JP2004179368A - 発光サイリスタおよび発光素子アレイチップ - Google Patents

発光サイリスタおよび発光素子アレイチップ Download PDF

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Abstract

【課題】発光効率の低下を低減した発光サイリスタを提供する。
【解決手段】p型基板1上に、p型半導体層24,n型半導体層23,p型半導体層22,n型半導体層21が積層され、PNPN構造を形成している。カソード層21はカソード島を構成している。このカソード層21は、活性層(22,23),アノード層24と同じメサ面で分離されており、その周辺部がエッチングされて、厚さの薄い部分130が形成されている。この部分130は、従来の構造では露出したゲート層部分を覆っている。カソード層の周辺部130は、膜厚が小さいのでシート抵抗値が大きくなる。したがって、カソード島周辺の活性層(22,23)に流れ込む電子を減らすことができる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発光サイリスタ、特に発光効率を向上させた発光サイリスタに関し、さらにはこのような発光サイリスタを用いた発光素子アレイチップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
多数個の発光素子を同一基板上に集積した発光素子アレイは、その駆動用ICと組み合わせて光プリンタヘッド等の光書込みヘッドとして利用されている。本発明者らは、発光素子アレイの構成要素としてPNPN構造を持つ3端子発光サイリスタに注目し、発光点の自己走査が実現できることを既に特許出願(特許文献1,2,3,4参照)し、光プリンタ用光源として実装上簡便となること、発光素子ピッチを細かくできること、コンパクトな自己走査型発光素子アレイを作製できること等を示した。
【0003】
さらに本発明者らは、スイッチ素子(発光サイリスタ)アレイをシフト部として、発光部である発光素子(発光サイリスタ)アレイと分離した構造の自己走査型発光素子アレイを提案している(特許文献5参照)。
【0004】
また本発明者らは、3端子発光サイリスタを用いた、自己走査型ではない発光素子アレイをも提案している(特許文献6参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平1−238962号公報
【特許文献2】
特開平2−14584号公報
【特許文献3】
特開平2−92650号公報
【特許文献4】
特開平2−92651号公報
【特許文献5】
特開平2−263668号公報
【特許文献6】
特許第2807910号公報
【0006】
以上のような発光素子アレイに用いられるPNPN構造の3端子発光サイリスタには、従来、図1に示すように、メサエッチングで分離されたPNPN構造発光サイリスタを用いている。図1(A)は、基板部分を省略した略平面図、図1(B)は側面図、図1(C)は正面図である。
【0007】
p型半導体基板1上に、p型半導体層(アノード層)24,n型半導体層(ゲート層)23,p型半導体層(ゲート層)22,n型半導体層(カソード層)21が積層され、PNPN構造を形成している。図に示すように、カソード層21はカソード島を構成している。
【0008】
図中、36はカソード電極,37はゲート電極、53はアノード電極、61は絶縁膜、62はアルミ配線を示している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
図1に示した従来のメサエッチングで分離したPNPN構造発光サイリスタでは、カソード島21の周りを露出したゲート層22の表面が取り囲む形状となっている。さらに、ゲート層およびアノード層の外側を分離エッチングのメサ面108が取り囲んでいる。
【0010】
ダブルヘテロ構造を有するPNPN構造発光サイリスタのオン時のバンド状態の略図を図2(A)に示す。図2(A)において、左側の図は、PNPN構造を、右側の図はオン時のバンド状態を示す。オン状態にあるためp型半導体層22とn型半導体層23の間のpn障壁は平坦となっている。ここで、バンド図において、この半導体層22,23に対応する活性層(22,23)のバンドギャップは発光波長となるように決められる。カソード層21およびアノード層24は、活性層(22,23)よりも広いバンドギャップとなるように決められる。
【0011】
さて、カソード層21から注入された電子26は、活性層(22,23)に拡散し、活性層でアノード層24から注入された正孔28と結合し発光する。しかし、注入されたキャリアの一部は活性層(22,23)内を拡散し、露出したゲート層22の表面や分離エッチングのメサ面108に到達する。このような結晶表面には、電子/正孔を捕獲する表面準位が多数あり、捕獲された電子/正孔は非発光再結合により消滅してしまい、発光効率を落としてしまう。
【0012】
図2(B),(C)は、ゲート層表面およびメサ面に向かって、注入された電子/正孔が活性層(22,23)内を拡散していく様子を示す図である。図2(B)はバンド図を用いた模式図であり、図2(C)はPNPN構造の断面図である。
【0013】
以上のようなゲート層表面およびメサ面の表面準位に、電子/正孔が捕獲されるのを防ぐには、電流をカソード島周辺部まで拡散させないよう、カソード層のシート抵抗を高くすればよい。しかし、逆に電流が拡がらないと、カソード電極直下に流れる電流の割合が増えてしまい、やはり発光効率が低下してしまう。
【0014】
本発明の目的は、発光効率の低下を軽減した発光サイリスタを提供することにある。
【0015】
本発明の他の目的は、この発光サイリスタを用いた発光素子アレイチップを提供することにある。
【0016】
本発明のさらに他の目的は、自己走査型発光素子アレイチップを用いた光プリンタヘッドおよび光プリンタを提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明の発光サイリスタによれば、発光効率の低下を軽減するために、以下の種々の方法を採用している。
(1)ゲート層の露出した部分が、カソード島の周りを取り囲まないようにし、また、カソード層の周辺の膜厚を薄くし、分離エッチングメサ面に到達する電子を減らすようにする。
(2)カソード層を薄くし、さらにカソード層を2層以上に分け、下を高抵抗層、上を低抵抗層とし、低抵抗層を取り除くことによりカソード島周辺部のシート抵抗値を高くし、電流を閉じ込めるようにする。
(3)メサエッチングの後に、電極を形成する必要がある場合には、絶縁膜成膜時の温度の効果で下層に対しオーミック接触がとれる材料を選択する。電極材料がアロイの場合には、下層の不純物濃度は、5×1017cm 〜5×1019cm が好ましい。また、電極材料がノンアロイの場合には、下層の不純物濃度は、5×1018cm 〜5×1019cm が好ましい。
【0018】
このような構造の発光サイリスタを用いる本発明の自己走査型発光素子アレイチップは、2つのタイプがある。
【0019】
第1のタイプは、シフト部と発光部とを共用したものであり、発光動作のためのしきい電圧またはしきい電流の制御電極を有する発光素子を複数個配列し、各発光素子の前記制御電極をその近傍に位置する少なくとも1つの発光素子の制御電極に、接続用抵抗または電気的に一方向性を有する電気素子を介して接続するとともに、各発光素子に電源ラインを負荷抵抗を介して前記制御電極に接続し、かつ各発光素子にクロックラインを接続して形成した自己走査型発光素子アレイチップである。
【0020】
第2のタイプは、シフト部と発光部とを分離したものであり、スイッチング動作のためのしきい電圧またはしきい電流の制御電極を有するスイッチ素子を複数個配列し、各スイッチ素子の前記制御電極をその近傍に位置する少なくとも1つのスイッチ素子の制御電極に、接続用抵抗または電気的に一方向性を有する電気素子を介して接続するとともに、各スイッチ素子の制御電極に電源ラインを負荷抵抗を介して接続し、かつ各スイッチ素子にクロックパルスラインを接続して形成したスイッチ素子アレイと、発光動作のためのしきい電圧またはしきい電流の制御電極を有する発光素子を複数個配列した発光素子アレイとからなり、前記発光素子アレイの各制御電極を前記スイッチ素子の制御電極と電気的手段にて接続し、各発光素子に発光のための電流を供給する配線を設けた自己走査型発光素子アレイチップである。
【0021】
また、上記の構造の発光サイリスタを用いる本発明の自己走査型ではない発光素子アレイチップは、発光動作のためのしきい電圧またはしきい電流の制御電極を有する発光素子を複数個配列し、これら発光素子をN個(Nは2以上の整数)ごとのブロックに分け、各ブロックの発光素子の制御電極をN本の選択ラインに順繰りに接続し、各ブロックの発光素子の発光電流を供給する端子を1個の共通の端子に接続した発光素子アレイチップである。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下の実施例では、PNPN構造の最上層がn型の場合について説明するが、最上層がp型の場合も、本発明を適用することができる。
【0023】
【実施例1】
本実施例の発光サイリスタでは、ゲート層が露出した部分が、カソード島の周りを取り囲まないようにすると共に、カソード層の周辺の膜厚を薄くし、分離エッチングメサ面に到達する電子を減らすことができるようにした構造を採用する。図3に、この実施例を示す。図1に示した従来の構造と異なる点は、カソード層21の形状である。
【0024】
このカソード層21は、活性層(22,23),アノード層24と同じメサ面で分離されており、その周辺部がエッチングされて、厚さの薄い部分130が形成されている。この部分130は、図1の従来の構造では露出したゲート層部分を覆っている。このため、従来のように表面準位の存在する露出したゲート層表面がカソード島を取り囲むことはない。
【0025】
また、カソード層の周辺部130は、膜厚が小さいのでシート抵抗値が大きくなる。したがって、カソード島周辺の活性層(22,23)に流れ込む電子を減らすことができる。
【0026】
本実施例の発光サイリスタ構造によれば、メサ面の表面準位に電子が捕捉されるのを防ぐことができるので、発光効率の低下を抑制することが可能となる。
【0027】
このような効果を生じさせるためには、エッチングによって薄くされるカソード層の周辺部130の幅fは、活性層における電子の拡散長以上にとることが望ましい。
【0028】
また、図3では、カソード層21と活性層(22,23),アノード層24が同じメサ面で分離している場合であったが、図1のように、カソード層の縁部が半導体層22,23,24の分離エッチングメサ面よりも内側であってもよい。
【0029】
【実施例2】
実施例1の発光サイリスタでは、カソード層の周辺部をエッチングして膜厚を薄くすることで、周辺部のシート抵抗値を上げて電子の供給をコントロールした。シート抵抗値は膜厚に反比例するので、シート抵抗値を高くするには膜厚をより薄くする必要があり、エッチングのコントロールが困難である。
【0030】
そこで、本実施例では、カソード層を高濃度層と低濃度層とに分け、エッチングによって少なくとも高濃度層を取り去ることでカソード層周辺部のシート抵抗値を上げるようにした。
【0031】
図4に、この実施例を示す。図2に示した従来の発光サイリスタと異なる点は、カソード層の構造である。カソード層は、高濃度半導体層131と低濃度半導体層132とからなり、高濃度半導体層131は、その周辺部がエッチングによって除去されている。高濃度半導体層131の周辺部は完全に除去しなければならないので、エッチングの深さは、下層の低濃度半導体層132にまで入り込んでもよい。
【0032】
なお、このような構造のカソード層は、活性層(22,23),アノード層24と同じメサ面で分離されているが、カソード層の縁部がメサ面より内側にある構造であってもよい。
【0033】
本実施例の発光サイリスタ構造によれば、実施例1よりも、カソード層周辺部のシート抵抗値をさらに大きくすることができ、発光効率の低下をさらに抑制することが可能になる。
【0034】
【実施例3】
実施例1,実施例2の発光サイリスタでは、基板に導電性の半導体基板を用い、基板裏面に共通電極を設けた場合であった。
【0035】
本実施例では、実施例2において基板として半絶縁性GaAsなどの半絶縁性または絶縁性基板を用い、基板表面側に共通電極を設ける構造の場合について説明する。
【0036】
図5に、本実施例の発光サイリスタ構造を示す。図中、31は絶縁性基板、38はアノード層24上に設けられた共通電極としてのアノード電極である。その他の構造は、図5に示した構造と同じである。
【0037】
このような構造の発光サイリスタでは、絶縁性基板31上にPNPN構造を積層し、分離エッチングによりメサ面を形成した後に、カソード電極36,ゲート電極37,アノード電極38をオーミック電極として形成する。
【0038】
このようなオーミック電極の形成の際に、アニールによる合金化でのオーミック化工程を行うと、加熱によりメサエッチング面に損傷を与え、表面準位が増えてしまい、発光効率が低下する。
【0039】
そこで、本実施例では、アノード層24の不純物濃度を、5×1017/cm 〜5×1019/cm とすることで、アノード電極38として、p型層24上にAuZn/Auをリフトオフで形成し、ゲート層22の不純物濃度を、5×1017/cm 〜5×1019/cm とすることで、ゲート電極37として、p型層22上にAuZn/Auをリフトオフで形成し、およびカソード層131の不純物濃度を、5×1017/cm 〜5×1019/cm とすることで、カソード電極36として、n型層131上にAuGe/Ni/Auをリフトオフで形成したのち、プラズマCVDによる絶縁保護膜61成膜時の加熱だけでオーミックコンタクトを取ることができた。さらに、アノード層24,ゲート層22,カソード層131の不純物濃度を5×1018/cm 〜5×1019/cm とすることで、Ag,Au,Pt,Pd,W,Ti,Ni,Crのいずれの金属の単体,合金,またはこれらの組み合わせを用いても、ノンアロイでオーミックコンタクトがとれた。
【0040】
p型層およびn型層の不純物濃度の上限は、5×1019/cm であるが、これはこの値を越えると、不純物が析出し結晶欠陥が増えるので好ましくないからである。
【0041】
なお本実施例の考え方は、実施例1の発光サイリスタの基板を絶縁性基板に置き換えた場合にも、適用できることは明らかであろう。
【0042】
本実施例の構造によれば、カソード電極36の直下からずらしてアノード電極38が配置されているので、メサ面に近い側を流れる電流が増える。ここで、図1で説明した従来例では、露出したゲート層表面の表面準位によりキャリアが捕獲されていたが、本実施例では、ゲート層の周辺は薄いアノード層で覆われているので、キャリアの捕獲が低減される。さらに、メサ面に到達する電流を制限しているので、メサ面でのキャリアの捕獲も低減される。すなわち、メサ面に近い側を流れる電流による発光を増加できるので、従来例に比べて、発光効率を増加できる。
【0043】
以上、発光効率の低下の抑制を図った発光サイリスタの3つの実施例についてそれぞれ説明した。各実施例の効果を比較する。比較にあたり、図6(A)に示すように、構造の寸法を定義しておく。図中、dはカソード層周辺部エッチング深さを、fはカソード層周辺部エッチング幅を、wは発光点サイズを、それぞれ表している。
【0044】
図6(B)の表に、d=400nm,f=3μm,w=25μm×25μmの場合を、従来例と比較して示す。この表には、各半導体層の膜厚および不純物濃度と、半導体基板の不純物濃度とを示している。
【0045】
以上のような構造の発光サイリスタ(従来技術、実施例1,2,3)について、光出力(μW)を測定したところ、図6(C)に示す結果を得た。実施例1,2,3の発光サイリスタが、従来技術の発光サイリスタに比べて、光出力が増大していることを確認できた。
【0046】
【実施例4】
以上の各実施例1,2,3で説明した本発明の発光サイリスタを用いた自己走査型発光素子アレイについて説明する。
【0047】
図7に、シフト部と発光部を分離したタイプのダイオード結合自己走査型発光素子アレイチップ100の等価回路図を示す。この自己走査型発光素子アレイは、スイッチ素子T ,T ,T …、発光素子L ,L ,L …からなる。スイッチ素子および発光素子のいずれも3端子発光発光サイリスタが用いられる。シフト部の構成は、ダイオード接続を用いている。すなわち、スイッチ素子のゲート電極間は、ダイオードD(D ,D ,D …)で結合されている。VGAは電源(通常−5V)であり、共通電源ライン113から負荷抵抗Rを経て各スイッチ素子のゲート電極に接続されている。また、スイッチ素子のゲート電極は、発光素子のゲート電極にも接続される。スイッチ素子T のゲート電極は、電流制限用抵抗R を経てスタートパルス端子φ に接続されている。スイッチ素子のカソード電極は、交互に転送用クロックパルスライン111,112を経て、クロックパルス端子φ1,φ2に接続されている。抵抗R1,R2は、ライン111,112にそれぞれ挿入された電流制限用抵抗である。また、発光素子のカソード電極は、発光信号ライン110を経て、発光信号端子φ に接続されている。抵抗R は、ライン110に挿入された電流制限用抵抗である。
【0048】
スタートパルス端子φ 、クロックパルス端子φ1,φ2、発光信号端子φ は、駆動回路(図示せず)に接続される。
【0049】
動作を簡単に説明する。まず転送用クロックパルスφ2の電圧がLレベルで、スイッチ素子T がオン状態であるとする。このとき、スイッチ素子T のゲート電極の電位はVGAの−5Vからほぼ0Vにまで上昇する。この電位上昇の影響はダイオードDによってスイッチ素子T のゲート電極に伝えられ、その電位を約−1Vに(ダイオードDの順方向立上り電圧(拡散電位に等しい))に設定する。しかし、ダイオードDは逆バイアス状態であるためゲート電極G への電位の接続は行われず、ゲート電極G の電位は約−5Vのままとなる。発光サイリスタのオン電圧は、ゲート電極電圧+ゲート・カソード間のPN接合の拡散電位(約1V)で近似されるから、次の転送用クロックパルスφ2のHレベル電圧は約−2V(スイッチ素子T をオンさせるために必要な電圧)以下でありかつ約−4V(スイッチ素子T をオンさせるために必要な電圧)以上に設定しておけばスイッチ素子T のみがオンし、これ以外のスイッチ素子はオフのままにすることができる。従って2本の転送用クロックパルスでオン状態が転送されることになる。
【0050】
スタートパルスφ は、このような転送動作を開示させるためのパルスであり、スタートパルスφ をHレベル(約0V)にすると同時に転送用クロックパルスφ をLレベル(約−2〜約−4V)とし、スイッチ素子T をオンさせる。その後すぐ、スタートパルスφ はLレベルに戻される。
【0051】
いま、スイッチ素子T がオン状態にあるとすると、スイッチ素子T のゲート電極の電位は、VGAより上昇し、約0Vとなる。したがって、発光信号φ の電圧が、PN接合の拡散電位(約1V)以下であれば、発光素子L を発光状態とすることができる。
【0052】
これに対し、スイッチ素子T のゲート電極は約−5Vであり、スイッチ素子T のゲート電極は約−1Vとなる。したがって、発光素子L のオン電圧は約−6V、発光素子L のオン電圧は約−2Vとなる。これから、発光素子L をオンできる発光信号φ の電圧は、−1〜−2Vの範囲となる。発光素子L がオン、すなわち発光状態に入ると、発光強度は発光信号φ に流す電流量で決められ、任意の強度にて画像書込みが可能となる。また、発光状態を次の発光素子に転送するためには、書込み信号φ ラインの電圧を一度0Vにまでおとし、発光している発光素子をいったんオフにしておく必要がある。
【0053】
【実施例5】
自己走査型発光素子アレイの他の構造を、図8に示す。この自己走査型発光素子アレイは、シフト部と発光部を分離しないタイプのものである。構造は、図7のシフト部の構造に同じである。発光サイリスタL ,L ,L ,…の発光が転送される動作は、実施例4の動作説明から容易に理解できるであろう。
【0054】
【実施例6】
実施例4,5では、本発明の発光サイリスタを自己走査型発光素子アレイに適用した場合を説明した。本実施例では、自己走査型ではない発光素子アレイに適用する例について説明する。
【0055】
図9に発光素子アレイの等価回路図を示す。この発光素子アレイは、配列された3端子発光サイリスタL ,L ,L ,…を、N個(図では2個)ずつブロック化(B ,B ,B ,…)し、各ブロック内のカソード電極を共通のカソード端子K ,K ,K ,…に接続し、各ブロック内のゲート電極をN本のゲート選択ライン(図では、2本の選択ライン121,122を示す)に順繰りに接続している。なお、G ,G はゲート選択端子を示す。
【0056】
動作を簡単に説明する。発光サイリスタのオン電圧は、ゲート電極電圧+ゲート・カソード間のPN接合の拡散電位(約1V)で近似される。したがって、ゲート電圧が−5Vの場合、カソード電圧が約−6V以下にならないと発光サイリスタは発光しない。一方、ゲート電圧が0Vの場合、カソード電圧が約−1V以下で発光する。
【0057】
図9の発光素子アレイにおいて、ゲート選択端子G を0V、ゲート選択端子G を−5Vにする。そして、カソード端子K ,K ,K ,…に、例えば−5Vの電圧を印加すると、奇数番目のサイリスタL ,L ,L ,…が発光する。逆に、ゲート選択端子G を−5V、ゲート選択端子G を0Vにすると、偶数番目のサイリスタL ,L ,L ,…が発光する。
【0058】
このように本実施例の発光素子アレイは、奇数番目のサイリスタと偶数番目のサイリスタとを時分割で発光させることができる。
【0059】
【実施例7】
次に、以上に説明した自己走査型発光素子アレイチップを用いた光プリンタヘッド、このような光プリンタヘッドを用いた光プリンタについて説明する。
【0060】
図10は、光プリンタヘッドの主要部を示す斜視図である。光プリンタヘッドは、実装基板80上に複数個の自己走査型発光素子アレイチップ82を千鳥配置で配列して構成された自己走査型発光素子アレイ84と、複数個の正立等倍レンズ(ロッドレンズ)86を配列して構成された正立等倍レンズアレイ88とを備えている。
【0061】
発光素子アレイ84から出た光は、レンズアレイ88により集光されて、感光ドラム(図示せず)上に照射される。
【0062】
図11は、このような光プリンタヘッド140を備える光プリンタの構成を示す。円筒形の感光ドラム142の表面に、アモルファスSi等の光導電性を持つ材料(感光体)が作られている。このドラムはプリントの速度で回転している。回転しているドラムの感光体表面を、帯電器144で一様に帯電させる。そして、光プリンタヘッド140で、印字するドットイメージの光を感光体上に照射し、光の当たったところの帯電を中和する。続いて、現像器148で感光体上の帯電状態にしたがって、トナーを感光体上につける。そして、転写器150でカセット152中から送られてきた用紙154上に、トナーを転写する。用紙は、定着器146にて熱等を加えられ定着され、スタッカ158に送られる。一方、転写の終了したドラムは、消去ランプ160で帯電が全面にわたって中和され、清掃器62で残ったトナーが除去される。
【0063】
【発明の効果】
本発明によれば、発光効率の低下を軽減した発光サイリスタ、およびこのような発光サイリスタを用いた自己走査型発光素子アレイを実現できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】メサエッチングで分離されたPNPN構造発光サイリスタを示す図である。
【図2】PNPN構造発光サイリスタのオン時のバンド状態を示す図である。
【図3】発光サイリスタの実施例を示す図である。
【図4】発光サイリスタの実施例を示す図である。
【図5】発光サイリスタの実施例を示す図である。
【図6】実施例1,2,3の発光サイリスタの効果の比較を示す図である。
【図7】シフト部と発光部を分離したタイプのダイオード結合自己走査型発光素子アレイチップの等価回路図である。
【図8】シフト部と発光部を分離しないタイプの自己走査型発光素子アレイチップの等価回路図である。
【図9】自己走査型でない発光素子アレイチップの等価回路図である。
【図10】光プリンタヘッドの主要部を示す斜視図である。
【図11】光プリンタヘッドを備える光プリンタの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 p型基板
21 n型半導体層(カソード層)
22 p型半導体層(ゲート層)
23 n型半導体層(ゲート層)
24 p型半導体層(アノード層)
26 電子
28 正孔
36 カソード電極
37 ゲート電極
53 アノード電極
61 絶縁膜
62 アルミ配線
100 自己走査型発光素子アレイチップ
108 メサ面
110 発光信号ライン
111,112 転送用クロックパルスライン
113 共通電源ライン
121,122 ゲート選択ライン
140 光プリンタヘッド

Claims (14)

  1. 第1導電型の半導体基板と、前記半導体基板上に、第1導電型の第1の半導体層,前記第1導電型とは逆導電型である第2導電型の第2の半導体層,第1導電型の第3の半導体層,第2導電型の第4の半導体層が順に積層された4層の半導体層とを備えるメサ型の発光サイリスタにおいて、
    前記最上層の第4の半導体層は、島を形成し、第4の半導体層の周辺部は、エッチングにより除去されて厚さが薄くなるように形成されていることを特徴とする発光サイリスタ。
  2. 第1導電型の半導体基板と、前記半導体基板上に、第1導電型の第1の半導体層,前記第1導電型とは逆導電型である第2導電型の第2の半導体層,第1導電型の第3の半導体層,第2導電型の第4の半導体層が順に積層された4層の半導体層とを備えるメサ型の発光サイリスタにおいて、
    前記最上層の第4の半導体層は、高濃度層と低濃度層の2層構造よりなる島を形成し、第4の半導体層の周辺部は、少なくとも前記高濃度層がエッチングにより除去されて、前記周辺部の厚さが薄くなるように形成されていることを特徴とする発光サイリスタ。
  3. 絶縁性基板と、前記絶縁性基板上に、第1導電型の第1の半導体層,前記第1導電型とは逆導電型である第2導電型の第2の半導体層,第1導電型の第3の半導体層,第2導電型の第4の半導体層が順に積層された4層の半導体層と、前記第1の半導体層上にオーミック接触した共通電極とを備えるメサ型の発光サイリスタにおいて、
    前記最上層の第4の半導体層は、島を形成し、第4の半導体層の周辺部は、エッチングにより除去されて厚さが薄くなるように形成されていることを特徴とする発光サイリスタ。
  4. 絶縁性基板と、前記絶縁性基板上に、第1導電型の第1の半導体層,前記第1導電型とは逆導電型である第2導電型の第2の半導体層,第1導電型の第3の半導体層,第2導電型の第4の半導体層が順に積層された4層の半導体層と、前記第1の半導体層上にオーミック接触した共通電極とを備えるメサ型の発光サイリスタにおいて、
    前記最上層の第4の半導体層は、高濃度層と低濃度層の2層構造よりなる島を形成し、第4の半導体層の周辺部は、少なくとも前記高濃度層がエッチングにより除去されて、前記周辺部の厚さが薄くなるように形成されていることを特徴とする発光サイリスタ。
  5. 前記第1導電型はp型であり、前記第2導電型はn型である、請求項1〜4のいずれかに記載の発光サイリスタ。
  6. 前記第1導電型はn型であり、前記第2導電型はp型である、請求項1〜4のいずれかに記載の発光サイリスタ。
  7. 請求項3または4に記載の発光サイリスタを製造する際に、前記共通電極を前記第1の半導体層上にオーミック接触させる工程は、絶縁保護膜の成膜時の加熱により行うことを特徴とする発光サイリスタの製造方法。
  8. 前記共通電極がアロイの場合には、前記第1の半導体層の不純物濃度は、5×1017cm 〜5×1019cm とすることを特徴とする請求項7に記載の発光サイリスタの製造方法。
  9. 前記共通電極がノンアロイの場合には、前記第1の半導体層の不純物濃度は、5×1018cm 〜5×1019cm とすることを特徴とする請求項7に記載の発光サイリスタの製造方法。
  10. 発光動作のためのしきい電圧またはしきい電流の制御電極を有する発光素子を複数個配列し、各発光素子の前記制御電極をその近傍に位置する少なくとも1つの発光素子の制御電極に、接続用抵抗または電気的に一方向性を有する電気素子を介して接続するとともに、各発光素子に電源ラインを負荷抵抗を介して前記制御電極に接続し、かつ各発光素子にクロックラインを接続して形成した自己走査型発光素子アレイチップにおいて、
    前記発光素子は、請求項1〜6のいずれかに記載の発光サイリスタよりなることを特徴とする自己走査型発光素子アレイチップ。
  11. スイッチング動作のためのしきい電圧またはしきい電流の制御電極を有するスイッチ素子を複数個配列し、各スイッチ素子の前記制御電極をその近傍に位置する少なくとも1つのスイッチ素子の制御電極に、接続用抵抗または電気的に一方向性を有する電気素子を介して接続するとともに、各スイッチ素子の制御電極に電源ラインを負荷抵抗を介して接続し、かつ各スイッチ素子にクロックパルスラインを接続して形成したスイッチ素子アレイと、
    発光動作のためのしきい電圧またはしきい電流の制御電極を有する発光素子を複数個配列した発光素子アレイとからなり、
    前記発光素子アレイの各制御電極を前記スイッチ素子の制御電極と電気的手段にて接続し、各発光素子に発光のための電流を供給する配線を設けた自己走査型発光素子アレイチップにおいて、
    前記発光素子およびスイッチ素子は、それぞれ、請求項1〜6のいずれかに記載の発光サイリスタよりなることを特徴とする自己走査型発光素子アレイチップ。
  12. 発光動作のためのしきい電圧またはしきい電流の制御電極を有する発光素子を複数個配列し、これら発光素子をN個(Nは2以上の整数)ごとのブロックに分け、各ブロックの発光素子の制御電極をN本の選択ラインに順繰りに接続し、各ブロックの発光素子の発光電流を供給する端子を1個の共通の端子に接続した発光素子アレイチップにおいて、
    前記発光素子は、それぞれ、請求項1〜6のいずれかに記載の発光サイリスタよりなることを特徴とする発光素子アレイチップ。
  13. 請求項10,11,または12に記載の複数個の自己走査型発光素子アレイチップが配列されて形成された自己走査型発光素子アレイを備える光プリンタヘッド。
  14. 請求項13に記載の光プリンタヘッドを備える光プリンタ。
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