JP6536487B2 - 電子キー - Google Patents

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Description

本発明は、ドアを開閉する遠隔制御システム等に用いられる、メカニカルキー付きの電子キーに関する。
電子キーは、電池が切れた場合でも、ドアの開閉等ができるようにするためにメカニカルキーがケースに収容されていることがある。一般的に、メカニカルキーは、棒状部を備え、この棒状部が電子キーのケースに収容される。
特許文献1に開示されているように、ケースは、メカニカルキーを、その棒状部の軸方向に抜き差し可能に収納することが多い。そして、ケースには、メカニカルキーがケースから抜け落ちることを抑制するためのロック機構が備えられる。
特許文献1のロック機構は、スライド部を備えている。スライド部が、メカニカルキーであるエマージェンシーキーがケースから抜け落ちることを抑制しているロック状態では、スライド部の先端部が、エマージェンシーキーが備える窪み部に嵌り込む。
より詳しくは、上記ロック状態では、スライド部の先端部に形成されたスロープ部が、エマージェンシーキーが備える窪み部の開口に形成された傾斜面と係合する。
特開2014−111857号公報
特許文献1では、ロック状態で、互いに係合するロック機構側の面とエマージェンシーキー側の面は、エマージェンシーキーの棒状部の軸方向に対して傾斜している。互いに係合する2つの面が、エマージェンシーキーの棒状部の軸方向に対して傾斜しているので、エマージェンシーキーはロック状態でも、ある程度、エマージェンシーキーの棒状部の軸方向に移動可能である。そのため、ゴミ等の存在により、エマージェンシーキーがケースの最も奥の位置まで入らないとしても、ロック機構はエマージェンシーキーをロック状態とすることができる。
したがって、特許文献1の機構では、ゴミ等の存在により、エマージェンシーキーがケースに十分に差し込まれていなくても、エマージェンシーキーがケースから抜け落ちることを抑制できる。
しかし、ロック状態で、互いに係合するロック機構側の面とエマージェンシーキー側の面が、エマージェンシーキーの棒状部の軸方向に対して傾斜していると、ロック状態でも、エマージェンシーキーが引っ張られた場合に、スライド部が棒状部から離隔する方向への力が、エマージェンシーキーからスライド部に作用する。これにより、スライド部は棒状部から離隔する方向に移動させられるので、スライド部の先端部に形成された平面部が、エマージェンシーキーの窪み部に形成された当接面と当接する状態となるまで、エマージェンシーキーは、棒状部の軸方向に移動する。
つまり、特許文献1では、ロック状態でも、エマージェンシーキーが引っ張られると、エマージェンシーキーの棒状部の軸方向におけるスロープ部の長さ分だけ、エマージェンシーキーにがたつきが生じる可能性がある。
本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、メカニカルキーが引っ張られた際のがたつきを抑制しつつも、ゴミ等により、メカニカルキーがケースに十分に差し込まれていないときでも、ケースからメカニカルキーが抜け落ちることを抑制できる電子キーを提供することにある。
上記目的は独立請求項に記載の特徴の組み合わせにより達成され、また、下位請求項は、発明の更なる有利な具体例を規定する。特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するための本発明は、棒状部を有するメカニカルキー(20、20A、20B、20C)と、メカニカルキーを、棒状部の軸方向に抜き差し可能に収納するケース(10、10B)と、ケースに設けられ、メカニカルキーがケースから抜け落ちることを抑制するための抑制部材(31、31A、31B、31C)とを備えた電子キーであって、メカニカルキーは、抑制部材によりケースから抜け落ちることが抑制されているロック状態において棒状部の軸方向に垂直な平面であるキー側係合平面(214、216、217、221B、223C、224C)を備え、
抑制部材は、ロック状態において棒状部の軸方向に垂直な平面であって、キー側係合平面と係合するロック側係合平面(3142、3143、3145、316B、317B、317C)を備え、キー側係合平面およびロック側係合平面の少なくとも一方は、メカニカルキーの棒状部の軸方向における位置が異なり、かつ、キー側係合平面およびロック側係合平面のうちの他方と係合可能な複数の係合平面を備える段差平面構造になっている。
本発明によれば、キー側係合平面およびロック側係合平面の少なくとも一方は、メカニカルキーの棒状部の軸方向における位置(以下、軸方向位置)が異なる複数の係合平面を備える。これら複数の係合平面は、他方の係合平面と係合可能である。
複数の係合平面は、軸方向位置が異なっており、複数の係合平面が他方の係合平面と係合可能であるので、メカニカルキーの軸方向位置が異なっていても、いずれかの係合平面が他方の係合平面と係合する可能性がある。よって、ゴミ等により、メカニカルキーが完全には差し込まれていないときでも、メカニカルキーの抜け落ちを抑制できる。
また、係合平面は、棒状部の軸方向に垂直になっているので、ロック状態のままメカニカルキーが軸方向に引っ張られた場合でも、特許文献1と異なり、ロック側係合平面が棒状部から離隔する方向に移動してしまい、それにより、ケースから抜ける方向にメカニカルキーが移動してしまうことはない。よって、メカニカルキーが引っ張られた際のがたつきも抑制できる。
第1実施形態の電子キー1の平面図である。 図1の電子キー1を厚さ方向の中央で切断した断面図である。 図2のロック部30の付近を拡大した断面図である。 メカニカルキー20が差し込まれる途中の状態を示す図である。 メカニカルキー20が差し込まれていき最初にロック状態となった状態を示す図である。 異物4があってもロック状態が可能であることを示す図である。 第2実施形態の電子キー1Aの断面図である。 図7のロック部30Aの付近を拡大した断面図である。 第2実施形態において、メカニカルキー20Aがケース10に完全に収納された状態におけるロック部30Aの付近の拡大断面図である。 第3実施形態の電子キー1Bの断面図である。 図10のロック部30Bの付近を拡大した断面図である。 メカニカルキー20Bが差し込まれていき最初にロック状態となった状態を示す図である。 図12の状態におけるグリップ部21Bの付近を示す図である。 第4実施形態の電子キー1Cのロック部30Cの付近の拡大断面図である。 メカニカルキー20Cが差し込まれていき最初にロック状態となった状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1実施形態の電子キー1の平面図である。この電子キー1は、車両のドアロックを解錠状態から施錠状態、あるいは、その反対に施錠状態から解錠状態に切り替えさせるための信号を、車両に備えられている受信機に送信する。なお、図1では、電子キー1のスイッチ部など一部の構造は省略している。
[外観構成]
図1に示すように、電子キー1の平面形状は、角が丸くなっている四角形状である。ケース10の平面形状は、一つの角部が欠けた形状であり、その欠けている部分に、メカニカルキー20のグリップ部21が位置する。よって、グリップ部21は、ケース10から露出している。
グリップ部21に隣接してケース10から突き出しているのは、リリースフック31の突起部312である。電子キー1の厚さは、図1に示す縦方向長さ、および、横方向長さよりも短い。つまり、電子キー1は扁平な形状である。
[内部概略構成]
図2に電子キー1の内部構造を示す。ケース10は、樹脂製であり、相対的に短辺となる壁部である短壁部111、112と、これら短壁部111、112よりも長い長壁部113、114を備える。これら、短壁部111、112と長壁部113、114、および、底部120と底部120に対向する図示しない蓋部とにより形成される空間に、電子部品が収納される。なお、図2では電子部品は省略している。
メカニカルキー20は、グリップ部21と棒状部22とを備える。グリップ部21は、ケース10と同じ樹脂で作られている。グリップ部21には、貫通穴211が形成されており、この貫通穴211に、キーホルダ用のリングなどが挿し通される。
棒状部22は、金属製であり、キー溝および鍵山の少なくとも一方が形成されている。棒状部22は基部がグリップ部21に差し込まれている。メカニカルキー20の棒状部22を、車両ドアのキーシリンダに差し込むことでも、車両のドアロックを解錠状態から施錠状態、あるいは、施錠状態から解錠状態に切り替えることができる。
ケース10の長壁部113には、メカニカルキー20の棒状部22を収容する収容穴130が形成されている。メカニカルキー20の棒状部22が収容穴130に収容された状態が、メカニカルキー20がケース10に収納された状態である。棒状部22が収容穴130に正常な位置まで収容された状態では、グリップ部21の、棒状部22が突き出している側の面である平面状のケース当接面212が、ケース10のグリップ対向面115に接触する。
メカニカルキー20がケース10に収納された状態では、メカニカルキー20がケース10から抜け落ちることを抑制する必要がある。そのため、ケース10には、ロック部30も収容されている。ロック部30は、ケース10の短壁部111に形成されたロック部収容空間116に収容されている。
[ロック部30の構成]
ロック部30の構成および、グリップ部21のうち、ロック部30に関連する構成を、図3を用いて説明する。グリップ部21には、ケース当接面212側の端に、ロック部30の方向に突き出す突起213が形成されている。この突起213のケース外側の面は、ロック部30と係合する係合平面214になっている。係合平面214はキー側係合平面に相当する。
係合平面214は、メカニカルキー20の棒状部22の軸方向、換言すれば、メカニカルキー20の抜き差し方向に垂直な平面である。なお、以下の記載におけるキー抜き差し方向は、メカニカルキー20の抜き差し方向を意味する。
ロック部30は、リリースフック31と、バネ32と、ケース10に形成されているストッパ部33とを備えている。リリースフック31は、図3に示す位置では、メカニカルキー20のグリップ部21が、ケース10から離隔する方向に移動することを抑制する。メカニカルキー20のグリップ部21がケース10から離隔する方向に移動することを、リリースフック31が抑制している状態が、ロック状態である。このリリースフック31も樹脂製である。
抑制部材に相当するリリースフック31は、中央部311、突起部312、外側ガイド部313、先端部314を備える。中央部311はリリースフック31の中央の部分であり、バネ当接面3111を備える。バネ当接面3111には、バネ32の一方の端部が当接している。バネ32の他端は、ケース10に形成された、バネ当接面3111に対向する面である支持面119に支持されている。このバネ32により、リリースフック31は、グリップ部21に近づく方向に付勢される。バネ32は、圧縮コイルバネである。なお、図2〜図4においては、バネ32は、簡略化して表している。
また、中央部311は、バネ当接面3111とは反対側に、ストッパ当接面3112を備える。リリースフック31がグリップ部21に近づく方向に移動すると、ストッパ当接面3112は、ストッパ部33に形成されたフック当接面331に接触する。ストッパ当接面3112とフック当接面331とが接触することで、リリースフック31が、それ以上、グリップ部21の方向に移動することが阻止される。
突起部312は、中央部311のバネ当接面3111の付近において中央部311と連結して、中央部311からケース外側方向に突き出している。突起部312は、ユーザにより操作可能なように、先端がケース10から突き出しており、突起部312をバネ32の付勢力に抗する方向に移動させると、ロック状態が解除され、メカニカルキー20をケース10から抜き出すことができる。
外側ガイド部313は、中央部311のバネ当接面3111から、ケース10の支持面119の方向に突き出している。この外側ガイド部313は、ケース10に形成された外側ガイド面117に接触しつつ移動する。また、中央部311の底面3113は、ケース10に形成された内側ガイド面118に接触する。この構成により、リリースフック31の移動方向は、外側ガイド面117および内側ガイド面118に沿った方向に制限される。その結果、リリースフック31の移動可能方向は、メカニカルキー20の抜き差し方向に対して垂直方向になる。
先端部314は、中央部311から、バネ当接面3111とは反対の方向となるグリップ部21の方向に突き出している。先端部314は、外側傾斜面3141、第1係合平面3142、第2係合平面3143、内側傾斜面3144を備える。
外側傾斜面3141は、グリップ部21に近くなるほど、キー抜き差し方向の位置が、ケース当接面212に近くなる傾斜となっている。
第1係合平面3142および第2係合平面3143は、キー抜き差し方向に垂直な平面である。第1係合平面3142は、第2係合平面3143よりも、リリースフック31の先端側に形成されている。換言すれば、第1係合平面3142は、第2係合平面3143よりも、グリップ部21においてリリースフック31側の側面であるフック対向側面215に近い位置に形成されている。
また、第1係合平面3142と第2係合平面3143とは、キー抜き差し方向の位置も異なる。第1係合平面3142は、第2係合平面3143よりも、キー抜き差し方向においてキー抜き取り方向(つまり、ケース10の外周側)に位置する。
これら、第1係合平面3142と第2係合平面3143は、いずれもロック側係合平面であり、第1係合平面3142と第2係合平面3143との間にキー抜き差し方向の段差があるので、本実施形態のロック側係合平面は段差平面構造になっている。
連結面に相当する内側傾斜面3144は、第1係合平面3142と第2係合平面3143とを連結している平面である。内側傾斜面3144は、外側傾斜面3141とは反対に、グリップ部21のフック対向側面215に近くなるほど、キー抜き差し方向の位置が、ケース当接面212から遠くなる傾斜となっている。
[キー差し込み時の作動]
次に、メカニカルキー20をケース10に差し込む際の作動を説明する。メカニカルキー20がケース10に差し込まれていくと、ケース当接面212が、リリースフック31の先端部314に形成された外側傾斜面3141に接触する。ケース当接面212が外側傾斜面3141に接触した状態で、メカニカルキー20がさらにキー差し込み方向に移動すると、ケース当接面212が外側傾斜面3141を押圧する。これにより、リリースフック31は、中央部311のストッパ当接面3112がストッパ部33のフック当接面331に接触した状態から、図4に示すように、バネ32を圧縮する方向に移動する。
さらに、グリップ部21がキー差し込み方向に移動すると、グリップ部21の係合平面214と、リリースフック31の先端部314に形成されている第1係合平面3142のキー抜き差し方向の位置が一致する。リリースフック31はバネ32によりグリップ部21の方向に付勢されているので、係合平面214と第1係合平面3142のキー抜き差し方向の位置が一致すると、リリースフック31はグリップ部21の方向に移動する。これにより、図5に示すように、係合平面214と第1係合平面3142が互いに接触する状態となるので、メカニカルキー20は、ケース10から抜け落ちることが抑制される。
図5に示す状態では、まだ、グリップ部21のケース当接面212とケース10のグリップ対向面115との間に隙間が存在する。したがって、図6に示すように、ケース当接面212とグリップ対向面115との間に、ゴミなどの異物4が存在していても、ロック状態とすることができる。
図5に示す状態から、さらにメカニカルキー20がキー差し込み方向に移動すると、係合平面214の端と内側傾斜面3144が接触しつつ、係合平面214の端が内側傾斜面3144に接触する位置が、第2係合平面3143の方向に移動する。
そして、ケース当接面212とグリップ対向面115とが接触する状態では、係合平面214と第2係合平面3143のキー抜き差し方向の位置が一致する。したがって、リリースフック31は図5の位置からさらにグリップ部21の方向に移動し、図3に示す状態となる。図3に示す状態では、リリースフック31の第2係合平面3143と、グリップ部21の係合平面214とが接触する。この図3に示す状態もロック状態であり、図3に示す状態では、図5に示す状態と異なり、グリップ部21の先端は、ケース10から突き出していないことから、図5の状態よりもデザイン性が向上する。
[第1実施形態のまとめ]
以上、説明した第1実施形態では、リリースフック31は、グリップ部21の係合平面214と係合できる第1係合平面3142、第2係合平面3143を備える。第1係合平面3142および第2係合平面3143は、キー抜き差し方向の位置が異なっており、かつ、これら第1係合平面3142と第2係合平面3143は、いずれも、グリップ部21の係合平面214と係合可能である。
したがって、ゴミ等の異物4が存在して、メカニカルキー20が完全には収容穴130に差し込まれていないときでも、第2係合平面3143が係合平面214と係合すれば、メカニカルキー20の抜け落ちを抑制できる。
また、係合平面214、第1係合平面3142、第2係合平面3143は、キー抜き差し方向に垂直な平面である。よって、ロック状態でメカニカルキー20がキー抜き取り方向に引っ張られた場合に、リリースフック31がメカニカルキー20の棒状部22から離隔する方向に移動し、それにより、ケース10から抜ける方向にメカニカルキー20が移動してしまうことはない。よって、メカニカルキー20が引っ張られた際のがたつきも抑制できる。
また、本実施形態では、第1係合平面3142と第2係合平面3143との間は、内側傾斜面3144となっている。したがって、グリップ部21の係合平面214が、第1係合平面3142と係合している状態から第2係合平面3143と係合する状態まで、メカニカルキー20をケース10に差し込む際に必要な力が少なくて済む。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態を説明する。この第2実施形態以下の説明において、それまでに使用した符号と同一番号の符号を有する要素は、特に言及する場合を除き、それ以前の実施形態における同一符号の要素と同一である。また、構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分については先に説明した実施形態を適用できる。
第2実施形態の電子キー1Aは、図7に示す構成を備えている。この電子キー1Aは、メカニカルキー20Aのグリップ部21Aが備えている突起213Aの構成と、ロック部30Aが備えるリリースフック31Aの先端部314Aの構成が、それぞれ、第1実施形態の突起213、先端部314と相違する。これら第1実施形態と相違する構成を、図8を用いて説明する。
[第1実施形態と相違する構成の説明]
図8に示すように、グリップ部21Aが備えている突起213Aは、グリップ部21Aのケース当接面212側の端において、ロック部30Aの方向に突き出している。
この突起213Aのケース外側の面には、ロック部30と係合する第1係合平面216と第2係合平面217が形成されている。第1係合平面216、第2係合平面217は、いずれも、キー抜き差し方向に垂直な平面である。
第1係合平面216は、第2係合平面217よりも、リリースフック31Aに近い側に形成されている。換言すれば、第1係合平面216は、第2係合平面217よりも、グリップ部21Aの外側、つまり、フック対向側面215から遠い位置に形成されている。
また、第1係合平面216と第2係合平面217とは、キー抜き差し方向の位置も異なる。第1係合平面216は、第2係合平面217よりも、キー抜き差し方向においてキー差し込み方向に位置する。
これら第1係合平面216と第2係合平面217は、いずれもキー側係合平面であり、第1係合平面216と第2係合平面217との間にキー抜き差し方向の段差があるので、第2実施形態ではキー側係合平面が段差平面構造になっている。
これら第1係合平面216、第2係合平面217との間は、連結面218により連結されている。連結面218は、フック対向側面215に近くなるほど、キー抜き差し方向の位置が、ケース当接面212から遠くなる傾斜を有する平面である。
第1実施形態のリリースフック31の先端部314は、グリップ部21の突起213に形成された係合平面214と係合する面として、第1係合平面3142、第2係合平面3143を備えていた。これに対して、リリースフック31Aの先端部314Aは、グリップ部21Aの突起213Aに形成された第1係合平面216、第2係合平面217と係合する面として、1つの係合平面3145を備える。第2実施形態では、係合平面3145がロック側係合平面に相当する。また、リリースフック31Aは抑制部材に相当する。
係合平面3145は、キー抜き差し方向の位置が第1実施形態の第2係合平面3143と同じである。また、係合平面3145の面積は、第1実施形態の第1係合平面3142の面積と、第2係合平面3143の面積と、内側傾斜面3144を第2係合平面3143を含む平面に投影した面積を合計した面積の和と同じになっている。
[キー差し込み時の作動]
次に、メカニカルキー20Aをケース10に差し込む際の作動を説明する。メカニカルキー20Aがケース10に差し込まれていき、第1係合平面216と係合平面3145のキー抜き差し方向の位置が一致すると、図8に示すように、それら第1係合平面216と係合平面3145が係合する。これにより、メカニカルキー20Aのグリップ部21Aがケース10から離隔する方向に移動することが抑制されているロック状態となる。
この図8に示す状態では、グリップ部21Aのケース当接面212とケース10のグリップ対向面115との間に隙間が存在する。したがって、ケース当接面212とグリップ対向面115との間に、ゴミなどの異物が存在していても、ロック状態とすることができる。
図8に示す状態から、さらにメカニカルキー20Aがキー差し込み方向に移動すると、係合平面3145の端と連結面218が接触しつつ、係合平面3145の端が連結面218に接触する位置が、第2係合平面217の方向に移動する。
ケース当接面212とグリップ対向面115とが接触する状態になると、第2係合平面217と係合平面3145のキー抜き差し方向の位置が一致する。したがって、リリースフック31Aは図8の位置からさらにグリップ部21Aの方向に移動し、図9に示す状態となる。図9に示す状態では、第2係合平面217と係合平面3145とが接触する。この図9に示す状態もロック状態であり、図9に示す状態では、グリップ部21Aの先端がケース10から突き出していないことから、図8の状態よりもデザイン性が向上する。
<第3実施形態>
第3実施形態の電子キー1Bの構成を図10に示す。図10は、第1実施形態における図2に対応する図である。ケース10Bは、短壁部111B、112Bと、短壁部111B、112Bよりも長い長壁部113B、114Bを備える。これら、短壁部111B、112Bと長壁部113B、114B、および、底部120と底部120に対向する図示しない蓋部とにより形成される空間に、電子部品が収納される。なお、図10でも電子部品は省略している。
メカニカルキー20Bは、グリップ部21Bと棒状部22Bとを備える。グリップ部21Bは樹脂製であり、棒状部22Bは金属製である。棒状部22Bは、基部がグリップ部21Bに差し込まれている。
ケース10Bの短壁部112Bから長壁部113Bにかけて、メカニカルキー20Bの棒状部22Bを収容する収容穴130Bが形成されている。収容穴130Bは、短壁部112Bの端面に開口を有する。
メカニカルキー20Bの棒状部22Bが収容穴130Bに収容された状態が、メカニカルキー20Bがケース10Bに収納された状態である。第2実施形態では、メカニカルキー20Bがケース10Bに収容された状態でも、グリップ部21Bは、ケース10Bから突き出している。棒状部22が収容穴130Bに正常な位置まで収容された状態では、グリップ部21の、棒状部22が突き出している側の面であるケース当接面212Bが、短壁部112Bと接触する。
ケース10Bの長壁部113Bには、収容穴130Bに連結してロック部収容空間116Bが形成されている。このロック部収容空間116Bにロック部30Bが収容されている。ロック部30Bは、抑制部材に相当するリリースフック31Bと、バネ32Bを備えている。
[ロック部30Bの構成]
次にロック部30Bの構成を図11を用いて説明する。第3実施形態のリリースフック31Bは揺動型であり、リリースフック31Bの中心付近に位置し、揺動軸として機能する軸35を揺動中心として揺動可能になっている。バネ32Bはねじりコイルバネであり、一方の端部がロック部収容空間116Bの底に接しており、他方の端部がリリースフック31Bの裏面311Bに形成された収容部312Bに収容されている。バネ32Bの図示しないコイル部は軸35に巻きつけられている。
収容部312Bは、リリースフック31Bにおいて、キー抜き差し方向のグリップ部21Bとは反対側の端に位置している。この収容部312Bにバネ32Bの端が収容され、バネ32Bのコイル部が軸35に巻きつけられているので、リリースフック31Bの収容部312Bがロック部収容空間116Bの底面から離隔する方向に、リリースフック31Bは付勢されている。
リリースフック31Bの、収容部312Bとは反対側の端部には、凸部313Bが形成されている。凸部313Bは、リリースフック31Bの基部314Bから、ロック部収容空間116Bの底面方向に突き出している。
凸部313Bは、傾斜面315Bと、第1係合平面316Bと、第2係合平面317Bと、連結面318Bとを備えている。傾斜面315Bは、リリースフック31Bの揺動角度によらず、キー抜き差し方向に対して傾斜している面であり、傾斜方向は、キー抜き差し方向がキー差し込み方向であるほど、ロック部収容空間116Bの底面に向かう方向である。なお、傾斜とは、水平でも垂直でもない角度である。
第1係合平面316Bと第2係合平面317Bは、いずれも、メカニカルキー20Bの棒状部22Bの先端に形成された係合平面221Bと係合する平面である。これら第1係合平面316Bおよび第2係合平面317Bは、リリースフック31Bの回転角度により、メカニカルキー20Bの棒状部22Bの軸方向に対する角度が変化する。しかし、第1係合平面316Bおよび第2係合平面317Bともに、係合平面221Bと係合している位置において、キー抜き差し方向に垂直になる。
第1係合平面316Bは、第2係合平面317Bよりも、リリースフック31Bの基部314Bに近い位置に形成されている。また、第1係合平面316Bと第2係合平面317Bとは、キー抜き差し方向の位置も異なる。第1係合平面316Bは、第2係合平面317Bよりも、キー抜き差し方向においてキー抜き取り方向、すなわち、収容穴130Bの、短壁部112Bの端面側の開口に近い位置に形成されている。
第1係合平面316Bと第2係合平面317Bは、いずれもフック部側係合平面であり、第1係合平面316Bと第2係合平面317Bの間にキー抜き差し方向の段差があるので、第3実施形態ではフック部側係合平面が段差平面構造になっている。
連結面318Bは、第1係合平面316Bと第2係合平面317Bとを連結する。メカニカルキー20Bの棒状部22Bの先端には、棒状部22Bを軸に直交する方向に貫通する貫通穴222Bが形成されており、貫通穴222Bの側面の一部が係合平面221Bとなっている。係合平面221Bはキー側係合平面に相当しており、キー抜き差し方向、すなわち、棒状部22Bの軸方向に垂直であり、棒状部22Bの厚さ方向の全体に渡り形成されている。
[キー差し込み時の作動]
次に、メカニカルキー20Bをケース10Bに差し込む際の作動を説明する。メカニカルキー20Bがケース10Bに差し込まれていくと、メカニカルキー20Bの棒状部22Bの先端が、リリースフック31Bの傾斜面315Bに接触する。さらにメカニカルキー20Bがケース10Bに差し込まれると、リリースフック31Bの傾斜面315Bがメカニカルキー20Bの棒状部22Bの先端に押圧される。これにより、リリースフック31Bは、軸35を揺動中心として、凸部313Bの先端がロック部収容空間116Bの底面から離隔する方向に回転移動する。
この回転移動により、メカニカルキー20Bの棒状部22Bの先端は凸部313Bの先端を通過できる。メカニカルキー20Bがさらにケース10Bに差し込まれると、棒状部22Bの先端部に形成されている係合平面221Bと、リリースフック31Bに形成された第1係合平面316Bのキー抜き差し方向の位置が一致する。これにより、図12に示すように、それら係合平面221Bと第1係合平面316Bが係合するので、メカニカルキー20Bのグリップ部21Bがケース10Bから離隔する方向に移動することが抑制されているロック状態となる。
この図12に示す状態におけるグリップ部21Bの付近を図13に示す。係合平面221Bと第1係合平面316Bが係合している状態では、図13に示すように、グリップ部21Bのケース当接面212Bと短壁部112Bとの間に隙間が存在する。したがって、ケース当接面212と短壁部112Bとの間に、ゴミなどの異物4が存在していても、ロック状態とすることができる。
図12に示す状態から、さらにメカニカルキー20Bがキー差し込み方向に移動すると、第2係合平面317Bと係合平面221Bのキー抜き差し方向の位置が一致する。したがって、リリースフック31Bは図12の回転位置から凸部313Bがロック部収容空間116の底面に近づく方向に回転移動し、図11に示す状態となる。
図11に示す状態では、第2係合平面317Bと係合平面221Bとが接触する。この図11に示す状態もロック状態であり、図11に示す状態では、リリースフック31Bの表面319Bが、ケース10Bの長壁部113Bから突き出していないことから、図12の状態よりもデザイン性が向上する。
<第4実施形態>
第4実施形態の電子キー1Cの構成を図14に示す。図14は図11に対応する図であり、図14に示していない部分の構成は、第3実施形態の電子キー1Bと同じである。
電子キー1Cは、メカニカルキー20Cの棒状部22Cの先端部の構成と、ロック部30Cが備えるリリースフック31Cの凸部313Cの構成が、それぞれ、第3実施形態の棒状部22B、凸部313Bと相違する。なお、リリースフック31Cは抑制部材に相当する。
メカニカルキー20Cの棒状部22Cには、貫通穴222Cが、第3実施形態の貫通穴222Bと同じ位置に形成されている。第3実施形態では、貫通穴222Bに一つの係合平面221Bが形成されていた。これに対して、第4実施形態では、係合平面221Bに代えて、第1係合平面223C、第2係合平面224C、連結面225Cが形成されている。第1係合平面223Cと第2係合平面224Cは、いずれも、凸部313Cに形成された係合平面317Cと係合する平面である。これら第1係合平面223Cおよび第2係合平面224Cは、いずれも、キー抜き差し方向に垂直な平面、すなわち、棒状部22Cの軸方向に垂直な平面である。
第1係合平面223Cは、第2係合平面224Cよりも、メカニカルキー20Cがケース10Bに差し込まれた状態でリリースフック31Cの基部314Bに近い位置に形成されている。また、第1係合平面223Cと第2係合平面224Cとは、キー抜き差し方向の位置も異なる。第1係合平面223Cは、第2係合平面224Cよりも、キー抜き差し方向においてキー差し込み方向、すなわち、メカニカルキー20Cの棒状部22Cの先端に近い位置に形成されている。
第1係合平面223Cと第2係合平面224Cは、いずれもキー側係合平面であり、第1係合平面223Cと第2係合平面224Cの間にキー抜き差し方向の段差があるので、第4実施形態ではキー側係合平面が段差平面構造になっている。
連結面225Cは、第1係合平面316Bと第2係合平面317Bとを連結する平面であり、棒状部22Cの先端に近くなるほど、リリースフック31Cの基部314Bに近くなる傾斜を有する平面である。
リリースフック31Cの凸部313Cには、係合平面317Cが形成されている。この係合平面317Cは、第3実施形態の凸部313Bに形成されていた第1係合平面316B、第2係合平面317B、連結面318に代えて設けられている。係合平面317Cはロック側係合平面に相当する。
[キー差し込み時の作動]
次に、メカニカルキー20Cをケース10Bに差し込む際の作動を説明する。メカニカルキー20Cがケース10Bに差し込まれていくと、メカニカルキー20Cの棒状部22Cの先端に形成されている第1係合平面223Cと、リリースフック31Cの凸部313Cに形成された係合平面317Cのキー抜き差し方向の位置が一致する。これにより、図15に示すように、それら係合平面317Cと第1係合平面223Cが係合するので、メカニカルキー20Cのグリップ部がケース10Bから離隔する方向に移動することが抑制されているロック状態となる。
この図15に示す状態では、第3実施形態と同様、メカニカルキー20Cのグリップ部とケース10Bとの間に隙間が存在する。したがって、その隙間にゴミなどの異物が存在していても、ロック状態とすることができる。
図15に示す状態から、さらにメカニカルキー20Cがキー差し込み方向に移動すると、第2係合平面224Cと係合平面317Cのキー抜き差し方向の位置が一致する。したがって、リリースフック31Cは図15の回転位置から凸部313Cがロック部収容空間116の底面に近づく方向に回転移動し、図14に示す状態となる。
図14に示す状態では、第2係合平面224Cと係合平面317Cとが接触する。この図14に示す状態もロック状態である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の変形例も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。
<変形例1>
これまで説明した第1〜第4実施形態では、キー側係合平面とロック側係合平面の一方は、一つの平面のみの構成であった。しかし、キー側係合平面とロック側係合平面が、両方とも、複数の係合平面を備えていてもよい。
<変形例2>
これまで説明した第1〜第4実施形態において、段差平面構造となっている側の係合平面は、2つの係合平面を備えていたが、3つ以上の係合平面を備えていてもよい。
1、1A、1B、1C:電子キー 4:異物 10、10B:ケース 20、20A、20B、20C:メカニカルキー 21、21A、21B:グリップ部 22、22B、22C:棒状部 30、30A、30B、30C:ロック部 31、31A、31B、31C:リリースフック 32、32B:バネ 35:軸 120:底部 130、130B:収容穴 212、212B:ケース当接面 213、213A:突起 214:係合平面 215:フック対向側面 216:第1係合平面 217:第2係合平面 218:連結面 221B:係合平面 222B、222C:貫通穴 223C:第1係合平面 224C:第2係合平面 225C:連結面 311:中央部 311B:裏面 312:突起部 312B:収容部 313B、313C:凸部 314、314A:先端部 314B:基部 315B:傾斜面 316B:第1係合平面 317B:第2係合平面 317C:係合平面 318、318B:連結面 3113:底面 3142:第1係合平面 3143:第2係合平面 3144:内側傾斜面 3145:係合平面

Claims (10)

  1. 棒状部を有するメカニカルキー(20、20A、20B、20C)と、
    前記メカニカルキーを、前記棒状部の軸方向に抜き差し可能に収納するケース(10、10B)と、
    前記ケースに設けられ、前記メカニカルキーが前記ケースから抜け落ちることを抑制するための抑制部材(31、31A、31B、31C)とを備えた電子キーであって、
    前記メカニカルキーは、前記抑制部材により前記ケースから抜け落ちることが抑制されているロック状態において前記棒状部の軸方向に垂直な平面であるキー側係合平面(214、216、217、221B、223C、224C)を備え、
    前記抑制部材は、前記ロック状態において前記棒状部の軸方向に垂直な平面であって、前記キー側係合平面と係合するロック側係合平面(3142、3143、3145、316B、317B、317C)を備え、
    前記キー側係合平面および前記ロック側係合平面の少なくとも一方は、前記メカニカルキーの前記棒状部の軸方向における位置が異なり、かつ、前記キー側係合平面および前記ロック側係合平面のうちの他方と係合可能な複数の係合平面を備える段差平面構造になっている電子キー。
  2. 請求項1において、
    前記抑制部材(31、31A)は、前記ケースに収容された状態の前記メカニカルキーの前記棒状部の軸方向に対して垂直方向に移動可能である電子キー。
  3. 請求項1または2において、
    前記ロック側係合平面が前記段差平面構造になっている一方で、前記キー側係合平面は前記ロック側係合平面と係合する平面が一つであり、
    前記メカニカルキー(20)は、前記棒状部と連結し、かつ、前記ケースから少なくとも一部がユーザにより把持可能に露出するグリップ部(21)を備え、
    前記グリップ部に前記キー側係合平面が備えられる電子キー。
  4. 請求項1または2において、
    前記キー側係合平面は前記段差平面構造になっている一方で、前記ロック側係合平面は前記キー側係合平面と係合する平面が一つであり、
    前記メカニカルキー(20)は、前記棒状部と連結し、かつ、前記ケースから少なくとも一部がユーザにより把持可能に露出するグリップ部(21)を備え、
    前記グリップ部に前記キー側係合平面が備えられる電子キー。
  5. 請求項1において、
    前記抑制部材(31B、31C)は、揺動軸周りに揺動可能であり、
    前記ロック側係合平面(316B、317B、317C)は、前記抑制部材の揺動角度により前記メカニカルキーの前記棒状部の軸方向に対する角度が変化し、前記ロック状態において前記棒状部の軸方向に垂直になる電子キー。
  6. 請求項1または5において、
    前記ロック側係合平面が前記段差平面構造になっている一方で、前記キー側係合平面は前記ロック側係合平面と係合する平面が一つであり、
    前記メカニカルキー(20B)は、前記棒状部の先端部に前記キー側係合平面を備える電子キー。
  7. 請求項1または5において、
    前記キー側係合平面が前記段差平面構造になっている一方で、前記ロック側係合平面は前記キー側係合平面と係合する平面が一つであり、
    前記メカニカルキー(20C)は、前記棒状部の先端部に前記キー側係合平面を備える電子キー。
  8. 請求項1、2、5のいずれか1項において、
    前記段差平面構造になっている複数の係合平面であって、互いに隣り合う2つの前記係合平面の間を連結する連結面(3144、218、225C)が、前記棒状部の軸方向に対して傾斜している電子キー。
  9. 請求項3、4、6、7のいずれか1項において、
    前記段差平面構造になっている複数の係合平面であって、互いに隣り合う2つの前記係合平面の間を連結する連結面(3144、218、225C)が、前記棒状部の軸方向に対して傾斜している電子キー。
  10. 請求項1、2、5、8のいずれか1項において、
    前記キー側係合平面および前記ロック側係合平面の一方は、前記段差平面構造になっている一方で、前記キー側係合平面および前記ロック側係合平面の他方は、前記キー側係合平面および前記ロック側係合平面の一方と係合する平面が一つである電子キー。
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