JP6242114B2 - マスキング材 - Google Patents

マスキング材 Download PDF

Info

Publication number
JP6242114B2
JP6242114B2 JP2013170448A JP2013170448A JP6242114B2 JP 6242114 B2 JP6242114 B2 JP 6242114B2 JP 2013170448 A JP2013170448 A JP 2013170448A JP 2013170448 A JP2013170448 A JP 2013170448A JP 6242114 B2 JP6242114 B2 JP 6242114B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
masking material
paper
fixed
rod
masking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013170448A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015039650A (ja
Inventor
小川 正則
正則 小川
藤井 慎
慎 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagoya Oil Chemical Co Ltd
Original Assignee
Nagoya Oil Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nagoya Oil Chemical Co Ltd filed Critical Nagoya Oil Chemical Co Ltd
Priority to JP2013170448A priority Critical patent/JP6242114B2/ja
Publication of JP2015039650A publication Critical patent/JP2015039650A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6242114B2 publication Critical patent/JP6242114B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

Landscapes

  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)

Description

本発明は、棒状の部材を、塗装、メッキ等の表面処理から保護するために使用されるマスキング材に関するものである。
従来、この種のマスキング材にあっては、例えばポリスチレン発泡体のようなプラスチック発泡体からなる筒状ブロックの内側に部材挿入部を形成したものや、無機充填材を混合したポリプロピレンシートのような熱可塑性プラスチックシートを筒状に成形して内側に部材挿入部を形成したもの等が提供されている(例えば特許文献1〜5)。
特許第2514173号公報 特許第2566204号公報 特許第2612241号公報 実公平7−17415号公報 特許第2863171号公報
上記従来のマスキング材はプラスチックを材料に使用しているため、成形に金型を要する等の理由によって価格が高くなること、使用済マスキング材の焼却処分が困難であること、耐熱性に乏しく表面処理工程中に及ぼされる熱によって変形や劣化が起こるので再使用が出来ないこと、等の問題点があった。
本発明は上記従来の問題点を解決することを目的とし、棒状の部材を表面処理から保護するために使用されるマスキング材であって、紙を筒状に丸める又は折ることによって内側に部材挿入部を形成するとともに、一端部を扁平状にして固定したことを特徴とするマスキング材を提供するものである。
上記扁平状にした一端部の固定手段としては、単に先端部を折り曲げる手段、ステープルによって固定する手段、縫製による手段、接着剤によって固定する手段、粘着テープによって固定する手段等がある。
〔作用〕
本発明のマスキング材1は、紙を材料に用いたことで、材料費が非常に安価になる。特に古紙、再生紙を使用すれば、材料費は更に安くなる。また紙はプラスチックに比べて、熱による変形や劣化が起こりにくいことから耐熱性があり、かつ焼却処分することが容易に出来る。
また本発明のマスキング材1は、上記のような紙を筒状に丸める又は折ることによって内側に部材挿入部2を形成し、一端部1Cを扁平状にして固定したものであるから、扁平状に潰した一端部とマスキング材1の本体1Aとの間には、先端(一端)に向かって径が漸減するテーパー部3が形成される。
上記マスキング材1の部材挿入部2に保護対象の棒状部材4を挿入すると、該棒状部材4の先端が上記テーパー部3の所定個所に引っ掛かり、該マスキング材1が該棒状部材4から外れないように固定される。したがって1つのサイズのマスキング材1で、ある程度の巾の径を有する種々のサイズの棒状部材4に対して適用することが出来る。
表面処理後は該マスキング材1を該棒状部材4から簡単に引き抜いて取り外すことが出来る。
〔効果〕
本発明ではマスキング材の材料が紙であるから非常に安価であり、耐熱性もある。かつ製造も紙を丸めて固定するだけの極めて簡単な方法が適用可能であるから、極めて安価にマスキング材が提供出来、かつ耐熱性もあり再使用も可能であり、また使用済マスキング材の焼却処理等も簡単に出来る。
第1実施例におけるマスキング材の原料である紙の平面図。 第1実施例において原料である紙を丸めて筒状にした状態の斜視図。 第1実施例において筒状の紙の一端部を扁平状に潰した状態の斜視図。 第1実施例のマスキング材を一端部側から見た状態の斜視図。 第1実施例のマスキング材を他端部側から見た状態の斜視図。 第1実施例のマスキング材をボルトの軸部に被せた状態の側断面図。 第1実施例のマスキング材を小径のボルトの軸部に被せた状態の側断面図。 第2実施例におけるマスキング材の原料である紙の部分平面図。 紙を丸めて筒状にし、一定間隔でミシン目によって固定した状態の部分平面図。 複数個のマスキング材に切離した状態の説明平面図。 第2実施例のマスキング材を棒状部材に被せた状態の平面図。 他の実施例のマスキング材の斜視図。
本発明を一実施例によって具体的に説明する。
(第1実施例)
第1実施例のマスキング材1は、図1に示すような矩形状の紙1Aを使用して形成されている。該紙1Aには、パルプを原料に用いたものであって、クラフト紙やケント紙のような強度の大きいものを使用することが望ましく、また他にもボール紙、再生紙、わら半紙等といった如何なる種類の紙が使用されてもよい。該紙1Aの厚みに関しては、特に限定するものではないが、丸めやすさや好適な耐久性を付与するという観点から、通常は0.07mm〜0.60mmの厚みのものが使用される。
上記紙1Aは、マスキング材1の形成に際し、図2に示すように丸めて巻かれることで、筒状とされる。該紙1Aを筒状にする際、該紙1Aを一重に巻いてもよく、あるいは二重以上に巻いてもよい。
図3に示すように、上記のように丸めて巻かれた筒状の紙1Aの一端部を、潰す、綴じる等の方法で扁平状にすることにより、筒状をなす本体部1Bと扁平状にされた一端部1Cとが形成される。該一端部1Cを扁平状にする場合、紙1Aの合わせ目(紙1Aの側縁)を一端部1Cの中央に配することが望ましい。これは、該紙1Aの合わせ目が一端部1Cの側縁に配されると、該合わせ目から紙1Aが広がりやすくなり、筒状を保てなくなったり、該合わせ目から塗料等が入り込んだり等の不具合が起こりやすくなるためである。
図4に示すように、上記扁平状にされた一端部1Cが綴じ部1Dで固定されることにより、マスキング材1が製造される。
上記綴じ部1Dによる一端部1Cの固定には、針なしステープラーを使用することが望ましい。該針なしステープラーは、該綴じ部1Dに2箇所の切れ目を入れつつ、略U字型にくりぬいた一方の紙の束を、もう一方の穴に織り込むことで紙を綴じるものである。該針なしステープラーを用いた綴じ部1Dによる一端部1Cの固定は、通常のタッカーやステープラーを用いる場合に比べ、金属製の針が使用されていないことからマスキング材1の廃棄時に金属を分別することなく焼却処分が可能であるという優位性を有する。
なお上記綴じ部1Dによる一端部1Cの固定は、上記針なしステープラーを使用することに限らず、通常のタッカーやステープラーを使用して針で固定したり、あるいは糸を使用して縫着したり、あるいは接着剤や粘着剤を使用して接合したりしてもよく、接着剤や粘着剤を使用する場合には、表面処理における加熱に耐えられるように耐熱性を有するものを使用することが好ましい。
図5に示すように、上記マスキング材1は、その内側に部材挿入部2が形成されている。また該マスキング材1にあっては、扁平状に潰した一端部1Cと本体1Bとの間に側面視で先端に向かって径が漸減するテーパー部3が形成されている。そして該マスキング材1は、棒状の部材を表面処理から保護するべく、該部材挿入部2に該棒状の部材を挿入することにより、該棒状の部材の外側に被せて使用される。
表面処理から保護する棒状の部材の一例として、図6に示すように、部材5のボルト穴6に頭部8が溶接固定されたボルト7であり、該部材5の外部へ突出した軸部9が挙げられる。上記マスキング材1は、該ボルト7の軸部9を上記部材挿入部2の内部に挿入することにより、該軸部9に被せられる。この際、該ボルト7の軸部9の先端部が該マスキング材1のテーパー部3の所定個所に引っ掛かることにより、該マスキング材1は該ボルト7の軸部9上に固定される。そして、この状態で該部材5に塗装等の表面処理を行なう。該ボルト7の軸部9は、該マスキング材1によって塗装等の表面処理から保護されているから、該軸部9には該表面処理が及ぼされない。そして表面処理の終了後、該マスキング材1は、ボルト7の軸部9の先端部がテーパー部3の所定個所に引っ掛かることのみで該軸部9上に固定されているため、該軸部9から容易かつ迅速に取り外すことができる。
また、図7に示すように、径の異なる軸部9Aを有するボルト7Aの場合、該軸部9Aの先端が該マスキング材1のテーパー部3のいずれかの個所に引っ掛かって固定される。したがって本発明のマスキング材1は、最大で部材挿入部2の内径dと等しい径の軸部9を有するボルト7から、内径dよりもある程度小さい径の軸部9を有するボルト7まで、種々のサイズのボルト7に適用することが出来る。
(第2実施例)
本実施例にあっては、図8に示すような、帯状の紙11Aを使用する。該紙11Aは、図9に示すように、長手方向を軸として筒状に折り、全体を潰した状態にしたうえで、一定間隔置きにミシン目14を入れて縫製する。次いで、図9に示した一点鎖線の位置からそれぞれ切離すと、図10に示すように、複数個のマスキング材11が得られる。
図10において、11Bは本体部であり、11Cは扁平状に潰した一端部に相当する部分である。
図11に示すように、上記マスキング材11は、T字状をなす部材15において表面処理から保護されるべき棒状部分17を、部材挿入部12の内側に挿入して使用する。また該マスキング材11は、該棒状部分17の先端部がテーパー部13に引っ掛かることにより、該棒状部分17上に固定される。
(その他の実施例)
以下、本発明の更に他の実施例を示す。
図12に示すように、扁平状に潰した一端部21Cの先端に折り曲げ部24を設けることにより、該一端部21Cを固定してマスキング材21としてもよい。
上記した実施例の他に、紙を平たく封筒状に巻き折りしたり、観音折りしたり、四角筒状等に立体的に折ったりして、筒状としてもよい。
本発明のマスキング材は、紙を材料とするから安価でかつ耐熱性があり、また簡単に製造出来るから、産業上利用可能である。
1,11,21 マスキング材
1C,11C,21C 扁平状に潰した一端部
1B,11B 筒状に巻いた紙(本体)
1C,11C,21C
4 ホッチキス
14 ミシン目
24 折り曲げ部

Claims (6)

  1. 棒状の部材を表面処理から保護するために使用されるマスキング材であって、
    紙を筒状に丸める又は筒状に折ることによって内側に部材挿入部を形成するとともに、一端部を扁平状にして固定したことを特徴とするマスキング材。
  2. 上記扁平状にした一端部は、先端部を折り曲げることによって固定されている請求項1に記載のマスキング材。
  3. 上記扁平状にした一端部はステープルによって固定されている請求項1に記載のマスキング材。
  4. 上記扁平状にした一端部は縫製によって固定されている請求項1に記載のマスキング材。
  5. 上記扁平状にした一端部は接着剤によって固定されている請求項1に記載のマスキング材。
  6. 上記扁平状にした一端部は粘着テープによって固定されている請求項1に記載のマスキング材。
JP2013170448A 2013-08-20 2013-08-20 マスキング材 Active JP6242114B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013170448A JP6242114B2 (ja) 2013-08-20 2013-08-20 マスキング材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013170448A JP6242114B2 (ja) 2013-08-20 2013-08-20 マスキング材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015039650A JP2015039650A (ja) 2015-03-02
JP6242114B2 true JP6242114B2 (ja) 2017-12-06

Family

ID=52694126

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013170448A Active JP6242114B2 (ja) 2013-08-20 2013-08-20 マスキング材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6242114B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6761411B2 (ja) * 2015-05-26 2020-09-23 名古屋油化株式会社 マスキング材、マスキング材の製造方法、マスキング材連結体、表面処理方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5193725U (ja) * 1975-01-24 1976-07-27
JPS58159241U (ja) * 1982-04-20 1983-10-24 横田紙工製袋株式会社 包装用袋
JPS60161460U (ja) * 1984-04-03 1985-10-26 日立金属株式会社 シヤフトのマスキング装置
JP2554312Y2 (ja) * 1991-10-21 1997-11-17 名古屋油化株式会社 被覆材
JPH09187696A (ja) * 1995-12-28 1997-07-22 Nagoya Yuka Kk 被覆材
JP2002066407A (ja) * 2000-08-29 2002-03-05 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 樹脂ローラの樹脂塗布マスキング装置
JP2005013955A (ja) * 2003-06-27 2005-01-20 Kaneka Corp マスキング治具、またはこれを用いたスプレー塗布方法
JP3102387U (ja) * 2003-12-19 2004-07-02 芳樹 多和田 マスキング部材
JP2006130459A (ja) * 2004-11-09 2006-05-25 Nagoya Oil Chem Co Ltd マスキング材

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015039650A (ja) 2015-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5374036B2 (ja) 包装容器用の切断刃及び包装容器
JP6436432B2 (ja) 紙製リール
JP6242114B2 (ja) マスキング材
US9132988B2 (en) System for maintaining the orientation of a coil
JP2007024455A (ja) スパイラルダクト及びその製造方法
JP5038111B2 (ja) 包装容器用の切断刃及び包装容器
US7389558B2 (en) Brush head for one time use
JP2012093643A (ja) ラベル用紙
US20060280562A1 (en) Method for manufacturing erosion control blankets
KR200480177Y1 (ko) 절취홀이 형성된 접착테이프
CN111447855B (zh) 毛发保持具和其制造方法
JP5923230B2 (ja) 留め具用ストリップの製造方法
JP2006129972A (ja) 毛髪保持具
JP6997786B2 (ja) 筒体、容器、及び、容器の製造方法
JP3157125U (ja) 円筒体用梱包材
JP3113626U (ja) 再利用可能な包装用粘着テープ巻芯および包装用粘着テープ
JP4650088B2 (ja) バインダー
US9437066B2 (en) Coin wrapper sheet
EP1874668B1 (en) Device for handling of rolls
CN203710184U (zh) 防止大鼠术后自残的颈部固定环
JP2003199979A (ja) シートとシートの結合構造
JP4795255B2 (ja) 書類ファスナ並びにファイル又はフォルダ
JP2008054445A (ja) ワイヤーハーネス用プロテクタ
JP4772948B2 (ja) 緩み外れを防ぐようにしたバルカナイズドファイバー製スパイラルリング状綴じ具並びに該綴じ具で綴じたノート類
EP3628192A1 (en) Drinking straw of fibre-based material, computer- implemented or electronic method for producing the drinking straw, and computer-readable storage medium

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160531

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170425

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170517

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170524

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20170524

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171031

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171107

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6242114

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250