JP2547638Y2 - ハトメ取付け用金型 - Google Patents

ハトメ取付け用金型

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JP2547638Y2
JP2547638Y2 JP1989113444U JP11344489U JP2547638Y2 JP 2547638 Y2 JP2547638 Y2 JP 2547638Y2 JP 1989113444 U JP1989113444 U JP 1989113444U JP 11344489 U JP11344489 U JP 11344489U JP 2547638 Y2 JP2547638 Y2 JP 2547638Y2
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JP
Japan
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central
eyelet
sleeve
mold
washer
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JP1989113444U
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JPH0353517U (ja
Inventor
広明 金沢
Original Assignee
スコービル・ジャパン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の分野〕 本考案はハトメ取付け用金型に関し、詳しくはその構
造の改良に関する。
〔従来技術の説明〕
アイレット部材及びワッシャ部材から構成されるハト
メは従来、取付け生地に先ずアイレット部材の先端部分
を挿入し得る直径の穴が開けられ、その生地をアイレッ
ト部材を担持した上金型及びワッシャ部材を担持した下
金型間に位置付け、然る後両金型を打合させることによ
って取付けられていた。しかしながらそうした穴開け作
業の必要性は作業効率上問題がある。この問題を解決す
るため、第5図に夫々番号1及び3で例示される様な上
金型及び下金型が提案された。ここでは、上金型1の下
端に担持されたアイレット部材5の先端部分7が、下金
型3の中央突起9の円周部分11との相互剪断作用を引き
起こすことによって生地13に穴開けが為されるようにな
っている。アイレット部材の肉厚及び先端形状にはこう
した生地切取り効果を達成するべく種々の工夫がためさ
れた。しかしこうした構成に於ては、アイレット部材の
先端直径が大きくなるほど生地の穴開けに要する力も大
きくなることから、厚い生地への取付けに際してアイレ
ット部材の前記先端部分は穴開けを達成し得ずに座屈す
ることがある。こうした座屈は特に先端直径が7mmを越
す様な大きなアイレット部材を含むハトメの取付けに際
し多く見られる。一方、前記先端直径の小さなアイレッ
ト部材に於ても、生地自体がタフである場合には同様に
先端部分の座屈を生じることがある。
〔考案の目的〕
本考案は前記従来技術の欠点を解決し得るハトメ取付
け用金型を提供することにある。
〔考案の概要及び作用効果〕
本考案によれば、アイレット部材受け部を下端に有す
る第1の中央部材及び該第1の中央部材の外周に沿って
摺動自在の第1のスリーブ部材を有する上金型と、ワッ
シャ部材受け部を上端に有する第2の中央部材及び該第
2の中央部材の外周に沿って摺動自在の第2のスリーブ
部材を有する下金型とを含むハトメ取付け用金型であっ
て、 前記第1の中央部材の下端の中心部分に、前記アイレ
ット部材の下方へと伸延する、尖端部を有する円柱状部
分を同中心にて突設し、 前記第2の中央部材には、前記アイレット部材及びワ
ッシャ部材のかしめ時に前記第1の中央部材の円柱状部
分を摺動自在に嵌入させ得る中央開口を形成し、 前記かしめ時に前記第2のスリーブ部材の上端が第1
のスリーブ部材によって第2の中央部材の上端よりも下
方に押し下げられる構成としたこと を特徴とする前記ハトメ取付け用金型が提供される。
本考案のハトメ取付け用金型は上記構成によって前記
目的を達成する他、前述の如く、上金型の第1の中央部
材の下端の中心部分に前記アイレット部材よりも下方へ
と伸延する、先端が円錐形の円柱状部分を突設したこと
によって、穴開けに際し生地は実際の穴の面積以上に下
金型の第2の中央部材の中央開口内へと引込まれた上で
切断され従って、引続いてのかしめ作業に際しての第1
及び第2の各スリーブ部材による生地の引張に於て生地
の穴部分に無理な引張力が作用することがなく、穴部分
の裂開を未然に防止し得る作用効果もある。
〔実施例の説明〕
第1図及び2図を参照して本考案を詳しく説明する。
第1図には本考案に使用する上金型2及び下金型4が生
地6を間に位置付けた状態で示される。上金型2は、下
端にアイレット部材8を保持するようになっている第1
の中央部材10と、該第1の中央部材10の長手方向に沿っ
てその周囲を摺動自在の第1のスリーブ部材12とを含
み、一方、下金型4は、上端にワッシャー部材14を担持
する第2の中央部材16と、該第2の中央部材16の長手方
向に沿ってその周囲を摺動自在の第2のスリーブ部材18
とを含む。前記第1の中央部材10の下端部分には更に、
参照番号20で示される様な円柱状部分が一体的に突設さ
れる。該円柱状部分20は第1の中央部材10と同中心を有
し、その先端部分は尖端形状とされ、好ましくは図示の
如く円錐形状とされる。これに合わせて、前記下金型4
の第2の中央部材16には中央開口22が形成される。該中
央開口22は第2の中央部材16及び前記円柱状部分20と同
中心とされ、その内径はアイレット部材及びワッシャー
部材同士のかしめ作業に際して前記円柱状部分20がその
内面と摺動状態で嵌入し得る様な寸法とされる。
第1のスリーブ部分12は、第1の中央部材10との間に
介在された第1の圧縮ばね部材24により、第1図の位置
に向けて常時下方に偏倚された状態で第1の中央部材と
共に上下動し得る構成とされ、一方、第2のスリーブ部
材18は第2の圧縮ばね部材26によって第1図の位置に向
けて常時上方に偏倚されている。前記第1の圧縮ばね部
材24及び第2の圧縮ばね部材26は、以下に説明される様
な生地の穴開けに引き続いてのアイレット部材及びワッ
シャー部材同士のかしめ作業に際し、生地6を第2の中
央部材16の上端よりも下方へと押し下げ得るようその強
さが調節される。
次に第2図を参照して上金型10の押し下げによる生地
の穴開け及びアイレット部材及びワッシャー部材同士の
かしめ作業状況を説明する。
上金型10は第1図に示される上方位置から矢印a方向
へと押し下げられ、その円柱状部分20の尖端部の表面が
生地6と接触される。その直後に生地6は第1のスリー
ブ部分12及び下金型4の第2のスリーブ部分18との間に
挟持される。前記円柱状部分20は次いで、第2の中央部
材16の中央開口22へと嵌入され、その際に周囲の生地を
中央開口内に引込みそして中央部材16の周囲部分と中央
開口の周囲部分との剪断作用によって生地を切除する。
また第1のスリーブ部材12は、前記第1の圧縮ばね部材
24及び第2の圧縮ばね部材26の前述の如き強さの関係に
よってその間部分に生地6を挟持したままの状態で第2
のスリーブ部材18を更に押し下げる。これにより、穴開
けされた生地は開口された穴を中心として第2図に矢印
Cで示されるように半径方向外側へと拡張され緊張状態
となる。次いで前記穴にアイレット部材の先端部が挿入
され、下金型に度入されそこで従来通りの拡張作用を受
け、ワッシャー部材に対してかしめ付けられる。
このように、本考案によれば生地の孔開けとハトメの
取付けが同時に且つ円滑に完了され得る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に使用される上金型及び下金型を例示す
る部分断面図である。 第2図は第1図の上金型及び下金型による生地へのハト
メ取付け状況を例示する第1図と同様の部分断面図であ
る。 第3図は上金型における円柱部材の別態様の部分側面図
である。 第4図は上金型における円柱部材の別態様の第3図と同
様の部分側面図である。 第5図は従来の上金型及び下金型を例示する部分断面図
である。 尚、図中主な部分の名称は以下の通りである。 2:上金型 4:下金型 6:生地 8:アイレット部材 10:第1の中央部材 12:第1のスリーブ部材 14:ワッシャー部材 16:第2の中央部材 18:第2のスリーブ部材 20:円柱状部分 22:中央開口 24:第1のばね部材 26:第2のばね部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アイレット部材受け部を下端に有する第1
    の中央部材及び該第1の中央部材の外周に沿って摺動自
    在の第1のスリーブ部材を有する上金型と、ワッシャ部
    材受け部を上端に有する第2の中央部材及び該第2の中
    央部材の外周に沿って摺動自在の第2のスリーブ部材を
    有する下金型とを含むハトメ取付け用金型であって、 前記第1の中央部材の下端の中心部分に、前記アイレッ
    ト部材の下方へと伸延する、尖端部を有する円柱状部分
    を同中心にて突設し、 前記第2の中央部材には、前記アイレット部材及びワッ
    シャ部材のかしめ時に前記第1の中央部材の円柱状部分
    を摺動自在に嵌入させ得る中央開口を形成し、 前記かしめ時に前記第2のスリーブ部材の上端が第1の
    スリーブ部材によって第2の中央部材の上端よりも下方
    に押し下げられる構成としたこと を特徴とする前記ハトメ取付け用金型。
JP1989113444U 1989-09-29 1989-09-29 ハトメ取付け用金型 Expired - Lifetime JP2547638Y2 (ja)

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