JP2604876Y2 - シ−ト用鳩目 - Google Patents
シ−ト用鳩目Info
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- JP2604876Y2 JP2604876Y2 JP6626193U JP6626193U JP2604876Y2 JP 2604876 Y2 JP2604876 Y2 JP 2604876Y2 JP 6626193 U JP6626193 U JP 6626193U JP 6626193 U JP6626193 U JP 6626193U JP 2604876 Y2 JP2604876 Y2 JP 2604876Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eyelet
- sheet
- synthetic resin
- male
- female
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、農業、土木、建築用あ
るいは野積み資材の覆いシ−ト及びレジャ−シ−ト等の
合成樹脂製シ−トの周縁部に取付用に形成するシ−ト用
の鳩目に関するものである。
るいは野積み資材の覆いシ−ト及びレジャ−シ−ト等の
合成樹脂製シ−トの周縁部に取付用に形成するシ−ト用
の鳩目に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、野積シ−ト、養生シ−ト、レ
ジャ−シ−ト等はポリオレフィン系合成樹脂フィルムを
細幅にスリットし、これを延伸して得られたテ−プヤ−
ンを経緯に密に並べて織製し、これを基材として片面ま
たは両面に、前記テ−プヤ−ンと同種の樹脂をコ−ティ
ングして得られたものが使用されている。これら合成樹
脂製シ−トは、外周縁部を縫製またはウエルダ−加工等
により折り返して補強し、折り返し縁上に所定間隔で複
数の金属製鳩目を設けたものが一般的である。鳩目は、
シ−トを取付及び固定する際に、鳩目孔を利用し、組み
紐や針金等を鳩目孔を通して支持体に縛り付けるための
ものである。
ジャ−シ−ト等はポリオレフィン系合成樹脂フィルムを
細幅にスリットし、これを延伸して得られたテ−プヤ−
ンを経緯に密に並べて織製し、これを基材として片面ま
たは両面に、前記テ−プヤ−ンと同種の樹脂をコ−ティ
ングして得られたものが使用されている。これら合成樹
脂製シ−トは、外周縁部を縫製またはウエルダ−加工等
により折り返して補強し、折り返し縁上に所定間隔で複
数の金属製鳩目を設けたものが一般的である。鳩目は、
シ−トを取付及び固定する際に、鳩目孔を利用し、組み
紐や針金等を鳩目孔を通して支持体に縛り付けるための
ものである。
【0003】しかし、鳩目がアルミニウムや真鍮の金属
製であるために、使用済みの合成樹脂製シ−トを回収し
て再生利用可能な状態にするためには、別組成の金属製
鳩目をシ−トから切取った後樹脂シ−トのみを細かく切
断し洗浄する必要があり、手間のかかるものであった。
したがって、合成樹脂製シ−ト単体をそのまま再生利用
可能な状態にできるものとするために、鳩目部材を合成
樹脂成形物とすることが開示され、実用化に至ってい
る。
製であるために、使用済みの合成樹脂製シ−トを回収し
て再生利用可能な状態にするためには、別組成の金属製
鳩目をシ−トから切取った後樹脂シ−トのみを細かく切
断し洗浄する必要があり、手間のかかるものであった。
したがって、合成樹脂製シ−ト単体をそのまま再生利用
可能な状態にできるものとするために、鳩目部材を合成
樹脂成形物とすることが開示され、実用化に至ってい
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、合成樹脂成
形物の鳩目は、合成樹脂の有する塑性変形特性や弾性変
形特性によって従来の鳩目打ち機を使用して加工が可能
であることに加え、熱可塑性によって高周波や超音波で
の溶融接着法も採用できることで有効なものとなってい
る。しかし、従来鳩目に多く用いられているがアルミニ
ウムに比較して合成樹脂の比重は1/3程度と軽量であ
るがために、ストックホッパ−内でのブロッキングや整
列シュ−タ−上での滑り悪さに起因して加工に不都合が
生じる問題がある。
形物の鳩目は、合成樹脂の有する塑性変形特性や弾性変
形特性によって従来の鳩目打ち機を使用して加工が可能
であることに加え、熱可塑性によって高周波や超音波で
の溶融接着法も採用できることで有効なものとなってい
る。しかし、従来鳩目に多く用いられているがアルミニ
ウムに比較して合成樹脂の比重は1/3程度と軽量であ
るがために、ストックホッパ−内でのブロッキングや整
列シュ−タ−上での滑り悪さに起因して加工に不都合が
生じる問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本考案は、加工
適性に優れる合成樹脂製鳩目部材に検討を加えたもので
あり、その構成は、筒状突部5を持つ雄部材2と、雄部
材の筒状突部の外径と略同径の開口部4を持つ雌部材3
とからなる合成樹脂製鳩目1であって、雄雌両部材の外
側に位置する面表に凸状突起6を部分的或いは連続的に
多数形成したことを特徴とするシ−ト用鳩目である。
適性に優れる合成樹脂製鳩目部材に検討を加えたもので
あり、その構成は、筒状突部5を持つ雄部材2と、雄部
材の筒状突部の外径と略同径の開口部4を持つ雌部材3
とからなる合成樹脂製鳩目1であって、雄雌両部材の外
側に位置する面表に凸状突起6を部分的或いは連続的に
多数形成したことを特徴とするシ−ト用鳩目である。
【0006】
【作用】鳩目1の外側に位置する面は、若干の曲面は形
成しているものの、摺動した際の接触面積は大なるもの
で、軽量であることも加えて、滑り難く加工適性が劣る
ものとなっているので、面表に形成される多数の凸状突
起6が接触面積を減少させ、その結果摩擦抵抗が少なく
摺動し易くなるのである。
成しているものの、摺動した際の接触面積は大なるもの
で、軽量であることも加えて、滑り難く加工適性が劣る
ものとなっているので、面表に形成される多数の凸状突
起6が接触面積を減少させ、その結果摩擦抵抗が少なく
摺動し易くなるのである。
【0007】
【実施例】以下、実施例にて説明を加える。
【0008】鳩目1として、高密度ポリエチレン製の円
形の雄部材2と雌部材3を成形した。雌部材3は開口部
4を設け、雄部材2には雌部材開口部4に全く同径で両
部材を嵌合した際に雌部材3の表面に達する長さの筒状
突部5を有している。この雄、雌両部材は、シ−ト孔を
一連に通し、従来の鳩目打機で合成樹脂製シ−ト7の周
縁部に開設されるものである。
形の雄部材2と雌部材3を成形した。雌部材3は開口部
4を設け、雄部材2には雌部材開口部4に全く同径で両
部材を嵌合した際に雌部材3の表面に達する長さの筒状
突部5を有している。この雄、雌両部材は、シ−ト孔を
一連に通し、従来の鳩目打機で合成樹脂製シ−ト7の周
縁部に開設されるものである。
【0009】鳩目成型金型を加工し、雄雌両部材の外側
面表に円形の凸状突起6を配置成形したものを実施例1
とし、そのうちの雌部材3を図1に示す。同様に、凸状
突起6を線条として中心部から放射状に配置成形したも
のを実施例2とし、そのうちの雌部材3を図2に示す。
面表に円形の凸状突起6を配置成形したものを実施例1
とし、そのうちの雌部材3を図1に示す。同様に、凸状
突起6を線条として中心部から放射状に配置成形したも
のを実施例2とし、そのうちの雌部材3を図2に示す。
【0010】実施例1と実施例2では、凸状突起6とし
て円形突起と線条突起で形成したが、凸状突起6で文字
や図形、会社名や商品名を表現することも可能である。
て円形突起と線条突起で形成したが、凸状突起6で文字
や図形、会社名や商品名を表現することも可能である。
【0011】各々実施例の合成樹脂製鳩目部材は、軽量
であってもストックホッパ−内でのブロッキングや整列
シュ−タ−上での滑りは従来の金属製鳩目と同様で、加
工適性に優れたものであった。
であってもストックホッパ−内でのブロッキングや整列
シュ−タ−上での滑りは従来の金属製鳩目と同様で、加
工適性に優れたものであった。
【0012】
【考案の効果】以上本考案によれば、鳩目となる雄雌両
部材の外側に位置する面表に凸状突起を多数形成するこ
とによって、摺動面との接触面積が少なくなることで摩
擦抵抗が減少し、鳩目打ち加工前でのストックホッパ−
内でのブロッキングや整列シュ−タ−上での滑り悪さが
解消でき、作業効率の向上を図ることが可能となる。さ
らに、凸状突起の配列によって文字、図形等を表現して
意匠性を有する合成樹脂製鳩目として有用なものとな
る。
部材の外側に位置する面表に凸状突起を多数形成するこ
とによって、摺動面との接触面積が少なくなることで摩
擦抵抗が減少し、鳩目打ち加工前でのストックホッパ−
内でのブロッキングや整列シュ−タ−上での滑り悪さが
解消でき、作業効率の向上を図ることが可能となる。さ
らに、凸状突起の配列によって文字、図形等を表現して
意匠性を有する合成樹脂製鳩目として有用なものとな
る。
【図1】実施例1の鳩目雌部材の平面図(a)とA−A断
面図(b)である。
面図(b)である。
【図2】実施例2の鳩目雌部材の平面図(a)とB−B断
面図(b)である。
面図(b)である。
【図3】シ−トに鳩目を打設した状態の断面図である。
1 鳩目 2 雄部材 3 雌部材 4 開口部 5 筒状突部 6 凸状突起 7 シ−ト
Claims (1)
- 【請求項1】 筒状突部5を持つ雄部材2と、雄部材の
筒状突部の外径と略同径の開口部4を持つ雌部材3とか
らなる合成樹脂製鳩目1であって、雄雌両部材の外側に
位置する面表に凸状突起6を部分的或いは連続的に多数
形成したことを特徴とするシ−ト用鳩目。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6626193U JP2604876Y2 (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | シ−ト用鳩目 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6626193U JP2604876Y2 (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | シ−ト用鳩目 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0735644U JPH0735644U (ja) | 1995-07-04 |
JP2604876Y2 true JP2604876Y2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=13310744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6626193U Expired - Fee Related JP2604876Y2 (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | シ−ト用鳩目 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604876Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102009010207B4 (de) | 2008-02-28 | 2019-12-24 | Ngk Insulators, Ltd. | Verfahren zur Herstellung einer keramischen Wabenstruktur und für das Verfahren verwendetes Überzugsmaterial |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4597913B2 (ja) * | 2006-06-06 | 2010-12-15 | モリト株式会社 | ハトメ |
-
1993
- 1993-12-13 JP JP6626193U patent/JP2604876Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102009010207B4 (de) | 2008-02-28 | 2019-12-24 | Ngk Insulators, Ltd. | Verfahren zur Herstellung einer keramischen Wabenstruktur und für das Verfahren verwendetes Überzugsmaterial |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0735644U (ja) | 1995-07-04 |
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Legal Events
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