JP2004244011A - モータリトラクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ウエビングベルトの装着時には乗員の身体を圧迫せず、かつ、ウエビングベルトの格納時にはモータの駆動音が発生する期間を必要最小限に限ると共に滑らかにウエビングベルトを格納することのできるモータリトラクタを得る。
【解決手段】 付勢部材の付勢力に起因したウエビングベルトの巻取力が乗員非圧迫性に対応した強さに設定されているため、ウエビングベルトを装着している際には、このウエビングベルトで乗員の身体を圧迫することがない。一方、ウエビングベルトを格納する際には、巻取軸によって巻き取られたウエビングベルトの巻取量が増加するに従ってこのウエビングベルトの巻取力が次第に低下する。この巻取力が所定の強さまで低下した場合に、制御手段が巻取軸に連結されたモータを駆動させ、ウエビングベルトが強制的に巻き取られる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両等の座席に着座した乗員の身体を長尺帯状のウエビングベルトで拘束するためのシートベルト装置を構成するモータリトラクタに関する。
乗用車等の車両には、シートベルト装置が取り付けられている。このシートベルト装置は、車両の座席に着座した乗員に装着された状態でこの乗員の身体を拘束する長尺帯状のウエビングベルトと、このウエビングベルトの長手方向基端側が係止され、回転することでこのウエビングベルトを基端側から巻き取る巻取軸と、巻取軸をこのウエビングベルトの巻取方向へ付勢する渦巻きばね等の付勢部材と、を備えている。ウエビングベルトを乗員が装着している際には、付勢部材によって巻取軸がこのウエビングベルトの巻取方向へ付勢され、この巻取軸がウエビングベルトの弛み等を取り除いて乗員の身体を拘束する構成である。
このようなシートベルト装置では、ウエビングベルトを格納する際に、巻取軸によって巻き取られたこのウエビングベルトの巻取量が増加するに伴いこの巻取軸によってこのウエビングベルトを巻き取る巻取力が次第に低下する。このような巻取力の変化量を考慮して、このウエビングベルトを全格納できる巻取力を維持できる程度の付勢力が付勢部材によって巻取軸に付勢されている。このため、ウエビングベルトを格納する際にはこの付勢力に起因した巻取力でウエビングベルトを全格納することができるが、ウエビングベルトを装着している際にはこのウエビングベルトを装着した乗員に圧迫感を与えてしまう欠点があった。
この場合、単にウエビングベルト装着時の圧迫感を低減させるために、付勢力の弱いばね式の付勢部材をシートベルト装置に適用してウエビングベルトの巻取力を弱くすることが考えられる。しかしながら、付勢力の弱いばね式の付勢部材が適用されているシートベルト装置では、ウエビングベルトを格納する際において、ウエビングベルトの巻取力が充分ではないため、巻取途中でウエビングベルトの巻取りが止まってしまい、ウエビングベルトを全格納することができなくなるおそれがある。
一方、車両が急減速した状態等にウエビングベルトの巻取軸をモータによって回転させるモータリトラクタがある(特許文献1)。このモータリトラクタは、巻取軸に連結され、駆動力でこの巻取軸をウエビングベルトの巻取方向へ回転させるモータと、ウエビングベルトのタングプレートがバックルから解除されたことを検知して信号を出力するバックルスイッチと、このバックルスイッチから出力された信号に基づいてモータの駆動を制御するECU等の制御手段と、を備えている。ウエビングベルトのタングプレートがバックルから解除されたことがバックルスイッチによって検知されると、制御手段によってモータが駆動し、巻取軸がこのウエビングベルトの巻取方向へ回転してウエビングベルトを巻き取る構成である。
しかしながら、このような従来のモータリトラクタでは、ウエビングベルトのタングプレートがバックルから解除されてからウエビングベルトが全格納されるまでの間に、モータが相当に長い期間駆動する。このモータの駆動に伴いモータの駆動音が相当に長い期間発生し、乗員にとってはこの駆動音が耳障りとなるため、モータリトラクタの商品価値が低下してしまう。また、このような従来のモータリトラクタにおいて、例えばウエビングベルトのタングプレートがバックルから解除された後の1秒間だけモータを駆動させるというように、モータの駆動期間を指定することも考えられる。しかしながら、このような構成では、ウエビングベルトの格納時にこのウエビングベルトの引掛り等が起こった場合には、ウエビングベルトを全格納していない状態のままモータの駆動が停止してしまうおそれがあった。
特開平11−227567号公報
本発明は、上記問題点に鑑み、ウエビングベルトの装着時には乗員の身体を圧迫せず、かつ、ウエビングベルトの格納時にはモータの駆動音が発生する期間を必要最小限に限ると共に滑らかにウエビングベルトを格納することのできるモータリトラクタを得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、車両の座席に着座した乗員に装着された状態で前記乗員の身体を拘束する長尺帯状のウエビングベルトと、前記ウエビングベルトの長手方向基端側が係止され、回転することで前記ウエビングベルトを前記基端側から巻き取る巻取軸と、前記巻取軸に連結され、前記ウエビングベルトの装着状態における乗員非圧迫性に対応しかつ前記巻取軸によって巻き取られる前記ウエビングベルトの巻取量が増加するに従って前記ウエビングベルトの巻取力が次第に低下するような付勢力で前記巻取軸を付勢する付勢部材と、前記巻取軸に連結され、駆動力で前記巻取軸を前記ウエビングベルトの巻取方向へ回転させるモータと、を備えたモータリトラクタにおいて、前記付勢部材による前記ウエビングベルトの巻取力を検出する巻取力検出手段と、前記ウエビングベルトを格納する際であって、前記巻取力検出手段によって検出された前記ウエビングベルトの巻取力が所定の強さまで低下した場合に前記モータを駆動させ、前記ウエビングベルトが全格納された場合に前記モータの駆動を停止する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、モータリトラクタからウエビングベルトを引き出して、車両の座席に着座した乗員にこのウエビングベルトが装着される。この状態では、ウエビングベルトを基端側から巻き取る巻取軸は、付勢部材によってウエビングベルトの巻取方向に付勢されるので、乗員に装着されたウエビングベルトに弛みが生じた場合であっても、付勢部材の付勢力に起因するウエビングベルトの巻取力でこの弛みは取り除かれる。またここで、ウエビングベルトの巻取力は乗員非圧迫性に対応した強さとなっているので、乗員の身体をウエビングベルトで圧迫することがない。
一方、ウエビングベルトを格納する際には、巻取軸に巻き取られるウエビングベルトの巻取量が増加するに従ってウエビングベルトの巻取力が次第に低下する。このウエビングベルトの巻取力は巻取力検出手段によって検出される。巻取力検出手段によって検出されたウエビングベルトの巻取力が低下して所定の強さとなった場合に、制御手段がモータを駆動させて巻取軸をウエビングベルトの巻取方向に回転させる。このため、ウエビングベルトは強制的に巻き取られる。
このように、ウエビングベルトの格納時では、最初に付勢部材の付勢力によって巻取軸を回転させ、モータを後から駆動させてこの巻取軸を回転させる。この結果、モータの駆動時間を短くすることができて、さらにはウエビングベルトを全格納するまでこのウエビングベルトの巻取りを滑らかに行うことができる。したがって、ウエビングベルトの格納時には、モータの駆動音が発生する期間を必要最小限に限ると共に滑らかにウエビングベルトを格納することができる。
以上説明したように、本発明のモータリトラクタは、ウエビングベルトの装着時には乗員の身体を圧迫せず、かつウエビングベルトの格納時にはモータの駆動音が発生する期間を必要最小限に限ると共に滑らかにウエビングベルトを格納することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記制御手段は、前記モータを駆動させた後に前記ウエビングベルトの巻取量が所定量に達した時点で、前記モータの回転速度を低速にする、ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、ウエビングベルトを格納する際には、ウエビングベルトの巻取力が所定の強さまで低下した場合に、制御手段がこのウエビングベルトの巻取力に基づいてモータを駆動させ、ウエビングベルトが強制的に巻き取られた後にウエビングベルトの巻取量が所定量に達した時点で、制御手段は、モータの回転速度を低速にする。すなわち、ウエビングベルトの巻取量が所定量に達した時点で、モータを低速回転させてウエビングベルトの巻取りスピードを落とす。
ここで、ウエビングベルトを格納する際には、例えばモータを所定の回転速度で回転させたままにすると、ウエビングベルトの巻取りに伴ってタングプレートも引張られて、例えば車室内の化粧板等の内装品に不要に衝突してしまい、この内装品が傷ついてしまうおそれがある。この点、請求項2に記載の発明では、ウエビングベルトを格納する際であってモータが駆動している場合に、ウエビングベルトの巻取量が所定量に達した時点でモータの回転速度を低速にすることで、ウエビングベルトの巻き取られる方向に引張られるタングプレートの勢いが弱められる。この結果、タングプレートが車室内の内装品等に不要に衝突することがなくなり、このタングプレートによって車室内の内装品等が傷つくことを防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記ウエビングベルトの巻取力の検出は、前記巻取軸の回転速度に基づいて行われる、ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、ウエビングベルトの巻取力の検出は、このウエビングベルトの巻取軸の回転速度に基づいて行われる。したがって、このウエビングベルトの巻取力を直接に検出する複雑な装置を必要とせず、簡単な装置構成で容易にウエビングベルトの巻取力を検出することができる。
以上説明した如く本発明に係るモータリトラクタは、ウエビングベルトの装着時には乗員の身体を圧迫せず、かつウエビングベルトの格納時にはモータの駆動音が発生する期間を必要最小限に限ると共に滑らかにウエビングベルトを格納することができる。
(第1の実施の形態)
図1には、本発明の第1の実施の形態に係るモータリトラクタとしてのウエビングベルト巻取装置10の全体構成の概略が正面断面図によって示されている。
この図に示されるように、ウエビングベルト巻取装置10はフレーム12を備えている。フレーム12は略板状の背板14を備えており、この背板14がボルト等の図示しない締結手段によって車体に固定されることで、本ウエビングベルト巻取装置10が車体に取り付けられる構成となっている。背板14の幅方向両端からは一対の脚板16、18が互いに平行に延出されており、これらの脚板16、18間にダイカスト等によって製作された巻取軸としてのスプール20が回転可能に配置されている。
スプール20は略円筒形状のスプール本体22と、このスプール本体22の両端部に略円盤形状にそれぞれ形成された一対のフランジ部24、26とによって構成されており、全体としては鼓形状をなしている。
スプール本体22には、長尺帯状に形成されたウエビングベルト28の基端部が固定されており、スプール20をその軸周り一方へ回転させると、ウエビングベルト28がその基端側からスプール本体22の外周部に層状に巻き取られる。また、ウエビングベルト28をその先端側から引っ張れば、スプール本体22の外周部に巻き取られたウエビングベルト28が引き出され、これに伴い、ウエビングベルト28を巻き取る際の回転方向(以下、この方向を便宜上「巻取方向」と称する)とは反対にスプール20が回転する(以下、ウエビングベルト28を引き出す際のスプール20の回転方向を便宜上「引出方向」と称する)。
フランジ部24のフランジ部26とは反対側でスプール20の一端側は、脚板16に形成された円孔30を略同軸的に貫通してフレーム12の外部に突出している。脚板16側のフレーム12の外側には、ケース32が配置されている。ケース32は、スプール20の軸方向に沿って脚板16と対向して配置されて脚板16に固定されている。また、ケース32は全体的に脚板16側へ向けて開口しており、円孔30を貫通したスプール20の一端側はケース32の内側に入り込み、ケース32によって回転自在に軸支されている。
さらに、ケース32の内部には渦巻きばね34が配置されている。渦巻きばね34は渦巻き方向外側の端部がケース32に係止されており、渦巻き方向内側の端部がスプール20に係止されている。渦巻きばね34は特別に負荷をかけない中立状態からスプール20を引出方向へ回転させると、巻取方向の付勢力が生じてスプール20を巻取方向へ付勢する。この場合に、渦巻きばね34は、スプール20によって巻き取られたウエビングベルト28の巻取量が増加するに従ってスプール20によってウエビングベルト28を巻き取る巻取力が次第に低下するような付勢力でスプール20を巻取方向へ付勢する。したがって、基本的には、スプール20から引き出すためにウエビングベルト28に付与した引っ張り力を解除すると、渦巻きばね34の付勢力がスプール20を巻取方向へ回転させ、スプール20にウエビングベルト28を巻き取らせる構造になっている。さらに、このような渦巻きばね34の巻取方向の付勢力に起因したウエビングベルト28の巻取力は、ウエビングベルト28の装着状態で乗員非圧迫性に対応した強さとなるように設定されている。
一方、フランジ部26のフランジ部24とは反対側でスプール20の他端側は、脚板18に形成された内歯のラチェット孔36を略同軸的に貫通してフレーム12の外部に突出している。脚板18側のフレーム12の外側には、ロック機構38が配置されている。ロック機構38はケース40を備えている。ケース40はスプール20の軸方向に沿って脚板18と対向して配置されて脚板18に固定されている。
ケース40の内側には、ロック機構38を構成するラチェットギヤ42がスプール20に対して同軸的で且つ相対回転可能に収容されている。ラチェットギヤ42は、軸方向脚板18とは反対側が開口した浅底円筒状とされており、その外周部にはラチェット歯が形成されている。
ラチェットギヤ42の内側には、ロックベース44が収容されている。ロックベース44はスプール20に対して同軸的で且つ一体的に設けられており、したがって、スプール20の回転によりスプール20と一体的に回転する。ロックベース44には図示しない圧縮コイルスプリング等の付勢手段が設けられている。この付勢手段は、一部が上述したラチェットギヤ42に係合しており、ロックベース44が回転すると、ロックベース44と共に回転して、その回転方向に沿った付勢力をラチェットギヤ42に付与する。このため、ラチェットギヤ42は、本来スプール20に対して相対回転可能であるが、スプール20と一体にロックベース44が回転することで付勢手段から付与される付勢力により、ラチェットギヤ42がスプール20の回転に追従して回転する構成となっている。
一方、上述したラチェット孔36の内側では、ロックベース44にロックプレート46が支持されている。ロックプレート46は、ロックベース44に支持された状態でラチェット孔36の内歯に対し接離移動可能とされている。また、ロックプレート46は、上述したラチェットギヤ42に係合しており、ラチェットギヤ42がロックベース44に対して上述した巻取方向へ相対回転した場合に、この回転に連動してラチェット孔36の内歯に接近してラチェット孔36の内歯に噛み合う構成となっている。
また、ラチェットギヤ42の半径方向下方には、センサフレーム48が配置されている。センサフレーム48は、所定の曲率で湾曲して上方へ向けて開口した図示しない載置部を有しており、この載置部にセンサボール50が載置されている。さらに、センサボール50の上方には係合板52が設けられている。係合板52は、上下に回動可能にセンサフレーム48に取り付けられており、センサボール50が上述した載置部上を転動して上方へ変位した際には、センサボール50に上方から押圧されて回動する。また、係合板52には係合爪54が形成されている。係合爪54は、その先端がラチェットギヤ42のラチェット歯に対向しており、係合板52が上方へ回動すると係合爪54がラチェットギヤ42のラチェット歯に噛み合い、ラチェットギヤ42の回転を規制する構成となっている。
一方、スプール20の下方で脚板16と脚板18との間には、モータ60が配置されている。モータ60の出力軸62にはギヤ64が同軸的且つ一体的に設けられている。
ギヤ64の半径方向上方には、ギヤ64よりも大径のギヤ66が配置されている。ギヤ66は脚板16、18間に設けられた支持板68と脚板16とによりスプール20と平行な軸周りに回転自在に軸支された状態で、ギヤ64に噛み合っている。また、ギヤ66の軸方向側方にはギヤ66よりも小径のギヤ70がギヤ66に対して同軸的且つ一体的に設けられている。
さらに、ギヤ70の半径方向上側側方には、クラッチ72が設けられている。クラッチ72は、リング状に形成された外歯のギヤ74を備えている。ギヤ74はスプール20に対して同軸的で且つ相対回転可能に設けられており、その軸方向両端は図示しない円盤状部材により閉止されている。また、ギヤ74の内側には、筒状のアダプタ76がスプール20に対して同軸的に設けられている。アダプタ76は、スプール20に同軸的且つ一体的に設けられていると共に、ギヤ74の両端を閉止する円盤状部材を貫通した状態で、円盤状部材、ひいてはギヤ74をスプール20周りに回転可能に軸支している。
ギヤ74の内側には、例えば、遠心力で揺動するパウル等の連結部材が収容されている。連結部材は、例えば、上記の円盤状部材に支持されており、ギヤ74と共に回転可能であると共に、遠心力で揺動することで、アダプタ76の外周部に係合してギヤ74とアダプタ76とを機械的に連結し、ギヤ74の回転力をアダプタ76、ひいてはスプール20に伝えることができる構造となっている。
すなわち、上記のクラッチ72は、ギヤ74側(モータ60の出力軸62側)の回転をスプール20に伝えることはできるが、スプール20の回転をギヤ74へ伝えることはできない構造となっている。
一方、制御手段はドライバ82とECU86とから構成されている。図1に示されるように、上述したモータ60は、ドライバ82を介して車両に搭載されたバッテリー84に電気的に接続されており、バッテリー84からの電流がドライバ82を介してモータ60に流れることで、モータ60は駆動力で出力軸62を正方向(巻取方向と対応する方向)又は逆方向(引出方向と対応する方向)へ回転させる構成となっている。ドライバ82は、マイコン等で構成されてECU86に接続されており、更に、ECU86は回転角センサとしての磁気センサ(例えば、ホール素子、ホールIC等)88に接続されている。
このECU86は、磁気センサ88及び磁石90と共に巻取力検出手段をも構成している。磁気センサ88は、スプール20のフランジ部26近傍に配置されている。このフランジ部26では、磁石90が、フランジ部26の回転軸位置から偏心させてこのフランジ部26に設けられている。すなわち、スプール20が巻取方向に回転した場合に、スプール本体22と一体的にフランジ部26も回転し、フランジ部26の回転に伴って磁石90が磁気センサ88の近傍を繰り返し通過する。この磁石90が磁気センサ88の近傍を通過すると、磁石90によって生じる磁気を磁気センサ88が検知して電気的な信号(以下、この信号を便宜上「検知信号」と称する)をECU86に出力する。本実施の形態では、磁気センサ88から出力される検知信号は、パルス信号とされている。なお、本実施の形態では、磁石90がフランジ部26に1個設けられたものとして説明するが、フランジ部26の回転軸からの距離を等しくして同一円周上に所定角度毎に(フランジ部26の回転方向に沿って周期的に)複数設けられていてもよい。
ECU86では、磁気センサ88から出力されたこの検知信号に基づいてスプール20の回転角速度が検出され、さらにこの回転角速度からウエビングベルト28の巻取力が検出される。このウエビングベルト28の巻取力に基づいて、ECU86からは、ドライバ82へモータ60の駆動を制御するための制御信号が出力され、この制御信号に基づいてドライバ82が作動してモータ60の駆動が制御される。このようなECU86は、ウエビングベルトを格納する際であって、ウエビングベルト28の巻取力が所定の強さまで低下した場合に、モータ60を駆動させ、ウエビングベルト28が全格納された場合に、モータ60の駆動を停止するようにドライバ82に制御信号を出力する。このウエビングベルト28が全格納された状態は、例えば、スプール20の回転速度が0になったことを検出する、あるいはモータ60においてロック電流を検出すること等でECU86により判断される。
以上説明したようなECU86には、ウエビングベルト28の図示しないタングプレートがバックルと連結しているか否かを検知するバックルスイッチ92が接続されている。このバックルスイッチ92は、ウエビングベルト28のタングプレートがバックルと連結している際にはスイッチのオン状態を示すHレベルの信号をECU86に出力し、このタングプレートがバックルから解除されている際にはスイッチのオフ状態を示すLレベルの信号をECU86に出力する。ECU86は、バックルスイッチ92から出力された信号がLレベルの信号である時をウエビングベルト28の格納時であると判断する。
以下に、第1の実施の形態に係るウエビングベルト巻取装置10の作用について説明する。
図2には、第1の実施の形態に係るウエビングベルト巻取装置10において、ウエビングベルト28を格納する際におけるウエビングベルト28の巻取動作のフローチャートが示されている。
ウエビングベルト28のタングプレートがバックルから解除され、バックルスイッチ92がオフ状態になる(ステップ100)と、ステップ102へ移行し、渦巻きばね34の付勢力でスプール20を回転させてウエビングベルト28の巻取り(渦巻きばね34の付勢力に起因する巻取り)が行われ、ステップ104へ移行する。
ステップ104では、磁気センサ88からの検知信号に基づき、スプール20が減速回転しスプール20の回転速度が所定回転速度以下となったか否かがECU86で判断される。ここで、ECU86は、検出されたスプール20の回転速度に基づいてウエビングベルト28の巻取力を検出し、このウエビングベルト28の巻取力がウエビングベルト28を全格納するのに充分な強さであるか否かを判断する。すなわち、スプール20の回転速度が低下することはウエビングベルト28の巻取力が低下することであるため、スプール20の回転速度が所定回転速度以下まで低下したか否かにより、ウエビングベルト28の巻取力がウエビングベルト28を全格納するのに充分な強さであるか否かが判断される。
このステップ104において、スプール20が減速回転しているか否かは、以下のようにして判断される。
スプール20が回転している際には、ECU86は磁気センサ88から出力された検知信号を逐次入力する。ECU86では、磁気センサ88からの検知信号を検知(入力)する時間間隔(パルス周期)が逐次演算により求められ、次いで、この演算によって求められた時間間隔同士が比較されて、時間間隔が次第に大きくなる傾向にあるか否かが判断される。図3に示されるように、スプール20の回転はバックルが解離された直後(バックルスイッチ92がオフ状態となった直後)に急激に加速しその後次第に減速することから、この判断が肯定された場合には、ECU86は、スプール20が減速回転している状態であると判断する。
例えば、所定時刻に求められた時間間隔t1に対してその次に求められた時間間隔t2の方が大きいか否かが判断され、時間間隔t1よりも時間間隔t2が大きい場合には、スプール20は、減速回転している状態と判断される(図4を参照)。
また例えば、逐次求められた時間間隔が順にt1、t2、t2、t1、t2、t1、t2…等のように、時間間隔t1よりも大きい時間間隔t2が複数回求められた場合には、時間間隔t2の後に求められた時間間隔t1はウエビングベルト28の巻取量増加に起因して生じるスプール20の回転むらの影響によるものとして扱われ、スプール20は減速回転している状態と判断される。
このようにスプール20が減速回転しているか否かが判断されることで、バックル解離直後におけるスプール20の低速回転状態(加速回転状態)と、スプリング36の付勢力低下によるスプール20の低速回転状態(減速回転状態)とを確実に識別することができる。
このようにスプール20の回転速度及びその変化を検出することでウエビングベルト28の巻取力を検出できるので、ウエビングベルト28の巻取力を検出する場合であっても、ウエビングベルト28の巻取力を直接に検出する複雑な装置を必要とせず、簡単な装置構成で容易にウエビングベルト28の巻取力を検出することができる。
このステップ104の判断が肯定された場合には、ウエビングベルト28の巻取力がウエビングベルト28を全格納するのに充分な強さではないと判断され、ステップ106に進む。一方、このステップ104の判断が否定された場合には、ウエビングベルト28の巻取力がウエビングベルト28を全格納する可能性のある強さであると判断され、ステップ102に戻って上述した処理を繰り返す。
ステップ104での判断が肯定されてステップ106に進んだ場合、このステップ106では、ウエビングベルト28が全格納されたか否かがECU86によって判断される。この判断が否定されるとステップ108へ進み、この判断が肯定されるとステップ110へ進む。
ステップ106での判断が否定されるとステップ108へ進む。ウエビングベルト28を格納する際には、スプール20に巻き取られたウエビングベルト28の巻取量が増加するに従って次第にウエビングベルト28の巻取力が低下する。ウエビングベルト28の巻取力が所定の強さまで低下した場合に、ECU86がモータ60を駆動する制御信号をドライバ82に出力し、モータ60を駆動させ、スプール20を巻取方向へ回転させる(図3の太線部分を参照)。このため、ウエビングベルト28は強制的に巻き取られる。以下、モータ60が駆動した状態のままステップ106へ戻り、上述した処理が行われる。
一方、ステップ106での判断が肯定された場合では、ウエビングベルト28が全格納されたことが検出されたため、ステップ110へ進んで、モータ60の駆動が停止され、ウエビングベルト28の格納時におけるウエビングベルト28の巻取動作が終了する(ステップ112)。
このように、ウエビングベルト28の格納時では、最初に渦巻きばね34の付勢力によってスプール20を回転させ、モータ60を後から駆動させてこのスプール20を回転させる。この結果、モータ60の駆動時間を短くすることができて、さらにはウエビングベルト28を全格納するまでこのウエビングベルト28の巻取りを滑らかに行うことができる。したがって、ウエビングベルト28の格納時には、モータ60の駆動音が発生する期間を必要最小限に限ると共に滑らかにウエビングベルト28を格納することができる。
一方、ウエビングベルト28を装着する際には、ウエビングベルト巻取装置10からウエビングベルト28を引き出して、車両の座席に着座した乗員にこのウエビングベルト28が装着される。この状態では、ウエビングベルト28を基端側から巻き取るスプール20は、渦巻きばね34によってウエビングベルト28の巻取方向に付勢されるので、乗員に装着されたウエビングベルト28に弛みが生じた場合であっても、渦巻きばね34の付勢力に起因するウエビングベルト28の巻取力でこの弛みは取り除かれる。またここで、ウエビングベルト28の巻取力は乗員非圧迫性に対応した強さとなっているので、乗員の身体をウエビングベルト28で圧迫することがない。
以上説明したように、第1の実施の形態に係るウエビングベルト巻取装置10は、ウエビングベルト28の装着時には乗員の身体を圧迫せず、かつウエビングベルト28の格納時にはモータ60の駆動音が発生する期間を必要最小限に限ると共に滑らかにウエビングベルトを格納することができる。
(第2の実施の形態)
以下に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、上述した第1の実施の形態と同一構成・同一作用の箇所には、同一符号を付して説明を省略する。
第2の実施の形態に係るモータリトラクタとしてのウエビングベルト巻取装置10(図1を参照。)では、ウエビングベルト28を格納する際において、ECU86が、ウエビングベルト28の巻取力に基づいてモータ60を駆動させた後にウエビングベルト28の巻取量が所定量(例えば、全格納より1回転手前)に達した時点(例えば、全格納に近づいた時点)で、モータ60の回転速度を低速にするようにドライバ82に制御信号を出力するものである。
以下に、第2の実施の形態に係るウエビングベルト巻取装置10の作用について説明する。
図5には、第2の実施の形態に係るウエビングベルト巻取装置10において、ウエビングベルト28を格納する際におけるウエビングベルト28の巻取動作のフローチャートが示されている。
ステップ100及びステップ102の処理が行われると、ステップ120へ移行する。ステップ120では、ウエビングベルト28の巻取量が上述した所定量に達したか否かがECU86によって判断される。この判断が否定されるとステップ104へ移行し、この判断が肯定されるとステップ126へ移行する。
ステップ120での判断が否定されてステップ104へ移行した場合、このステップ104での判断が肯定されると次のステップ124に進み、この判断が否定されると上述したステップ102に戻る。
ステップ104での判断が肯定されてステップ124へ進んだ場合、このステップ124では、渦巻きばね34の付勢力に起因するウエビングベルト28の巻取力が所定の強さまで低下したため、ECU86からドライバ82に制御信号が出力され、このドライバ82が、モータ60を第1所定回転速度で駆動(高速駆動)させてスプール20を巻取方向へ回転させる。このため、ウエビングベルト28は強制的に巻き取られる。以下、このモータ60が第1所定回転速度で駆動した状態のままステップ120へ戻り、上述した処理が行われる。
一方、上述したステップ120での判断が肯定されてステップ126に進んだ場合、このステップ126では、ECU86からドライバ82に制御信号が出力され、このドライバ82が、モータ60を第1所定回転速度よりも低速な第2所定回転速度で駆動(低速駆動)させる。すなわち、ウエビングベルト28の巻取量が所定量に達した時点で、モータ60を低速回転させてウエビングベルト28の巻取りスピードを落とす。
ここで、ウエビングベルト28を格納する際には、例えばモータ60を第1所定回転速度で回転させたままにすると、ウエビングベルト28の巻取りに伴ってタングプレートも引張られて、例えば車室内の化粧板等の内装品に不要に衝突してしまい、この内装品が傷ついてしまうおそれがある。この点、第2の実施の形態に係るウエビングベルト巻取装置10では、ウエビングベルト28を格納する際であってモータ60が駆動している場合に、ウエビングベルト28の巻取量が所定量に達した時点でモータ60の回転速度を低速にすることで、ウエビングベルト28の巻き取られる方向に引張られるタングプレートの勢いが弱められる。この結果、タングプレートが車室内の内装品等に不要に衝突することがなくなり、このタングプレートによって車室内の内装品等が傷つくことを防止することができる。以下、このモータ60が第2所定回転速度で駆動した状態のままステップ106へ移行する。
ステップ106では、ウエビングベルト28が全格納されたか否かがECU86によって判断される。この判断が否定されると上述したステップ126に戻る。また、この判断が肯定されると次のステップ110に移行し、モータ60の駆動が停止され、ウエビングベルト28の格納時におけるウエビングベルト28の巻取動作が終了する(ステップ112)。
以上説明したように、ウエビングベルト28の格納時において、ウエビングベルト28の巻取力に基づいてモータ60を駆動させ、ウエビングベルト28が強制的に巻き取られた後にウエビングベルト28の巻取量が所定量に達した時点でモータ60の回転速度を低速にすることで、モータの駆動音が発生する期間を必要最小限に限ると共に滑らかにウエビングベルトを格納することができるだけでなく、ウエビングベルト28のタングプレートによって車室内の内装品等が傷つくことを防止することができる。
一方、ウエビングベルト28を装着する際には、ウエビングベルト巻取装置10からウエビングベルト28を引き出して、車両の座席に着座した乗員にこのウエビングベルト28が装着される。この状態では、ウエビングベルト28を基端側から巻き取るスプール20は、渦巻きばね34によってウエビングベルト28の巻取方向に付勢されるので、乗員に装着されたウエビングベルト28に弛みが生じた場合であっても、渦巻きばね34の付勢力に起因するウエビングベルト28の巻取力でこの弛みは取り除かれる。またここで、ウエビングベルト28の巻取力は乗員非圧迫性に対応した強さとなっているので、乗員の身体をウエビングベルト28で圧迫することがない。
以上説明したように、第2の実施の形態に係るウエビングベルト巻取装置10は、ウエビングベルト28の装着時には乗員の身体を圧迫せず、かつウエビングベルト28の格納時にはモータ60の駆動音が発生する期間を必要最小限に限ると共に滑らかにウエビングベルト28を格納することができるだけでなく、ウエビングベルト28のタングプレートによって車室内の内装品等が傷つくことを防止することができる。
なお、上述の第1及び第2の実施の形態では、ECU86がホールIC等の磁気センサ88及び磁石90と協働してスプール20の回転速度を検出する構成としたが、本発明はこれに限らない。例えば、磁気センサ88及び磁石90の換わりとして、フォトトランジスタ等の光センサと、盤面側から見て光の透過率・反射率の異なる箇所がスプール20の回転方向に沿って周期的に設けられた円盤(板厚方向に穿孔された円盤でもよい)と、から成るロータリーエンコーダが適用されてもよい。この場合にも、ECU86は、ロータリーエンコーダの光センサから出力される検知信号(パルス信号)に基づいて、上述した第1及び第2の実施の形態と同様に、検知信号の時間間隔(パルス周期)を求めることができ、精度良くスプール20の減速状態を検出することができる。
本発明の第1及び第2の実施の形態に係るウエビングベルト巻取装置の全体構成の概略を示す正面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るウエビングベルト巻取装置において、ウエビングベルトを格納する際におけるウエビングベルトの巻取動作のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る巻取軸の回転速度の経緯を示すグラフである。 検知信号が検出される時間間隔の変化を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係るウエビングベルト巻取装置において、ウエビングベルトを格納する際におけるウエビングベルトの巻取動作のフローチャートである。
符号の説明
10 ウエビングベルト巻取装置(モータリトラクタ)
20 スプール(巻取軸)
28 ウエビングベルト
34 渦巻きばね(付勢部材)
60 モータ
82 ドライバ(制御手段)
86 ECU(制御手段、巻取力検出手段)
88 磁気センサ(巻取力検出手段)
90 磁石(巻取力検出手段)

Claims (3)

  1. 車両の座席に着座した乗員に装着された状態で前記乗員の身体を拘束する長尺帯状のウエビングベルトと、
    前記ウエビングベルトの長手方向基端側が係止され、回転することで前記ウエビングベルトを前記基端側から巻き取る巻取軸と、
    前記巻取軸に連結され、前記ウエビングベルトの装着状態における乗員非圧迫性に対応しかつ前記巻取軸によって巻き取られる前記ウエビングベルトの巻取量が増加するに従って前記ウエビングベルトの巻取力が次第に低下するような付勢力で前記巻取軸を付勢する付勢部材と、
    前記巻取軸に連結され、駆動力で前記巻取軸を前記ウエビングベルトの巻取方向へ回転させるモータと、
    を備えたモータリトラクタにおいて、
    前記付勢部材による前記ウエビングベルトの巻取力を検出する巻取力検出手段と、
    前記ウエビングベルトを格納する際であって、前記巻取力検出手段によって検出された前記ウエビングベルトの巻取力が所定の強さまで低下した場合に前記モータを駆動させ、前記ウエビングベルトが全格納された場合に前記モータの駆動を停止する制御手段と、
    を備えたことを特徴とするモータリトラクタ。
  2. 前記制御手段は、前記モータを駆動させた後に前記ウエビングベルトの巻取量が所定量に達した時点で、前記モータの回転速度を低速にする、
    ことを特徴とする請求項1記載のモータリトラクタ。
  3. 前記ウエビングベルトの巻取力の検出は、前記巻取軸の回転速度に基づいて行われる、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のモータリトラクタ。
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