記載において、上記押しボタンは、ベースと、このベースよりも大きなボタントップとを有し、上記アームは、上記ベースと上記フレームとの間に跨るとともに、上記ボタントップによって覆われていることを特徴とする電子機器。
- 請求項6の記載において、上記ベースは、上記フレームによって取り囲まれているとともに、上記アームは、上記フレームの内側に向けて張り出していることを特徴とする電子機器。
- 外壁を有する筐体と、
上記外壁に取り付けられるフレームと、
上記フレームの内側に張り出すとともに、弾性変位可能な複数のアームと、上記アームの間に保持され、上記フレームに対し変位可能であるとともに、上記アームと重なり合う押しボタンと、を具備したことを特徴とする電子機器。 - 請求項8の記載において、上記押しボタンは、ベースと、このベースよりも大きなボタントップとを有し、上記アームは、上記ベースと上記フレームとを連結するとともに、上記ボタントップによって覆われていることを特徴とする電子機器。
- 請求項9の記載において、上記フレーム、上記アームおよび上記ベースは、合成樹脂材料にて一体成形されているとともに、上記アームは、上記ベースを間に挟んで互いに対称に配置されていることを特徴とする電子機器。
- 請求項4又は請求項8の記載において、上記筐体の外壁は、上記フレームが嵌め込まれる装着孔を有することを特徴とする電子機器。
- ボタン配置領域を有する筐体と、
上記ボタン配置領域に配置される押しボタンと、
上記押しボタンと上記ボタン配置領域とを連結し、上記押しボタンを上記ボタン配置領域に対し変位可能に保持するとともに、上記押しボタンと重なり合う弾性を有するアームと、を具備したことを特徴とする電子機器。 - 請求項12の記載において、上記筐体、アームおよび押しボタンは一体成形されていることを特徴とする電子機器。
- 請求項12の記載において、上記ボタン配置領域は、上記筐体の外方に向けて開口するとともに、上記押しボタンを取り囲む周壁を有する凹部であり、上記アームは、上記周壁から上記押しボタンに向けて張り出していることを特徴とする電子機器。
- 請求項12ないし請求項14のいずれかの記載において、上記押しボタンは、ベースと、このベースよりも大きなボタントップとを有し、上記アームは、上記ベースと上記周壁とを連結するとともに、上記ボタントップによって覆われていることを特徴とする電子機器。
- 請求項1、請求項8および請求項12のいずれかの記載において、上記筐体は、上記押しボタンと向かい合う位置に、この押しボタンによって操作されるスイッチを有することを特徴とする電子機器。
- フレームと、
上記フレームの内側に張り出すとともに、一端が弾性変位可能なアームと、上記アームに保持され、上記フレームに対し変位可能であるとともに、上記アームと重なり合う押しボタンと、を具備したことを特徴とする押しボタンユニット。 - 請求項17の記載において、上記フレーム、上記アームおよび上記押しボタンは、合成樹脂材料にて一体成形されていることを特徴とする押しボタンユニット。
- 請求項17又は請求項18の記載において、上記押しボタンは、ベースと、このベースよりも大きなボタントップとを有し、上記アームは、上記ベースと上記フレームとを連結するとともに、上記ボタントップによって覆われていることを特徴とする押しボタンユニット。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003047727A JP2004259537A (ja) | 2003-02-25 | 2003-02-25 | 電子機器および押しボタンユニット |
US10/784,894 US20040200701A1 (en) | 2003-02-25 | 2004-02-24 | Electronic apparatus having push buttons on the housing |
CNA2004100066359A CN1525275A (zh) | 2003-02-25 | 2004-02-25 | 在外壳上具有按钮的电子设备 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003047727A JP2004259537A (ja) | 2003-02-25 | 2003-02-25 | 電子機器および押しボタンユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004259537A true JP2004259537A (ja) | 2004-09-16 |
Family
ID=33113907
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003047727A Withdrawn JP2004259537A (ja) | 2003-02-25 | 2003-02-25 | 電子機器および押しボタンユニット |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20040200701A1 (ja) |
JP (1) | JP2004259537A (ja) |
CN (1) | CN1525275A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008009904A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-01-17 | Toshiba Corp | 電子機器 |
US7544904B2 (en) | 2005-12-22 | 2009-06-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electronic apparatus |
CN102024595A (zh) * | 2010-12-28 | 2011-04-20 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 按键固定结构 |
JP2016046212A (ja) * | 2014-08-26 | 2016-04-04 | 三菱電機株式会社 | 押しボタン構造およびこれを備えた電子機器 |
CN105470021A (zh) * | 2014-09-09 | 2016-04-06 | 珠海格力电器股份有限公司 | 双悬臂按键结构及冷风扇控制面板 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7894848B2 (en) * | 2006-08-31 | 2011-02-22 | Research In Motion Limited | System and method for providing a standby mode in a handheld electronic device |
WO2012123855A1 (en) * | 2011-03-14 | 2012-09-20 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Nested key assembly |
CN104299825A (zh) * | 2013-07-19 | 2015-01-21 | 新巨企业股份有限公司 | 一体射出制作的键帽平板模块 |
US9984838B2 (en) * | 2014-08-29 | 2018-05-29 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Click pad |
JP6606914B2 (ja) * | 2015-08-19 | 2019-11-20 | 富士通クライアントコンピューティング株式会社 | 情報処理装置 |
CN110718406B (zh) * | 2019-09-19 | 2023-02-14 | 苏州达方电子有限公司 | 电子装置及其键盘 |
Family Cites Families (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4315114A (en) * | 1980-03-24 | 1982-02-09 | International Telephone And Telegraph Corporation | Keyboard switch assembly |
US4438304A (en) * | 1982-10-01 | 1984-03-20 | Cherry Electrical Products Corporation | Double throw snap action switch |
US4638151A (en) * | 1984-05-25 | 1987-01-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Keyboard of an electronic apparatus |
JP2517932Y2 (ja) * | 1988-05-31 | 1996-11-20 | 三菱電機株式会社 | スイツチ作動用押しボタン装置 |
JP3540377B2 (ja) * | 1994-08-03 | 2004-07-07 | ミネベア株式会社 | 押ボタンスイッチ |
JP3326765B2 (ja) * | 1995-07-07 | 2002-09-24 | ホシデン株式会社 | キーボード |
JP3764217B2 (ja) * | 1996-09-20 | 2006-04-05 | 株式会社東芝 | 携帯形情報機器 |
JPH10269893A (ja) * | 1997-03-27 | 1998-10-09 | Mitsubishi Electric Corp | 一体型キートップならびにそれを用いたキー入力装置およびコンピュータ |
JP3145949B2 (ja) * | 1997-03-31 | 2001-03-12 | 静岡日本電気株式会社 | 電子機器のスイッチ構造 |
JP4209546B2 (ja) * | 1999-02-26 | 2009-01-14 | 矢崎総業株式会社 | プッシュスイッチ構造 |
TW449236U (en) * | 1999-07-02 | 2001-08-01 | Hon Hai Prec Ind Co Ltd | Knob device |
DE19940051C1 (de) * | 1999-08-24 | 2000-11-16 | Siemens Pc Systeme Gmbh & Co K | Tastaturgehäuse für ein Tastenfeld einer Drucktasten-Tastatur |
MY122430A (en) * | 1999-12-08 | 2006-04-29 | Sony Corp | Electronic equipment and transmission device of button device used therein |
JP3890863B2 (ja) * | 2000-08-23 | 2007-03-07 | 松下電器産業株式会社 | 多方向操作スイッチ及びこれを用いた電子機器 |
JP2002251937A (ja) * | 2001-02-26 | 2002-09-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 照光式キーボードスイッチ |
JP2002281133A (ja) * | 2001-03-15 | 2002-09-27 | Alps Electric Co Ltd | 開閉検出装置 |
TW527558B (en) * | 2001-05-10 | 2003-04-11 | Darfon Electronics Corp | Key punch apparatus and installation method |
US6809275B1 (en) * | 2002-05-13 | 2004-10-26 | Synaptics, Inc. | Rotary and push type input device |
-
2003
- 2003-02-25 JP JP2003047727A patent/JP2004259537A/ja not_active Withdrawn
-
2004
- 2004-02-24 US US10/784,894 patent/US20040200701A1/en not_active Abandoned
- 2004-02-25 CN CNA2004100066359A patent/CN1525275A/zh active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7544904B2 (en) | 2005-12-22 | 2009-06-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electronic apparatus |
JP2008009904A (ja) * | 2006-06-30 | 2008-01-17 | Toshiba Corp | 電子機器 |
CN102024595A (zh) * | 2010-12-28 | 2011-04-20 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 按键固定结构 |
CN102024595B (zh) * | 2010-12-28 | 2013-02-13 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | 按键固定结构 |
JP2016046212A (ja) * | 2014-08-26 | 2016-04-04 | 三菱電機株式会社 | 押しボタン構造およびこれを備えた電子機器 |
CN105470021A (zh) * | 2014-09-09 | 2016-04-06 | 珠海格力电器股份有限公司 | 双悬臂按键结构及冷风扇控制面板 |
CN105470021B (zh) * | 2014-09-09 | 2018-12-04 | 珠海格力电器股份有限公司 | 双悬臂按键结构及冷风扇控制面板 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20040200701A1 (en) | 2004-10-14 |
CN1525275A (zh) | 2004-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7705255B2 (en) | Electronic device | |
JP4302099B2 (ja) | 電子機器 | |
US7075785B2 (en) | Electronic apparatus | |
US6995975B2 (en) | Electronic apparatus comprising keyboard-mounted housing | |
JP2006086099A (ja) | ボタン構造、携帯型電子装置 | |
CN101598960A (zh) | 电子设备 | |
JP2004259537A (ja) | 電子機器および押しボタンユニット | |
JP2013157291A (ja) | バッテリユニットを含む構造及び電子機器 | |
JP2002341967A (ja) | 携帯形電子機器 | |
US5953205A (en) | Portable type information apparatus having a first housing with a display portion and a second housing movable to cover the first housing with a key in one, extending into a recess of the other, of the first and second housings | |
JP2022012921A (ja) | 情報読取装置 | |
JP2009117377A (ja) | 電子機器 | |
JP2008054141A (ja) | 電子機器 | |
JP2013156965A (ja) | テレビジョン受像機、及び電子機器 | |
JP2008009904A (ja) | 電子機器 | |
JPH11327686A (ja) | 電子機器 | |
JP4227148B2 (ja) | 電子機器 | |
JP2010192275A (ja) | 導光シートスイッチ | |
JP5606035B2 (ja) | ノイズ低減装置 | |
JPH11111346A (ja) | 携帯型電子機器の充電装置 | |
KR20080006272A (ko) | 엘씨디 윈도우를 이용한 키버튼 장치 | |
JP6241497B2 (ja) | 電子装置 | |
JP2009170176A (ja) | 押ボタン装置及び電子機器 | |
JP2004102813A (ja) | 電子機器 | |
JP5198238B2 (ja) | 電子機器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20050905 |