JP3113626U - 再利用可能な包装用粘着テープ巻芯および包装用粘着テープ - Google Patents

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Abstract

【課題】本考案は、芯管をリサイクル製品とすることで、廃棄物処理問題を解消し、且つ、梱包作業に際して作業者が把持することで変形を生じない包装用粘着テープを提供すること。
【解決手段】中空円筒形状の芯管に軸方向の切断線を形成して、切断端が分離した状態を保管形状とし、粘着テープ巻重体の内芯中空部に挿入して粘着テープ巻重体と一体化して包装用粘着テープを構成する。装着状態で、芯管の切断端を互いに対向密着させ、粘着テープ巻重体の内径に対し芯管の外径を同一/またはわずかに大とする。断面形状を間隙の存在する円形リングとする巻芯を、粘着テープ巻重体の内芯中空部に装着した状態で、前記間隙に、該間隙と同一/または僅かに大なる幅の間挿体を挿入する。
【選択図】図7

Description

本願考案は、商品発送のための梱包作業に使用する包装用粘着テープに関するものである。より詳しくは、再利用可能な包装用粘着テープ巻芯に関するものである。
梱包作業に使用する包装用粘着テープは、片面/または両面に接着剤を塗布した帯状シート(一般的には紙製、布製、プラスチック製)を巻回してなる粘着テープ巻重体と、該粘着テープ巻重体の内方に位置する中空筒状の巻芯とで構成されている。
巻芯に帯状シートを巻回して粘着テープ巻重体を形成して両者を一体化した製品として構成されている。
特開平5-156218号(特許文献1)の巻芯は、この種の包装用粘着テープの巻芯を示し、薄膜状発熱層と厚膜層とで構成し、粘着テープを巻回して粘着テープ巻重体を形成したのち、薄膜状発熱層を発熱させて厚膜層を溶融もしくは収縮させることで、粘着テープ巻重体と巻芯との間に間隙を形成して、収縮応力を緩和している。上記により形成される間隙により、収縮応力を緩和することで、粘着テープ巻重体の変形を減少させることが記載されている。
特開平5-156218号
前記芯管は、テープの全量を使用後は不要となって廃棄されることとなり、廃棄物処理問題を生じることとなる。
芯管のない状態、即ち粘着テープ巻重体のみとすることで、この廃棄処理問題を生じないこととなるが、梱包作業に際して作業者が把持することで変形を生じて梱包作業を困難にする問題がある。
よって、本考案は、芯管をリサイクル製品とすることで、廃棄物処理問題を解消し、且つ、梱包作業に際して作業者が把持することで変形を生じない包装用粘着テープを提供することを課題とする。
本願第1考案は、中空円筒形状の芯管に軸方向の切断線を形成して、切断端が分離した状態を保管形状とし、粘着テープ巻重体の内芯中空部に挿入して粘着テープ巻重体と一体化して包装用粘着テープを構成する使用状態においては、両切断端を互いに対向密着させ断面形状を円形リングとすることを特徴とする、再利用可能な包装用粘着テープ巻芯を提供する。
本願第2考案は、中空円筒形状の芯管に軸方向の切断線を形成して、切断端が分離した状態を保管形状とし、粘着テープ巻重体の内芯中空部に挿入して粘着テープ巻重体と一体化して包装用粘着テープを構成する使用状態においては、両切断端を互いに対向密着させ断面形状を円形リングとする巻芯を、粘着テープ巻重体の内芯中空部に装着して、粘着テープ巻重体と芯管とを一体化して構成し、前記装着状態で、芯管の切断端を互いに対向密着させ、粘着テープ巻重体の内径に対し芯管の外径を同一/またはわずかに大として、芯管と粘着テープ巻重体との間に放射方向の応力を全周面に作用させることを特徴と包装用粘着テープを提供する。
本願第3考案は、中空円筒形状の芯管に軸方向の切断線を形成して、切断端が分離すた状態を保管形状とし、粘着テープ巻重体の内芯中空部に挿入して粘着テープ巻重体と一体化して包装用粘着テープを構成する使用状態においては、両切断端を間隙を存在させて互いに対向させ断面形状を間隙の存在する円形リングとする巻芯を、粘着テープ巻重体の内芯中空部に装着して、粘着テープ巻重体と芯管とを一体化して構成し、前記装着状態で、前記間隙に、該間隙と同一/または僅かに大なる幅の間挿体を挿入して、粘着テープ巻重体の内径に対し芯管の外径を同一/またはわずかに大として、芯管と粘着テープ巻重体との間に放射方向の応力を全周面に作用させることを特徴と包装用粘着テープを提供する。
(考案の作用)
本願考案の芯管は、切断端が分離して両切断端が互いに重なる状態で保管形状する。
粘着テープ巻重体の内芯中空部に挿入して粘着テープ巻重体と一体化することで、包装用粘着テープを構成するが、この使用状態においては、両切断端を互いに対向密着させ断面形状を円形リングとする。
前記装着状態で、芯管の切断端を互いに対向密着させ、芯管と粘着テープ巻重体との間に放射方向の応力を全周面に作用させる。
前記装着状態で、切断端が分離して間隙が存在する場合には、該間隙よりも大なる断面積の間挿体を挿入して、粘着テープ巻重体の内径に対し芯管の外径を同一/またはわずかに大として、芯管と粘着テープ巻重体との間に放射方向の応力を全周面に作用させる。
本考案の芯管は、粘着テープ巻重体と使用時に一体化して包装用粘着テープを構成するものであから、粘着テープ巻重体のみ新規に購入し芯管は再利用できる。従って、コスト低減とともに芯管の廃棄物処理問題を解消することができる。
また、粘着テープ巻重体のみの場合には、梱包作業に際して作業者が把持することで変形を生じて梱包作業を困難とする問題があるが、芯管と粘着テープ巻重体との間に放射方向の応力を全周面に作用させることで、変形を無くして従来品(芯管と粘着テープ巻重体とが一体化している製品)と同様に作業を行うことができる。
本願第1考案の芯管は、硬質プラスチック製の輪体形状を軸線方向に切断する。切断前の輪体の直径を粘着テープ巻重体の内芯中空部の直径よりも5mmの長さだけ大とした。
本願第2考案は、粘着テープ巻重体の内芯中空部に、本願第1考案の芯管を装着する。
本願第3考案は、本願第1考案の芯管において、切断前の輪体の直径を粘着テープ巻重体の内芯中空部の直径と同一とし、切断鋸刃の厚みよりも2mmの長さだけ大なる幅の硬質プラスチック製の棒状体を間挿体とした。
本考案の好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本願第1考案の芯管1を示し、硬質プラスチック製の筒体を輪切りして、直径75ないし83mm、幅10ないし100mm、厚さ2ないし5mmの輪体形状の芯管素材1a(図2の(a))を、軸線方向に切断して(図2の(b))のち自然姿勢とすることで、切断端11、11は、互い離れる(図2の(c))ことで形成されている。
図3および図4は、粘着テープ巻重体2を示し、硬質プラスチック製の筒体を輪切りした輪体形状である
図5および図6は、本願第2考案を実施するにあたり、図1の芯管1を図3の粘着テープ巻重体2の内芯中空部21に挿入した状態を示す。
芯管1の切断端部12、12は互いに上下に重なっている。
図5、6の状態で、芯管1の切断端部12、12を矢印イ、ロ方向に移動させることで、芯管1の切断端部12、12は互いに密着するとともに、芯管1の外周面と粘着テープ巻重体2の内周面とが密着して、芯管1と粘着テープ巻重体2とは、一体化して、図7及び図8に示すところの本願第2考案の包装用粘着テープ3を完成する。
図9、10は、本願第3考案を実施するにあたり、図1の芯管1を図3の粘着テープ巻重体2の内芯中空部21に挿入した状態を示す。
芯管1の切断端部12、12は互い離れて間隙Gが存在している。
図11、12は間挿体5を示す。
図9、10の状態で、間隙Gに、図11,12の間挿体4を挿入することで、本願第3考案の包装用粘着テープ4(図13,14)を完成する。
粘着テープ巻重体2は、紙製、布製、プラスチック製等のテープに接着剤を塗布した一般的な公知の包装用粘着テープより、芯管を除去している。
芯管1は、硬質プラスチックとすると、変形に対し弾性力を生じて円形リング状を保持できて好都合であるが、紙管とすることもできる。
間挿体5は、硬質プラスチック製の棒状体としたが、金属製、紙製、木製その他の材質とすることができる。
本願考案は、粘着テープを使用した梱包作業および梱包作業用粘着テープの製造にあたり、コスト低減、廃棄物削減等の産業上の有効価値を有するものである。
本願第1考案の実施例を示す芯管の斜視図である。 同じく製作工程を説明する平面図で、a図は素材状態、b図は切断工程、c図は切断後の自然姿勢状態を示す。 粘着テープ巻重体の斜視図である。 おなじく平面図である。 本願第2考案の実施すべく、本願第1考案の芯管を図3の粘着テープ巻重体に装着した状態を示す斜視図である。 おなじく平面図である。 本願第2考案の包装用粘着テープの斜視図である おなじく平面図である。 本願第2考案の実施すべく、本願第1考案の芯管を図3の粘着テープ巻重体に装着した状態を示す斜視図である。 おなじく平面図である。 本願第3考案の実施のための間挿体の斜視図である おなじく平面図である。 本願第3考案の包装用粘着テープの斜視図である おなじく平面図である。
符号の説明
1 芯管
2 粘着テープ巻重体
3 包装用粘着テープ(第2考案)
4 包装用粘着テープ(第3考案)
5 間挿体
G 間隙

Claims (6)

  1. 中空円筒形状の芯管に軸方向の切断線を形成して、切断端が分離した状態を保管形状とし、粘着テープ巻重体の内芯中空部に挿入して粘着テープ巻重体と一体化して包装用粘着テープを構成する使用状態においては、両切断端を互いに対向密着させ断面形状を円形リングとすることを特徴とする、再利用可能な包装用粘着テープ巻芯。
  2. 中空円筒形状の芯管に軸方向の切断線を形成して、切断端が分離した状態を保管形状とし、粘着テープ巻重体の内芯中空部に挿入して粘着テープ巻重体と一体化して包装用粘着テープを構成する使用状態においては、両切断端を互いに対向密着させ断面形状を円形リングとする巻芯を、粘着テープ巻重体の内芯中空部に装着して、粘着テープ巻重体と芯管とを一体化して構成し、
    前記装着状態で、芯管の切断端を互いに対向密着させ、粘着テープ巻重体の内径に対し芯管の外径を同一/またはわずかに大として、芯管と粘着テープ巻重体との間に放射方向の応力を全周面に作用させることを特徴と包装用粘着テープ。
  3. 中空円筒形状の芯管に軸方向の切断線を形成して、切断端が分離した状態を保管形状とし、粘着テープ巻重体の内芯中空部に挿入して粘着テープ巻重体と一体化して包装用粘着テープを構成する使用状態においては、両切断端を間隙を存在させて互いに対向させ断面形状を間隙の存在する円形リングとする巻芯を、粘着テープ巻重体の内芯中空部に装着して、粘着テープ巻重体と芯管とを一体化して構成し、
    前記装着状態で、前記間隙に、該間隙と同一/または僅かに大なる幅の間挿体を挿入して、粘着テープ巻重体の内径に対し芯管の外径を同一/またはわずかに大として、芯管と粘着テープ巻重体との間に放射方向の応力を全周面に作用させることを特徴と包装用粘着テープ。
  4. 芯管を、硬質プラスチック製とすることを特徴とする請求項2に記載する包装用粘着テープ。
  5. 芯管および間挿体を、硬質プラスチック製とすることを特徴とする請求項3に記載する包装用粘着テープ。
  6. 芯管を、硬質プラスチック製とし、間挿体を金属製することを特徴とする請求項3に記載する包装用粘着テープ。
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