JP2617304B2 - はとめ - Google Patents

はとめ

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Publication number
JP2617304B2
JP2617304B2 JP62040402A JP4040287A JP2617304B2 JP 2617304 B2 JP2617304 B2 JP 2617304B2 JP 62040402 A JP62040402 A JP 62040402A JP 4040287 A JP4040287 A JP 4040287A JP 2617304 B2 JP2617304 B2 JP 2617304B2
Authority
JP
Japan
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fitting
tip
seat
seat body
fitted
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62040402A
Other languages
English (en)
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JPS63209606A (ja
Inventor
功徳 小田嶋
和弘 佐々木
Original Assignee
株式会社 朝比奈製作所
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Publication date
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  • Tents Or Canopies (AREA)
  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はカバー用キャンバス、袋物等においてロー
プや鎖錠部材を挿通するために用いるのみならず、服飾
品にアクセントとして止着する用途をも有する比較的大
型のはとめに関するものである。
[従来の技術] 従来、はとめは貨物自動車の幌、テントなど一般に器
物の付属品としての用途に使用されて来ており、その構
造としては第4図に示すように中心孔aを有する環状の
座体bと、中空円筒状の刺片cを突設したはとめ本体d
とから成り、布帛品eにあけた孔fを介して第5図に示
すように座体bの中心孔aにはとめ本体dの刺片cを挿
通し、この刺片cの先端部をかしめて拡開し、これによ
って座体bにはとめ本体dを嵌合止着していた。
[発明が解決しようとする問題点] ところで近年このようなはとめを服飾品や袋物などに
アクセントとして使用することが一般化されるに及ん
で、前記はとめ本体dのかしめ部分が手指など身体に当
って不快感を与えたり、場合によっては傷をつけたりす
る事態が問題とされるようになり、その解決のために種
々の提案がなされている。そこでこの発明は、上述の問
題点を解決するとともに、作業性の向上を図れる新たな
構造のはとめを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明は上記目的を達成するために、眼孔片状の座
体と、この座体に嵌合止着されるはとめ本体とからな
り、布帛等の止着対象物を挟んで嵌合止着するはとめに
おいて、前記座体の中心孔には前記はとめ本体が嵌合す
べき方向に関して後方へ延長しかつ縮径するテーパ状の
端縁部を形成し、この端縁部の基端から前記はとめ本体
に対向すべき方向へ突出する小径の円弧状突起と、これ
と反対方向へ延長しかつ前記端縁部の先端より突出する
頂部を有する円弧状の膨隆部とを形成し、一方前記はと
め本体には前記座体の端縁部の先端に摺接すべき尖鋭か
つ前記布帛等の止着対象物を前記座体の前記先端との間
で挟んで打抜き可能な先端部を有する中空円筒状の突縁
をそのはとめ本体基部から突設して成るはとめを提案す
るものである。
[実施例] 次にこの発明の実施例を添付図面にしたがって説明す
る。
第1図はこのはとめの座体1とこれに嵌合止着される
べきはとめ本体2とを分離して示す図であって先ず座体
1は全体として中心孔3を有する環状体として構成さ
れ、この中心孔3には前記はとめ本体2が嵌合すべき方
向に関して後方へ延長しかつ縮径するテーパ状の端球部
4を形成し、この端縁部4の基端から前記はとめ本体2
に対向すべき方向へ突出する小径の円弧状突起5と、こ
れと反対方向へ延長しかつ前記端縁部4の先端6より突
出する頂部7を有する円弧状の膨隆部8とを形成するの
である。
一方、前記はとめ本体2には前記座体1の端縁部4の
先端6に摺接すべき尖鋭な先端部9を有する中空円筒状
の突縁10をそのはとめ本体2の円盤状の基部11から突設
させた形状を有する。
上記構成から成る座体1とはとめ本体2とを止着対象
物、例えば布帛を挟んで嵌合止着する態様は第2図及び
第3図に示す。先ず第2図において、12が止着対象物と
しての布帛、13は受型、14が押型であって、受型13上に
座体1を載置し(簡略のため一部断面のみで示してある
がもちろん座体1の全周にわたって同様な断面が形成さ
れている)、これに布帛12を挟んで押型14によりはとめ
本体2を圧着するのであって、その結果、はとめ本体2
の先端部9が座体1の先端6との間で布帛12を打抜き、
次いでこのはとめ本体2の円筒状の突縁10が受型13の斜
面15に沿って拡開され、前記端縁部4の先端6を越え、
前記円弧状小突起5の内側へ巻き込まれて第3図に示す
ようになって、座体1ははとめ本体2に嵌合止着される
のである。
この状態では、小突起5がはとめ本体2との間で布帛
12を挟みつけるので取付強度が高く、ずれなどのおそれ
がない。また、はとめ本体2のくるみ部分(円筒状の突
縁10の先端部9)が内方へ引き込まれているので、他物
に危害を与えることがない。なお本発明のはとめは、止
着対象物が薄物であっても厚物であっても同様に装着で
きるので汎用性がある。
[発明の効果] この発明のはとめによれば、はとめ本体には座体の端
縁部の先端に摺接すべき尖鋭かつ布帛等の止着対象物を
座体の先端との間で挟んで打抜き可能な先端部を有する
ようにしたので、従来のこの種はとめのように布帛等へ
あらかじめ孔をあける必要がなく、直接布帛等に孔をあ
けながら装着が可能であるから作業性が向上するという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のはとめを構成する座体とはとめ本体
とを分離しかつそれぞれ半部を断面で示す側面図、第2
図及び第3図はこれら座体とはとめ本体との嵌合止着の
状態を順を逐って示す断面図で、第4図及び第5図は従
来のこの種のはとめの使用状態を示す説明図である。 なお図において、 1……座体 2……はとめ本体 3……中心穴 4……端縁部 5……基端 6……先端 7……頂部 8……膨隆部 9……先端部 10……突縁 11……基部 である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】眼孔片状の座体と、この座体に嵌合止着さ
    れるはとめ本体とからなり、布帛等の止着対象物を挟ん
    で嵌合止着するはとめにおいて、前記座体の中心孔には
    前記はとめ本体が嵌合すべき方向に関して後方へ延長し
    かつ縮径するテーパ状の端縁部を形成し、この端縁部の
    基端から前記はとめ本体に対向すべき方向へ突出する小
    径の円弧状突起と、これと反対方向へ延長しかつ前記端
    縁部の先端より突出する頂部を有する円弧状の膨隆部と
    を形成し、一方前記はとめ本体には前記座体の端縁部の
    先端に摺接すべき尖鋭かつ前記布帛等の止着対象物を前
    記座体の前記先端との間で挟んで打抜き可能な先端部を
    有する中空円筒状の突縁をそのはとめ本体基部から突設
    して成るはとめ。
JP62040402A 1987-02-25 1987-02-25 はとめ Expired - Lifetime JP2617304B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012095979A1 (ja) * 2011-01-13 2012-07-19 Ykk株式会社 ハトメ用ワッシャー及びハトメ取付方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6041128Y2 (ja) * 1981-12-07 1985-12-13 日本ノ−シヨン工業株式会社 鳩目

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