JP2002341967A - 携帯形電子機器 - Google Patents

携帯形電子機器

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JP2002341967A
JP2002341967A JP2001145211A JP2001145211A JP2002341967A JP 2002341967 A JP2002341967 A JP 2002341967A JP 2001145211 A JP2001145211 A JP 2001145211A JP 2001145211 A JP2001145211 A JP 2001145211A JP 2002341967 A JP2002341967 A JP 2002341967A
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wall
housing
display
outer peripheral
portable electronic
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JP2001145211A
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Katsumaru Sasaki
勝丸 佐々木
Kohei Wada
光平 和田
Masataka Tokoro
昌高 所
So Kotegawa
創 小手川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、機器本体の薄形化を強調することが
でき、見掛け上、薄くコンパクトな外観を得ることがで
きる携帯形電子機器を得ることにある。 【解決手段】ポータブルコンピュータ1のような携帯形
電子機器は、上壁4f、左右の側壁4b,4cおよび前壁4dを
有する箱状の機器本体2と、機器本体に支持され、上壁
を覆うように倒される閉じ位置と、上壁を露出させるよ
うに起立する開き位置とに亘って回動可能なディスプレ
イハウジング40とを備えている。機器本体は、少なくと
も左右の側壁に連なる上壁の外周部分に、この上壁より
も低くなるように落とし込まれた段差部15を有してい
る。ディスプレイハウジングは、閉じ位置に回動された
時に、段差部を覆い隠すように張り出す延出部65を有し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばポータブル
コンピュータのような携帯形電子機器に係り、特にその
機器本体の薄形化を強調するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ポータブルコンピュータのような携帯形
電子機器は、キーボードを有する箱状の機器本体と、液
晶表示パネルを内蔵したディスプレイユニットとを備え
ている。ディスプレイユニットは、キーボードを覆うよ
うに倒される閉じ位置と、キーボードや液晶表示パネル
を露出させるように起立する開き位置とに亘って回動可
能に機器本体の後端部に支持されている。このため、デ
ィスプレイユニットを閉じ位置に回動させると、このデ
ィスプレイユニットと機器本体とが互いに重なり合い、
電子機器が携帯に便利な偏平な箱状をなすようになって
いる。
【0003】ところで、この種の電子機器は、軽くコン
パクトで携帯性に優れることがその商品価値を高める重
要な要素となる。そのため、例えばハードディスク駆動
装置や回路基板のような各種の機能部品を収容する機器
本体は、外観品質を確保しつつ極力薄形化することが望
まれている。
【0004】これを実現するため、従来の電子機器で
は、上記機能部品の小形化や薄形化および機器本体の薄
肉化を押し進めるとともに、機能部品のレイアウトを工
夫したり、細部にわたる徹底的な部品点数の削減を図る
ことで、機器本体の薄形化を実現している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年において
は、携帯形の電子機器とそれを支援するネットワークと
で構築されるシステム環境が急速に進展し、電子機器に
しても持ち運びに便利なように、より一層の薄形化が要
求される傾向にある。
【0006】しかしながら、機器本体の薄肉化や機能部
品の薄形化は、もはや限界近くに達していると言っても
過言ではなく、それ故、機器本体の大幅な薄形化は期待
できないことが懸念される。そのため、今後の展開とし
ては、電子機器の機器本体をいかに薄く見せることがで
きるかといった点が重要項目となることが予測され、携
帯形電子機器の特有の使用形態を鑑みた時に、これをい
ち早く実現するための具体的な構成が望まれている。
【0007】本発明は、このような事情にもとづいてな
されたもので、第1の筐体(機器本体)の薄形化を強調
することができ、見掛け上、薄くコンパクトな外観を得
ることができる携帯形電子機器の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る本発明の携帯形電子機器は、上壁、
左右の側壁および前壁を有する第1の筐体と、この第1
の筐体に支持され、上壁を覆うように倒される閉じ位置
と、上壁を露出させるように起立する開き位置とに亘っ
て回動可能な第2の筐体とを具備している。第1の筐体
は、少なくとも左右の側壁に連なる上壁の外周部分に、
この上壁よりも低くなるように落とし込まれた段差部を
有し、また、上記第2の筐体は、上記閉じ位置に回動さ
れた時に、上記段差部を覆い隠すように張り出す延出部
を有していることを特徴としている。
【0009】このような構成によると、段差部の深さに
対応する分だけ第1の筐体の少なくとも側壁の上縁の位
置が下がるので、あたかも第1の筐体が薄くなったよう
な外観を得ることができる。そして、第2の筐体を閉じ
位置に回動させると、第2の筐体と第1の筐体とが互い
に重なり合うとともに、この第2の筐体の延出部が段差
部に被さり、見掛け上、第1の筐体の上壁が第2の筐体
に入り込んだような状態となる。
【0010】そのため、第1の筐体を実際よりも薄く見
せることが可能となり、特に第2の筐体が閉じ位置にあ
る時に、第1の筐体の薄形化を強調するような外観を得
ることができる。
【0011】上記目的を達成するため、請求項10に係
る本発明の携帯形電子機器は、上壁、左右の側壁および
前壁を有する箱状の機器本体と、この機器本体の上壁に
配置され、複数のキートップを有するキーボードと、上
記機器本体に支持され、上記キーボードおよび上壁を覆
うように倒される閉じ位置と、キーボードおよび上壁を
露出させるように起立する開き位置とに亘って回動可能
な箱状のディスプレイハウジングを有するディスプレイ
ユニットとを具備している。機器本体は、少なくとも左
右の側壁に連なる上壁の外周部分に、上記キーボートの
キートップよりも低くなるように落とし込まれた段差部
を有し、また、上記ディスプレイハウジングは、上記閉
じ位置に回動された時に、上記段差部に被さる延出部を
有していることを特徴としている。
【0012】このような構成によると、段差部の深さに
対応する分だけ機器本体の少なくとも側壁の上縁の位置
が下がり、この側壁の上縁が機器本体の上壁やキートッ
プよりも下方に位置するので、あたかも機器本体が薄く
なったような外観が得られる。そして、ディスプレイユ
ニットを閉じ位置に回動させると、ディスプレイハウジ
ングと機器本体とが互いに重なり合うとともに、このデ
ィスプレイハウジングの延出部が段差部に被さり、見掛
け上、機器本体の上壁やキーボードがディスプレイハウ
ジングに入り込んだような状態となる。
【0013】そのため、機器本体を実際よりも薄く見せ
ることができ、特にディスプレイユニットが閉じ位置に
ある時に、機器本体の薄形化を強調するような外観を得
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態をポータ
ブルコンピュータに適用した図面に基づいて説明する。
【0015】図1は、携帯形電子機器としての超小型の
ポータブルコンピュータ1を開示している。このポータ
ブルコンピュータ1は、例えば机の天板のような設置面
Gの上に置かれる機器本体2と、この機器本体2に支持
されたディスプレイユニット3とで構成されている。
【0016】図2および図6に示すように、機器本体2
は、第1の筐体としての合成樹脂製のハウジング4を備
えている。ハウジング4は、底壁4a、左右の側壁4
b,4c、前壁4d、後壁4eおよび上壁4fを有する
偏平な長方形の箱状をなしており、その幅寸法が奥行き
寸法の倍近くに設定されている。
【0017】ハウジング4は、ベース5と、このベース
5に連結されたトップカバー6とで構成されている。ベ
ース5は、底壁4aを含んでおり、この底壁4aの外周
縁部に上向きに延びる周壁5aが形成されている。トッ
プカバー6は、上壁4fを含んでおり、この上壁4fの
外周縁部に下向きに延びる周壁6aが形成されている。
ベース5の周壁5aとトップカバー6の周壁6aとは、
互いに突き合わされて機器本体2の側壁4b,4c、前
壁4dおよび後壁4eを構成している。
【0018】機器本体2の上壁4fは、底壁4aと向か
い合っている。この上壁4fは、パームレスト8および
キーボード取り付け口9を有している。パームレスト8
は、上壁4fの前端部において機器本体2の幅方向に延
びている。このパームレスト8は、前方に進むに従い漸
次下向きに傾斜されているとともに、その前端縁部が前
壁4dの上端縁部に連なっている。
【0019】パームレスト8の中央部には、第1のスイ
ッチボタンとしての一対のコントロールボタン10a,
10bと、第2のスイッチボタンとしての一対のスクロ
ールスイッチボタン11a,11bとが配置されてい
る。コントロールボタン10a,10bは、座標指定、
メニューの機能選択およびアイコンの指定等を行なうも
のであり、機器本体2の幅方向に互いに並べて配置され
ている。スクロールスイッチボタン11a,11bは、
コントロールボタン10a,10bよりも小さな形状を
有し、これらコントロールボタン10a,10bの直前
において機器本体2の幅方向に互いに離間して配置され
ている。
【0020】図3に示すように、コントロールボタン1
0a,10bおよびスクロールスイッチボタン11a,
11bは、機器本体2の幅方向に沿う中央部よりも左側
にずれた位置あり、右側のコントロールボタン10bお
よび右側のスクロールスイッチボタン11bが機器本体
2の幅方向の中心を通る中心線CLの上に位置されてい
る。そして、これらコントロールボタン10a,10b
およびスクロールスイッチボタン11a,11bは、パ
ームレスト8の上方に僅かに張り出している。
【0021】キーボード取り付け口9は、パームレスト
8の後方に位置されている。キーボード取り付け口9
は、機器本体2の全幅に亘るような長方形の開口形状を
有し、このキーボード取り付け口9にキーボード12が
設置されている。キーボード12は、キーボード取り付
け口9に嵌め込まれたキーボードパネル13と、このキ
ーボードパネル13の上面に配列された複数のキートッ
プ14とを有している。キートップ14の上面は、機器
本体2の上壁4fと略同一面上に位置されている。
【0022】図1ないし図5に示すように、ハウジング
4は、その上壁4fと左右の側壁4b,4cとで規定さ
れる角部に、上壁4fよりも低くなるように落とし込ま
れた一対の段差部15を有している。段差部15は、キ
ーボード12を間に挟んだ上壁4fの左右両端部に位置
されており、ハウジング4の後端部からパームレスト8
の後端部に至る範囲に連続して形成されている。
【0023】図5に最も良く示されるように、段差部1
5は、側壁4b,4cの上端に向けて滑らかな円弧を描
きながら下向きに傾斜されており、この段差部15の底
15aは、キートップ14の上面よりも下方に位置され
ている。そして、段差部15の前端部は、パームレスト
8の後端部に滑らかに連なっている。
【0024】ハウジング4の内部には、ハードディスク
駆動装置16や回路基板17が収容されている。ハード
ディスク駆動装置16は、キーボード12の右半分の下
方に位置されている。回路基板17は、ハウジング4の
底壁4aと平行に配置されており、この回路基板17に
マイクロプロセッサを構成する半導体パッケージのよう
な各種の回路部品(図示せず)が実装されている。
【0025】回路基板17と底壁4aとの間には、PCカ
ード18を収容するカード収容部19が形成されてい
る。カード収容部19は、キーボード12の左半分の下
方に位置されており、図6の(A)に示すように、上記
ハウジング4の左側の側壁4bに開口されたカードスロ
ット20を有している。このハウジング4の左側の側壁
4bには、カードスロット20を始めとして、RGBコネ
クタ21、デジタル信号をやり取りするi.LINK (IEEE13
94)コネクタ22、半導体パッケージの冷却用ファンに
連なる通気口23が一列に並べて配置されている。
【0026】図6の(B)に示すように、ハウジング4
の右側の側壁4cには、一対のUSBコネクタ24、モデ
ムコネクタ25、電源コネクタ26および盗難防止装置
を連結するためのロック孔27が一列に並べて配置され
ている。モデムコネクタ25は、右側の側壁4cの中央
部に位置され、ハウジング4の内部に収容されたモデム
基板(図示せず)に電気的に接続されている。
【0027】図2に示すように、ハウジング4の底壁4
aは、設置面Gに沿って平行に配置されている。この底
壁4aのうち、側壁4b,4c、前壁4dおよび後壁4
eに連なる外周部分は、上記カード収容部19およびモ
デムコネクタ25に対応する箇所を除いて、滑らかな円
弧を描いて上向きに傾斜された傾斜部28をなしてい
る。このため、底壁4aの外周部分は、側壁4b,4
c、前壁4dおよび後壁4eに近づくに従い設置面Gか
ら遠ざかっており、この設置面Gとの間に隙間Sが形成さ
れている。
【0028】したがって、ハウジング4の側壁4b,4
c、前壁4dおよび後壁4eの下端は、隙間Sの分だけ
設置面Gから離れている。このことから、図5に左側の
側壁4bを代表して示すように、ハウジング4の側方に
面する側壁4bの高さ寸法H1は、ハウジング4の全体の
厚み寸法T1から上記段差部15の深さ寸法dと上記隙間S
の高さ寸法S2とを差し引いた値となり、側壁4bの高さ
寸法H1がハウジング4の全体の厚み寸法T1よりも小さく
設定されている。
【0029】図7に示すように、ハウジング4の底壁4
aは、増設メモリソケット(図示せず)を露出させる第
1の開口部29aと、上記モデム基板に添付されたラベ
ルを露出させるための第2の開口部29bとを有してい
る。これら第1および第2の開口部29a,29bは、
夫々取り外し可能なカバー30a,30bで覆われてい
る。
【0030】また、ハウジング4の内部には、スピーカ
31が収容されている。スピーカ31は、図6の(B)
や図7に示すようにハウジング4の前端底部に位置され
ており、底壁4aに向けて音声を出力するようになって
いる。この場合、スピーカ31は、底壁4aの前端の傾
斜部28の上に位置されており、この傾斜部28にスピ
ーカ31と向かい合う複数の放音用の通孔32が形成さ
れている。通孔32は、ポータブルコンピュータ1を設
置面Gの上に置いた時に、この設置面Gとの間に生じる隙
間Sに開口されている。
【0031】このため、スピーカ31から底壁4aに向
けて出力された音声は、通孔32を通じて隙間Sに放出
されることになり、スピーカ31をハウジング4の底部
に設置したにも拘わらず、音声がハウジング4の外方に
抜け易い構成となっている。
【0032】なお、ハウジング4の前壁4dの右端部に
は、マイク入力端子33、ヘッドホン出力端子34およ
びスピーカ31やヘッドホンの音量を調整するボリュー
ムダイヤル35が一列に並べて配置されている。
【0033】ハウジング4の上壁4fの後端部には、凸
部37が形成されている。凸部37は、キーボード12
の直後においてハウジング4の幅方向に延びており、こ
の凸部37の両端部にディスプレイ支持部38a,38
bが形成されている。ディスプレイ支持部38a,38
bは、凸部37の周囲に開放された窪みにて構成されて
いる。
【0034】機器本体2に支持されたディスプレイユニ
ット3は、第2の筐体としての合成樹脂製のディスプレ
イハウジング40と、このディスプレイハウジング40
の内部に収容された液晶表示パネル41とを備えてい
る。
【0035】図2や図4に示すように、ディスプレイハ
ウジング40は、ディスプレイカバー42とディスプレ
イマスク43とで構成され、偏平な長方形の箱状をなし
ている。ディスプレイカバー42は、図8にも示されて
いる通り、支持壁44と、上下左右の外周壁45a〜4
5dとを有している。支持壁44は、ハウジング4の上
壁4fと略同じ大きさを有し、この支持壁44の内面に
液晶表示パネル41の左右両側部が夫々ブラケット46
を介して固定されている。外周壁45a〜45dは、支
持壁44の外周縁部から立ち上がっており、液晶表示パ
ネル41を取り囲んでいる。
【0036】ディスプレイカバー42は、その一端から
機器本体2のディスプレイ支持部38a,38bに向け
て突出する第1および第2の脚部47a,47bを有し
ている。第1および第2の脚部47a,47bは、ディ
スプレイカバー42の幅方向に互いに離間して配置され
ており、これら脚部47a,47bの間にハウジング4
の凸部37が位置するようになっている。
【0037】ディスプレイマスク43は、長方形状の開
口部49を有する四角い枠状をなしている。ディスプレ
イマスク43は、液晶表示パネル41の表示画面41a
を取り囲んでおり、この表示画面41aは、ディスプレ
イマスク43の開口部49を通じてディスプレイハウジ
ング40の外方に露出されている。また、ディスプレイ
マスク43は、ディスプレイカバー42の第1および第
2の脚部47a,47bを覆うカバー部50a,50b
を有している。
【0038】ディスプレイマスク43は、ディスプレイ
カバー42の外周壁45a〜45cの内側に嵌め込むこ
とで、このディスプレイカバー42に取り外し可能に支
持されている。そのため、ディスプレイマスク43とデ
ィスプレイカバー42との突き合わせ部は、ディスプレ
イカバー42の外周壁45a〜45cによって連続して
覆い隠されており、図6や図9を見れば明らかなよう
に、ディスプレイハウジング40の上部から左右両側部
に至る外周部分の全てが外周壁45a〜45cによって
構成されている。
【0039】また、図4に示すように、ディスプレイカ
バー42の支持壁44の外周部分は、左右の外周壁45
c,45dに近づくに従いディスプレイマスク43に向
けて滑らかな円弧を描いて傾斜された彎曲部44aをな
している。この彎曲部44aの存在により、ディスプレ
イハウジング40の左右両端部が厚み方向に絞り込ま
れ、このディスプレイハウジング40を薄く見せるため
の工夫がなされている。
【0040】図8に示すように、ディスプレイハウジン
グ40のディスプレイカバー42は、中空円筒状のケー
ブルガイド51およびヒンジ金具52を介して機器本体
2のハウジング4に支持されている。ケーブルガイド5
1は、ディスプレイカバー42の左側の第1の脚部47
aと凸部37の左端部との間に跨って水平に配置されて
おり、このケーブルガイド51を通じて機器本体2の内
部とディスプレイハウジング40の内部とが互いに連通
されている。
【0041】ヒンジ金具52は、第1のブラケット5
3、第2のブラケット54およびヒンジ軸55を有して
いる。第1のブラケット53は、機器本体2のハウジン
グ4に固定されており、凸部37の右端部に位置されて
いる。第2のブラケット54は、ディスプレイカバー4
2の支持壁44の右端部に固定されているとともに、そ
の一端がディスプレイカバー42の右側の第2の脚部4
7bに導かれている。ヒンジ軸55は、第1のブラケッ
ト53と第2のブラケット54とを回動可能に連結して
おり、ハウジング4の凸部37とディスプレイハウジン
グ40の第2の脚部47bとの間に跨って水平に配置さ
れている。
【0042】このため、ディスプレイハウジング40
は、ヒンジ軸55を支点として、上記パームレスト8や
キーボード12を上方から覆うように倒される閉じ位置
と、パームレスト8、キーボード12および表示画面4
1aを露出させるように起立する開き位置とに亘って回
動可能に機器本体2に支持されている。
【0043】ディスプレイカバー42の支持壁44に
は、FLインバータ57と、電源スイッチ58が実装され
たスイッチ基板59とが固定されている。FLインバータ
57は、液晶表示パネル41のバックライト(図示せ
ず)を駆動するためのものであり、この液晶表示パネル
41の下側に位置されている。スイッチ基板59は、上
記ヒンジ金具52とはFLインバータ57を間に挟んだ反
対側に位置されており、第1の脚部47aに隣接されて
いる。
【0044】FLインバータ57の左端部に接続されたケ
ーブル60、スイッチ基板59に接続されたケーブル6
1および液晶表示パネル41の駆動回路部からのケーブ
ル(図示せず)は、一つのケーブル集合体62として束
ねられている。このケーブル集合体62は、支持壁44
の左端部に沿わせて第1の脚部47aの内側に導かれた
後、ここからケーブルガイド51を通してハウジング4
の内部に導入され、このハウジング4の内部の回路基板
17に電気的に接続されている。
【0045】このため、ケーブル集合体62は、ヒンジ
金具52とは反対側において、ディスプレイハウジング
40から機器本体2に導かれており、このケーブル集合
体62を配線するに当ってヒンジ金具52が邪魔となっ
たり、配線経路が増大することはない。したがって、ケ
ーブル集合体62の配線作業を容易に行なうことがで
き、ポータブルコンピュータ1の組み立て時の作業性が
良好となる。
【0046】図1および図3に示すように、ディスプレ
イマスク43の左端部には、電源スイッチ58を操作す
るスイッチボタン63が配置されている。このスイッチ
ボタン63は、オペレータの左手の親指で押圧し易いよ
うに、第1の脚部47aに隣接されている。そして、ス
イッチボタン63は、ディスプレイハウジング40が閉
じ位置にある限り、このディスプレイハウジグ40によ
って覆い隠されており、ディスプレイハウジング40を
開き位置に回動させた時に始めて外方に露出されるよう
になっている。
【0047】このため、パーソナルコンピュータ1を例
えばバッグ等に収納して持ち運ぶ際に、スイッチボタン
63が不所望に押圧されることはない。よって、スイッ
チボタン63をロックする機構やスイッチボタン63を
覆うシャッタのような格別な機構を付加する必要はな
く、その分、パーソナルコンピュータ1の構成を簡略化
してコストを低減することができる。
【0048】ディスプレイカバー42の外周壁45a〜
45cは、図4に左側の外周壁45cを代表して示すよ
うに、その先端に支持壁44から遠ざかる方向に張り出
す延出部65を有している。延出部65は、ディスプレ
イハウジング40を閉じ位置に回動させた時に、キーボ
ード12の左右両側に位置する段差部15を側方から覆
い隠しており、この延出部65の先端縁部65aと段差
部15の底15aとは、僅かな隙間を存して互いに向か
い合っている。そして、延出部65の前端部は、ディス
プレイハウジング40を閉じ位置に回動させた時に、パ
ームレスト8の左右両端部と向かい合うようになってお
り、この延出部65の前端部の先端縁部65aは、パー
ムレスト8の傾斜に沿うような形状に形成されている。
【0049】このため、図6に示すように、ディスプレ
イハウジング40が閉じられたポータブルコンピュータ
1を側方から見た場合に、ディスプレイカバー42の外
周壁45c,45dとハウジング4の側壁4b,4cと
の間に生じる隙間は、パーソナルコンピュータ1の奥行
き方向に沿って一定に保たれている。
【0050】また、図4に示すように、ディスプレイマ
スク43の外周部43aは、上記延出部65の先端縁部
65aに向けて張り出すとともに、上記段差部15の形
状に沿うように円弧状に彎曲されている。このため、デ
ィスプレイハウジング40を閉じ位置に回動させた状態
では、ディスプレイカバー42の延出部65aとディス
プレイマスク43の外周部43aとによって段差部15
が覆い隠されるようになっている。
【0051】図1および図3に見られるように、ディス
プレイマスク43は、ディスプレイハウジング40を閉
じ位置に回動させた時に、パームレスト8の前端部に突
き当たる第1ないし第3のストッパ67a,67b,6
7cを有している。これらストッパ67a,67b,6
7cは、例えばゴムのような弾性を有するクッション材
にて構成され、図示しない両面接着テープを介してディ
スプレイマスク43の前面に貼り付けられている。
【0052】第1ないし第3のストッパ67a,67
b,67cは、ディスプレイマスク43の幅方向に間隔
を存して一列に並べられており、このディスプレイマス
ク43の前面から僅かに張り出している。第1および第
2のストッパ67a,67bは、機器本体2の中心線CL
を間に挟んで左右対称となるように、ディスプレイマス
ク43の左右両端部に配置されている。第3のストッパ
67cは、第1のストッパ67aと第2のストッパ67
bとの間において、上記中心線CLよりも左側にずれた位
置に配置されている。この第3のストッパ67cは、図
1に矢印で示すように、ディスプレイハウジング40を
閉じ位置に回動させた時に、上記スクロールスイッチボ
タン11a,11bの間の中央にてパームレスト8に突
き当たるようになっている。
【0053】このため、ディスプレイハウジング40を
閉じ位置に回動させた状態では、ディスプレイマスク4
3は、第1ないし第3のストッパ67a,67b,67
cの張り出し高さに対応するような隙間を間に挟んでパ
ームレスト8と向かい合い、これらパームレスト8とデ
ィスプレイマスク43との接触に伴う傷付きが阻止され
ている。
【0054】また、第3のストッパ67cは、スクロー
ルスイッチボタン11a,11bの間の中央にてパーム
レスト8に突き当たるので、例えばディスプレイハウジ
ング40が閉じ位置にある時に、このディスプレイハウ
ジング40をパームレスト8に押し付けようとする外力
が働いたとしても、スクロールスイッチボタン11a,
11bに対応する箇所でのディスプレイマスク43の変
形が抑制される。
【0055】そのため、ディスプレイマスク43の前面
や液晶表示パネル41の表示画面41aがパームレスト
8の上のコントロールボタン10a,10bやスクロー
ルスイッチボタン11a,11bに当たり難くなり、こ
れらディスプレイマスク43の前面や表示画面41aの
傷付きを防止できる。
【0056】この優位点は、コントロールボタン10
a,10bの直前にこれよりも小さなスクロールスイッ
チボタン11a,11bを配置することにより始めて得
られるものであって、スクロールスイッチボタン11
a,11bとコントロールボタン10a,10bとの位
置関係が逆の場合には、この限りではない。
【0057】図1に示すように、ディスプレイハウジン
グ40は、ディスプレイマスク43の前面から突出する
一対のラッチ片70a,70bを備えている。ラッチ片
70a,70bは、表示画面41aを間に挟んだディス
プレイマスク43の左右両端部に位置されている。これ
らラッチ片70a,70bは、ディスプレイハウジング
40が閉じ位置に回動された時に、パームレスト8の左
右両端部に取り外し可能に引っ掛かり、このディスプレ
イハウジング40を閉じ位置に保持するようになってい
る。
【0058】ディスプレイカバー42の外周壁45a
は、ディスプレイハウジング40が閉じ位置に回動され
た時に、ハウジング4の前壁4dに沿うように起立され
ている。この周壁45aの左右両端部には、夫々指掛け
部71が形成されている。指掛け部71は、図9に示す
ように、指先の腹を容易に引っ掛けられるような複数の
帯状の突起にて構成され、この指掛け部71に指先の腹
を引っ掛けてディスプレイハウジング40を押し上げる
ことで、ディスプレイハウジング40を閉じ位置から開
き位置に向けて回動させることができる。
【0059】このため、例えば女性や子供のように、手
が小さくてディスプレイハウジング40を奥行き方向に
掴むことができないような場合でも、ディスプレイハウ
ジング40を簡単に開くことができる。
【0060】また、本実施の形態のポータブルコンピュ
ータ1では、ディスプレイハウジング40のディスプレ
イカバー42やハウジング4のベース5は、夫々同系色
の銀色に塗装されているとともに、ディスプレイマスク
43やトップカバー6は、図2や図6に網かけして示す
ように、銀色よりも暗くて濃い黒色に塗装されている。
【0061】このため、ディスプレイハウジング40を
開き位置に回動させて表示画面41aを露出させた状態
では、黒いディスプレイマスク43が銀色に輝くディス
プレイカバー42の延長部65によって取り囲まれ、こ
の延長部65がディスプレイハウジング40の外観デザ
イン上の一つのアクセントとなっている。
【0062】さらに、ディスプレイハウジング40を閉
じ位置に回動させた状態では、図に最も良く示されるよ
うに、黒色のトップカバー6が銀色のディスプレイカバ
ー42と銀色のベース5との間に介在される。このた
め、トップカバー6とディスプレイカバー42およびベ
ース5との対比がはっきりとするとともに、このトップ
カバー6の周壁6aが一本の黒いストライプとなって外
方に露出するようになっている。
【0063】このような構成のポータブルコンピュータ
1によると、ハウジング4のトップカバー6の左右両側
部に、このトップカバー6の後端部からパームレスト8
に至る範囲に亘ってキーボード12のキートップ14や
上壁4fよりも低くなるように落とし込まれた段差部1
5を形成したので、この段差部15の深さ寸法dに対応
する分だけ、ハウジング4の側壁4b,4cの上縁の位
置が下がる。しかも、ハウジング4の底壁4aの外周部
分は、側壁4b,4c、前壁4dおよび後壁4eに近づ
くに従い上向きに傾斜されているので、これら側壁4
b,4c、前壁4dおよび後壁4eの下縁の位置が設置
面Gよりも高くなる。
【0064】このため、特に側壁4b,4cの高さ寸法
H1がハウジング4の全体の厚み寸法T1よりも小さくな
り、あたかも機器本体2のハウジング4が薄くなったよ
うな外観が得られる。
【0065】また、上記構成によると、側壁4b,4c
および前壁4dの上半分を構成するトップカバー6の周
壁6aが、一本の黒いストライプとなってハウジング4
の外方に露出される。このため、側壁4b,4cおよび
前壁4dの上半分が強調されて目にとまり易くなり、ハ
ウジング4の側壁4b,4cおよび前壁4dをより薄く
見せることができる。
【0066】加えて、ディスプレイカバー42の左右の
外周壁45c,45dは、ディスプレイハウジング40
を閉じ位置に回動させた時に、ハウジング45の段差部
15に覆い被さる延出部65を有するので、ディスプレ
イハウジング40を閉じると、図4に示すように、段差
部15の底15aよりも上方に張り出すハウジング4の
上壁4fやキートップ14がディスプレイハウジング4
0に入り込んだような状態となる。
【0067】このため、機器本体2のハウジング4を実
際よりも薄く見せることができ、機器本体2の薄形化を
強調するような外観を得ることができる。
【0068】それとともに、側壁4b,4cおよび前壁
4dの上半分を構成するトップカバー6の周壁6aが、
一本の黒いストライプとなってベース5とディスプレイ
カバー42との間に介在されるので、ディスプレイハウ
ジング40を閉じた状態においても、側壁4b,4cお
よび前壁4dの上半分が特に強調されて目にとまり易く
なり、機器本体2を薄く見せる上で好都合となる。
【0069】さらに、ディスプレイハウジング40のデ
ィスプレイマスク42は、ディスプレイカバー43の外
周壁45a〜45cの内側に嵌め込まれ、これら外周壁
45a〜45cによって取り囲まれているので、ディス
プレイハウジング40の上部から左右両側部に至る外周
部分の全てが外周壁45a〜45cによって構成され
る。
【0070】このため、ディスプレイカバー42とディ
スプレイマスク43との合わせ部分がディスプレイハウ
ジング40の外周部分に露出されることはなく、このデ
ィスプレイハウジング40がすっきりとしたデザインと
なって、ディスプレイハウジング40や機器本体2をよ
り薄く見せることができる。
【0071】なお、上記実施の形態では、側壁に連なる
上壁の左右両端部に段差部を形成したが、例えば前壁に
連なる上壁の前端部にも上記段差部を連続して形成して
も良い。
【0072】また、本発明に係る携帯形電子機器は、ポ
ータブルコンピュータに特定されるものではなく、例え
ばDVDプレーヤであっても同様に実施可能である。
【0073】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、第1の筐
体(機器本体)を実際よりも薄く見せる巧妙なデザイン
を実現でき、特に第2の筐体(ディスプレイユニット)
が閉じ位置にある時に、機器本体の薄形化を強調するよ
うな外観を得ることができるといった利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るポータブルコンピュ
ータの斜視図。
【図2】図6の(A)のF2−F2線に沿うポータブルコン
ピュータの断面図。
【図3】ディスプレイユニットを開き位置に回動させた
時のポータブルコンピュータの正面図。
【図4】ディスプレイハウジングの延出部によって機器
本体の段差部が覆われた状態を示すポータブルコンピュ
ータの断面図。
【図5】機器本体の段差部の形状を示すポータブルコン
ピュータの断面図。
【図6】(A)は、ディスプレイユニットを閉じ位置に
回動させた時のポータブルコンピュータの右側面図。
(B)は、ディスプレイユニットを閉じ位置に回動させ
た時のポータブルコンピュータの左側面図。
【図7】機器本体の底面図。
【図8】ディスプレイハウジングを支持するヒンジ金具
とケーブルとの位置関係を示すポータブルコンピュータ
の平面図。
【図9】ディスプレイハウジングを閉じ位置から開き位
置に向けて押し上げる状態を示すポータブルコンピュー
タの斜視図。
【符号の説明】
2…機器本体 3…ディスプレイユニット 4…第1の筐体(ハウジング) 4b,4c…側壁 4d…前壁 4f…上壁 12…キーボード 14…キートップ 15…段差部 40…第2の筐体(ディスプレイハウジング) 65…延出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 所 昌高 東京都青梅市新町3丁目3番地の1 東芝 デジタルメディアエンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 小手川 創 東京都青梅市新町3丁目3番地の1 東芝 デジタルメディアエンジニアリング株式会 社内 Fターム(参考) 4E360 AA02 AB05 AB17 AB42 BA04 BB12 BB25 EA14 EC11 EC14 EC15 ED03 GA01 GA52 GB46 5B020 DD52

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上壁、左右の側壁および前壁を有する第
    1の筐体と、 この第1の筐体に支持され、上壁を覆うように倒される
    閉じ位置と、上壁を露出させるように起立する開き位置
    とに亘って回動可能な第2の筐体と、を具備し、 上記第1の筐体は、少なくとも左右の側壁に連なる上壁
    の外周部分に、この上壁よりも低くなるように落とし込
    まれた段差部を有し、また、上記第2の筐体は、上記閉
    じ位置に回動された時に、上記段差部を覆い隠すように
    張り出す延出部を有していることを特徴とする携帯形電
    子機器。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、上記段差部
    は、上壁から側壁の方向に進むに従い滑らかな円弧を描
    いて下向きに傾斜されていることを特徴とする携帯形電
    子機器。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2の記載において、
    上記第1の筐体の上壁は、キーボードが収まるキーボー
    ド取り付け口を有し、上記段差部は、上記キーボード取
    り付け口を間に挟んだ上記上壁の左右両端部に位置され
    ていることを特徴とする携帯形電子機器。
  4. 【請求項4】 請求項3の記載において、上記キーボー
    ドは、指先で押圧される複数のキートップを有し、上記
    段差部の底は、上記キートップよりも下方に位置されて
    いることを特徴とする携帯形電子機器。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかの記
    載において、上記第1の筐体は、設置面の上に置かれる
    底壁を有し、この底壁は、その外周縁部が上記左右の側
    壁および前壁に連なるとともに、この底壁の外周部分
    は、側壁および前壁の方向に進むに従い上記設置面から
    遠ざかる方向に上向きに傾斜されていることを特徴とす
    る携帯形電子機器。
  6. 【請求項6】 請求項3の記載において、上記第1の筐
    体の上壁は、その前端部に幅方向に延びるパームレスト
    を有し、このパームレストは、第1の筐体の前方に進む
    に従い漸次下向きに傾斜されて上記前壁に連なっている
    ことを特徴とする携帯形電子機器。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項6のいずれかの記
    載において、上記第2の筐体は、表示パネルが固定され
    る支持壁およびこの支持壁の外周縁部から立ち上がる外
    周壁を有するカバーと、このカバーに連結され、上記表
    示パネルの表示画面を露出させる開口部を有するマスク
    とを含み、上記マスクは、上記カバーの外周壁の内側に
    取り外し可能に嵌め込まれていることを特徴とする携帯
    形電子機器。
  8. 【請求項8】 請求項7の記載において、上記支持壁の
    外周部は、上記マスクに近づく方向に円弧状に彎曲され
    ていることを特徴とする携帯形電子機器。
  9. 【請求項9】 請求項7の記載において、上記パームレ
    ストは、上記第1の筐体の幅方向に並べて配置された一
    対の第1のスイッチボタンと、これら第1のスイッチボ
    タンの前側において上記第1の筐体の幅方向に互いに離
    間して配置された一対の第2のスイッチボタンとを有
    し、また、上記第2の筐体のマスクは、上記第2の筐体
    が閉じ位置に回動された時に、上記パームレストに突き
    当たる複数のストッパを有し、これらストッパは、上記
    第2の筐体の幅方向に互いに間隔を存して配置されてい
    るとともに、中間の一つのストッパは、上記第2のスイ
    ッチボタンの間において上記パームレストに突き当たる
    ことを特徴とする携帯形電子機器。
  10. 【請求項10】 上壁、左右の側壁および前壁を有する
    箱状の機器本体と、 この機器本体の上壁に配置され、複数のキートップを有
    するキーボードと、 上記機器本体に支持され、上記キーボードおよび上壁を
    覆うように倒される閉じ位置と、キーボードおよび上壁
    を露出させるように起立する開き位置とに亘って回動可
    能な箱状のディスプレイハウジングを有するディスプレ
    イユニットと、を具備し、 上記機器本体は、少なくとも左右の側壁に連なる上壁の
    外周部分に、上記キーボードのキートップよりも低くな
    るように落とし込まれた段差部を有し、また、上記ディ
    スプレイハウジングは、上記閉じ位置に回動された時
    に、上記段差部に被さる延出部を有していることを特徴
    とする携帯形電子機器。
  11. 【請求項11】 請求項10の記載において、上記機器
    本体は、設置面の上に置かれる底壁を有し、この底壁
    は、その外周縁部が上記左右の側壁および前壁に連なる
    とともに、この底壁の外周部は、側壁および前壁の方向
    に進むに従い上記設置面から遠ざかる方向に上向きに傾
    斜されていることを特徴とする携帯形電子機器。
  12. 【請求項12】 請求項10又は請求項11の記載にお
    いて、上記ディスプレイハウジングは、表示パネルが固
    定される支持壁およびこの支持壁の外周縁部から立ち上
    がる外周壁を有するディスプレイカバーと、このディス
    プレイカバーに連結され、上記表示パネルの表示画面を
    露出させる開口部を有するディスプレイマスクとを含
    み、上記ディスプレイマスクは、上記ディスプレイカバ
    ーの外周壁の内側に取り外し可能に嵌め込まれているこ
    とを特徴とする携帯形電子機器。
  13. 【請求項13】 請求項12の記載において、上記機器
    本体は、上記底壁およびこの底壁の外周縁部から立ち上
    がる周壁を有するベースと、このベースに連結され、上
    記上壁およびこの上壁の外周縁部から下向きに延びる周
    壁を有するトップカバーとを含み、上記ベースの周壁と
    上記トップカバーの周壁とは、互いに突き合わされて上
    記機器本体の側壁および前壁を構成するとともに、上記
    トップカバーの周壁の色は、上記ベースの周壁の色より
    も濃く設定されていることを特徴とする携帯形電子機
    器。
  14. 【請求項14】 請求項13の記載において、上記ディ
    スプレイカバーの外周壁は、上記ディスプレイマスクを
    取り囲む先端縁部を有し、この先端縁部を含むディスプ
    レイカバーの色と上記ディスプレイマスクの色は、互い
    に異なることを特徴とする携帯形電子機器。
  15. 【請求項15】 請求項14の記載において、上記ディ
    スプレイカバーの色と上記機器本体のベースの色は、互
    いに同系色であることを特徴とする携帯形電子機器。
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