JP2004182429A - 物品供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器及び載置部を供給するときに要する動作時間を短縮し、物品供給作業及び乗換え作業の能率アップが図れる物品供給装置を提供する。
【解決手段】容器搬送装置20の搬送コンベア21が搬送する容器B,Bを搬送方向と略直交する方向に移動して容器載置台23に一括移載する。容器Bに収容された農作物A…を、移載残り処理装置30の載置板31,31に第1乗換え装置50で一旦乗換えた後、トレイ搬送装置40を構成する搬送コンベア41が搬送するトレイC…に第2乗換え装置60で一括乗換える。農作物Aが載置されたトレイC…を搬送方向と略直交する方向に移動して搬送コンベア43に一括移載し、次工程に搬送する。全農作物A…が取り除かれた容器Bを回収コンベア24で回収工程に搬送する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えばミカンやリンゴ、トマト、柿、胡瓜、茄子、人参、芋、ネギなどの農作物(果菜物を含む)、魚介類、球技用ボール、食品、部品等の物品の所定項目を計測する装置に備えられる物品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述例の農作物を乗換える装置としては、例えば上流側コンベア装置及び下流側コンベア装置の間に配設した移載装置の各吸着子を水平方向に回転移動させながら、上流側コンベア装置が搬送するトレイ上の農作物を吸着子で1個ずつ吸着保持し、その吸着保持した農作物を、下流側コンベア装置が搬送するトレイに対して1個ずつ移載する特許文献1の農産物の選別装置がある。
【0003】
【特許文献1】
特開平2000−140770号公報。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の選別装置は、農作物を、上流側コンベア装置が搬送するトレイから下流側コンベア装置が搬送するトレイに対して1個ずつ移載するので、多数の農作物を移載するのに時間及び手間が掛かるだけでなく、農作物及び吸着子の吸着タイミングと、農作物及びトレイの移載タイミングとを一致させることが難しく、移載作業が高速で行えない。且つ、複数の農作物を、下流側コンベア装置が搬送する複数のトレイに一括して移載する場合、複数のトレイを搬送方向に配列した長さと略同等の移動距離及びその移動距離に対応した搬送時間が必要となるので、農作物が載置された全トレイを移載装置の移載区間外に搬出したり、農作物が載置される複数のトレイを移載装置の移載区間内に搬入するときに生じる時間的ロスが大きく、作業能率が悪いという問題点を有している。
【0005】
この発明は上記問題に鑑み、複数の物品が収容された容器及び物品が載置された複数の載置部を搬送方向と略直交する方向に移動して供給することにより、容器及び載置部を供給するときに要する動作時間を短縮して、物品供給作業及び乗換え作業の能率アップを図ることができる物品供給装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、複数の物品が収容された容器を搬送する容器搬送手段と、上記物品が収容された容器を載置する容器載置手段と、上記物品が載置される載置部を搬送する載置部搬送手段と、上記容器を、上記容器搬送手段から容器載置手段に対して搬送方向と略直交する方向に移動させて供給する容器供給手段と、上記容器に収容された複数の物品を、上記容器載置手段に載置された容器から載置部搬送手段が搬送する複数の載置部に一括して乗換える物品乗換え手段と、上記物品が取り除かれた容器を、該容器が回収される回収工程に搬送する容器回収手段とを備えた物品供給装置であることを特徴とする。
【0007】
上述の物品は、例えばミカンやリンゴ、トマト、柿、梨、桃、胡瓜、茄子、人参、芋、ネギなどの農作物(果菜物を含む)、魚介類、球技用ボール、食品、部品等で構成される。また、容器は、例えば複数の農作物を運搬及び搬送するのに必要な強度を有するコンテナや段ボール箱等で構成される。また、容器搬送手段は、例えば複数の農作物が収容された容器を搬送する容器搬送装置、農作物を直接搬送するコンベア等で構成される。また、容器載置手段は、例えば容器が載置される容器載置台及び一対の支持板、コンベア等で構成される。
【0008】
また、載置部は、例えば農作物が個々に載置されるフリーのトレイや受け皿、パン等で構成される。また、載置部搬送手段は、例えばトレイを搬送するトレイ搬送装置、受け皿やパン等を搬送するコンベア、農作物を直接搬送するコンベア等で構成される。且つ、容器搬送手段及び載置部搬送手段は、例えばローラコンベアやベルトコンベア、チェーンコンベア等で構成できる。また、物品乗換え手段は、例えば容器に収容された農作物を、移載残り処理装置の載置板に移載する第1乗換え装置及び載置板に載置された農作物をトレイ搬送装置が搬送するトレイに乗換える第2乗換え装置等で構成される。また、容器供給手段は、例えば農作物が収容された容器を移載する移載装置及びプッシャー、アーム、フック等で構成され、載置部供給手段は、例えば農作物が載置された複数のトレイを移載する移載装置及びプッシャー、アーム、フック等で構成できる。また、物品供給装置は、例えば容器搬送装置及びトレイ搬送装置、移載残り処理装置、第1乗換え装置、第2乗換え装置等で構成される。
【0009】
つまり、容器搬送手段が搬送する単数又は複数の容器を、容器供給手段により搬送方向と略直交する方向に移動させて容器搬送手段から容器載置手段に供給及び移載する。容器に収容された物品を、容器載置手段に載置された容器から載置部搬送手段が搬送する載置部に対して物品乗換え手段で乗換えた後、物品が載置された載置部を載置部搬送手段により次工程(例えば項目計測工程や仕分け工程等)に搬送及び供給する。全物品が取り除かれた容器を、容器回収手段により容器載置手段から取り除いて回収工程に供給する。
【0010】
実施の形態として、上記容器供給手段を、上記容器搬送手段が搬送する複数の容器を搬送方向に整列したまま上記容器載置手段に対して一括移載する容器移載手段(例えば移載装置等)で構成することができる。また、上記載置部搬送手段を、上記物品が載置される載置部を搬送する第1載置部搬送手段及び該物品が載置された載置部を搬送する第2載置部搬送手段で構成し、上記物品が載置された載置部を搬送方向と略直交する方向に移動して上記第1載置部搬送手段から第2載置部搬送手段に供給する載置部供給手段を備えて構成することができる。また、上記載置部供給手段を、上記物品が載置された複数の載置部を搬送方向に整列したまま上記第1載置部搬送手段から第2載置部搬送手段に対して一括移載する載置部移載手段(例えば移載装置等)で構成することができる。
【0011】
【作用及び効果】
この発明によれば、物品が収容された容器及び物品が載置された載置部を搬送方向と略直交する方向に移動して供給するので、容器及び載置部を搬送方向に移動するよりも移動距離が短くて済み、容器及び載置部を供給するときに要する動作時間を短縮することができる。且つ、複数の容器及び載置部を搬送方向に整列したまま一括して移動及び供給するので、複数の物品を乗換える作業及び供給する作業が能率よく行え、物品供給作業及び乗換え作業の能率アップを図ることができる。
【0012】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は、物品の一例である農作物全体の所定項目を計測する被測定物計測装置を示し、図1及び図2に於いて、この被測定物計測装置10は、所定数(例えば24個)の農作物A…が収容された容器Bを、搬送路上に設定した供給区間aに搬送する容器搬送装置20と、容器Bから取り出された農作物A…を一旦載置する移載残り処理装置30と、その農作物A…と略対応する個数のトレイC…を、搬送路上に設定した移載区間bに搬送するトレイ搬送装置40と、容器Bに収容された所定数(例えば1列分=6個)の農作物A…を移載残り処理装置30に乗換える第1乗換え装置50と、移載残り処理装置30に載置された農作物A…を、移載区間bに搬送されたトレイC…に乗換える第2乗換え装置60と、農作物A全体の所定項目を計測及び判定する項目計測装置70とを備えている。
【0013】
上述の容器Bは、図13にも示すように、柔軟性を有する緩衝部材Baを容器B内部に敷設し、様々なサイズの農作物Aが個々に収容及び保持される凹部Bbを、緩衝部材Ba上面に対して所定間隔に隔てて形成(例えば24個)すると共に、図14の(イ)に示す升目状に配列している。また、凹部Bbを、(ロ)に示す千鳥状に配列してもよい。
【0014】
前述の容器搬送装置20は、図3乃至図5にも示すように、農作物A…が収容された容器Bを、搬送路上に設定した供給区間aに搬送する搬送コンベア21と、農作物A…が収容された容器Bを個々に載置する容器載置台23,23とを併設し、供給区間aに搬送された容器B,Bを、搬送コンベア21から容器載置台23,23に移載する移載装置22と、農作物A…が取り除かれた容器Bを回収工程に搬送し且つ農作物Aが取り残された容器Bを、後述する搬送コンベア43により搬送される未載置のトレイCに移載する補充工程に搬送する回収コンベア24とを、搬送路下部に配設し、後述する第1乗換え装置50により乗換えられる1列分(例えば12個)の農作物A…が一旦載置される移載残り処理装置30を容器載置台23側部に配設している。
【0015】
且つ、移載装置22は、搬送コンベア21上に突出したプッシャー22aを、供給区間aに搬送された容器B側面に対して当接回避される待機位置と、その容器Bが容器載置台23に対して移載される移載位置とに、例えばエアーシリンダやソレノイド等の回動装置22bで回動させ、容器Bを、搬送コンベア21の搬送方向と略直交する方向(幅方向)に水平移動して容器載置台23に移載する。
【0016】
且つ、容器載置台23は、上段側の搬送コンベア21の搬送面と略水平となる上昇位置と、下段側の回収コンベア24の搬送面よりも下方に降下した降下位置とに、例えばエアーシリンダやチェーン機構等の昇降装置23aで上下動する。
且つ、容器載置台23に載置される容器Bの前後端部と対向して配設した一対の支持板23bは、容器Bの前後端部が略水平に支持される閉位置と、その支持が解除される開位置とに、例えばエアーシリンダやソレノイド等の進退装置23cで前後移動する。
【0017】
前述の移載残り処理装置30は、後述する第1乗換え装置50により保持された1列分の農作物A…が載置される一対の載置板31を、上述の容器載置台23側部に近接して容器搬送装置20及びトレイ搬送装置40の略中間部に配設すると共に、上述の容器載置台23に載置された容器Bと略水平となる高さに架設している。且つ、載置板31,31は、農作物Aが載置される閉角度と、その農作物Aが略下方に向けて放出される開角度とに、例えばエアーシリンダやソレノイド、モータ等の開閉装置32で連動して回動する。
【0018】
且つ、吸着子62aが吸着ミスするか、吸着子62aから脱落する等して、1個又は2個の農作物Aが載置板31,31に取り残された場合、その載置板31,31から放出される農作物Aを受け止める受け板33を、載置板31,31の放出側下部に配設し、その乗換えミスの農作物Aを、後述する搬送コンベア43により搬送される未載置のトレイCに移載する補充工程に搬送する返還コンベア34を、受け板33の放出側下部に配設している。
【0019】
且つ、受け板33は、載置板31,31から放出される農作物Aを受け止める受け角度と、その農作物Aが返還コンベア34に向けて略斜め下方に放出される放出角度との間で、例えばオイルダンパーや減速機等の制動機能を備えた回動手段により農作物Aの落下速度よりも遅い速度で上下回動する。
【0020】
前述のトレイ搬送装置40は、図6、図7、図8にも示すように、後述する第2乗換え装置60により乗換えられる農作物Aを載置するフリーのトレイCを搬送路上に設定した移載区間bに搬送する搬送コンベア41と、農作物Aが載置されたトレイCを次工程(例えば仕分け工程)に搬送する搬送コンベア43とを併設し、農作物Aが載置済み及び未載置のトレイC…を、搬送コンベア41から搬送コンベア43に移載する移載装置42を搬送路側部に配設している。且つ、仕分け工程(図示省略)から回帰搬送される農作物Aが取り除かれたトレイC…は、移載装置42の移載動作及び第2乗換え装置60の乗換え動作に略対応して、搬送コンベア41上に回帰搬送される。
【0021】
且つ、搬送コンベア41上の移載区間bには、容器B及び載置板31,31に取り残された農作物Aを載置するために必要な個数のトレイC、つまり、後述する移載ユニット62の吸着子62a…が吸着保持する農作物A…の吸着数(例えば12個)よりも所定個数(例えば1個及び2個)だけ余分に供給される。
【0022】
且つ、搬送コンベア41,43の間に配設したストッパー44,45及び移載区間b前後に配設したストッパー46,47は、農作物Aが載置されたトレイC…を搬送コンベア41から搬送コンベア43に移載及び未載置のトレイCを搬送コンベア41上の移載区間bに搬送するとき、移載装置42の移載動作及び第2乗換え装置60の乗換え動作に略対応して、例えばエアーシリンダやソレノイド等の進退手段により出没動作される。
【0023】
且つ、移載装置42は、搬送コンベア41側部に配設したプッシャー42aを、移載区間bに搬送された所定数(例えば14個)のトレイC…側面に対して当接される大きさに形成すると共に、全トレイC…に対して当接が回避される待機位置と、全トレイC…が搬送コンベア43に対して一括移載される移載位置とに、例えばエアーシリンダやソレノイド等の進退装置42aで前後移動させ、全トレイC…を、搬送コンベア41,43の搬送方向と略直交する方向(幅方向)に水平移動して搬送コンベア43に一括移載する。
【0024】
前述の第1乗換え装置50は、図2、図11にも示すように、可動枠51を、容器搬送装置20の容器載置台23上方及び移載残り処理装置30の載置板31,31上方に水平移動可能に架設し、一対の移載ユニット52を、供給区間aに搬送される容器B,Bと対応して可動枠51下面に対して上下動可能に取り付けている。且つ、可動枠51に連結したループ状の無端帯53を減速機付きモータ(図示省略)で正逆回転して、移載ユニット52を、容器載置台23上方及び一対の載置板31上方に往復移動する。
【0025】
且つ、移載ユニット52は、可動枠51上部に立設した昇降シリンダ54を昇降動作及びネジ軸55を減速機付きモータ56及びギャ56a,56bで正逆回転して、後述する吸着子52aが容器B内の農作物A上面に押圧され、その吸着子52aで吸着保持した農作物Aが載置板31,31に載置される高さに垂直降下する。また、容器載置台23上方及び載置板31,31上方に移動するとき、容器B自体及び容器Bに収容された農作物Aと、載置板31,31に載置された農作物Aとに対して当接回避される高さに垂直上昇する。
【0026】
且つ、移載ユニット52の吸着子52aは、容器Bに収容された1列分の農作物Aと略対向して上下動可能に複数垂設(例えば6個)され、容器B内の農作物A上面に密着したとき、負圧発生装置が発生する負圧で農作物Aを吸着保持し、農作物Aを載置板31,31に移載したとき吸着解除される。
【0027】
且つ、吸着子52a…は、容器Bに収容された農作物Aの配列状態(例えば図14に示す升目状及び千鳥状等)に応じて拡縮され、容器Bに収容された1列分(例えば6個)の農作物A…上面に対して押し付けられる近接状態と、搬送コンベア41上の移載区間bに搬送されるトレイC…に対して農作物A…が個々に載置される離間状態とに、例えばエアーシリンダやソレノイド、ネジ軸等の拡縮装置52b及びパンタグラフ式のリンク機構52cを介して拡縮動作する。
【0028】
前述の第2乗換え装置60は、図12にも示すように、可動枠61を、移載残り処理装置30の載置板31,31上方及びトレイ搬送装置40の搬送コンベア41上方に水平移動可能に架設し、移載ユニット62を、可動枠61下面に対して上下動可能に取り付けている。且つ、可動枠61に連結したループ状の無端帯63を減速機付きモータ(図示省略)で正逆回転して、移載ユニット62を、載置板31,31上方及び搬送コンベア41上方に往復移動する。
【0029】
且つ、移載ユニット62は、可動枠61上部に立設した昇降シリンダ64を昇降動作及びネジ軸65を減速機付きモータ66及びギャ66a,66bで正逆回転して、後述する吸着子62aが載置板31,31に載置された農作物A上面に押圧され、その吸着子62aで吸着保持した農作物AがトレイCに載置される高さに垂直降下する。また、載置板31,31上方及び搬送コンベア41上方に移動するとき、後述する項目計測装置70の撮像カメラ71及び照光装置72に対して接触回避される距離を保ちながら水平及び上下に移動する。
【0030】
且つ、移載ユニット62の吸着子62a…は、載置板31,31上に載置される農作物A…と略対向及び搬送コンベア41上の移載区間bに搬送されたトレイC…に対して農作物Aが1個ずつ載置される間隔に隔てて上下動可能に複数垂設(例えば12個)され、載置板31,31に載置された農作物A上面に密着したとき、負圧発生装置が発生する負圧で農作物Aを吸着保持し、農作物AをトレイCに移載したとき吸着解除される。
【0031】
且つ、吸着子62aは、例えばモータやエアーシリンダ、ソレノイド等の回転装置62bでギャ62c,62e及びラック62dを介して水平回転(例えば略270度回転)する。また、吸着子62aの回転角度を、例えば略270度以上及び以下の角度に変更してもよい。
【0032】
なお、前述の吸着子52a,62aは、例えば吸気ブロワや真空ポンプ等の負圧発生装置(図示省略)に接続され、吸着子52a,62a外周部に取り付けた平面から見て略環状の規制枠57,67は、農作物Aが吸着保持された吸着子52a,62aを略垂直姿勢に向き規制して、横揺れを防止する。
【0033】
また、農作物Aの配列数に応じて吸着子52a,62aの垂設数や配列数を変更してもよく、例えば農作物Aを1個ずつ移載するか、複数列(例えば前後2列)の農作物A…をトレイC…に対して一括移載することもでき、5個の農作物Aを移載する場合、何れか一つの吸着子52a,62aを退避又は休止する。
【0034】
前述の項目計測装置70は、農作物A下面及び側面全周の所定項目を、移載残り処理装置30上方からトレイ搬送装置40上方に移動する途中で計測する第1計測装置70aと、農作物A上面及び内部の所定項目を搬送途中で計測する第2計測装置70bと、第1計測装置70a及び第2計測装置70bで計測した計測情報に基づいて、農作物A全体の所定項目を個々に評価及び判定する判定制御装置77とで構成される。
【0035】
上述の第1計測装置70aは、図9、図10にも示すように、上述の吸着子62a…が吸着保持した農作物A外面を撮像する撮像カメラ71を、吸着子62a…が吸着保持した農作物A…と略対向する間隔に隔てて、載置板31,31及び搬送コンベア41の略中間部に配設した可動枠73の中央部に取り付け、農作物A外面に対して所定項目を検出するのに適した光を照射する照光装置72を、撮像カメラ71の撮像範囲に移動される農作物A外面と対向して可動枠73の両端部に取り付け、可動枠73を、載置板31,31及び搬送コンベア41の略中間部下方に軸架した支軸74に取り付けている。
【0036】
且つ、支軸74を、例えばエアーシリンダ、ソレノイド、モータ等の回転装置75で上下回転(例えば略90度回転)して、撮像カメラ71を、吸着子62aが吸着保持した農作物A下面を撮像する略上向き状態の下面計測姿勢及びその農作物A側面を撮像する略横向き状態の側面計測姿勢に回動する。
【0037】
前述の第2計測装置70bは、トレイCに載置された農作物Aの重量を計測する重量計測装置(図示省略)及び農作物A上面を撮像する撮像カメラ(図示省略)と、農作物A内部を透過した透過光を撮像する撮像カメラ(図示省略)とを搬送路上下に配設している。なお、農作物Aの重量を計測及び農作物Aの上面を撮像、農作物A内部の所定項目を計測する方法は、既に公知の計測方法で構成されるので、その詳細な説明を省略する。また、撮像カメラの代わりに、例えばビデオカメラやディジタルカメラ等の光学的計測手段を用いてもよい。
【0038】
且つ、画像処理装置76は、第1計測装置70a及び第2計測装置70bから出力される計測情報を、農作物Aの所定項目を評価及び判定するのに適した情報形態に変換処理(例えば2値化処理)して、判定制御装置77に出力する。
【0039】
且つ、判定制御装置77(例えばパーソナルコンピューターやCPU、ROM、RAMを備えた装置等)は、第1計測装置70a及び第2計測装置70bから出力される計測情報と、予め記憶した基準情報とを比較及び演算して、農作物A全体の所定項目(例えば色相や損傷、成熟度、大きさ、形状、高さ、幅、体積、偏平度、腐り具合、浮き皮具合、規格外等の等階級、糖酸度)を個々に総合判定し、その判定情報を、RAMに対して計測順に記録及び随時更新する。
【0040】
且つ、例えば送気用ブロワやコンプレッサー等のエアー供給源に接続された吐出ノズル79を、撮像カメラ71のレンズ面と対向して可動枠73に取り付け、を撮像カメラ71のレンズ面に付着する異物(例えば農作物の表皮や油分、汁又は紙屑、塵埃、ゴミ等)を、吐出ノズル79から吐出される気体(例えばエアーやガス、揮発性液体等)で除去する。
【0041】
一方、図15は、被測定物計測装置10の制御回路ブロック図を示し、判定制御装置77(例えばパーソナルコンピューター)に内蔵されたCPUは、ROM(又はPROM)に格納されたプログラムに沿って、容器搬送装置20と、移載残り処理装置30と、トレイ搬送装置40と、第1乗換え装置50と、第2乗換え装置60と、項目計測装置70と、情報通信装置78の駆動及び停止を制御し、RAMには、所定の判定基準に基づいて判定された仕分け情報及び不適合情報を計測順又は番地順に記録する。
【0042】
上述のRAMには、項目計測装置70から出力される画像情報及び重量情報と、予め設定した吸着子62a…毎の識別情報及び搬送コンベア41上の移載区間bに搬送されるトレイC…毎の識別情報と対応させて記憶する。且つ、撮像カメラ71から出力される画像情報に基づいて判定した判定結果を、後述する情報通信装置78で読取ったトレイCの識別情報(又は固有情報)と対応させて記憶する。
【0043】
且つ、搬送コンベア41下部に配設した情報通信装置78は、トレイ搬送装置40が搬送するトレイCの記録媒体Caに対峙され、上述の判定制御装置77による判定結果(仕分け情報)を記録媒体Caに対して読取り可能及び書込み可能に記録する。また、上述の記録媒体Caの代わりに、例えばトレイCに付設したバーコード情報を読取るか、判定と対応する仕分け区間にトレイCが搬送されるまでのタイムラグを計時する等してもよい。
【0044】
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下、被測定物計測装置10により農作物A全体の所定項目を計測する方法を説明する。
【0045】
先ず、図1乃至図5に示すように、容器搬送装置20を駆動して、農作物A…が収容された容器B,Bを、搬送コンベア21上の供給区間aに搬送した後、移載装置22のプッシャー22aで搬送方向と略直交する方向に一括して移動させ、容器載置台23,23に移載及び一対の支持板23bで保持する。且つ、プッシャー22aを初期位置に復帰した後、次の容器B,Bを搬送コンベア21上の供給区間aに搬送する。一方、トレイ搬送装置40を駆動して、搬送コンベア41に載置された未載置のトレイC…を移載区間bに搬送する。
【0046】
次に、容器B,Bに収容された1列目の農作物A…を、図2、図11にも示すように、第1乗換え装置50を構成する移載ユニット52の吸着子52a…で吸着保持して持ち上げ、移載区間bに搬送されるトレイC…に対して個々に載置される間隔に離間しながら、容器載置台23上方から載置板31,31上方に移動して、移載残り処理装置30の載置板31,31に移載する。移載完了後、移載ユニット52を容器載置台23上方に復帰移動する。
【0047】
且つ、載置板31,31上の農作物A…を、第2乗換え装置60を構成する移載ユニット62の吸着子62a…で吸着保持して持ち上げ、搬送コンベア41上の移載区間bに搬送したトレイC…上方に移動する。上述と同様にして、移載ユニット52,62を交互に往復移動させ、容器Bに収容された2列目〜4列目の農作物A…を、移載残り処理装置30の載置板31,31に1列ずつ乗換える作業と、載置板31,31に載置される農作物A…を、移載区間bに搬送されるトレイC…に1列ずつ乗換える作業とを継続して行う。
【0048】
且つ、容器Bに収容された最終列の農作物A…を吸着子52a…で吸着保持して持ち上げたとき、支持板23b,23bによる支持を解除し、容器載置台23,23を降下して、全農作物A…が取り除かれた容器B,Bを回収コンベア24に移載して回収工程に搬送する。且つ、容器載置台23及び一対の支持板23bを初期位置に復帰した後、搬送コンベア21上の供給区間aに待機する次の容器B,Bを移載装置22で水平移動させ、容器載置台23,23に移載及び一対の支持板23bで保持する。
【0049】
一方、吸着子62a…で吸着保持した農作物A…を、載置板31,31上方から搬送コンベア41上方に移動するとき、図9にも示すように、農作物A下面を、項目計測装置70を構成する第1計測装置70aの撮像カメラ71で略下方から撮像する。且つ、農作物Aを、搬送コンベア41上の移載区間bに搬送されたトレイC上方に移動したとき、図10にも示すように、撮像カメラ71を、農作物A側面と対向する向きに回転させ、農作物Aを略270度水平回転して、農作物Aの側面全周(例えば前後及び左右の4面)を撮像する。且つ、農作物A上面及び側面全周の画像情報を、吸着子62a及びトレイCの識別情報と対応させて判定制御装置77に出力及び記憶する。
【0050】
次に、図2、図12にも示すように、吸着子62a…で吸着保持した農作物A…を、搬送コンベア41上のトレイC…に一括移載した後、図6乃至図8にも示すように、農作物Aが載置されたトレイC…及び未載置のトレイCを、移載装置44のプッシャー42aで搬送方向と略直交する方向に水平移動して搬送コンベア43に一括移載し、第2計測装置70bの計測領域内に搬送する。且つ、プッシャー42aを初期位置に復帰した後、移載区間b直前に待機する未載置のトレイC…を、搬送コンベア41上の移載区間b内に搬送して、第2乗換え装置60による乗換え作業を継続して行う。
【0051】
次に、搬送コンベア43が搬送するトレイCに載置された農作物Aの上面及び内部、重量等の所定項目を第2計測装置70bで計測し、その計測情報を、情報通信装置78で読取ったトレイCの識別情報と対応させて判定制御装置77に出力及び記憶する。
【0052】
一方、第1計測装置70a及び第2計測装置70bから出力される計測情報に基づいて、農作物A全体の所定項目を判定制御装置77で個々に総合判定し、情報通信装置78をトレイCの記録媒体Caに対峙して、判定制御装置77による判定結果(仕分け情報)を判定制御装置77及び記録媒体Caに記録する。
【0053】
且つ、搬送コンベア43が搬送する農作物Aが載置されたトレイCを、判定制御装置77及びトレイCの記録媒体Caに記録された仕分け情報に基づいて項目別に仕分け処理し、農作物Aを機械的作業及び人為的作業で箱詰め処理する。一方、仕分け工程から回帰搬送される農作物Aが取り除かれたトレイCを搬送コンベア41に供給する。以下同様にして、農作物Aを容器BからトレイCに移載する作業と、農作物A全体の所定項目を計測する作業とを継続して行う。
【0054】
以上のように、所定数の農作物Aが収容された容器B,Bと、農作物Aが載置されたトレイC…とを搬送方向と略直交する方向に移動して容器載置台23及び搬送コンベア43にそれぞれ供給するので、容器B,B及びトレイC…を搬送方向に移動及び供給するよりも移動距離が短くて済み、容器B,B及びトレイC…を供給するときに要する動作時間を短縮することができる。且つ、容器B,B及びトレイC…を搬送方向に整列したまま一括して移動及び供給するので、農作物A…を乗換える作業及び供給する作業が能率よく行え、物品供給作業及び乗換え作業の能率アップを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】被測定物計測装置の全体構成を示す平面図。
【図2】被測定物計測装置による農作物の計測方法を示す側面図。
【図3】農作物及び容器、トレイの搬送経路を示す平面図。
【図4】農作物が収容された容器の移載前の状態を示す側面図。
【図5】農作物が収容された容器の移載動作を示す平面図。
【図6】農作物が載置されたトレイの移載前の状態を示す側面図。
【図7】農作物が載置されたトレイの移載後の状態を示す側面図。
【図8】農作物が載置されたトレイの移載動作を示す平面図。
【図9】項目計測装置による農作物下面の計測動作を示す側面図。
【図10】項目計測装置による農作物側面の計測動作を示す側面図。
【図11】第1乗換え装置による農作物の拡縮動作を示す正面図。
【図12】第2乗換え装置による農作物の移載動作を示す正面図。
【図13】農作物が整列及び収容された容器を示す斜視図。
【図14】農作物をイの升目状及びロの千鳥状に収容した例を示す平面図。
【図15】被測定物計測装置の制御回路ブロック図。
【符号の説明】
A…農作物
B…容器
C…トレイ
10…被測定物計測装置
20…容器搬送装置
21…搬送コンベア
22,42…移載装置
24…回収コンベア
30…移載残り処理装置
40…トレイ搬送装置
41,43…搬送コンベア
50…第1乗換え装置
60…第2乗換え装置

Claims (4)

  1. 複数の物品が収容された容器を搬送する容器搬送手段と、
    上記物品が収容された容器を載置する容器載置手段と、
    上記物品が載置される載置部を搬送する載置部搬送手段と、
    上記容器載置手段に載置された容器から上記載置部搬送手段が搬送する複数の載置部に対して物品を乗換える物品乗換え手段と、
    上記容器を搬送方向と略直交する方向に移動して上記容器搬送手段から容器載置手段に供給する容器供給手段と、
    上記物品が取り除かれた容器を上記容器載置手段から取り除いて回収する容器回収手段とを備えた
    物品供給装置。
  2. 上記容器供給手段を、上記容器搬送手段が搬送する複数の容器を搬送方向に整列したまま上記容器載置手段に対して一括移載する容器移載手段で構成した
    請求項1記載の物品供給装置。
  3. 上記載置部搬送手段を、上記物品が載置される載置部を搬送する第1載置部搬送手段及び該物品が載置された載置部を搬送する第2載置部搬送手段で構成し、
    上記物品が載置された載置部を搬送方向と略直交する方向に移動して上記第1載置部搬送手段から第2載置部搬送手段に供給する載置部供給手段を備えた
    請求項1記載の物品供給装置。
  4. 上記載置部供給手段を、上記物品が載置された複数の載置部を搬送方向に整列したまま上記第1載置部搬送手段から第2載置部搬送手段に対して一括移載する載置部移載手段で構成した
    請求項3記載の物品供給装置。
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