JP2008009904A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、防滴性の向上を図った電子機器を得ることにある。
【解決手段】電子機器1は、第1の開口部54と第2の開口部58とを有する筐体6と、筐体6に取り付けられ第1の開口部54を覆う第1の入力装置31と、第1の開口部54回りを取り囲むとともに第1の入力装置31と筐体6との間に介在される第1のシーリング部材24と、筐体6に取り付けられ第2の開口部58を覆う第2の入力装置32と、第2の開口部58回りを取り囲むとともに第2の入力装置32と筐体6との間に介在される第2のシーリング部材25と、筐体6内に延びるとともに第1の入力装置31と第2の入力装置32とを互いに電気的に接続する電気接続部品45とを具備する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、例えばタッチパッドのような入力装置を備えた電子機器に係り、特に入力装置回りの防滴構造に関する。
例えばポータブルコンピュータのような電子機器は、例えばタッチパッドユニットを備える。タッチパッドユニットは、ポインティングデバイスの一種であるタッチパッドと、クリックスイッチのような入力装置とを有する。
例えばタッチパッド回りに防滴構造を有する電子機器が提供されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の電子機器は、筐体の上面に凹部が設けられている。タッチパッド(すなわち特許文献1でいうポインティングデバイス)は、この筐体の凹部に載置される。さらに電子機器は、シール部材が取り付けられたパームレスト部材を備える。パームレスト部材を筐体の上面に取り付けることでタッチパッド回りは密閉される。
特開2001−147741号公報
例えばポータブルコンピュータのような電子機器に搭載されるタッチパッドユニットは、タッチパッドの他にクリックスイッチを実装したスイッチ基板部を併せて有することが多い。タッチパッドとスイッチ基板部との間には、例えばFPC(flexible printed circuit board)やハーネスのような電気接続部品が設けられ、両者は互いに電気的に接続されている。
特許文献1に記載の防滴構造は、タッチパッド単体に対しては好ましい形態であるが、例えばスイッチ基板部を有する電子機器に対してはそのまま採用することが難しい。すなわち例えば誤ってコーヒーや水のような液体を電子機器の上にこぼしてしまった場合、タッチパッドとスイッチ基板部とを互いに接続する電気接続部品回りに液体が付着するおそれがある。電気接続部品回りに液体が付着すると、ショートや他の回路部品の誤動作の原因と成り得る。
本発明の目的は、防滴性の向上を図った電子機器を得ることにある。
上記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係る電子機器は、第1の開口部と第2の開口部とを有する筐体と、筐体に取り付けられ第1の開口部を覆う第1の入力装置と、第1の開口部回りを取り囲むとともに第1の入力装置と筐体との間に介在される第1のシーリング部材と、筐体に取り付けられ第2の開口部を覆う第2の入力装置と、第2の開口部回りを取り囲むとともに第2の入力装置と筐体との間に介在される第2のシーリング部材と、筐体内に延びるとともに第1の入力装置と第2の入力装置とを互いに電気的に接続する電気接続部品とを具備する。
この構成によれば、電気接続部品回りに液体が付着するおそれが減少し、電子機器の防滴性が向上する。
以下に本発明の実施の形態を、ポータブルコンピュータに適用した図面に基づいて説明する。
図1ないし図8は、本発明の第1の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ1を開示している。図1に示すように、ポータブルコンピュータ1は、本体2と表示ユニット3とを備える。
本体2は、筐体ベース4と筐体カバー5とを有する。筐体カバー5は、筐体ベース4に上方から組み合わされる。筐体ベース4と筐体カバー5とが協働することで、箱状に形成された筐体6が組み立てられる。筐体6は、上壁6a、周壁6b、および図示しない下壁を有する。筐体6は、メイン回路基板7(いわゆるマザーボード)を収容している。
筐体6の上壁6aには、キーボード載置部8が設けられている。キーボード9は、キーボード載置部8に載置され、筐体6により下方から支持されている。上壁6aのなかでキーボード載置部8より手前には、一対の左右パームレスト部10a,10bが形成されている。
図1に示すように、表示ユニット3は、ディスプレイハウジング11と、このディスプレイハウジング11に収容された液晶表示パネル12とを備えている。液晶表示パネル12は、表示画面12aを有している。表示画面12aは、ディスプレイハウジング11の前面の開口部11aを通じてディスプレイハウジング11の外部に露出している。
表示ユニット3は、筐体6の後端部に一対のヒンジ装置13a,13bを介して支持されている。そのため、表示ユニット3は、上壁6aを上方から覆うように倒される閉じ位置と、上壁6aを露出させるように起立する開き位置との間で回動可能である。
図2に示すように、本体2は、一対の押しボタン21a,21b、フレーム22、タッチパッドユニット23、並びに第1および第2のシーリング部材24,25を備える。筐体6の上壁6aは、タッチパッドユニット23が取り付けられるタッチパッドユニット載置部26(以下、載置部26と略)を有する。載置部26は、本発明でいう入力装置載置部の一例である。
図3に示すように、タッチパッドユニット23は、タッチパッド31とスイッチ基板部32とを有する。タッチパッド31は、ポインティングデバイスの一例であり、第1の入力装置の一例である。タッチパッド31は、平坦に形成された入力操作部34と、この入力操作部34の裏面に取り付けられた第1の回路基板35とを有する。図3および図6に示すように、第1の回路基板35の下面35a(すなわち入力操作部34とは反対側の面)の中央部には、例えば半導体チップのような回路部品36が実装されている。
スイッチ基板部32は、第2の入力装置の一例である。スイッチ基板部32は、一対のクリックスイッチ41a,41bと第2の回路基板42とを有する。一対のクリックスイッチ41a,41bは、本体2の幅方向に沿って互いに離間するとともに、第2の回路基板42の上面に実装されている。第2の回路基板42の左右両端部には、それぞれねじ挿通孔43が形成されている。
図3および図6に示すように、タッチパッド31とスイッチ基板部32との間には電気接続部品45が設けられている。電気接続部品45の一例は、例えばFFC(flexible flat cable)、FPC(flexible printed circuit board)、ハーネス、またはケーブルなどが挙げられる。なお電気接続部品45は、タッチパッド31とスイッチ基板部32とを互いに電気的に接続する部品であればこれらに限らない。
図6に示すように、電気接続部品45の一端部は、タッチパッド31の第1の回路基板35の中央部31aに接続されている。電気接続部品45の他端部は、スイッチ基板部32の第2の回路基板42に接続されている。これにより、タッチパッド31とスイッチ基板部32とは互いに電気的に接続される。
なお本実施形態では電気接続部品45は第1および第2の回路基板35,42に直接接続されているが、電気接続部品45は例えば図6中の2点鎖線で示すようなコネクタ46を介して着脱自在に接続されても良い。
図3および図6に示すように、タッチパッドユニット23は、さらに他の電気接続部品47を有する。他の電気接続部品47の一端は、タッチパッド31の中央部31aに接続されている。他の電気接続部品47の他端は、例えば図示しないコネクタを介してメイン回路基板7に電気的に接続されている。電気接続部品47の材質は、電気接続部品45のそれと同じであっても良いし、異なっても良い。
図3に示すように、スイッチ基板部32には例えば二つの第2のシーリング部材25,25が取り付けられる。第2のシーリング部材25の一例は、クリックスイッチ41a,41bより一回り大きな枠状に形成された合成ゴム部材である。枠状に形成された第2のシーリング部材25は、クリックスイッチ41a,41bの周囲を取り囲むように第2の回路基板42に取り付けられる。第2のシーリング部材25は、第2の回路基板42に例えば両面テープで取り付けられる。なお第2のシーリング部材25の取付け方法は、両面テープに限らない。なお第2のシーリング部材25自体を両面テープで形成しても良い。図示された第2のシーリング部材25は、矩形状の枠形であるが、例えば輪状であっても良く、形状は問わない。
次に、図2、図4および図6を参照して載置部26について詳しく説明する。
図2に示すように、載置部26は左右パームレスト部10a,10bの間に設けられている。筐体6は、載置部26およびキーボード載置部8を除く領域に筐体6の外部に露出された筐体外壁49を形成している。載置部26およびキーボード載置部8は、この筐体外壁49と一体に成形され、筐体外壁49と連続して形成されている。
載置部26は、筐体6が組み立てられたときに筐体外面となる第1の壁面26aと、筐体内面となる第2の壁面26bとを有する。さらに載置部26は、第1および第2の底壁51,52を有する。第1の底壁51は、キーボード載置部8に隣接するとともに、タッチパッド31が載置されるのに十分な大きさを有する。図6に示すように、第1の底壁51は、筐体外壁49に比べて筐体6の内側に入り込み、筐体外壁49に対して段差を有する。第1の底壁51は、例えばタッチパッド31の厚さとフレーム22の厚さとを足し合わせた厚さ分だけ筐体外壁49に対して窪んでいる。
図2に示すように、キーボード載置部8および第2の底壁52に隣接しない第1の底壁51の周縁部からは第1の周壁53が筐体6の外側を向いて起立している。第1の周壁53の延伸端は、筐体外壁49に繋がっている。図4に示すように、第1の底壁51には、第1の開口部54が形成されている。第1の開口部54は、第1の底壁51の中央部において筐体6の内部に開口している。第1の開口部54は、タッチパッド31の外形に比べて小さな開口形状をしている。
図4に示すように、第2の底壁52は、第1の底壁51に比べて手前側、すなわちユーザー側に設けられている。第2の底壁52は、スイッチ基板部32が取り付けられるのに十分な大きさを有する。図6に示すように、第2の底壁52は、第1の底壁51に比べてさらに筐体6の内側に入り込んでいる。第2の底壁52は、例えば少なくとも押しボタン21a,21bを収容するのに十分な大きさだけ筐体外壁49に対して窪んでいる。
第1の底壁51に隣接しない第2の底壁52の周縁部からは筐体6の外側を向いて第2の周壁56が起立している。第2の周壁56の延伸端は、筐体外壁49に繋がっている。第1の底壁51に隣接する第2の底壁52の周縁部からは、段差壁57が起立している。段差壁57の先端は、第1の底壁51の周縁部に繋がっている。このように載置部26は、筐体外壁49に対して凹状に形成されている。
図4に示すように、第2の底壁52には、一対の第2の開口部58,58が形成されている。一対の第2の開口部58は、本体2の幅方向に互いに離間して配置されている。第2の開口部58は、クリックスイッチ41a,41bの外形より一回り大きく開口している。図6に示すように、第2の開口部58,58は、クリックスイッチ41a,41bに対向する。図2および図7に示すように、第2の底壁52にはさらに一対のボス59a,59bが設けられている。ボス59a,59bにはねじ孔60が形成されている。ねじ孔60は、筐体6の内部に開口している。
図4に示すように、第1および第2の底壁51,52には、例えば複数の装着孔61が形成されている。詳しくは図示しないが、装着孔61の周縁部からは筐体6の内側を向いてリブが起立している。このリブの先端には例えばシールのようなシーリング部材が貼られている。すなわち装着孔61の回りは液密に形成され、装着孔61を通じて筐体6の内部に液体が浸入するおそれはほとんど無い。
次に、図6ないし図8を参照してタッチパッドユニット23の実装構造について説明する。
タッチパッド31は、第1の底壁51に載置され第1の底壁51に支持される。タッチパッド31は筐体6の第1の壁面26aに取り付けられる。すなわちタッチパッド31は、筐体6の外側から筐体6に取り付けられている。なお本明細書で「筐体6の外側から筐体6に取り付ける」とは、「“筐体6が組み立てられたときに筐体6の外部となる側”から筐体6に取り付ける」ことを含む。「筐体6の内側から筐体6に取り付ける」場合であっても同様に、「“筐体6が組み立てられたときに筐体6の内部となる側”から筐体6に取り付ける」ことを含む。
タッチパッド31の入力操作部34は、筐体6の外部に露出されている。タッチパッド31は、第1の開口部54を覆っている。タッチパッド31の中央部31aは、第1の開口部54に対向するとともに、第1の開口部54を通じて筐体6の内部に臨んでいる。タッチパッド31の周縁部31bは、第1の底壁51に対向している。
タッチパッド31に接続された例えば二つの電気接続部品45,47は、共に第1の開口部54に挿通され、筐体6の内部に引き出されている。一つの電気接続部品47は、筐体6内を延びるとともに筐体6内でメイン回路基板7に電気的に接続されている。
図2および図6に示すように、タッチパッド31と筐体6との間には、第1のシーリング部材24が設けられている。第1のシーリング部材24の一例は、例えば両面テープである。タッチパッド31は、両面テープである第1のシーリング部材24により筐体6に固定される。図8に示すように、第1のシーリング部材24は、タッチパッド31の外形より小さく、かつ、第1の開口部54より大きな枠状に形成されている。閉ループ状に形成された第1のシーリング部材24は、第1の底壁51に取り付けられ、第1の開口部54回りを取り囲んでいる。
図6に示すように、タッチパッド31を筐体6に取り付けると、第1のシーリング部材24は、タッチパッド31の周縁部31bと筐体6との間に介在される。すなわち第1のシーリング部材24によりタッチパッド31と筐体6との間は液密に塞がれている。
スイッチ基板部32は、第2の底壁52に取り付けられる。スイッチ基板部32は、筐体6の第2の壁面26bに取り付けられる。すなわちスイッチ基板部32は、筐体6の内側から筐体6に取り付けられる。詳しくは図7に示すように、第2の回路基板42のねじ挿通孔43に挿通されたねじ62が第2の底壁52に設けられたボス59a,59bのねじ孔60に係合することで、第2の回路基板42が筐体6に固定される。
スイッチ基板部32を筐体6に固定すると、一対のクリックスイッチ41a,41bは、第2の開口部58,58の開口縁部に取り囲まれるとともに、第2の開口部58,58を通じて筐体6の外部に露出される。一方、第2の回路基板42の大部分は、第2の底壁52に覆われて筐体6の外部に露出されない。第2の回路基板42は、第2の開口部58を覆っている。なおクリックスイッチ41a,41bは、少なくともその一部が筐体6の外部に露出されていれば良い。
図8に示すように、第2のシーリング部材25は、第2の開口部58より一回り大きい枠状に形成されている。閉ループ状に形成された第2のシーリング部材25は、第2の開口部58回りを取り囲む。第2のシーリング部材25は、第2の回路基板42に支持されている。
第2の回路基板42がねじ止めされると、第2のシーリング部材25は第2の回路基板42と筐体6との間に介在されるとともに、第2の回路基板42と筐体6との間で圧縮保持される。すなわち第2のシーリング部材25により第2の回路基板42と筐体6との間は液密に塞がれる。なお、スイッチ基板部32の取り付けは、ねじ固定に限らず、例えば爪のような係合部により固定しても良いしその他の方法であって良い。
図6および図7に示すように、スイッチ基板部32の下方には例えば板金63が設けられている。板金63は、例えば第2の回路基板42と併せてねじ62により固定される。板金63は、スイッチ基板部32を下方から支持する。
図6に示すように、第1の開口部54に挿通され筐体6内に延びる電気接続部品45は、筐体6内でスイッチ基板部32に接続されている。
次に、図5を参照して押しボタン21a,21bおよびフレーム22について詳しく説明する。
フレーム22は、載置部26の外形と略同じ外形の板状に形成されている。フレーム22は、載置部26の第1の壁面26aに着脱自在に取り付けられる。フレーム22は、第3の開口部71と第4の開口部72とを有する。第3の開口部71は、タッチパッド31に対向する領域に形成されている。第3の開口部71は、タッチパッド31の外形に比べて小さく形成されている。フレーム22を載置部26に取り付けると、タッチパッド31の入力操作部34が第3の開口部71を通じてポータブルコンピュータ1の外部に露出される。ユーザーは、第3の開口部71を通じてタッチパッド31を操作することができる。
第4の開口部72は、スイッチ基板部32に対向する領域に形成されている。第4の開口部72は、本体2の幅方向に沿った長方形状に形成されている。
フレーム22は、その周縁部に例えば複数の係合爪73を有する。フレーム22を載置部26に載置すると、係合爪73は載置部26の装着孔61に係合する。載置部26に取り付けられたフレーム22の上面22aは、筐体外壁49の上面49aと同じ面に位置する。
図5に示すように、一対の押しボタン21a,21bは、それぞれボタントップ75,ボタンベース76、および一対のアーム77a,77bを有する。左右押しボタン21a,21bのボタンベース76は、共に第4の開口部72内に互いに並んで配置され、第4の開口部72の開口縁部に取り囲まれている。図6に示すように、ボタンベース76の下面には押圧突起78が形成されている。押圧突起78は、筐体6の外側からクリックスイッチ41a,41bに対向している。なお図6および図7では、アーム77a,77bを一部または全部省略して示している。
図5に示すように、ボタンベース76は、一対のアーム77a,77bによりフレーム22に支持されている。ボタンベース76およびアーム77a,77bは、例えばフレーム22と一体に成形されている。ボタンベース76およびアーム77a,77bは、例えば合成樹脂により形成され、弾性を有する。ボタンベース76は、アーム77a,77bにより変位可能に支持されている。ボタンベース76は、押圧突起78がクリックスイッチ41a,41bから離れる待機位置と、押圧突起78がクリックスイッチ41a,41bに接する操作位置との間で進退自在である。
図5に示すように左右の押しボタン21a,21bのボタントップ75は、フレーム22と別体で成形されている。ボタントップ75は、ボタンベース76に載置され、例えばボタンベース76に溶着により取り付けられる。二つのボタントップ75は、協働することでフレーム22の第4の開口部72の外形に合致する大きさに形成されている。
次に、ポータブルコンピュータ1の組立てについて説明する。
タッチパッドユニット23は、筐体カバー5に対して上面側(すなわち筐体6の外側)から取り付けられる。詳しくは、まず第2のシーリング部材25をスイッチ基板部32に取り付ける。第2のシーリング部材25が取り付けられたスイッチ基板部32は、載置部26の第1の開口部54をくぐらせて筐体6の内部に入れられる。筐体6の内部に入れられたスイッチ基板部32はねじ62で第2の底壁52の下面に固定される。第2のシーリング部材25が第2の回路基板42と筐体6との間に介在されることで、第2の開口部58回りが液密になる。
スイッチ基板部32を筐体6に固定した後、または固定する前にタッチパッド31を筐体6に固定する。詳しくは両面テープである第1のシーリング部材24を載置部26の第1の底壁51に貼り付け、タッチパッド31を第1のシーリング部材24の上に取り付ける。第1のシーリング部材24がタッチパッド31と筐体6との間に介在されることで、第1の開口部54回りが液密になる。
タッチパッドユニット23を筐体6に固定した後、ボタントップ75が組み付けられたフレーム22を載置部26に取り付ける。これによりポータブルコンピュータ1のタッチパッドユニット23回りの組立てが完了する。
次に、ポータブルコンピュータ1の作用について説明する。
例えば誤ってコーヒーや水のような液体をポータブルコンピュータ1の上にこぼしてしまった場合、こぼされた液体はフレーム22の第3および第4の開口部71,72およびフレーム22と筐体6との間の隙間を通じて載置部26に浸入する。載置部26に浸入した液体はさらに第1および第2の開口部54,58を通じて筐体6の内部に浸入しようとするが、図7に示すように第1および第2の開口部54,58回りは第1および第2のシーリング部材24,25により液密に形成されているので液体の浸入が阻まれる。
このような構成のポータブルコンピュータ1によれば、電気接続部品45回りに液体が付着するおそれが減少し、防滴性が向上する。すなわち、載置部26の第1および第2の開口部54,58回りは第1および第2のシーリング部材24,25により液密に形成される。
タッチパッド31に接続された二つの電気接続部品45,47は、第1の開口部54に挿通され筐体6の内部に延びるとともに、それぞれスイッチ基板部32またはメイン回路基板7に電気的に接続されている。すなわち電気接続部品45,47は、第1および第2のシーリング部材24,25により液密に形成された防滴領域内に延びているため、筐体6の上壁6aにこぼされた液体が電気接続部品45,47回りに付着するおそれがほとんど無い。さらにタッチパッド31の下面35aに実装された回路部品36もこの防滴領域内に実装されているため、液体が付着するおそれがほとんど無い。
スイッチ基板部32を筐体6の内部に収容するとともに第2の開口部58をクリックスイッチ41a,41bに対して一回り大きく形成すると、クリックスイッチ41a,41bを筐体6の外部に露出させるとともに、第2の回路基板42の大部分を筐体6の外部から覆い隠すことができる。すなわち、必要最低限の箇所だけを防滴領域の外部に露出させるとともに、回路部品を実装する第2の回路基板42の大部分を防滴領域の内部に収容することができる。これはポータブルコンピュータ1の防滴性の向上に寄与する。
例えばタッチパッド31は、筐体6の内部に収容しても良い。タッチパッド31はユーザーが直接操作する部品であり、ユーザーにより例えば下方を向く外力が加えられる。そこでタッチパッド31を筐体6の内部に収容しようとすると、例えばタッチパッド31を下方から支持する受け部材が設けられる。この受け部材は例えば板金などで形成される。
一方、タッチパッド31を筐体6の第1の壁面26aに取り付けると、タッチパッド31に働く外力は筐体6により受け止められる。すなわち筐体6自体がタッチパッド31を下方から支持する受け部材として機能するので、例えば板金のような別の受け部材を省略することが可能となる。これはポータブルコンピュータ1の軽量化に寄与する。
一方、本実施形態ではスイッチ基板部32を筐体6の内側に収容し、スイッチ基板部32に働く外力を受けるための板金63を設けている。ここでスイッチ基板部32はタッチパッド31に比べて小さいため、スイッチ基板部32に必要な板金はタッチパッドに必要な板金に比べて小さくて済む。
すなわち、本実施形態に係るポータブルコンピュータは、大きな受け部材が必要なタッチパッド31を筐体6の外側に配置し、受け部材は小さくて済み、かつ、液体からの保護が望まれるスイッチ基板部32を筐体の内側に配置することで、軽量化と防滴性能の向上を同時に図ることができる。さらに本実施形態に係る構造を有することで、このようにタッチパッド31とスイッチ基板部32とを筐体6の内外に分かれて配置しても電気接続部品45を液体の付着から保護することができる。
電気接続部品45がタッチパッド31の例えば中央部31aに接続されていると、電気接続部品45が第1のシーリング部材24と筐体6との間、または第1のシーリング部材24とタッチパッド31との間に介在されることが無く、第1のシーリング部材24のシーリング効果を阻害しない。
載置部26にフレーム22を取り付けることで、載置部26やタッチパッドユニット23がフレーム22によって外部から覆い隠されるので、ポータブルコンピュータ1の見栄えが向上する。載置部26が筐体外壁49に比べて窪んで形成されるとともに、載置部26に取り付けたフレーム22の上面22aが筐体外壁49の上面49aに一致すると、ポータブルコンピュータ1の見栄えが向上する。
次に、本発明の第2の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ81を、図9ないし図11を参照して説明する。なお第1の実施形態に係るポータブルコンピュータ1と同じ機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。
ポータブルコンピュータ81は、一対の押しボタン21a,21b、フレーム22、タッチパッドユニット23、第1および第2のシーリング部材24,25に加えて、さらに第3シーリング部材82を有する。なお本実施形態では、第2のシーリング部材25は省略可能である。
図10は、タッチパッドユニット23を実装した状態の載置部26の図である。図10に示すように、載置部26の第2の底壁52には第1および第2のリブ83,84が設けられている。第1および第2のリブ83,84は、第2の底壁52から筐体6の外側を向いて起立している。第1のリブ83は、一対の第2の開口部58の周縁部を併せて取り囲むように形成されている。すなわち第1のリブ83は、右側の第2の開口部58の手前、奥、右の周縁部、および左側の第2の開口部の手前、奥、左の周縁部に沿っている。第1のリブ83は、二つの第2の開口部58,58を途切れることなく囲む枠状に形成されている。
第2のリブ84は、例えば四つ設けられ、それぞれ互いに独立している。第2のリブ84は、第1のリブ83に沿って延びている。第2のリブ84は、第1のリブ83の外周面に対向するとともに、第1のリブ83との間に隙間を空けて配置されている。
図11に示すように、第3のシーリング部材82は、第1のリブ83の先端を覆うとともにクリックスイッチ41a,41bに対向する平坦部82aと、平坦部82aの周縁部から下方を向いて延びる周縁部82bとを有する。周縁部82bは、平坦部82aの全周縁に亘って設けられている。すなわち第3のシーリング部材82は、下方に窪みを有するカップ状に形成されている。第3のシーリング部材82は、弾性または可撓性を有する。第3のシーリング部材82の一例は、例えば合成ゴム部材で形成されている。
図9に示すように、第3のシーリング部材82は、第1のリブ83に被せられる。すなわち平坦部82aが第1のリブ83の先端に接するとともに、周縁部82bが第1のリブ83と第2のリブ84との間に配置される。第3のシーリング部材82の周縁部82bは、第1のリブ83の外周面83aに沿って延びる。すなわち第3のシーリング部材82は、筐体6の外側から第2の開口部58を覆っている。
図11に示すように、第3のシーリング部材82は、押しボタン21a,21bとクリックスイッチ41a,41bとの間に設けられる。フレーム22は、第4の開口部72の周縁部から載置部26を向いて延びる第3のリブ85を有する。第3のリブ85の先端は、例えば第3のシーリング部材82の周縁部82bに接しており、第3のシーリング部材82を例えば圧縮保持する。フレーム22は、第3のシーリング部材82の位置を保持する。なお第3のリブ85は、第3のシーリング部材82の全周縁に接するように形成されても良く、部分的に接するように形成されていても良い。さらに第3のリブ85は、第3のシーリング部材82に接していなくても良い。なお第3のリブ85は無くても良い。
次に、ポータブルコンピュータ81の作用について説明する。
ユーザーが押しボタン21a,21bを押すと、第3のシーリング部材82は押しボタン21a,21bの進退に合わせて変形する。押しボタン21a,21bは、第3のシーリング部材82を介してクリックスイッチ41a,41bを操作する。
例えば誤ってコーヒーや水のような液体をポータブルコンピュータ81の上にこぼしてしまった場合、液体は載置部26に浸入する。載置部26に浸入した液体は、さらに第1および第2の開口部54,58を通じて筐体6の内部に浸入しようとするが、第1および第2の開口部54,58回りは第1および第3のシーリング部材24,82により液密に形成されているので浸入が阻まれる。
このような構成のポータブルコンピュータ81によれば、電気接続部品45回りに液体が付着するおそれが減少し、防滴性が向上する。すなわち、載置部26の第1および第2の開口部54,58回りは第1および第3のシーリング部材24,82により液密に形成される。
タッチパッド31に接続された二つの電気接続部品45,47は、第1の開口部54に挿通され、第1および第3のシーリング部材24,82により液密に形成された防滴領域内に延びているため、筐体6の上壁6aにこぼされた液体が電気接続部品45,47回りに付着するおそれがほとんど無い。すなわち第1の実施形態に係るポータブルコンピュータ1と同様の理由で防滴性が向上する。
ポータブルコンピュータ81が筐体6の外側から第2の開口部58を覆う第3のシーリング部材82を有すると、載置部26に浸入した液体がクリックスイッチ41a,41bに付着しない。すなわち第1の実施形態に係るポータブルコンピュータ1の防滴性能に加えてクリックスイッチ41a,41bの防滴をも図ったポータブルコンピュータ81を得ることができる。
本実施形態に係るポータブルコンピュータ81のように、スイッチ基板部32を筐体6の内側に配置するともに第3のシーリング部材82を筐体6の外側に配置すると、第3のシーリング部材82の構造を簡単なものにすることができる。
第2の開口部58の周縁部に第1のリブ83が設けられていると、載置部26の第2の底壁52に到達した液体が第2の開口部58に浸入することが第1のリブ83によって阻まれる。これはポータブルコンピュータ81の防滴性能の向上に寄与する。さらに、ユーザーはこの第1のリブ83をガイドして第3のシーリング部材82を取り付けることができる。第2のリブ84が設けられていると、ユーザーはこの第2のリブ84をもガイドとして利用して第3のシーリング部材82を取り付けることができる。これらはポータブルコンピュータ81の組立性の向上に寄与する。
フレーム22の下面が第3のシーリング部材82を保持していると、第3のシーリング部材82の位置が固定される。すなわち第3のシーリング部材82が上方に外れない。したがって第3のシーリング部材82を別途固定する固定具などを省略することができる。なおフレーム22は、第3のシーリング部材82に接している必要は無い。例え第3のシーリング部材82との間に隙間があっても、フレーム22が第3のシーリング部材82に対向していると第3のシーリング部材82の浮き上がりを防止することができる。フレーム22が第3のシーリング部材82に接しており、第3のシーリング部材82を圧縮保持していると、第2の開口部回りの防滴性が向上する。
ポータブルコンピュータ81は、第2のシーリング部材25を省略しても良いが、有していても良い。例えば大量の液体がポータブルコンピュータ81にこぼされた場合、第3のシーリング部材82と筐体6との間の僅かな隙間から液体が第2の開口部58に浸入するおそれがあるが、第2のシーリング部材25を有せばそのような液体の浸入の防止を図ることができる。
次に、本発明の第3の実施形態に係る電子機器としてのポータブルコンピュータ91を、図12および図13を参照して説明する。なお第1の実施形態に係るポータブルコンピュータ1と同じ機能を有する構成は、同一の符号を付してその説明を省略する。
ポータブルコンピュータ91は、一対の押しボタン21a,21b、フレーム22、タッチパッドユニット23、第1のシーリング部材24に加えて、さらに第2のシーリング部材92を有する。本実施形態に係る第2のシーリング部材92は、例えば両面テープである。図12に示すように、載置部26の第2の底壁52には、第2の開口部93が開口している。本実施形態に係る第2の開口部93は、例えば一つである。
第2のシーリング部材92は、第2の開口部93より大きな枠状に形成されている。第2のシーリング部材92は、載置部26の第2の底壁52に貼り付けられる。閉ループ状に形成された第2のシーリング部材92は、第2の開口部93回りを取り囲む。
図13に示すように、タッチパッドユニット23のスイッチ基板部32は、筐体6の第1の壁面26aに取り付けられる。すなわちスイッチ基板部32は、筐体6の外側から第2のシーリング部材92の上に取り付けられる。第2のシーリング部材92は、スイッチ基板部32と筐体6との間に介在される。第2のシーリング部材92によりスイッチ基板部32と筐体6との間は液密になる。
タッチパッド31に電気的に接続された電気接続部品45,47は、共に第1の開口部54に挿通され、筐体6の内部に引き出されている。筐体6内に延びる電気接続部品45は、さらに第2の開口部93に挿通され、スイッチ基板部32に例えばコネクタ46を介して電気的に接続されている。電気接続部品45は、コネクタ46に例えば着脱自在に接続される。
このような構成のポータブルコンピュータ91によれば、電気接続部品45回りに液体が付着するおそれが減少し、防滴性が向上する。すなわち、載置部26の第1および第2の開口部54,93回りは第1および第2のシーリング部材24,92により液密に形成される。
タッチパッド31に接続された二つの電気接続部品45,47は、第1の開口部54に挿通され、第1および第2のシーリング部材24,92により液密に形成された防滴領域内に延びているため、筐体6の上壁6aにこぼされた液体が電気接続部品45,47回りに付着するおそれがほとんど無い。すなわち第1の実施形態に係るポータブルコンピュータ1と同様の理由で防滴性が向上する。
以上、第1ないし第3の実施形態に係るポータブルコンピュータ1,81,91について説明したが、本発明の実施形態はもちろんこれらに限定されない。例えば第1および第2の入力装置は、共にポインティングデバイスであっても良く、共にスイッチ基板部であっても良い。本発明の実施形態は、例えば三つ以上の入力装置を有する電子機器に適用しても良い。スイッチ基板部32にコネクタ46を実装する代わりにタッチパッド31にコネクタ46を実装し、電気接続部品45をタッチパッド31に対して着脱自在に接続しても良い。本発明の実施形態が適用可能な電子機器はポータブルコンピュータに限らない。
本発明の第1の実施形態に係るポータブルコンピュータの斜視図。 第1の実施形態に係るポータブルコンピュータを分解して示す斜視図。 第1の実施形態に係るタッチパッドユニットの斜視図。 第1の実施形態に係る載置部の平面図。 第1の実施形態に係る押しボタンおよびフレームの斜視図。 図1中に示されたポータブルコンピュータのF6−F6線に沿う断面図。 図1中に示されたポータブルコンピュータのF7−F7線に沿う断面図。 第1の実施形態に係る載置部とタッチパッドユニットの平面図。 本発明の第2の実施形態に係るポータブルコンピュータを分解して示す斜視図。 第2の実施形態に係る載置部の斜視図。 図9中に示されたポータブルコンピュータのF11−F11線に沿う断面図。 本発明の第3の実施形態に係るポータブルコンピュータを分解して示す斜視図。 図12中に示されたポータブルコンピュータのF13−F13線に沿う断面図。
符号の説明
1,81,91…ポータブルコンピュータ、6…筐体、21a.21b…押しボタン、22…フレーム、23…タッチパッドユニット、24,25,82,92…シーリング部材、26…載置部、26a…第1の壁面、26b…第2の壁面、31…タッチパッド、31a…中央部、32…スイッチ基板部、41a,41b…クリックスイッチ、42…回路基板、45,47…電気接続部品、49…筐体外壁、54,58,93…開口部、82a…平坦部、82b…周縁部、83,84…リブ。

Claims (11)

  1. 第1の開口部と第2の開口部とを有する筐体と、
    上記筐体に取り付けられ、上記第1の開口部を覆う第1の入力装置と、
    上記第1の開口部回りを取り囲むとともに、上記第1の入力装置と上記筐体との間に介在される第1のシーリング部材と、
    上記筐体に取り付けられ、上記第2の開口部を覆う第2の入力装置と、
    上記第2の開口部回りを取り囲むとともに、上記第2の入力装置と上記筐体との間に介在される第2のシーリング部材と、
    上記筐体内に延びるとともに、上記第1の入力装置と上記第2の入力装置とを互いに電気的に接続する電気接続部品と、
    を具備することを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、
    上記筐体は、その筐体を組み立てたときに筐体外面となる第1の壁面と筐体内面となる第2の壁面とを有し、上記第1の入力装置は上記筐体の第1の壁面に取り付けられ、上記第2の入力装置は上記筐体の第2の壁面に取り付けられ、上記電気接続部品は、上記第1の入力装置に電気的に接続され、かつ、上記筐体の第1の開口部に挿通され上記筐体内に延びるとともに、上記筐体内で上記第2の入力装置に電気的に接続されることを特徴とする電子機器。
  3. 請求項2に記載の電子機器において、
    上記第2の入力装置は、スイッチと、上記スイッチが実装された回路基板とを有し、上記スイッチは、上記筐体の第2の開口部を通じて少なくともその一部が上記筐体の外部に露出され、上記回路基板は、上記第2の開口部を覆うとともに上記第2のシーリング部材を支持することを特徴とする電子機器。
  4. 請求項3に記載の電子機器において、
    上記筐体の外部に設けられるとともに上記スイッチに対向する押しボタンと、
    上記押しボタンと上記スイッチとの間に設けられるとともに、上記筐体の第2の開口部を覆う第3のシーリング部材と、を備えることを特徴とする電子機器。
  5. 第1の開口部と第2の開口部とを有するとともに、組み立てられたときに筐体外面となる第1の壁面と筐体内面となる第2の壁面とを有する筐体と、
    上記筐体の第1の壁面に取り付けられ、上記第1の開口部を覆う第1の入力装置と、
    上記第1の開口部回りを取り囲むとともに、上記第1の入力装置と上記筐体との間に介在されるシーリング部材と、
    上記筐体の第2の壁面に取り付けられるとともに、上記第2の開口部を通じて少なくともその一部が上記筐体の外部に露出されるスイッチを有する第2の入力装置と、
    上記筐体の外部から上記スイッチに対向する押しボタンと、
    上記押しボタンと上記スイッチとの間に設けられるとともに、上記筐体の第2の開口部を覆う他のシーリング部材と、
    上記第1の入力装置に電気的に接続される電気接続部品であって、上記筐体の第1の開口部に挿通され上記筐体内に延びるとともに、上記筐体内で上記第2の入力装置に電気的に接続される電気接続部品と、
    を具備することを特徴とする電子機器。
  6. 請求項5に記載の電子機器において、
    上記筐体は、上記第2の開口部の周縁部から上記筐体の外側を向いて起立するリブを有し、上記他のシーリング部材は、上記リブの先端に接するとともに上記スイッチに対向する平坦部と、上記平坦部の周縁から上記リブの外周面に沿って延びる周縁部とを有することを特徴とする電子機器。
  7. 請求項6に記載の電子機器において、
    上記筐体の第1の壁面に取り付けられるとともに、上記押しボタンを変位可能に支持するフレームを備え、このフレームは上記他のシーリング部材の位置を保持することを特徴とする電子機器。
  8. 第1の開口部と第2の開口部とを有するとともに、組み立てられたときに筐体外面となる第1の壁面と筐体内面となる第2の壁面とを有する筐体と、
    上記筐体の第1の壁面に取り付けられ、上記第1の開口部を覆う第1の入力装置と、
    上記第1の開口部回りを取り囲むとともに、上記第1の入力装置と上記筐体との間に介在される第1のシーリング部材と、
    上記筐体の第1の壁面に取り付けられ、上記第2の開口部を覆う第2の入力装置と、
    上記第2の開口部回りを取り囲むとともに、上記第2の入力装置と上記筐体との間に介在される第2のシーリング部材と、
    上記第1の入力装置に電気的に接続される電気接続部品であって、上記筐体の第1の開口部に挿通され上記筐体内に延びるとともに、上記筐体の第2の開口部に挿通され上記第2の入力装置に電気的に接続される電気接続部品と、
    を具備することを特徴とする電子機器。
  9. 請求項2、請求項5および請求項8のいずれかに記載の電子機器において、
    上記第1の入力装置は、上記第1の開口部に対向する中央部を有し、上記電気接続部品は、上記第1の入力装置の中央部に接続されることを特徴とする電子機器。
  10. 請求項9に記載の電子機器において、
    上記筐体は、外部に露出された外壁と、上記外壁と一体に形成されるとともに上記外壁に比べてこの筐体の内側に窪んで形成され、かつ、上記第1の開口部が開口する入力装置載置部とを有し、上記第1の入力装置は、上記入力装置載置部に載置され、上記入力装置載置部に支持されることを特徴とする電子機器。
  11. 請求項10に記載の電子機器において、
    開口部を有するとともに上記第1の入力装置を覆うように上記入力装置載置部に取り付けられるフレームを備え、上記第1の入力装置の一部は、上記フレームの開口部を通じて外部に露出されることを特徴とする電子機器。
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