JP4054851B2 - 返信葉書内蔵型葉書 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、葉書に関する。詳しくは、本発明は、見掛けは通常の葉書であるにもかかわらず、多層に折り畳まれた用紙が剥離可能な接着状態(以下疑似接着という)で積層されており、受取人が剥離展開後に返信することが可能な返信葉書が内蔵された返信葉書内蔵型葉書に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、葉書等の郵便物において、情報が表示された用紙を折り畳んで多量の情報を隠蔽しながら郵送可能にした情報通信体が利用されている。
そのような情報通信体の中でも折り線を介して横方向に連接された3葉片を断面Z字状(S字状)や渦巻き状に折り畳み、対向した葉片間を疑似接着シートを介して剥離可能に接着し一体化した葉書が多用されている。この葉書は情報が通常の葉書よりもはるかに多く伝達することが可能であると共に、郵送料金も通常の葉書と同じ料金で済むので非常に大きなメリットを含んでいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記3つ折り葉書の利用方法として、例えば、単に受取人に情報を伝達するのみならず、内部に返信葉書を内蔵させ、受取人が返信することが可能な構造の葉書が考えられる。しかし料金受取人払い等の返信葉書の場合、受取人が返信葉書を投函した後に他の葉書と同じように、郵便局で切手欄に郵便スタンプが施されて郵送されることになる。しかるに返信葉書の宛名面が疑似接着シートでラミネートされたり、コーター等の塗工により樹脂被膜が形成された状態の表面には郵便スタンプが定着せず、スタンプのインクが郵送業務中に流れたり他の郵便物を汚損してしまう危険性がある。
この発明は、前記3つ折り葉書に返信葉書を内蔵させる場合に、スタンプのインクが郵便業務中に流れたり他の郵便物を汚損してしまうことのない、3つ折り葉書における返信葉書内蔵型葉書を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の返信葉書内蔵型葉書は、第1葉片と第2葉片及び第3葉片が折り線を介して横方向に連接された葉書用紙を断面Z又はS字状に折り畳み、対向葉片間を疑似接着シートを介して剥離可能に接着し一体化した葉書において、対向葉片間に介在する疑似接着シートの巾を狭くすることにより、該疑似接着シートの貼着位置が、返信葉書となる何れかの葉片表裏面の左上部に表示された料金受取人払い及びそれに関連する表示になされる郵便スタンプの領域からはずれるようにして、該葉片に郵便スタンプ捺印のための余白を確保したことを特徴としている。
さらに上記目的を達成するために、本発明の返信葉書内蔵型葉書の別の形態は、第1葉片と第2葉片及び第3葉片が折り線を介して横方向に連接された葉書用紙を右巻き又は左巻きの渦巻き状に折り畳み、対向葉片間を疑似接着シートを介して剥離可能に接着し一体化した葉書において、対向葉片間に介在する疑似接着シートの巾を狭くすることにより、該疑似接着シートの貼着位置が、返信葉書となる何れかの葉片表裏面の左上部に表示された料金受取人払い及びそれに関連する表示になされる郵便スタンプの領域からはずれるようにして、該葉片に郵便スタンプ捺印のための余白を確保したことを特徴としている。
【0005】
本発明に使用される用紙としては、紙、合成紙、樹脂或いは布等通常情報を記載するのに使用されている材質を適用することができる。葉書用紙の形態としては、ビジネスフォーム印刷で行う場合は葉書用紙が連続印刷され両端に移送孔を設けた長尺シートを使用し、オフセット印刷等の場合は、例えば菊半裁サイズに複数丁の葉書用紙を印刷したカット紙を使用することができる。
また本発明に使用する疑似接着シートは、予め疑似接着されている2層のフィルムの両外側に感熱接着剤等の接着剤層を設けたものを対向面間に挟み込み加熱・加圧により接着一体化したものでもよく、或いは疑似接着性の樹脂シートを疑似接着予定面にラミネートした後に葉書用紙を折り畳み、対向する樹脂シート同士を加熱及び/又は加圧により疑似接着することができる疑似接着シートを用いて一体化する構成でもよい。
前者の場合、例えば、支持体としてポリエチレンテレフタレートを用い、その一方の面にポリエチレンを溶融押出しや塗工により形成した2層の積層シートの両外側にEVAを主体とした感熱接着剤層を形成したものを好適に使用できる。
また後者の場合、例えば、支持体としてポリプロピレンを用い、その一方の面に疑似接着性の樹脂からなる疑似接着層を溶融押出しや塗工により形成したものをドライラミネート法で接着したり、残りのもう一方の面に感熱接着剤層を予め設けたものをサーマルラミネート法で接着したりすることができる。この場合疑似接着性の樹脂シートがラミネートされた疑似接着予定面を対向させて加熱・加圧又は加圧処理を施すと、対向する疑似接着層から剥離可能に疑似接着され一体化する。
【0006】
また、疑似接着性の樹脂からなる疑似接着媒体をコーター等により用紙の疑似接着予定面に塗布して、樹脂被膜を形成することで疑似接着シートに代えることができる。その場合、オーバープリントワニスやメジウム等を応用したものが適用でき、その中でも紫外線(UV)硬化系や溶剤蒸発乾燥系の透明インクや艶だしニス等に各種添加剤を加えた樹脂被膜を使用できる。
また、NR(天然ゴム)やIR(合成天然ゴム)を主体としたものも好適に使用でき、通常ではそれほど接着性を感じさせない程度の弱接着性の接着剤や弱粘着性の粘着剤も使用できる。
疑似接着媒体は必ずしも連続的な被膜を形成する必要はなく、例えば紙繊維と混在する状態やパターン状又はランダムな状態に被膜が形成されていてもよく、従って被膜が形成されていない紙表面が部分的に存在する状態でも構わない。
さらに疑似接着媒体の塗布時期にも制限はなく、塗布が全ての印字や印刷に先立って行われていても、全ての印字や印刷の完了後に行われてもよく、また塗布の前後に渡り段階的に印字や印刷が行われても構わない。
これら疑似接着媒体が形成された疑似接着予定面を対向させて加熱・加圧又は加圧処理を施すと、対向面同士が剥離可能に疑似接着され一体化する。
なお、上記各種疑似接着媒体は、現状、ニス引き方式、後糊方式、圧着紙と称されて業界で使用されているものを包含するものである。これについては特開平8−188724号、特開2000−62356号、実開平5−76776号等の公報に開示されている。
【0007】
【作用】
疑似接着シートや疑似接着媒体は、挟み込みやラミネート法及び塗布により形成され、折り畳まれた葉書用紙の対向面間に介在することになる。しかし本発明によれば、前記疑似接着シートや疑似接着媒体の貼着位置や塗布位置が返信葉書の料金受取人払いやそれに関連する表示になされる郵便スタンプの領域からはずれているため、郵便スタンプのインクが弾かれずに充分定着する。
【0008】
【実施例】
図1(A)、(B)はZ折りの場合の葉書用紙の表面図と裏面図をそれぞれ表す。図2(A)は図1の葉書用紙を折り畳んだ状態の平面図を、(B)は(A)のI−I線における断面図をそれぞれ表す。図3は剥離展開した葉書用紙の断面図を表す。図4は切り離した返信葉書の平面図を表す。図5(A)、(B)は実施例1の変形例の断面図をそれぞれ表す。図6(A)、(B)は渦巻き折りの場合の葉書用紙の表面図と裏面図、(C)は疑似接着媒体塗布した状態の葉書用紙の断面図をそれぞれ表す。図7(A)は図6の葉書用紙を折り畳み投函可能な状態にしたものの平面図を、(B)は(A)のII−II線における断面図をそれぞれ表す。図8(A)、(B)は実施例2の変形例の断面図をそれぞれ表す。図9は実施例1で使用される予め疑似接着された疑似接着シートの断面図を表す。図10(A)(B)は折り畳んだ後に疑似接着する場合の疑似接着シートの断面図を表す。
以下図面に沿って本発明を分かりやすく説明する。
【0009】
(実施例1)
まず断面Z字状に葉書用紙を折り畳み予め疑似接着された疑似接着シートを対向葉片間に挟み込む場合について説明する。
図1(A)に示すように、本実施例で使用される葉書用紙S1は、第1葉片1と第2葉片2及び第3葉片3が折り線4、5を介して横方向に連接している。なお第1葉片1は他の葉片より巾が若干狭く設計されている。第1葉片表面には郵便切手欄や郵便番号欄の他に受取人の住所氏名6がプリンタ(図示省略)等により印字されている。第2葉片及び第3葉片表面は折り畳むと内部に隠れる葉片となるので、これらの葉片には秘密を要する個人的な隠蔽情報7が記載されている。
また図1(B)に示すように葉書用紙S1裏面は、折り畳み後表出する第3葉片裏面に宣伝、広告等の通常の情報8が記載され、返信葉書となる第2葉片2裏面には差出人の住所氏名9が印刷されている。そして折り畳み後内部に隠れる第1葉片1裏面には隠蔽情報10が記載されている。
【0010】
予め疑似接着されている疑似接着シートGは、図9に示すように、例えばポリエチレンテレフタレートからなる支持体31上にポリエチレンからなる樹脂32を溶融押出しや塗工により疑似接着部分から剥離可能に積層し、さらにその両外側にEVAを主体とした感熱接着剤層33を形成したものを好適に使用できる。
支持体31としては他にポリプロピレン、アセテート、ポリカーボネート等が使用でき、樹脂32及び感熱接着剤層33としては他にポリプロピレン系、EVA系、EEA系、EAA系、アイオノマー系、メタクリル樹脂系、ポリアミド系、アクリル系、ポリ−4−メチルペンテン−1系、ポリ塩化ビニル系、ポリ塩化ビニリデン系、熱可塑性エラストマー系の単体や混合系が適用可能であり、それぞれ公知の各種添加剤が混合されていても構わない。
【0011】
前記葉書用紙S1は図2(B)に示すように、第1葉片1と第2葉片2及び第2葉片2と第3葉片3の対向面間に疑似接着シートGが挟まれると共に断面がZ字状(逆方向からみるとS字状)になるように折り畳まれる。そしてこの状態で前記葉書用紙S1をヒートローラ(図示省略)等に通し加熱・加圧処理を施せば、図9に示す疑似接着シートGの感熱接着剤層33が溶けて各葉片が疑似接着シートGを介して一体化されるのである。
なお、加熱・加圧手段はヒートローラの他にヒータパネルと加圧ローラの組み合わせがあるが何れの方法でも構わない。
【0012】
このようにして作成された返信葉書内蔵型葉書は通常葉書として投函できる。
この葉書の受取人は、例えば表出している面の開封部分に記載されている「ココカラハガス」等の指示に従い各対向葉片を剥離すると、接着力の一番弱い疑似接着シートGの疑似接着部分から剥離が開始される。そして図3に示すように各葉片面に記載されている隠蔽情報が、疑似接着部分から分離した疑似接着シートのフィルムRにそれぞれラミネートされた状態となって、葉書が展開されるのである。
そして各種情報に目を通した後に、第4図に示すように第2葉片2を折り線4及び5から切り離し、各種情報に対する回答やその他の通信情報等を第2葉片2表面にボールペン等で記入し、単独の返信葉書として投函すればよいのである。
【0013】
この返信葉書は、図4に示すように切手欄と郵便番号欄及び差出人の住所氏名28が疑似接着シートGの疑似接着部分から分離したフィルムRにラミネートされている。しかしこの返信葉書は、葉書用紙表面が露出した余白部分Hが残されているので、ここに郵便スタンプが捺印され返送することができるのである。なお余白部分Hかさらに右寄りに広がるように疑似接着シートGの巾を狭くしても構わない。
【0014】
また、本実施例の変形例として図5(A)、(B)に示すものがある。
同図(A)に示すもの第2葉片と第3葉片間の疑似接着シートGの巾が狭く設計されており、剥離展開すると第3葉片表面が図4に示す状態になる。
同図(B)に示すもの、同図(A)の第2葉片2と第3葉片3間の疑似接着シートGを、同図(A)とは逆に左寄せにレイアウトしたもので、剥離展開すると第2葉片表面が図4に示す状態になる。
同様に第1葉片裏面を図4に示す状態としても構わない。
【0015】
(実施例2)
次に疑似接着性の樹脂からなる疑似接着媒体を塗布し樹脂被膜を形成したものについて説明する。
図6(A)は第1葉片21と第2葉片22及び第3葉片23が横方向に折り線24、25を介して連接された葉書用紙S2の表面図である。第1葉片21は他の2葉片に比べ巾が若干狭くなっており表面に郵便切手欄、郵便番号欄そして受取人の住所氏名26等が記載されている。折り畳み後に表出する第2葉片22表面には広告、宣伝等の通常情報27が記載され、第3葉片23表面には郵便切手欄、郵便番号欄そして差出人の住所氏名28等が記載されている。
そして同図(B)に示すように葉書用紙S2の各葉片裏面には秘密を要す個人的な隠蔽情報29がそれぞれ記載されている。
【0016】
同図(C)は実施例2の葉書用紙S2に疑似接着媒体Xが形成されている様子を示す断面図であるが、疑似接着媒体Xの形成時期に制限はない。例えば、疑似接着媒体Xを、全ての印字や印刷に先立ち予め形成しておいてもよく、或いは一部の印字や印刷の後に形成しその後さらに印字や印刷が施されてもよく、さらに全ての印字や印刷が完了した後に形成しても構わない。疑似接着媒体Xの形成時期に関しては様々な条件を考慮に入れ決定すればよいのである。
同図(C)においては葉書用紙S2の第3葉片23表面の右側部分と各葉片裏面全面に疑似接着媒体が形成されている。
この葉書用紙S2は第3葉片23を内にして図7(B)の断面図に示す状態に渦巻き状に折り畳まれそして同図(A)の状態で通常葉書として投函されるのである。この葉書の受取人各葉片を剥離展開すると第3葉片23表面が図4の状態になり返信葉書として使用することができる。
【0017】
図8(A)、(B)は実施例2の変形例を示すものであり同図(A)に示すものは剥離展開すると第2葉片22裏面が図4に示す状態になる。また同図(B)に示すものは剥離展開すると第3葉片23裏面が図4に示す状態になる。同様に第1葉片21裏面も図4に示す状態とすることが可能である。
【0018】
なお、本発明は前記実施例に限られるものではない。
例えば実施例1では予め疑似接着された疑似接着シートGについて記載されているが、図10(A)に示す疑似接着性の樹脂シートを予め疑似接着予定面にラミネートしておき、折り畳みの後に加熱・加圧又は加圧処理を施して疑似接着性の樹脂シート同士の疑似接着を実行し剥離可能に一体化してもよい。この疑似接着シートGは、例えば支持体34としてポリプロピレンを用い、その一方の面に疑似接着性の樹脂からなる疑似接着層35を形成したものである。この疑似接着シートGを葉書用紙の疑似接着予定面にドライラミネート法により接着剤を塗布しながらラミネートし、その後疑似接着層35が対向するように折り畳み、加熱・加圧又は加圧処理を施すと、それにより対向する疑似接着層35同士は剥離可能に疑似接着される。得られた葉書を開封しようとすると疑似接着層35から容易に剥離することができるのである。
また同図(B)に示すよう支持体34の疑似接着層35と異なる側の面に感熱接着剤層33を予め形成しておけば接着剤を塗る手間が省け、サーマルラミネート法でヒートローラによるラミネートができるので至便である。
【0019】
【発明の効果】
3つ折り葉書の作成に際して、疑似接着シートや疑似接着媒体は、挟み込みやラミネート法及び塗布により形成され、折り畳まれた葉書用紙の対向面間に介在することになる。しかし本発明によれば、疑似接着媒体の貼着位置や塗布位置が返信葉書の料金受取人払いやそれに関連する表示になされる郵便スタンプの領域からはずれているため、郵便スタンプのインクが弾かれずに充分定着するので、そのインクが郵便作業中に流れて消えたり汚れたりすることがなく、返信葉書として使用することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)はZ折りの場合の葉書用紙の表面図を、(B)は裏面図をそれぞれ表す。
【図2】 (A)は図1の葉書用紙を折り畳んだ状態の平面図を、(B)は(A)のI−I線における断面図をそれぞれ表す。
【図3】 剥離展開した葉書用紙の断面図を表す。
【図4】 切り離した返信葉書の平面図を表す。
【図5】 (A)と(B)は実施例1の変形例の断面図をそれぞれ表す。
【図6】 (A)は渦巻き折りの場合の葉書用紙の表面図を、(B)は裏面図をそれぞれ表し、(C)は疑似接着媒体を塗布した状態の葉書用紙の断面図をそれぞれ表す
【図7】 (A)は図6の葉書用紙を折り畳み投函可能な状態の平面図を、(B)は(A)のII−II線における断面図をそれぞれ表す。
【図8】 (A)と(B)は実施例2の変形例の断面図をそれぞれ表す。
【図9】 実施例1で使用される疑似接着シートの断面図を表す。
【図10】 (A)と(B)は折り畳んだ後に疑似接着する場合の疑似接着シートの断面図を表す。
【符号の説明】
S1、S2 葉書用紙
G 疑似接着シート
X 疑似接着媒体
R フィルム
H 余白部分
1、2、3、21、22、23 葉片
4、5、24、25 折り線
6、26 受取人の住所氏名
9、28 差出人の住所氏名
7、29 隠蔽情報
8、27 通常情報
31、34 支持体
32 樹脂
33 熱接着剤層
35 疑似接着層

Claims (3)

  1. 第1葉片と第2葉片及び第3葉片が折り線を介して横方向に連接された葉書用紙を断面Z又はS字状に折り畳み、対向葉片間を疑似接着シートを介して剥離可能に接着し一体化した葉書において、対向葉片間に介在する疑似接着シートの巾を狭くすることにより、該疑似接着シートの貼着位置が、返信葉書となる何れかの葉片表裏面の左上部に表示された料金受取人払い及びそれに関連する表示になされる郵便スタンプの領域からはずれるようにして、該葉片に郵便スタンプ捺印のための余白を確保したことを特徴とした返信葉書内蔵型葉書。
  2. 第1葉片と第2葉片及び第3葉片が折り線を介して横方向に連接された葉書用紙を右巻き又は左巻きの渦巻き状に折り畳み、対向葉片間を疑似接着シートを介して剥離可能に接着し一体化した葉書において、対向葉片間に介在する疑似接着シートの巾を狭くすることにより、該疑似接着シートの貼着位置が、返信葉書となる何れかの葉片表裏面の左上部に表示された料金受取人払い及びそれに関連する表示になされる郵便スタンプの領域からはずれるようにして、該葉片に郵便スタンプ捺印のための余白を確保したことを特徴とした返信葉書内蔵型葉書。
  3. 前記疑似接着シートに代えて、疑似接着媒体の塗布により形成した樹脂被膜を用いた請求項1又は2記載の返信葉書内蔵型葉書。
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