JP2004203379A - 衝突時における自動車のボンネットを持上げるための安全装置 - Google Patents

衝突時における自動車のボンネットを持上げるための安全装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は衝突時における自動車のボンネット(1)を持上げるための安全装置に関する。
【解決手段】 前記安全装置が、前記ボンネット(1)の下方にあって、さらに前記ボンネットの持上げ機構(2)と、ガス発生装置(31)とを具備している。この安全装置は、アクチュエータ(3)を具備していることを特徴としていて、そのアクチュエータ(3)は、前記ガス発生装置(31)を用いて作動され、前記持上げ機構(2)を延伸することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明の技術分野は、歩行者と自動車との間の正面衝突の場合における、歩行者を保護するために、自動車の安全分野において使用される装置である。
歩行者が自動車の前面に衝突した場合、歩行者の頭が自動車のボンネットと直接接触するのが一般的である。頭とボンネットとの間のこの衝撃は、ボンネットの変形をもたらす。この変形は、時にボンネットをボンネットの真下にあるエンジンブロックに直接触させる。続いて歩行者の頭の動きは、エンジンブロックに接触したボンネットにより急激に停止され、急激な減速が歩行者の重傷を招く。
従来技術において公知な装置は、歩行者と自動車との衝突の場合、自動車のボンネットが一定量持ち上がることを可能にしていて、歩行者の手足と、とくに頭が、ボンネットとの衝突の間にボンネットの真下にあるエンジンブロックにより、急停止されることを防止するようになっている。従来技術における装置において、ボンネットの持ち上げは、ボンネットの前方において、すなわち通常操作時のボンネットの開閉に使用する端部とは対向している端部において行なわれていて、その対向している端部はボンネットが自動車の前方に固定されたままである。
特許文献1がそのような装置を開示している。この装置は完全に機械式のものであって、第一実施態様において、回動アームは、ボンネットが持ち上げられボンネットとエンジンブロックとの間のスペースの増加を可能にしている。アームの回動はボンネットを後方へ移動することにより行なわれる。そのような装置を備えた自動車と歩行者との正面衝突の場合、歩行者とボンネットとの衝撃が、ボンネットの後方への並進運動をもたらし、この並進運動が回動アームを用いてボンネットの持ち上げをもたらしている。
特許文献2も自動車のボンネットとの衝突の場合における歩行者の防護のための機械式装置を開示している。この装置は通常操作時におけるボンネットの開閉に使用されるほぼ平行な二本のアームを備えている。これらのアームの少なくとも一本は、対する歩行者のボンネットに対する衝撃により変化する長さを備えている。ボンネットに対する衝撃が、アームを伸長し、従ってボンネットをエンジンブロックから遠ざけている。
これらの二つの特許文献は、歩行者がボンネットに衝突した場合トリガされる機械式装置を開示している。特許文献1において、持上げ装置をトリガするものは、歩行者のボンネットに対する衝撃によりもたらされる、ボンネットの前方への並進運動である。従って、ボンネット持上げ装置がトリガされた場合、歩行者の頭はすでにボンネットに打ちつけられているかも知れない。特許文献2において、アームは歩行者とボンネットの衝突により長さを変化させるので、装置が作動したときは、すでに衝突が発生してしまっている。従って、この二つの特許文献に開示された装置は、遅れがあり、かつどちらにしても歩行者とボンネットとの衝突に対して事前に手を打つものではない。
特許文献3は、衝突の際に自動車のボンネットを持上げることを可能にしている装置を開示している。この装置は、ガス発生装置を用いて膨脹できる構造体を備えている。この構造体は、塑性変形可能な材料で作られている。この装置において、ガス発生装置は、衝突検出器へ接続されていて、前述の二つの特許文献で開示された装置と異なり、自動車が歩行者と衝突するとボンネットを早期に持ち上げる。この場合、例えば歩行者の頭がボンネットに当ったとき、ボンネットはすでに持上げられている。そのような装置において、ガス発生装置は膨脹構造体の真下に配置され、構造体の迅速で即時の膨脹が達成されるようになっていることが必要とされる。そのような装置を設置することは、自動車のボンネットの下方に非常に大きな利用可能なスペースが必要となる。自動車における自由空間は、装置とくに電子装置の急増のために、ほとんどないものとなっている。さらに、この装置は一たん使用されると、その全体を交換する必要がある。
特許文献4は自動車のボンネットの持上げ装置を開示している。この装置は持上げアセンブリを有していて、その持ち上げアセンブリはその端部の一つに、回転するべく取りつけられたアームを備えており、そのアームはボンネットに取りつけられたレグを有している。アームの第二端部はレールに取りつけられた回転軸に取りつけられていて、前記レールを滑動できるようになっている。火薬式アクチュエータが、ロッドを備えていて、ロッドの端部が回転するべく前記回転軸に取りつけられている。アクチュエータ内のガス発生装置の作動によるロッドの引き出しは、レールに沿って軸の並進運動をもたらし、従ってボンネットの持ち上げをもたらす。開示された装置はロッキング装置を有していて、ロッキング装置の目的は、ロッキング装置が停止している場合持上げアセンブリを静止させ、ボンネットが持上げられることを防止している。
特許文献4に開示された装置は、ボンネットの持ち上げを達成するために、持上げアセンブリの並進運動と回転運動とを組合わせている。そのような運動学は、アームの端部の並進運動を得るために、特別なコンポーネント、この場合レールを使用する。
特許文献5も自動車のボンネットの持上げ装置を開示している。第一実施態様において、この装置は、回転するべく二つの端部、一方の第一端部において自動車のボンネットに、他方の第二端部において自動車に取りつけられた変形可能な要素に取りつけられたリンクロッドを備えている。発火式アクチュエータが、ロッドを備えていて、ロッドの端部はリンクロッドのほぼ中央に位置する点に回動可能に取りつけられている。この発火式アクチュエータはリンクロッドの下方に配置されていて、アクチュエータが作動する場合、ロッドが垂直に延伸し、リンクロッドの回転をもたらす。歩行者との衝突の場合、ロッドの延伸はリンクロッドの第二端部に位置する軸周囲でリンクロッドを回動させる。リンクロッドが回転された場合、歩行者によるボンネットに対する衝撃は、リンクロッドの中心点周囲におけるリンクロッドの揺動をもたらし、リンクロッドのこの揺動は変形可能な要素の変形により可能となっている。
本発明における第二実施態様において、リンクロッドか、その第二端部において自動車に直接取りつけられている。歩行者と自動車の衝突の場合、リンクロッドは、ロッドが固定されている中心点において回動的な揺動をおこさないが、中心点と第一端部との間における部分においてねじれる。
そのような装置は、特許文献4に記載の装置とは異なり、ボンネットの持ち上げを達成するために、レールの使用を広めることを可能にしている。さらに、そのような装置は、持上げが常にリンクロッドの回転により行なわれることによる簡単な運動機構を使用している。しかしながら、ボンネットが開くことを防止するために、いずれのロッキング装置をも使用していない。さらに、そのような装置において、ボンネットの持上げは、アクチュエータにより完全かつ直接的に行なわれる。従って、ボンネットを持上げるために発生されなければならない力は、非常に大きなものでなければならず、従って非常に多量の火薬物質の使用が必要とされる。そのような装置の使用は扱いにくくてかさばるものである。
欧州特許出願公開第509690号明細書 国際公開第00/69703号パンフレット 英国特許出願公開第2373218号明細書 米国特許第6439330号明細書 独国特許出願公開第19957872号明細書
従って、本発明の目的は、自動車と歩行者との衝突の際に作動する安全装置を提供することである。その安全装置は、簡単な運動機構であると同時にロッキング装置を提供するものであり、非常に扱いやすいものであり、ボンネットの下に容易に収納出来るものであり、さらに一たん使用されたら、少なくとも一部はボンネットの下に配設されたままであって、再使用することができるものである。
本発明の目的は、衝突時における自動車のボンネットを持上げるための安全装置により達成されている。
前記ボンネットが、通常操作において、前記ボンネットを回転軸として公知である軸周囲で開閉するようになっている構造体を具備していて;前記安全装置が、前記ボンネットの下方にあって、さらに前記ボンネットの持上げ機構と、ガス発生装置を用いて作動されるアクチュエータと、前記持上げ機構のロッキング装置とを具備しており;前記持上げ機構がリンクロッドを具備している安全装置において;
前記アクチュエータは、前記持上げ機構をロック解除するために前記持上げ機構の並進運動をもたらし、前記持上げ機構を延伸するために前記持上げ機構の前記リンクロッドの回転がこれに続くことを特徴としている。
ロッキング装置は、ロッキング機構を静止状態に保つことが可能であり、従ってボンネットの開閉における通常操作を妨げない。
本発明における安全装置の使用後、使用済のガス発生装置だけが交換される。本発明における安全装置は、衝突時に損傷されない場合、自動車のボンネットの下方に保持することができる。
一つの特徴によると、安全装置が、前記ボンネットの通常操作のために使用される前記構造体に取りつけることのできることである。従って本発明における安全装置は、通常のボンネット操作機構に著しい修正を加える必要なしに、低コストでいずれのタイプの自動車にも容易に設置することができる。
他の特徴によると、前記ボンネットの前記持上げ機構が、前記ボンネットの回転軸周囲を旋回する。従って本発明において、本ケースが、本発明による安全装置の持上げ機構の旋回において、ボンネットの回転軸を直接作用する一つである。
他の特徴によると、前記持上げ機構の前記ロッキング装置が、前記持上げ機構をロックするためにお互いに協働することのできる二つの相補的形状体から構成されていて、相補的形状体の一方は、前記持上げ機構に取りつけられ、かつ他方は前記自動車に対して固定された部品に取りつけられている。
本発明において、持上げ機構のロック解除は、まず第一に、ロッキング装置の二つの相補的形状体を分離するために、持上げ機構の並進運動を起こすことにより達成される。従って、本発明において、ボンネットの持上げを可能にするために、持上げ機構をロック解除し、かつそれを延伸するようにしているものは、同一のアクチュエータである。本発明において、持上げ機構のロック解除と延伸は、アクチュエータにより持上げ機構に対して作用される連続運動において順次行なわれる。
他の特徴によると、前記リンクロッドが、自身の端部の一方の端部において回動軸として公知な前記自動車に対して固定された軸周囲に回動可能に取りつけられていて、他方の端部において前記ボンネットの前記回転軸周囲で前記ボンネットへ旋回される。従って、ボンネットは、二つの別の軸周囲で回動でき、かつ二つの対向方向へ持上げることができる。本発明における持上げ機構は、これらの二つの回転軸周囲で旋回される。本発明において、持上げ機構がロック解除のために並進運動を受けてしまうと、アクチュエータはリンクロッドをその回動軸周囲で回転させる。特許文献4における教示と対照的に、機構の延伸と従ってボンネットの持上げとは、常にリンクロッドが固定軸周囲を回転することにより達成される。
他の特徴によると、前記リンクロッドが、自身の端部各々の一方の端部において前記回転軸に、他方の端部において前記回動軸に滑動可能に取りつけられている。従って、持上げ機構の並進運動は、二つの旋回軸に対するリンクロッドの特殊な配置により得られる。リンクロッドは、例えばリンクロッドの長手軸に平行に配向された二つの楕円開口部を備えていて、楕円開口部各々に、回動又は回転軸が取りつけられている。
他の特徴によると、前記アクチュエータが、ロッドに取りつけられたピストンを備えていて、前記ピストンは、前記ガス発生装置で発生されたガスの作用により、チャンバ内を移動可能である。
本発明において、持上げ機構は、スラスト運動により又は引張り運動により延伸することができる。好適な実施態様において、ガス発生装置は、ロッドをアクチュエータから引き出すために、ガスを発生する。この場合、問題は、持上げ機構を延伸するためにスラストを作用していることである。
持上げ機構の並進運動は、ロッキング装置の相補的形状体を分離するために十分に長い全長により、アクチュエータロッドのスラスト方向に行なわれる。持上げ機構の並進運動は、アクチュエータの連続作用のもとで、持上げ機構の延伸が停止板に達し、そして回動軸周囲でのリンクロッドの回転に引きつかれるまで継続する。
他の特徴によると、前記ロッドは前記アクチュエータから水平方向に引き出すことができて、前記持上げ機構は、前記ロッドの水平方向運動を、前記ボンネットを持上げるための垂直方向運動へ変換する。
本発明において、安全装置はボンネットの下で一ヶ所に集中させる必要はない。実際、アクチュエータは、持上げ機構からある距離だけ離間して、ボンネットの下で利用可能なスペースに配置されてもよい。アクチュエータロッドの長さと、発生されるガスの量とは、適切に設定されるべきである。
他の特徴によると、前記アクチュエータの前記チャンバ内における前記ロッドのもどり運動を減速するための手段を備えている。そのことが、初期位置へのロッドのもどりを回避することを可能にしていて、かつ歩行者のボンネットに対する衝撃を弱めている。
他の特徴によると、前記リンクロッドの前記回動軸に対して、かつ前記リンクロッドの長手軸に対してオフセットしている個所において、前記アクチュエータの前記ロッドが、前記リンクロッドに取りつけられていて、さらに前記リンクロッドの前記回動軸を含んでいる水平面の下方の水平面に位置している。アクチュエータロッドが引き出し方向に作動するとき、このオフセット点は、リンクロッドの回動軸を含んでいる水平面の下方の水平面に位置している必要がある。従って、リンクロッドは、アクチュエータの作用により、ボンネットと同一方向に回動する。
他の特徴によると、前記ロッドが端部を備えていて、その端部は前記リンクロッドに形成された楕円開口部内を滑動可能であり、前記リンクロッドを前記回動軸周囲で回転するようになっている。
他の特徴によると、前記リンクロッドが変形可能な材料で作られている。リンクロッドのこの特徴が、歩行者のボンネットに対する衝撃を弱めることを達成あるいは役立つことを可能にしている。リンクロッドは、塑性変形可能又は弾性変形可能であってもよい。
他の特徴によると、前記アクチュエータが、前記自動車に対して固定されている変形可能なサポートに固定されている。この特徴も、歩行者のボンネットに対する衝撃を弱める機能を実行することを可能にしている。
添付図面を参照とした以下の説明を読むことにより、特徴及び利点と共に本発明がより明瞭になるであろう。
図1−6を用いて本発明を説明する。
以下の記載において、用語“回転軸”は、その周囲で回転が行なわれる想像線と、この回転を行なうようになっている機械構成要素との両方を表わしているものとして理解すべきである。
以下の記載において、用語“前方”及び“後方”と“前方の”及び“後方の”とは、自動車の前方及び後方を表わしていると理解すべきである。
図1において公知なように、自動車のボンネット1は、ボンネット1の後方にあるほぼ水平な回転軸10の周囲を回動させることにより開閉出来るようになっている。ボンネット1は、エンジンにアクセスするために全開されてもよい。図1において、ボンネット1は、ボンネット1の回転軸10周囲を回動するリフティングレグ11に取りつけられている。
本発明における図1及び2において、ボンネット1の通常操作時に、ボンネットの回転軸10は、部品5に固定されたサポート12に形成されたノッチ120に納まっていて、その部品5は自動車に対して固定されている。通常操作によって開かれる場合、ボンネット1が持上げられる方向は、図1において矢印F1で示めされている。
図1−5において、本発明における安全装置は、リンクロッド20により構成されている持上げ機構2を備えている。リンクロッド20は、その一方の端部である第一端部において、自動車に対して固定された部品5に回動可能に取りつけられていて、その対向端部である第二端部において、ボンネット1に取りつけられた前記リフティングレグ11と共に、ボンネット1の回転軸10周囲を旋回する。その第一端部において、リンクロッド20の回動軸21は、水平でありかつボンネット1の回転軸10に平行である。従ってリンクロッド20は、この固定軸21周囲を、垂直な回動面内において回動する。図1及び2に示めすように、閉じている場合、すなわちリフティング機構2が折りたたまれている場合、リンクロッド20の回動軸21は、ボンネット1の回転軸10が含まれる垂直面の前方に位置する垂直面内にある。
図2に示めすような静止状態において、持上げ機構が折りたたまれた状態にあって、かつボンネット1の回転軸はサポート12に納まっている。リンクロッド20はほぼ水平状態である。
本発明において、持上げ機構2の伸縮は、自動車に対して固定されている部品5に固定されたアクチュエータ3により行なわれている。
図6において、アクチュエータ3が、一方の端部である、上流端部において、ガス発生装置31により塞止されているシリンダ30を備えている。このガス発生装置31がチャンバ32へのガス出口開口部を有していて、チャンバ32は前記ガス発生装置31とピストン33との間で区切られていて、ピストン33が、ガス発生装置31により発生されたガスの作用の下にシリンダ30の中を移動できるようになっている。ピストン33はリング35を貫通してガイドされたロッド34に取りつけられている。リング35が、シリンダ30と同軸であって、シリンダ30の上流端部の対向端部である、下流端部に固定されている。ガス発生装置31により発生されたガスの作用により、ピストン33は移動し、かつロッド34が延伸、すなわちシリンダ30からリフティング機構2へ向かって、例えばほぼ水平方向に引き出される。アクチュエータ3は、持上げ機構2に対して前方へ向けて配置されている。従って、アクチュエータ3のロッド34は、持上げ機構2へ向かって反対方向のスラストを作用している。
使用される火工式ガス発生装置31は、例えば、公知なようにイニシエータと点火される火薬とを備えている。ガス発生装置31は、例えば、シートベルトのプリテンショナにおいて、自動車の安全装置に使用されているような、小型ガス発生装置であってもよい。この小型ガス発生装置は、シートベルトを引き出すべく、ガス発生装置に入っている火薬の燃焼を引きおこすために自動車の安全装置において使用されるタイプの、電気火工式イグナイタ形状を採用してもよい。従ってこれらのイグナイタは容易に製造できかつ低コストである。従って本発明における装置用に特別に開発したガス発生装置を必要とするものではない。このことが、本発明における装置の製造を簡単にし、かつそのコストを低減することを可能にしている。
本発明におけるアクチュエータ3は、ロッド34がシリンダ30の内側にもどる場合、ピストン33の運動を減速するための装置を備えていて、このロッド34のもどりはボンネットにおける歩行者の衝突によるものである。この減速装置は、ピストン33の部分に収納されたボール36を備えた装置である。ロッド34がシリンダ30の内側に向けてもどる場合、ボール36はピストン33の円錐台の輪かくに追従し、従ってシリンダ30の内壁面に接触する。従ってロッド34がシリンダの内側にもどる場合、ボール36は、ピストン33に減速することが可能となる。
より詳しくは、この減速装置が、環状コンポーネント37を備えていて、そのコンポーネント37はロッド34を滑動し、かつピストン33に対し係合している。このコンポーネント37は、円錐台の輪かくをした外表面を有していて、かつその最小外径が最上流に、すなわちピストン33に係合するように配向されている。各々がボール36を収納しているハウジングと共に、リング35が、環状コンポーネント34周囲及びピストン30に対して配置されている。リング35はピストン33の外径に等しい外径である。ロッド34がシリンダ30の内側へもどる場合、ボール36がハウジングから引き出され、環状コンポーネント37の円錐台の輪かくに追従する。この輪かくを追従することにより、ボール36はシリンダ30の内壁面をこすりつける。
本発明において、アクチュエータ3の外部にあるロッド34の自由端部は、ボンネット1を持ち上げるための機構2に固定されている。持上げ機構2のリンクロッド20は、例えば第一レグ200を備えていて、その第一レグ200は、垂直面、例えばリンクロッド20の回動面に形成された楕円開口部201に備えられている。ロッド34の自由端部は、前記楕円開口部201内を滑動するべく取りつけられている。持上げ機構2が図1及び2に示めすような静止状態にある場合、楕円開口部201は、アクチュエータ3のロッド34のスラスト方向にほぼ直交した軸に沿って延在している。楕円開口部201は、リンクロッド20の回動軸21に対してオフセットし、かつリンクロッドの長手軸に対してオフセットしている。本発明において、静止状態において、ロッド34端部とリンクロッド20との開の接続部は、リンクロッド20の回動軸21を含んでいる水平面の下方の水平面にある。
本発明において、ボンネット1を持ち上げるための機構2が、ボンネット1の通常操作時におけるボンネットの折りたたみ状態を可能にするロッキング装置を備えている。持上げ機構2のリンクロッド20は、回動面内を走行する第二レグ202を備えていて、その第二レグ202は第一レグ200に平行で直角となっている。リンクロッド20の回動面に直交している第二レグ202の部分は、後方から前方に向けて形成されたノッチ203を有していて、二つのブランチは、自動車の固定部分にねじ止めされたリベット204のシャンクを係合するようになっているので、ブランチはリベット204のヘッドの真下にある。従って持上げ機構2の延伸は、ノッチ203のブランチがリベット204のヘッドに接触することにより防止されている。
持上げ機構2をロック解除するために、リンクロッド20はほぼ水平方向に滑動することができる。この滑動のために、リンクロッド20の回動軸21はリンクロッド20の第一端部において楕円開口部22に、ボンネット1の回転軸10はリンクロッド20の第二端部において楕円開口部23に、それぞれ取りつけられていて、楕円開口部22,23の対称軸はアクチュエータ3のロッド34のスラスト方向に平行である。
本発明における安全装置の作動は以下のとうりである。
ボンネット1が通常操作において開閉される場合、ボンネットの回転軸10は、ボンネット1の前方、サポート12に納まっていて、かつボンネット1に取りつけられたリフティングレグ11はボンネット1の回転軸10周囲を回動できるようになっている。通常操作におけるボンネット1の開操作は、図1において矢印1で規定された方向で達成される。本発明における持上げ機構2が、続いて折りたたまれロックされる。図2に示めすような静止状態において、ロッド34の自由端部が、リンクロッド20の第一レグ200の楕円開口部201の最上部にあって、かつリンクロッド20の回動軸21と、ボンネット1の回転軸10とが、リンクロッド20の端部各々に形成された楕円開口部22,23における最前方にある。
例えば検出器がバンパーに取りつけられている場合のバンパーに対する歩行者の衝突が検出された場合、本発明における安全装置が作動される。制御ユニット(図示されていない)がガス発生器31へ指令を送り、ガス発生器31が本発明における装置の操作に必要とされるガスを発生するようにする。ガス発生装置31により発生されたガスはチャンバ32へ流入し、ピストン33を押す。ピストン33に取りつけられたロッド34が、リング35に沿って滑動し、ほぼ水平方向に延伸する。従ってロッド34が、持上げ機構2へ向かって後方向きのスラストを作用する。第一に、アクチュエータ3のロッド34のある長さでの延伸において、図3に示めすように持上げ機構2をロック解除する。
このロック解除は、持上げ機構2、の前方向きの並進運動により達成されていて、より詳しくは、リンクロッドの、ロッド34のスラスト方向に平行な方向における、リンクロッドの前方向きの並進運動により達成されている。この並進運動が、第二レグ202をリベット204から係合解除し、リンクロッド20の回動運動を自由なものにしている。リンクロッド20の回動軸21と、ボンネット1の回転軸10との各々がそれぞれ取りつけられた楕円開口部22,23の最前方端部に対して接触するまで、持上げ機構2の並進運動が、リンクロッド20の二つの端部に形成された楕円開口部22,23周囲で行なわれる。アクチュエータ3の作用の下で、第二レグ202が係合解除されると、ロッド34が、運動しつづけ、かつスラストの作用の下でリンクロッド20の運動をもたらし、リンクロッド20は図4に示めすように回動軸21周囲を回動しはじめる。さらに進むと、ロッド34の端部がリンクロッド20の第一レグ200に形成された楕円開口部201に追従し、リンクロッド20が回動軸周囲で回動することを容易にする。
リンクロッド20の回動は、ボンネット1の回転軸10からのサポート12の引き抜きをもたらす。回転軸21周囲におけるリンクロッド20の回動の進行に伴なって、ボンネット1の回転軸10が持ち上げられ、そしてボンネット1のリフティングレグ11へのリンクロッド20の旋回が、図5に示めすようなボンネット1の持ち上げをもたらす。ボンネット1は、一定高さ、例えば80mm持ち上げられる。当然のことであるが、ロッド34の引き抜き長さは、持上げ機構2の延伸、従ってボンネット1の所望する高さへの持上げを達成するようになっている。本発明における安全装置は、ボンネット1を、図4及び5における矢印F2により示めされる回転方向に持ち上げることを可能にしていて、その矢印2の回転方向は、図1において矢印F1で規定される通常操作の回転方向に対向する回転方向である。
安全装置は、ボンネットを30ms、すなわち自動車と歩行者との衝突の直後に、80mm持ち上げることを可能にしている。
本発明において、リフティング機構2の延伸を得るために、持上げ機構2を引くことが可能なアクチュエータ3を使用することは可能である。
ボンネット1に対する走行者の衝突の場合に、ロッド34はアクチュエータ3の中へ引きもどされる。ロッド34のこのもどりは前述したように減速装置により減速される。ボール36を含んだ減速装置を用いた、ロッド34のもどり運動の漸次的減速は、ボンネット1に対する歩行者の衝撃を弱めることを可能にしている。ボンネットにおける走行者の衝撃を弱める機能を達成するために、他のショックアブゾーバが使用されてもよい。例えば、リンクロッド20が塑性的にあるいは弾性的に変形可能な材料で、別の形状に作られていてもよい。同様にアクチュエータ3が、ロッド34のもどりを弱める変形可能なサポートに固定されていてもよい。
本発明における、前述の二つの安全装置は、ボンネット1を持ち上げるために必要な力を低減するために、ボンネットの下に設置されている。
本発明において、本発明における安全装置のコンポーネントを配置する方法は、ボンネット1を開閉するための現構造体の位置で詳細に説明されている。本発明における安全装置は、自動車に応じてボンネット開閉用の現構造体が使用されている、種々の構造形状に完全に適合できるようになっている。本発明における安全装置は、わずかなコンポーネントしか備えていなくて、そのコンポーネントは、現存するすべての開閉装置に容易に組み込むことができる。本発明において、本発明における安全装置は、ボンネット1の通常操作に使用する構造体に取りつけることのできるキット形状であってもよい。
本発明が、特許請求の範囲における発明の適用分野を逸脱することなく、広範な他の特定の形状の態様を可能にしていることは、当業者において明瞭であろう。従って、これらの態様は説明のためのものであって、特許請求の範囲に規定される範囲内において修正されてもよくて、さらに本発明は前述した詳細に限定されるべきものではない。
図1は、通常の開き機構を用いて開かれた自動車のボンネット部分の斜視図であって、開き機構には本発明における安全装置が取りつけられている。 図2は、本発明における安全装置の斜視図であって、閉状態のものである。 図3は、本発明における安全装置の斜視図であって、ロック解除状態のものである。 図4は、本発明における安全装置の斜視図であって、部分的に開いた状態のものである。 図5は、本発明における安全装置の斜視図であって、完全に開いた状態のものである。 図6は、本発明における安全装置に使用されているアクチュエータの縦断面図である。
符号の説明
1…ボンネット
2…持上げ機構
3…アクチュエータ
20…リンクロッド
31…ガス発生装置
33…ピストン

Claims (13)

  1. 衝突時における自動車のボンネット(1)を持上げるための安全装置であって;
    前記ボンネット(1)が、通常操作において、前記ボンネットを回転軸として公知である軸(10)周囲で開閉するようになっている構造体を具備していて;前記安全装置が、前記ボンネット(1)の下にあって、さらに前記ボンネットの持上げ機構(2)と、ガス発生装置(31)を用いて作動されるアクチュエータ(3)と、前記持上げ機構のロッキング装置とを具備しており;前記持上げ機構(2)がリンクロッド(20)を具備している安全装置において;
    前記アクチュエータは、前記持上げ機構をロック解除するために前記持上げ機構の並進運動をもたらし、前記持上げ機構(2)を延伸するために前記持上げ機構の前記リンクロッドの回転がこれに続くことを特徴とする、安全装置。
  2. 前記ボンネット(1)の通常操作のために使用される前記構造体に取りつけることのできることを特徴とする、請求項1に記載の安全装置。
  3. 前記ボンネット(1)の前記持上げ機構(2)が、前記ボンネット(1)の回転軸周囲を旋回することを特徴とする、請求項1又は2に記載の安全装置。
  4. 前記持上げ機構(2)の前記ロッキング装置が、前記持上げ機構(2)をロックするためにお互いに協働することのできる二つの相補的形状体から構成されていて、相補的形状体の一方は、前記持上げ機構(2)に取りつけられ、かつ他方は前記自動車に対して固定された部品に取りつけられていることを特徴とする、請求項1−3のいずれか一項に記載の安全装置。
  5. 前記リンクロッド(20)が、自身の端部の一方の端部において回動軸として公知な前記自動車に対して固定された軸(21)周囲に回動可能に取りつけられていて、他方の端部において前記ボンネット(1)の前記回転軸(10)周囲で前記ボンネット(1)へ旋回されること特徴とする、請求項1−4のいずれか一項に記載の安全装置。
  6. 前記リンクロッド(20)が、自身の端部各々の一方の端部において前記回転軸(10)に、他方の端部において前記回動軸(21)に滑動可能に取りつけられていることを特徴とする、請求項5に記載の安全装置。
  7. 前記アクチュエータが、ロッド(34)に取りつけられたピストン(33)を備えていて、前記ピストン(33)は、前記ガス発生装置(31)で発生されたガスの作用により、チャンバ(32)内を移動可能であることを特徴とする、請求項5又は6に記載の安全装置。
  8. 前記ロッド(34)は前記アクチュエータ(3)から水平方向に引き出すことができて、前記持上げ機構(2)は、前記ロッド(34)の水平方向運動を、前記ボンネット(1)を持上げるための垂直方向運動へ変換することを特徴とする、請求項7に記載の安全装置。
  9. 前記アクチュエータ(3)の前記チャンバ(32)内における前記ロッド(34)のもどり運動を減速するための手段を備えていることを特徴とする、請求項8に記載の安全装置。
  10. 前記リンクロッド(20)の前記回動軸(21)に対してオフセットし、かつ前記リンクロッド(20)の長手軸に対してオフセットしている個所において、前記アクチュエータ(3)の前記ロッド(34)が、前記リンクロッド(20)に取りつけられていて、さらに前記リンクロッド(20)の前記回動軸(21)を含んでいる水平面の下方の水平面に位置していることを特徴とする、請求項8又は9に記載の安全装置。
  11. 前記ロッド(34)が端部を備えていて、その端部は前記リンクロッド(20)に形成された楕円開口部(201)内を滑動可能であり、前記リンクロッド(20)を前記回動軸(21)周囲で回転するようになっていることを特徴とする、請求項10に記載の安全装置。
  12. 前記リンクロッド(20)が変形可能な材料で作られていることを特徴とする、請求項1−10のいずれか一項に記載の安全装置。
  13. 前記アクチュエータ(3)が、前記自動車に対して固定されている変形可能なサポートに固定されていることを特徴とする、請求項1−12のいずれか一項に記載の安全装置。
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