JP2004168020A - 情報通信体 - Google Patents

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JP2004168020A
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Kyoto Daiichi Kagaku KK
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Abstract

【課題】折り線を介して連接された複数の葉片を折り畳み、任意の対向面を、疑似接着媒体を介して加圧により剥離可能に疑似接着してなる情報通信体において、圧力により情報通信体の折り部分やその近辺で紙材の破壊や印刷インクの転移を起こすことのない情報通信体を提供する。
【解決手段】折り線3に沿って疑似接着媒体が形成されていない非接着領域7を設ける。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ダイレクトメール(DM)をはじめ葉書、往復葉書、封書等に利用可能な情報通信体に関する。詳しくは、見掛けは通常のDM、葉書、往復葉書、封書であるにもかかわらず、多層に折り畳まれたシートの葉片が剥離可能に積層されているため、多量の情報を隠蔽状態で伝達することができる情報通信体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、葉書等の郵便物に情報が記載された複数の葉片を折り畳んで一体化し、多量の情報を郵送可能にした情報通信体が利用されるようになった。
そのような情報通信体として本出願人はすでに特開平02−200498「情報積層体用素材と同素材を用いた情報積層体及びその製造方法」を提供した。しかし前記発明によると、疑似接着媒体の疑似接着に加圧と加熱の両手段を必要とし、それぞれの手段を備えた複雑な構造の大掛かりな装置が必要になる。そこで特に複雑な装置を必要とする加熱手段を省き、簡素な加圧装置のみで疑似接着することが可能な疑似接着媒体を使用した情報通信体が考えられている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
実開平4−24386号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記加圧手段で疑似接着する媒体としてOPワニス系、紫外線硬化系、溶剤蒸発乾燥系の樹脂被膜が好適に使用することができる。前記樹脂被膜は各種コーター方式等により容易に情報通信体用用紙の疑似接着予定面に形成することが可能で、樹脂被膜形成後に樹脂被膜同志が対向するよう情報通信体用用紙を折り込み、樹脂被膜同志を密着させて強圧を掛けることにより樹脂被膜同志が剥離可能に疑似接着される。
【0005】
ところで例えば折り線を介して連接された葉書大寸法の2葉片を折り畳み、疑似接着被膜同志を対向させた情報通信体を加圧すると、圧力は葉片四方の各縁辺へと伝わりそこから外へと解放される。しかし折り線により連接されている2つ折り形態の折り部分は袋閉じのため掛けられる圧力の逃げ場がなく、結局折り部分の紙材を破壊してしまうのである。この現象は2つ折り形態に限らず3つ折りやそれ以上の葉片を折り畳む場合に生じる複数の折り部分全般に発生する。
また折り部分の紙材の破壊までに至らないまでも、掛けられる圧力が折り部分に集積するためその部分に形成されている対向する疑似接着媒体同志が完全接着してしまい、剥離展開後の印刷面表面における紙材の破壊や印刷インクの転移等の問題が頻繁に発生する。
本発明はかかる問題に鑑み、加圧により本体が破壊されることのない情報通信体を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の情報通信体は、折り線を介して連接された複数の葉片を折り畳み、任意の対向面を、疑似接着媒体を介して加圧により剥離可能に疑似接着してなる情報通信体において、疑似接着された対向面の疑似接着媒体の形成部分が前記対向面を連接する折線に沿って形成されていないことを特徴としている。
【0007】
本発明が特に効果を発揮する疑似接着媒体は、情報通信体用用紙に塗布された場合に連続的で厚みのある樹脂被膜を形成する疑似接着媒体であるが、必ずしもその必要はなく非連続的な樹脂被膜でも構わない。そのような樹脂は既述の通りであるが、これら樹脂被膜の情報通信体用紙への形成時期は情報通信体用用紙に各種印刷が施される前であってもよく、また形成時期の前後に渡り印刷が施されてもよく。さらに形成後に印刷が施されていても構わない。
【0008】
折り込まれた情報通信体に掛けられる圧力は、葉片四方の各縁辺へと伝わり、そこから外へと解放される。そして折り線により袋閉じになった縁辺へ伝わる圧力は、折り線に沿って形成される疑似接着媒体が塗布されていない未接着部分で解放され緩和されるのである。
【0009】
【作用】
疑似接着媒体が形成されていない折り線に沿った部分は、折り畳み後加圧しても密着することはない。従って折り込みにより疑似接着予定面が対向密着しても、この部分は密着していないため、この部分に伝わる圧力はこの僅かな部分で解放され緩和される。
【0010】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。
図1(A)、(B)は本発明における最も基本的な2つ折り形態の葉書用紙の表面図と裏面図をそれぞれ表す。図2は2つ折り後に疑似接着した図1の葉書用紙の断面図を表す。
図1(A)において本実施例の葉書用紙Sは、第1葉片1と第2葉片2が折り線3を介して連接されている。第1葉片1表面には郵便切手欄や郵便番号枠の他に受取人の住所氏名4が記載されている。また第2葉片2表面には広告宣伝等の情報5が記載されている。図1(B)において第1葉片1と第2は片2の裏面には受取人の個人情報6が記載されており、折り線3に沿って設けられた非接着域7以外の斜線で示される部分が疑似接着媒体が形成されている部分8である。
【0011】
この葉書用紙Sは第1葉片1と第2葉片2の裏面同志が対向するように折り線3で折り畳まれ、加圧されることにより、図2の断面図に示すように疑似接着媒体同志が剥離可能に密着し葉書Xとして完成される。
この際、非接着部分7が圧力を解放し緩和するため図3に示す従来例のように折り部分で破断されることはない。
【0012】
なお本発明は上記実施例に限られることはない。
例えば2つ折り以上の3つ折り形態でも、またそれ以上であっても構わない。折り様式に関しても蛇腹折り、巻き折り、観音開き、さらにそれらの複合が考えられるが、何れの場合も折り線に沿って非接着域を設ければよい。
【0013】
【発明の効果】
本発明によれば、折り線を介して連接された複数の葉片を折り畳み、任意の対向面を、疑似接着媒体を介して加圧により剥離可能に疑似接着してなる情報通信体において、折り畳みにより生じる複数の折り部分で紙材の破壊が発生することがなくなる。また折り部分で疑似接着媒体同志が加圧により誤って完全接着することがあり得ないので、圧力が集積するその部分で発生しうる印刷面表面における紙材の破壊や印刷インクの転移等の問題が一切なくなる。
従って、素人でも簡単に大量の情報通信体を製造することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)及び(B)は本発明における最も基本的な2つ折り形態の葉書用紙の表面図と裏面図をそれぞれ表す。
【図2】2つ折り後に疑似接着した図1の葉書用紙の断面図を表す。
【符号の説明】
S 葉書用紙
X 葉書
1 第1葉片
2 第2葉片
3 折り線
4 受取人の住所氏名
5 広告宣伝等の情報
6 受取人の個人情報
7 非接着域
8 疑似接着媒体が形成されている部分

Claims (1)

  1. 折り線を介して連接された複数の葉片を折り畳み、任意の対向面を、疑似接着媒体を介して加圧により剥離可能に疑似接着してなる情報通信体において、疑似接着された対向面の疑似接着媒体の形成部分が前記対向面を連接する折線に沿って形成されていないことを特徴とした情報通信体。
JP2002375497A 2002-11-20 2002-11-20 情報通信体 Pending JP2004168020A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008176240A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Sato Corp 表裏表示rfidシートおよびその作成方法

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