JP2004190323A - セキュリティシステム及びセキュリティシステム用携帯機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】セキュリティシステム11は、携帯機14と車両12に設けられた送受信装置15とを備えている。携帯機14内には、非常用としてのメカキーが備えられている。セキュリティシステム11は、携帯機14のキー収納部にメカキーが有るか否かを表示する携帯機側インジケータ19aと車両側インジケータ19bとを備えている。
【選択図】 図5
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドア錠のセキュリティシステムに関し、例えば、車両のドア錠の自動施解錠を行う装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、車両のセキュリティシステムとして、所有者が車両に近接した際にドア錠を自動的に解錠し、車両から離れた際にドア錠を自動的に施錠するスマートエントリ装置等が知られている。この種のセキュリティシステムでは、車両との間で無線通信を行う携帯機を備えており、所有者は、車両に乗り込む際、同携帯機を所持している。(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
図15に示すように、携帯機80は、ケース本体81内に、図示しない電子部品や、図示しない電源としての電池等を備えている。ケース本体81内には、非常用として使用されるトランスポンダ82やメカキー83が備えられている。例えば、電池の電圧低下が生じた場合、ケース本体内81に形成されたキー収納部84からメカキー83を抜き出し、同メカキー83を使用することにより、機械的にドア錠の施解錠を行っている。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−247656号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、携帯機80が電池駆動しているとき、スマートエントリ装置が作動しドア錠の自動施解錠が行われるため、非常用としてのメカキー83を普段使用することは無い。このため、メカキー83を紛失したり、戻し忘れたりする等の理由により、キー収納部84に同メカキー83が収納されていないとき、所有者は、そのことに気付かず、携帯機80を所持している場合がある。この状態で、電池の電圧低下等が生じたとき、携帯機80にはメカキー83が備えられていないため、ドア錠の施解錠が不可能となり、車両に乗り込むことすらできなくなるという問題が生じていた。
【0006】
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、携帯機にメカキーが収容されているか否かを検出可能なセキュリティシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明では、機械的に錠を施解錠するメカニカルキーを、通信機能を有する携帯機に設けられたキー収納部に収納可能であるとともに、対象物からのリクエスト信号に応答して、前記携帯機からIDコード信号を同対象物に出力し、前記IDコード信号に基づいて前記対象物を作動制御する作動制御手段を備えたセキュリティシステムにおいて、前記キー収納部に前記メカニカルキーが有るか否かを、所有者に認識させる認識手段を備えたことをその要旨とする。
【0008】
この構成にすれば、所有者は、認識手段によって、携帯機のキー収納部にメカニカルキーが有るか否かを認識することができる。このため、メカニカルキーの有無を確認し忘れることが防止され、同メカニカルキーを携帯機に常に備えておくことができる。
【0009】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記認識手段は、前記携帯機に設けられ所有者に前記メカニカルキーの有無を認識させるための警告を発する携帯機側警告手段と、前記キー収納部に前記メカニカルキーが有るか否かを検知するキー検知手段と、前記キー検知手段の検出結果に基づいて前記携帯機側警告手段を制御する携帯機側制御手段とを備えていることをその要旨とする。
【0010】
この構成にすれば、所有者は、携帯機側警告手段からの警告によって、携帯機のキー収納部にメカニカルキーが有るか否かを認識することができる。このため、メカニカルキーの有無を確認し忘れることが防止され、同メカニカルキーを携帯機に常に備えておくことができる。
【0011】
請求項3に記載の発明では、機械的に錠を施解錠するメカニカルキーを、通信機能を有する携帯機に設けられたキー収納部に収納可能であるとともに、前記携帯機に設けられた操作部の操作に基づいて、対象物に前記携帯機からIDコード信号を出力し、前記対象物を作動制御する手動作動制御手段を備えたセキュリティシステムにおいて、前記キー収納部に前記メカニカルキーが収納されていないことを条件として、前記手動作動制御手段による作動制御を無効化する無効化手段を備えていることをその要旨とする。
【0012】
この構成すれば、所有者は、手動作動制御手段が無効化され、ドア錠の施解錠等ができなくなることによって、携帯機のキー収納部にメカニカルキーが有るか否かを認識することができる。このため、メカニカルキーの有無を確認し忘れることが防止され、同メカニカルキーを携帯機に常に備えておくことができる。
【0013】
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の発明において、前記無効化手段は、前記キー収納部に前記メカニカルキーが有るか否かを検知するキー検知手段の検出結果に基づいて警告信号を前記対象物に出力する携帯機側制御手段とリクエスト信号を受信する受信回路との間の信号ラインを開閉する接点から構成され、前記接点は導電性を有する前記メカニカルキーを前記キー収納部に対して着脱することで開閉することをその要旨とする。
【0014】
この構成にすれば、キー収納部にメカニカルキーが収納されている場合、信号ラインの接点が閉じ、携帯機側制御手段と受信回路とが電気的に接続される。一方、キー収納部にメカニカルキーが収納されていない場合、信号ラインの接点が開き、携帯機側制御手段と受信回路とが電気的に接続されないため、作動制御手段によるドア錠の施解錠等を無効化することができる。
【0015】
請求項5に記載の発明では、機械的に錠を施解錠するメカニカルキーをキー収納部に収納可能であるとともに、対象物にIDコード信号を出力可能とし、前記IDコード信号に基づいて前記対象物を作動制御するセキュリティシステム用携帯機において、前記キー収納部に前記メカニカルキーが有るか否かを検知するキー検知手段を有することをその要旨とする。
【0016】
この構成すれば、所有者は、キー検知手段によって、携帯機のキー収納部にメカニカルキーが有るか否かを認識することができる。
請求項6に記載の発明では、請求項5に記載の発明において、前記キー収納部に前記メカニカルキーが有るか否かによって、車載電装品の作動及び車両のエンジン始動のうち少なくもいずれか一方を制限することをその要旨とする。
【0017】
この構成すれば、所有者は、ドア錠の施解錠以外にも、車載電装品の作動及び車両のエンジン始動のうち少なくもいずれか一方が制限されることによって、キー収納部にメカニカルキーが収納されていないことを認識することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
以下、本発明を具体化した車両のセキュリティシステム11の第1実施形態を図1〜図6に従って説明する。
【0019】
図1に示すように、セキュリティシステム11は、車両12の所有者13によって所持される携帯機14と、対象物としてドア錠を備える車両12に設けられた送受信装置15とを備えている。セキュリティシステム11において、携帯機14と送受信装置15との間でID照合が行われ、そのID照合の結果に基づいて、ドア錠を自動的に施解錠する作動制御手段としてのスマートエントリ機能を備えている。
【0020】
図2に示すように、携帯機14は、ケース本体16の外側壁に開口部17aを有するキー収納部17が形成されている。キー収納部17は、ケース本体16の長手方向に沿って延びるように形成されている。キー収納部17には、機械的にドア錠の施解錠を行なう非常用のメカニカルキー(以下単にメカキー18と言う)が挿脱可能に収納されている。また、携帯機14の外側面には、キー収納部17にメカキー18が有るか否かを所有者に認識させるための携帯機側警告手段として携帯機側インジケータ19aが設けられている。
【0021】
図3に示すように、携帯機14は、薄型に形成されたケース本体16内に、メカキー18、携帯機側インジケータ19a、携帯機側受信回路20、携帯機側送信回路21、携帯機側制御手段としてのマイクロコンピュータ(携帯機側マイコン)22、コイルアンテナ23、トランスポンダ24、電池25を備えている。ケース本体16内には、キー収納部17、回路配置部28、トランスポンダ収納部29、電池収納部30等が区画形成されている。回路配置部28には、回路基板32が配設されており、同回路基板32上には、携帯機側受信回路20、携帯機側送信回路21、携帯機側マイコン22、コイルアンテナ23及び携帯機側インジケータ19aが実装されている。
【0022】
携帯機14のキー収納部17には、同キー収納部17にメカキー18の有無を検知するキー検知手段としてのキー検知センサ33が設けられている。キー検知センサ33は、接触可動式のマイクロスイッチが使用されており、可動部33aがメカキー18の先端部により押圧されることで、同メカキー18を検知するようになっている。キー検知センサ33は、キー収納部17に収納されるメカキー18の先端部に接触するように同キー収納部17の内奥部に配置されている。
【0023】
図4に示すように、車両12側において、車室内のインストルメントパネル26上には、携帯機14のキー収納部17にメカキー18が有るか否かを、所有者に認識させるための対象物側警告手段として車両側インジケータ19bが設けられている。携帯機側インジケータ19a及び車両側インジケータ19bは、例えば、フィラメント用インジケータやLEDインジケータ等が使用されている。本実施形態において、携帯機14のキー収納部17にメカキー18が収納されていないときに、携帯機側インジケータ19a及び車両側インジケータ19bを点灯させて警告を発する。
【0024】
次に、セキュリティシステム11の電気的構成を図5に示す。携帯機14は、携帯機側受信回路20、携帯機側送信回路21、携帯機側マイコン22を備えている。携帯機側受信回路20には受信アンテナとして機能するコイルアンテナ23が接続され、携帯機側送信回路21には携帯機側送信アンテナ35が接続されている。携帯機側受信回路20は、携帯機側マイコン22に接続され、車両12側からリクエスト信号を受信したときに、その信号をパルス信号に復調して携帯機側マイコン22に入力する。また、携帯機側送信回路21は携帯機側マイコン22に接続され、同携帯機側マイコン22から出力されたIDコード信号を所定周波数の電波に変調する。
【0025】
携帯機側マイコン22は、IDコードが記録された携帯機側メモリ36を備えている。携帯機側マイコン22は、携帯機側受信回路20からリクエスト信号が入力されたとき、このリクエスト信号に応答して、携帯機側メモリ36に記録されたIDコードを含むIDコード信号を出力する。IDコード信号は、携帯機側送信アンテナ35を介して、車両12側に送信されるようになっている。
【0026】
キー検知センサ33及び携帯機側インジケータ19aが、携帯機側マイコン22と電気的に接続されている。キー検知センサ33は、キー収納部17に収納されるメカキー18の有無を検知し、その検知信号を携帯機側マイコン22に入力するようになっている。携帯機側マイコン22は、入力された検知信号に基づいてメカキー18の有無を判定する。携帯機側マイコン22は、キー収納部17にメカキー18が収納されていない「メカキー無し」を判定したとき警告信号を出力し、キー収納部17にメカキー18が収納されている「メカキー有り」を判定したとき警告信号を出力しないように設定されている。警告信号は、携帯機側送信アンテナ35を介して、車両12側に送信されるようになっている。このように、携帯機側マイコン22は、携帯機側送信アンテナ35を介して、IDコード信号と警告信号とを送信可能となっている。また、携帯機側マイコン22は、「メカキー無し」を判定したとき携帯機側インジケータ19aを点灯させる制御を行い、「メカキー有り」を判定したとき前記携帯機側インジケータ19aを点灯させない制御を行なう。
【0027】
車両12側において、ドア錠の施解錠を制御する送受信装置15は、車両側送信回路40、車両側受信回路41、及び対象物側制御手段としてのマイクロコンピュータ(車両側マイコン)42を備えている。車両側送信回路40には車両側送信アンテナ43が接続され、車両側受信回路41には受信アンテナ44接続されている。車両側送信回路40は、車両側マイコン42から出力されるリクエスト信号を電波や磁気信号に変換する。そして、リクエスト信号は、車両側送信アンテナ43を介して、車室外の所定領域に出力される。車両側受信回路41は、車両側受信アンテナ44を介して、携帯機14から送信されたIDコード信号や「メカキー無し」の警告信号を受信し、それらIDコード信号や警告信号が車両側マイコン42に入力されるようになっている。
【0028】
車両側インジケータ19b及びドアロック駆動装置45が、車両側マイコン42と電気的に接続されている。ドアロック駆動装置45は、ドア錠を施解錠するアクチュエータを備え、車両側マイコン42から入力された電気信号に基づいて同アクチュエータの駆動制御を行う装置である。
【0029】
車両側マイコン42は、IDコードが記録された車両側メモリ46を備えている。この車両側マイコン42は、リクエスト信号を間欠的に出力する。このリクエスト信号に応答して携帯機14から送信されたIDコード信号が、車両側受信回路41によって受信された場合、車両側マイコン42は、そのIDコード信号に含まれるIDコードと車両側メモリ46に記録されたIDコードとの比較(IDコード照合)を行う。車両側マイコン42は、それらIDコード同士が一致したときドア錠を解錠させる制御を行い、IDコード同士が一致しないとき又はIDコード信号が受信不能なときドア錠を施錠させる制御を行なう。
【0030】
車両側マイコン42は、「メカキー無し」の警告信号が車両側受信回路41によって受信された場合、車両側インジケータ19bを点灯させる制御を行ない、前記警告信号が受信されない場合、車両側インジケータ19bを点灯させない制御を行なう。セキュリティシステム11において、携帯機側インジケータ19a、車両側インジケータ19b、携帯機側送信回路21、携帯機側マイコン22、キー検知センサ33、車両側受信回路41、車両側マイコン42とから、キー収納部17にメカキー18が有るか否かを所有者13に認識させる認識手段が構成されている。また、上述したスマートエントリ機能を持たせるため、携帯機側受信回路20、携帯機側送信回路21、携帯機側マイコン22、車両側送信回路40、車両側受信回路41、車両側マイコン42、ドアロック駆動装置45とから作動制御手段が構成されている。
【0031】
次に、このように構成されたセキュリティシステム11の動作態様を図5及び図6に示すシーケンスチャートに従って説明する。
(キー収納部17にメカキー18が有る場合)
ステップS21で示すように、携帯機14では、キー検知センサ33がキー収納部17にメカキー18が有るか否かを検知する。キー検知センサ33がキー収納部17にメカキー18を検知した場合、携帯機側マイコン22が携帯機側インジケータ19aを点灯させない(消灯する)制御を行なう。
【0032】
ステップS22で示すように、車両12側では、所定領域にリクエスト信号を出力する。携帯機14を所持する所有者13が前記所定領域内に侵入すると、ステップS23で示すように、前記携帯機14からリクエスト信号に応答してIDコード信号が送信される。このとき、携帯機14から警告信号は送信されない。
【0033】
ステップS24で示すように、車両12側では、送受信装置15が携帯機14から送信されたIDコード信号を受信する。そして、車両側マイコン42がID照合を行い、そのID照合の結果に基づいてドア錠の施解錠が行なわれる。また、車両側マイコン42は、携帯機14のキー収納部17にメカキー18が有るか否かの判定を行なう。ここでは、携帯機14から警告信号を受信しないため、車両側マイコン42が車両側インジケータ19bを点灯させない制御を行なう。
(キー収納部17にメカキー18が無い場合)
ステップS31で示すように、携帯機14では、キー検知センサ33がキー収納部17にメカキー18が有るか否かを検知する。キー検知センサ33がキー収納部17にメカキー18を検知しない場合、携帯機側マイコン22が携帯機側インジケータ19aを点灯させる制御を行なう。
【0034】
ステップS32で示すように、車両12側では、所定領域にリクエスト信号を出力する。携帯機14を所持する所有者13が前記所定領域内に侵入すると、ステップS33で示すように、前記携帯機14からリクエスト信号に応答してIDコード信号が送信される。このとき、携帯機14からは、前記IDコード信号とともに「メカキー無し」の警告信号が送信される。
【0035】
ステップS34で示すように、車両12側では、送受信装置15が携帯機14から送信されたIDコード信号と警告信号とを受信する。そして、車両側マイコン42がID照合を行い、そのID照合の結果に基づいてドア錠の施解錠が行なわれる。また、車両側マイコン42は、携帯機14のキー収納部17にメカキー18が有るか否かの判定を行なう。ここでは、携帯機14から「メカキー無し」の警告信号を受信するため、車両側マイコン42が車両側インジケータ19bを点灯させる制御を行なう。このようにして、携帯機側インジケータ19aと車両側インジケータ19bとが点灯又は消灯することによって、車両12の所有者13に、携帯機14のキー収納部17にメカキー18が有るか否かを認識させている。
【0036】
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)所有者13は、携帯機側インジケータ19a及び車両側インジケータ19bが点灯又は消灯することにより、携帯機14のキー収納部17にメカキー18が有るか否かを確実に認識することができる。このため、メカキー18の有無を確認し忘れることが防止され、同メカキー18を携帯機14に常に備えておくことができる。従って、非常時においても、車両12のドア錠の施解錠が不可能となるのを回避することができる。
【0037】
(2)携帯機14のキー収納部17にメカキー18が有るか否かを所有者に認識させる車両側インジケータ19bが、車室内のインストルメントパネル26上に設けられている。このため、車両12の所有者13は、運転する際に、メカキー18の有無を認識することもできる。よって、衣服のポケットや財布等に入れて携帯される携帯機14と比べ、メカキー18の有無を確認し忘れることがより確実に防止される。
【0038】
(3)キー検知センサ33は、キー収納部17に収納されるメカキー18の先端部と接触するように、同キー収納部17の内奥部に配置されている。このため、キー検知センサ33は、キー収納部17に収納されたメカキー18以外のものを検知しにくくなっている。よって、キー検知センサ33は、キー収納部17に収納されたメカキー18を確実に検知することができるとともに、同キー検知センサ33の誤操作を防止することができる。従って、セキュリティシステム11の信頼性を向上させることができる。
[第2実施形態]
以下、本発明を車両のセキュリティシステム51に具体化した第2実施形態を図7〜図10に従って説明する。なお、第2実施形態のセキュリティシステム51は、第1実施形態の車両のセキュリティシステム11を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明は省略する。
【0039】
図7に示すように、携帯機52は、非常用としてのメカキー18と、押圧操作することによりIDコード信号が送信される操作部としての操作ボタン53とを備えている。メカキー18は、導電性を有するキープレート18aとグリップ部18bとから構成されている。
【0040】
図8に示すように、携帯機52は、ケース本体16内に、メカキー18、携帯機側受信回路20、携帯機側送信回路21、携帯機側マイコン22、コイルアンテナ23、トランスポンダ24、電池25、操作ボタン53を備えている。
【0041】
図9に示すように、セキュリティシステム51は、前記携帯機52と車両12に設けられた送受信装置15とを備えている。携帯機52は、携帯機側受信回路20、携帯機側送信回路21、携帯機側マイコン22、メカキー18、トランスポンダ24、操作ボタン53を備えている。操作ボタン53は、携帯機側マイコン22と電気的に接続されている。操作ボタン53を押圧操作することにより、操作信号が携帯機側マイコン22に入力され、IDコード信号が出力されるようになっている。
【0042】
トランスポンダ24は、電池25の電圧低下が生じた場合に、IDコードを含むトランスポンダ信号を車両12側に送信するためのものである。トランスポンダ24は、電磁波によって十分なエネルギを受けると、予め設定された所定のトランスポンダ用のIDコードを含むトランスポンダ信号を出力するようになっている。詳しくは、車室内の運転席付近に設けられた操作ノブに携帯機52を挿入すれば、トランスポンダ24は、車両12側からトランスポンダ駆動電波を受信し、同トランスポンダ駆動電波に応答してトランスポンダ信号を出力する。
【0043】
本実施形態において、携帯機52のトランスポンダ収納部29に配置されたトランスポンダ24は、キー収納部17にメカキー18が収納されていることを条件として、トランスポンダ信号が出力されるように構成されている。つまり、トランスポンダ24は、キー収納部17にメカキー18が収納されていないとき、トランスポンダ信号を出力しない。
【0044】
車両12側において、ドア錠の施解錠を制御する送受信装置15は、車両側送信回路40、車両側受信回路41、車両側マイコン42、トランスポンダ送受信回路48を備えている。ドアロック駆動装置45及びエンジン駆動装置47が、車両側マイコン42と電気的に接続されている。
【0045】
車両側マイコン42は、携帯機52が運転席付近に設けられた操作ノブに挿入されると、トランスポンダ駆動信号を出力する。このトランスポンダ駆動信号に応答して携帯機52から出力されたトランスポンダ信号が、トランスポンダ送受信回路48によって受信された場合、車両側マイコン42は、そのトランスポンダ信号に含まれるIDコードと車両側メモリ46に記録されたIDコードとの比較(IDコード照合)を行う。車両側マイコン42は、それらIDコード同士が一致したとき、エンジン駆動装置47にエンジン駆動許可信号を出力し、IDコード同士が一致しないときエンジン駆動許可信号を出力しない。
【0046】
リクエスト信号を受信する携帯機側受信回路20と、同リクエスト信号に応答してIDコード信号を出力する携帯機側マイコン22とは、信号ライン27を介して電気的に接続されており、この信号ライン27上に無効化手段としての接点27aが設けられている。キー収納部17にメカキー18が収納されているとき、接点27aが閉じられ、携帯機側受信回路20と携帯機側マイコン22とがメカキー18を介して電気的に接続されている。この状態において、携帯機側受信回路20は、車両12からリクエスト信号を受信したときに、その信号をパルス信号に復調し、メカキー18を含む信号ライン27を介して携帯機側マイコン22に入力する。本実施形態において、セキュリティシステム51は、操作ボタン53の押圧操作によりドア錠を施解錠可能なキーレスエントリ機能を備えるとともに、リクエスト信号に応答して出力されたIDコード信号に基づいて、ドア錠を自動的に施解錠するスマートエントリ機能を備えている。
【0047】
一方、キー収納部17にメカキー18が収納されていないとき、接点27aが開かれ、携帯機側受信回路20と携帯機側マイコン22とが電気的に接続されないようになっている。このため、車両12側から送信されたリクエスト信号は、携帯機側マイコン22に入力されず、セキュリティシステム51は、ドア錠を自動的に施解錠するスマートエントリ機能が不能となる。そこで、本実施形態では、キーレスエントリ機能を持たせるため、携帯機側送信回路21、携帯機側マイコン22、車両側受信回路41、車両側マイコン42、ドアロック駆動装置45、操作ボタン53とから手動作動制御手段が構成されている。
【0048】
次に、このように構成されたセキュリティシステム51の動作態様を図9及び図10に示すシーケンスチャートに従って説明する。
(キー収納部17にメカキー18が有る場合)
ステップS41で示すように、車両12側では、所定領域にリクエスト信号を出力する。キー収納部17にメカキー18が収納されているとき、接点27aが閉じられ、携帯機側受信回路20と携帯機側マイコン22との間には信号ライン27が形成される。この場合、スマートエントリ機能が可能となっている。
【0049】
ステップS42で示すように、携帯機52を所持する所有者13が所定領域内に侵入すると、リクエスト信号に応答してIDコード信号が自動送信される。ステップS43で示すように、車両12側では、送受信装置15が携帯機52から送信されたIDコード信号を受信する。そして、車両側マイコン42がID照合を行い、そのID照合の結果に基づいてドア錠の施解錠が行なわれる。
【0050】
しかし、携帯機52の電池25の電圧低下が生じた場合、スマートエントリ機能が不能となっている。この場合、所有者13は、キー収納部17から取り出したメカキー18を用いてドア錠を解錠し車室内に入る。
【0051】
続いて、所有者13は、エンジン始動のため、携帯機52を運転席付近に設けられた操作ノブに挿入する。このとき、キー収納部17にはメカキー18が収納されているため、携帯機52内のトランスポンダ24からIDコードを含むトランスポンダ信号が出力される。そして、車両側マイコン42がID照合を行い、そのID照合の結果に基づいて、エンジン駆動装置47にエンジン始動許可信号が出力され、エンジンを始動可能な状態にする。
【0052】
ドア錠の解錠後、仮に、所有者13がメカキー18をキー収納部17に戻し忘れた場合、エンジン始動のため携帯機52を操作ノブに挿入したとしても、キー収納部17にはメカキー18が収納されていないため、携帯機52のトランスポンダ24からはトランスポンダ信号が出力されない。この場合、車両側マイコン42は、エンジン駆動装置47にエンジン始動許可信号を出力せず、エンジンを始動可能な状態にしない。
(キー収納部17にメカキー18が無い場合)
ステップS51で示すように、車両12側では、所定領域にリクエスト信号を出力する。キー収納部17にメカキー18が収納されていないとき、接点27aが開かれているため、携帯機側受信回路20と携帯機側マイコン22との間には信号ライン27が形成されない。この場合、スマートエントリ機能が無効化されている。
【0053】
ステップS52で示すように、携帯機52を所持する所有者13が所定領域内に侵入したとしても、同携帯機52は、リクエスト信号に応答してIDコード信号を自動送信しない。このため、ステップS53で示すように、車両12側では、リクエスト信号に応答したIDコード信号が受信されないためドア錠が施錠される。このようにして、車両12のドア錠が解錠できなくなることで、所有者13に携帯機14のキー収納部17にメカキー18が無いことを認識させている。
【0054】
そこで、所有者13は、ステップS54で示すように、操作ボタン53を押圧操作することによりIDコード信号を車両12側に送信する。すると、ステップS55で示すように、車両12側では、送受信装置15が携帯機52から送信されたIDコード信号を受信する。そして、車両側マイコン42がIDコード照合を行い、その結果に基づいてドア錠の施解錠が行なわれる。
【0055】
従って、この第2実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(4)セキュリティシステム51は、キー収納部17にメカキー18が有るか否かによって、スマートエントリ機能のみを制限している。この場合、所有者13は、車両12のドア錠が施解錠できなくなることにより、携帯機52のキー収納部17にメカキー18が無いことを認識することができる。このため、メカキー18の有無を確認し忘れることが防止され、同メカキー18を携帯機52に常に備えておくことができる。従って、非常時においても、車両12のドア錠の施解錠が不可能となるのを回避することができる。
【0056】
(5)セキュリティシステム51は、リクエスト信号に応答して出力されたIDコード信号に基づいて、ドア錠を自動的に施解錠するスマートエントリ機能を備えるとともに、操作ボタン53の押圧操作によりドア錠を施解錠するキーレスエントリ機能を備えている。このため、携帯機52のキー収納部17にメカキー18が無い場合、スマートエントリ機能が無効化されたとしても、操作ボタン53を押圧操作し、キーレスエントリ機能を作動させることにより、車両12のドア錠の施解錠が可能となる。
【0057】
(6)セキュリティシステム51は、所有者13にメカキー18の有無を認識させるため、前記第1実施形態で説明した携帯機側インジケータ19a及び車両側インジケータ19bを必要としない。よって、部品点数が少なくて済むことから、製造コストの大幅な上昇を招くことはない。又、携帯機側インジケータ19a及び車両側インジケータ19bを設置するスペースも必要ないため、省スペース化を達成することができる。
【0058】
(7)キー収納部17にメカキー18が収納されているとき、携帯機側受信回路20と携帯機側マイコン22とを電気的に接続する信号ライン27が形成されている。このようにすれば、キー収納部17にメカキー18が収納されていないとき、信号ライン27のみを形成せず、他のラインを形成した状態に保持することができる。よって、キー収納部17にメカキー18が収納されていないことを条件として、スマートエントリ機能のみを無効化することができる。
【0059】
(8)携帯機52内に配置されたトランスポンダ24は、キー収納部17にメカキー18が収納されていることを条件として、トランスポンダ信号が出力されるように構成されている。このため、キー収納部17にメカキー18が収納されていないとき、トランスポンダ24はトランスポンダ信号を出力しない。よって、車両側マイコン42は、エンジン始動許可信号を出力せず、エンジンを始動可能な状態としない。このように、所有者13は、メカキー18を用いてドア錠を解錠した後においても、車両12のエンジン始動が制限されることによって、キー収納部17にメカキー18が収納されているか否かを認識することができる。従って、ドア錠の解錠後に、メカキー18を衣服のポケット等に入れたまま、携帯機52のキー収納部17に戻し忘れたり、メカキー18が紛失したりするのを防止することができる。
[第3実施形態]
以下、本発明を車両のセキュリティシステム61に具体化した第3実施形態を図11に従って説明する。なお、第3実施形態のセキュリティシステム61は、第1実施形態及び第2実施形態の車両のセキュリティシステム11,51を変更したのみの構成であるため、同様の部分についてはその詳細な説明は省略する。
【0060】
図11に示すように、セキュリティシステム61は、前記携帯機62と車両12に設けられた送受信装置15とを備えている。携帯機62は、メカキー18、携帯機側送信回路21、携帯機側マイコン22、トランスポンダ24、操作ボタン53を備えている。携帯機側マイコン22は、操作ボタン53を押圧操作することにより、IDコード信号を出力する。本実施形態において、セキュリティシステム61は、操作ボタン53の押圧操作によりドア錠を施解錠可能なキーレスエントリ機能を備えている。
【0061】
携帯機側送信回路21とIDコード信号を出力する携帯機側マイコン22とは、信号ライン38を介して電気的に接続されており、この信号ライン38上に無効化手段としての接点38aが設けられている。キー収納部17にメカキー18が収納されているとき接点38aが閉じられ、携帯機側送信回路21と携帯機側マイコン22とがメカキー18を介して電気的に接続されている。
【0062】
一方、キー収納部17にメカキー18が収納されていないとき接点38aが開かれ、携帯機側送信回路21と携帯機側マイコン22とが電気的に接続されないようになっている。この場合、携帯機側マイコン22から出力されたIDコード信号は携帯機側送信回路21に入力されず、セキュリティシステム61は、操作ボタン53の押圧操作によりドア錠を施解錠可能なキーレスエントリ機能が不能となる。
【0063】
次に、このように構成されたセキュリティシステム61の動作態様を説明する。
(キー収納部17にメカキー18が有る場合)
キー収納部17にメカキー18が収納されているとき、接点38aが閉じられ、携帯機側送信回路21と携帯機側マイコン22との間には信号ライン38が形成される。この場合、キーレスエントリ機能が可能となっているため、所有者13が操作ボタン53を押圧操作すると、携帯機62からIDコード信号が送信される。車両12側では、送受信装置15が携帯機52から送信されたIDコード信号を受信する。そして、車両側マイコン42がID照合を行い、そのID照合の結果に基づいてドア錠の施解錠が行なわれる。
(キー収納部17にメカキー18が無い場合)
キー収納部17にメカキー18が収納されていないとき、接点38aが開かれているため、携帯機側送信回路21と携帯機側マイコン22との間には信号ライン38が形成されない。この場合、キーレスエントリ機能が無効化されているため、所有者13が操作ボタン53を押圧操作しても、携帯機62からIDコード信号が送信されない。このため、車両12側では、IDコード信号が受信されないためドア錠が施錠される。このようにして、車両12のドア錠が解錠できなくなることで、所有者13に携帯機14のキー収納部17にメカキー18が無いことを認識させている。
【0064】
なお、第1実施形態〜第3実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記第1実施形態において、セキュリティシステム11には、携帯機側インジケータ19aと車両側インジケータ19bとが備えられていた。これ以外の構成として、携帯機側インジケータ19aを省略し、車両側インジケータ19bのみを備えたセキュリティシステム11としてもよい。また、車両側インジケータ19bを省略して、携帯機側インジケータ19aのみを備えたセキュリティシステム11としてもよい。
【0065】
・前記第1実施形態において、セキュリティシステム11は、所有者13にメカキー18の有無を認識させる認識手段として、携帯機側インジケータ19aと車両側インジケータ19bとを備えていた。これ以外の構成として、例えば、ブザーの警報音、ハザードランプの点滅、バイブレータの振動等により、所有者13にメカキー18の有無を認識させる認識手段を備えたセキュリティシステム11であってもよい。また、インジケータの表示、ブザーの警報音、ハザードランプの点滅、バイブレータの振動等を組み合わせてもよい。
【0066】
・前記第1実施形態において、メカキー18を検知するキー検知センサ33としては、接触可動式のマイクロスイッチが使用されていた。しかし、キー検知センサ33は、非接触式センサの近接スイッチ等であっても差し支えない。
【0067】
・前記第2実施形態において、リクエスト信号を受信する携帯機側受信回路20と、同リクエスト信号に応答してIDコード信号を出力する携帯機側マイコン22とは、信号ライン27を介して電気的に接続されており、この信号ライン27上に無効化手段としての接点27aが設けられていた。これ以外の構成として、例えば、図12に示すように、電源としての電池25と携帯機側受信回路20とを電気的に接続する給電ライン31上に無効化手段としての接点31aを設けてもよい。このように構成されたセキュリティシステム64では、携帯機65のキー収納部17にメカキー18が収納されているとき接点31aが閉じられるため、電池25と携帯機側受信回路20とが導電性を有するメカキー18を介して電気的に接続され、スマートエントリ機能によるドア錠の施解錠が行なわれる。一方、携帯機65のキー収納部17にメカキー18が収納されていないとき、接点31aが開かれるため、電池25と携帯機側受信回路20とが電気的に接続されず、スマートエントリ機能によるドア錠の施解錠が無効化される。
【0068】
・また、図13に示すように、携帯機側マイコン22とグランドとを電気的に接続する接地ライン34上に無効化手段としての接点34aを設けてもよい。このように構成されたセキュリティシステム66では、携帯機67のキー収納部17にメカキー18が収納されているとき接点34aが閉じられ、携帯機側マイコン22は導電性を有するメカキー18を介して接地される。この場合、携帯機側マイコン22は、リクエスト信号に応答してIDコード信号を出力し、スマートエントリ機能によるドア錠の施解錠が行なわれる。一方、携帯機67のキー収納部17にメカキー18が収納されていないとき、接点34aが開かれるため、携帯機側マイコン22は接地されない。この場合、携帯機側マイコン22は、リクエスト信号に応答してIDコード信号を出力せず、スマートエントリ機能によるドア錠の施解錠が無効化される。
【0069】
・前記第1実施形態において、携帯機14には、所有者13にメカキー18の有無を表示する携帯機側インジケータ19aが備えられていた。又、前記第2実施形態において、携帯機52には、IDコード信号を送信可能な操作ボタン53が備えられていた。これ以外の構成として、図14に示すように、携帯機78は、携帯機側インジケータ19aと操作ボタン53とを共に備えた構成であってもよい。
【0070】
・前記第2実施形態において、メカキー18を用いてドア錠を解錠した後においても、車両12のエンジン始動を制限することによって、所有者13にキー収納部17にメカキー18が収納されているか否かを認識させていた。これ以外の構成として、車両12のエンジン以外にも、エアコンやカーステレオ等の車載電装品の作動を制限することによって、所有者13にキー収納部17にメカキー18が収納されているか否かを認識させる構成としても差し支えない。
【0071】
・前記第1実施形態〜前記第3実施形態において、セキュリティシステム11,51,61は、ドア錠を備える車両12に具体化されていた。しかし、セキュリティシステム11,51,61を、住宅用のドア錠の施解錠に適用することもできる。
【0072】
・前記第1実施形態〜前記第3実施形態において、セキュリティシステム11,51,61は、スマートエントリ機能やキーレスエントリ機能によるドア錠の施解錠を作動制御することで、所有者13にキー収納部17にメカキー18の有無を認識させていた。これ以外の構成として、セキュリティシステム11,51,61は、ドア錠以外にも、任意の電装品等を作動制御することで、所有者13にキー収納部17にメカキー18の有無を認識させる構成としてもよい。
【0073】
次に、上記実施形態及び別例によって把握される技術的思想を以下に記載する。
(1)前記認識手段は、前記キー収納部に前記メカニカルキーが有るか否かを検知するキー検知手段と、前記キー検知手段の検出結果に基づいて警告信号を前記対象物に出力する携帯機側制御手段と、前記対象物に設けられ所有者に前記メカニカルキーの有無を認識させるための警告を発する対象物側警告手段と、前記警告信号に基づいて前記対象物側警告手段を制御する対象物側制御手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のセキュリティシステム。
【0074】
(2)前記認識手段は、前記携帯機に設けられ所有者に前記メカニカルキーの有無を認識させるための警告を発する携帯機側警告手段と、前記キー収納部に前記メカニカルキーが有るか否かを検知するキー検知手段と、前記キー検知手段の検出結果に基づいて前記携帯機側警告手段を制御するとともに警告信号を前記対象物に出力する携帯機側制御手段と、前記対象物に設けられ所有者に前記メカニカルキーの有無を認識させるための警告を発する対象物側警告手段と、前記警告信号に基づいて前記対象物側警告手段を制御する対象物側制御手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のセキュリティシステム。
【0075】
(3)前記携帯機側制御手段は、前記携帯機に設けられた操作部の操作に基づいてIDコード信号を前記対象物に出力し、同携帯機側制御手段から出力されるIDコード信号に基づいて前記対象物を作動制御する手動作動制御手段と、前記キー収納部に前記メカニカルキーが収納されていないことを条件として、前記作動制御手段により前記対象物のドア錠を自動的に施解錠するのを無効化する、又は前記手動作動制御手段により前記対象物のドア錠の施解錠を無効化する無効化手段とを備えていることを特徴とする請求項1、2及び技術的思想(1)、(2)のうちいずれか1項に記載のセキュリティシステム。
【0076】
(4)前記キー収納部に前記メカニカルキーが有るか否かによって、車載電装品の作動及び車両のエンジン始動のうち少なくもいずれか一方を制限することを特徴とする請求項1〜4及び技術的思想(1)〜(3)のうちいずれか1項に記載のセキュリティシステム。
【0077】
(5)前記無効化手段は、前記携帯機側制御手段とリクエスト信号を受信する受信回路と電源との間の給電ラインを開閉する接点から構成され、前記接点は前記メカニカルキーを前記キー収納部に対して着脱することで開閉することを特徴とする請求項3又は技術的思想(3)に記載のセキュリティシステム。
【0078】
(6)前記無効化手段は、前記携帯機側制御手段とグランドとの間の接地ラインを開閉する接点から構成され、前記接点は前記メカニカルキーを前記キー収納部に対して着脱することで開閉することを特徴とする請求項3又は技術的思想(3)に記載のセキュリティシステム。
【0079】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、携帯機にメカキーが収容されているか否かを検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態におけるセキュリティシステムの概念図。
【図2】第1実施形態における携帯機の斜視図。
【図3】同じく携帯機の断面図。
【図4】同じく車室内の斜視図。
【図5】同じく電気的構成を示すブロック図。
【図6】(a),(b)はセキュリティシステムの動作態様を説明するためのシーケンス図。
【図7】第2実施形態における携帯機の斜視図。
【図8】同じく携帯機の断面図。
【図9】同じく電気的構成を示すブロック図。
【図10】(a),(b)はセキュリティシステムの動作態様を説明するためのシーケンス図。
【図11】第3実施形態におけるセキュリティシステムの電気的構成を示すブロック図。
【図12】別例のセキュリティシステムの電気的構成を示すブロック図。
【図13】別例のセキュリティシステムの電気的構成を示すブロック図。
【図14】別例の携帯機の斜視図。
【図15】従来の携帯機の斜視図。
【符号の説明】
11,51,61、64,66…セキュリティシステム、12…車両(対象物)、13…所有者、14,52,62、67,78…携帯機、17…キー収納部、18…メカニカルキー、19a…携帯機側インジケータ(携帯機側警告手段)、19b…車両側インジケータ(対象物側警告手段)、22…携帯機側マイコン(携帯機側制御手段)、33…キー検知センサ(キー検知手段)、42…車両側マイコン(対象物側制御手段)、53…操作ボタン(操作部)、27,38…信号ライン、27a,31a,34a,38a…接点、19a,19b,21,22,33,41,42…認識手段、20,21,22,40,41,42,45…作動制御手段、21,22,41,42,45,53…手動作動制御手段。
Claims (6)
- 機械的に錠を施解錠するメカニカルキーを、通信機能を有する携帯機に設けられたキー収納部に収納可能であるとともに、対象物からのリクエスト信号に応答して、前記携帯機からIDコード信号を同対象物に出力し、前記IDコード信号に基づいて前記対象物を作動制御する作動制御手段を備えたセキュリティシステムにおいて、
前記キー収納部に前記メカニカルキーが有るか否かを、所有者に認識させる認識手段を備えたことを特徴とするセキュリティシステム。 - 前記認識手段は、前記携帯機に設けられ所有者に前記メカニカルキーの有無を認識させるための警告を発する携帯機側警告手段と、前記キー収納部に前記メカニカルキーが有るか否かを検知するキー検知手段と、前記キー検知手段の検出結果に基づいて前記携帯機側警告手段を制御する携帯機側制御手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のセキュリティシステム。
- 機械的に錠を施解錠するメカニカルキーを、通信機能を有する携帯機に設けられたキー収納部に収納可能であるとともに、前記携帯機に設けられた操作部の操作に基づいて、対象物に前記携帯機からIDコード信号を出力し、前記対象物を作動制御する手動作動制御手段を備えたセキュリティシステムにおいて、
前記キー収納部に前記メカニカルキーが収納されていないことを条件として、前記手動作動制御手段による作動制御を無効化する無効化手段を備えていることを特徴とするセキュリティシステム。 - 前記無効化手段は、前記キー収納部に前記メカニカルキーが有るか否かを検知するキー検知手段の検出結果に基づいて警告信号を前記対象物に出力する携帯機側制御手段とリクエスト信号を受信する受信回路との間の信号ラインを開閉する接点から構成され、前記接点は導電性を有する前記メカニカルキーを前記キー収納部に対して着脱することで開閉することを特徴とする請求項3に記載のセキュリティシステム。
- 機械的に錠を施解錠するメカニカルキーをキー収納部に収納可能であるとともに、対象物にIDコード信号を出力可能とし、前記IDコード信号に基づいて前記対象物を作動制御するセキュリティシステム用携帯機において、
前記キー収納部に前記メカニカルキーが有るか否かを検知するキー検知手段を有することを特徴とするセキュリティシステム用携帯機。 - 前記キー収納部に前記メカニカルキーが有るか否かによって、車載電装品の作動及び車両のエンジン始動のうち少なくもいずれか一方を制限することを特徴とする請求項5に記載のセキュリティシステム用携帯機。
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