JP2007024455A - スパイラルダクト及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】スパイラルダクトの外観に変化が生じて見栄えが悪くなることを防止するとともに、内側ハゼ部と外側ハゼ部との結合を確実に行うことができるようにする。
【解決手段】螺旋状に巻いた帯状板3の重なり部をハゼ嵌合したスパイラルダクト1において、ハゼ嵌合部10の内側ハゼ部5に、外側ハゼ部7方向に向かって、円錐状又は角錐状の突起9を形成し、該突起9を外側ハゼ部7に食い込ませることにより、内側ハゼ部5と外側ハゼ部7との結合を強化させる。突起9は、スパイラルダクトの周方向に20mm〜160mmのピッチで形成されるのが好ましい。
【選択図】図2
【解決手段】螺旋状に巻いた帯状板3の重なり部をハゼ嵌合したスパイラルダクト1において、ハゼ嵌合部10の内側ハゼ部5に、外側ハゼ部7方向に向かって、円錐状又は角錐状の突起9を形成し、該突起9を外側ハゼ部7に食い込ませることにより、内側ハゼ部5と外側ハゼ部7との結合を強化させる。突起9は、スパイラルダクトの周方向に20mm〜160mmのピッチで形成されるのが好ましい。
【選択図】図2
Description
本発明は、螺旋状に巻いた帯状板の重なり部をハゼ嵌合したスパイラルダクト及びその製造方法に関する。
帯状の鋼板その他の金属板を螺旋状に巻き、金属板の側縁の重なり部を接合した管は、いわゆるスパイラルダクトとして知られている。重なり部の接合方法として、金属板の側縁を互いにハゼ状に重ね合わせて行う、ハゼ嵌合と称される方法が知られている。このハゼ嵌合を用いて製造されたスパイラルダクトは、管の強度が高く、また長さも自由に形成し得る等の利点があり、空調設備用その他種々の用途に広く使用されている。
しかして、上記のようなスパイラルダクトのハゼ嵌合部に大きい外力が加わったとき、ハゼ嵌合部に緩みが生じたり、ハゼ嵌合部が解けてしまうという問題がある。例えば、空調設備用ダクトなどを施工する際、施工現場において、ダクトを取付け部位に適合する長さに切断し、ダクトの端部にリング状の取付部材を外嵌するとともに、ダクト本体の端縁を外周に向けてフランジ状に叩き出す作業が行われることがあるが、このとき、ハゼ嵌合部に力が加わって、緩みを生じたり、解けてしまうことがある。
特許文献1には、ハゼ嵌合部の4枚の鋼板が重なった部分が、鋼板の剛性に起因して管の表面から浮き上がる問題点を解消するため、「螺旋状に巻いた帯状鋼板の重なり部をハゼ嵌合してなる鋼板製スパイラル管において、該ハゼ嵌合部の上側表面に凹状圧刻条を5〜15mmの間隔で形成したことを特徴とする鋼板製スパイラル管。」が記載されている(請求項1)。
しかして、上記のようなスパイラルダクトのハゼ嵌合部に大きい外力が加わったとき、ハゼ嵌合部に緩みが生じたり、ハゼ嵌合部が解けてしまうという問題がある。例えば、空調設備用ダクトなどを施工する際、施工現場において、ダクトを取付け部位に適合する長さに切断し、ダクトの端部にリング状の取付部材を外嵌するとともに、ダクト本体の端縁を外周に向けてフランジ状に叩き出す作業が行われることがあるが、このとき、ハゼ嵌合部に力が加わって、緩みを生じたり、解けてしまうことがある。
特許文献1には、ハゼ嵌合部の4枚の鋼板が重なった部分が、鋼板の剛性に起因して管の表面から浮き上がる問題点を解消するため、「螺旋状に巻いた帯状鋼板の重なり部をハゼ嵌合してなる鋼板製スパイラル管において、該ハゼ嵌合部の上側表面に凹状圧刻条を5〜15mmの間隔で形成したことを特徴とする鋼板製スパイラル管。」が記載されている(請求項1)。
しかし、上記特許文献1に記載のスパイラル管は、ハゼ嵌合部の上側表面に凹状圧刻条を形成するため、管の外観に凹状圧刻条が現れて見栄えが悪くなり、美観が損なわれる。また、凹状圧刻条をハゼ嵌合部の全幅にわたって形成しているため、この凹状圧刻条の押込み段部(凹部)の面積が大きくなり、ハゼ嵌合部における内側ハゼ部と外側ハゼ部との接合が確実に行われにくい。
本発明は、上記のような従来技術における問題点を考慮してなされたものであり、スパイラルダクトの外観に変化が生じて見栄えが悪くなることを防止するとともに、内側ハゼ部と外側ハゼ部との結合を確実に行うことができるスパイラルダクト及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記のような従来技術における問題点を考慮してなされたものであり、スパイラルダクトの外観に変化が生じて見栄えが悪くなることを防止するとともに、内側ハゼ部と外側ハゼ部との結合を確実に行うことができるスパイラルダクト及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、螺旋状に巻いた帯状板の重なり部をハゼ嵌合したスパイラルダクトにおいて、ハゼ嵌合部の内側ハゼ部に、外側ハゼ部方向に向かって、円錐状又は角錐状の突起を形成し、該突起を外側ハゼ部に食い込ませることにより、内側ハゼ部と外側ハゼ部との結合を強化させたスパイラルダクトである。
また、本発明は、螺旋状に巻いた帯状板の重なり部をハゼ嵌合したスパイラルダクトの製造方法であって、ハゼ嵌合部をその外周側に配置されたクリンチングロールと内周側に配置された押えロールによってかしめ加工する際に、内側ハゼ部に前記押えロールの外周に形成された円錐突起又は角錐突起を押し込むことによって、内側ハゼ部に外側ハゼ部方向に向かって円錐状又は角錐状の突起を形成し、該突起を外側ハゼ部に食い込ませることを特徴とするスパイラルダクトの製造方法である。
本発明において、前記突起は、スパイラルダクトの周方向に20mm〜160mmのピッチで形成されるのが好ましい。
また、本発明は、螺旋状に巻いた帯状板の重なり部をハゼ嵌合したスパイラルダクトの製造方法であって、ハゼ嵌合部をその外周側に配置されたクリンチングロールと内周側に配置された押えロールによってかしめ加工する際に、内側ハゼ部に前記押えロールの外周に形成された円錐突起又は角錐突起を押し込むことによって、内側ハゼ部に外側ハゼ部方向に向かって円錐状又は角錐状の突起を形成し、該突起を外側ハゼ部に食い込ませることを特徴とするスパイラルダクトの製造方法である。
本発明において、前記突起は、スパイラルダクトの周方向に20mm〜160mmのピッチで形成されるのが好ましい。
本発明に係るスパイラルダクト及びその製造方法によれば、ハゼ嵌合部の内側ハゼ部に、外側ハゼ部方向に向かって、円錐状又は角錐状の突起を形成するため、スパイラルダクトの外観に変化が生じて見栄えが悪くなることが防止されるとともに、内側ハゼ部と外側ハゼ部との結合を確実に行うことができる。また、円錐状又は角錐状の突起は、外側ハゼ部に食い込ませやすいので、比較的小さいプレス圧で簡単に形成することができ、内側ハゼ部と外側ハゼ部との結合を確実に行うことができる。
また、前記突起は、スパイラルダクトの周方向に20mm〜160mmのピッチで形成されている構成により、内側ハゼ部と外側ハゼ部との結合を適正に行うことができる。
また、前記突起は、スパイラルダクトの周方向に20mm〜160mmのピッチで形成されている構成により、内側ハゼ部と外側ハゼ部との結合を適正に行うことができる。
本発明の実施例を挙げ、図面を参照して説明するが、本発明は以下の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲で種々の変形、付加等が可能である。
図1は実施例のスパイラルダクト1の正面図、図2は図1のA部の拡大断面図(ハゼ嵌合部10の断面端面図)、図3は実施例のスパイラルダクト1の斜視図である。
スパイラルダクト1は、帯状板3を螺旋状に巻いてその重なり部をハゼ嵌合することにより形成されている。帯状板3は、亜鉛メッキ鋼板、ステンレス鋼板、塩化ビニル樹脂被覆鋼板その他の金属板により構成され、その板厚は、通常、0.3〜2.0mm程度である。
ハゼ嵌合部10は、内側ハゼ部5と外側ハゼ部7とがハゼ嵌合されることによって形成されている。
内側ハゼ部5は、帯状板3の一方の側縁に位置してダクトの内面の一部を形成する内方側縁部5aと、この内方側縁部5aに連なって断面U字形となるように外側にハゼ状に折り返された折り返し部5bとからなる。
外側ハゼ部7は、帯状板3の他方の側縁に位置してダクトの外面の一部を形成する外方側縁部7a(前記折り返し部5bの外側に巻きつく)と、この外方側縁部7aに連なって断面U字形となるように内側にハゼ状に折り返された折り返し部7bとからなる。
内側ハゼ部5の折り返し部5bと外側ハゼ部7の折り返し部7bが、互いに相手側のハゼ部の断面U字形の隙間内に嵌合することにより、内側ハゼ部5と外側ハゼ部7とがハゼ嵌合して接合されている。
ハゼ嵌合部10は、内側ハゼ部5と外側ハゼ部7とがハゼ嵌合されることによって形成されている。
内側ハゼ部5は、帯状板3の一方の側縁に位置してダクトの内面の一部を形成する内方側縁部5aと、この内方側縁部5aに連なって断面U字形となるように外側にハゼ状に折り返された折り返し部5bとからなる。
外側ハゼ部7は、帯状板3の他方の側縁に位置してダクトの外面の一部を形成する外方側縁部7a(前記折り返し部5bの外側に巻きつく)と、この外方側縁部7aに連なって断面U字形となるように内側にハゼ状に折り返された折り返し部7bとからなる。
内側ハゼ部5の折り返し部5bと外側ハゼ部7の折り返し部7bが、互いに相手側のハゼ部の断面U字形の隙間内に嵌合することにより、内側ハゼ部5と外側ハゼ部7とがハゼ嵌合して接合されている。
ハゼ嵌合部10の内側ハゼ部5には、外側ハゼ部7方向に向かって、円錐状又は角錐状の突起9を形成し、該突起9を外側ハゼ部7に食い込ませている。すなわち、内側ハゼ部5の内方側縁部5aに、外側に向けて円錐状又は角錐状の突起9を形成し、この突起9が外側ハゼ部7の折り返し部7bに食い込んで、内側ハゼ部5と外側ハゼ部7との結合が強化されている。
円錐状又は角錐状の突起9は、その中心の先端頂部に向けて断面積が小さくなるように隆起した形状であり、ハゼ嵌合部10の長手方向に、所定間隔(ピッチ)をおいて設けられる。このような円錐状又は角錐状の突起9を設けることにより、内側ハゼ部5と外側ハゼ部7との結合が確実に行われる。また、後述するロールを用いた製造時、従来の凹状圧刻条等に比べて小さいプレス圧で、しかも確実に突起を形成することができるという利点がある。
円錐状又は角錐状の突起9は、その中心の先端頂部に向けて断面積が小さくなるように隆起した形状であり、ハゼ嵌合部10の長手方向に、所定間隔(ピッチ)をおいて設けられる。このような円錐状又は角錐状の突起9を設けることにより、内側ハゼ部5と外側ハゼ部7との結合が確実に行われる。また、後述するロールを用いた製造時、従来の凹状圧刻条等に比べて小さいプレス圧で、しかも確実に突起を形成することができるという利点がある。
円錐状又は角錐状の突起9のピッチP(図3参照)は、好ましくはスパイラルダクトの周方向(ハゼ嵌合部10の延びる方向)に20mm〜160mm、さらに好ましくは30mm〜40mmである。ピッチが上記範囲より大きいと内側ハゼ部5と外側ハゼ部7との結合が確実に行われにくい。またピッチが上記範囲より小さいと、後述する押えロール30の円錐突起又は角錐突起31のピッチP(図5参照)も短くなるため、押えロール30が回転して円錐突起又は角錐突起31を内側ハゼ部5に押し込む際、隣り合う2つの以上の突起31が内側ハゼ部5に接触しやすいものとなり、そうすると、押えロール30の内側ハゼ部5に対する押圧力が弱まり、円錐状又は角錐状の突起9を形成しにくくなる。角錐突起の形状としては四角錘や三角錘などが代表的であるが、それ以外のものであってもよい。
円錐状又は角錐状の突起9の高さ(凹部として形成される内寸高さ)hは、帯状板3の厚さに応じて、後述する押えロール30の外周に形成された円錐突起又は角錐突起31の高さを適宜設定することにより決定され、これにより円錐状又は角錐状の突起9の外側ハゼ部7への食い込み程度を決めることができる。円錐状又は角錐状の突起9の食い込み程度が大きい場合、重ねられた外側の隣接層(外側ハゼ部7の折り返し部7b、さらには内側ハゼ部5の折り返し部5b)にも順次、円錐状又は角錐状の突起が形成されることになるが、少なくともハゼ嵌合部10の最外面(外側ハゼ部7の外方側縁部7a)に円錐状又は角錐状の突起が表れないようにすることが肝要である。円錐状又は角錐状の突起9の高さ(凹部として形成される内寸高さ)hは、通常、0.2mm〜1.6mm程度であるが、例えば、一般に広く使用される空調設備用ダクトとして構成する場合、ハゼ嵌合部10の突出高さHが0.8mm〜1.2mm程度となるので、この場合、0.6mm〜0.8mmの範囲が望ましい。円錐状又は角錐状の突起9の径(凹部として形成される内径)は、通常、円錐状又は角錐状の突起9の高さの2〜3.5倍程度であるが、特に限定されない。
円錐状又は角錐状の突起9の高さ(凹部として形成される内寸高さ)hは、帯状板3の厚さに応じて、後述する押えロール30の外周に形成された円錐突起又は角錐突起31の高さを適宜設定することにより決定され、これにより円錐状又は角錐状の突起9の外側ハゼ部7への食い込み程度を決めることができる。円錐状又は角錐状の突起9の食い込み程度が大きい場合、重ねられた外側の隣接層(外側ハゼ部7の折り返し部7b、さらには内側ハゼ部5の折り返し部5b)にも順次、円錐状又は角錐状の突起が形成されることになるが、少なくともハゼ嵌合部10の最外面(外側ハゼ部7の外方側縁部7a)に円錐状又は角錐状の突起が表れないようにすることが肝要である。円錐状又は角錐状の突起9の高さ(凹部として形成される内寸高さ)hは、通常、0.2mm〜1.6mm程度であるが、例えば、一般に広く使用される空調設備用ダクトとして構成する場合、ハゼ嵌合部10の突出高さHが0.8mm〜1.2mm程度となるので、この場合、0.6mm〜0.8mmの範囲が望ましい。円錐状又は角錐状の突起9の径(凹部として形成される内径)は、通常、円錐状又は角錐状の突起9の高さの2〜3.5倍程度であるが、特に限定されない。
本発明に係るスパイラルダクトの製造方法について説明する。
図3は上記スパイラルダクト1の製造方法の説明図(断面図)である。図4は押えロール30を概略的に示す斜視図である。
帯状板3を螺旋状に巻いてその側縁を互いに重ねてハゼ折りし、ハゼ嵌合部10の外周側(ダクトの外面側)に配置されたクリンチングロール20(外周面の幅方向の中央部にはハゼ嵌合部10を所定寸法にかしめるための凹溝20aが形成されている。)と、ハゼ嵌合部10の内周側(ダクトの内面側)に配置された押えロール30によって、両ロール20,30でハゼ嵌合部10を挟持しつつ回転させてかしめ加工する際に、内側ハゼ部5に、押えロール30の外周にその周方向に所定ピッチPをおいて形成された円錐突起又は角錐突起31を押し込む。
これによって、内側ハゼ部5(5a)に外側ハゼ部7方向に向かって円錐状又は角錐状の突起9が所定ピッチPで形成され、該突起9を外側ハゼ部7(7b)に食い込ませることができる。従来使用されている押えロール30に若干の加工を施すことで、円錐突起又は角錐突起31を形成することができ、経済的であり、製造も簡単である。また、円錐状又は角錐状の突起9は隣接層に食い込ませやすいので、円錐状又は角錐状の突起9を、比較的小さいプレス圧で簡単に形成することができる。
図3は上記スパイラルダクト1の製造方法の説明図(断面図)である。図4は押えロール30を概略的に示す斜視図である。
帯状板3を螺旋状に巻いてその側縁を互いに重ねてハゼ折りし、ハゼ嵌合部10の外周側(ダクトの外面側)に配置されたクリンチングロール20(外周面の幅方向の中央部にはハゼ嵌合部10を所定寸法にかしめるための凹溝20aが形成されている。)と、ハゼ嵌合部10の内周側(ダクトの内面側)に配置された押えロール30によって、両ロール20,30でハゼ嵌合部10を挟持しつつ回転させてかしめ加工する際に、内側ハゼ部5に、押えロール30の外周にその周方向に所定ピッチPをおいて形成された円錐突起又は角錐突起31を押し込む。
これによって、内側ハゼ部5(5a)に外側ハゼ部7方向に向かって円錐状又は角錐状の突起9が所定ピッチPで形成され、該突起9を外側ハゼ部7(7b)に食い込ませることができる。従来使用されている押えロール30に若干の加工を施すことで、円錐突起又は角錐突起31を形成することができ、経済的であり、製造も簡単である。また、円錐状又は角錐状の突起9は隣接層に食い込ませやすいので、円錐状又は角錐状の突起9を、比較的小さいプレス圧で簡単に形成することができる。
1 スパイラルダクト
3 帯状板
5 内側ハゼ部
7 外側ハゼ部
9 円錐状又は角錐状の突起
10 ハゼ嵌合部
20 クリンチングロール
30 押えロール
31 円錐突起又は角錐突起
3 帯状板
5 内側ハゼ部
7 外側ハゼ部
9 円錐状又は角錐状の突起
10 ハゼ嵌合部
20 クリンチングロール
30 押えロール
31 円錐突起又は角錐突起
Claims (4)
- 螺旋状に巻いた帯状板の重なり部をハゼ嵌合したスパイラルダクトにおいて、ハゼ嵌合部の内側ハゼ部に、外側ハゼ部方向に向かって、円錐状又は角錐状の突起を形成し、該突起を外側ハゼ部に食い込ませることにより、内側ハゼ部と外側ハゼ部との結合を強化させたスパイラルダクト。
- 前記突起は、スパイラルダクトの周方向に20mm〜160mmのピッチで形成されている請求項1に記載のスパイラルダクト。
- 螺旋状に巻いた帯状板の重なり部をハゼ嵌合したスパイラルダクトの製造方法であって、ハゼ嵌合部をその外周側に配置されたクリンチングロールと内周側に配置された押えロールによってかしめ加工する際に、内側ハゼ部に前記押えロールの外周に形成された円錐突起又は角錐突起を押し込むことによって、内側ハゼ部に外側ハゼ部方向に向かって円錐状又は角錐状の突起を形成し、該突起を外側ハゼ部に食い込ませることを特徴とするスパイラルダクトの製造方法。
- 前記突起は、スパイラルダクトの周方向に20mm〜160mmのピッチで形成される請求項3に記載のスパイラルダクトの製造方法。
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JP2005210811A JP2007024455A (ja) | 2005-07-21 | 2005-07-21 | スパイラルダクト及びその製造方法 |
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- 2005-07-21 JP JP2005210811A patent/JP2007024455A/ja active Pending
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