JP2004215940A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】制御装置等を構成する回路や素子等をできる限り利用可能に配置することにより、資源を節約し、コストを低減した遊技機を提供する。
【解決手段】スピーカに音声信号を出力するための音発生装置等の制御装置を構成する回路や素子を、機種毎に交換される回路や素子と、共通に使用可能な回路や素子に分ける。そして、機種毎に使用可能な回路や素子を副制御基板30に設けるとともに、副制御基板30を、本体枠1に着脱自在な遊技盤2側に配置する。一方、共通に使用可能な回路や素子をAMP基板40に設けるとともに、基板40を本体枠1側に配置する。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技機、例えば、パチンコ機には、主制御装置、制御装置、被制御機器等が設けられている。制御装置としては、ランプ制御装置、音制御装置、表示制御装置、賞球制御装置等が設けられ、被制御機器としては、スピーカ、LED等のランプ、液晶表示装置等の表示装置、賞球装置等が設けられる。
主制御装置は、始動信号や入賞信号等の入力信号と記憶装置に記憶されている制御プログラム等に基づいて、各制御装置にコマンド信号を出力する。各制御装置は、主制御装置から出力されたコマンド信号に基づいて、各被制御機器を制御する信号を出力する。
主制御装置や制御装置は、基板として構成されることが多い。例えば、主制御装置は主制御基板、ランプ制御装置はランプ制御基板、音制御装置は音制御基板、表示制御装置は表示制御基板、賞球制御装置は賞球制御基板等として構成される。
【0003】
ところで、パチンコ機等の遊技機では、機種変更が頻繁に行われる。しかしながら、遊技機に用いられている部材(主制御基板、制御基板、被制御機器等)には、機種変更によって交換されるものと、機種に関係なく共通に使用可能なものが存在する。例えば、パチンコ機の全体の遊技動作を制御する主制御装置が設けられている主制御基板、ランプを制御するランプ制御装置が設けられているランプ制御基板、スピーカを制御する音制御装置が設けられている音制御基板、表示装置を制御する表示制御装置が設けられている表示制御基板等は機種変更によって交換されることが多いが、スピーカ、遊技球を発射する球発射装置、球発射装置の作動させる操作を行う遊技操作部、入賞口に対応する数の遊技球(賞球)を払い出す賞球装置等は共通に使用可能である。
そこで、例えば、パチンコ機を、本体枠と、本体枠に着脱可能な遊技盤により構成し、本体枠には共通に使用可能な部材を配置し、遊技盤には機種変更によって交換される可能性が高い部材を配置している。(特許文献1参照)
この場合、遊技盤を交換することによって機種変更に対処することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−218957号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の遊技機では、取り付け作業を容易にするため、各機能を達成するために必要な回路や素子を1つの基板に設けている。例えば、スピーカに演出用の音声信号を出力する音制御装置は、図6に示すように、CPU111、音声データROM112、音源IC113、プリAMP114、フィルタ115、バッファ116、出力AMP117、放熱フィン等の放熱部材118等により構成される。これらの回路や素子は、音制御基板110に設けられている。
そして、機種変更等によって変更される可能性が高い基板は、本体枠に着脱自在な遊技盤に配置している。例えば、スピーカから発生させる演出用の音は機種変更によって変更される可能性が高いため、図6に示すように、音制御基板110は遊技盤2に配置される。一方、スピーカ120は共通に使用可能であるため、本体枠1に配置される。
ところで、制御基板等に設けられている回路や素子の中には、機種変更に関係なく共通に使用可能なものが含まれている場合がある。例えば、音制御基板110に設けられている回路のうち、音声信号を作成する音声信号作成回路(CPU111、音声データROM112、音源IC113、プリAMP114、フィルタ115、バッファ116)は機種変更によって交換されることが多いが、音声信号を増幅する音声信号増幅回路(出力AMP117、放熱部材118)は各機種で共通に使用可能である。
このように、従来の遊技機では、各機能を達成するために必要な回路や素子を1つの基板に設けている(例えば、音声信号をスピーカに出力する機能を達成するための音制御装置を構成する音声信号作成回路や音声信号増幅回路を音制御基板に設けている)ため、再利用できる回路や素子が廃棄処理されている。
そこで、本発明は、制御装置等を構成する回路や素子等をできる限り使用可能に配置することにより、資源を節約し、コストを低減することができる遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明の第1発明は、請求項1に記載されたとおりの遊技機である。
請求項1に記載の遊技機では、演出手段を制御する信号を出力する制御手段を第1の制御部と第2の制御部により構成し、第1の制御部を本体枠に配置し、第2の制御部を遊技盤に配置する。本発明では、制御手段を構成する回路や素子の中で、機種変更に関係なく共通に使用可能なものを第2の制御部とすることにより、機種変更によって遊技盤が交換されても、共通に使用可能な回路や素子をそのまま使用することができる。これにより、資源を節約することができるとともに、コストを低減することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
本発明をパチンコ機として構成した一実施の形態の正面図を図1に、側面図を図2に示し、概略ブロック構成図を図4に示す。
本実施の形態のパチンコ機は、主制御装置10、制御装置、被制御機器等が設けられている。
制御装置としては、副制御装置12、表示制御装置15等が設けられている。被制御機器としては、スピーカ13、ランプ14、液晶表示装置等の表示装置16等が設けられている。
主制御装置10や各制御装置等によって、パチンコ機の動作が制御される。
【0008】
主制御装置11は、主制御回路や記憶回路等を有しており、通常、主制御基板として構成される。主制御装置10には、パチンコ球が始動口を通過または始動口に入賞したことを検出する始動球検出器から出力される始動信号、パチンコ球が入賞口に入賞したことを検出する入賞球検出器から出力される入賞信号等が入力される。
主制御装置11の記憶回路には、当たり判定用乱数を発生させる当たり判定用乱数発生プログラムや制御プログラム等が記憶されている。
主制御装置11は、始動信号、入賞信号、記憶回路に記憶されている制御プログラム等に基づいて、副制御装置12へのコマンド信号あるいは表示制御装置15へのコマンド信号を副制御装置12に出力する。
なお、図示はしていないが、副制御装置12や表示制御装置15以外に、パチンコ球が入賞口に入賞した時に入賞口に対応する賞球を払い出す賞球装置を制御する賞球制御装置や、特別入賞口の開閉部材を開閉駆動する駆動装置等が制御装置として設けられている。主制御装置11は、これらの制御装置へのコマンド信号(制御信号)も出力する。
【0009】
副制御装置12は、副制御回路や記憶回路等を有しており、通常、副制御基板として構成される。また、副制御装置12は、遊技の演出を行うスピーカ(音発生手段)13やLED等のランプ(発光手段)14が接続されている。
副制御装置12の記憶回路には、例えば、表示装置16に表示される変動パターンに応じてスピーカ13やランプ14を制御するための制御信号が変動パターン毎に記憶されている。
副制御装置12は、主制御装置11から出力されるコマンド信号(例えば、始動信号入力時の抽選結果を表示装置16に表示するための変動パターンを示すコマンド信号)や記憶回路に記憶されている制御信号等に基づいて、スピーカ13やランプ14を制御する制御信号を出力する。
また、副制御装置12は、主制御装置11から出力されたコマンド信号が表示制御装置15へのコマンド信号である場合には、そのコマンド信号を表示制御装置15に出力する。
なお、副制御装置12は、スピーカ13を制御する音制御装置やランプ22を制御するランプ制御装置により構成することもできる。
【0010】
表示制御装置15は、表示制御回路や記憶回路を有しており、通常、表示制御基板として構成される。表示制御装置15には、表示装置16が接続されている。表示装置16は、抽選結果等を表示する図柄表示部を有している。図柄表示部は、例えば、左図柄表示部、中図柄表示部、右図柄表示部により構成される。各図柄表示部には、主制御装置11から出力されるコマンド信号で指示される変動パターンや停止図柄等が表示される。
【0011】
次に、本実施の形態のパチンコ機の概略構成を図1及び図2により説明する。なお、図1は正面図であり、図2は側面図(図1のII線矢視図)である。
本実施の形態のパチンコ機は、本体枠(遊技盤取付枠)1と、遊技盤2により構成されている。遊技盤2は、本体枠1に着脱自在に構成されており、機種変更時等に交換可能である。
本体枠1には機種に関係なく共通に使用可能な部品が配置され、遊技盤2には機種変更により交換される可能性が高い部品が配置される。図1及び図2では、本体枠1に、遊技球を発射させる発射装置の作動を制御するレバー等の遊技操作部3、音で演出を行うためのスピーカ50、スピーカ50に音声信号を出力する音制御装置を構成する音声信号増幅回路が設けられているAMP基板40(詳細は後述する)等が配置されている。また、遊技盤2には、主制御基板20、副制御基板30等が配置されている。
なお、基板等を本体枠や遊技盤に配置する方法としては、直接に本体枠や遊技盤に取り付ける方法と、取付部材等を介して本体枠や遊技盤に取り付ける方法を用いることができる。本明細書では、直接あるいは取付部材等を介して本体枠や遊技盤に取り付けることによって本体枠や遊技盤に配置することを、「本体枠側に配置する」あるいは「遊技盤側に配置する」と表現する。
【0012】
また、本実施の形態では、スピーカ50としてバスレフ形スピーカが用いられている。バスレフ形スピーカは、スピーカボックスに空気が出入りする穴をあけることによって、特定の周波数の音(例えば、低音域の周波数)を増強するものである。
本実施の形態で用いるバスレフ形スピーカ50は、例えば、図3に示す構成を有している。すなわち、スピーカユニット52が取り付けられるスピーカボックス51の2箇所に穴をあけ、各穴に筒状のポート53、55を設けている。また、各ポート53、55の先端部の空気排出部54、56からの空気の排出状態を制御する排出制御手段が設けられている。排出制御手段としては、例えば、空気排出部54、56の一方から空気を排出させるための切替手段が用いられる。切替手段は、例えば、各ポートに設けられた開閉弁等によって構成される。あるいは、スピーカボックスに1つの穴をあけ、その穴に共通のポートを設け、共通のポートからポート53と55を分岐させる場合には、共通のポートに排出される空気をポート53または55に切り替える切替弁等によって切替手段を構成することもできる。
【0013】
そして、各ポート53、55の先端側の空気排出部54、56が、図1に示すように、本体枠1の前面側(遊技者と対向する側)に配置されるように(空気排出部54、56から本体枠1の前面側に空気が排出されるように)、スピーカ50が本体枠1に取り付けられている。
この時、空気排出部54(第1の空気排出部)が、空気排出部56(第2の空気排出部)よりも遊技操作部3の近傍に配置されるように、スピーカ50を本体枠1に取り付ける。あるいは、スピーカ50を本体枠1に取り付けた時に、空気排出部54(第1の空気排出部)が空気排出部56(第2の空気排出部)よりも遊技操作部3の近傍に配置されるように、空気排出部54と空気排出部56の位置を調整する。
【0014】
通常、遊技を行う時には、遊技者は、遊技操作部3を手で操作する。このため、空気排出部54が遊技操作部3の近傍に配置されていると、空気排出部54から排出される空気が遊技者の手や腕等に確実に吹き付けられ(当たり)、遊技者は、空気排出部54から空気が排出されていること(例えば、空気排出部54から排出された空気の風圧)を確実に感知することができる。一方、空気排出部56は、空気排出部54よりも遊技操作部3から離れて配置されているため、遊技者は、遊技操作部56から空気が排出されていること(例えば、空気排出部56から排出された空気の風圧)を、空気排出部56から空気が排出されている場合よりも感知し難い。
したがって、前述した切替手段によって、空気排出部54から空気を排出させる状態と空気排出部56から空気を排出させる状態とを切り替えることによって、演出効果を高めることができる。
例えば、所定の遊技条件が成立していない時には第2の空気排出部56から空気を排出させ、所定の遊技条件が成立した時には第1の空気排出部54から空気を排出させるように構成することによって、遊技者は所定の遊技条件が成立していることを空気の風圧等によって感知することができる。
所定の条件としては、例えば、大当たり状態となったこと(例えば、表示装置16の左図柄表示部、中図柄表示部、右図柄表示部に表示される停止図柄によって所定の図柄配列が構成されたこと)、リーチ状態となったこと(例えば、表示装置16の左図柄表示部と中図柄表示部に停止図柄表示されており、図柄が変動表示されている右図柄表示部に特定の停止図柄が表示されると所定の図柄配列が構成される状態となったこと)、確率変動状態(例えば、遊技球の始動口への入賞に応答して行われる抽選の結果が当たりとなる確率が通常より高い状態)にあること等の種々の条件を用いることができる。
切替手段(排出制御手段)は、例えば、主制御装置11から出力されるコマンド信号に基づいて副制御装置12により、あるいは主制御装置11により制御される。
【0015】
なお、空気排出部54は、遊技操作部3の下方側近傍に配置するのが好ましい。この場合には、空気排出部54から排出される空気が遊技者の手や腕等により確実に吹き付けられる(当たる)ため、遊技者は、空気排出部54(第1の空気排出部)から空気が排出されていることをより確実に感知することができる。
また、本実施の形態では、空気排出部54を空気排出部56より遊技操作部3に物理的に近い位置に配置することによって、空気排出部54を空気排出部56より遊技操作部3の近傍に配置した。しかしながら、空気排出部54を空気排出部56より物理的に遠い位置に配置し、空気排出部54から排出される空気が遊技操作部3を操作している遊技者の手や腕等に当たり易いように、また、空気排出部56から排出される空気が遊技操作部3を操作している遊技者の手や腕等に当たり難いように、空気排出部54及び空気排出部56の向きを調整してもよい。
すなわち、本明細書では、「第1の空気排出部を第2の空気排出部より遊技操作部の近傍に配置する」という記載は、遊技者が、第2の空気排出部から排出される空気を感知する感度(例えば、遊技操作部3を操作している遊技者の手や腕等で感知する風圧の感度)より、第1の空気排出部から排出される空気を感知する感度の方が高くなるように、第1の空気排出部及び第2の空気排出部を配置することを意味している。
【0016】
図1〜図3に示す実施の形態では、2つの空気排出部54及び56を設けたが、空気排出部の数は1を含めて種々の数を選択可能である。1つの空気排出部を設ける場合には、空気排出部が遊技操作部3の近傍(好ましくは、下方側近傍)に配置されるようにスピーカ50を本体枠1に取り付けるのが好ましい。この場合には、スピーカから音が発生する時に空気排出部から空気が排出されるが、音のみによって演出を行う場合に比して演出効果を高めることができる。3以上の空気排出部を設ける場合の、各空気排出部から空気を排出させる方法としては種々の方法を用いることができる。
また、空気排出部54及び56を本体枠1の前面側に配置したが、少なくとも空気排出部54(第1の空気排出部)が本体枠1の前面側に配置されていればよい。この場合、空気排出部56(第2の空気排出部)から空気が排出される時に発生される音が遊技を行っている遊技者に聞こえるように、空気排出部56の配置位置やスピーカユニット52の配置位置等を考慮する必要がある。
【0017】
次に、スピーカ50に音声信号を出力する音制御装置について説明する。音制御装置は、例えば、図5に示すように、CPU(処理装置)31、音声データROM32、音源IC33、プリAMP34、フィルタ35、バッファ36、出力AMP41等の回路や素子により構成されている。通常、出力AMP41には、出力AMPを構成する素子等の熱を放熱させるための放熱部材(例えば、放熱板や放熱フィン等)42が設けられている。
CPU31は、例えば、主制御装置11から出力されコマンド信号に対応する音あるいは音パターン等を発生させるための信号を音源IC33に出力する。音源IC33は、入力された信号に対応する音声信号を音声データROM32から読み出し、プリAMP34、フィルタ35、バッファ36、出力AMP41を介してスピーカ50に出力する。
ここで、CPU31、音声データROM32、音源IC33、プリAMP34、フィルタ35、バッファ36によって音声信号を作成する音声信号作成回路が構成され、出力AMP41(放熱部材42を含めて)によって音声信号作成回路で作成された音声信号を増幅する音声信号増幅回路が構成される。
【0018】
従来のパチンコ機では、音制御装置を構成する回路や素子等を1つの基板に設けているため、図6に示すように、音制御装置を構成する全ての回路や素子が設けられた音制御基板110を遊技盤2側に配置している。
一方、本実施の形態では、図5に示すように、音制御装置を構成する回路や素子を、機種毎に使用される可能性が高い音声信号作成回路を構成する回路や素子と、機種に関係なく共通に使用可能な音声信号増幅回路を構成する回路や素子に分け、音声信号作成回路を構成する回路や素子を副制御基板30に設け、音声信号増幅回路を構成する回路や素子をAMP基板40に設けている。そして、副制御基板30を本体枠1に着脱自在な遊技盤2側に配置し、AMP基板40を本体枠1側に配置している。
なお、図5では、副制御基板30に音声信号作成回路を構成する回路しか記載していないが、ランプ14を制御する制御信号を出力するランプ制御装置を構成する回路や素子も設けられている。また、CPU31は、ランプ制御装置のCPUとして用いることもできる。
【0019】
本実施の形態では、音制御装置が本発明の制御手段あるいは音制御手段に対応し、音声信号作成回路が本発明の第1の制御部あるいは音声信号作成手段に対応し、音声信号増幅回路が本発明の第2の制御部あるいは音声信号増幅手段に対応し、スピーカが本発明の音声出力手段に対応し、空気排出部54が本発明の第1の空気排出部に対応し、空気排出部56が本発明の第2の空気排出部に対応する。
【0020】
以上のように、本実施の形態では、音制御装置を構成する回路や素子のうち、機種変更によって交換される可能性が高い音声信号作成回路を構成する回路や素子を遊技盤2側に配置し、機種に関係なく共通に使用可能な音声信号増幅回路を構成する回路や素子を本体枠1側に設けている。
これにより、機種変更によって遊技盤2が交換される場合でも、本体枠1側に配置されている音声信号増幅回路を構成する回路や素子を使用することができる。したがって、音制御装置を構成する回路や素子等の資源を節約することができ、また、遊技機のコストを低減することができる。
また、出力AMP51を構成する素子の熱を放熱する放熱部材(例えば、放熱板や放熱フィン等)は面積が大きい。さらに、スピーカとしてバスレフ形のスピーカを用い、スピーカから排出される空気の風圧を利用して効果的な演出を行うためには、大口径、大出力のスピーカを用いる必要がある。このようなスピーカを用いる場合には、出力AMPとして大出力の出力AMPを用いる必要があり、出力AMPを構成する素子の熱を放熱させる放熱部材も面積が大きいものを用いる必要がある。本実施の形態では、音声信号増幅回路を構成する出力AMP41と放熱部材42を本体枠1側に配置しているため、面積が大きい放熱部材42を用いた場合でも副制御基板30の面積が大きくならない。これにより、副制御基板30を遊技盤2側に容易に配置することができる。
【0021】
本発明は、実施の形態で説明した構成に限定されず、種々の変更、追加、削除が可能である。
例えば、音制御装置を構成する回路や素子を機種毎に使用される回路や素子と共通に使用可能な回路や素子に分けてそれぞれ遊技盤と本体枠に配置したが、他の制御装置等の装置を構成する回路や素子を機種毎に使用される回路や素子と共通に使用可能な回路や素子に分けてそれぞれ遊技盤と本体枠に配置してもよい。
また、空気排出部を有するスピーカとしては種々の構造のスピーカを用いることができる。さらに、空気排出部を有していないスピーカを用いることもできる。
また、音制御装置を構成する音声信号作成回路をランプ制御装置とともに副制御基板に設けたが、音声信号作成回路を設ける基板は副制御基板に限定されない。例えば、音制御基板とランプ制御基板を設け、音制御基板に音声信号作成回路を設け、ランプ制御基板にランプ制御装置を設けてもよい。
また、パチンコ機の制御装置等を構成する回路や素子を共用する場合について説明したが、本発明の技術は、スロットマシン等のパチンコ機以外の種々の遊技機の制御装置等を構成する回路や素子を共用する場合に用いることができる。
【0022】
また、本発明は、以下のように構成することができる。
例えば、「(態様1)本体枠と、本体枠に着脱自在な遊技盤と、音声出力手段と、遊技の演出を行うための音声信号を音声出力手段に出力する音制御手段とを備える遊技機であって、音制御手段は、音声信号作成手段と音声信号増幅手段を有し、音声信号作成手段は遊技盤側に配置され、音声信号増幅手段は本体枠側に配置されている、遊技機。」として構成することができる。
態様1の遊技機では、音声出力手段に音声信号を出力する音制御手段を構成する音声信号作成手段を本体枠側に配置し、音声信号増幅手段を遊技盤側に配置する。本態様では、機種変更によって遊技盤が交換されても音声信号増幅手段をそのまま使用することができる。これにより、資源を節約することができるとともに、コストを低減することができる。さらに、音声信号作成手段は、面積が大きい、音声信号増幅手段を構成する素子等のための放熱部材が含まれていないため、音声信号増幅手段を含む音制御手段を遊技盤に設置する場合よりも簡単に遊技盤に設置することができる。
また、「(態様2)態様1の遊技機であって、音声出力手段は、遊技者が感知可能な空気を排出する空気排出部を有している、遊技機。」として構成することができる。
態様2の遊技機では、遊技者が感知可能な空気を排出する空気排出部を有する音声出力手段を用いている。これにより、空気排出部から排出される空気による演出を行うことができ、演出効果を高めることができる。空気排出部を有する音声出力手段としては、例えば、バスレフ形スピーカを用いることができる。
また、「(態様3)態様2の遊技機であって、空気排出部は、遊技操作部の近傍に設けられている、遊技機。」として構成することができる。
態様3の遊技機では、空気排出部を遊技操作部の近傍に設けている。これにより、遊技者は、空気排出部から空気が排出されていることを確実に感知することができる。
なお、「空気排出部を遊技操作部の近傍に配置する」という記載は、例えば、空気排出部から排出される空気の風圧を遊技操作部を操作している遊技者が(例えば、遊技者の手や腕等で)感知することができるように空気排出部を配置することを意味する。
また、「(態様4)態様2または態様3の遊技機であって、音声出力手段は、第1及び第2の空気排出部を有しており、第1及び第2の空気排出部からの空気の排出状態を制御可能である、遊技機。」として構成することができる。
態様4の遊技機では、空気の排出状態を制御可能な第1及び第2の空気排出部が設けられている。これにより、複数箇所から空気を排出することができるため、より演出効果を高めることができる。
また、「(態様5)態様4の遊技機であって、所定の遊技条件が成立していない時には第2の空気排出部から空気を排出し、所定の遊技条件が成立した時には第1の空気排出部から空気を排出する、遊技機。」として構成することができる。
態様5の遊技機では、所定の遊技条件が成立しているか否かによって第1または第2の空気排出部から空気を排出させる。これにより、例えば、リーチ状態になった場合あるいは大当たりが発生した場合等に第1の空気排出部から空気を排出させることができ、より効果的な演出を行うことができる。
また、「(態様6)態様5の遊技機であって、第1の空気排出部は、第2の排出部よりも遊技操作部の近傍に設けられている、遊技機。」として構成することができる。
態様6の遊技機では、第1の空気排出部を第2の空気排出部より遊技操作部の近傍に設けている。これにより、遊技者は、第1の空気排出部から空気が排出されていること、すなわち、所定の遊技条件が成立したことを確実に感知することができる。
なお、「第1の空気排出部を第2の空気排出部より遊技操作部の近傍に配置する」という記載は、例えば、第2の空気排出部から排出される空気の風圧を遊技操作部を操作している遊技者が(例えば、遊技者の手や腕等で)感知する感度より、第1の空気排出部から排出される空気の風圧を遊技操作部を操作している遊技者が(例えば、遊技者の手や腕等で)感知する感度の方が高くなるように、第1の空気排出部及び第2の空気排出部を配置することを意味する。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の遊技機を用いれば、制御装置等に用いられている回路や素子を再利用することができ、資源を節約し、コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の正面図である。
【図2】本発明の一実施の形態の側面図(図1のII線矢視図)である。
【図3】本発明の一実施の形態で用いているスピーカの概略図である。
【図4】本発明の一実施の形態の概略ブロック構成図である。
【図5】本発明の一実施の形態における音発生装置の各部品の配置状態を示す図である。
【図6】従来例における音発生装置の各部品の配置状態を示す図である。
【符号の説明】
1 本体枠
2 遊技盤
3 遊技操作部
20 主制御基板
30 副制御基板(音声信号作成基板)
32、112 音声データROM
33、113 音源IC
34、114 プリAMP
40 AMP基板(音声信号増幅基板)
41、117 出力AMP
42、118 放熱部材
50、120 スピーカ
51 スピーカボックス
52 スピーカユニット
53、55 空気排出ポート
54、36 空気排出部(空気排出口)

Claims (1)

  1. 本体枠と、本体枠に着脱自在な遊技盤と、遊技の演出を行う演出手段と、演出手段を制御する信号を出力する制御手段とを備える遊技機であって、
    制御手段は、本体枠側に配置される第1の制御部と、遊技盤側に配置される第2の制御部により構成されている、
    遊技機。
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