JP2004188471A - ハトメ付きシート - Google Patents

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Tamotsu Ono
保 小野
Manabu Watanabe
学 渡辺
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SHINSEI SHOKUFU KK
Hagiwara Industries Inc
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Abstract

【課題】ハトメ強度に優れ,ハトメがシートから引き裂かれ難く,耐久性および外観的にも優れたハトメ付きシートを提供する。
【解決手段】シート類のハトメ加工において、シート基材4にハトメ部材を通しかしめる時、シート基材4の端が確実にハトメ雄部材2の中空円筒体部3の反り返りに巻き込まれる事で、シート基材4とハトメが強固に結合され、ハトメを引っ張る時にハトメ周辺とシート基材4の間に開きが生じる事を解決する。
【選択図】図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート類の周縁部に設けてなるハトメ打ちシートに関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来より、テントシート、トラックカバーシート、工事養生用シート、野積シート等のシートの周縁部には、所定間隔でハトメを設け、このハトメに紐、ロープ、ゴムバンド等を通してシートを骨格構造体などに連結する用途等にハトメが使用されている。
【0003】
従来よりハトメは雌部材1と雄部材2とで構成され、金属製の塑性変型特性を利用して、シートにハトメ打ち機等により打設されている。具体的には、図5〜図7に示すようにシート基材4に雄部材2の中空円筒体部3の外径よりやや大きい径にポンチ等で穴を空け、この穴に雄部材2の中空円筒体部3を挿入し、この中空円筒体部3にリング状の雌部材1を嵌入した後、ハトメ打ち機等により両部材を加圧して雌部材1から突出した雄部材2の中空円筒体部3を折り返し、かしめることが行われている(
【特許文献1】)。
しかしながら、この金属製のハトメは、ハトメが剥離方向に負荷のかかるかしめ強力には優れ、加工性も安定しているが、このハトメを利用してロープ等で骨格構造体などに連結した場合、ハトメの引っ張りの周辺にシートとの開きが生じやすいという問題があった。
【0004】
上記金属製のハトメを用いた場合には、この合成樹脂製シートを近年の環境問題への対応の一環として再利用する際には、不都合を生じることから、ハトメとしてシート基材4と同種または類似の合成樹脂成型物であるプラスチック製ハトメを用いたハトメ付き合成樹脂シート(
【特許文献1】)が開示されている。
このプラスチック製のハトメは、プラスチックの有する弾力性のために、ハトメの剥離方向に負荷がかかると、ハトメ本体の中空円筒体の返し部分が緩んだり、リング体が押し曲げられてかしめ強力が不十分となる問題がある。
【0005】
他に、プラスチック製ハトメを用いてハトメ強力を向上させる方法として、シートに設けた筒状突起の外径より小さいハトメ孔にハトメ雄部材を挿入することにより、ハトメ孔を押し開き筒状突起外周面に寄起させ、雄部材の筒状突起外周面と雌部材の開口内周面によりハトメ孔周縁部も圧締挟持する構成のシート用ハトメの成形方法(
【特許文献2】)が開示されている。
この場合、シート基材の厚さによりハトメ雌部材の開口径をそれぞれ調整する必要があり、その操作が煩雑となるばかりでなく、ハトメの成型用金型の種類も多くなり、それだけコストアップにつながり経済的に不利となる。
【0006】
さらに、プラスチック製ハトメを用い、シートとハトメとの強い締結状態を得るために、リング部材の孔の周縁部を薄肉に形成し、中空円筒体の先端のかしめ部分が押しあてられた際に、押し付け方向に撓むように形成したハトメ(
【特許文献3】)が開示され、このハトメは、雄部材のハトメ本体と雌部材のリング体とが一組となって構成されている。ハトメ本体は、シートを貫通する中空円筒体と、この中空円筒体の一端に連続して形成されたフランジ体から構成され、リング体はハトメ本体の中空円筒体を挿通可能な孔を設けるとともにシートとの止着性を向上するためにリング体の裏面に突起または凹溝などを設けたリング体表面とリング体裏面を有する構成となっている。
しかしながら、上記の方法では、リング体の環状溝にシート材を介して複数の突起をくい込ませて一体化させているが、シートが突起部でしか締め付けられていないため、ハトメ強度としては、限界があり、かつ、シートが突起部のくい込み部で引き裂かれるという問題がある。
【0007】
【特許文献1】
特許第2604107号公報 (2、3頁)
【特許文献2】
特願平6−285570号公報(2頁)
【特許文献3】
特許第2783509号公報(1頁)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記した従来のハトメまたはその加工方法の問題点を解決し、ハトメ強度に優れ、ハトメ付きシートを引っ張った際、ハトメがシートから引き裂かれ難く、耐久性および外観的にも優れたハトメ付きシートを提供すとことを目的する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記課題の解決に付き永年思考を重ねた結果、塑性変形性のあるハトメ雄部材を使用し、シート基材に雄部材内径に相当する範囲内に、その中心を通る切れ込みを入れ、雄部材を挿入し、必要に応じ雌部材をはめ込んで、雄部材をかしめて反りかえす際、シート基材が確実に雄部材の反り返りに巻き込まれるようにすることにより、シート基材とハトメが強固に結合され、ハトメを引っ張る際、ハトメがシート基材から引き裂かれるのが防止でき、上記目的が達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の第一の要旨は、 雄部材にシート基材を挿入し、これに雌部材をはめ込み、一体化させてなるハトメ付きシートであって、雄部材の中空円筒体部でシート基材の一部を巻き込んで外側にかしめてなり、そのかしめ部分を雌部材の周縁部に押し当ててシート基材を押圧してなることを特徴とするハトメ付きシート、に存する。
【0010】
また、本発明の第二の要旨は、中空円筒体部の一端に連続して形成されたフランジ部を備えた構造を有するハトメ雄部材の中空円筒体部をシート基材に挿入し、雄部材の中空円筒体部でシート基材の一部を巻き込んで外側にかしめてなり、そのかしめ部分がシート基材を挟み込んでフランジ部に押し当ててなることを特徴とするハトメ付きシート、に存する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のハトメ打ち加工につき、図面を用いて詳細に説明する。
図1、図2、図3および図4は、本発明のハトメ打ち加工の一実施態様を示すものである。
図中、1は雌部材、2は雄部材、3は中空円筒体部、4はシート基材、5は切り込みをそれぞれ示す。雄部材2は中空円筒体部3の一端に連続して形成されたリング状のフランジ体6とで構成されている。
【0012】
本発明に用いるシート基材4は一般の合成樹脂製のシートおよびフィルム類が適用できる。シート基材4の樹脂としては、熱可塑性樹脂、例えば、ポリエチレン、プロピレン等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ナイロン等のポリアミド、テトラフルオロエチレン等が挙げられる。また、シートの基材としては、例えば、塩化ビニルフィルム、帆布、塗装用メッシュシート、塩化ビニルターポリンシート、ポリエチレンまたはポリプロピレン製ラミクロスシート、不織布、等である。しかし、本発明の目的を達成するためには、雄部材2の挿入時に中空円筒体部3の外周に沿って折れ曲がる程度の柔軟性を備えた物であることが必要である。
【0013】
本発明で使用するハトメはかしめにより雄部材2の中空円筒部3の末端が外に反り返り塑性変形する材質であれば良く、一般に使用される金属製ハトメが好適である。雌部材1と雄部材2を一対の組み合わせで使用しても良く、雄部材2のみでもよい。
【0014】
かしめ時に雄部材2の中空円筒体部3の末端が外に反り返ることにより、シート基材4の切れ込み5の端を巻き込み、ハトメとシート基材4が連結固定されるもので、材質は組成変形するアルミニウム、真鍮などの金属が使われる。
【0015】
ハトメの大きさは、シート基材4の厚さと雄部材2の中空円筒体部3の反り返り時に、シート基材4を雄部材2の中空円筒体部3の反り返り部で確実に巻き込む事が出来るように既製品から適宜選択すればよい。
【0016】
ハトメを打つ場所のシート基材4の状態は、一枚であっても、補強のために折り返し或いは重ね合わせによる複数枚数の重ね合わせでも、更に芯材を重ね合わせて用いても良い。また、周辺にロープまたは紐類を巻き込んであっても良い。
【0017】
重ね合わせたシート基材4は、互いに接着加工を施した方が望ましい。いずれの場合にしてもハトメをかしめる時に、シート基材4の切り込み5の末端が中空円筒体3の周辺に沿って折れ曲がり、確実に雄部材2の中空円筒体部3の末端の反り返り部に巻き込まれることが出来る柔軟性を有することが必要である。
【0018】
更に、かしめ時に、雌部材1または雄部材2のフランジ体6のシート基材4に接触する面の角で、シート基材4が傷を受けることを防止するために、シート基材4の片面あるいは両面にシート状の保護層を重ね、ハトメ加工を行っても良い。保護層は、シート基材4を使用しても良く、他の物、他の材質であっても良い。保護範囲はシート周辺部全体であっても雌部材1または雄部材2のフランジ体6の角が接触する範囲だけでも良い。
【0019】
シート基材4に設けた切り込み5は、その末端が確実に雄部材2の中空円筒体部3の反り返り部に巻き込まれるようにするために、中空円筒体部3の内径に相当する範囲内に、ほぼ中心に位置するよう調整するのが望ましい。
【0020】
切り込み5が中空円筒体部3の内径に相当する範囲のほぼ中心から大きく外れた位置を通ると、雄部材2の中空円筒体部3を挿入した時、雄部材2の設定した位置がずれ、シート基材4の中空円筒体部3の外周に沿って折れ曲がる部分の長さに長短が生じ、短い部分では、かしめ時にシート基材4の噛み込みが出来なくなる。
【0021】
切り込み5の長さは相当する中空円筒体部3の内径範囲内より大きいとハトメ加工後において、切り込み5がハトメの周囲に露出し、外観品位を落とす。また切り込み5の長さが短すぎると中空円筒体部3を挿入しにくいか、あるいは挿入出来なくなる。従って、中空円筒体部3の内径と切り込み5を含む円の内径比は2:1から1:1が好ましく、1.5:1から1:1の範囲がより好ましい。
【0022】
切り込み5の線の形状は中心から周囲方向へ放射状に円対称の線が好ましく、直線あるいは曲線でも可能である。切り込み5が中心から周囲方向へ放射状に円対称の線ではない場合は中空円筒体部3を挿入した時、設定した位置がずれ易い。
【0023】
切り込み5の本数は、中心から伸びた放射状に2本以上が好ましく、3本以上10本以下がより好ましい。1本ではハトメ雄部材2の中空円筒体部3をシート基材4に挿入する時、設定した位置からずれ易い。
【0024】
また、かしめ後にハトメ雌部材1と雄部材2のかしめ面から、切り込み5による舌状のシート基材4の端が飛び出す場合、本考案の作用効果を失わない範囲で切り込み5の中心を打ち抜きポンチ等で削除しても良い。
【0025】
シート基材4に切り込み5を入れる方法は、ナイフ、ポンチ等の刃物や加熱物による溶断等で行え、また手作業であっても機械作業であっても良く、本発明の実施の効果が達成できればよい。
【0026】
また、本発明は、第4図に示すように、ハトメ部材が雄部材2だけであってもその効果を達成できる。すなわち、雄部材2の中空円筒体部3をシート基材4に挿入し、雄部材2の中空円筒体部3でシート基材4の一部を巻き込んで外側にかしめ、そのかしめ部分がシート基材4を確実に挟み込んでフランジ部6に押し当てることにより、シート基材4とハトメが強固に結合され、ハトメを引っ張る際、ハトメがシート基材4から引き裂かれるのが防止できる。
【0027】
この場合でも、ハトメの材質、大きさの選択、また適用できるシート基材4の種類および性質、ハトメ加工位置におけるシート基材4の重ね枚数、保護方法、補強方法、切り込み5を形成する方法、および、かしめ加工の手段等は前述の実施の形態に述べた実施方法によることが出来る。
【実施例】
試験方法
1.ハトメ強力 :JIS A 8952準拠
【0028】
実施例1
高密度ポリエチレンを溶融押し出しによるインフレーション成形機でフィルムを成型し、この押出フィルムをスリット後、熱板接触延伸法で延伸倍率9倍で延伸し、繊度1,000デシテクス(以降dtと表す)のフラットヤーンを形成した。1,000dtのフラットヤーンを得た。この複合フラットヤーンを経緯糸として用い、打込密度を10×10本/2.54cmとして平織で織り、織布とした。目付は81g/mであった。
【0029】
得られた織布に、押し出しラミネート機で低密度ポリエチレン樹脂を使用し、両面に45μmのラミネート加工をし、目付164g/m、厚さ0.19mmのポリエチレン製ラミクロスシートを得た。
【0030】
得られたシート基材4を縦1.8m、横3.6mの大きさに裁断し、周囲に太さ4mmのロープを入れて4.5cm幅を折り返し、熱風溶着機で溶着し周囲を補強加工した。
【0031】
上記シート基材の周囲にアルミニウム製28番ハトメ(中空円筒体部3の内径が12mm)の雄部材2の中空円筒体部3の内径範囲内にその中心から5mmの切り込み5を中空円筒体部3の開口部相当範囲の中心から等間隔に放射線状に4本入れ、十字状の切り込み5を設けた。この切り込み5に雄部材2の中空円筒体部3を通し、反対側からシート基材4を挟む形で雌部材1を挿入し、ハトメ打ち機でかしめた。
【0032】
実施例2
次に、市販の目付346g/m、厚さ0.31mmの塩化ビニル製防炎シートをシート基材4とし、熱風溶着条件の他は実施例1と同様にハトメ打ち加工を行った。
【0033】
実施例3
次に、市販の厚さ0.15mmの塩化ビニルフィルムをシート基材4とし、熱風溶着条件の他は実施例1と同様にハトメ打ち加工を行った。
【0034】
実施例4
次に、実施例1のシート基材4を使用し、ハトメ雄部材2のみを使用し、実施例1と同様のシート周囲補強加工を施し、同じハトメ種類を使用し、実施例1と同様の切り込み5を施した後、中空円筒体部3をシート基材4に挿入し、ハトメ打ち機で雄部材2の中空円筒体部3でシート基材4の一部を巻き込んで外側にかしめ、そのかしめ部分でシート基材4を挟み込んでフランジ部6に押し当てた。
【0035】
比較例1
実施例1において、同種ハトメの雄部材2の中空円筒体部3を挿入のために、打ち抜きポンチで直径が13mmの穴を空けたこと以外は実施例1と同様のハトメ打ち加工をした。
【0036】
比較例2
実施例2において、同種ハトメの雄部材2の中空円筒体部3を挿入のために、打ち抜きポンチで直径が13mmの穴を空けたこと以外は実施例1と同様のハトメ打ち加工をした。
【0037】
比較例3
実施例3において、同種ハトメの雄部材2の中空円筒体部3を挿入のために、打ち抜きポンチで直径が13mmの穴を空けたこと以外は実施例1と同様のハトメ打ち加工をした。
【0038】
比較例4
実施例4において、同種ハトメの雄部材2の中空円筒体部3を挿入のために、打ち抜きポンチで直径が13mmの穴を空けたこと以外は実施例4と同様のシート基材4を使用し同様のハトメ打ち加工をした。
【0039】
これら実施例および比較例の評価結果を表1に示す。
【表1】
Figure 2004188471
【0040】
【発明の効果】
実施例と比較例を比較すると、シート基材4がハトメと分離してしまうまでの最大荷重を示すハトメ強力においては、実施例は比較例に比べやや高い値を示すにとどまるが、ハトメとシート基材4の隙間が生じる力は、実施例の場合がそれぞれに対比する比較例のそれに比較して約2倍から約3倍の値で有り、本考案の方法により格段に改良された事を示している。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1、2および3を示し、(a)はシート基材4の切り込み5に、中空円筒体部3を挿入する前の状態を中空円筒体部3の開口側から見た図であり、(b)は中空円筒体部3そ挿入後の状態の断面図である。
【図2】実施例1、2および3のハトメをかしめる途中の状態の断面図である。
【図3】実施例1、2および3のハトメをかしめた後の状態の断面図である。
【図4】実施例4のハトメをかしめた後の状態の断面図である。
【図5】比較例1、2および3を示し、(a)はシート基材4の切り込み5に、中空円筒体部3を挿入した状態を中空円筒体部3の開口側から見た図であり、(b)はその断面図である。
【図6】比較例1、2および3のハトメをかしめる途中の状態の断面図である。
【図7】比較例1、2および3のハトメをかしめた後の状態の断面図である。
【符号の説明】
1 雌部材
2 雄部材
3 中空円筒体部
4 シート基材
5 切り込み
6 フランジ体

Claims (5)

  1. 雄部材にシート基材を挿入し、これに雌部材をはめ込み、一体化させてなるハトメ付きシートであって、雄部材の中空円筒体部でシート基材の一部を巻き込んで外側にかしめてなり、そのかしめ部分を雌部材の周縁部に押し当ててシート基材を押圧してなることを特徴とするハトメ付きシート。
  2. シート基材への挿入を雄部材の中空円筒体部の内径範囲内の位置に相当するシート基材に切れ込みを施し、雄部材の中空円筒体部の外側へかしめる際、シート基材の一部が雄部材の中空円筒体部の反り返りに巻き込まれてなる請求項1に記載のハトメ付きシート。
  3. シート基材への挿入形状が、雄部材の中空円筒体部中心に相当するシート基材の位置に切り込みを施し、その切り込みがその中心から周囲の方向へ放射状に伸びた形状である請求項1に記載のハトメ付きシート。
  4. シート基材への挿入形状の大きさが、雄部材の中空円筒体部の内径とシート基材の切り込みを含む円の内径比が、1.5:1から1:1の範囲である請求項1に記載のハトメ付きシート。
  5. 中空円筒体部の一端に連続して形成されたフランジ部を備えた構造を有するハトメ雄部材の中空円筒体部をシート基材に挿入し、雄部材の中空円筒体部でシート基材の一部を巻き込んで外側にかしめてなり、そのかしめ部分がシート基材を挟み込んでフランジ部に押し当ててなることを特徴とするハトメ付きシート。
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