JP2001340604A - 遊技情報管理システム、および、遊技装置 - Google Patents

遊技情報管理システム、および、遊技装置

Info

Publication number
JP2001340604A
JP2001340604A JP2000166422A JP2000166422A JP2001340604A JP 2001340604 A JP2001340604 A JP 2001340604A JP 2000166422 A JP2000166422 A JP 2000166422A JP 2000166422 A JP2000166422 A JP 2000166422A JP 2001340604 A JP2001340604 A JP 2001340604A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main board
jackpots
jackpot signal
game information
game
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000166422A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuo Kobayashi
康男 小林
Seiji Fukazawa
誠司 深沢
Tetsuya Ikeda
哲也 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Heiwa Corp filed Critical Heiwa Corp
Priority to JP2000166422A priority Critical patent/JP2001340604A/ja
Publication of JP2001340604A publication Critical patent/JP2001340604A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技中に行われる払い出し出玉に関する不正
工作を確実に発見すること。 【解決手段】 遊技装置1の主基板3内のCPU20か
ら大当たり信号ライン5aを介して外部のホールコンピ
ュータ2に出力される大当たり信号Aを、遊技装置1の
主基板3内に設けられた大当たり信号分岐検出手段3
0,31を用いて分岐して検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばパチンコ機
で得られるデータ(大当たり回数、賞球数等)をホール
コンピュータ側で集計管理するシステムにおいて、払い
出し出玉についての不正工作の発見に適用することが可
能な遊技情報管理システム、および、遊技装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】遊技装置の1例として、パチンコ機を例
に挙げて説明する。
【0003】近年の可変図柄表示ゲームに代表されるよ
うなパチンコ機は、遊技を盛り上げるために、ゲーム内
容に応じて大当たりが発生するような仕組みになってい
る。この大当たりが発生すると、多くの出玉が払い出さ
れる。
【0004】そして、このような出玉、大当たり回数、
賞球数等に関する遊技情報は、通常、ホールコンピュー
タに送られ、データの集計がなされる。このようにして
集計されたデータを基にして不正工作の発見がなされて
いる。
【0005】なお、遊技機のデータ収集の制御に関する
公知例としては、特開平11−319222号公報に開
示されているものがある。
【0006】ここで、具体例を挙げて説明する。
【0007】図7は、パチンコ機1とホールコンピュー
タ2とが接続されたシステムの構成例を示す。
【0008】パチンコ機1には、遊技に関する統括的な
制御を行う主基板3が設けられている。この主基板3
は、大当たり回数を示す大当たり信号A、賞球数を示す
賞球数信号B、出玉の制御を行う賞球数コマンドC等の
各種のデータや制御用信号を出力する。
【0009】主基板3とホールコンピュータ2との間に
は、盤用外部端子板4を介して信号線5a,5bが接続
され、枠用外部端子板6を介して信号線7a,7bが接
続されている。払出基板8は、信号線10を介して主基
板3と接続されている。賞球計数スイッチ9は、信号線
11を介して主基板3および払出基板8と接続されてい
る。
【0010】このようなシステムにおいて、主基板3か
らコンピュータ2に対して各種のデータが送られる。こ
の場合、大当たり信号Aは信号線5a,5bを通じて、
賞球数信号Bは信号線7a,7bを通じて、それぞれホ
ールコンピュータ2に送られる。
【0011】そして、ホールコンピュータ2では、その
送られてきた大当たり回数や賞球数等のデータを集計
し、出玉の払い出しが正常に行われているか否か等のチ
ェックを行う。これにより、もし、出玉の払出総数が通
常モードよりも異常に多い場合には、何らかの不正工作
がなされているものと判断できることになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ここで、数値例を挙げ
て説明する。
【0013】図7のシステムにおいて、ホールコンピュ
ータ2が、大当たり信号Aに基づいて1日分の大当たり
回数を集計して得られた値を10回とする。通常、大当
たり1回に対して払い出される出玉数は2000個〜3
000個であるため、この10回では出玉数として2万
個〜3万個の払い出しが行われたものと推察される。
【0014】一方、賞球数信号Bが示す賞球数は、実際
に払出基板8から払い出される出玉数に対応した情報で
あり、出玉数10個に対して1個の信号が出力(1/1
0出力)されるため、上記10回の大当たり回数に対応
して2000〜3000という値がホールコンピュータ
2側に出力される。
【0015】そこで、その賞球数の値を10倍すること
によって2万〜3万という払出総数が算出され、この払
出総数2万〜3万は上記10回分の大当たり回数から導
かれた出玉数2万個〜3万個に対応しているため、管理
者は、正常な出玉の払い出しが行われているものと判断
する。
【0016】ただし、この例では、大当たり以外の通常
モードにおける出玉の払出総数は考慮していないため、
実際には、大当たり回数から導かれる出玉数と賞球数か
ら導かれる払出総数との間に、ある程度の差(この差
は、桁数が1桁異なるほどの大差ではない)が生じてい
る。
【0017】従って、ホールコンピュータ2側でのデー
タ集計に際して、大当たり信号Aに基づく大当たり回数
から導かれる出玉数と、賞球数信号Bに基づく賞球数か
ら導かれる払出総数とが極端に異なるような場合、例え
ば、出玉数が2万個〜3万個であるにもかかわらず、払
出総数が20万個〜30万個となったような場合には、
不正工作が行われているものと判断できることになる。
【0018】(不正工作の発見)しかし、上述したよう
な従来の手法においては、不正工作の発見に自ずと限界
がある。
【0019】すなわち、図7に示すように、大当たり信
号Aを送る信号線5bの経路上P−Q間に不正信号発生
器15を介在させておき、大当たり信号Aを改竄した不
正大当たり信号を作成してホールコンピュータ2側に送
るようにする。これにより、例えば上記不正な払出総数
20万個〜30万個に相当するような数値として100
回を不正大当たり信号として送る(ただし、正常な大当
たり信号では10回)ことにより、大当たり回数から導
かれる出玉数は20万個〜30万個 {=100×(20
00〜3000/回)}となる。
【0020】その結果、不正な払出総数に対して出玉数
が略一致した値となっているため、管理者は正常な出玉
の払い出しが行われているものと勘違いし、不正工作が
行われているにもかかわらず、その不正を発見すること
ができないという問題がある。
【0021】そこで、遊技中に行われる払い出し出玉に
関する不正工作を確実に発見することが可能な信頼性の
高い遊技情報管理システム、および、遊技装置を提供す
ることにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技に関する
統括的な制御を行う主基板を有する遊技装置と、該主基
板から出力される遊技情報を収集して管理する管理装置
とから構成される遊技情報管理システムであって、前記
遊技装置の主基板と前記管理装置との間に接続され、大
当たり回数を示す大当たり信号を転送するための大当た
り信号ラインと、賞球数を示す賞球数信号を転送するた
めの賞球数信号ラインと、前記遊技装置の主基板内に設
けられ、少なくとも、前記大当たり信号および前記賞球
数信号を含む遊技情報を発生する遊技情報発生手段と、
前記遊技情報発生手段から前記大当たり信号ラインを介
して前記管理装置に出力される前記大当たり信号を分岐
して検出する大当たり信号分岐検出手段とを具えること
によって、遊技情報管理システムを構成する。
【0023】本発明は、遊技に関する統括的な制御を行
う主基板を有し、該主基板から管理装置に対して遊技情
報を出力する遊技装置であって、前記主基板と前記管理
装置との間に接続され、大当たり回数を示す大当たり信
号を転送するための大当たり信号ラインと、賞球数を示
す賞球数信号を転送するための賞球数信号ラインと、前
記主基板内に設けられ、少なくとも、前記大当たり信号
および前記賞球数信号を含む遊技情報を発生する遊技情
報発生手段と、前記遊技情報発生手段から前記大当たり
信号ラインを介して前記管理装置に出力される前記大当
たり信号を分岐して検出する大当たり信号分岐検出手段
とを具えることによって、遊技装置を構成する。
【0024】ここで、前記遊技装置は、前記大当たり信
号分岐検出手段によって得られた前記大当たり回数を表
示、又は、該大当たり回数が一定値に達したことを音声
又は光によって報知する報知手段をさらに具えてもよ
い。
【0025】前記報知手段は、前記遊技装置の表面基板
に設置された図柄表示装置に前記大当たり回数を表示す
るか、又は、該大当たり回数が一定値に達したことを前
記表面基板に設置されたスピーカ又はランプによって外
部に報知してもよい。
【0026】前記遊技装置の主基板は、かしめケースに
施されており、取り外し不可能としてもよい。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。
【0028】図1は、本発明に係る遊技情報管理システ
ムの全体構成を示す。
【0029】<システム構成>本システムは、遊技装置
としてのパチンコ機1と、このパチンコ機1から転送さ
れるデータを収集して管理するホールコンピュータ2と
から構成される。なお、本システムは、前述した図7の
従来のシステムとほぼ同様な構成であり、その同一部分
については、その説明を省略し、同一符号を付す。
【0030】(パチンコ機)図1は、遊技が行われる表
面基板とは反対側の裏面基板におけるパチンコ機1の内
部構成を示す。
【0031】パチンコ機1の裏面基板には、主基板3
と、主基板3からの大当たり信号Aを出力する盤用外部
端子板4と、主基板3からの賞球数信号Bを出力する枠
用外部端子板6と、主基板3から賞球数コマンドCが出
力される払出基板8と、賞球計数スイッチ9とが設けら
れている。
【0032】主基板3内には、遊技に係る統括的な制御
を行うCPU20と、このCPU20から出力される大
当たり信号Aを分岐して検出する信号分岐検出部30
と、この検出した信号を表示する表示部31とが設けら
れている。CPU20は、大当たり信号A、賞球数信号
B、賞球数コマンドC等の出力や、各種のデータ処理を
行う。
【0033】この主基板3は、「かしめケースを施され
た状態」で裏面基板に固定されている。通常、かしめケ
ースの施しは、パチンコ機1を出荷する前の製造段階に
おいて行われ、遊技店に入荷された時点では、その主基
板3を容易に取り外すことができないような仕組みにな
っている。
【0034】払出基板8は、信号線10を介して主基板
3と接続され、信号線11を介して賞球計数スイッチ9
と接続されている。この場合、賞球数コマンドCに基づ
いて出玉の払出制御が行われる。
【0035】賞球計数スイッチ9は、信号線11を介し
て主基板3および払出基板8と接続されている。この賞
球計数スイッチ9からの入力信号により、払出基板8は
正確な賞球を払い出すべく払出ソレノイドの駆動を制御
し、主基板3は正確な払い出しが行われているか否かを
チェックする。
【0036】(大当たり信号/賞球数信号)ここで、各
種信号について説明する。
【0037】大当たり信号Aは、実際の大当たり回数を
示すものであり、主基板3から信号線5a,5b、盤用
外部端子板4を介してホールコンピュータ2に送られ
る。ホール側では、その送られてきた大当たり信号Aに
基づいて、一定期間(通常1日分)毎にデータを集計し
て大当たり回数を算出する。
【0038】例えば、大当たり回数が10回の場合に
は、2万個〜3万個{ =10×(2000個〜3000
個/回)}という値が集計される。
【0039】賞球数信号Bは、賞球数を示すものであ
り、主基板3から枠用外部端子板6、信号線7a,7b
を介してホールコンピュータ2に送られる。この場合、
賞球数は、出玉数10個に対して1個の割合で出力(1
/10出力)される。従って、ホール側では、その送ら
れてきた賞球数の値を集計して、10倍することによっ
て、払出総数を算出する。
【0040】例えば、賞球数として2000〜3000
という値がホールコンピュータ2に出力された場合に
は、その送られてきた賞球数の値を集計した後で、10
倍することによって、2万〜3万という値の払出総数が
算出される。
【0041】賞球数コマンドCは、出玉の払い出しを命
令するものであり、主基板3から信号線10を介して払
出基板8に送られる。
【0042】例えば、そのコマンド値が15の場合に
は、払出基板8から出玉として15個が払い出される。
【0043】(大当たり表示部)図2は、主基板3内の
大当たり表示部の接続領域を詳細に示す。
【0044】主基板3において、CPU20は、出力ポ
ート21,22、信号線23,24、NPNトランジス
タからなるドライバ25,26を介して、外部接続端子
27,28と接続されている。外部接続端子27,28
は、信号線5a,7aとそれぞれ接続されている。
【0045】また、大当たり信号Aを出力する出力ポー
ト21の出力側の信号線23は分岐され信号線29を構
成しており、その分岐された信号線29は信号分岐検出
部としての大当たり表示用カウンタ30に接続されてい
る。この大当たり表示用カウンタ30は、大当たり表示
用ドライバ32を介して大当たり回数表示装置33に接
続されている。なお、表示用ドライバ32と大当たり回
数表示装置33とは、表示部31を構成している。
【0046】盤用外部端子板4には、リレー40と、信
号線5aと接続される外部接続コネクタ41と、信号線
5bと接続される外部接続コネクタ42とからなってい
る。
【0047】枠用外部端子板6には、リレー43と、信
号線7aと接続される外部接続コネクタ44と、信号線
7bと接続される外部接続コネクタ45とからなってい
る。
【0048】(裏面基板)図3は、パチンコ機1の裏面
基板の概略構成を示す。
【0049】賞球数コマンドCを転送する信号線10
は、主基板3の外部接続端子50と払出基板8の外部接
続端子52との間で接続されている。この払出基板8に
よって、球払出機構部53の制御が行われ、これにより
出玉の払出制御がなされる。球払出機構部53には、上
部のタンク54からパチンコ玉が供給される。
【0050】また、この他に、裏面基板には、各部に電
力を供給する電源部55、パチンコ玉の打ち出し制御を
行う発射制御基板56、表面基板の装飾用ランプの点灯
制御を行うランプ制御基板57、可変式図柄(リール図
柄を含む)の表示制御を行う図柄表示制御基板58、大
当たり時等において演出効果を高めるために音声の制御
を行う音声制御基板59等が配設されており、これら各
部は、全て主基板3と接続され、主基板3からの制御信
号に基づいて動作する。なお、その他の構成は、図1お
よび図2と同様であり、ここでの説明は省略する。
【0051】(表面基板)図4は、パチンコ機1の表面
基板の概略構成を示す。
【0052】基板中央部には、裏面基板の図柄表示制御
基板63によって制御される特別図柄表示装置100が
配置されている。
【0053】この特別図柄表示装置100は、可変式の
3つの図柄(左図柄110a、中図柄110b、右図柄
110c)を構成するLCDパネル110を備えてい
る。
【0054】200は、パチンコ玉201が入賞する始
動入賞口である。この始動入賞口200は、普通電動役
物(電動チューリップ)となっている。
【0055】202は、大入賞口203を有する可変入
賞球装置(アタッカー)である。この大入賞口203に
は、継続入賞領域(Vゾーン)204が設けられてい
る。
【0056】205は、ミニデジタル形式の普通図柄表
示装置である。206は、普通図柄作動ゲート(スルー
チャッカー)である。この普通図柄表示装置205は、
主基板3によって制御される。
【0057】207は、ランプ制御基板62によって制
御されるランプ表示装置である。208は、パチンコ玉
201を排出するアウト口である。209は、音声制御
基板64によって制御されるスピーカである。
【0058】(ホールコンピュータ2へ送られる遊技情
報)図5は、主基板3からホールコンピュータ2へ送ら
れる遊技情報61〜66を示す。これら遊技情報61〜
66は、盤用外部端子板4、信号線5a,5bを介し
て、主基板3からホールコンピュータ2に送られる。各
遊技情報61〜66について、信号名、出力方法、出力
条件、端子取付位置を示す。本例で用いる大当たり信号
Aは、遊技情報65の「大当たり2」に相当する。
【0059】図6は、主基板3、払出基板8、およびタ
ンク54に取り付けられた球切れスイッチ12からホー
ルコンピュータ2へ送られる遊戯情報71〜73を示
す。
【0060】遊技情報71は、枠用外部端子板6、信号
線9a,9bを介して、球切れスイッチ12からホール
コンピュータ2へ送られる。遊技情報72は、枠用外部
端子板6、信号線7a,7bを介して、主基板3からホ
ールコンピュータ2へ送られる。遊技情報73は、枠用
外部端子板6、信号線8a,8bを介して、払出基板8
からホールコンピュータ2へ送られる。
【0061】各遊技情報71〜73について、信号名、
出力方法、出力条件、端子取付位置を示す。本例で用い
る賞球数信号Bは、遊技情報72の「賞球」に相当す
る。
【0062】<システム動作>次に、本システムの動作
について説明する。
【0063】主基板3のCPU20が大当たりを検出す
ると、その大当たりを示す大当たり信号Aが主基板3か
ら出力され、信号線5a、盤用外部端子板4、信号線5
bを介して、ホールコンピュータ2に送られる。
【0064】また、これと同時に、主基板3から出力さ
れた大当たり信号Aは、分岐用の信号線29を介して大
当たり表示用カウンタ30に入力される。このカウンタ
値は、大当たり回数表示装置33に表示される。
【0065】従って、何ら不正工作がなされていない場
合には、ホールコンピュータ2において集計される大当
たり回数と、主基板3内の大当たり回数表示装置33に
表示されるカウント値とは、常に同じ値を示しているこ
とになる。
【0066】そして、主基板3には、かしめケースが施
されているため、不正工作を行うことはまず不可能であ
り、これにより大当たり回数表示装置33によって表示
されるカウント値は、常に正常な大当たりの発生回数を
示していると言える。
【0067】これに対して、大当たり信号Aを送る信号
線5a,5bの経路上では不正工作がなされる虞があ
り、前述した図7に示した例のように、大当たり信号A
を送る信号線5bの経路上P−Q間に不正信号発生器1
5が介在したような場合には、ホールコンピュータ2側
では、大当たり信号Aを改竄した不正大当たり信号に基
づいて、大当たり回数の集計がなされる。例えば、正常
な大当たり回数は10回しかないにもかかわらず、ホー
ルコンピュータ2側では、不正工作によって大当たり回
数が100回として集計される場合がある。
【0068】従って、かしめケースを施された主基板3
内の大当たり回数表示装置33に表示されるカウント値
と、ホールコンピュータ2側で集計された大当たり回数
とが一致しているか否か、換言ずれば、極端に異なった
値を示しているか否かをチェックすることによって、不
正工作が行われたか否かを判断することができる。
【0069】上記例では、実際の大当たり回数が10回
(カウント値)であるべきところが、ホール側では1桁
異なった100回として集計されていることから、大当
たり信号線上のどこかの位置で不正工作がなされている
ものと推察できる。
【0070】(その他の例)上記例では、大当たり回数
を主基板3内の大当たり回数表示装置33に表示させた
が、この主基板3内に必ずしも設ける必要はなく、例え
ば表面基板の特別図柄表示装置100内に表示させた
り、大当たり回数が一定値以上の異常値に達したことを
ランプ表示装置207やスピーカ209によって外部に
報知させてもよい。
【0071】なお、上記例では、遊技情報処理システム
として、パチンコ機を例に挙げて説明したが、これに限
定されるものではなく、他の遊技装置にも適用できるも
のである。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
遊技装置の主基板内の遊技情報発生手段から大当たり信
号ラインを介して外部の管理装置に出力される大当たり
信号を、遊技装置の主基板内に配置され大当たり信号分
岐検出手段によって分岐して検出するようにしたので、
その信号分岐検出手段によって検出した大当たり回数
と、外部の管理装置で集計された大当たり回数とを比較
することによって、払い出し出玉に関する不正工作が行
われていたか否かを確実に発見することが可能となり、
これにより、信頼性の高い遊技情報管理システムおよび
遊技装置を構築できるものである。
【0073】また、本発明によれば、大当たり信号分岐
検出手段によって得られた大当たり回数を主基板以外の
表面基板側の表示部に表示したり、該大当たり回数が一
定値に達したことを主基板以外の表面基板側のスピーカ
やランプによって報知するようにしたので、遊技が行わ
れている最中において、払い出し出玉に関して不正工作
が行われているか否かを一早く発見することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技情報処理システムの構成を示
すブロック図である。
【図2】パチンコ機の主基板内の大当たり表示部および
その接続部の構成を示すブロック図である。
【図3】パチンコ機の裏面基板に配設される各種部品を
示すブロック図である。
【図4】パチンコ機の表面基板の構成を示すブロック図
である。
【図5】大当たり信号用のラインに転送される各種遊技
情報を示す説明図である。
【図6】賞球数信号用のラインに転送される各種遊技情
報を示す説明図である。
【図7】従来のシステム構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 ホールコンピュータ 3 主基板 4 盤用外部端子板 5a,5b 大当たり回数用の信号線 6 枠用外部端子板 7a,7b 賞球数用の信号線 8 払出基板 9 賞球計数スイッチ 10 賞球数コマンド用の信号線 11 信号線 15 不正信号発生器 29 分岐用の信号線 30 大当たり表示用カウンタ 31 表示部 32 大当たり表示用ドライバ 33 大当たり回数表示装置 53 払出機構部 54 タンク 55 電源部 56 発射制御基板 57 ランプ制御基板 58 図柄表示制御基板 59 音声制御基板 100 特別図柄表示装置 110 LCDパネル 200 始動入賞口 201 パチンコ玉 202 可変入賞球装置(アタッカー) 203 大入賞口 204 継続入賞領域(Vゾーン) 205 普通図柄表示装置 206 普通図柄作動ゲート(スルーチャッカー) 207 ランプ表示装置 208 アウト口 209 スピーカ A 大当たり信号 B 賞球数信号 C 賞球数コマンド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池田 哲也 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 Fターム(参考) 2C088 AA17 AA35 AA36 AA42 BC07 BC22 BC45 CA06 CA28 EA10 EA11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技に関する統括的な制御を行う主基板
    を有する遊技装置と、該主基板から出力される遊技情報
    を収集して管理する管理装置とから構成される遊技情報
    管理システムであって、 前記遊技装置の主基板と前記管理装置との間に接続さ
    れ、 大当たり回数を示す大当たり信号を転送するための大当
    たり信号ラインと、 賞球数を示す賞球数信号を転送するための賞球数信号ラ
    インと、 前記遊技装置の主基板内に設けられ、 少なくとも、前記大当たり信号および前記賞球数信号を
    含む遊技情報を発生する遊技情報発生手段と、 前記遊技情報発生手段から前記大当たり信号ラインを介
    して前記管理装置に出力される前記大当たり信号を分岐
    して検出する大当たり信号分岐検出手段とを具えたこと
    を特徴とする遊技情報管理システム。
  2. 【請求項2】 前記遊技装置は、前記大当たり信号分岐
    検出手段によって検出された前記大当たり回数を表示、
    又は、該大当たり回数が一定値に達したことを音声又は
    光によって報知する報知手段をさらに具えたことを特徴
    とする請求項1記載の遊技情報管理システム。
  3. 【請求項3】 前記報知手段は、前記遊技装置の表面基
    板に設置された図柄表示装置に前記大当たり回数を表示
    するか、又は、該大当たり回数が一定値に達したことを
    前記表面基板に設置されたスピーカ又はランプによって
    外部に報知することを特徴とする請求項2記載の遊技情
    報管理システム。
  4. 【請求項4】 前記遊技装置の主基板は、かしめケース
    に施されて取り外しが不可能とされたことを特徴とする
    請求項1ないし3のいずれかに記載の遊技情報管理シス
    テム。
  5. 【請求項5】 遊技に関する統括的な制御を行う主基板
    を有し、該主基板から管理装置に対して遊技情報を出力
    する遊技装置であって、 前記主基板と前記管理装置との間に接続され、 大当たり回数を示す大当たり信号を転送するための大当
    たり信号ラインと、 賞球数を示す賞球数信号を転送するための賞球数信号ラ
    インと、 前記主基板内に設けられ、 少なくとも、前記大当たり信号および前記賞球数信号を
    含む遊技情報を発生する遊技情報発生手段と、 前記遊技情報発生手段から前記大当たり信号ラインを介
    して前記管理装置に出力される前記大当たり信号を分岐
    して検出する大当たり信号分岐検出手段とを具えたこと
    を特徴とする遊技装置。
  6. 【請求項6】 前記大当たり信号分岐検出手段によって
    検出された前記大当たり回数を表示、又は、該大当たり
    回数が一定値に達したことを音声又は光によって報知す
    る報知手段をさらに具えたことを特徴とする請求項5記
    載の遊技装置。
  7. 【請求項7】 前記報知手段は、表面基板に設置された
    図柄表示装置に前記大当たり回数を表示するか、又は、
    該大当たり回数が一定値に達したことを前記表面基板に
    設置されたスピーカ又はランプによって外部に報知する
    ことを特徴とする請求項6記載の遊技装置。
  8. 【請求項8】 前記主基板は、かしめケースに施されて
    取り外しが不可能とされたことを特徴とする請求項5な
    いし7のいずれかに記載の遊技装置。
JP2000166422A 2000-06-02 2000-06-02 遊技情報管理システム、および、遊技装置 Pending JP2001340604A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000166422A JP2001340604A (ja) 2000-06-02 2000-06-02 遊技情報管理システム、および、遊技装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000166422A JP2001340604A (ja) 2000-06-02 2000-06-02 遊技情報管理システム、および、遊技装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001340604A true JP2001340604A (ja) 2001-12-11

Family

ID=18669743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000166422A Pending JP2001340604A (ja) 2000-06-02 2000-06-02 遊技情報管理システム、および、遊技装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001340604A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007244732A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2009000338A (ja) * 2007-06-22 2009-01-08 Japan Cash Machine Co Ltd 遊技機の異常監視装置及び異常監視方法
JP2015062813A (ja) * 2015-01-14 2015-04-09 株式会社三洋物産 遊技機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007244732A (ja) * 2006-03-17 2007-09-27 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2009000338A (ja) * 2007-06-22 2009-01-08 Japan Cash Machine Co Ltd 遊技機の異常監視装置及び異常監視方法
JP2015062813A (ja) * 2015-01-14 2015-04-09 株式会社三洋物産 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4721777B2 (ja) 遊技台及びホールコンピュータ
JP5953472B2 (ja) 遊技台
JP2004223077A (ja) スロットマシン
JP2002306681A (ja) スロットマシン
JP6906253B1 (ja) 遊技用装置及びプログラム
JP2002346042A (ja) スロットマシン
JP2013202157A (ja) 遊技台
JP2013034585A (ja) 遊技台
JP2004000510A (ja) 遊技機における異常払出し検出装置
JP2003070982A (ja) スロットマシン
JP2005185741A (ja) 遊技機
JP2014018409A (ja) 遊技台
JP2009125264A (ja) 遊技台
JP2011110220A (ja) 弾球遊技機
JP4843215B2 (ja) 遊技台及び管理装置
JP2003010381A (ja) スロットマシン
JP2003210654A (ja) 遊技機
JP2002272911A (ja) スロットマシン
JP2001340604A (ja) 遊技情報管理システム、および、遊技装置
JP2002239084A (ja) スロットマシン
JP2023021301A (ja) 遊技用装置及びプログラム
JP2002239070A (ja) スロットマシン
JP2004321538A (ja) スロットマシン
JP2000334089A (ja) 遊技機
JP2002272899A (ja) スロットマシン

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041116

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050308