JP4772948B2 - 緩み外れを防ぐようにしたバルカナイズドファイバー製スパイラルリング状綴じ具並びに該綴じ具で綴じたノート類 - Google Patents
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Description
【発明の属する利用分野】
本発明は、生分解性及び可燃性のバルカナイズドファイバー製スパイラルリング状紙綴じ具に関し、より詳しくは、綴じ具本体のリング部分の径が環境の変化により拡大して緩みが生じるのでその緩みを防止し得るようにしたバルカナイズドファイバー製(以下,VF製という)スパイラルリング状綴じ具に係り、該綴じ具で紙片群を綴じ込んで成るノート類(筆記用および印刷物の双方を含む)を包含する。
【0002】
【従来の技術】
現在、複数枚の紙片から成る手帳、ノート等の筆記用紙群を一冊にまとめて綴じ込み、かつ綴じ込みに当たっては該用紙群の一辺をリング状の紙綴じ具を用いて綴じ込んだものがリングノート等の名称で、広く市場に出回っている。このリングノートは、綴じ込まれる各紙片の上辺または側辺等に、所定ピッチで多数の綴じ孔を形成させ、この綴じ孔に、主としてサビ止め塗装を施した金属製線材もしくはプラスチックで被覆した線材またはワイヤー(針金)等を所定の形状に屈曲させて作ったリング状部材を通して全体がバラバラにならないように綴じ合わせた構成である。この綴じ込み方式は、紙片相互の独立性が確保できると共に、所要の頁を開いたとき手で抑えることなく見開き状態を保つことができ、また使用中、所望の紙片の背面側に使用後の紙片を反転させて重ね合わせることができる利便性を有するために、手帳、ノート以外にも、カレンダー、アルバム、スケッチブック又は料理ブックなど多くの製品に利用されている。
【0003】
従来型のリング状紙綴じ具の典型例としては、一本のワイヤーをジグザグ形状に折り曲げた後、全体が円筒形になるように屈曲、形成させるか、或いは、一本のワイヤーを螺旋状に加工成形したものとが知られている。前者は綴じ孔に挿入するリング部がダブルになるところからダブルリングあるいはツインリングと呼ばれ、後者はスパイラルリングと呼ばれている。
【0004】
従来のリング型紙綴じ具としては、材料の入手し易さと、使用上容易につぶれることがなく、その上、強度が高く、加工性に優れることもあって、主として金属ワイヤー製のものが多用されてきた。しかし、使用済みのノート、手帳、カレンダー等を廃棄処分する場合、前記リング状紙綴じ具は不燃物であるため、紙等の可燃物と一緒に焼却することができなかったので、環境問題をクリアするには至っていない。
【0005】
また、昨近の環境汚染防止の動きや紙のリサイクル運動の高揚に伴い、使用済みのノート、カレンダー等を古紙として再利用する試みが進められているが、その際、前記のような従来型のリング型の紙綴じ具にあっては、これを紙片から分別する必要がある等の不具合もあった。
【0006】
かかる観点から、最近において、生分解性及び可燃性を有するバルカナイズドファイバーを用いたスパイラルリング状紙綴じ具が登場し、従来の金属ワイヤー製綴じ具に免れない環境問題上の欠陥を解決させるに至った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記改良型のVF製紙綴じ具も、実用に供してみると、次に述べるような不具合が生ずることが分かり、これを解消させたのが本発明である。
すなわち、前記改良型の紙綴じ具は、一例として、可燃性のVFテープを成形芯金に加熱状態で巻きつけて螺旋状に成形するものであるから、成形後において常温下におかれると熱による変形状態が徐々に戻り、スパイラルに巻かれていたファイバーテープが経時的に変化して、元の状態である平板状態に復元しようとして螺旋の径が大きくなることが判明した。すなわち、VFは、本来吸湿性を有するので湿度や温度等の周囲環境の変化により、紙綴じ具自体に伸びが生じて、スパイラルリングそれ自体の径が大きくなり、その結果、全体の長さが短くなって、該リングの末端部分が巻き戻ってしまい、ひいてはリング本体が紙片の綴じ孔から外れてしまうという問題点のあることが判明した。
【0008】
その具体例を図7に基づいて示す。同図は、従来型のVF製スパイラルリングの使用状態を示した斜視図で、従来品は大気等の環境の変化によりスパイラルリング本体の径が次第に拡張して緩みが生じ、リングの末端部分が綴じ孔から抜け出してしまって、綴じが不完全になる場合がある。このような脱抜状態を符号8で示す。
【0009】
【課題を解決するための手段】
ここにおいて、本発明は、前記のような巻き戻り現象を未然に防止し得るような手段を解明すべく鋭意、研究の結果、ついに前記のような緩み外れのないVF製のスパイラルリング状綴じ具を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明者らは、前記のようなVF製スパイラルリングについて、どのような構成とすれば、前記の拡径現象を防げるかについて種々模索した結果、前記リングの両端を固定しておけば、高温、高湿の環境下においても、或いは急激に温度、湿度を低めても当初のリング長さが拡径により短くなるような状況、換言すれば、リングの両端を何らかの手段により固定しておけば、環境が変化しても全く変形しないことを見出し、本発明を完成させるに至ったものである。固定の手段は問わないが、好ましくは図示の実施例に示すようにリング本体の両端を折り曲げた後、その折り曲げ部に硬質の接着剤を塗布して硬化させればよい。その接着剤が柔軟であると、目的を達しない虞れがあるので、なるべく硬質の樹脂で固めておくのを可とする。
【0010】
すなわち、本発明の課題を解決するためには、VF製スパイラル状綴じ具の末端を折り曲げたり、或いは末端部をスパイラルリング状の本体部に接着したりして、要するに該末端部に綴じ具本体の伸びまたは緩み外れを防ぐ係止部を設け、それによって、該紙綴じ具の巻き戻りを防止することに成功したものである。
【0011】
さらに詳しく述べると、本発明は、少なくとも1本のバルカナイズドファイバー製スパイラルリング状綴じ具の末端部に、該綴じ具の製本当初の長さを維持するための係止部を形成させたもので、具体的には、前記綴じ具の末端部をスパイラルリングの本体部分に向けて折り返すか、或いは前記末端をリング本体部に固着するようにしてスパイラル本体部分の有効長が短くならないようにし、それによって該綴じ具で綴じ込まれた紙片群の綴じ孔から該綴じ具が緩み外れることがないようにしたものである。
【0012】
さらに他の手段について説明すると、バルカナイズドファイバー製スパイラルリング状綴じ具の末端部をリング本体部の長軸方向に向けて折曲げ乃至は折返した上で、折返し部分を前記本体部に接着させるか、或いは折返さずに、前記末端部の全部または一部をスパイラル本体部に対して重ね合わせて接着させる等の手段を講じて、前記課題の解決を図ったものである。
【0013】
なお、ノート類を形成する紙片群に設けられた複数個の綴じ孔に対し、少なくとも1本のバルカナイズドファイバー製スパイラルリング状綴じ具を挿通し、かつ該綴じ具の末端部を前記綴じ孔の近傍に固着させることによっても本発明の課題を解決することができる。
【0014】
前記綴じ具の末端に係止部を形成させるに当たっては、前記綴じ具末端をリングの長軸方向の内側へ向かって折曲げた上で、その折曲げ片が末端側に位置する一番端の綴じ孔と該綴じ孔に隣接する二番目の綴孔との間にまたがるような長さに設定し、且つ前記折曲片の先端部分がスパイラルリングの内側に挿入されるようにすればそれだけでも緩み外れを効果的に阻止することができる。
【0015】
また、本発明は、複数枚の紙片群の上辺または側辺等に一列に並んだ複数個の綴じ孔に、少なくとも1本のバルカナイズドファイバー製スパイラルリング状綴じ具が挿通することにより綴じ合わされたノート類を含む。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明は、複数枚がまとめられた紙片群の一辺に形成された複数個の綴じ孔に、1本のバルカナイズドファイバー製スパイラルリング状紙綴じ具を挿入することにより綴じ合わされたノート類を対象として発明されたもので、前記紙片群を一冊にまとめるためのスパイラル状綴じ具の末端部分に巻き戻りを防止するための各種係止手段を組み込んだもので、前記ノート類としては、各種の筆記用紙を綴じ込んで成る狭義のノート類の外に手帳やカレンダー、アルバム、スケッチブック又は料理ブックなどの各種印刷物を一冊に纏めて綴じ込んでなる広義の紙片群からなるノート類を含む。これは要するにVF製のスパイラルリングを用いて複数枚の紙片群を一冊に綴っておく形式のものであればその種類、形態を問わず、何にでも適用可能である。
【0017】
また、本明細書にいう「紙片群」とは、複数枚の紙片の集合体を指し、「綴じ孔」とは、前記紙片群を構成する各紙片上に形成された透孔をいう。また、「バルカナイズドファイバー」とは、コットンラグ(綿ぼろ)あるいは木材パルプ等の天然有機素材から抄造された原料紙を塩化亜鉛溶液で処理して一部膠化させた後、巻取り、水洗、乾燥、圧搾、光沢付けなどの工程を経て製造された繊維板をいう。
【0018】
「スパイラル状またはスパイラルリング状綴じ具」とは、螺旋状に成形加工したVF製の紙綴じ具をいうもので、連続した長尺状のリング本体部分とその本体の先端に位置する末端部分とから成る。なお、本発明は、前記末端部にリング本体の伸びによる拡径を抑制して前記のリング本体が綴じ孔から緩み外れることがないように拘束する係止部を設けたことを特徴としたものであるが、係止部を設けるに当たっては様々な方法があり、以下、それについて具体的に説明する。
最も簡便には、前記スパイラルリングの末端部分を内側に向って折り返すことにより戻りを係止させ、若しくは前記末端部に綴じ孔よりも大きめの外形を有する抜け止め部材を外付けしておくようにすれば、仮りに前記リング本体が環境変化に伴ない経時的に伸縮し、その結果、綴じ孔から抜け出ようとしても前記係止部が存在するので、この係止部がリング本体の伸縮を拘束して、該リングが綴じ孔から脱落するのを阻止することになる。このようにして、紙片群に装着された綴じ具が、該綴じ具末端部分において紙片上の一番端に位置する綴じ孔から抜け出ることを防止する。
以下、図面に基づいて本発明の実施態様をさらに具体的に説明する。
【0019】
図1〜2は、本発明における第一実施例を図解したもので、VF製綴じ具におけるスパイラルリングの本体部分3を、複数枚の紙片からなる紙片群1に形成した綴じ孔2に挿通して一冊の筆記用ノートを完成させた斜視図である。なお、符号4は、リング本体の末端部分を長軸方向に沿って内側へ折り返した個所で、符号5は、折曲げ片を示す。
【0020】
図2は、図1における綴じ具係止部の拡大図であって、末端側の折曲げ部分の長さを、紙片群に形成させた一番端の綴じ孔2aとそれに隣接する二番目の綴じ孔2bの双方にまたがるように延長させると共に、該末端部5aがスパイラルリング本体3の内側に挿し込まれるようにして緩み外れを防いだものである。
【0021】
図3は、綴じ具末端に形成した係止部の別の実施態様を示したもので、図2の場合よりも折曲片の長さを短くなすと共に、該折曲片の折曲部に符号6で示す樹脂を塗工して折り曲げ状態を固定化した事例である。接着剤としては、シアノアクリレート、エポキシ樹脂、にかわ、その他硬化時間の短い強力接着剤が適当であるが、それ以外にも各種の接着剤を用いることができる。また、接着剤に限らず、任意の固化剤を付着させることも可能で、前記の折り返し状態を補強すると同時に、その状態を固定することができれば何を用いてもよい。
【0022】
図4は、さらに別の実施態様を示すもので、前記リング本体3の末端部5bを該綴じ具の長軸方向に沿って内側へ折り曲げて長めの折曲片となし、これを図2で示すような状態にした上で、さらに前記長目の折返片5bの折返部と、該折返片5bがスパイラルリング状の本体部分3に重ね合わさる部分の双方に、それぞれ固定用の接着剤6,7を適用してこの部分を接着剤で塗り固め、それによって前記折返部と重ね合わせ部分の双方を固定するようにされた。なお、このようにするとVF本体の温湿度による大気の変化に遭遇しても伸び縮みによる緩み外れが効果的に防止される。
【0023】
図5は、巻き戻りを防止するため、リング本体末端部に前記とは異なる態様の係止部を設けた事例である。図に示したように、前記リング本体の末端を長軸方向に沿って内側へ折り曲げて長めの折曲片5cを形成させて図2で示すような状態にした上で、さらに前記の折曲片5cを今度は表側に向けて該折曲片がリング本体3の外側に位置するように折返し、(符号5d参照)、次いでリング本体3の表裏両面に重なり合ったリング末端部(三重になった部分)を全体として接着剤で固定して係止部としたものである。
【0024】
図6は、リング本体の末端に巻き戻りを防止するための係止部を形成させるに当って次のようにした。すなわち図6に示したように、綴じ具におけるリング本体の末端部を、一番端の綴じ孔2aと隣接する二番目の綴じ孔2bとの間付近において、リング本体と重ねて接触させ、この重ね合わせ部分6aを接着剤で固定させてもよい。
【0025】
ところで、前記折曲部または折返部を形成するための道具または機械装置としては何も用いてもよいが、手作業により、例えばペンチ等の工具を用い、綴じ具本体を機械的に屈曲させることによっても容易に実現させることができる。なお、前記折曲部または折返部を固定化するための樹脂または接着剤としては、シアノアクリレート、エポキシ樹脂、にかわ、その他硬化時間の短い強力接着剤を用いるのを可とするが、それ以外にも各種の接着剤を用いることができる。また、接着剤に限らず、任意の固化剤を付着させて折り返し状態を補強すると同時にその状態を固定するようにしてもよい。
【0026】
ちなみに、前記VF製スパイラルリング状紙綴じ具の原材料であるVFそれ自体を製造する場合の具体例を略述しておくと、次のとおりである。まず、コットンラグ(綿ぼろ)或いは木材パルプなどから抄造された原料紙を塩化亜鉛の濃厚溶液に浸漬し、該原料紙に対する該溶液の膨潤膠化反応を利用して一定の層厚に積層し、圧縮一体化し、熟成後、水洗いして乾燥することにより製造する。このようにして得られたVFを比較的細幅に裁断してから、裁断後のVFをスパイラルリング状に成形加工するもので、一般には円柱状の芯金を用い、該芯金の周面に加熱(加温)状態下に巻きつけて螺旋状に成形し、所定の螺旋が得られたら芯金を抜き去って所望の形状をしたスパイラルリング状の綴じ具とするものである。
このものは、熱可塑性を有し、組織密度が高く、かつ強靭で、摩耗し難く、非帯電性である等の物理的性質を有し、それ以外に可燃性を有し、耐油性に優れ、その上、VF原料紙に顔料や染料を添加することにより、赤、黄、緑、黒、白、グレー、レンガ色、等に自由に着色できる等の利点を有する。
【0027】
【発明の効果】
上記のとおり、本発明のVF製スパイラルリング状綴じ具は、リング本体を構成する長尺状のスパイラルテープ自体がたとえ環境変化により伸縮しても該リングの末端部に外れ止めの係止部が設けられているので該リングが綴じ孔から外れることがない。すなわち、スパイラル本体部分が温度、湿度等の変化により伸縮しても該綴じ具で綴じ込んだ紙片群のまとまりが失われることがなく、換言すればスパイラルリングの本体が温度、湿度等の環境変化により伸縮したとしても、スパイラル状の綴じ具の有効長が変化せずに、該綴じ具が紙片群に形成させた綴じ孔から脱落したり、抜け出るようなことがなく、しかも綴じ具を含むノート類全体としてゴミ処理に当たっても焼却処分が可能である等の利点を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のVF製スパイラルリング状綴じ具を用いて綴じ込んだ紙片群の一態様を示す斜視図。
【図2】 図1の綴じ具末端部の拡大斜視図。
【図3】 綴じ具末端部の別の実施態様を示す斜視図。
【図4】 綴じ具末端を折り返すと共に末端部をリングの本体に接着させた事例を示す一部の拡大斜視図。
【図5】 リング本体の末端を二重に折り返した上で、その折返部とで樹脂で固めた事例を示す拡大斜視図。
【図6】 綴じ具末端を折り返さずに、綴じ具本体に重ね合わせて固定した場合の拡大斜視図。
【図7】 綴じ具が環境の変化によって緩み、外れた場所を示す斜視図
【符号の説明】
1 紙片群
2,2a,2b 綴じ孔
3 綴じ具(スパイラルリング)本体
4 折曲部分
5,5a,5b,5c,5d 折曲片
6,6a,7 接着剤部分
8 抜け出た状態のスパイラルリング
Claims (4)
- 少なくとも1本のバルカナイズドファイバー製スパイラルリング状綴じ具の末端部にリング本体が綴じ孔から抜け出ることを防ぐための係止部を形成させたことを特徴とする綴じ具。
- バルカナイズドファイバー製スパイラルリング状綴じ具の末端部を前記リング本体部側に折り曲げて、綴じる対象物の綴じ孔より大きめの外形を有する係止部を形成させたことを特徴とする請求項1に記載の綴じ具。
- バルカナイズドファイバー製スパイラルリング状綴じ具の末端部をリング本体部の長軸方向に向けて折曲げた上で、末端部をリング本体部に対して重ね合わせ、かつその折曲げ部または重ね合わせ部に硬質の樹脂または接着剤を塗工することで折り曲げ状態または重合状態を固定化し、綴じる対象物の綴じ孔より大きめの外形を有する係止部を形成させたことを特徴とする請求項1に記載の綴じ具。
- 綴じ込まれる紙片群の一辺に所定ピッチで一列に形成された綴じ孔に対し、請求項1に記載のバルカナイズドファイバー製スパイラルリング状綴じ具を挿入して紙片群を綴じ合わせた後、前記綴じ具の末端部を紙片群に形成された末端側に位置する一番端の綴じ孔近傍においてリング本体部に固着し、その綴じ孔から抜け出ることを防ぐための係止部を形成させてなることを特徴とする綴じ具で綴じ込まれた紙片群から成るノート類。
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