JPH0426003Y2 - - Google Patents

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JPH0426003Y2
JPH0426003Y2 JP13287588U JP13287588U JPH0426003Y2 JP H0426003 Y2 JPH0426003 Y2 JP H0426003Y2 JP 13287588 U JP13287588 U JP 13287588U JP 13287588 U JP13287588 U JP 13287588U JP H0426003 Y2 JPH0426003 Y2 JP H0426003Y2
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JP
Japan
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eyelet
seat body
tip
arcuate
fitted
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Application number
JP13287588U
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English (en)
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JPH0254408U (ja
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Landscapes

  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Tents Or Canopies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はカバー用キヤンバス、袋物等におい
て、ロープや鎖錠部材を挿通するために用いるほ
か、服飾品にアクセントとして止着する用途にも
供しうる比較的大型のはとめに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、はとめは貨物自動車の幌、テントなど一
般に器物の付属品としての用途に使用されて来て
おり、その構造としては第5図に示すように中心
孔aを有する環状の座体bと、中空円筒状の刺片
cを突設したはとめ本体dとから成り、布帛eに
あけた孔fを介して第6図に示すように、座体b
の中心孔aにはとめ本体dの刺片cを挿通し、こ
の刺片cの先端部をかしめて拡開し、これによつ
て座体bにはとめ本体dを嵌合止着していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで近年このようなはとめを服飾品や袋物
などにアクセントとして使用することが一般化さ
れるに及んで、前記はとめ本体dのかしめ部分が
手指など身体に当つて不快感を与えたり、場合に
よつては傷をつけたりする事態が生じ、その対応
策が求められている実状である。
〔課題を解決するための手段〕
ここにおいてこの考案は上述の課題を解決すべ
く、眼孔片状の座体と、この座体に嵌合止着され
るはとめ本体とからなるものにおいて、前記座体
の中心孔に、前記はとめ本体が嵌合すべき方向に
関して後方へ延長し、かつ縮径するテーパ状の端
縁部を形成し、この端縁部の基端から前記はとめ
本体に対向すべき方向へ突出する小径の円弧状小
突起と、これとは反対方向へ延長しかつ前記端縁
部の先端より突出する頂部を有する円弧状の膨隆
部とを形成し、前記円弧状突起の頂面には全周的
に分布して刺片を突設し、一方前記はとめ本体に
は前記座体の端縁部の先端に摺接すべき尖鋭な先
端部を有する中空円筒状の突縁を、そのはとめ本
体基部から突設して成るはとめを提案するもので
ある。
〔作用〕
すなわちこの考案の上述の構造において、前記
座体とはとめ本体とを、布帛などの止着対象物を
挟んで嵌合止着するのである。
〔実施例〕
次にこの考案を第1図ないし第4図に示す実施
例にしたがつて詳細に説明する。
第1図はこの考案のはとめの座体1とこれに嵌
合止着されるべきはとめ本体2とを分離して示す
図であつて、先ず座体1は全体として中心孔3を
有する環状体として構成され、この中心孔3に、
前記はとめ本体2が嵌合すべき方向に関して後方
へ延長し、かつ縮径するテーパ状の端縁部4を形
成し、この端縁部4の基部から前記はとめ本体2
に対向すべき方向へ突出する小径の円弧状突起5
と、これとは反対方向へ延長しかつ前記端縁部4
の先端6より突出する頂部7を有する円弧状の膨
隆部8とを形成し、前記円弧状突起5の頂面9に
は第2図に示すように、全周的に分布して適宜数
の刺片10を打ち出し等によつて突設するのであ
る。
一方、前記はとめ本体2には前記座体1の端縁
部4の先端6に摺接すべき尖鋭な先端部11を有
する中空円筒状の突縁12を、そのはとめ本体2
の円盤状の基部13から突設させた形状を有す
る。
上記構成から成る座体1とはとめ本体2とを、
止着対象物例えば布帛を挟んで嵌合止着する態様
は第3図及び第4図に示す。先ず第3図におい
て、14が止着対象物としての布帛、15は受
型、16が押型であつて、受型15上に座体1を
載置し(簡略のため一部断面のみで示してあるが
もちろん座体1の全周にわたつて同様な断面が形
成されている)、これに布帛14を挟んで押型1
6によりはとめ本体2を圧着するのであつて、そ
の結果、はとめ本体2の先端部11が座体1の先
端6との間で布帛14を打抜き、次いでこのはと
め本体2の円筒状の突縁12が受型15の斜面1
7に沿つて拡開され、前記端縁部4の先端6を越
え、前記円弧状突起5の内側へ巻き込まれて、第
4図に示すようになり、座体1ははとめ本体2に
嵌合止着されるのである。この際において前記円
弧状突起5の頂面9に突設した刺片10は布帛1
4に突き刺さるので、布帛14がずれることなく
確実に止着されるのである。
〔考案の効果〕
この考案のはとめによれば従来のこの種はとめ
と比較して次の諸点において顕著な効果を奏する
ものである。すなわち、 前記円弧状突起5がはとめ本体2との間で布
帛等の止着対象物を挟みつけるので取付強度が
高く、ずれなどのおそれがない。
はとめ本体2のくるみ部分(円筒状の突縁1
0の先端部9)が内方へ引き込まれているの
で、他物に危害を与えることがない。
従来のように布帛等へあらかじめ孔をあける
必要がなく、直接布帛等に孔をあけながら装着
が可能であるから、作業性が向上する。
止着対象物が薄物であつても厚物であつて
も、同様に装着できる。
前記円弧状突起5の頂面に突設した刺片10
が布帛14に突き刺さるので、布帛14がずれ
ることなく確実な取り付けが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のはとめを構成する座体とは
とめ本体とを分離しかつそれぞれ半部を断面で示
す側面図、第2図はその−線に沿つて見た
図、第3図及び第4図はこれら座体とはとめ本体
との嵌合止着の状態を順を逐つて示す断面図で、
第5図及び第6図は従来のこの種はとめの使用態
様を示す説明図である。 なお図において、1……座体、2……はとめ本
体、3……中心孔、4……端縁部、5……円弧状
突起、6……先端、7……頂部、8……膨隆部、
9……頂面、10……刺片、11……先端部、1
2……突縁、である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 眼孔片状の座体と、この座体に嵌合止着される
    はとめ本体とからなるものにおいて、前記座体の
    中心孔に前記はとめ本体が嵌合すべき方向に関し
    て後方へ延長しかつ縮径するテーパ状の端縁部を
    形成し、この端縁部の基端から前記はとめ本体に
    対向すべき方向へ突出する小径の円弧状小突起
    と、これと反対方向へ延長しかつ前記端縁部の先
    端より突出する頂部を有する円弧状の膨隆部とを
    形成し、前記円弧状突起の頂面には全周的の分布
    して刺片を突設し、一方前記はとめ本体には、前
    記座体の端縁部の先端に摺接すべき尖鋭な先端部
    を有する中空円筒状の突縁をそのはとめ本体基部
    から突設して成るはとめ。
JP13287588U 1988-10-13 1988-10-13 Expired JPH0426003Y2 (ja)

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JP13287588U JPH0426003Y2 (ja) 1988-10-13 1988-10-13

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JP13287588U JPH0426003Y2 (ja) 1988-10-13 1988-10-13

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JPH0254408U JPH0254408U (ja) 1990-04-19
JPH0426003Y2 true JPH0426003Y2 (ja) 1992-06-23

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JP6737591B2 (ja) * 2015-12-14 2020-08-12 アロイ工業株式会社 ラミネート型電池の電極板積層固定構造

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JPH0254408U (ja) 1990-04-19

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